和風ファンタジー・ラストバトル、盛り上がって参りました。(^_^)
複数の仲間と協力して、強大な敵にあたる、というラストバトルは普通に作っていてもそこそこには盛り上がるものですが、最後にきてどういうキャラ配分がなされるのか、っていうのは、けっこう作り手側のセンスが問われるところです。
本作は、原作つきとはいえ、そこいらへんの配分がうまくできている方だったと思います。昌浩がやや蚊帳の外っぽかったですが。(^_^;
・・・まぁ、昌浩は次回、紅蓮との対峙があって、そこでクライマックスでしょうから、それはそれでいいかな。(^_^;
今回は、智鋪の宮司の猛攻というより、戦術の前に役割りをふりわけられて戦うことになった神将のうち、つき従ってきた7将(一応最後の六合も含めて)がうまい具合に配置されてましたし、とりわけ、玄武のちょっとした躊躇とか、太陰のお手柄とか、なかなか心憎い演出でした。
バトルモードについては、舞台設定に若干の不満がなくもないんですが(後述)、神将の扱いは見ていてわかりやすかったので、けっこう満足しています。
つうことで、まず大好きな太陰から。(笑)
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太陰は活躍のときって、けっこう作画の粗いときが多かったのですが、今回はアップだけでなく、全体像のときも含めてけっこう良い方だでした。
風使い、っていうと、どうも幽遊白書に出てきた陣(かっぺーがCVだったヤツ)の連想が来てしまうんですが、やっぱり少女体形な分、太陰の方がよろしいですなぁ。
動画とか見せ方は陣の方が良かったですが。(^_^;
その太陰がお手柄。
最近、もっぱらタクシー役だったので、露出の割には小物化してましたが、巫女・凍結封印の場を発見しておりました。
玄武。
今回、白虎、太陰とともに、瘴気のおさえを命じられますが、その刹那、晴明の身を案じて躊躇する、っていう、けっこう小憎い演出がはさまれたました。
これ自体はどうってことなかったのですが、こういうのを間にはさむ、ってことだけで、人物の奥行きが広がるから不思議です。
玄武もショタっぽいから好きですよん。・・・昌浩ほどではないけど。(笑)
白虎は・・・まぁ、どうでもいいです。がんばってください。(^_^;
昌浩に従った青竜と勾陣。
青竜が黙々と昌浩に従ってたのには、ちょっと意外でした。
いや、意外というか、けっこう場を読めるのね、ってとこでしょうか。
たぶん晴明の意図したことを理解してた、っていうことかな。
まぁ、ヤローなんでどうでもいいですが。(^_^;
勾陣、前回のときより、戦いが動的というか、動きが見やすかったですな。
中割になると、効果が落ちるせいか、そんなにケバくないのが良い感じです。
空間を広くとっていたのと、かがんだポーズを効果的にはさんでいたせいか、広さに対しての敏捷さみたいなのが表現されていて、カッコよかったですよん。
これはその中割りじゃないですが。(^_^;

これだけでも十分有機的に持ち札を動かしてくれている感じでしたけど、最後に六合が間に合って、駆けつけてくる展開も良かったと言えますね。
ラストバトルで仲間の協力、っていう展開だと、けっこう主人公以外がその他大勢で、ひとまとめにされてしまうことがたまにありまして、そういうのを見せられると「もっと脇キャラを大事にしてよー」と悲しくなるんですが、本作は昌浩が少なくとも現時点では最強の位置にいないということもあって、うまく仲間達の配分がきまっているように感じた次第。
ということで、ファンタジーバトルとしては、かなり楽しめました。
筋について少しだけ。
舞台設定としての出雲ですが、やはりああいう仙術、陰陽道、錬丹、卜占の法力の対決を見てますと、時代設定とか、晴明伝承から考えて、播磨の方が適切なのになぁ、と感じてしまったところ。
伝統的な晴明伝承における、ドーマンセーマンの印字伝説ですが、単に人物としての葦屋道満っていうだけでなく、その背景にあった、播州陰陽道の時代がかなり色濃く反映してますから、ああいう対決が用意されてるのでしたら、出雲よりも播磨だろう、百歩譲っても、丹波か高志国(越前)だと思うんですけどね。
まぁ、陰陽道の播磨も、錬丹術の高志国も、今日ではまったくその魔術伝統が絶たれてますので、現在も古神伝承が多く伝えられる出雲を舞台にしてるのは仕方ないのかもしれないのですが、本邦古代魔術の見地から言うと、ちょっと残念です。
とまぁ、全然本筋とは関係ない、しょーもないこともいくつか考えてしまいましたけど、そういうことに想像がいく余地を残している、っていうのは、奥行きがあり、かつ構成もしっかりしている作品だ、ということにしておきまする。
次回で最終回のようですが、予告絵を見てますと、白髪のねーちゃん神将や、じじい神将も映ってましたので、全員登場してしゃべってくれるのかな?・・・と、ちょびっと期待。
とにかく若づくりの神将ばっかしでしたので、このじじい神将なんかにはもっと頻繁にアクセントとして出てきてほしかったところでした。(^_^;
何度も書いてますが、2クールでの終了、ほんとに残念です。
風音・・・えろっ。(爆)
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作画分析は別のクローズドのとこでしてますので、原則的にここでは分析っぽいことはしない方針でしたけど、今回のこの作画のリキの入りようは、少しつっこんでみる必要があると思いますので、分析ってとこまではいきませんが、ちょっとだけ細かく見てみたいと思います。あくまで少しだけ、ですけどね。
マスクの問題を別にすれば、健康な若い肉体をリアルに描けばある程度のエロティシズムは出てくるわけで、その意味では単にスタジオが優秀で、力量のある原画マンさんがそろえられた、ってことなんですけど(原画さん19人も動員してますしね)、風音以外のキャラクターと見比べてみると、今回の作画が割と劇画寄りに作画されたことによる効果、っていうのがわかると思います。
一例として、今回かなりブレていた太陰を見てみますと、
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ほとんど別人なんですよね。(^_^;
風音の場合、既に成人している肉体なので、人物骨格としての方針が明瞭にあって、その上にこのリアルな肢体がのっかった、っていえると思います。
ニの腕の肌の張りとか、肩幅の広さとか、うなじから鎖骨へと流れるラインとかが、実に明瞭に実体感をもって描かれているんですよね。
太陰の場合、この流れで描かれている部分と、従来の少女っぽさを残す画風でつかまえられているときと、はっきりいって未統一なんですが、風音の場合、リアルであるほど効果が出てくるわけです。
もっとも、ロリ風音の描写のときには、このブレはけっこう出てて、Aででてきたロリ風音とBで出てきたロリ風音、かなり違うんですよね。(^_^;
そのあたり、太陰と同じようになってるかな、っていうのはけっこうありましたけど。
洞窟の中で、智鋪の宮司に相対して、首根っこをつかまえられてしまうところとか、洞窟から転がるように脱出してくるところとか、やや動画での切れの悪さはありますけど、筋ひとつひとつまで表現してやろう、っていう原画の力はひしひしと感じられるわけで、表情の描出も含めて実によくがんばってくれているわけです。
そういったあたりが、エロティシズムというか、原語の「sexy」さに近いものが生み出されていると思います。
マスクの問題として、これはかなり原設定を逸脱しているような感もあったりするんですが、破綻の方向ではなく、昇華の方向だった、ていう方が強く感じられて、表情とかが生きてました。
ここいらへんは、動員力っていう側面もあるかな。
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智鋪の宮司も、実によく描けてますよね。
マスクのデザインがもう人柄そのものを反映しているといいますか、皺の一つ一つが良い表情になってますし、一瞬リュウサイの記憶が戻ってくるところとの差も的確に出せてましたし、言うことないです。
ヤローはあんまり貼りたくないので、風音がらみのものだけにしておきますが。(^_^;
風音が、まったくのモノ扱いで、封印を解かされてしまうのも、この肉体のリアル描写があるおかげで、悲惨さが強調されてました。
この首根っ子つかみあげられるところは、かなりのエロティシズム。
とまあ、今回の作画は猛烈に感動してしまったのですが、あと2話ですし、最後までこんな調子でいってくれるのかなぁ、っていう気がかなりしています。
ところで、やんぐ晴明と一緒に来てた神将って・・・青竜ともう一人・・・誰?(笑)
いや、ヤローだから別に誰でもいいんですが、たぶんこのクライマックスに連れてきている、っていうことはそれなりに役割りはあるんでしょうね?
もっともそれを言い出すと、太陰なんかはタクシー役が終了したので、っていう気もけっこうしたりはしてしまいますけど。・・・太陰、退場しないでね。(^_^;
帰りのタクシー役もありますし。
いちおう、風音のラストもペタリンコ、と。

それにしても、あんな雑魚に胸を貫かれて、っていうのも、ドラマ進行としても悲しいものがありましたなぁ。
野性味たっぷりだったので、退場はかなり残念でしたが、それなりに必然性を背負ってるので、まぁ、納得はできますかね。
今回、昌浩成分がかなり不足気味でしたけど、風音があんなに頑張ってくれたおかげて、ほとんど不満はなかったです。(^_^)
恐るべきべき縛魂の術による展開、そして決戦の前への昌浩の決意、その昌浩を取り囲む人々と、クライマックス目前で、作画も高位安定が続いてて、なかなか良い感じです。
ディーンだから、って言えばそれまでですが、ここ十年近く、どんなにスタート段階でよい体制でも、ガラガラと崩れた例をそれほど山のように見ている身としては、こういうあたりまえのことでも嬉しくなってしまうところです。
昌浩の決意の経緯に重点が置かれていまして、多弁にならないのが良い効果を出していたと思います。
話の方はそういうことで、作画面で気づいたことをいくつか。
まず、われらがヒロイン(笑)、昌浩。

主人公(紅蓮)が敵の手に落ちて苦悶するヒロイン(昌浩)の図・・・なんですが、これがシャレにならんくらい色っぽいといいますか、今まで何度も書いてきましたが、正ヒロイン・彰子よりかーいーです、今回も。(^_^;
黒髪の総髪、ってのもありますが、ルックス面でもちょっと抜けてますしね。
こういうのが冒頭からかまされるのですから、たまりませんわ。
一方の女性陣・・・なんですが、太陰はまあいいとしても、タカオと兄嫁、なんか今回もケバいのーと思いながら見てたんですが、昌浩・母がそれほどでもなかったので、紅のせいなんでしょうかね。
前も書きましたけど、タカオの神、ことさらヒトガタにならんでもいいと思うのですが。
そのタカオカミノ神、神格からしたら勾陣を見下すような姿勢でしたので、かなり上、っていうの継承してるんですな。
ミソロジーの立場からすれば当然なんでしようけど、一応物語作品ですしね。
もっとも、タカオカミノ神を主とする水神、雨神としての龍神に関しては、貴船よりも丹生3社の方が古式を伝えている印象があったりしますが。
そういったことはともかく、今回、昌浩の心の経緯を追っていったようなところがありますので、そういう点に視座を据えてみますと、まず、タカオカミノ神から知らされた厳粛な状況。
そしてその悩みの中で、彼をとりまく人々の存在。見守る神将。
見捨てたりはしない、という決意と矛盾する最善策等々。
フラッシュバックで多くを語らぬ見せ方は、アニメらしい手法でなかなか良かったのではないでしょうか。
一方、神将の方々。
なんとなくアニメ以外の雑情報から知ってはいましたけど、朱雀と天一がいい仲だ、ってのは、はっきり言明されたのは今回でまだ2回目かな。
暗示は再三ありましたが。
六合は風音がらみじゃなかったので、今回は静でした。まぁ、昌浩を信頼してる、ってことでもあるんでしょう。
やっぱり目立つのは太陰ですかね。(笑)

ここ数回、扱いがすっかりタクシーがわりになってるのが、ちょっと悲しかったりしますが。(^_^;
正ヒロイン彰子姫。

なんか昌浩のフェロモンが強烈なんで、そのあおりをくって可愛くない、みたいな失礼なことをけっこう書いてますが、昌浩との比較軸があるからそうなってしまうだけで、単体(ピン)で見たら決してそんなことはないんですよね。
今回のこのしばし別れの抱擁なんかも、愛くるしい幼き恋人像が実によく出ているわけなのです。
ただ、昌浩の色香が半端じゃない、ってだけで。(笑)
つうことで、当然載せとかなきゃいけない、昌浩・墨染めの衣。

個人的な好みは、幼・昌浩→総髪昌浩→ピンチな昌浩→烏帽子な昌浩、だったりするんですが、正装のキリッとした姿ももちろん良いですし、墨色の黒衣も、渋くて映えます。(^_^)
神将の由来が語られたときに、まだ話にからんできてない方々が映っとりました。

右の白髪のおねーさんはいつからんでくれるのでしょうか。
もう残り話数が少ないから、いいとこ以前のような顔見せ程度なのかなぁ。
せっかく設定まであるのに、残念なことです。
さて、次回、風音のすんばらしいカットが入ってまして、期待大。

26話ってのは残念ですね、こういう作品こそこのクオリティで4クールしてほしかったりするんですが・・・。
前回に引き続き、解放された紅蓮の圧倒的な力、その前に苦戦を余儀なくされる六合達他の神将、利用され蝕まれていく風音、窮地を自覚して立ち上がる勾陣、同じく陣頭に立つ晴明、負傷した昌浩と気遣う彰子、と、シーンとしてはかなり見所満載でしたけど、話としてはそれほど進んでる感じはしませんなぁ。
前回に、紅蓮の離反、そしてたぶん次回に決戦と、ちょうど山場の中間みたいになっているせいかもしれません。
まぁ、仮に進んでいないとしても、和風ファンタジーとしてかなり絢爛豪華なキャラ配置で、その見せ場をけっこうたくさん詰め込んでくれてましたから、満足度は高かった、とは言えるかと思います。
ただ、陣営の実力者っぽいのが、高淤の神に勾陣と、女性形っていうのがややひっかかるところではありますけどね、かなり物理的なバトルモードに入ってますから。
これがもう少しサイキックよりの戦いなら、別に最強者が女性形でもそんなに気にはならないのですが。
風音はともかく、高淤の神と勾陣の装束がけっこうケバいのも一因かなぁ。(笑)
そういう些細な点でややひつかかる点はなくもなかったですが、概ね、キャラ芝居としてはよくできていたと思います。
まず、かなり悲劇的結末が素人目にも予想される風音。

強力な術者でありながら、自らもカラダを使って行動する等、けっこうカッコいい役どころなのに、無残に利用されて朽ち果てていくような感じが、けっこうそそられるところです。
この辺が、露出度の高い装束ながら、勾陣や高淤の神よりあでやかに見えるところなんでしょうかね、まぁ、ルックスの差、みたいなとこもあったりはしますが。(^_^;
さて、やられてえっちぃエロースが炸裂すると言えば、我らが主人公・昌浩。
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今回、ほとんど出番らしい出番もなかったのに、この負傷して寝ッ転がって総髪になっている姿のなんとかーいらしーと言いますか、ヒロイン化してるといいましょうか。(笑)
けっこう正ヒロインの彰子姫も、出番こそ少なかったものの、昌浩を気遣う良いシーンがあったのに、昌浩と一緒だったもんだから、可愛いらしさというか、ヒロイン度で負けてます。(笑)

ちょっと扱いにやや異端なところはありますが、紅蓮をヒーローに見立てれば、別に昌浩がヒロインでも別段文句なかったりするわけですなぁ、うん。(^_^;
紅蓮の邪悪化は、その意味で昌浩が真のヒロインとして立つ契機だった、ってことなんでしょうかねぇ、うーむ。(^_^;
まぁ、いろいろゲスな感繰りはしてしまいますが、やっぱりピンチに陥ったときの昌浩のかーいらしさは、半端じゃねーですなぁ。
つうか、彰子姫、もちっとがんばってほしいです。(^_^;
さて、勾陣。
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ルックスはいいんですけどねぇ、なんか全身図になると、お水っぽさが漂うといいますか。
活動性に基点を置いている、っていう点では風音とそう変わらないはずなのに、受ける印象が激しく違ってしまいます。
まぁ、いなせな感じはよく出ていると思いますが、それにしたって中の人の功績、みたいなところもありますし。
もう一人のアダルト・チェンジ、高淤の神。

こっちは竜神体形の方が格段に良かったと思うのですが。(^_^;
ヒトガタの方が親しみやすい、っていう発想なのかなぁ。
ひょっとして青竜への対抗意識?(^_^;
一方ちびっこ組はすごく良いです。

太陰のおきゃんな可愛いらしさは、もうデレデレになってしまいそうなんですが、玄武くんの寡黙で天然っぽい少年像もなかなかよろしいですな。
昌浩っていう強烈なのがいるせいで、少年像、っていう認識になると、かなり損な立場になってしまいますけど、今回の暴走する紅蓮に対して、六合や太陰と一緒になって、水盤を呼び出しての防戦、っていうのは、なかなか凛々しくて良かったと思います。
もっとも、この直後の太陰の「うっきー」が可愛いすぎたので、これまた損な立ち位置に来てましたけどね。
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昌浩とはまったくベクトルが違うけど、太陰の可愛いらしさも半端じゃねーですな。
つうか、こういうおきゃんなところって、なんとなく昌浩の天然につっこみいれてるときのもっくんとイメージ的にダブルんですが、神将の属性の一つなんでしょうかね。
紅蓮が戻ってくるまでの間、太陰が猫とかリスとかに化けて昌浩の側に侍る、っていうのもちょっとやってほしいかなぁ、とか思ったりしてしまいます。(^_^;
さて、敵の本丸、トッポ・ジージョが出てきたのでそろそろ風音編のクライマックスかな、って思うのですが、・・・まだ出てきてない神将いますよね。
せっかくなんで全員拝ませてほしいです。
特にゲーム版で翠星石が演じたらしい天后さんは、ちゃんと見てみたいんですけどねぇ、チョイ程度では出てきてくれたように気もしますが。
入院中の第18話から第20話までは割愛して、って思ってたのですが、絵、話、ともに充実していたので、メモ程度に簡単に感想を残しておきます。
第18話『その理由は誰知らず』
昌浩の兄・成親とその家族が登場。
この第18話は、勾陣がエロかった、これにつきますなぁ。(笑)
アニメデザイン発表の段階では「ケバいなぁ・・・」っていう印象だったんですが、実際に動いているのを見てますと、けっこう「野生の女戦士」みたいで良かったです。
騰蛇との因縁を感じさせる「コウ」呼ばわりでしたけど、残り話数を思うと、そこまでしてくれるのでしょうか、少し不安。
あと、小姫の可愛いらしさは、ちょっと反則。(笑)
第19話『北辰に翳りさす時』
風音が衣装をパァッと脱ぎ捨てて、女盗賊スタイルに戻るところのカッコよさと、総髪の昌浩が可愛いかったであります。
六合・・・ひょっとして風音に惚れてんですか?(笑)
第20話『黄泉に誘う風を追え』
縛魂の術と、騰蛇の過去の過ちが説明される回。
ああいう形で語られるとは思ってませんでした。戦いの中で、たぶん敵方から語られるのかな、と思ってたもので。(^_^;
検非違使の出動で、ちょっと本筋とは違うことをぼんやり考えてたのですが、今回は省略。
12神将、まだ登場してない方々も映ってたような・・・。
第21話『罪の焔に絆絶え』
そして今回。
邪悪の側に立つ『血ぬれの神将・騰蛇』のカッチョえーこと。(^_^)
いや、こういう邪悪系のマスクってけっこう好きなんで、ちょっとゾクゾクしてしまいました。(笑)

絵面だけ見てますと、双頭のカラスに操られているっていうより、この双頭のカラス自体も眷属に見えてしまう禍々しさで、ジンガイスキーとしては、たとえヤローであっても、惹かれてしまうところだったりします。(笑)
どれくらい引っ張っていただけるのかはわかりませんが、邪悪・騰蛇はもう少し鑑賞していたいところですなぁ。
それにしても、縛魂の術で操られているとはいえ、容赦なく昌浩の腹をブチぬくあたりも、なかなかステキです。
変に意識が残ってたりする葛藤なんかよりも、こういう冷徹な進行の方がドラマとしては面白いですね。
うん、こういう演出、作画、かなり好みです。(^_^)
キャラ作画としては、内親王脩子姫は残してしておくべきだ、という心の声に従って残しておきます。(笑)

あと、ロリ風音もたぶん良かったんでしょうけど、ちょっとシーンとしては短かすぎでした。
もう少し映っていてほしかったよーな。。。
さてごひいきの太陰なんですが、今回、動きが大きかったせいもあって、かなりの露出時間だったんですが、どうも中割レベルで見てると、ちょっと・・・ってところでした。
画面狭しと飛び回る、その動きそのものは良かったんですが。
それにしても今回、瘴穴に落ちたり、昌浩が紅蓮にブチ抜かれたり、イベントが多かったこともあって、キャーキャー叫びまくりでした。

旋風にのっての移動の迫力、風を操る攻撃技、このあたりはかなり攻撃性を感じる力強さなのに、ショッキングな場面に出くわすと、キャーキャー騒いでくれてますので、強いんだか弱いんだかよくわかりませんね。
・・・まぁ、そこも良かったりするんですが。(笑)
女っぽさがかなり前面に出ている天一や、肌の露出が大きく動きが滑らかな匂陣なんかも魅力的なんですが、やっぱり太陰のおきゃんで活動的なキャラが好みです。(^_^;
もう一人、肌の露出の大きさでは匂陣に負けてない風音。

本シリーズでは主役級なんで当然と言えば当然ですが、人物背景やその強さ、マスクや肢体の美しさもあって、昌浩、太陰の次にひかれます。
存在そのものにも適度な妖しさがありますしね。
加えてけっこう悲劇的な結末らしいので、そのあたりの滅びの美、も鑑賞させていただけそうです。
うーん、結局六合と結ばれる、なんて言うベタな展開にはならんのでしょうなぁ、まぁ、引っ付かれてもちょっと困るものがあったりもしますが。(^_^;
あとは玄部の止血の術と、天一の傷移し。
こういう流れって、古代の呪術っぽい感じがよく出ていると思います。
超能力、っていうより、仙術、道術の秘儀のようで、映像効果も高かったのではないでしょうか。あと、謎な丸薬とか霊酒とかも出てきてくれると良かったんですけどね。
さて、まだまだ続く騰蛇の暴走。
もう少し堪能できそうですね。
巫女の衣装も気になるところです。
あう、本作も今回の分がちょっと低調。
なんかこう続きますと、外注のシーズンなんかなぁ、って気がしてしまいますのう。
特に中割が酷くて、せっかく太陰がけっこうしゃべって動いてたってのに、コマ落としで見ると、悲しいものがございました。ョョョ。
つうことで、けっこうな数のカット数があったにも関わらず、あんまり吸い出して楽しいものがなかっといいますか、何と言いますか。
破綻ってわけではないんでしょうけど、今までで一番悪かったんじゃないかなぁ、とちょっとしょんぼりでございました。
話とかカットとか美術とかはいつも通りだったんですけどね。
冒頭、昌浩と彰子姫が新婚さんみたいにいちゃいちゃしてくれているところ、作が画良かったらもっとのめりこめたのですが、ざむねんですだ。
ただ、コントとかカット割はそんなに悪いわけでもなかったので、2人が心配しあっていちゃちいちゃしているのを見ているのは、嬉し恥ずかしで、良いものでございました。
最近、こういうストレートなカップルって少なくなってるのでかなり嬉しいです。

この2人にはもっともっといちゃいちゃしてほしいですのう。(笑)
なんつーか、昌浩が真面目すぎる、素直すぎる、っていう設定があるせいなのかもしれませんが、もう少しバカップルっぷりにしてくれてもいーんじゃないかなーとか思ってしまったり。(^_^;

昌浩の総髪は相変わらずエロいです。これで作画がもう少しがんばってくれてたら・・・。
しかし、たとえ作画が落ちてても田頭デザインのせいだから、なんなでしょうけど、彰子姫より可愛いくて萌える、っていうのは低い画質なりに健在で困ったものです。
いや、嬉しいからいいんですけどね。(^_^;
太陰も大活躍で、おきゃんな感じがよく出てたんですが、昌浩以上に低画質の影響を受けてしまったようで、これまた残念。

いつもは原作の挿画よりも、アニメ絵の方が好きだったんですが、今回に関しては、原作挿画の方のほうが良かったですね。
そんなわけで、Bパートのアイキャッチ。

華奢な細さが、少女っぽさをよく現してくれていると思います。
もちろんツルペタツインなんですが、これって、この華奢な感じが伴ってないと映えないと思うんですよね。
玄武ともどもいちばん 妖精っぽいキャラなのですら、とにかく作画陣、がんばってほしいものです。
・・・そういや玄武、ついてはきたけど、ほとんど活躍らしい活躍なかったですなぁ。
ジンガイ系であれば、少年も好きな部類なので、昌浩を食うくらいの艶を見せてくれてもいいんですが、今のところその気配がおまへん。(^_^;
つーことで、当面は太陰一人に萌え転がるとしましょうか。
あ、もっくんも微妙に可愛いので好きですけどね。(^_^)
もっとも、今回のこんなポーズはちょっといかがなものか、っていう気がしなくもなかったですが。(^_^;

擬人化・・・やりすぎです。(笑)
擬人化というと、タカオカミノ神が人型になって、「タカオと呼ぶがいい」なんて言ってましたけど・・・ケバいですね。(笑)
今回の作画ゆえ、だといいんですが。
来週は勾陣らしき人が映ってましたけど・・・微妙ですなぁ。
タカオさんほどケバくもないんですが、どうもガテン系っぽい印象です。
風音さんが、今回さっぱりでしたので、次週は露出が多いことを期待して。
うっひゃー、妖艶昌浩、久しぶりのふっかーつ。(爆)
そっかー、幼年時代を無理に出さなくても、タカオカミノ神に憑依してもらったら、こんなに色っぽくなるのね。
うんうん、これからもどんどん昌浩に憑依してやってください、タカオカミノ神。

なんつうかジンガイスキーの血が騒ぎます。いや、昌浩自身はまだ人なんですけどね。
さっそくやってきた彰子に「人間にしては美しい」みたいなことを言って迫ってくれますし、もうホントにすばらしいですなぁ。

今回、前回の祈りが通じたのか(笑)、幼年期・昌浩もあって、なんつーか久しぶりに可愛さ爆裂の昌浩を存分に堪能できたんですが、作画も負けずおとらず がんばってくれてて、それ以外のシーンでも大健闘だったといえます。
後半、ポニーテールにした昌浩(・・・違ウッテ)なんかも出てきて、これがまたハートをわしづかみです。(笑)

せっかくここ数話で彰子姫がかーいくなってきたっていうのに、昌浩が本領出したもんだから、ふっとんでしまいました。
やっぱり昌浩、萌えますのォ。(^_^)
風音ねーさんも、涼しげなかっこうでなかなかせくすぃーな戦いをしてくれたんですが、顔がわりと長頭なんで、アップになると、かなり上の年齢に見えてしまうのが残念なところでしたし。
とは言っても、動画枚数がそこそ割かれていたこともあって、けっこう見れました、風音ねーさん。
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お話の方は、風音の背後に晴明も心当たりがはっきりとある榎斎なる人物の存在が示されました。
中の人、諏訪部さんみたいでしたけど、相変わらず渋いいい声してまんなぁ。
『かりん』の煉にーさん、『シャナ』のフリアグネなんかとはまた違った味わいですた。(^_^)
ただ、敵の本陣・・・やっぱり道満じゃなかったんですね、ちょっと残念。
その斎を召喚する双頭状態になるカラスの嵬。
和風ファンタジーっぽい使い魔で、本作では一応「守護妖」という分類みたいですが、これもなかなかキャラが立ってます。
妖の描き方もなかなか良いので、人物がしっかりと生きてきますね、もっともあの雑鬼達はちょっと・・・って思うときがあったりはしますが。(^_^;
あと、紅蓮が風音を見て最初気づかなかったようですが、前回の晴明、青竜、玄武との戦いのデータは共有してなかった、ってことですね。・・・皆さん意外と冷たいのね。(まぁ、青竜は嫌ってるみたいでしたから当然としても)
前回予想した通り、この風音と積極的に関わってくるのは六合のようで、この風音編では、紅蓮とともにある意味一番重要な神将になってくるんでしょう。
あと、トシツグぼーやの勘違いもいろいろとありましたけど、今回は、風音の黒幕と、久しぶりの昌浩かーいー成分が存分にに堪能できたので、実に有意義なエピソードだったと思います。
欲を言えば太陰が出てきてほしかったところではありますが。(^_^;
しかしあれですなぁ、これでけ美女、美少女キャラがいるってーのに、昌浩の作画のいいときが一番満足度が高い、っつうのも、なんと申しましょうか。(^_^;
さて、第14話から引き続き、一気に見ました少年陰陽師。
しかし、少女向け小説が母体だというのに、アクションシーン、そこそこ見せますね。
何と言っても十二神将の役割りがはっきりとしていることとか、決して全員が万能無敵でないところとか、けっこう見れるつくりになっていると思います。
第14話で少し書きましたけど、式神はこっちの方が良かったですけど、昌浩と彰子は第14話の方が可愛いくて良かったです。
ただし、それは作画的な点であって、お話としては、前回の仕込みであった、彰子が昌浩のためを思って調達してきた干し桃が効果を発揮しますし、その干し桃を手渡すシーンが、もうあまりのらぶらぶバカップルっぷりで、ゾクゾクします。(笑)
最近のラブコメモードですと、あそこで手渡された干し桃、昌浩が鈍感に拒絶して彰子がっくり、とか、浩大にやってしまって、結局ムダにしてしまい、彰子しょんぼり、とかって展開になりそうなんですが、昌浩は決して鈍いわけでもないので(ちょっとズレてるところはありますが)そっちのルートには進まなかったもよう。
しかし、食べ物持たせて「いってらっしゃい」ってのは、もうこっ恥ずかしくなるくらいのあつあつぶりですのぉ。
さて、今回のメイン、式神対風音。
まず、ついに正体をさらした謎の女術師・風音。

諸尚の怨霊を陽動に使い、都の天幕を破る術を詠唱しているとこ、すばらしくカッコいいですし、やんぐ晴明の前に姿を現し、青龍、玄武を軽くあしらうところとか、なかなか見せてくれました。
衣笠の和装から、山賊っぽい姿への変成・・・なかなか艶っ気もありましたし、見ほれてしまいます。
さて、対する十二神将。
一応2チームに分かれて事の処理に向かいますが、昌浩応援チームが、紅蓮、六合、太陰、天一。

やんぐ晴明補佐チームが青龍と玄武。
まぁ、厳密にはもう1チーム、策敵の白虎と朱雀がいましたから、今回8神将まで登場です。
なんつってもこの中だと太陰ですねー、正直なところ女性キャラとしては、彰子よりこっちの方が萌えます。(笑)
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バトルモードに入ると、やや中割がむごかったんですが、それでも今までで一番動いてくれてたみたいで、嬉し限りです。

声質がやたらきゃぴきゃびしてたんですが、中の人、ロウランの人ですよね?・・・だいぶ予想してたのと違う戦闘声でした。
こっちのチームは、比較的昌浩を評価している、もしくはしてもよい、と思っているチームでしたので、圧倒的な霊の数の前に「多すぎ、うきーっ」ってなってるところで昌浩がまたまた封印してしまったりしたのも、それほど驚くでもなかった、ってとこでした。
一方、昌浩なんて評価しねーぞ、の青龍、玄武さんチームは、風音の前に大苦戦。やんぐ晴明の言う「式神が人を攻撃できないことを知っている」っていう発言から、青龍、玄武、ともに本気を出せなかった、っていう解釈もできるんでしょうけど、見てる限りは風音の方が圧倒的に強かったですね。
陰陽の術、識に長け、式神についても明るく、晴明、神将たちをも圧倒する力。
伝統的な晴明譚ですと、これは葦屋道満か、賀茂氏の縁者か、はたまた大和の小角氏関連か、ってとこですけど、晴明自身に全然心当たりがないようでしたので、たぶん違う設定なんでしょう。
うーん、でも晴明ものなら、やはりセーマンドーマンの対決は見たいところですよね。
一言神との因縁も見たかったりするんですが、この辺、代が下ってる設定なんで、ちょっと無理かな。
あと、風音に刺されて青龍さんがはっきりと出血してました。
出血自体は、以前紅蓮がピンチのときにもそれっぽい描写はありましたけど、今回かなりはっきり描かれてました。
なんか蟲毒とからしいんですが、式神が出血してる、っていうのは、かなりの違和感です。(^_^;
物語のリアリティっていう点では普通なんでしょうけどね。
個々には綺麗な作画だったんですが、全体としては、やや統一に欠けた感のある今回。
それでも「晴明自慢の神将たち」の戦いがかなり良かったので、十分合格点かな、うん、楽しめました。
前回の市で彰子にぶつかった風音のときといい今回の最後に晴明の元に戻ってきたときといい、六合と風音がやたら微妙な接点をもってくる描写が続きますが、たぶん何か進展がある、っていう伏線なんでしよう。まぁ、楽しみに待つとします。
今回の有機的な式神の描写を見てますと、個々のエピソードまでは無理かもしれませんが、一応全員は出してくれそうな気がしてきました。
こっちも楽しみです。
不満があるとすると、昌浩幼年期がここんところ出てないことくらいかな。
とにかく今回は面白かったです。(^_^)
当初の予定では1月2日の予定だったらしいのが、正月番組で延期になり、週遅れか?・・・と思っていたら、9日深夜に14,15と連続2話放映していただきまして、少年陰陽師ワールドを堪能させていただきました。
こうして2話続けさまに鑑賞させてもらうと、第15話の式神大活躍が引き立ちますので、なんとなくこの第14話の方が第15話の前説みたいになってしまったのですが、たぶん単体で見ていたらも、こっちもそこそこ魅了されていたことと思います。
つうか、14話と15話で昌浩の顔、変わりすぎでしょ。(笑)
・・・私は、昌浩に関しては、こっちの第14話の方が好みです。だってかーいーし。(^_^;
まぁ、こっちの方が設定に近い絵ではありましたかね。
彰子も、こっちの第14話の方が可愛いかったですし。
式神に関しては、アクションが多かったこともあって、断然第15話の方なんですが、まぁ、それは第15話の方で書きまする。
今回、昌浩のマスク、久々に可愛い系で、かなりクラクラ来たんですが、最近幼年時代が出てきてないのと、昌浩かーいーしか言ってないときが多いので、たまにはメインヒロインのはずの彰子を取り上げてみます。

彰子って、昌浩や十二神将と違って、回によってムラがあるんですよね。ヒロインのはずなのにちょっと扱いが悪いときがあるので(あくまで作画的に)、今回のように正統的に可愛いと、ちょっとホッとします。
やっぱりアクティヴィティが少ないからかなぁ、立場上、超能力みたいな呪術を使うわけにもいかないし、剣や武器をとって戦うわけでもないですし。
今回の見せ場は、昌浩母と一緒に買物に出かけるところ。
晴明が「誰かを供につけねば・・・」と思案した矢先に、そっと六合がつきそっていきました。その六合をすぐに見分ける彰子姫。
「見鬼の才は昌浩以上」とか言われてましたが、それって、かなりすごいことなんですよね、たぶん。
この「見る力」のすごさ、っていうのがこう強調されると、なんとなくフランスの元バレリーナ・サイボーグ少女を思い出してしまうところです。(^_^;
この見鬼の才に関しては、敏次がけかなり悲惨な扱われ方。(^_^;
ぼんやりともっくんを認識しかかりますが「モノノケがいたような気がしたが・・・」といって、まったくそっちの才能が欠落しているのを暗示してました。
昌浩サイドから見たら、けっこうスッとするエピソードなんでしょうけど、ドラマトゥルギーとしては、やや残酷な描写でもありますな、まぁ、同情はしませんが。(笑)
さて、市に出かけた彰子姫、六合に「昌浩の好きそうなモノは?」と聞いてしまう公認のらぶらぶっぷり。
六合はそんなことのためについてきたんじゃないのにねぇ。(^_^;
まぁ、でもこういう甘甘なのは大好きなんで、いっこうに構いません。もっとどんどんやってください。
このとき、謎の女術者とすれ違ってますが、ああいう姿で見ると、この風音さんもすげー美人でございますな。
まぁ、その本領は次の第15話で存分に見せてくれたわけですが。
そして、憑依された敏次くん。
しかしなんですな、同じ憑依といっても、ゴーストハントの麻衣たんとはなんという違いなんでしょうね、麻衣たんのときはニヤけてしまいましたけど、こっちは全然嬉しくないです。(笑)
怨霊の正体が「穂積諸尚」ってことでしたけど「オヅヌモロナオ」って聞こえたので、小角氏のことか?・・・と思ってしまいましたよ。
小角氏だったら面白かったんですが。まさに方術と仙術、錬丹術の対決になるわけですから。
年末というか、コミケの真っ最中につき、簡単に。(^_^;
・・・つうか、たぶんこれが今年最後の感想になる・・・かな?
ネギまとときメモは年明けになるかも・・・。
で、今回の感想・・・らぷ米度が一段と上がっております。(笑)
一応新たな怪異の始まり、怪しくも色っぺー風音とか、いろいろ注目すべきポイントはあるはずなのに、昌浩と彰子のらぶらぶっぷりに、もう嬉し恥ずかしでモニターに見入っておりました。
どうでもいいけど、朝起こしにきちゃいかんでしょ、ほとんどこれなんてギャルゲ状態でした。
・・・いや、見ててニヤけてしまうので、一行に構わないんですが、っていうか、もっとやって。(爆)
ああ、昌浩、羨ましいよ。
こんな可憐なのが帰宅したら待っていて、しかもちょこまかと自分の身の回りを気遣ってくれて、って、たいていのことは耐えられるような気がします。
もっとも、設定年齢13歳と12歳じゃあ、まだそういう萌え魂には目覚めてない可能性もありますが。だとしたらすこぶるもったいない。(^_^;
しかも、もっくんがあれこれと昌浩の声を代弁してくれてるし、これ以上の幸福はないぢゃん、って思ってしまいます。
今回は事件の発端でしたけど、この昌浩x彰子の平安ギャルゲー風味らぶ米のおかげで、あんまり輪が頭に入らなったでございますよ。
起き掛けの昌浩、総髪が可愛くて最初の頃の少年フェロモンが甦ってきたようでしたけど、今回に関しては、彰子とのらぶ米っぷりの方が勝ってた感じです。
番由紀子さん・・・さすがに手堅くまとめてくれてました。
あと、風音。
なんか適度に野生味のある美少女っぷりで、このデザインはけっこう良いかな。
さりげなく神将・2人追加。
白虎に朱雀。
どっちも四神霊獣のはずなのに、やけに体育会系のデザインでした。やっぱり太陰が出てくれないと盛り上がらんなぁ。(笑)
というわけで、時間がないのでこのへんで。
陰陽寮とか、朝餉の風景とか、つっこみたいところはけっこうあったんですが・・・。
もちろん和風ファンタジーとしては、ここまでは申し分ないできでしたので、来年も楽しみにしたいと思っています。