ああ、最終回。良かった・・・。
ラストのクライマックスで、かなりの省略があったりして、しかもその中にけっこう気に入ってたシーンとかもあったりしたので、ちょっと残念な側面はあるものの、これだけうまく筋を通して、かつ、うまくまとめてくれたら言うこたござんせん。
アルルゥ「おとーさん、行っちゃやだ」・・・ちょっと目頭が熱くなってしまいました。
最近はすっかりスレてしまって、アニメで落涙する、なんてことは比喩を除いてあんまりなくなってしまってたんですが、あのシーンだけは・・・。

冒頭の大魔獣激突・・・で少し粗いところがありましたけど、それ以外は概ね納得のいくすごい作画で、まぁ、分析はここではしてませんが、見るべきものの多い絵でした。
もっとも、毎回かなりのクオリティでしたので、今回だけ特に良かった、てわけでもなかったんですけど、ときどきあった、表情の縦横比のバランスの崩れは、キャラデの人自らが指揮をとられてたこともあって、まったくなかったです。
絵に関しては、どこを切り出しても、壁紙になるくらいの秀逸さだったんで、最終回はお話についての感想をとどめておきます。
まず回想のシーン。
流れからして、なにがしかの言及はあると思ってましたけど、あまり見たくなかったですなぁ、解体のシーンと赤いスライム化のシーン。
やらないと繋がらない面もありますので仕方ないとは思いますし、最小限にはとどめておいてくれたようですけども。
髪飾りの伝承は、いい見せ方でした。
あのされげなさが、血筋の問題まで語ってくれるようでしたから。
さて、ハクオロの別れとその後。
ウルトリィに命じて、自らの封印、そして、カミュの解放。

ウルトリィの話がかなりカットされてましたので、カミュの存在がひときわ引き立つラストでした。
ストーリィとしてはカミュの方に比重を置いてしまうのは仕方ないところですかね。カミュっち、好きだから別にいいんですが。(^_^;
次々と遺言を回して、アルルゥ、エルルゥとの別れ。
アルルゥとの別れは良かったですなぁ。
声がついてた、ってこともあってなおさらです。みゆきち、うまくなったねぇ。
今回、一番の感動シーンでございました。
こんなに心揺さぶられたのって、『Noir』の最終回以来のような気がします。
そしてエルルゥ。
「家族だって言ったじゃないですか」
・・・すいません、感動のシーンなんですが、なぜか笑いが・・・。
やっぱしラジオでの名言「便利な言葉だよ、家族って」を聞いてしまったせいかなぁ。(笑)
こうして最終回を迎えて、あらためてあの回を聞くと、うたわれ世界を根底からひっくり返す、柚木さんのカゲキ発言に、別の意味で感動を覚えてしまいます。
いや、もちろん、ラジオ抜きにすると、いいシーンだったんですけどね。
その後の一連のやりとり、ハクオロが、エルルゥが自分にひかれているのは契約によってだ、と指摘すると、エルルゥが「契約なんて関係ありません」と言い切る姿。
ここ、素晴らしかったです。
エルルゥとともに我々視聴者もハクオロの姿をおいかけてきたわけでして、エルルゥにとっての契約は我々視聴者にとっては「既にゲームで結末を知っている」ということだったと思うのです。
でも、そういう結末を知っている、なんてこと以上に、折々での行動や考え方、思いを見つめてくることで、ハクオロの再発見があったわけです。
その意味で、エルルゥの発言は、我々とも一体化してくれるような、そんな感覚になってしまいました。
「抱きしめてあげたいです」
「来るな!来てはダメだ!!」

ここも良いシーン。
「家族」のセリフのところで、ラジオを思い出してなかったら、ここもヤバかったかもしれません。(^_^;
そしてその後。
いきなりユズハが亡くなってしまってました。
こうなると、エピソードの省略が悲しさを誘いますなぁ。
ユズハだけハクオロとお別れのシーンがなかったですからなぁ、戦いについていったこともあるっていうのに。
で、オボロ君、国をほったらかして、諸国漫遊の旅とは・・・・。
国政の実務につくことによって、磨かれていく、っていう側面もあるのになぁ。ベナウィが胃炎で倒れなきゃいいけど。(^_^;
サクヤと戯れるクーヤの図。

絵だけなら激しく萌えるんですが・・・。
そして、ある意味、「その後」で一番面白かった、怪力戦士とうっかり侍。

感動のシーンの後、しっかりこういうのを入れてくれるあたり、なかなか心憎いところです。
とにかく、良い作品でした。私個人の好みとしては、今期ベスト作品です。
1年に1本でもこういう作品に出会えると、この国に生まれてきてよかった、と思ってしまいます。
最後に、エルルゥが誰かを見て、満面の笑顔で迎えるところをペタリンコ。

痛いけど萌える、という新境地を開発してくれたクーヤ。

さすがに「ツンデレ」みたいな新ジャンルにはならないと思われますが、衝撃的な幕開けでスタートした第25話。
「子供の頃の夢は いろあせぬ落書きで・・・」がまさにピッタリとくるところですね。
クーヤに関しては、もう少し描写を割いてほしかったところではあったんですが、ここをしっかりやってくれたので、かなりの満足度です。
さて、いよいよウルトリィの情報を聞いての出陣。
本来ならここからでも半クールくらいは使えると思っていたのですが、処理としては、まあまあですかね。
過去の脱出があまりに少なすぎでしたけど。(^_^;
出陣前夜。
いろいろありましたけど、トウカの酔いつぶれと、アルルゥの決意、が良かったです。
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トウカ、うっかりぶりがあんまりなかったのが、やや不満点ではありましたけど、個性はよく描けてたと思いました。
加えて、中の人がうたわれラジオで一気に評価を上げてくれましたしね。(^_^)
アルルゥはラストに来て、もう完全にヒロイン格、と言いますか、ヒロインです。
今回、回想シーンがかなりはしょられたこともあって、エルルゥの描写がかなり減らされています。
そのせいか、相対的にアルルゥの露出が上がってきた感じですね。
どっちも好きですから、いいんですが。(^_^;
みゆきちの、キャラ造形がすばらしすぎた、っていうのももちろんありますが。
出陣、そして宗廟での、赤くて臭いスライムのお出迎え。
どっちかっていうと、ゾンビ軍団の方がよかったんたですが。(^_^;
まぁ、描く手間かなぁ・・・。
そして登場、ムツミ。

一応、数ある人格の一つ、とは言われてましたけど、こんなに短かったでしたっけ?
ゲームの筋、っていうのは、あんまりちゃんと覚えてないことが多いので、ここらへん、少しあやふやですが。
後で絵としては出てきますけど、63、っていうのをもう少しちゃんと見せてほしかったような。
ただまぁ、エルルゥの髪飾りについては、一応やってくれる・・・でしょうね、このシーンを入れた、ってことは。

栓抜き発光!・・・なんとなく、パルックとかの環状蛍光灯に見えてしまったのは内緒です。(^_^;
あれ、でも、脱出後の話とかしなかったですよね?・・・どうつなぐんでしょ。
その脱出までの話。

えーと、ここもこんなに短かったっけ?
次回に何かあるのかも知れませんが・・・。
太古のシーンがはしょりすぎて不明瞭になってるのが、ほとんど唯一の欠点でしたかね。
アルルゥの防衛ライン。

ハクオロを守りつつ、カミュも守りたい、取り返したいという気持ち。
今回、クーヤの痛いけど萌える、という名シーンがあったにも関わらず、アルルゥのインパクトの方が強烈だったのは、こういうシーンがあったからなんですよね。
アルルゥ、ええ娘や・・・。(*´▽`*)
そして、戻ってきたカミュ。
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簡単に戻ってきてしまいましたが、作画はいい感じ。
特に、ディーの横で崩おれる姿は、肩とか胸とかうなじとかが、エロいので最高です。
カミュも、大好き。・・・ごめんね、気が多くて。(^_^;
ディーの一見譲歩案に見える提案をけって、大魔獣激闘の道を選ぶハクオロ。
次回、相変わらず尺が心配なんですが、どこまでやってくれるんでしょうか。
とにかく今年の最高傑作ですので、いいシメを期待しています。
アブ・カムゥがあっさりやられすぎてたり、ヒエンの心境とかがかなりはしょられてまして、正直背景化してしまってたのは残念ではありましたけど、その分、神々の戦いとも言うべき、ディー、ムツミ、ハクオロの真の姿、との終幕へと、主筋はしっかりとおさえてくれそうな感じです。
今回最大のポイントはムツミ登場に尽きると思いますが、リキの入った作画でしたので、一応頭から感想方々・・・。
まず冒頭いきなり、号令を発するウルト様。

ローアングルですと、その胸の魅力がいかんなく発揮されますなぁ。
クンネカムンの居城ででも、状況を把握していた一人として、その力を開放してましたけど、やっぱり胸に秘密がありそうです。(^_^;

この一連のウルトリィ、作画が可愛いくてナイスでした。
さて、クンネカムンの皇、クーヤ。

終盤の省略が強烈でしたので、なんかハクオロを慕っているのに、衝動的に戦っているかのように見えてしまうところもありまして、ちょっとバランスの悪さも感じてたんですが、一応主筋は抑えていった、っていう感じでしょうか。
クーヤって、後半アルルゥ、カミュとともに魅力的なキャラだったはずなんですが・・・。
まぁ、作画が優秀なのと、本筋はそんなにはずしてないので、魅力がない、ってことこまではいってませんが、やや不満の残る扱いですね。
同様なことはヒエンにも感じまして、まぁゲンジナマルとの血縁は示したほうが良かったんでしょうけど、あの見せ方じゃかなり唐突な感がありました。
それに対してハウエンクアのエキセントリックさはなかなか良かったです。
これもちょっと持ち味が代わってしまってましたけど、アニメ版としては、十分生きたキャラになっていたと思います。明乃さんのがんばりのおかげかなぁ。。。
さて、本日のメインディッシュ。ムツミ。(≧∇≦)/
いやぁ、実は前にも書きましたけど、中盤の進み具合がゆっくりしてたので、ラスト省くのかなぁ、とかの心配も少しあっただけに(まとめようと思えば、トゥスクル世界だけでまとめられなくもなかったですし)この変成は良かったです。
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正直、涙が出るくらい嬉しかったです。
「どうして私を選んでくれなかったの」
「バイバイ、もう一人のおとうさま」
・・・ううう、ぞくぞくしますなぁ。
本質的にジンガイ属性が強いので、こういうキャラにこういうこと言われたら、もう脳内沸騰状態で、モニターがまともに見れません。
そうなんだよなぁ、ハクオロとも・・・なんだよなぁ。
ディーの元へ走ってどういう結末なのか。。。
そしてハクオロとどうむかいあうのか。
始祖と大神が相手、っていうのは、付け焼刃っぽいSFだとよくあるパターンで、かえって安っぽくなることが多いのですが、第1クールで世界観をしっかり描いてくれてただけに、普通に、世界の深遠さを感じさせてくれます。
ゲンジマルの消失、クーヤの崩壊、という悲劇を経て、ハクオロが自身の力とどう対峙していくのか。
期待して待ちたいと思います。
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ミコト登場。萌え。(笑)

前回も少し書きましたけど、中盤けっこうゆっくりだったので、アイスマンの話あたりをばっさり落として、トゥスクル国だけでの完結もあるのかなぁ、と少しだけ思ってたのですが、一応主筋は全部扱うようで、少し安心しました。
もっとも、かなりそぎおとされてますけどね。(^_^;
予定見てますと、カミュの発現、ディーとの対決、あたりまでちゃんとやってくれるみたいですね。
この後、カミュとウルトがどう描かれるのか、すごく興味あるところなんですが、今回は、3510号、ミコト。
いやぁ、元デザインのキュートさもよかったのですが、アニメの輝くばかりの美しさも、なかなかステキです。
それ以外ではいよいよ表に出てくるディー。
終幕に向けて、ゲンジマルがディー、という最重要人物について勘付きます。
「も、もしや・・・」
これ、伏線と見ていいですよね、ウルトやカミュとのどう関わってくるのか、ウルトがらみは大幅にカットかな、と思ってましたけど、この展開ですと、ウルトとの師弟関係云々までは描いてくれそうです。
そのウルト。
ワーベを救い出して、賢大僧正・オルヤンクルの位をワーベより継承。
いままで片鱗しか見せてなかったその力、その存在感が前面に出てきそうです。

そして、カミュ。

作画、素晴らしくいいですね。
今回のカミュやミコトを見てるだけで、今年のお気に入りベストに入ってきそうなくらい秀逸です。
どうも先行地域によると、次回、もうムツミが出てくるみたいなんですが、このカミュのキャラ造形もどうなるか、ラストにむかって注目、というところかもしれません。
作画はもう全然乱れがないですね。
全体描写や、CGAの合成で若干まだ粗いところもなくはなかったですけど、テレビ作品ということを考えれば、最上級の部類、と言っていいと思います。
原画陣や動画陣を大量に動員してクオリティをあげる、というような作品ももちろん高く評価するべきなんですが、シーンごとの質を引き上げて、それが全体につながってくる、このうたわれのような作品も、賞賛に値すると思います。
残り話数から見て、どうもちょっと微妙なユズハですが、今回、エルルゥに
「またハクオロさまが暖めてくださる」
「心だけは誰のものでもありません、あなただけのもの」と慰める下り。
仮にこのまま省略があったとしても、その存在感は大きかったですね。
でも、この仲睦まじいシーンなんですが、

どうもラジオのせいで、別のことを想像してしまいます。(^_^;
さて忘れちゃいけない、我らがアルルゥ。
今回、進行とは関係ない、強烈な萌えトラップが冒頭に仕掛けられまして、ちょっとクラクラ状態でした。
「ふかふかー」(爆)

一瞬、脳が真っ白になってしまった瞬間でした。(^_^;
なんつーか、もう犯罪的な可愛いさですなぁ。。。
次回、クーヤ錯乱、かな?
ムツミがどうなってるのか、かなり楽しみです。(^_^)
恐るべき姿となったハクオロは、アブ・カムゥを屠りさるのだったが・・・。]
鯖の障害だかなんだかで、2回も書いたのが消されてしまいましたですよ、トホホ・・・。
そんなわけで、激しく遅れまくりですが、この作品はとっても気にいってますので、遅れようがなんだろうが、視聴記録は残していきます。(^_^)
本編、多方面からすごいことになってる、という話でしたが、普通に名作でした。技術が特出する、というよりも、話の進展にあわせた高い水準での融合と言いますか、全体のトーンを損なうことなく、すばらしいものに仕上げてくれている、これが第1感でした。
甦るハクオロの記憶・・・。
中盤でえらくゆっくりしてたので、アイスマンの記憶云々には立ち入らず、トゥスクル世界だけどまとめるのかなぁ、とかも実はチラッと考えてたんですが、やっぱりちゃんとやるようです。
うーむ、なんかワクワクしますなぁ。(^_^)
ゲームの絵よりも、心持、アダルティになってるので、リアリティが重い感じです。もちろん、そこがいいんですが。
絶命するアルルゥ。
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今回の一番のポイントでした。
なんといいますか、ストーリィの流れを知ってても、ハウエンクア、ブッ殺したくなりますね。(^_^;
ということは、あの憎たらしさが、実に効果的というか、うまくできてた、っていうことなんでしょう。
ムックルに乗って登場してきたときには、「アルルゥ逃げるんだぁ」って思ってしまいましたよ・・・。
アルルゥがいないことに気づいてやってくるエルルゥ。

不安そうな表情で、この辺、もう悲劇が目前まで迫ってる、っていうのが、ひしひしと迫ってきました。
作画も丁寧で実に良かったです。
そして、見てしまう・・・。

エルルゥの中にも甦った記憶・・・。
この辺は一度に出してしまわないで、少しずつ見せてるのも良かったです。
そして元の姿に戻ったハクオロ、看病するエルルゥ・・・。
ここからハクオロの記憶、仮面の意味、までいっきに展開していきそうですね。
ウルトリィのエピソードをどこまで拾ってくれるかわかりませんが、今回の展開を見てますと、ある程度削られるにしても、かなりうまくまとめてくれそうな 気がしています。
それにしても、今回、このエルルゥの表情の微妙な変化が、実にうまく描き分けられてたと思います。

普通に感謝したいですね。
さて、もう今晩なんですが、次回。
ウルトリィ・ネタが少し出てきてくれるらしいので、そこいらへんにも注目していきたいと思います。
ああ、今回の分より、次回の予告の方が気になってしまいました。
先行地域、っつうか、関西以外は放映地区はもう放映してしまってるみたいではありますが。ABCのバカタレめ・・・。
これから痛い展開なんでしょうなぁ、ハクオロの正体とかも含めて。
物語としては、クーヤの苦悩、これがメインでしたか。
あれだけの軍事力を有しながら、なおかつ攻めこまれている、っていうのは、宣伝がヘタなのか、時代の空気なのか。たぶん後者なんでしょうなぁ。
テンポがちょっと早かったので、サラッといってしまった感じでしたが、サブタイの「大封印」は、オンカミヤムカイの超絶の力・・・のはずでした。
ディーがここでも暗躍。うん、ディーを予定より早く出してたのが、いいアクセントになってますね、展開が早いのはちょっと残念でしたけど。
大神の力とか、もう少し丁寧に描いておいてほしかったかな、とは思いますが、それをやると他とのバランスが崩れそうですから、まぁ、こんなもんでしょう。わかりにくかった、ってことはないと思いますから。
ワーベによってディーの正体が暗示されてましたけど・・・残り話数から考えてかなり無理があるような感じで、こっちの方が少し心配です。
今までうまくいってただけに。。。
つうことで、話の方は戦争戦争また戦争、でしたけど、おにゃのこのミリキ爆裂の作品なので、視線はどうしてもそっちにいってしまいました、スビバセン。
冒頭、平和の象徴のようだった、アルルゥ達。
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次回、アルルゥがすごいことになりそうなので、登場箇所は少なかったけど、とりあえず。
契約とかは、次回ですかね?
水橋サクヤは今回これだけ。

まぁ、今回はクーヤの回でしたしね。
ウルトリィに泣きつくカミュ。

あー・・・カミュの話、これは省略してほしくないんですが、どうも・・・。
ウルトリィの話も省略されてしまいそうですし、ちょっとなぁ、って感がなくもないです。(^_^;
記憶がそれほど鮮明ではないので、先のことを書くのはやめておきましょう。・・・以前も間違えてしまったことありますし。(^_^;
今回のメインキャラ、クーヤ。

戦時中、ってこともありますけど、なんか武官ばっかしでしたね、クンネカムン。
そんな武官ばっかりの中ですと、苦悩もたまろうってもんです、クーヤさま。
で、ヒエンさんなんですが、ゲンジマルの孫だったように思うのですが、そういったことは描かれてませんでしたね。・・・記憶違いだったかな?
次回、ハウエンクア対ハクオロ・・・のはずなんですが、エルルゥの契約とか、ハクオロの記憶とか、アイスマンの仮面とか・・・そこまでいくのでしょうか。
急転直下っぽい展開なんで、少し心配になってきました。
(実は、古代人がらみの話は、かなり省略される、と思ってましたので)
クンネカムン編。
サクヤ、水橋のかわゆいヴォイスで、もう萌え萌え。(≧∇≦)/
状況が変化していたとはいえ、前半のコミカルな動きと、後半憂いをたたえた表情が別人のようでした。
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こっそり呼び出されてみると、そのサクヤを室に、というお話。
びっくりしたのは聞かされていなかったサクヤや当事者のハクオロ以上に、盗み聞きしていたエルルゥでした。
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反応、わかりやすすぎ。(笑)
それにしてもクーヤ皇、こういうのを一発で見抜けるくせに「床上手」の意味を知らなかった、っていうのも・・・。(^_^;
サクヤとエルルゥが知ってた、っていうのも、なかなかに暗示的ですなぁ。(^_^;
エルルゥ、こういう反応をしてくれると、どうもラジオが想いかえされて、別の笑みが漂ってきてしまいます。(^_^;
ということで、出だしからなかなか素晴らしい一幕だったんですが、今回のメインディッシュは、前半がカミュ、後半がクーヤでした、少なくとも私的には。
まずカミュ。
闇の属性が出てきた、ってとこですか。それにしても、可憐。
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黒い翼と自身の属性に思わず感情を吐露させてしまうシーン、胸にグッときます。
思い返せば、カミュの明るさも、必要以上にカラ元気みたいなところがありましたから、ずっと意識してたんでしょう。にもかかわらず、大切な友達にああいうことをしてしまって、というもう取り戻せない絶望・・・。
そしてそれをまた笑って許せてしまう、アルルゥとユズハの優しさ。
アルルゥにしても大切な人が何人も目の前で逝ってますし、ユズハの不幸なんて半端なもんじゃないですから、その重みはカミュと同じくらい知っているんでしょう。
いいですね、痛みを知っている人の友情って。
そして後半は、クーヤの痛み。
アルフォンス・エルリックみたいな超兵器「アブ・カムゥ」の圧倒的な力によって、軍事的優劣をひっくり返してしまったクンネカムンの軍ではありましたが、若き皇・クーヤの手に残る「人を斬った」感触。

これもなかなかに悲劇ですね。
それは甘んじて受けねばならない業だとしても、一人の人間として拭い去ることのできない罪悪感、嫌悪感。
クーヤの優しさとか繊細さとかが仇になってしまう、地位。
いろんなものがどっと押し寄せてくる、そんな背景まで感じさせてくれるシーンでした。
作画なんですが、半島シフト・・・。(涙)
うたわれでやられると、なんかむしょうに悲しくなりますね。
そんな中にあって、中村和久氏の大奮闘・・・。
間接的には聞いてましたけど、そんなに大崩れしていなかったのも、そのおかげなんだと思います。
どうかラス前ですので、これが最後になることを祈っています。
たぶん短めの話にはなるだろう、と思ってましたけど・・・短かっ。(^_^;
なんかもっといろいろあったような記憶があるんですが、プレイしたのがだいぶ前なんで、ちょっと忘れてしまいました。
ナトゥンク編、というより、カルラの出生編、てところですか。
ただ、戦闘そのものは、展開も早く、これといったひねりもなくいつもの陽動作戦をからませて、侵入、撃破、と割と簡単な流れ。
もちろん、決して悪い仕上がりではなかったんですが、インカラ戦やシケリペチム戦で、ものすごい動画を見せられてましたので、ちょっと物足らない、といいますか・・・。
まぁその分、キャラにかけられた比重は高かったので、楽しめたのは間違いないところではあるんですが。
つうわけで、戦いには可もなし不可もなし状態でしたので、キャラについての感想を記録しておきます。
まず、今回のメイン、カルラ・ウアトレイ。
冒頭いきなりの幼・姉弟・・・だったのですが、姉ということもあって、アップになると今よりちょっと若い程度で、幼い、ってとこまではいきませんでした。

しかしこのころから、膂力は桁外れたものをもっていたようですね、片鱗でしたけど。
これのどこが「姉上はしとやかで可憐で・・・」なのか、問い詰めたい気分になってしまいます、デリホウライくん。
弟の目から見ると、ってことだったんでしょうけど、それにしても。(^_^;
そのデリホウライ、姉を慕ってたわりには、見分けがついていない、っていうのも・・・。
識別が難しくなるほど幼い、ってわけでもなかったですから、やっぱり一方的な思い込みで、目が曇ってた、っていう解釈でいいのかな。
ハクちゃんのもう一方の牙、トウカは、今回それほど目立った露出ではなかったですけど、巧みにカルラを盾にしつつ縦横無尽に斬りまくったり、地下水路では戦陣を切ったりと、はたらきとしては、しっかりやってくけれてました。
これがあるから、うっかりがひきたつんですよね。(^_^;
敵の皇・スオンカス。
なんか激しくショボかったんですが、あんなにダメダメだったかなぁ。。。
変態性を発揮するところ、もう少し長口舌でも良かったと思いますが。
死体を苗床にする花、なんていうのは、けっこうモチーフとしては面白かったのに、スオンカスの変態性を出すだけに終ってたのが、ちょっと残念。でも、あの花弁が散るシーンとかは、彼岸の暗示のようでもあり、美しくて良かったと思います。
戦いの中では、ウルトリィとカミュのツインアタックがけっこう好みでした。

飛び道具があると、実数が少なくても戦力は増大しますが、絵としても美しかったです。(^_^)
その可憐なきれいどころが、つかの間の休息をえるところ。

ムックルの使い方が実にうまいですね、戦力としてだけではなく、少女達の儚げな美しさ、可憐さを実にうまく引き出す素材になっていると思います。
役どころは全然違いますが、イメージとしては、ダーティ・ペアのムギみたいな感じがします。
カルラのかっちょいいところがかなり省かれた感じでしたけど、ラストの、オボロボロボロなところは、ある意味今回のツボだったようです。(^_^)
ユズハが心配、っていうより、ユズハが気になって仕方ない、っていう感じですね。
筋金入りのシスコンのようです。(笑)
それにしても、一緒にお風呂ですか・・・できれば止め絵でいいから見たかったところですなぁ。
それにしても、さりげなく映ってますが、カミュ。
実にけしからんおっぱいです。(^_^;

この場合の「けしからん」というのは、褒めコトバのネット用語なので、そう解釈していただけることを期待します。(^_^;
つうわけで、バトルモードの割には、インターミッションっぽかった今回。
次回から、いよいよクライマックスとも言うべき、クンネカムイ編。
えーと、映ってた長耳覆面って、サクヤですかね?(^_^;
ナ・トゥンク編。
ちょっと順番が変わりましたかね、もう少し早かったような気がしてたので、ひょっとしてカットかな、と思ってしまってました。
若干の戦闘はありましたが、まだ決戦前夜で、前回の癒しのシーンを引き継いでいるような前半でした。
まずポイントのセクシー・カルラの前に、食事のシーン。
いやぁ、なかなかコミカルでよろしかったですなぁ。もぐもぐのアルルゥ。

育ち盛りですから、当然小さくても食べる量は多いのは道理なんですが、なんとなくムックルの飼い主だからなぁ、と思ってしまいます。
次いで、トウカさん。何やってんですか。(笑)

先週から、こういうひょうきんトウカが随所に出てきてて、素晴らしいですね。やっぱりトウカはこうでなくては。(^_^)
毒見のようなことを言ってましたが、どう見ても、身をほぐしています。
オボロの好き嫌いをユズハにとがめられるシーンも、よかったですなぁ。
どう見ても、ドリィとグラァはお小姓にしか見えないんですが。・・・あ、お小姓でいいのか。
そのユズハ、こういうところでの食事シーンは初めてですね。
なんかいつも病室で一人寂しく、っていう印象でしたから。
でも、ユズハが皆と同席できているのを見ると、もうそれだけで「よかったなぁ」っていう気持ちになってしまいます。
そして皆様お待ちかねのカルラの色仕掛けシーン。(・・・イヤ、微妙ニ違ウカ)
まずは正装で登場。

和服調のデザインを床にパァーッと広げて、っていうのが、良い感じ。
そして、堅い決意を見せて、ハクオロの支援を取り付けますが、目的は支援だったのか、契約だったのか。(笑)
威勢よく脱いで迫り倒します。本日のメインイベント。(≧∇≦)/

いやぁ、ここまでやってくれるとは感激です。
ボディラインがとても柔らかく綺麗に出てますし、最高ですなぁ。
このシーンで相当の感動を呼んだんですが、さらにその後の、エルンガー踏み込みのシーン。

かつてこんなにワクワクした修羅場があったでしょうか。(笑)
やっぱしラジオのせいですね、とんでもない修羅場に見えてしまいます。
単に、シーンとしての修羅場ってだけでなく、収録シーンが凍りついたんじゃないか、って邪推してしまう面白さがあります。
すばらしいですね、こういうのが本当のメディアミックスなんでしょう。
そのエルンガー、ツンツン・モード、っていうより、無視無視モード。恐いよ、エルルゥ。(^_^;
やきもちをやいてくれる、っていうのは、自分に対する好意の強さの裏返し、って側面もあるので、エルルゥの可愛らしさ、ともとれるんですが、やはりあのラジオが強烈ですからねぇ。
そして誤解も解けぬうちに、拉致られるように連れてこられる主人公と、緊張感のない家族。(^_^;

女人兵士と癒し部隊出動です。
しかし、ニウェ王戦では、エルルゥ一人ついきただけで、緊迫度がグンと上がってしまったのに、今回は、戦力外のきわみのようなユズハまでいるのに、全然起こらない緊張感。
・・・萌え萌え感は、激しく巻き起こりましたが。(笑)

戦陣に赴く、とかっていうのではなければ、ユズハの物腰が一番お姫さまっぽいですね。
そしてハクオロの、名言。
「大切な人に誤解されたままでいたくない」
「大切な家族だから」
そっかー、ここに、エルンガーの名言というか、暴言というか、
「便利なコトバだよな、家族って」っていうのがリンクしてくるんですね。
見ていて思い出し笑いをこらえるのに必死でしたわん。(^_^;
この馬車の中のシーン、もっとやってほしかったんですが、仕方ないですね。
ここまでがあまりに強烈でしたので、珍しく、剣闘モードになっても普通に進行しているような感じでした。
いえ、別段この戦いのシーンが悪かったとかっていうのではないのですが、ここまでが面白すぎでしたので。(^_^;
ナ・トゥンク軍と接触して、トウカとカルラの破壊的な強さをまたしても見て、カルラとの因縁を秘めたスオンカスの顔見せをして、っていうところくらいですか、あ、ウルトリィさまの素晴らしい力も拝見できました。
そして弟タンをボコって、次回。
・・・でも弟タン、もっとボコボコにされてる印象だったんですが、アニメだと敦子さんの魅力のせいか、カルラがよりセクシーに、より優しくなってるみたいですね。
ううむ、なんか違う方向で面白かった今回、ひょうきんトウカに、セクシーバズーカのカルラ姐さん、クールな恐怖エルンガーと、もう素晴らしいとしか言いようがなかったです。
もちろん、われらがアルちゃんも露出が多かったですし、とっても嬉しいです。(^_^)
本編でもくりって言ってくれないかなー、とか思ってしまいます。
さて、次回、ナ・トゥンク編、一挙に走り去る・・・のでしょうか。
ABCさん、もう追いつくつもりはないんですかねぇ。
幼員クーヤの素顔投入で、さらにヒートアップ。(笑)

すばらしい癒しの回でした。もうとろけそうです。(^_^;
現在の癒しアニメ、というと、まずARIA The Naturalが思い浮かぶところなんですが、今回のようなインターミッション時のうたわれも、かなり強力です。
まず、エルルゥ。
やはり、うたわれラジオがあまりに強烈なんで、ハクオロとツーショットになると、いつ「ゲストなんていりません!」と言い出すのかと、ハラハラしてしまいます。

オボロもポイント高かったといいますか、その、ベッドシーン・・・。

どう見ても、双子の姉妹といたしているハーレムシーンにしか見えません。(笑)
「こんな可愛い子が女の子のわけないだろ」のドリィとグラァなんですが・・・。
さりげなくはさんであっただけに、インパクトも強烈でした。
エルルゥの二日酔いの薬をもらいにきて、あまりの苦さに悶絶するこのシーンもなかなかにコミカルで面白かったです。
ハクオロ「それでは私はこのへんで失礼する」
オボロ「見とどけないつもりだな」
ハクオロ「見とどけない」(キッパリ)
のあたりとか、
「人は簡単には死なぬ」とか。
もぅ、ハクちゃんたら、男前の声でやるもんだから、ギャップの差があってたまりませんでしたわん。
それにしても、ハチミツを入れて、すごい臭いが出てくるわ、容器に「ピシッ」とひびが入るわ、いったいどんな薬なんでしょう。
酸とかじゃないよね、ハチミツ入れたことによって、なにかが急速に発酵した、・・・のかなぁ。
でも、アルルゥは平気で飲んでるんですよね。
えと・・・アルルゥも二日酔いになるの?(爆)
それにしても、このエルルゥの表情。(笑)

この表情は、ラジオ表情、っていうことでいいんでしょうか。(^_^;
霊獣を売り込みにきたチキナロ。
いままでで一番商人くさいといいますか、人間くさい顔でした。
で、この霊獣・ミキュームに対する反応・・・。
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エルルゥとカミュはまぁいいと言いますか、予想の範囲内で、らしくてかーいくてとっても良いのですが、トウカのこの表情。

ど真ん中のツボだったようです。となグラ風に言うと、165km/hの「ストライッアウッ」ってとこでしょうか。
最初に見た瞬間から「一目会ったその日から、恋の花咲くこともある」状態です。
エルルゥやカミュがまとわりつかせていると、はやくこっちにもやらせろ、のポーズ。
いやぁ、アニメでは初めてですね、トウカのモロ可愛いポーズ。
その直前に、警護につくつかないでハクオロとやりあってた生真面目さがあっただけに、かなり強烈でした。
呆然と聞いていたアボロ、肝が万病に効く、と聞いて、こっちもピピンと反応してしまうありさま。
オボロの気配を察知して逃げ出した霊獣くん、逃げ込んだ先は、萌え妹軍団のもとでした。

ここで、エルルゥ、カルラ、カミュ、トウカに続く今回第5の刺客・アルルゥの「おおおおお」の萌え爆弾が連発されました。
いや、ここまで既に、エルルゥの「柚木ラジオモード」、カルラの酔っ払いモード、トウカの小動物メロメロモードで、いいかげん脳が萌えとろけていたときに、ほとんどダメ出しの一発。
しかもクーヤの素顔までこの後あったし。
いやぁ、けっこう疲れる回だった、ともいえますかね、もちろん最高級の快感からくる疲れですけど。(笑)
カミュも綺麗なヒップラインを見せながらとんできてくれましたし、萌え妹、勢ぞろいでした。

もう盲目的に、といっていいくらいユズハのことを心配しているオボロから、そいつの肝が万病に効く、と聞かされ、
「ユズハはそんなことをしてまで助かりたくない」
「にいさまからいやな感じがする」
「にいさま、嫌い」
の3連コンボを喰らってしまい、オボロ、轟沈。
ユズハ、優しいねぇ。。。
ユズハ・イベント、当然あるんでしょうなぁ。
あと、アルルゥのこのキッとにらみつける姿、まさに森の巫女です。

名前はガチャタラになったもよう。(^_^)
さて、再びクーヤと会うハクオロ、好色王という噂をたてられていたようですが、まぁ、ニウェ王との最終決戦につれていった面子を見れば、そんな噂も仕方ないでしょう。
しかし、充実しきった作画回でした。
まぁ、キャラデの中田さんが指揮をとってるので当然ともいえますけど、コンテの奥田さんの回しっぷりも、なかなか良かったです。
次回予告・・・ひょっとしてあれ、カルラの弟ですか?
次回、関西はまたもや受難の放映になるかもしれず、そこいらへんが不安です。
まぁ、DVD買うのは規定路線なんですが、それでも見逃したりしたら、とんでもなく後悔することは必定なので・・・。