最終回。
でも実質的な最終回は前回の12話でもう決着がついていた感じで、あとは帳尻あわせ、といっちゃ悪いけど、話をうまくまとめた、っていう感じかな。
アニエス=嬉子のかつての仲間、保と巽の決着、クルージェ=さやかの級友達。そして最後にブルガ。
ブルガの後日談まで入れるとは正直ちょっと意外でした。
さやかの近くで、サポーターとして生きていくんでしょうか、ちょうどアニエスに対するヴァレンタインのように。

さっそく男の子に声をかけられて、頬を赤らめてましたけど、ツンデレ、というより、人として生きていく、その足場のような感じでしたね。
でもキスはできないから、進展はしないか、それとも案外使命なんか早々に捨てちゃって、さやかと距離とっちゃうのかな?
まぁとにかく一番最後でけっこういいシーンが用意されてた、って感じですかね。
さやかの方は、それほど予想外のこともなく、普通に終了。
でも火事の記憶を消しちゃうのはどうだったかなぁ。
あれでクラスメイトの気持ちが一つになった、って思えるので、消してしまうのは少々もったいない気がしないでもないですね。ただ、まっさらなとろこからスタートしたい、っていうさやかの意識のあらわれだったのかもしれませんが。
さやかの方のクライマックスは既に11話くらいで決着ついてるので普通だったんですけど、もう一方の主人公だったんだし、もう少し(回想でもいいから)シーンがほしかったです。
で、表の主人公、1964年生まれの17歳・・・オイオイ、さんの方ですが、こっちもまとまるべくしてまとまった感はあるんですが、婚姻までした亭主を捨てて若いツバメに走ったような側面もあるので、モラル的にどうなんかなぁ、っていうのが最後まで拭えなかったです。うーん、視聴してて、あんまりこっち側の心理に入っていけなかった、ってことなんかなぁ。
ただ、ラストの保と巽の一騎打ちは・・・なんちゅうか、かなり恥ずかしくてうつむいてしまいました。(笑)
大昔の少女マンガのクライマックスみたいで、その、なんといいますか・・・。
「がんばれー」のおねえさんが可愛いかったので、そっちを貼っておこう。(^_^;

あ、最終回なのに、ヒロイン貼ってないや。まいっか。
新世界の創造・・・「俺にさわると怒るよ」「ビビアン今ピンチ」が最後まで残ってたのは、なんか意味あるんでしょうか。
いや、なくても十分「ギャップ」としての面白さがあったからいいんですけどね。
作画がいいと、少々話に癖があってもちゃんと見れますね。
ひょっとしたら、和田さんの遺作の一つになるのかもしれませんし、その意味でもしっかりと見れてよかったです。
評議会の理屈は、うまくまとめた感じですね。
「今まで有る世界を、その価値や魅力を次の管理者に伝えたか」という問いかけは、今までのなにげなく見過ごしてきた、さやかと嬉子のすれ違いをうまくついていて、「なるほどなー」と少し感心させられました。
こういうしっかりしたオチを用意してるんでしたら、確かに今までの大人と子供の問題とか、年齢を経ても頑なに魔法少女であろうとした嬉子の、正しかった点と、誤りだった点がはっきり浮き彫りにされてて、矛盾なく収まった感じがします。評議会も、なにやら漠然と怖い印象がありましたけど、評議会自身でははっきりと断言してきたわけではなかったので、一応理屈としても、通ってると思うし。クルージェに進行を急がせたのも、既にアニエスから、そういった指導なり伝達なりが済んでいるからだ、という思い込みがあったからだ、ってとれますし。
ただ、今回のセリフではなかったのですが、回想として出てきたクルージェの「どうせ私の作る世界なんてロクなもんじゃないって思ってるんでしょ」っていうのには、ちょっとどうかなぁ、って気はしますね。だって、最初の登場時に、すごいことやってたじゃん、キミは。・・・あれ見せられたら、「ロクなもんじゃない」って思うよね。
もっとも、それからクルージェ自身の成長もあったし、周りの少年少女達との接触もあったし、伝わる要因はできてきたわけで、その意味でならわかるんだけど、それは、クルージェ側の体験であって、アニエスが見聞きしたことじゃないですからね。だから、筋の欠陥とかではなくて、クルージェの幼い思い込みの一つ、として解釈できると思います。
ここで終わってもいいくらいだったんですが、あと、クルージェ側の心の問題をもっとはっきり整理させてラスト、なのかな。告白もされちゃったしね。
「心の隙を突かれて」っていうのも、なかなか心憎い演出で、1度ならず、2度までも、ブルガのことばに動揺してしまうあたり、まだクルージェの方は決着ついてないですから。
さあ、どういう心の整理がつくのでしょうか。
評議会と、アニエスとの、見事な解決を見てると、このクルージェの側でも、なにかすばらしいオチが用意されてるような気がします。とにかく、次週、しっかりと楽しみたいと思います。
・・・しかし、これでめでたしめでたしで、嬉子よりさやかが先にキスしちゃったらどうなるんでしょ。それと、キスって言うけど、口吻同士ではなく、例えばオデコとか頬っぺとかにチュッ、てのも含まれるのかなぁ。少し気になるところ。
あと、せっかく勇気をふりしぼって「好きだ」って告白したのに、直後にああいう態度とられたら、激しく落ち込みますね。まぁ、その後、感謝の抱擁もあったので、十分フォローになってるんですが、あの直後の反応は、祐貴クンがかなり可哀想でした。下手すりゃ一生トラウマに残りかねないですし。
しかし、この祐貴クンも変わったよね。まぁ、こっちは最初から「好きな女の子にちょっかい出したい」っていうのがありありと出てたので、十分納得できるんですが、こっちの内面にももう少し入っていけたらよかったですね、祭りの夜のときみたいに。
ついに正体を明かした嬉子さん。しかし、どうも秘密漏洩に対する罰則規定とかっていうのは、ないようですね。それとも、今後何かあるのかな?
魔法世界側に圧倒的な力があって、魔法少女というのが魔女っ娘というより、そこから来た、特殊能力を有するエージェントみたいだったり、「秘密」のハードルがそんなに高くなかったりと、ますます、忘却の旋律でのモンスター側からの描写みたいですね。作ってる人達がかなり被ってるから当然かもしれないけど。
Aパートが嬉子側の話、Bパートがさやか側の話、みたいな構成でしたけど、どうも力点は依然としてさやか側にあるような描写ですね。
実際、嬉子が勇気を出して愛を語り、秘密を打ち明けても、さやかが同級生達の心にぐいぐいひきつけられていくプロセスの方が感動的です。ここいらへん、主観によるところがかなり大きいとは思うのですが、使命(仕事)と恋のはざまで揺れる人間模様よりも、人を信じなかった少女が、人の心に触れて少しずつ変わっていく、っていうことの方が、私は震えます。前者がつまらないとか、嫌いだ、とか言うのでは決してないですど。
ただ、そういう構成だったにも関わらず、クルージェ・さやかの作画はAの方が良かったんだよなぁ。

Bは流してみてる分には普通なんだけど、どうも静止画にしてしまうと、少し微妙なとこがあって・・・。
ただまぁ、表情を曇らせたり、美香のことばにハッとしたり、表情が細かく変化しているところが、心の揺れを描いてて、その意味ではいい絵だった、とは言えるかと思うんですけどね。
その表情で特に良かったと思ったのが、祐貴にススで汚れた顔を拭ってもらうところ。さやかが、祐貴のハンカチに気づいて「もういいよ」っていう仕草で払いのけようとするんだけど、祐貴の方がむしろ必死の表情で構わずさやかの顔を拭ってやろうとする。いい演出だし、いいシーンでした。さやかの心の氷が完全に溶けきった瞬間でもあったし、祐貴の方も完全に大事な仲間なんだ、っていう意識が定着した瞬間だったと思う。
その前にお祭りのときに、祐貴の側に好意があることがはっきり描写されてたし、そことも連動していたしね。
美香とのやりとりも、心に残るシーン。「どうせ全て消えちゃうんだ」と思いながらも、消火活動に参加してしまい、あまつさえ自らが火の中に飛び込んでしまう。直前に自身で魔法を封じているから、魔法は使えない。なのに飛び込んでしまった。このときさやかは、アニエスを助けてしまったときのように、はっきりとは説明ではない気持ちで動いてしまったんでしょうね。美香が「ありがとう」って言ったのは、優勝旗を持ち帰ってくれたこともあるけど、そこに飛び込んでいってくれたさやかの気持ちに対して、もあるんでしょう。皆で泣いてしまう、っていうのも、今度はちょっとシーンから距離を置いてみて、子供らしい感情のあふれを表現してて心憎いばかり。
ということで、評議会云々の件さえなければ、そしてさやかがメインならもうここで最終回にしてもいい、って思えるくらいの内容だったと思います。うん、かなりの満足度でした。
次回、指輪が映ってたから、継承のところまで行ってしまうのかな。あ、それと、保との問題も残ってますね。
魔法世界リルムと評議会の存在がだんだん重くのしかかってきますね。前作の「忘却の旋律」のモンスターとなんとなく受ける印象がかぶってきます。実体は全然違うんですけどね。
あと、フレイヤのことを同格のように呼び捨てていたとこ見ると、同年齢みたいに聞こえますね。だとすると、フレイヤの前がアニエス母、なんで、ちょっと流れがあわないような気もするんですが。アニエス母引退→キスはできないので、この時点ではまだアニエスが生まれていない→しかしフレイヤはアニエスが就任するまで担当。アニエスが何歳で就任したかちょっとわからないけど、いずれにせよ、アニエス就任時のアニエスの年齢分は上だよね。うーむ。
まぁ、もっとも、クレージュも倍以上年上のアニエスのことを呼び捨てにしてるから、あんまりそういうのも関係ないのかな。
さやかの恋物語、切ないねぇ。正直なところ、脳内ヒロインはもうすっかりさやかなんで(笑)、アニエスの世界の刷新云々での悩みより、さやかの「巽さんを消しちゃってもいいの?」って悩みの方が深刻に見えてしまいます。
それにしても巽クン、もったいない。さやかの方とくっつくべきですよ。でもそうすると物語が破綻するのか。むむむ。
つうことは、この作品の不幸の元凶は巽クンの年上趣味にあった、ということなのでしょか。それも短絡かな。
お話も、なんだけど、作画の方も可愛くエロカワイく仕上がってるので、そっちの意味でもナイスです。ぬいぐるみに「むにー」ってされちゃうとことか、

雨の中、太腿剥き出しでつまづいてしまうとことか、

妙にツボだったりするのですが。(笑)
しかし、一応変身しても貧乳、っていう設定みたいだけど、太腿はなかなか発育してておいしそうです。もっとも、臀部も含めた下半身の肉付きの良さでは、嬉子さんに一日の長があるというか、エロすぎるというか、なので、この程度では巽クンの目はくらませられないようですが。・・・贅沢なやつめ。
ゆうこちゃんの「出身は秋田」・・・中の人にあわせたのね。エッセイ集も出たことだし。田舎の娘は結婚早いからねぇ。(^_^)
展開としては、舞子さんが乗り込んでいったこととか、さやかの心の変化が「こどもっぽい破壊」からかなり離れてきていることとか、そういったあたりが突破口になるのかな、なんて思ってたら、次回予告、どうも共同戦線を張ってるような感じでしたね。心が成長したさやかに受け渡されて、っていう線で落ち着くのかな。ただ、敵対する3人の魔法少女、どうも3人そろってるとギャグに見えてしまいます。どうしたもんでしょ。(^_^;
作画崩壊。。。今まで安定してよかったのに、今回で限界ですか? ちょっとショック。まぁ、これよりひどい作画のアニメは他にもあるけど、魔法少女は安定してたからなぁ。残念。
しかし、崩壊とは言っても、アニメの定型というか、文法よりに崩れてるので、例えば由貴の顔から微妙な線がなくなって、少し可愛くなってたり、保の顔が少年っぽくなってたり、クラスメイトの男子(・・・名前忘れた)も可愛くなってたりして、それほどひどい、ってこともなかったんですが。
ただ、キャラの個性、という点では損なわれてたのは確かで、保が幼い顔になって、っていうのは、そのペルソナを考えたら、ダメでしょう、と思うわけなのです。大人側の代表なんだしね。由貴にも同じことが言えますし。
それに、肝心のさやかの顔とか、手足のバランスとかが、どうも。特に、男子に焼きとうもろこしとラムネをもらうシーン、あれはちょっとひどいなぁ。。。うーむ、やっぱり、いつもの作画の方がいいですね、あたりまえですが。
お話の方は、魔法評議会が出てきたり、巽クンが大人の汚い謀に巻き込まれたり(・・・というか、ハメられた、って感じかな)で、動いてきましたね。ストーリィは面白かった。
加えて、天野さん・・・。
復活してから、脇役に徹しておとなしめの役作りをしてきてたように思ってたんですが・・・。
やっぱしこういう役になると生き返るというか、あの独特の高貴で艶の有るヴォイスが輝きますなぁ。あの回想から変身、そして花火攻撃にいたる一連の流れ、完全に主役二人食ってますやん。いやあ、ユリコ・スター少佐時代を思い出してしまいました。それともアイドル婦警ゆりこ(メタルジャック)かな。
「結局は中途半端じゃない」っていうさやかのことばは、さやかの孤独感や、子供の残酷な自分勝手さ、みたいなものがつまってて、いい味出してると思います。

あのクラスメートの悪ガキと仲良くなっちゃうのかなぁ。
個人的には、巽クンとの禁断の愛(笑)へと進んでほしいんですが、たぶん、それはなさそうですなぁ、今の雰囲気だと。
変身さやかが、保を乗っ取る、という手もあるのか。(・・・ナイナイ)
魔法評議会との関係も興味ありますね、っていうか、リルムって、女ばっかしだと思ってたけど、そうでもなかったんですな。こっちの関係もしっかれ描いてくれそうなので、楽しみ。
・・・ただ、リルムが魔法王国っていうより、ヒバ山中の山村みたいに見えたのが、ちょっとアレでしたが。(^_^;
[保との結婚を回想する嬉子。しかし保は、キスを拒絶し、しかもその理由を言わない嬉子に「疑心暗鬼になる」という。さらに「巽とキスはしたのか?」と聞く保に「別れてほしい」という嬉子だったが保は「おまえだけが幸せになるのは許さん」と言うのだった。
さやかは大人に変身して、巽と海へデート。水着選びにドキドキワクワク。巽が気になる嬉子は、こっそり二人の監視を続けるのだが、そこでまたもや邪魔が入るのだった。]
野球中継延長で、SUNでの録画失敗(75分も延長するなんて・・・)。急遽金曜夜のキッズで補完しようとするも、他のCSと重なっててダメ。ようやく日曜日のキッズの再放映で補完。・・・終了まで延長する野球中継なんか大嫌いだー。(涙)
うるるの尻、最高。ア、イヤ、ソノ、ナンダ。。。
水着がテンコ盛りだったにもかかわらず、前回の方が色気あったなぁ。さやか、貧乳でもいいけど、布の面積、大きすぎ。
・・・寄せて上げると大きく見えるのは幻想です。
むしろ、クラスメートの黒髪ポニテが微妙に気になってしまった。
で、小学校では「年少者」っていうのね。さすがに「ロリコン犯罪が増えてるので」とは言わないか。
舞台、つうか海岸は、萩の近く、ってことだよね。だったら、ナンパに来るウザいヤンキーは、大阪や広島の方が多いと思う。湘南以南にまで移動するなら、東京モノは奄美とか沖縄まで行っちゃうと思うんだけど、どうなんでしょ。それともあれかな、地元近郊なんだけど「東京から」っていうと、カッコよく聞こえるのかしらん。
あとカット的には、またがってとぶアニエス、正面に近いカットがあって、あれがけっこう美味しそうでした。
話は・・・前回の予告で、ようやく嬉子と保の方へと話が映るのかな、と思ってたら、やっぱしメインは、さやかと巽。

うーん、これだけ話数が進んでるのに、依然としてさやか=クレージュが主人公に見えて仕方ないんですけどねぇ。
第1話で、激しく罵倒していたヴァレンタイン=谷嶋先生と、いつのまにか仲良くなってしまってるさやか。そのヴァレンタインの「キスをしたらどうなるか」ということばと、ラスト近くで良い雰囲気になりかけるさやかの拒絶、今回のクライマックスでしたね。
今まで「キスをすると魔法少女じゃなくなる」っていうのが、嬉子の側だけの制約みたいだったのが、当然のことながらさやかの側にもやってくる。いやー、いままでの3話で、出会いやらデートやらで、さやかの気持ちが高まっていく描写が丁寧に描かれていたので、この切なさは感動もんでした。
それにしても、嬉子とさやか、二人ともキスしちゃうと、どうなるんでしょ。なんかそういう方向へ行きそうなんですが。
さやかにとってかわろうか、っていうのが、今まで性悪魔法少女しか出てこなかっただけに、そっちに引き継がれる、っていうのも、ちょっと考えにくいんですけどねぇ。
でも、大人変身のさやかが、巽君と、糸を引くような濃厚キスをして、そのショックで寝込んでしまって、「恋」について改めて考え直す、みたいな展開も見てみたいんだけどなぁ。
このキスで効力を失う、っていうのが、大人と子供の分水嶺としての表現でもあると思うのですが、・・・アルコールの方がよっぽど魔法少女にふさわしくないような気がするんですが。(笑)
ビール飲んでる魔法少女(でも、一応処女)っていうのもなぁ。。。まぁ、あれはノンアルコールビールかもしれませんけど。(^_^;
一方さやかはクラスの男子から貧乳とバカにされ、悩んでしまう。大人に変身して巽の陶芸家取材に同行したさやかは、思わず「ふくよかな方がいいんですか?」と尋ねてしまう。しかし、魔法で長時間変身し続けていたさやかは、気分が悪くなり、そこで倒れてしまったのだ。]
第1話以来のキャラデ・長谷川氏の作監。
まぁ、でもいままでそんなにひどい落ちがなかったから、ことさらなにか目立って、ということもなかったかな。普通にいいデキだっと思う。Bパートで嬉子さんのカットにちょっと怪しげなのはありましたが。
9話までのストーリィ概略が公式ページで発表になってましたけど、どうやら大人のさやかは、今後も引き続き登場して、物語のキーポイントになってきそうですね。当初から、おとなとこども、みたいなテーマははっきりとあったのでそれはそれで別に不思議でもなんでもないんですが、タイトルとは裏腹に、さやかの成長物語、っていう側面も非常に重要なテーマになってきているようなので、この展開は嬉しい限りです。
「おっきくなっても胸は小さいまま」っていうさやかの悩みは、肉体的成熟っていう方向でしか今のところ目がいってない感じですが、陶芸家のことばにもあったように、今後内面の成熟、っていうことに気づいてくるのでしょう。そのときのためにも、おとなの姿のさやかは大変重要な材料となってくるようですね。

話の流れからいくと、男子の発したことばも同様に「子供だからまだ小さい」っていう意味か、とも思えたけど、同世代の少女と比べても、さやかって小さいんですね。(^_^;
いや、それはそれで、鑑賞価値はあるんですが。
紺の学校指定水着(あえてスク水とは言わない)っていいですね。
あれだけ学齢水着少女がかたまっていると、なんというか、宝の山にぶつかったというか、大鉱脈を掘り当てたというか。
同年齢の男子には、まだこの素晴らしさがわかんないんですよねー、そして卒業してから思いをはせる。。。
それと大人の姿になったさやか、も、内面に残る子供とのギャップ、もいろいろ見せてくれるのかな、って思ったけど、あの倒れたあたりの対応の落ち着きを見てると、どうも内面に子供が完全に残っている、っていう感じでもなかったですね。

連絡先を聞いて、さっそく電話しちゃうさやか。
この場面では、姿も内面も子供に戻ってて、可愛いかったですな。
最後の梅健マンボ・・・。あれ笑っていいとこなんかなぁ、ちょっと迷いましたよ。(^_^;
映画のポスターも一つ増えてたし。VIP・・・ビビアンは今ピンチ。これは普通に面白かったです。
こういう方面のシュールな、と言うか、つげ義春チックな、変てこな世界観も、もう少し見たいものですね。
次回は嬉子さんサイドの方へ物語が戻りそうですが。嬉子さんサイドに話がふれると、今度は巽クンの成長、っていうことも視野に入ってきますし。この作品のテーマは『成長』かな。
浅羽先生、優しすぎ。地方の作家と編集者、ってこういう関係になることがあるのかなぁ。島本和彦の漫画じゃないけど、作家と編集って、もっとギスギスした対決図式だと思ってた・・・。
なにかインスピレーションが閃いたときに、邪魔しに来た編集者なんて、凡人的には出入りを禁止されてしまうような気がするんですがねぇ。
今回の目玉は、変身・大人のクレージュ、かなぁ。つうか、それしかないか。嬉子さんの変身シーンもなかったし、悦痴な臀部もなかったし。(^_^;

・・・いや、こんなのとデートしちゃったら突撃してしまいそうなんですが。巽クン、満更でもなかったようなのに、それでも嬉子さんに「笑顔が元気にしてくれる」みたいなとこ言ってるとこ見ると、年上嗜好が強いのかな。
もっとも、ヲタ属性ではない、普通の20歳前後の男子なら、年上の成熟さの方に引かれる、っていうのも、不自然ではないと思いますけどね。
さやかタン、「小学校」じゃなくただの「学校」だったらそんなに困らなくてもいいのにね。巽クンだって、大学生年齢なんだから、高校生とか大学生とかで十分つりあうと思うし。
・・・あ、大学生だと、知識の内容とか、会話とかでボロがでる可能性があるか。だったら女子高生で。(このシチュもかなり萌えるし)
デートしちゃった、でときめいてるとこみると、さやか、本気なのかなぁ。本気なんだろうなぁ。

だとしたら、後でけっこう苦い展開になるかもしれないので、ちょっとハラハラ、でもドキドキ。
来週も大人さやかが拝めるみたいで、楽しみです。
でも、大人、って言っても、巽クンにつりあうような変身なんで、設定年齢20歳前の可能性だってかなり高いんですけどね。
「楽しむ気持ちを無くしちゃったら・・・そんなのもう魔法少女じゃない」・・・なんていうか、さやかのこのセリフの方が正論に聞こえてしまうんですけどね。(^_^; もちろん、嬉子の、愛する人に理解されない悩み、という主軸はあるにしても、どうも嬉子さんより、さやかの成長物語の方がメインテーマに見えてしまいます。
いろいろな挫折、子供っぽい願望、背伸びしてみたくなる中身の伴わない自分、そういったことは、嬉子の歩んできたいろいろなことの裏返し、として描写されてるんですが、それでも、魔法少女クレージュが「人間」として成長していく物語に見えて仕方ないんだけどなぁ。
ただ、神楽クンの存在があるから、やっぱり主筋は嬉子さんの方へ収束していくんだとは思いますけどね。
ただ、今回の第4話の時点では、神楽クンに対するさやかの気持ちが、少しずつひかれていってるような描写にもなってるので、そこいらへんも微妙ですかね。

もっとも、絵に関しては、完全に嬉子さんメイン、っていうのははっきりしてるんですけどね。遊園地での尻からのローアングルとか、開脚しまくりのバトルとか、上も下もこぼれそうなお肉がところせましと大暴れです。(^_^;

こういう悦痴バトルを見てると、「キスはダメでも、ナニはいーんじゃないのか? 浅羽にさせたろよ」とか思ってしまう自分がいたりもするわけなんですが。(^_^;
裸で抱擁しているシーンとかもあったので、そう考えてもおかしくはない、とは思うんですどね。それともキスっていうのは、前戯全ての総称のことで、本番にいたる全てがダメってことなんかなぁ。展開見てるとそんな気がしますが。
だとしたら、奥様なのに新品という、稀有なケース、なのかな。エロゲーにならそういう設定はいっぱいあるけど。
簡単にヒロインの愛の行方、とはならないみたいなのが面白そうです。脇筋になってしまうかもしれないけど、さやかの成長物語にも期待。
一方、出版社でバイト中の神楽クンは、かつて「鬼編」と言われた社長と、浅羽のもとへ謝罪の訪問をすることとなった。そこで神楽は、社長に「おとなの対応」を見てしまう。]
今回は、わりとまとも、というか、テーマに関わるような展開。やっぱり、先週のハイテンションが異常だったのかなぁ。のっけから、先週の奇怪な映画ポスターとかも出てきたので、ひょっとすると、と思ったんですが。
でも、OPでは、新旧魔法少女がエールだかなんだかおくって応援してるみたいな、変なカットもあるし、先週みたいな「奇妙な味」も捨てがたいとこなんで、ぜひまたやってほしいもんです。
ドラマとして、サブタイにあるとおり、オトナとコドモ、ってことですか。オトナにむかって一生懸命背伸びをしようとするコドモ(さやか)と、コドモっぽさが消せないオトナ(嬉子と神楽)、そして、それのはるか上にいる、本当のオトナ(社長と浅羽)。
・・・でも浅羽は、はたしてオトナなのかなぁ。今回の展開だとオトナみたいだけど、嬉子と別居している下りとかが、なんとなくこのテーマに関わってきそうな気がしますね。
作画については、第3話に来ても落ちませんね。これはこのままいってくれそうかな。今のところ、大いに満足です。
さやかと女子の級友たちの露出がちょっと少なかったのが不満と言えば不満ですが、まぁ、今回のテーマだと無理かもしれないので、仕方ないですが。
でも、寝床で「コドモじゃないんだから」のさやか、激しく萌え。ツンデレ幼女の新たな地平を築くのか? ・・・いや、幼女ってことはないか。少女ですね。(^_^;
一方、新登場なのか、一発キャラなのかよくわかりませんが、ブルカの方は、ちょっとルックス的に、並キャラというか、スライム的やられキャラというか、あまり印象に残らなかったですね。パラソルのデザインとかは面白かったんですが。せっかくあんな変なパラソルで戦うんだから、攻撃技とか、もっとシュールにしても良かったんじゃないかなぁ、とは思いますね。
で、一応主人公の、嬉子さん、変身シーンに男のコール声が入るのは、毎回やるんですね。なんというか、風俗コスプレみたいな、うれしはずかし感がサイコーです。まぁ、バンクなんだけど。えくすたしー、のある変身も、とっても好き。
毎回あの窮屈な衣装で「バッカじゃないの」とか「恥ずかしくないの」とか言われてモジモジする姿がおがめるんですかね? うーん、やっぱり魔法少女って恥ずかしいものだったんだ。いいねいいね。だって恥じらいがないと、乙女とはいえないですよ。
あと、ラスト前、後ろから見てわかる巨乳というのも、コドモじゃない証拠、ってことですかぁ? いや、大いにけっこうなんですが。