最終回、といっても、実質的な最終回は前回でしたので、だいたいまとめと後日談・・・て感じでしたね。
総括っぽいことも書きたいのですが、とりあえず、本編で気に入ったところから。
キャラクター的には、シグナム+アギト、それにフェイトの女っぽさがかなり良かった今回。(笑)
まず、アギト+シグナム。
ゼストを倒したシグナムに対して、ゼストが持っていた騎士の誇りを見出し、悲しみの中からも、認めざるをえない、という境地になるアギト。
「旦那を裏切るまねをしたら・・・」
「そのときは私を焼き殺せ」
うん、今回のセリフで一番好きだったところ。
最後に来て、シグナムがこんなにおいしいところもってってくれるとは、ちょっと予想外でした。
しかも其の後、残存兵力をたたくために、人手がなくなってしまった空戦魔導師の場を補うべく、アギトとユニゾンしての粉砕。
うん、この新合体技もすごく良かったです。
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感想系とか少しだけ覗いてみたんですけど、なんかこの合身技、あんまり評判良くないみたいですね、ダセーってのは、ちらちら見ましたから。
そうかなぁ、確かに以前の女騎士然とした姿ももちろん良かったんですが、よりふんわりした妖精っぽい雰囲気が加わって、シグナムの女性戦士という側面が出てて、私なんぞはうまいヴァージョンアップだ、と思ったんですがねぇ。
まぁ、人の好みは十人十色、ってことですか。(^_^;
そしてスカリエッティらを捕縛し、さらに実験体にされていた人たちを助けるべく、脱出ではなく必死で崩落を防ぎとめようとしていたフェイト、やけに色っぺー姿でした。

色っぺー、つうか、巨乳か、なんですが、第1クールの変身時、そして私服姿のときとかもやたら強調されてましたけど、このラストに来てしっかりと確認するかのように、胸乳の強調があったように思います。
第2シリーズまでもそういうキャラはいたようには思うのですが、この第3期になって、やたら巨乳キャラ多いですね。
もちろん物語描出技術上の側面、戦う女達がこんなにいるので、そのシグナルとして出している、っていう面はあるんでしようけど・・・。
いや、普通に作ってる方に巨乳好きがいっぱいいた、ってことなんかなぁ、まぁどうでもいいことかもしれませんが。
もっとも、フェイトとなのはの場合、話の展開上、母性を表現していかなくちゃいけないので、そういう面からああなったんだろう、とは思いますけどね。
乳サイズはともかく、事件が終了して、キャロが抱きついてくる直前の絵なんかも良かったですね。(^_^)

さて、事件終了で、スカリエッティ達が分散収容されてましたけど、あの絵を見る限り、クアットロは助かってたみたいです。小さくてちょっとわかりづらかったですけど。(^_^;
なのはさんのSLBを食らって助かってる、なんてちょっと想像しがたいんですが・・・。
それにスカリエッティも捕縛の身・・・これって、第4期があるとして、スカリエッティとクアットロの脱走から始まる、っていう布石なのかなぁ。(笑)
さらに気がかりなのは、従順に刑を受ける連中が分けられてるんですけど・・・、腹の中の子はいったいどうなったんでしょうか。(^_^;
ひょっとして説明があったのを見落としたかな・・・。
でも、あれだけショッキングな展開にもっていったんですから、もっとわかるようにはっきりその後を説明すべきだと思いますけどねぇ。。。
水にした、っていうのも、ちょっと後味悪いですし。
クアットロ以外、誰が誰かよくわからんかったのも、ちょっと辛かったですかね。(^_^;
機動六課のその後、については、作り手の愛情みたいなのは感じましたけど、正直なところ、第2期のエンディングの方が格段に良かったです。
あと、ハヤテさんチーム、なんですが、あれだけヴィータやシャマルが、この戦いで使命を終えるかもしれない・・・という暗示をやっていたわりに、それにはあまり言及せずにめでしためでしたのエンディング。
ハヤテさんチーム、ヴィータ、シグナム、シャマル、と好きなキャラがいっぱいなんで、その方が良かったんですけど・・・ドラマトゥルギーとしてみた場合、ちょっとどうなんかなぁ、っていう気は少ししているところです。
さて、簡単に総括。
シノプシスとしてはけっこう面白かったと思います。
ただ、前2シリーズに比べて、生煮え感がかなり残ってしまったこととか、物語る技術に稚拙さとかはやや感じてしまったところで、その辺に若干の不満はありましたかね。
特に、戦闘機人たち12人の見せ方がかなり杜撰な感じで、1クールしかなかった『コヨーテラグタイムショー』のマルチアーノ12姉妹があれだけ短い時間で描き分けてくれていたことを思うと、見せ方としてはやはり物足りなかったですね。
あの見せ方をもっとシリーズ全般にわたってしかけていれば、もう少し印象も変わったかなぁ、と思えるところでした。
個々に見れば、やはりあの第8話のインパクトは強烈でした。
今、自分の書いたものを読み返してみても、そのときは冷静に書こう、と思っていたはずなんですが、けっこう動揺して書いてますね、私も。(笑)
クアットロが消えていたら、たぶん前回の第25話「ドクターの夢が・・・」のところも、良いエピソードになっていたはずですが。(^_^;
セールス的には好調になようですから、商品としてはまあまあ成功の部類だと思いますので、作品の質を高めてほしかったところですね。
前2シリーズが名作でしただけに。
というわけで、いろいろ文句も書いてきましたが、終わりとなるとさびしいものです。
第4期の噂がもうささやかれてますけど、展開上、今回の延長に作るのは無理がありそうなので、さすがにもうないかなぁ、って気はしてるのですが、どうなんでしょ。
世代交代して、魔法少女・ベルカなヴィヴィオ、とかでもいいんですけどね。
いくつ作られていたMADの中に、
「19歳じゃ夢がない」っていうのがありましたので、やはり魔法少女のヒロインはローティーン以下であってほしいなぁ、とか煩悩も少しだけ書いておきます。(^_^)
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やはり人物枠を拡大して、しかも個々の戦闘を並列で処理してしまっているせいか、なかなか1話内で全部の展望ができなくなってますね。前回はティアナ、今回はフェイトとヴィータ、キャロ、エリオ、ルーテシア。
バトル構成の中でそれぞれ見せ場は用意されてるみたいですから、通しで見ている分にはさほど問題ないですけどね。
メンバー中、ほぼ無傷に近かったなのはさんからですが、ディエチの待ち伏せ攻撃は難なく突破。
ディエチ「こいつ、本当に人間か?」・・・おもわず 脳内で「めい★おーっ」の効果音が流れてしまったことは内緒です。(笑)
第8話のときにもうすうす感じてはいましたけど、ニコニコMADをかなり意識した発言に聞こえますなぁ。
そして到達した玉座には、ヴィヴィオと幻惑の使い手さん。
何かのプログラムが作動したような形になって、ヴィヴィオ、発現。
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なんか髪型がなのはさんと同じになってるんですが・・・これってなにかの含みなんでしょうか。
そしてお約束の巨乳化。
ほんとに巨乳が好きですなぁ、ここのスタッフは。
戦闘機人のあのコスチュームといい、設定が10年後になっている件といい、巨乳描写のため、としか思えなくなってくる潔さです。(^_^;
クアットロが邪悪モード全開だったのも、前からのひきつぎでしたけど、
「その悪魔じみた正義感」・・・ここもなんかキてるところがある良い発言でした。
この「人間か?」とか「悪魔」とか今後なにかの伏線かもしれませんけど、単体で取り出してみても、なのはの力と、クアットロの邪悪さが浮き彫りになってていた、すばらしい発言だったと思います。
すくなくとも、見ている側としては「おおー」となったところでしたし。
「やっぱりなぁ」・・・ていうのも少しありましたが。(^_^;
「さぁ、陛下、陛下のママをさらっていったこわーい悪魔が目の前にいますよ」・・・クアットロ本性全開モードみたいです。
今回、躊躇するディエチとか、ティアナを取り囲む3人の、名前覚えにくいーズとか、いろいろ個性を見せてくれてましたけど、ナンバーズとしてはクアットロの存在感、群を抜いてますなぁ。
ラストの結末、この戦闘機人たち、いったいどうなるんでしょうね。
一応常識的には、全員OSかDBかなんかを書き換えて、良い子になって仲間になる、みたいなのが予想されますが、そういうときに一番効果を発揮しそうなのが、このクアットロでしょう。
しかし、もう第4期、なんて話がチラホラ聞こえてきますけど、仮に4期になったら、すさまじい人数なんでしょうなぁ。
まぁ、今期も、アレフとかがほとんど出番なかったように、濃度の差でカバーできるとは思いますけど。
ティアナ戦が今回一番見れたところで、絶望的状況から、自身の持っている力を最大限に使い、地の利を利用し、そして破れた結界のスキといった条件を使って、形勢を挽回する姿。
まぁ、お約束っちゃあお約束なんでしょうが、こういうのが並列戦闘の醍醐味でもありますし、ここは素直に楽しめた、としておきたいところ。
スバル対ギンガ。
マッハキャリバーが暴走して形勢挽回。
ドラマとしては面白かったし、操作主の不足の事態に対するオペレーションともとれなくもなかったんですが、システムとしてどうよ、っていう気がかなり・・・。(^_^;
まぁ理系のセンスでないことは確かですかな。
ドリルとドリルが顔面のシールドを通して対峙する、っていうのは、なかなか熱いシーンですな、古典的ですけど。
キャラクター群像としては、レジアスの元に乗り込んだゼストと、そこへ向かうシグナムに通せんぼするアギトが良かったところ。
まずレジアス側。
ゼストを見てハッとするオーリス。「ゼストさん・・・?」
ゼスト殺害の事件当時ねその事件の近くにいたこと、ゼストとも知り合いであったことが一言で判明する良いシーンでした。
そして外では、シグナムとリインを行かせまいとするアギト。

ええ娘やねぇ。感動しちまっただよ。
ジンガイスキーとしては、ヴィータやリィンもいいんですが、この一連のゼストを思う行動で、アギト株、脳内急上昇です。
ドラマをつめこみすぎ、の感はかなりあるのですが、逆に詰め込むことによって、どこかで見所にはなっている、っていう効果もでてますね。
ただ、アギトの中の人、最終話収録の記事で「ゼストが死ぬ」ってネタバレしてたでしょ。
これってちょっとどうなんかなぁ、見ていてもうすうすそういう感じはわかってましたけど、それでもはっきりネタバレしてしまうのとは、ちょっと違うと思うだけに、そういうのは自粛してほしかったところです。
まぁ、このあたりですか。
ナカジマ姉妹の回想シーンは、作画がもちっとがんばってくれてたら、もっとよかったんですが。
その作監、3人のうちの一人とは言え、青嶋さんが参加してるんですよねぇ、なのにこのデキって、ちょっと納得いかないんですけど、やっぱり時間的にハードだったのかな・・・。
次回、今回省かれたフェイト関連へとフォーカスするもよう。
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おお、クアットロ、いいねえ。
なんか哲学をもった悪役って、スカリエッティ以外出てきなさそうでしたので、あの冒頭、ディエチと交わしてた一連の言動は、非常に面白くて良かったです。
ディエチの疑念・・・なんか非常に常識的で鼻についたんですけど、まぁ、こういう作品のお約束で仕方のないいところでしょう。
そんなことよりも、ナンバーズといいながらも、ディエチとクアットロの間でこうも性格が違うのは興味を引かれるところ。
元になった人格の違い、にしてしまうのは説明としては簡単なんですが、むしろ、基準となった人格形成プログラムに興味がわくところです。
仮に元になって人格があったとしても、それを動かしているのはその上に乗っかってるOSですしね。
既に人造人格っていう概念の中に、「推論型」「ファジー型」の概念を持ち込んで寸分変わらぬ人格が形勢できる、っていうのは、OVAゼオライマーあたりで示されてましたし、コンピューターが登場するはるか以前に、人格の物理的処理、あるいは形成が理論化されてましたから、その基本データを推論する、つまり「ゆらぎ」の概念が人格の差へと発展することは容易に考えつくわけで、そういった面で、ディエチとクアットロの差、っていうのは見てて面白かったところです。
加えて、それだけのマニュピレート技術があれば、スカリエッティのような世俗的欲望にふける必要もないなぁ、と思ったんですが、このミッドチルダの技術体系を、描かれた絵面のまま判断すると必ずしもそうではなさそうなので、そこらへんについての妄想も少し。
本作における魔法体系っていうのは、工学体系でも機能体系でもなく、エネルギー体系のようなところがかなりあって、消費量とかリミッターとかって考えが、たとえば『バビル2世』におけるエネルギー衝撃波の量と、かなりイメージとしてダブるわけです。
したがって、スカリエッティのこのマニュピレート技術(人格構成は彼の発案ではないでしょうから)それだけですごい技術体系なんで、別にあんな大掛かりなことをせんでも・・・と思ってしまうんですが、スバルの破損した腕の絵なんか見てますと、それを形成しうる基本工学技術はこのミッドチルダではまだ完成してない、というか想像できないんですよね。
したがって、スカリエッティの技術体系も、魔法体系の一環かなぁ、って思えてしまうわけで、まぁ、このへんを思考遊びにしてグルグルいじってると、面白かったです。
妄想としてはこのくらいにして、とにかく、今まで単なる嫌味キャラ、性格ねじれキャラくらいに見てたクアットロが、けっこう毒のあることを言ってたので、ちょっと感動してしまいました。
もっとも哲学って書きましたけど、スカリエッティのをそのまま継承してるだけ、ってのもあるでしょうけどね。
作品の方向性としては、クアットロにあんまり良い運命は待ってなさそうですけど、敗北するまでは楽しませてくれそうなので、とりあえず、クアットロがんばれ、としておきます。
あとは、なのはさんだけ無傷で、他が大苦戦、にも関わらず、ティアだけ蚊帳の外状態、ってのが、面白かったところで、気になるところをいくつかピックアップ。
フェイトがあっさり捕獲されちったのが、やや不満。
一応スカリエッティの口車で心理の虚をつかれた、ってことなんでしょうけど、それ、えらくわかりにくかったですし、第1シリーズでのフェイトの破壊力をさんざん見てきた者としては、あんなに弱かねーだろ、と思ってしまったのでございますよ。
ヴァイスとラグナは・・・これラストに生きるんですかね。
ルーテシアを見て動揺していたヴァイス君でしたてので、ラグナがルーテシアとなんらかの関係がある、とかんぐりたくもなるんですけど、どうもあのやりとりだけですと、単に撃つことにためらっていた、としか思えなくもなかったですし。
キャロとルーテシアの対決も、実質はキャロ対クアットロになってしまって、ここでもクアットロのいいキャラが出てました。
なんか悪役をスカリエッティとともに一気に担ってる感じでたまりませんわ。
こんしだれーしょんこんそーる・・・アクセントの位置がおかしかったので、一瞬何言ってるかわかりませんでしたが、Consideration Consoleでいいのかな?
シグナムも・・・リインとユニゾンして強化されてるはずなのに、あんなに弱かったかなぁ、と思ったりもしたんですが。
シグナム・・・まだリミッターかかってましたっけ?
このバトルでは、アギトの健気さが涙を誘うわけでして、クアットロとは別の意味で良いジンガイキャラやってくれてます。
ということで、ラストに来て、こんな魅力的なキャラが出てきてくれるとは思いませんでした、クアットロ。
残念なのは、ルックスがイマイチ、ってことですかね。(笑)
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東京行ったり、和歌山君が休暇とったりで、土曜日になってようやく見ました。(^_^;
しかし、和歌山と、記録保存用にファミ劇で見てるもんですから、KBSの画質の悪さには愕然としてしまいます。
・・・保存はファミ劇でしてるからいいんですが、正直かなり辛いですのお。
で、いよいよ決戦。3派に分かれての行動。
戦いの進展そのもので言うと、なのは組、フェイト組は、どっちかっていうとまだ仕掛けの段階で、本格的な交戦に入ったのは、スバル組、もっというと、ティアナだけみたいな展開でした。
いや、ヴィータにもすごい仕掛けが用意されてはいたんですが。(^_^;
そんなわけなんで、全体像なんかよりも、個々に気に入った点を拾っておきましょう。
まず、バトルの前のゆりかご情報。
ユーノ先生の調査の横で、やっと出てきたアレフ。
・・・すげー幼くなってて感動しました。(笑)
いったいどういう理屈なのかなぁ。。。
作画は今回粗かった上に不統一ではあったんですけど、たぶんそういう次元ではなく、設定から、って感じでしたので、今後のからみを期待したいところです・・・尺的に無理な気もかなりしますが。(^_^;
ゆりかごが、次元戦闘にも耐えうる能力で、攻撃態勢が整うとちょっと手がつけられないので、その前に核の部分を除去せよ、ということで、その核の部分にあたるなのはとヴィータ。
ここで、ヴィヴィオとなのはのあの接点が仕込みとして生きてくる、ってとこでしょうけど、正直ヴィヴィオからみのネタは、ストーリィ上ではあんまり期待してません。登場が遅かったので、後付の仕込みみたいな気と、あまりに常識的な構成になってるからですけどね。
むしろ、ヴィータが身命を賭して、なのはをその目的の場所に生かせた、ってことの方が少なくとも今回のネタとしては好きですな。
人間じゃないから、っていうのもありますけど、ああいう血がボタボタ、っていうシーンは、あんまりヴィータでは見たくなかったですなぁ。まぁ、ちょっと萌えたのも確かではあるんですが。
前衛の4人・・・なんですが、ルーテシアの姿を認めて突然そっちへ方向転換してしまう、キャロとエリオ。
・・・もしこれでティアが戦死したりしたら、どうすんだよ、とか思ったりもしましたが。(^_^;
なのは-ヴィヴィオの組み合わせ同様、こっちも同系と思われる、エリオ、キャロvsルーテシアの組み合わせ。
こっちの戦いは、次回、かなり尺を割いてくれそうですし、最初の方から暗示があったので、そんなに違和感なく楽しめそうです。
スバル-黒ギンガは次回。
そして今回ヴィータとともに一番の矢面に立たされてティアナ。
・相手に完全に見切られてる。
・相手にその能力も把握されてる。
・単体戦でも劣勢なのに、3人も相手がいる。
・空間結界で孤立させられている。
・敵さんは、仲間を一人やられているので、報復心まんまん。
・しかも、冷静に状況を判断できるメンバーもいて、油断も生まれそうにない。
・そして最後に足まで負傷。
・・・どう考えても助からないパターンなんですが、どうまとめるんでしょうね。
常識的には、スバルの決着が早くついて助けにくるとか、個人的に接点があったヴァイスとかアルトあたりが助けにくる、かもしれませんが、なのはさんによる「少し頭を冷やそうか」特訓が身を結んでくれると面白いんですけどね。
それにしても、あの状況じゃ、援助以外の手段じゃ、かなり苦しいかな。なにかアクシデントが起こって、ってこともあるかも・・・ですが。
ティアナと対峙するのが、一番覚えにくい相手、しかもさほどの因縁も共通項もなかったので、あまり物チームみたいなところがあったのが、ちょびっと悲しかったですかね。(^_^;
ルーちゃんとちびっ子カップルは次回。
シグナムとゼストも次回・・・なんですが、ここの名乗りあいは、お約束とはいえ、見れましたな。
こんなとこですかね。
今回、作画の荒れというか不統一がひどかったのと、動画が素人レベルだったのでかなり辛かったのですが、あと何回くらいあるんでしょうねぇ、たぶん今回で最後ってことにはならなさそうなのが、辛いところではあります。
ただ、荒れてたせいか、ヴィータとシグナムが、抜けた可愛いさになってたのが、喜んでいいのかどうか、ちょっと悩むとこではありましたが。(^_^;
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コミケ期間中につき、簡単に・・・。
人数が大好き、っていうのは、ようやくあちこちで聞こえてくるようになりました。
negirinさんが、ダ・ニッキで的確にまとめてくれてますので、こうやってCVつきで見てみますと、かなり頭の中で整理できますが、それでも多すぎです。
でまぁ、多いのはまとめ出しとかでなんとか対応できるんですけど、これだけ増えてくると、作画の水準が第1期、第2期に比べて落ちる、っていのが、かなり足をひっぱってるんですよね。
つまり、微細な描き分けが、シリーズ通してうまくいってない、ということです。
各エピソードごとにムラがある、っていうのは、第2期程度の人数ですと「個性」の範囲で好意的に見ることもできますが、第3期の人数になってくると、エピソードごとにムラがあると(それでも第2期ほどひどくはないですが)画面上で識別の困難に拍車がかかってしまいます。
たとえば前回ラストで、ギンガが敵ナンバーズの一員として行動している絵が出てきて、スバルが
ハッとなるカットがはさまれてたんですが、一瞬「え・・・? 誰?」となってしまうわけです。
その直後「ギン姉」って言ってくれましたからすぐにわかったんですが、今回ですと、中枢に異変が起こって、3つの脳みその前に女性キャラが出てきて顔がバーンとアップになるんですが、これも「え・・・? 誰?」状態でした。
今回なんか、単体としてみればかなり作画はいい方でしたけど、今までの不統一さが足をひっぱってる形になってるわけですよね。正直見ていて疲れます。
ただ、クライマックスにきて、シノプシス自体は面白くなっている、というどうにもしようのないもどかしさ、みたいなものもありした。
結局のところ、現場の能力を把握しないまま、計画されていった、ってことなんでしょう。
つうことで、アニメはやっぱり作画ですね、という想いをいっそう強くさせてくれるラストの追い込みでした。
モティーフとして使われていた、聖王教会がらみのネタについて。
聖骸布、という言葉が出てきましたけど、こういう古代のモティーフをあつかうとき、こういった原始教会のモティーフがよく出てくるようになりました。
こういう仕掛けは面白いですね。ただ、もう少し早いうちに出してほしかった、っていうのは少しありましたけど。
この時期に出されますと、説明のための設定になってしまってて、その面白さが伝わりにくい側面が出てきてるかなぁ、っていう危惧も少し。
ちなみに本物の聖骸布、聖遺物は、全部集めると伝承のものの数倍の大きさになってしまうとか。(^_^;
あと、アイキャッチ。
ちょっと出先で動画をもってきてないのでキャプチャできませんが、すんげー面白かったですね。
ああいうことができるんですから、作画で描き分けがしっかりできてたらもっと面白くなってたのになぁ、っていう気持ちがかなりあります。
くどいですけど、今回の作画はかなり良かったので、全体を通してのムラ、ってことですけどね。
で、ここ、2番が欠番になってましたけど・・・ドゥーエになにか別の役割、もしくは立ち位置が用意されてる、ってことかな?
13番のコ、たぶんギンガのことを言ってたと思うのですが、それも映ってませんでしたし。
言葉だけ続いている「人造魔道師」
これもそのうち詳しい説明が入るのかもしれませんけど、ゼスト-ルーテシア-ヴィヴィオの流れで含みがあるかも、でした。
次回、決戦。
とりあえず、スバル対ギンガかな?
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インターミッションを経て、次なる戦いのステップへ。
再びナンバーズの襲撃、そして「ゆりかごの起動」、これがメインだったと思うのですが、個々に人物の思惑、不安とかが語られてましたので、個別に感想を記録しておきます。
まず、スバルとマッハキャリバー。
新たに能力が追加されるまでの、語らいでしたけど、マッハキャリバーの「反省会です」には噴きました。
・・・きみはダンテですか。(笑)
いや、むしろレディとパティのダンテ欠席裁判かなぁ、ともかく、茶めっけのあるいいセリフでした。
なのはの、エクシードモードとブラスターモード。
ファイナルリミッター解除ってことが言われてまして、なんか早い感じですね。
その分ラストでの決め技としてのブラスターモード、っていうのが語られてましたけど・・・この最後の切り札であると同時に危険性を伴う、っていうくだり、なんか不安にさせてくれますね、その後のシャマルとヴィータのセリフを聞いてますと。
シャマルとヴィータ。
再生スピードが落ちてきていることとか、けっこう深刻なことが語られた後、「闇の書」システムの頃からあった、ある種ニヒリスティックな自棄感情、そんなものが語られてまして、本シリーズで、守護騎士の姿が消えることが予想されましたからね。
この消える、っていうのは、消失っていうよりも別の姿になって生まれ変わる、っていう方がありそうですが、いずれにせよ、守護騎士システムになんらかの決着をつけてしまおう、みたいなところが 感じられました。
その観点で見ると、なのはのレイジングハートにとっても危険かもしれない最後の切り札、っていうのが、いままでのシステムを一度リセットしてしまうくらいの大きなカタストロフ・エンドがあるのかもしれない、と思わせてくれるからです。
前回からのOPで、なのは→スバルといかにも世代継承のような画面が用意されてることも暗示的だったりもしますしね、もっとも、なのはとスバルでは世代って言えるほどには開いてませんけど。
ウーノとスカリエッティの「ゆりかご」。
前回までの流れと、はやての言っていた新しい居場所、という言葉から、「ゆりかご」ってアースラのことかな、とか勘違いしてました。ああ、恥ずかしい。(^_^;
スカリエッティ、なんかのりのりで、こいつだけは登場時からそんなにスタンスが変わってない、つうのもよろしいですな。
そのスカリエッティの通信で震え上がるレジアス中将。
なんかもうすっかり悪役ですなぁ、こういうところはムダにわかりやすいのに、ロングアーチとナンバーズとかにもう少し配慮していただけたら、と思わざるをえません。
そのロングアーチのアルト。
ヴァイスを見舞ったあと、「今後は私ががんばるかんねー」はまぁ良かったんですが、正直なところ「ところであんた、ダレでしたっけ」状態になってしまいました。
たしかに画面ではかなり頻繁には出てきてましたが、背景として、でしたからなぁ。
襲撃のナンバーズも、もう識別するのは無意味な気がしたので、断念します。
たぶん、ウーノとクアットロが識別できてたら、当分は問題なさそうですし。(^_^;
作画状態ですが、今回、かなりうまく処理しているところと、相変わらずのところが混在で、怪物王女以上に不統一でした。
ただまぁ、その良かったところがかなりいい線まであがってたので、こういう動きの少ない回ですと、印象としてはかなり良いです。
その良い処理だった例として、シャッハ。

メインキャラにもいいカットはあったんですが、今回はこのシャッハがなかな良かったですね。
そのシャッハとともに、スカリエッティたちのアジトを見つけたアコース。
ようやく力の片鱗を見せてくれましたが、戦いは苦手、とのこと。
まぁ、シャッハが可愛いルックスの割にかなり好戦的な性格だ、っていうのは今までで見せてくれてましたので、良い組み合わせかな。(^_^;
ところで、シャッハ「無限の猟犬、ウンエントリッヒヤークト」とか言ってましたけど・・・。
unendlich Jagd・・・ですか?(笑)
なんか耳にすわりが悪いんですけどねぇ、格変化語尾がついてないと。
まぁ、「Unendlich-Jagd」の可能性もなくはないので(それでもちょっと無理がありますけど)少し違和感のある語でした、にとどめておきます。そもそもJagdって狩猟ですけどね。
な○はwikiの方の綴りにもちょっと異論があったりもしますが・・・。
まぁ、それはともかく、古代ベルカ式のレアスキルもちだったそうです、アコースどん。
シャッハがもう少し暴れまくってくれるかな、とは少し思ったんですが、そこは尺の関係かな?
そしてナンバーズの一群の中にギンガの姿を認めて衝撃を受けるスバル。
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洗脳を受けたようです、ギンガ。
ただ、OPで不思議な踊りを踊っているヴィヴィオの「ひぃひぃ」言ってる改造だか洗脳だかのシーンを聞いてますと、なんでギンガの洗脳シーンやってくんないかなぁ、っていう気がかなり。(笑)
次回以降で出てくる可能性もありますけど、人物にかける描写比重を考えますと、ちょっとなさそうかなぁ・・・。
あとは、エリオの特訓シーンくらいかな。
しかし、シグナムよりエリオの方がエロっぽく見えてしまうのは・・・ちょっと脳が腐ってるのかもしれん、と自己嫌悪です。
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MEGAMIでキャロの「11歳以下だったらいいんだよ☆」の発言のあとで、こういうのを見ると、とても同じ作品とは思えません。(笑)
バトルモード以外のときはダレることも多かったのですが、一応情報がいくつか小出しにされてきましたので、それなりに緊張感もあってよろしかったですな。
結局レジアスは悪者として処理されてしまいそうなこと、相変わらずナンバーズの描き分けが不十分、と、ひっかかったのはそれくらいで、あとは概ねうまく隙間を埋めてくれましたかな。
まず新OPから。
いきなりスバルのすっぽんぽんで始まって、度肝抜かれました。(^_^;
今までの流れを見てますと、たしかにスバルメインになってるようには思いますが、第1シリーズでのフェイト、第2シリーズでのはやて、ともちょっと違う立ち位置を感じますので、この先どうなるか、まぁ、今回の本編で、けっこうな暗示はあったようですけどね。
作画については、もうあきらめたので、あまり言いたくありません。
それ以外では、ヴィヴィオのオタオタぶりが、いったいなにやってんの状態で、浮いてたというか印象的というか。(^_^;
本編、スバルとギンガの出生について。
戦闘機人でした、ナンバーズと素体つながりでした・・・ということでしたけど、これかなり早い段階、ナンバーズが登場する以前に予想してた人がいましたけど・・・情報がもれてたのかな?
それはともかく、生体兵器みたいな扱いでしたので、クローンという言い方はちょっとどうかなぁ、とも思わなくもなかったです。
ナンバーズの面々が「私たちのオリジナル」みたいなことを言ってまして、こっちの方が興味深かったですね。
形成段階としては、ウーノに先行する存在でした、ってことなのか、それとも、素体形成因子として、ナンバーズに引き継がれているのか、こういう細かいところはかなりフォローしてくれそうなので、理屈づけを楽しみに待ちたいと思います。
それに関連して、ギンガ、スバルの母の問題。
魔導師で、故人、てあたりでとどまらず、はやてとオーリスとの会話では、レギアスに謀殺されたように語られてたこと、そしてルーテシアの母がやけに暗示的だったこと、この辺が伏線として面白かったところですね。
戦闘機人の開発について深く知りすぎていたために謀殺された有能な魔導師、そしてルーテシアがレリックを集める理由として映し出された素体。
かなり意識的な伏線でしたけど、これは物語の本質に関連してきそうですので、展開を待ちたいところですね。
今回の意外性ほどには凝った展開にはならないかもしれませんが。
戦闘機人の開発について、当時の状況、レジアスのかかわりとかがボロボロ語られてましたけど、ドラマとしては、はやてがオーリスに詰め寄るシーンが面白かったです。
以前に、少しはやてに対して同情的な姿勢を見せていたオーリスでしたけど、はやての質問に対しては事務的な口調で却下、そういうことにふみこむのなら正式な書類を携えて来い、と言ってました。
ここでのアングルがローアングルからの、あおり、を多様したりして、なかなか見せてくれました。
「入局して何年? レジアス中将は40年です。」
「あなたが闇の書で悪いことしまくってたときにも、中将は平和のために必死で戦ってたんです。」
ケツの青い小娘が偉そうにするんじゃないよ、というブラフ、それに臆せず正面からむきあって応戦するはやて。
・・・なかなか迫力ありました。
ナンバーズ、公式サイトで、2番を除く面々が公開されてますけど、こうして見れば識別できるんですが、本編でちゃんと見せてくれないとねぇ、っていう 気もかなり。
本編見てますと、1,4,5、しかデザインでの識別ができない、っていうのがかなり辛いところではありますな。
ただまぁ、こうやって、誕生順に姉妹関係にされてるのを見てますと、OSたんを思い出してしまったり。
でも誕生順のナンバーなら、後発ほど性能が良いはずなんですが、そういう感じはあまりないですね。
教育云々、みたいなことが書かれてますから、そこらへんが関与してるのでしょう、たぶん。
デザイン的に特徴的だったチンクが損傷してしまったので、さらにわかりにくくなってますが、ノーヴェの項を見ると、チンクを損傷させたスバルに復讐を誓う、みたいなことが描かれてますので、ここらへんがもう少しクローズアップされてくるかな。
あと、2番、ドゥーエ。
単にまだ登場していないだけなのか、とんでもない役割が付されているのか、ちょっと気になるところです。
六課ではシャマルさん、無事でした。
しかしデザイン的に、もっとボロボロになってたのを期待してたんですけどね。(^_^;
あとはヤローついて。
まずレジアス。やっぱり悪人扱い・・・のようです。
あの面だから仕方ないですか。(^_^;
そのレジアスとただならぬ因縁があるゼスト。こっちは「一度死んだ身」とか言ってましたので、けっこう悲惨な末路が用意されてそうですが、かいがいしくゼストにつくすアギトが健気で萌え。(笑)
つうあたりですか。
聖王の器・ヴィヴィオ、あの様子だと改造されて最強の敵としてなのはたちの前に現れて、ってあたりも予感するところですが、はてさてどうなりますか。
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いやぁ、すごく中身のつまった戦闘回でした。
個々の戦いはそれほど凝ったものでもなかったのですが、平行していくつかの戦いが進行している、しかもそれらがひとつの目的にむかっている(スカリエッティ側の詳細はまだあかされてませんが)という点において、物語のダイナミクスが効果的に出ていたようです。
多少の不満がなくもないのですが(それについては後述)ESPバトルの集団戦の見せ方として、ある方向性を示してくれた、くらいのものはあったと思います。
それでは、個々の回顧。
まず、前回からの引継ぎ、ヴィータ+リインvsゼスト+アギト。
ユニゾンの対決、ということでしたが、結果だけ見ると、リィンがたたかれてしまいましたのでゼスト組の勝ち。
ただし、相性というコトバを使ってましたけど、シンクロ率、っていう弱点(になるかどうかは現時点では不明ですが)が示されていたことで、次回再戦の布石は打たれていた、と見るべきかな。
それにしても、ゴルディオンハンマーが砕かれちゃうとはねぇ。(^_^;
強化ユニットになることを信じて待つとしますか。
新人対ナンバーズ。
えっと、ナンバーズ、何人いましたっけ。(^_^;
前回のラストは、かなり絶望的状況でしたけど、ティアナの幻術だった、ってことですか。
「戦闘機人システムを知っている幻術使い」・・・ここでのポイントは戦いそのものよりもこれでしょうね。
ティアナにもなにがしかのクローン技術のようなものが反映している、ってことなんでしょうか、スバルやエリオ同様の種明かしがあると思いますので、そのときの仕込みとして覚えておきませう。
同じことはギンガと戦ったナンバーズも、タイプゼロがどうとか言ってましたので、ギンガもそう・・・なのかな、新人4人に比べて、ギンガはやけに人間っぽい感じがしてたんですけどね。
脱出したなのは、フェイトの指揮により二手にわかれての再編成。
まず六課にむかうフェイト、エリオ、キャロ。
行く手に3番の人(・・・だよね?)を含む2人が邪魔をしたので、フェイトがこれにあたり、キャロとエリオが六課へ。
ところがここでナンバーズはフェイトに協力を持ちかけ、しかもフェイトとエリオの素性については周知している、という口ぶり。
フェイトの方もスカリエッティについては相当の情報をもっているみたいですし、プリシラがらみのことがまた出てくるんでしょうかね。
今まで再三匂わせてくれてましたので、種明かし、ってほどでもなかったですけど、重要性としては、ここが一番だったかな。
六課にとんだエリオとキャロの戦い。
ところがその前に、ヴァイスのすごい過去が描かれてました。
魔道師をやめてしまったことに、なにか含みをもたせるセリフが過去にありましたので、なにかあるだろう、とは思ってましたけど、魔法「少女」ではないので、ちょっと軽視してました。
今回、種明かしみたいなのがけっこう多くて、どこに反応するか、っていうのは見てる人にとっていろいろでしようけど、私はここが一番感銘を受けたところでした。
目にあたってましたけど・・・眼帯をしてた、薔薇水晶・ルチア・チックなナンバーズ(チンクでしたっけ?)と関係があるのかなぁ、イメージとしてはルーテシアの顔に重ねてましたが・・・。
まぁ、ああいうネタだしをしたからには、なにがしかの裏づけは用意してくれていることでしょうから、それを楽しみに待つとしますか。
・・・ただ、ネタだしのしかたがちょっと突飛、っていう印象はあったんですけどね。
ヴァイスに比べて、ある意味常識的というか、大半の人が予想できてたと思われるエリオの過去。
・・・もうちょっとひねってほしかった気はするのですが、クローンの元たる元エリオ君がどういう個体だったのか、について詳細があるかないかで多少は変わってくるかな。
ただ、物語の構成上、伏せられたことになっていたこととか、エリオ自身はしっかりと覚えていた、っていうあたりになにか寓意があるかなぁ、とか思ったりもしましたが。
ギンガの元へ向かったスバルとその顛末。
腕から機械のパーツのようなものが見えてましたが・・・こっちはまだ解説までにはいたってませんので、どういうことかは不明ですが、スバルも戦闘機人の一人、もしくはその設計だったのか、あるいはサイボーグだったのか。
ただ、サイボーグ技術だとすると、近未来科学的なサイバネティックス技術においてさえ、ああいう機械機械したもの、っていうのはやや考えにくくなってきてますので、ある程度のSF考証が入ってるのなら、サイボーグ云々っていうのはないはずなんですが。
次回予告見てますと、なんか普通に蘇生してますから・・・うーん、なんかよくわかりませんね。(^_^;
ともかく、常人ではない、ってことなんでしょう。
ということで、六課は壊滅させられるは、ヴィヴィオは連れ去られるはで、この大決戦はスカリエッティ側の勝利に終わりました。
ただいくつか含みも隠されていて、まず上級戦力として参戦したのがほとんどヴィータだけだった、ってこと。
なのはを始め、フェイト、はやて、シグナム、といったあたりは戦いに赴けなかったか、赴いたときにはほぼ体制が決していた状態であったこと、加えてかなりの実力の可能性がある、カリムやシャッハも参戦していないということ。
カリムは戦闘メンバーと考えていいかどうか怪しいですが。
そんなわけで、六課精鋭との戦いにはまだいたっていない、という見方もできますし、新人達にとって、かなりの痛みをともない実戦、という見方もできるでしょう。
来るべきアースラへの母艦移動により、体制が整えられたときが本当の、そしてたぶん最後の決戦になる、のかな。
というわけで、とにかく情報量のつまった回で、どこに重点を置いて切り出すかで、いろいろと見方も変わってくるのですが、バトル描写そのものの面白さとは逆に、ペルソナの作画技術がおいついてなかったことが、けっこうわかりにくくしてたと思います。特にナンバーズ。
12人という数で、『コヨーテ』のマルチアーノ12姉妹を連想するところですが、12姉妹があれだけの数でありながら、うまく描きわけられてて、物語のふくらみに良い効果あげていたのに、ナンバーズの12人は、衣装が共通している、っていうこともあってか、識別がかなり困難です。
かろうじて、リーダー格のウーノ、メガネのクアットロ、眼帯のチンクあたりが識別できる程度で、あとはなにがなにやらバタバタと戦いになって・・・という流れなので、戦闘の進行はそこそこ面白いわりに、その面白さを堪能できない、なんかもどかしさを感じてしまいますね。
デザインの問題もあるかもしれませんが(私はそんなに大きいとは思ってませんが)、これは作劇術だと思います。それも1話1話の、ではなく、シリーズ全体の。
基本的にこのブログでは分析はしない方針ですので(むこうでも本作を取り上げるかどうかちょっと未定ですが)あまりつっこんでは書きませんが、菅さんや小山さんあたりなら、4話までになにがしかの仕込みは入れていたと思います。
その辺が見ていて残念だったところ、くらいでしょうかね。
以下、根拠のない妄想。
フェイトとナンバーズが同じ根っ子から出ているとすると、錬度の差はあるとしても、フェイトが12人いる状態。
・・・これならなのはでも対応は難しいのかな。(笑)
先日友人とチャットしてて「スカリエッティの最後のことばが『なのはの遺伝子がほしかった』っていうオチだったらどうしよう」・・・なんて会話がありました。
空港の事故で、なのはの血液サンプルが実は回収されてて、分析されたけど結局なのはを超えるものは作れなかった、みたいな。
バタバタと死んでいくクローン達に、なのはが輸血をすることによって、人間に生まれ変わる、とか、まぁ、そんな妄想もチラチラわきたたせてました。
ということで、次回、新ステップへ突入。
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和歌山ビデオ組・・・だけど、こんなに遅れたら、和歌山経由で見てる意味ないなぁ。(^_^;
ただまぁ、うちのKBSよりはきれいに見られるので(少なくともゴーストは出ない)キャプチャできる、っていうメリットはあるんですが。

話が動くときと動かないときのギャップが激しくて、かなりとまどうこともあるのですが、今回は割りと早い段階から、18話に大きな変動があること、その前にもう一勝負あることなんかがわりと漏れてきてましたので、戦闘モードで楽しめました。
ただ、この作品、量的なバランスを見誤ってるのか、アニメ以外の情報を要求しているようなところがかなり鼻につきますね。
一応、他でメディア展開しているものも読んだり聞いたりしているので、だいたいわかりますけど、そうでない人にはつらい作品かもしれず・・・。
ナンバーズが能力既出の者、初出の者も含めていっせいに出てきて、本局を混乱に陥れる、そして六課の防衛網、警備陣も見事に寸断される、見ていて変化があってすごく面白いんですけど、キャラ紹介が時間的に少ないので、一瞬ですんでいってるような印象もかなりあったりしているところ。
ただまぁ、こういう情報量を過剰に提出して、その量的な進行で物語の雰囲気を形作っていくっていうのは、きわめて現代的というか、時勢にあってるって気はしているところ。
ただ、幼い少女戦士が眼帯をつけてる、っていうのは、ヴィジュアル的に、かなり微妙でしたけどね。(笑)

この娘が一番ルックスが良かっただけに。(笑)
戦いに入る前に、フェイトがヴィヴィオに写真を見せて、ブレシアとアリシアを紹介していたり、唐突にリンディ・ハラウォンがテレビ電話に出てきたりしたのは、今後の布石・・・と考えていいんでしょう。
あるいは、スカリエッティの言う「スポンサー」の存在もあらためて強調されてましたし、まだまだネタは用意されてるようですな。
個々の戦いは次回の顛末とワンセットとして考えた方がよさそうですけど、ヴィータとリインのユニゾンは良かったですねー。かなり嬉しかったところ。
ただ、トレードマークの赤衣から白い衣装になってしまうのは、これまたちょっと微妙でしたけど。
リインの方の色を受け継いで、っていう解釈も可能でしょうけど、個人的にはヴィータは深紅が基調色であってほしかったかなぁ、と。
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あとはアギト。
ルーテシアの出番が少なかったので、っていうか効果が聞きすぎてたので、単体のルックスとしては今回はアギトの方が好みでした。

ゼストのおっさんと融合するタイプ。
なんかいらん妄想がわきたつ設定ですのう。(笑)
加えて、ゼストのターゲットがレギアス中将、っていうのも今後重要な要素が隠されているようです。
本編とはあまり関係がないんですが、ミリヲタ関係見てると、ときどき目に付く、レギアス中将同情論。
たしかに少しひいて見ますと、なのは側の「力を持つ者」サイドの感覚はかなり独善的に見えることがあります。
その意味で中将の存在っていうのは、その肩書きとは逆に、シビリアンを代表しているようなところも感じますからなぁ。
ただ、政財界とつながっていて、っていう、いかにも悪としての要素も付加されてるのと、あの容貌ですので、徹頭徹尾悪役にされてしまいそうではありますけどね。
わたしゃ、別段どっちにも心は動きませんが・・・まぁ、しいて言えば、ヴィータ+ルーテシア応援団かな。(笑)
あと、ちょびっと、アギトとリイン。(^_^;
ところでナンバーズ、描写量を見てますと、全体統括がウーノで、現場指揮がクアットロのように見えます。
ただ単に先陣、ってことなのかもしれませんし、実際の現場指揮はトーレが取ってそうではあるんですが、画面的にはクアットロですよね。
幻影の使い手、ってところが、腕力では劣るけど、知能犯的な能力は一流、みたいなところがあって、性格付けとしては、一番ひかれます。
これだけの数を出してますので、十把一からげで片付けられてしまうような気もしますが、とりあえず、キャラ付けではナンバーズ中いまのところ一番好み。
次回、なんか誰かが死にそうな絵でしたけど・・・どうなるのかなぁる
前に「休日・前後編」のときと違って、18,19話である変化が起こるようなので、一応の決着はつく・・・のかな。
とにかく、バトル途中で切れたので、すげー楽しみです。
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PCの入れ替えで激しく遅れてしまった第15話、感想。
せっかくの関西最速作品なのにね。(^_^;
考えてみたら、今期の関西最速って、DarkerとこのStrikersだけなんですよね。
関西居住者としては、Darkerは金曜の夕方までに、Strikersは月曜夜までに書きたい、と常々思ってるんですが、まだ一度もできてません。仕事をもってる身ゆえ、視聴は大半が録画したものになってしまいますので、しゃーないかなぁ、と。
もっとも、役職で個室もらってるため、ときどき仕事中に見たり、書いたりしてますけどね。←あかんやん。(^_^;
さて、第15話、いいかげん訓練のシーンはカンベンしてほしいところなんですが、たぶん訓練風景がどうこう、っていうより、見せ方なのかなぁ、っていう気も少し。
ミリタリーアニメだから仕方ないですか。(^_^;
とはいっても、スバル・ギンガの模擬戦を見るキャロが頬に両手をあててる絵とか、それなりに楽しめる作画構成にはなってましたけどね。
エンドテロップみたら、青嶋さんが参加されてましたから、そういう効果はいたるところに出てたかなぁ、と思えたところでした。
訓練風景は「もういいよ」って思ってしまうのですが、食事シーンはなにげに楽しいですな、この作品。(笑)
今回はパスタではなかったようでしたが、エリオ君のかかえてたサラダボール・・・でかすぎ。
それにしてもうまそうに食いますね、こいつら。
作画水準はそんなに高いとは思えないのですが、演出っていうか、所作がうまいので、見ていると腹が減ります。
パスタのときは、パスタ作っちゃいましたし、今回はオムレットとかオムレットライスでも作るかなぁ。
ポイントとしては、スカリエッティのチームの方でして、いろいろとでてきてました。
どうやらナンバーズ、10人超なのは間違いないみたいですので、バトル自体は個々にあるかもしれませんが、一人一人の顛末とかはなく、まとめて処理されるのかなぁ、って気も。
その中でもキーになる存在、ってのはあるようで、今のところ、ウーノ、クアットロ、そして今回のノーヴェってあたりは、ちょっと目立つ行動でした。
ボディをとりかえたようなことを言ってたウーノ、そして個人としての目的があるかのような言い草だったノーヴェあたりはなにがしか別の顛末があるかもしれませんが。
5番はどう表現するのか少し興味ありましたけど、チンクっ、て言ってましたね。亜鉛ですか?(笑)
古名の方を使ってほしかったけどなぁ。(^_^;
名前だけが先行して出てくることが多いので、ややわかりつらい進行ですね、アインヘリアルとかなんとかってのも。
ある意味一番のネタどころといいますか、つっこみどころだったのが、あの中央評議会。
こっちはわかりやすすぎたので、つっこむのもヤボってもんでしょうし、かなり意図的なしかけみたいでしたので、ゼーレだなんて書きませんけど、普通はそういう反応してしまうでしょうなぁ。
ヴィヴィオをしつけるなのはと甘やかすフェイトの2人を紹介して「2人のこども」ってストレートに言っちゃうシーンとかもありましたけど、仕込みの回でしたかね。
次回は決戦があるようです。
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