最終回・・・というか、一段落ですね。

この展開はかなり第3期を意識してますので、正式の発表はまだですけど、そっちにつながるのでしょう、たぶん。
逆に言うと、この終り方で、第3期がなかったら、かなりショックかな。(笑)
しかし、最終回なのでこういう感想になりますが、普通にサイキックバトルとしては面白かったです。
サブラクのときほどではありませんでしたけど、それでも、前戦に出てきてシャナと矛を交えるヘカテーのシーンは多かったしきれいでしたし、で、かなり堪能させていただきました。
今回のバトルモードでは、シャナ&ヴィルヘルミナvsヘカテー&シュドナイの、2on2の戦闘だったんですが、短い展開の中で有機的に動いていまして、最初がシャナ対ヘカテー、ヴィルヘルミナ対シュドナイ、という自身の武器を使ってのどつきあいと言いますか、打ち合いといいますか、それで動きを見せ、その後団体戦、時計塔を背後にしての戦いで、シャナ達があることに気づく、という流れ。
このときのシャナ対ヘカテーの流れるような戦いが鮮やかで実にきれい。
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特にヘカテーのこの動き。
シャナと交錯するところがストップモーションになったり、画面の前後を使って宝具をうちあったりと、実にきれいな絵でした。
外見は幼さが残る、でもうちに秘めた力は世界さえ滅ぼしかねない強さを秘めた、2人の少女。
これが早い動きと、鮮やかなアングルで空中戦をやってくれたわけですから、そりゃときめかないわけにはいきません。しかもこの間、ヘカテーはほとんど無言でしたし。
対する主人公、シャナ。
トリニティの2人と対するに、血まみれになりつつの、大苦戦。
しかもバル・マスケ打倒が目的ではなく、零時迷子と悠二の奪還こそが目的であるため、決めてもないまま苛立ってきますが、ようやく内部へ侵入開始。
戦いと潜入を瞬時に切り替えるその勇姿・・・。
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トレードマークのミニスカぱんつで、縦横無尽、これまた別の意味で美しかったです。(笑)
悠二くんもがんばってたんですが、戦線に出てきているんだか、たんなる解説かひやかしかよくわからなかった、探耽求究・ダンタリオンとドミノの明るい狂い系コンビが面白かったですな。(^_^)
特にドミノ、第1シリーズでも終局になって、教授へのつっこみは忘れず、しかも雑魚程度の戦力にはなるところも見せてくれたりと、意外と活躍してます。
つうか、中の人、プリンセス・チュチュなんですが、可愛いくてすっとぼけて味のある声、演技がなかか好感もてますね。
今回もドミノ、悠二君を見つけてしっかり追い詰めてました。
しかし悠二君程度にも勝てなくなってる、というのも、ドミノらしくて良かったですな。(^_^)
ベルペオルの側ではフェコルーとともに戦況を眺めるだけで、今回は直接戦闘には入ってこず。
さて、ヴィルヘルミナ。こっちも血みどろのボロボロです。

サブラク戦といい、このシュドナイ戦といい、タイトな戦いを強いられてますなぁ。
外では、一美ちゃんが「今がそのときかも?」・・・とけっこうあぶんないことを考えだしますけど、思いとどまりました。

しかし容赦なく肥大する影響だったわけですが、そこで復活のマージョリー・ドー。はやっ。(^_^;

なんか抱え方が悦痴で、ちょっと嬉しかったところ。
こういうところにも、一美ちゃんの「やわらかそう」なところがうまく出てました。
悠二君が零時迷子を奪還した後は一気になだれるように終りましたが・・・、最終回、という点を除けば、見ごたえのある場面の数々でした。
サブラク戦のような絶対絶命の戦いもワクワクしますが、ヘカテーが舞い、シャナがぱんつな戦いをする、というのも、ドキドキしてステキな展開すのお。(^_^)
ヘカテーの涙・・・たぶん継承した史菜のデータが流させたものなんでしょうけど、このシリーズの、あまり人気がなかったみたいな前半をうまく取り込んでくれてました。

さて、第3期・・・制作期間うんぬんという以前に、ストーリィストックの問題とか、「祭礼の蛇」をどうとりこむのか、あるいはどう決着つけるのか、という問題もありますので、そんなに早くは始動しないと思いますが、・・・やっぱりそれでも早く見たいです。
ということで、第3期があることを期待して、しめたいと思います。
最後に、パァッと、花がさいたようなシャナの笑顔で。

ラストにこの絵をもってきてくれた、というのは、いろいろ暗示的でしたね。
エンドイラスト・・・最後なんで、ちょっと期待してたんですが、いつも通りでした。(^_^)
頂の座・ヘカテー大活躍。
いよいよクライマックスで、大命詩篇がどうたらこうたら言うとりましたので、いよいよアレが動きだすもよう。
・・・しかし来週最終回なんですけど。(^_^;
第3期へつなぐとしても、一段落はつくようにしてほしいものですね。
伝奇スタイルですから、ギアス式は勘弁してほしいところなんですが。(^_^;

さて、零時迷子を抜かれた悠二。
突撃するフレイムヘイズ。
シャナの華麗なアクション。
前線に出てくるヘカテー、そしてシュドナイ。
吉田一美とシャナの対悠二への意識の違い。
バル・マスケの暗躍。
動き出したなにか。
このあたりが面白かったです。
ともかく、今回はヘカテーとシャナのアクションがすばらしくて、面白かったので、まずヘカテーから。
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錫杖の宝具「トライゴン」の発動。
静の巫女としての存在が大きいので、動のフレイムヘイズたちとの戦いが実に対照的。
さしてアクションをしているわけでもないのに、その作画の力が、その魔力的な存在感を浮かび上がらせてくれます。もうステキすぎ。
横顔とかマスクのアップとかも、いつも同様きれいでしたし、まさに魔界の巫女たるにふさわしい、神秘的な美しさ。
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対するフレイムヘイズたち。
先陣を切ってとびこんでいく マージョリーだったんですが、アイキャッチになってた割には一瞬でしたので、ちょっと可哀想でした。
でも、封絶の中での豊満な美しさは健在でしたし、なにより佐藤を使っての「すきま」見つけの功績は大きかったです。

先のサブラクとの対戦ではしびれるような戦いを見せてくれたヴィルヘルミナさんは、今回はまだ仕込みの段階。
一美ちゃんからもたらされた情報の判断とかでもしっかり活躍はしてくれましたが、本格的には次回・・・かな?

その一美ちゃんは・・・、一瞬生じたすきまから、ヨーハンの意思を知り、フレイムヘイズ達に連絡。

しかしなんといっても、決戦に赴くシャナとの悠二に対する意識の違いがなかなか面白かったところで、
「坂井くんを助けるために?」と問う一美と、
「違う、悠二と一緒に戦うために」と答えるシャナ。
双方の個性が反映している、いい場面でした。
シャナはともに世界のために戦うパートナーとして、一美は世界ではなく、人生を戦うパートナーとして。
だから決してめげることはなかったし、その想いをどう悠二が受け止めるか、ということですから、決してそこでひくことはなかったんですけどね。
ただフレイムヘイズ達が、これから命を賭して突っ込んでいくわけですので、そのときの流れとしては、シャナに勝てない引け目を感じてしまった、というのもよくわかるところ。
戦いのさ中にこういう感情がたくみに描かれているのも、本作の魅力ですなぁ。
さて、今回のアトションの主役、シャナ。
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町をかきわけ、お着替えのシーン。すごかったですな。
ぱんつ乱舞、というのではなかったですけど、シャナの心の切迫感はよくでていたところで、まさにヒロインとしての躍動。
封絶の中での、幼さの中に光るマスクの可憐さもひときわ際立ってました。

ぱんつ事態はあったんですけどね。
エンディングは、物語にテロップをかぶせるスタイルで、これまたクライマックスが近づいていることを暗示するようでした。

いや、正直に言いますと、ぱんつの方に感動したんですけどね。(笑)
今回、オデコ属性なシャナたんもあったので、そっちも回顧して終ります。

さてさて、次回、どこまでの描写でまとめてくれるのか、楽しみにしておりますよん。
それにしても、2クール、ほとんど作画の崩れがなかったですね。感謝感謝。
「クリスマス・イブ」キタァーーーー・・・と思った歓喜の今回。
激しいバトルの後はホロ苦い青春模様・・・という展開はメリハリ利いててすばらしいんですが・・・これ、第2期では終らないよね。うーむ、どのあたりで切るんだろうか。

ともかく今回は、
・妊婦千草がエロい。
・吉田一美がエロい。
・旧OPの名シーン、ようやく登場。
・シャナとヴィルヘルミナのけんか。
・ヘカテー再臨。
・サブラクはあんなことでは死なない。
・・・くらいですか?
個々に見ていきます。
まず、千草・妊娠。
前回の帰省時に仕込みがあったこと、サブラクとの決戦時の体調不調がそれだったこと、悠二に死んだ兄がいたことの説明としての布石、と、いろいろと有機的につながってきたところで、このあたりの醍醐味、ネタの仕込みは、祭礼の蛇へと直結するでしょうから、重要なんですが・・・。
妊婦千草がエロいです。(笑)
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そういう目で見てるから、というのもありますけど・・・エロいです、千草さん。(^_^)
シャナたんに「子供はどうやって作るのだー」と聞かれて赤面するところとか、もう、可愛いのなんのって。
年齢考えたら、ズバズバ言ってしまいそうな気もするんですが、まぁ、高校生の息子の前でしたしね。
ということで、この千草パート、エロママンの表情に注目してしまいましたけど、重要なのは父の発言の方でして、悠二には双子の兄がいて、それで死んでしまったこと、とかが語られてました。
・・・えーと、残り話数であのネタを消化するのは無理だと思います。(爆)
たぶん第3期とセットで、ということなんでしょう。
つまり、この第2期は、4クールで、中にインターバルを置く前後編、コードギアス・スタイルってことなんでしょうかね、まぁ、まだ4クール、つまり第3期が2クールかどうかまでは知りませんが。
しかしそういうネタの仕込みは情報としては入れておきますが、やっぱり関心はママの御懐妊に行っちゃいますよね。(笑)
こんな可愛いママさんでしたら、そりゃあ帰省するたびに子作りに励むパパさんの気持ちもわかろうってもんです。(^_^)
ポイントの2つめ。一美がエロい。
一美との待ち合わせでも、シャナは「子供はどうやって作るのだー」と投げかけます。
ツインテシャナ・・・かわええのう。

そのシャナたんの質問に、どぎまぎ赤面の一美嬢も、可愛いすぎ。
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こっちも千草とは違う可愛いらしさが漂っていて、すばらしかったです。
しかし赤面していた、ということは、その事柄の意味だけで、それが意味する方向性、つまり
・シャナが子供を作りたがっているのかも?
・相手は坂井くん?
・まさかワタシとじゃないよね、きゃー、ゆりんゆりん
・・・とかっていう方向ではなかったようです、ちぇっ。(笑)
この質問に皆が固まってしまう、というのも面白かったんですが、アラストールまで固まるなよ。(笑)
この質問に対して答えを出してやれそうな人って・・・ヴィルヘルミナ?
ヴィルヘルミナなら、ホムンクルスの作り方に言い換えてしまいそうで、ちょっと怖い気もしますが。(^_^;
しかし一美も侮れないな、と思ったのは、その切り返し。
「それを人前で聞くのは、裸を見られるより恥ずかしいことなのよ」・・・うまいなぁ、ちょっとこういう言い方はとっさに出てきません。
それを聞いて今度はシャナが赤面。

うん、これも禿萌へ。(^_^)
こういうとき、釘宮さんの起用が神がかって感じてしまうところだったりもします。
キャラ絵もキュートでしたしね。
「悠二に選んでもらって決着をつけよう! それには文書がいい」と言い出すシャナが出した便箋セット。
おい、茶封筒で恋文かよ、と思わずのけぞったところでした。(笑)
これで一美のエロパート(・・・ォィ)はおしまいか、と思われた後、池くんと出あいます。
これ、旧OPであったシーンですよね、いやぁ、ステキステキ。
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池くんも含めて、絵そのものはさすがに旧OPの方が格段にいいんですが、シーンの見せ方としては、なかなか良かったです。
その告白を受けて、分かれる一美嬢。
「どうして池くんが・・・私と坂井くんの橋渡しをしてくれたのに・・・」と悩んでましたけど、女の子らしいですねぇ。
つまり、好きな相手のことなら、本人以上に細かいところにまで気がつくのに、そうでない方向には、まったく頓着しない。
ある意味可愛いところでもあるんですが、そんな彼女が好きになっている池くんが、ちょっぴり可哀想でもありますな。(^_^;
まぁ、ワタクシとしましては、ベツドで悶々とする一美嬢の方が良かったのは言うまでもありませんが。(笑)

一方シャナの方でも、ヴィルヘルミナとシャナが食事中口論になります。
思わずトーストにナイフをつきさしてしまうヴィルヘルミナさん。
でもまぁ、彼女の言ってることの方が正論だよね。
サブラクの一件が一応片付いて、シャナの方に心の緩みがでてきた、ということもあるのかもしれませんが。
その2人を制するのが、ティアマトーでした、というのも、なんか目新しかったですな。
どっちかというと、ふだんはツッコミ4文字熟語担当、みたいな印象でしたから。
しかし、冷静なヴィルヘルミナ、あっさりと折れてくれました。

シャナを論及していくところとか、けっこう中の人の本領が発揮されてるみたいですごかったんですが、こうやってしおらしい声もステキなだけに、この起用も大正解、と思わせてくれる一幕でした。
一方バル・マスケでは、やっぱりちゃんと生きてました、のサブラク。
まぁ、そうでないと面白くないんですが、前回のやられ方、いかにも消し飛んでしまったみたいな描写でしたので、少し心配してしまったところ。
ベルペオルもなかなかエロくてステキだったんですが、なかなか全身が映らないんですよね。
その実験室にあった肉体・・・。
うーむ、もし途中で切れるとしたら、かなり残念かなぁ、という気がひしひしと。
バルマスケの暗躍も知らず、決戦の場へと赴く2人の少女。

ここで決着をつける!
そして坂井悠二が選んだ女の子はいったい!?

選んだのはヘカテーでした。ズゴーーー。(笑)
いやまぁ、あの展開、あのネタふりですと、当然、徒の邪魔が入ることは予想されてたんですが、このヘカテーの入りのタイミングは、「うわぁ、選んだのはヘカテーかぁ」と思ってしまうには十分なインパクトでした。(笑)
いや、実は襲撃だったんですけどね。このタイミングで。(^_^;
次回はこのヘカテーたんを含めた四角関係、じゃなかった、混迷模様になるみたいですので、楽しみでんな。
前回、今回と、米たに氏によるコンテ、前回同様すばらしい迫力で、ただただ見ほれるばかりです。

まず前回を受けて、窮地に陥ったかに見えたヴィルヘルミナ。
ところが、決死の隠し球が用意されていました。ヨーハンから伝えられた、サブラク破りの自在式。
「仇敵との再開にワタクシが備えていないとでも思っていたのでありますか」
「自身、有能な自在師でもあった彼(ヨーハン)が編み出しつつあったスティグマ破りの自在式」
「その式が今お前との戦いの中で試され、ついに完成を見た」
「今こそおまえは知る、永遠の恋人、ヨーハンの力を!」
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カルメルさん、かっちょえー。なんか前回もそんなこと書いたような気がしますが。(^_^;
これに先立って合流していたシャナ。
ヴィルヘルミナから、その式を秘めた包帯での治癒・・・だったんですが、太腿にまで!(^_^;

メインの戦いは依然としてサブラクをひきつけるヴィルヘルミナだったんですが、シャナが参戦して、ぱんつも全開でした。(笑)
ヴィルヘルミナと合流したシャナ・・・だったんですが、ここからは悠二くんの作戦の出番。

3人が共同で闘うのではなく、分担をはっきり決めての戦い。
サブラクの長所と短所を正確に把握し、そこから導き出された結論、サブラクは全市を覆ってその下にいる、と。
マージョリーによってその力の源が切り離されるわけですが、ここでの映像、すごくわかりやすかったですね。

切り離された力がプチプチと切れていく、その描写。
しかもこの合間にも、佐藤とマージョリーのドラマもはさんでくれてましたし、スピーティなのに重厚、輻輳しているのにわかりやすいと、まったくもってすばらしい展開の妙、バトルの面白さ。最高ですね。
まぁ、部分的に、某おもちゃアニメとよくにた構図とかもあったんですが、それはひとまずおきまして、ともかく単にすごいだけでなく、わかりやすくて面白い、いい戦いだったと思います。
さて、佐藤君とともにパンピー代表代表だった吉田さん。

シャナの救護の後はカルメルさんのサポート担当に回りましたが、このときカルメルさんから「吉田一美嬢」って言われてました。(^_^)
戦前の外国映画が邦訳されて公開されると、既婚婦人は○○夫人、未婚女性は○○嬢、と表記されたらしいですが、なんつーか、そういう香りを感じてしまいます。
メアリー・ピックフォード嬢。
リリアン・ギッシュ嬢。
ヨシダ・カズミ嬢。・・・みたいな。
この一美ちゃんが、四つんばいになって、カルメルさんをサポート。

これも萌えるよね。(爆)
おっぱいのおっきなショートカットの女の子が、膝をついてのサポート・・・なんかいかん妄想がわいてきそうですが。(笑)
ともかく、今回の吉田さん、戦力としてはほとんど誤差の範囲みたいな立ち位置でしたけど、ルックスでの魅力は、3人のフレイムヘイズと十分に伍していたような気も。(^_^;
悠二君の慧眼については、アラストオルも一目置きだしてきましたが・・・。
ブルートザオガーといい、この覚醒といい、祭礼の蛇・突入は間違いないかな、とか思ってたんですが、残り話数を考えると、この第2期ではそこまでは無理かな?
第3期が公然の秘密状態で決まってますし、原作のストックとかを考えたらそこまではいかないような気もしてきましたけど・・・。
ともかく、今回のサブラクとの死闘は、ほとんど最終回にしてもいいくらいのすばらしい盛り上がりでした。
本体から切り離されたサブラクとの最後の決戦、英気を養っていたシャナ。

ここでもぱんつ全開でしたが、この後もぱんつ全開。
そもそもミニスカで参戦している段階で、ぱんつ全開も能力発言のファクターなんでしよう、裸身活殺拳・坂東ミミみたいに。(笑)
で・・・サブラク、やられちゃったみたいに見えたんですが・・・え?
あのー、新刊で、しっかり登場してきてるんですけどねぇ。。。(^_^;
この後の、シャナの「うるさいうるさいうるさい」の釘宮タイムがあったんですが・・・作画、力つきましたか?
なんかシャナのマスクがナスビになってたんですが。(^_^;
つうことで、ラストだけがちょっと残念でしたけど、それ以外はすばらしいエピソードでした。
前回の第20話とあわせて、現時点で第2期最高傑作のエピソードになりましたね。
これだけ熱くて、燃えも萌えもたっぷりある伝奇バトルアクションを見せていただいて、もう心とろけるくらいに感動しています。
「壊刃サブラク。強大なる紅世の王!」
「依頼を受け、標的の抹殺を請け負う殺し屋!」
「貴様の相手はこの私、万条の仕手ヴィルヘルミナ・カルメルであります!」
ヴィルヘルミナ、かっちょえーーー。(^▽^)
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『灼眼のシャナ』は、バトルアニメでも学園アニメでも萌えアニメでもなく、伝奇アニメ、という認識ですけど、それでもバトル・モードに入ったときの面白さは、群を抜いてますね。
今回は、ほとんど全編にわたって、ヴィルヘルミナとサブラクの死闘、死闘、死闘!
茜色とは、サブラクの炎の色。
その炎の中で繰り広げられる、万条の仕手と、不死身とも思える耐久力、強大な力を有する壊刃との戦い、もう、すっげー面白かったです。
あまりにも強大な敵・サブラク。炎の色は茜色。そしてその強さは・・・。
1. 予兆することが不可能。したがって不意打ちを得意とする。
2. 初撃でも致命傷たりうるが、それにもちこたえたとしても、傷口を広げる自在法・スティグマにより、体力を消耗させる。
3. 無尽蔵とも思える剣戟の数々。
4. 本体もフレイムヘイズと互角以上に渡り合えるほど強い。
5. あたっていないのではないか、と思えるほどに強力な耐久力。
ほとんど反則級な、攻めるによし、守るによしの強大な力。
しかし万能というわけでもなく、つけいることのできそうなスキとしては、
1. 知覚範囲が1人。つまり多方面攻撃はできない。
2. 予兆のできない不意打ちによる初撃は最初の一撃のみ。
・・・今回語られてたのはこのくらいかな。
難敵を相手に、しかも悠二を抱えながらの空中戦+逃走戦。
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ロングスカートで飛び回るもんですから、足がチラチラ見える悦痴さは、前回のシャナのパンチラとは違った趣がありました。(笑)
ともかく、ヴィルヘルミナさんの、手駒の多さと言いますか、戦法の豊富さもかなり魅せてくれたところで、包帯を強い鞭のようにたたきつけたり、剣のようにつきさしたり、束ねて壁のようにしたりと、千変万化の戦いぶり。
はてはドリルにしたり、散らして爆発させたり、悠二のカラダを作ったりと、すばらしい技の数々。
いやぁ、見ててあきませんでした。ものすごい戦いでした。
しかし、サブラク曰く「一番早く体制を立て直した」ヴィルヘルミナではありましたが、それでも初撃により傷は負ってまして、どんどんその傷口が広がり、体力を消耗していきます。
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こんな必死の戦いを展開するヴィルヘルミナさんは始めてなんで、もうそのバトルモードのすばらしさに、ただただ呆けるように見てました。
今回、ほとんどヴィルヘルミナ対サブラクだったんですが、いくつか背後でも進展はあったので、そこいらへんも簡単に記録しておきます。
まず、合流する吉田一美。

悠二に会いたい一身でしたが、その途中見つけた、深い手傷を負ったシャナ。
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お互い、悠二に対する心を語り合ってましたが、とても援護に回れる状況でもなく・・・。
一方のマージョリーも初撃を食い、スティグマにより、傷口を広げられてました。

こっちはこっちで、佐藤との間で深刻な話。
「アウトローになりたいって言ったけど・・・私が死んだらどうするつもり?」
シビアですねぇ、マージョリーの手助けがしたいから、アウトローになりたい、でもその動機であるマージョリー本人がいなくなっても、その覚悟があるのか、という問いかけ。
ここまででしたけど、けっこう暗い影を漂わせてました。
ヴィルヘルミナとサブラクの戦いが激しく、かつスピーディで面白かっただけに、合間にはさまれるこういうやりとりが、ぐっと奥行きを広めてくれますね。
どんな攻撃もはね返し、ついにヴィルヘルミナを追い詰めるサブラク。
なんとか悠二は逃がしたものの、スティグマにより体力を奪われ、絶体絶命のヴィルヘルミナ、というところで幕。

時間が経つのを忘れてしまう面白さ、かっこよさで、いかにも正統的な少年アニメを見せてもらっているようでした。
こんなにかっちょいいバトルアニメって、ひさしぶりです。
暗い色相の中で展開するシチュも良かったし、過去の因縁、思惑なんかもチラチラはさまれてましたし、最高ですね。
今回、蚊帳の外だったシャナも次回、参戦のようですし、予告のマスクが凛々しくかつキュートでしたので、来週も相当楽しみ。

あー、ちょっと興奮して、まともな文章ではなくなってますが、それくらい感動いたしました。
うん、今回はすばらしかった、の一語ですね。
悠二とザロービの腹の探り合い、悠二の意図を知って苦悶する田中の心理。
いやぁ、面白かったです。
ドンパチ超能力をはじけさせるだけでなく、こういうかけひきの妙味、進むか退くか、信義に答えるか否か、好きな人をどう守るか・・・いろんなものが見え隠れするすばらしい脚本だったと思います。
まず、田中とオガちゃんから。

田中に手を取られて、どっきどきのオガちゃんが、めっちゃ可愛いかったんですが、緒方はこの中で状況を知らされていないほとんど唯一の人、それでも友人の危機になんとかしようと思い立ったり、その人間的な心情が、結果的に田中の心にある決意を引き出してくる要因となったりで、知らないがゆえに引き立つ、人間性の魅力みたいなものもありました。
そして、田中。
街中での悠二の目撃、その悠二がうった芝居の意味。
「知らせたいけど、知らせていることが悟られてもいけない」しかも「何もしらない緒方を巻き込んでもいけない」という配慮まで。
その真意を知り、結局は、恥をしのんででも、ことの報告に行く姿。
いやぁ、実に男らしいといいますか、あんた、漢だよ。(^_^)
マージョリーも、いったんは佐藤同様に指示を出しかけるものの、田中の行動を知って、そして清秋祭のときに言っていた「真竹、このうめあわせはするから」ということばの実行。
みんなナイスやねぇ、田中も緒方もマージョリー姐さんも、とにかく人間としてカッコいいよ。
・・・マージョリーさんは、人間とはいえんけども、(^_^;
一方、この芝居をうった悠二の側。
ある程度、トモガラとフレイムヘイズの戦い、組織みたいなものもわかっていきたので成立するいろいろな推理。
そして直前で看破する力。
こっちはこっちで、その知力が光っていました。
ヴィルヘルミナの療養食に「返って悪化せんか?」とつっこみを入れるアラストールとか、「おまえ、イェーガだな」と悠二につっこまれて、ドキッとなるザロービのコミカルな動きとか、前半のまんが的な素材を適度にはさみつつ、進行する、悠二と田中の心の動き。
物語作品として、実にうまく組み立てられてましたし、しかもわかりやすく面白かったですし、とっても満足度が高かったです。
そして、ラストはザロービの作戦を見抜き討滅する悠二、遠距離攻撃をしかけるビフロンスをたたくシャナとヴィルヘルミナ、という的確かつ動きがわかりやすいバトルモードをしこんで くれてのシメ。
清秋祭での、途中からヘカテーが乱入してくるサイキックバトルの面白さもすばらしかったですが、今回の駆け引きを含んだバトルも、実に面白くて、ぐんぐん引きずり込まれてしまいました。
作画も良かったんですが、なんといっても今回はシャナのぱんつですね!(笑)
茜色の封絶の中で、切り込むシャナ。

遠距離攻撃に対するヴィルヘルミナとの協同による空中戦。
そして、すばらしいぱんつアクション!(^_^)
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ストーリィもうまく組み立てられましたし、適度なコミカルさもありましたし、シャナのぱんつもありましたしで、もう言うこたーござんせん。
スカートを翻しつつ、臀部から突っ込んでいくシャナの勇姿には、ただただ感嘆でございましたな。
ということで、久しぶりにシャナが一番可愛いくて一番カッコよくて、という後半でございました。
もちろん、これをサポートしていたヴィルヘルミナさんもなかなかよろしゅうございました。(^_^)
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布分身千人の包帯アクション、よろしいですなぁ、なにげに胸の形もくっきり浮き上がってましたし。(^_^)
さて、いよいよ次は壊刃・サブラク!
ヴィルヘルミナとの因縁も見ものですね。
シャナや一美の心と、悠二の心が微妙にすれ違っている、そういう心理描写の面白さ、巧みさ、さらに新たに現れた敵、ザロービとビフロンス、といった展開の面白さもあったんですが、なんといっても、アイキャッチのバレンタイン・シャナと、私服シャナの可愛いらしさが、際立っていた今回でした。(^_^)
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バレンタイン・モード、後ろのツンデレ漫画が激しく気になるんですが、これはDVDの得点で、リーフレットになってついてくる、と解釈させていただいてよろしいんでしょうか?(笑)
また、私服モードの可愛いらしさといったら、もう・・・。
小柄でスレンダー、腰まで届く黒髪の滑らかさ・・・そういったところが、高校生というより、小学生の愛らしさに充ち充ちておりました。
悠二の鍛錬と、意識の変化がテーマでしたけと、それに気づくシャナの違和感もテーマだっただけに、シャナのいろんな表情がいつも以上に楽しめた今回でした。
マージョリーとの鍛錬を見つめるシャナ。

千草のお見舞いに行って、ヴィルヘルミナの看病の上手さを身ぶり手ぶりで表現してみせるシャナ。

一美を拒絶したことに対して、「正しいけれど違う」という感情が、どこから来ているのか、はっきりわかったシャナ・・・。
悠二に対して、一美の気持ちがわかる、というときの表情。

ということで、今回のシャナちゃん、たっぷり堪能させていただきました。
新たな戦いが迫ってきてますから、今のうちに、こういったヴァリエーションをいろいろと提供していただけた、ということなんでしょう。
その敵さんなんですが、サブラクの前哨戦として、慎重波、聚散の丁・ザロービと、戦闘バカの吼号呀・ビフロンス。
どっちもいかにも雑魚っぽい上に、ラストで、悠二にさえ気づかれなかった、という力の弱さ。
これでどう対抗するのか、というところですが、それは次回以降のようです。
とりあえず、今回は顔見せまで。
鍛錬に励む悠二、それに協力するマージョリー。
どちらも「腹に一物」でしたけど、自在師としての成長を促す指導、といっていいのかな、いまのところ。
で、些細なことなんですが、あの銀の炎が、揺れながら標的を襲っていくところ・・・。
すみません、悠二の白濁液に見えて仕方ありませんでした。(^_^;
たしかに銀色って発光しているとわりと表現しやすいんですが、いぶし銀状態になってますと、くすんだような色合いに見えますからねぇ・・・。
ともあれ、悠二を鍛えるマージョリーさんでございました。

マージョリーさんは、お胸の豊かさが強調されてますけど、臀部のくびれもなかなかに魅力的なのでございます。(笑)
はやる悠二に「少し頭を冷やしなさい」
よかったですねぇ、フルボッコにされなくて。(笑)
今回、過労で倒れてしまった千草さん。
倒れ方までエロいですね、この若奥さんは。
これ、アレの伏線なんでしょうなぁ、ワクワクしながら待ってますよ。(笑)

千草倒れる、の報を聞いて、シャナ、一美といろいろ心配してましたけど、一番ズレてたのが、ヴィルヘルミナさん。
いったい何を出そうとしているのでしょうか。(笑)

後ろに「雲南漢方」とか見えますけど・・・(^_^;
秘薬は仙術、丹術の類なんかなぁ。
シャナの私服があまりにキュートだったのでいささか目立ちませんでしたけど、一美タンの私服も、なかなかよろしゅうございました。
全身がうまく撮れなかったので、上半身を回顧しておきます。

とはいえ、シャナ以外で今回一番のキューティはなんといってもオガちゃんでしたね。(^_^)

田中をショッピングに誘うの図、だったんですが、もうバカップル一歩手前です。
今のところすっかり本筋の外側なんですが(田中の決意という意味では重要ですが)この半端じゃない可愛いらしさが、市井のささやかな幸福を表現しているんでしょうね。
悠二の決意が明らかになって、そして迫り来る新たな敵、というところで次回。
シャナの感じている違和感、一美に対してとった悠二の行動に対して、ある程度の目鼻はついてきたようですけど、たぶん、もっと大きなものなんですよね。
第2期でどこまでやっていただけるのかわかりませんが、仕込みの材料がけっこう豊富なんで、クライマックスには期待が高まるところ。
とりあえずは、次回、バトルモード・・・かな。
シャナとオガちゃんが可愛いかった今回・・・だったんですが、バレーボールのシーンがちょっとばかししょぼかったくらいで、あとは概ねいい感じでした。
一連の事件の外側にいるにも関わらず、好きな人や友達を見る視線が確かな緒方さんと池くん。
このあたりが、学園ものとしても秀逸なところなんですよねぇ。
池くんなんか、自身はあんなについてないのに、他人の恋路には実に有能なキューピッドになってますし。
とはいえ、今回は、田中-緒方の青春恋物語・・・がメインでしたかね。(^_^)

まったく事件の蚊帳の外にいるにも関わらず、友人たちの微細な変化に気づく
オガちゃんでしたが、池くんに「でも田中とはそうじゃないんでしょ」といわれて頬を染めてみたり、

学食で上の空で生返事をする田中に「らしくないよ」と落胆してみたり

バレーボール部の試合で「1年で選ばれたのは私だけだから」といってがんばって出陣するところとか

今回のオガちゃんのかわいらしさ、ブースト全開でしたな。(^_^)
ストーリィ的には、かなり脇に近い流れでしたけど、オガちゃんが可愛いかったので、桶です。(笑)
本筋の、シャナの方。
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鍛錬に精出す悠二の中に、少しずつ変化の兆しが見えていること。
第1クールでけっこう時間をさいてやってたことがここ来て生きてきた感じです。
明らかに声が違いますし、この変化、が重要なんですよねぇ、もう祭礼の蛇をどうまとめてくれるのか、ワクワクします。
第3期がほぼ確定みたいなので、そっちに持ち越される可能性もありますが・・・。(^_^;
ともかく、状況認識という点では、かなり頭が回るようになった悠二・・・この変化を意味するものがいったいどこにあるのか、シャナはどこでそれに気づくのか。
それにしても、「殺し」をはずした直後のシャナの蹴り・・・テレてるのもあるんでしょうけど、もう少しいたわってあげましょう。(笑)
ドレル・パーティが壊滅して、情報を扱いにくくなったヴィルヘルミナ、しかしその中に見出した壊刃サブラクの名。
かつてヴィルヘルミナでも歯が立たなかったという強力な紅世の王がやってくるという。
どうでもいいんですけど、ヴィルヘミナ、そういう情報いっぱいもってそうですから、もっとバンバン出し惜しみせずに公開していきましょう。(^_^;
OPにもサブラクはしっかり映ってますので、サブラクとの戦いはけっこうなものになると期待しておきますが、次回はそのサブラクじゃなくて、聚散の丁・ザロービの方かな。
悠二の変化にとまどうシャナをペタリンコで、今回終了。

吉田さんはどうしたんだよー。(^_^;
新OP新ED!
この16話でくるとは思わなかったので、いささか驚きましたけど、・・・このOPで祭礼の蛇までやるんなら、ちょっと弱いかなぁ、という気がしなくもなかったです。
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もちろん、作画の方は申し分ないできでして、むしろ曲の方かな。
ちょっと明るすぎやしませんかね?
一方、EDは良いです。気に入りました。
前のも悪くはなかったんですが、今回のイラストの方が清新さを感じます。
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こっちは曲も戦いの後を連想させるいい曲だったと思います。
いや、OPも曲として良くない、っていうわけではないんですけどね、決して。
ということで、本編。
騒ぎのあとのとりまとめ、でしたけど、主眼はかなり吉田一美でしたかね。
おっぱい女からおっぱい娘へと渡される宝具。
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使えば死ぬという宝具。
それでもフィレスは「あなたなら使う」といいます。
その恐ろしい意味に、思わず握り締めてしまう一美ちゃん・・・。
フレイムヘイズの戦いを見、善後策の召集に応じてみて、いっそう感じる遠い距離。
シャナと悠二のいる世界は、見ていることしかできないつらさ。
シャナの方では、その場にいてもどうすることもできなかった悔恨があったはずですが、見ているだけしかできない一美の辛さも切々と伝わってきました。
今回のテーマであると同時に、今シリーズでの重要なモティーフのひとつとなってしまった、取り残されている一美の悲しさ。
アイキャッチはそんな一美を見事に投影してくれてました。

新OPにも描かれていた大剣、ブルートザオガー。
悠二が装備する、っていうのは、第1期でも少しでてきましたけど、今回の葉は
その訓練のために貼られた封絶。
その中で一美が遠くから見つめる悠二の鍛錬。
どんなに行きたくても、ふみこめない超常の世界。そこで恋のライバルと大好きな男の子が、事態の打開にがんばっている、でも自分は見ているだけしかできない、この苦悩。
「強い力がほしい」・・・一美ちゃんの思いはかなり危険な領域にたどりつつあるようですが、はたしてどうなりますか。
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主筋の方は、零時迷子に刻印されたヘカテーのしるし、その奥に隠れる銀とヨーハン・・・そしてその刻印以上のものを感じ取っているヴィルヘルミナの予感。
マージョリーが言ったように、事態の整理ではありましたが、同時に悠二本体がもっている闇の部分にいよいよ突入間近、というところです。
今回、新OP新EDの回だったからかどうかはわかりませんが、すごく丁寧な絵で、バトルの後でも、実にリリックな描写が続いてました。
吉田一美の心の動き、切なさ、辛さ、そして緒方への想いゆえに戦いから距離を置いてしまう佐藤。
バル・マスケにおける、教授とベルペオルの思惑、ヘカテーに伝わってなにかの想い・・・。
いろんなものが少しずつ舞台前面に近づいてきているようで、ワクワクしますな。
今回の一般人代表として、やっぱりオガちゃんも回顧しておきます。

完全に部外者(佐藤の動機づけにはなってますが)なんですが、その可愛いらしさ、少女っぽさは、十分、シャナ、一美、ヘカテーに追随していると思います。
次回、この周辺の話をもう少し細かく、かな。
すごかった・・・この1語ですね。

次々と暴かれる陰謀、思惑、それに呼応する戦い、バル・マスケの参入と、息をもつかせぬ展開。
しかもその中にあって、悠二へのシャナの想い、成就しかかるフィレスとヨーハンの邂逅、惜別の念を如何ともできないヴィルヘルミナ、あちら側の戦いを傍観するしかできない吉田一美、自在法の中で停止する緒方の姿に、再び怯える田中と、人間模様、心の揺れ、そういったものを徹底的に詰め込んで輝かせてくれました。
すごすぎ・・・ちょっと言葉もないですねぇ、しかも謎は解明せず、というのに、むしろ引き込まれてしまう面白さ。
というわけで、どの切り口で見ても、感嘆の言葉しか出てこないのですが、すべてをチェックするのは短時間では不可能ですので、残りは分析サイトの方へもっていくとして、気に入ったところだけをあげていくにとどめます。
・フィレスの想い。
かつての友をたばかってまで手に入れようとしたヨーハンとの邂逅。
前半は主にこのフィレスの呼び出したものについてでしたが・・・あの腕は・・・。
乱入してきたヘカテーとフェコルーにより、望んでいた形とは違う形ではあったものの、悠二のカラダを使っての邂逅。
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本来なら、こっちがメインストリームになるところだったんですが、この機に割って入ってきたヘカテーとフェコローの戦いがすごすぎで、もう息をもつかせぬ展開でした。
フィレスは結局、わずかな邂逅の刹那に交わしたヨーハンとの約束を語って去っていきましたけど、一美との間にはまだいろいろあるんですよね、たぶん。
そのフィレスを見るヴィルヘルミナ。

フィレス側からは、ヴィルヘルミナへの友情は語られませんでした。
悲しいですねぇ、報われない一方通行の想い。
ヴィルヘルミナのように、自らに強い、超然としたキャラクターに、ふりむいてもらえない悲しみをふる面白さ。
そして、ボロボロにされた悠二を求めて必死に戦うシャナだったんですが、今回はかなり話の外に押し出されてしまったかっこうでした。

とはいえ、ラスト近くで、落下していく悠二を必死で捕まえようと叫びながら落下していくところの悲しさ、切なさ、健気さ。
悠二の中に眠るものの正体がわかったときの痛々しさが今から予見できるようで、胸の締め付けられるシーンでした。
一美は、むこう側へ行けないもどかしさを感じていたようでしたけど、むこう側にいてもなお、手が届かなくなりそうなシャナの悲しい戦い。
どっちが辛いんでしょうねぇ。。。
その正体、というか役割を示す近藤史菜と、ヘカテー。
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結果的に史菜はヘカテー自身ではなかったものの、入れ子であり鏡であり偽りの器であり、ということでしたから、フィレスがやったような情報端末でした、という風にも見えたところ。
この融合するまでのプロセスがまたすごくて、史菜がヘカテーの杖を出してきて情報を母体へと転送。
その後の恍惚とした表情がなんともエロかったんですが、その思い出がヘカテーの中へ吸い込まれていってましたから、ヘカテーとも記憶を共有することになってしまうのでしょう。
これはラストへの布石になりそうで、どういう処理をしてくれるのか、楽しみです。
それとは無関係に、今回の史菜、足がエロすぎ。(笑)

まだキャプチャしおえてないんですが、あの階段を上るところとか、空中での太腿アクションとか、違う意味でよすぎでした。
階段での足、おいしそうでしたよねぇ。(^_^)
そしてこの暗色の戦いの外側にいた人々。
停止する緒方を見つめることしかできない、田中。
その視線の先で、微笑んだまま停止する緒方真竹。

こっちのミニスカの足もまたエロくて、悦痴なことをしてみたくなるところですが、田中くんは純情少年だったようです。(^_^;
終わってからの、オガちゃんの屈託のない笑顔がまぶしすぎて、自在法の中の暗さが一層ひきたつ仕組みにもなってました。
そして吉田一美。

むこう側へいけない彼女の苦悩は、ある意味今回一番わかりやすい感情でした。
人知の力を超えたところで繰り広げられる、超常の戦い。
見ていることしかできない苦悩ですけど、同時に、その中にあってさえ結び目を解くことのできないシャナのまったく先の見えない戦いもあるわけで、どちらも辛い戦い、悲しい傍観です。
この他にも、嵐蹄の放つマグネシアとの戦いとか、本殿奥深く見つめるベルペオルとか、奥行きの深い、ゾクゾクするような伝奇的世界が繰り広げられてました。
この凝集力、しびれますね。
作画だけなら、今期『true tears』『おかわり』という優れた作品がありますけど、総合的には本作が頭一つか二つ、抜けている感じです。
どこまでやってくれるのかわかりませんが、もう次が楽しみで仕方ない、という久々の作品かな。