いやぁ、渋い。なかなか渋いシメで感嘆しました。
いかにもおとなのSFという作りで、すばらしく面白かったですし、いろいろと余韻を残す構成と結末、行き届いた人物への目線、愛情。
非常に重厚な構成で、仕掛けも随所にあるので、細かなところまで踏み込むと、これ書いてるだけで1週くらいかかってしまいそうですので、感想の範囲にとどめておきますが、こういう重厚で、しかも語り口はしっかりとしてる作品を見ると、アニメを見続けていて良かったなぁ、と思ってしまいます。
こんな感情は1年に1回あるかないか、ってところですからね。
謎とき云々はあんまり意味がありませんし、この異常な世界、社会、空間の中に生を受け、戦って、生きて、そして死んでいく者たちの姿を同情と感銘をもって見送っていくのが、ひとつの敬意のあらわれかな、とも思っているところだったりします。
とにかく素晴らしい作品でした。
黒(ヘイ)の中に白(パイ)がある、という、はなはだ暗示的な事実がアンバーによって語られ、それが、人であり契約者であるというヘイの立ち位置を示してくれることになりました。
この辺、対価を要しないというヘイの解説にもなっているようであり、同時にこの大役をこなすことが可能であったことも感じさせるのですが、それも暗示にとどまり、結局はなんら説明されていないにも関わらず、なんとなくわかる、というこの構成。
ある意味、見ている人のアニメ・リテラシーみたいなものを試されているようでありました。
うん、こういう作品、大好き。(^_^)
まず最初の山場、アンバーとの対峙、そしてまとめられた流星のかけらを示すアンバー。

そして幽冥境に現れる、パイたち。

なんか後ろの方に舞ちゃんがいて、映像としては嬉しかったんですが、死んだことが確定となって、それはそれでちょっと悲しかったところ。(^_^;
パイとの再会、そしてアンバーとの別れ・・・。
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この幽冥境の、そしてここで現れた人物達の持つ意味を考えると、これを見ていた時点でアンバーはもう向こう側の人間になってしまっていたのか・・・とかいろいろと考えさせてくれます。
設定ではどうなっているのか知りませんけど、ヘイが成人として描かれてましたので、相応に成長している妹のパイも、かなりの年齢に見えました。
そしてインの声に呼び戻されて、残ったものとしての使命を果たすヘイ。
しかし、そこにはもうアンバーの姿はなく・・・。

この若返りの魔術、一度に進行する年齢が大きかったのか、既に消えてしまってました。
ヘイを促す、最後の能力。消え去る自分・・・。
ヘイに尋ねられて、アンバーの痕跡を示すだけのイン・・・。

いくつか日常は追加されましたけど、物語は事実上ここで終わり。
インがどうなったかのラストもなかなか意味深でよかったです。
あと、人類側の補足。
組織側としては、とにかくシュレーダー博士のキャラがめちゃめちゃたってました。21話登場の時点では、なんとなく使い捨てられる印象だったんですが、最後まで解説であり、狂気でもある姿が印象的に投影されてまして、なかなか面白い立ち回りでした。
前回も書きましたけど、家弓さんの話芸によるところも相当大きかったと思います。
BK201が「李くん」であると知っていた未咲。
その未咲に「李という男は死んだ」というヘイ。
時が経って契約者犯罪を追い続ける身となっても、その面影が消えない姿。いい余韻です。
いつごろ気づいていたのかもいろいろと想像できる余地を残してくれてましたし、細かなところまで目がよくいきとどいてくれている印象でした。
また、その未咲がヘイの影を求めて走っていく途中にあった、インのいたタバコ屋。
あるいは、市井の人々として描かれていた凱とキコ。
実に心憎いつくりで、美術と一体となった物語技術の高さがひしひしと伝わってくるようでした。
組織のこととか、星見さまとか、ゲート発生のプロセスとか、説明されてない点はまだまだありますけど、これはこれでよかったと思います。
世界はすべてわれわれの前にちゃんと説明がついて提示されるわけではありませんからね。
そういう意味では決して設定倒れではなく、作品内部の予定調和のひとつでもあったかと思います。
始まったときはそれほど期待してなかったんですが、今となっては前番組よりもはるかに面白かったです。
次回枠が、シャナ・・・っていうのも、あまりに傾向が違いすぎるので、ちょっと切れ替えが難しいですが、これも期待の新作ですので、10月からの柱になりうる、と思っています。
ともかくスタッフの方々には、素晴らしい作品をありがとう、と言いたいところです。
なに、この異常な面白さ。
しかも今までの独立性の強い話がうまく終盤に来て取り込まれてるし、バタバタ人が死んでる割に、そのひとつひとつの見せ方がすこぶるつきの秀逸さで、アニメ鑑賞の醍醐味を存分に味あわせてくれました。
来週最終回ですけど、こんなに面白い展開を見せ付けてくれたら、少々変な終わり方になったとしても、かなりの充足感が得られるんじゃなかろうか、とドキドキしているところ。
特に、魏の敗北と、舞の再登場、マオの消失、ホアンの爆死、といったあたりが、もうすごすぎ。
ちょっと感動がとまらないのですが、とりあえず、すごかったと思えるところを順不同で回顧しておきます。
・明かされるゲートの秘密、契約者との関わり。
いままで ポツポツと予防線を張るように「ゲートとか契約者とかについては筋道だった解説はないかもしれんなぁ」と書いてきましたけど、ここにきて、無理なく、しかも劇的な効果を得るように明かされていきました。
まだ全部じゃないですけど。
とりあえず、ゲートの拡張が人類社会のピンチ、しかし、ゲートの破壊は契約者達のピンチ、そしてそれが可能になるのが、5時間後の30分ちょっとの間、というタイムリミットが設定されます。
これも、大黒斑との兼ね合いで語られてましたので、多少理屈っぽかったとはいえ、うまく筋の上に乗っかってきています。
・その背景で戦い続ける契約者達。
爆発系能力のパチンコねーちゃん。
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役名はなかったようなんですが、黒髪ポニテで肌の露出が大きかったので、なにげにツボでした。(笑)
・舞、再登場。
ブリタのテレポート能力でともに進入した雨霧。
アンバーの未来予知により、そこに組織側の契約者が潜んでいることを知って、待ち伏せ一歩手前でその契約者に一撃を放つ雨霧でしたが、その待ち伏せる組織側の契約者こそ誰あろう、第3話、第4話で実の父を焼いて廃人同様になっていた舞。
いやもう、ビリビリくるくらいしびれたといいますか、驚いたといいますか。

出てきた一瞬は、「あれ・・・パイ?」とか見当はずれなことも一瞬脳裏をよぎりましたけど、目が光って相手を焼死させる女の子は、あの舞ちゃんしかいません。
ここで出すか、と思えるすばらしい演出。
いや、正直もう出番はないかなぁ、とあきらめてたんですが、たとえこういう一瞬のつなぎであっても、出てきてくれたのは嬉しい限りです。
・・・やられちゃいましたけどね。(^_^;
その舞ちゃんを吹き飛ばしてサターンリングを破壊したものの、まだ生きていた舞ちゃんの放熱攻撃のために炎に包まれる雨霧とブリダ。
ブリダはテレポートして逃げますが雨霧は焼かれながらも第2撃を放って、ほとんど相打ちみたいな格好でした。
雨霧はいいけど、舞ちゃんはもったいなかったですなぁ。(^_^;
・負けるとわかっていて・・・
ヘイを案内したホアンは、組織の目を一身にひきつけて逃走。
一方ホアンと分かれてゲート直下までヘイ達を誘導して来た魏は、
「アンバーにはここまでつれてきたらどうしてもいい、といわれた」と言ってヘイとの戦いに。
戦いそのものは映さず、3度目も魏の敗退。
この「誘導してきたらどうしてもいい、っていうのが、ヘイには勝てない」ということを意味している、と百も承知で戦った魏。
アンバーが言う、ということは、分析とか願望とかではなく、未来直視としての現実ですから、それでも戦った、というのは魏にとっての「命を賭けた意地」だった、ということでしょうね。
舞といい、魏といい、こういう敵方の脇キャラにも、渋い見せ場を用意してくれてる、っていうところに、この作品のエンターテインメントとしての深さも感じてしまうところです。
天文部のメガネっ子も可愛いから一応パピコしときます。あと、全裸で必死のご帰還のブリタも。
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ブレタ・・・足の指にまでマニュキアしてんですね。(^_^;
・シュレーダー博士。
「ゲートがなくなったら契約者なんて消えちゃうよ、実験したもーん」と軽く言う博士。
未咲、思わず歯噛みでしたけど・・・、家弓さんの話芸のすごさをあらためて実感したところ。
こういう脇どころに、家弓さんみたいなすごすぎるビッグネームを配せるところに、この作品の尋常ならざる力みたいなものを感じるところ。
家弓さんというと、もう第1次声優ブーム(昭和40年代の男性吹き替え声優ブーム、那智さんとか広川さんとか。)以前から、濃いファンがついてた人で、たとえばWikiなんかでも来歴なんかは調べられますが、その時代に対してどれだけすごい存在か、なんてのは計り知れないわけでして、そういう大物が、こういう個性的な脇役で出てくれるすごさ、みたいなのが伝わってくるわけです。
つうか、Wikiの記事、軽すぎでしょ。(^_^;
・マオの消滅、ホアンの死
マオは消滅した・・・・と考えていいんでしょうね、パンドラが「出られない」といってましたから、カラダを替えたわけでもなさそうですし。
以前言っていた「宿主の情報に飲み込まれてしまう」といったことが実現した、かもしれません。
最後のことば・・・これもまたすごく良かったです。
「餌はカリカリの方が好きなんだ・・・いつかお前らの前に俺に似た猫が来たら・・・」
最高、っつうか、しびれます。
そして、組織を誘導して自爆するホアン。
もう以前の戦いで、死に場所を求めているようなところがありましたが、しっかりと自分の役目を終えての終末だったといえるでしょう。
知ってか知らずか、別れ際に抱きしめるイン・・・。
「生きていて」ということより、「お別れ」のニュアンスが強かったんでしょうなぁ。
以前のホアンなら「やめろ、ドールの分際で」とはねのけていたと思います。
・そのイン。
ホアンとも分かれ、マオの消滅をその手の中で感じ取っていたイン。

ただの猫になってしまったマオがつけた傷跡を見て何を思うのか・・・。
インの目覚めつつある意思、そういったものと相俟って、心にしみいるシーンとなりました。
水路を見つけてそこから最後の誘導をするイン、従うヘイ。

そして2人の前に現れる、時間がさらに逆行したロリ・アンバー。

最後まで息を抜けない超展開、もうすごすぎでした。
どういう結末になるのかなぁ、すっげー楽しみです。
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今回から前後編ではなく、単発のサブタイが用意されて、いよいよ終局へと舵が切って落とされました。
ただ、単発っていうより、ラストへむけての人つながりっ、て風ですね、次回へとしっかり続きますし。
ということで、個々に面白かったところをピックアップしていくにとどめておきます。
・南米のゲートに対するヘイのかかわり。
思ったより深いところにまでかかわっていた、というか、ほとんど消失の首謀者扱いでしたけど、このときはまだ契約者ではなく、むしろ現在行方知れずのパイこそが、中心であったかのうな解説でしたが。
ついでに言うと、ヘイ、パイとともに中心で関わっていたと思しきアンバーですが、以前描写されていた通り、この段階ではまだヘイと相応の年で、彼女の力の一端を見てしまった今となっては、この時点でどの程度力があったのか、興味がわきますね。
・パイの存在。
上と関連してきますが、パイの能力と、その対価。
あれだけではまだはっきりしませんでしたが、パイの眠りに関係があるのかどうか。
そして、アンバーとの対話を進めるインも、パイとの面識があるのかどうか。
ここらへん、本編というより、EDからの感想でもありますが。
・組織に裏切られ、EPRへと向かうヘイ達。
うーん、なんかこの流れだけで見ていると、パンドラが、ヘイ達の組織なのか?・・・って気がしないでもないですが、以前出てきたインド眼鏡とのやりとりを思い出すと、そうでもないような。
ただ、この辺はストーリィの根幹にも関わってきそうですし、けっこう重要な要素ですから、次回以降の解説に期待したいところ。
・市井の人々。
市民描写の手法になっていた、今回の凱とキコでしたけど、そういう役割で見ると、いいアクセントになっていると思います。
特に、報酬金額につられて目を輝かすキコ。
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中の人、『らき☆すた』のかがみなんですが、個人的にはこっちの役の方が好みです。(^_^)
そしてもう一人、キコとともに市井のヒロイン、中華屋の女子高生・王理花ちゃん。

星の噂を語ってくれましたけど、2階から空を見上げるときの、背中から尻まで見えそうなアングルがステキでした。(^_^)
凱たちのアンケート調査で出てきた「ジャコビニ流星群」の名前。
この流星群が話題になったのもはるか昔のことになってしまって、今ではそのときに連載していた『アストロ球団』に出てきた「ジャコビニ流星打法」の方で名前が記憶されてしまっているような感もあります。
いや、私も「ジャコビニ」と聞くと、「流星群」というより「流星打法」の方を先に連想してしまいますが。(^_^;
・未咲とヘイの大食い合戦。
なにげに面白い画面だったんですが、未咲がふと漏らしたことば「長年追いかけている犯人(ホシ)には愛着がわいてくる」・・・っていうのはかなり意味深だったんですが・・・未咲、うすうす気づいているんでしょうか、それともラストで明かされる李の正体への布石なんでしょうか、仕込みとしてなら、かなり面白そうなセリフでした。
そして、そこでキコに見つかって、キコの一言。
「年増好みだったんですか?」
肩にかけていたショルダーバッグの紐がガクッと落ちる未咲、いいアクションでした。(笑)
こういうさりげない、それでいて各キャラのポジションというか立ち位置というかがしっかりと把握されていて、作品世界の奥行きみたいなものを十分に感じさせてくれるところだったりするところ。
次回「流星雨」・・・今回、雨空で見えない、といっていた空が、見えるのでしょうか、それとも・・・・。
ともかく舞台はアンバーの待つEPRの元へ、そしてパンドラのもとへと移ってくる模様で、クライマックス目前ですね。
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契約者達の社会的暗躍を淡々と描いてきて、物語としての終結は描かないのかも、という気にもさせてくれてた本作でしたが、ここに来て、根幹部分である契約者の存在、ゲートの持つ意味、みたいなものがポツリポツリと語られ始めました。
そして次回は初めての単発回。
一応収束に向かいつつある、ということなんでしょう、なんかワクワクしますね。
いろいろ見所満載でしたけど、まずは一番の衝撃、ノーベンバー11の死。
どんどん若返っていくアンバー、そして未来を知る力。
その力について尋ねたノーベンバー11に、彼の死を予言。
建物を出てすぐ、ではありませんでしたが、MI6に戻ると、裏切りと判断されての仲間との殺し合い、そして死。
最後に携帯に録音してたのは・・・いろいろと想像をかきたてますけど、エイプリルでしょうねぇ、冗談ではない、みたいなことを言ってましたから。
ただ、未咲かも、と想像させてくれるだけの余地は少し残していたと思います。
最後の一服をすいながら、死の間際まで律儀に対価を払う必要もない、とタバコを捨て、そこへ流れてくる血がかぶる、という図。
契約者として、エージェントとしての孤独な死。
最後までクールでしたな、ノーベンバー11。
その死を知った未咲の涙。
恋情、とまではいかないでしょうけど、ひかれてはいたんでしょう、悼む死、以上のものがあったように感じられたところ。
そしてジュライが軽く挨拶の手を振っていました。
ドールとである彼がこういう行動をとっていること、そして徐々にしゃべり方がしっかりしてきたイン。
ドールの定義が間違っていた、ということより、そういう定義がなにか変わってきているようなことが起こりつつある、そんな描写でした。
ヘイがアンバーに対しての疑念を払拭できないでいると、インは
「あの人はそんな人じゃない」と、自我を見せました。
マオの言う、合理的な思考をするはずの契約者。
しかしヘイは危険をかえりみず救出に来ましたし、11は死とわかっていてそこへ乗り込みます。
なにかが変わりつつありますね。
組織の目的が、契約者にとって不利なものであるかもしれないことがマオの口から語られ、自体はかなり流動的になってきたもよう。
シーンとしての回顧は、とにかく前半のマオ。
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アンバーのひざにちょこんと乗せられて、羨ましいぞ、このヤロー、だったんですが、本人は敵地の真っ只中で、ヒヤヒヤの連続。
しっかりと話してるのを聞かれてたのに、まだバレていないかも、と行動を取ろうとするところなんか、いいギャグになってました。
「最善の策はこれだ!・・・にゃおーん」(笑)
ところが、この苦肉の作もむなしく、シュレーダー博士がつれてこられたときの、アンバーと博士の会話。
博士「ここには契約者はどのくらいいる?」
琥珀「全員だ」
博士「それじゃ契約者じゃないのは私とそこの猫くらいか」
琥珀「いや、彼も契約者だ」
このときのマオの表情、最高でしたわ。(^_^)
潜入したヘイ、血液爆弾男や、接触テレポーターと大戦しますが、スキを見てアンバーの脳天わしづかみ。
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かなり緊張したシーンだったんですが・・・落ち着き払ったアンバーの美しい顔が電光に浮かび上がって、かなり美的な表情になっとりました。
後半は、自我に目覚めつつあるジュライとインが良かったですね。
特にイン。
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やっぱし、元水銀党員としては、銀ちゃんに引かれるのは仕方のないことなんですよ、ってちょっと違いますか。
ともかく、銀ちゃんの話は、あの過去話で終わりではなく、ヘイの妹がらみでまた出てきてくれることを期待しています。
EDはその暗示だと信じたいですし。
さて、いよいよ単発構成になってきた次回。
過去から始めるのでしょうか、それともまったく違う切り口を見せてくれるのか。
とにかく楽しみにしてますよん。
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いつものように、事件発端回・・・なんですが、アンバー側についたヘイ、そして日本警察とEPRの間を巧みに泳ぎまわるNovember11、ラストでマオに話しかけてくるアンバーと、以前の人物を巧妙に絡ませて作品を練りあげていっているところ等、けっこうシメに使い進行も感じたところ。
前半部分では物語を追っても意味のないことが多いのですが、一通り気になった点を回顧しておきますと、
1、さらわれたゲートの研究者。
冒頭、いかにも研究バカみたいな描写がありましたけど、ここまでの事件の中心に近いところにいることをみると、この研究途上でなにかEPRにとっても、ヘイ達の組織にとっても、もちろんパンドラにとっても存亡にかかわるくらいの重要ななにかに到達してしまったらしい、ということが考えられそうです。
この研究者が到達した情報が次回開示されるのかどうか、が興味あるところです。
2、復活のウェイ。
顔面に火傷の跡を残しての再登場。
アンバーについたこと、そしてヘイへの私怨。
いろいろなものを含んでいたようですが・・・個人的には第3話、4話の舞タンの方を復活させてほしかったです。(笑)
ともかく、因縁の再戦になるのは間違いなさそうで、今回の敵対手としてはブリタ以上なのかもしれません。
3、一方今回新登場の契約者、ブリタ。
たぶん、アンバーらとともに以前出てきたときに映っていた女だと思うのですが、今回は前面に出てきての能力披露。
生体テレポート。ちょうど初期001の逆ですね。
すっぽんぽんで、相手、自身のカラダをテレポートさせてしまうようですが・・・ブリタはともかく、November11やウェイの裸身はあんまり想像したくないなぁ。(笑)
ただ、どっちも脱ぎたがりの傾向があるみたいなんで、次回、見たくないものを見せられてしまう可能性に少しだけ戦いています。
ところで、他人をテレポートさせるときは、チュウしないといけないんですかい?(笑)
4、初めて事件の前面に人をさらしてきた米国大使館。
名前だけだったのが、本格的に関与している姿を示し始めてきましたが、どこまで国家的な展開になるのか。
・・・たぶんそこまではしないとは思いますが。
5、November11の意図。
ブリタについていったのが彼自身の意図か、本国の意図か。
予告でのApril達の表情見てると、彼自身の意図みたいな気がしなくもなかったです。
6、パンドラの意図。
これは現時点でまだはっきりしないかな。
ただ残り話数まで考えると、パンドラ側の意図が詳細まで説明されることはないかなぁ、って気にはなってます。
7、アンバーとマオ。
現時点で一番組織に近いマオなので、ラストの接触がどう発展するのか、ある意味一番楽しみかもしれません。
見落としてるところはまだまだありそうですけど、ともかくこういうあたりかな。
ブリタが美女で裸身さらしてるわりに、それほど悦痴には見えなかったのが、やや悔やまれるところですね。
やっぱり羞恥の姿勢が微塵もなく、「ホレホレ、バインバイ〜ン」てのが、かえってさめるのかなぁ。(笑)
むしろ、今回に関しては、未咲の生活感あふれるアンパンと瓶牛乳ゴクゴクとか(…おかわりすんな(^_^;)、パンドラに後ろでに押さえつけられるところとかの方が色香を感じてしまうところではありました。

あと、November11におでこのシワをデコピンされてムッとなってるところも可愛いかったですな。(^_^)
ブリタは美人設定なんでしょうけど、あんまり趣味じゃなかったなぁ。

きつめのクール美女、っていう属性自体は決して嫌いじゃないんですけどね。(^_^;
つうことで、今回個人的に好きだったキャラ。
全然筋にはからみませんでしたけど、中華料理・ホウムラン軒の看板娘、女子高生の王理花ちゃん。

おやじの妄言そっちのけで、メルメルメしてます。
向こうでは、ヘイさん大食いの真っ最中。
この娘は契約者・・・とかじゃないですよね?
一応話にはからんでいるイン。

水盤に足をつけて、ヘイの誘導だったんですが・・あの事件以後、かなりしゃべり方がはっきりしてきました。
ここらへんの微細な変化をしっかりと使い分けてくれている福圓さんに感謝。
個人的には、本作では銀党なんですが、登場するたびに若返って時間逆行しているアンバーなんかももちろん好みです。(笑)
「猫ちゃん、しゃべれるの?」

マオ、びっくり。(笑)
この接触がどういう意味をものか、硬軟どっちとも解釈できますので、次回の楽しみの一つとしておきましょう。
少しずつ既出のキャラが収斂していくようで、面白いつくりですね。
作画もこれくらいの高位安定、っていうのには舌をまかされます。
本作と互角にわたりあえるのって、ほとんどDMCくらいじゃないですかね。
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渋い話やねぇ。
人生の機微、みたいなものが満面に漂ってまして、人の生き方、闇に落ちた苦悶、なんかが実にうまく語られてるんですが・・・伝わる人をかなり選びそうな気もちょっとしてくるところです。
さて、まずアルマが語る人と契約者の違い。
「夢を見ていた」と語るアルマ。
いままで、ヘイやその他、多くの登場人物たちによって、契約者がほとんど自閉症のように感情を封じられているようなことが語られ、しかしそれでも例外がいくつか存在していたことなんかが語られてましたけど、ことここにいたって、そういった契約者達の前提条件がかなりゆるんできたことが語られてました。
前回と今回の2回、ある意味、本作の肝が語られたようなかっこうになりました。
契約者やドール、あるいはゲートの出自とか、そういったことを由来話として語る方向ではなく、彼らが存在し、経験的、観察的に得られた特質が語られ、しかしそういった特質も決定要因ではない、と結ばれる方向性。
一応、高圧放電したり、音波で物質を破壊したり、凍らせたり、爆破させたりと、いろいろ物理的な、派手な破壊能力が描かれていますので、兵器的な側面で見てしまいますけど、人生を投影させ、その上にその存在意義を語っていくような、そういう契約者の渋さが漂っていたように感じるのですよ。
そしてそこで回顧される過去の契約者たち・・・。
ここもすばらしく良かったですね。
彼らの業までも語られているかのような、契約者の夢、心。
ヘイとアルマの問答が本作の肝だとすると、ホアンと志保子の回顧は、今回の話の方の肝。
酔わないホアンが酔ってしまうくらいに嬉しかった、志保子への求愛。
映像的に志保子が若く描かれてましたけど、状況としては、中高年の恋愛ですよね。
既に自分の人生を見切りつつあったホアン=久野の、それでも心を揺さぶられてしまう志保子とのひとときの時間。
そして志保子も感じていた、心の高ぶり。
契約者に感情がない・・・という前提そのものを忘れさせてしまうかのごとき瞬間。
こういうところも渋さ充溢、といったところでした。よくできた物語です。
そういう暗い人生の影を描きつつ、雨霧が対価としてゆで卵を食ってるところを魅せて「コレステロールがたまっていかん」というような場面をはさんでみたりと、焦点から引いたような演出もありましたし、ほんとに面白い物語でした。
次回、ウェイが映ってたみたいですが・・・「男は消えた」って誰ことなんでしょうね、かなり気になる引きでした。
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えー、まず最初に今回のゲスト陣。
教祖アルマ:高乃麗
磯崎静香:鵜飼るみ子
岸田志保子:川村万梨阿
・・・なに、このすごいCV陣。(^_^)
話の方も、画面としては、現在と過去を交錯させたため、灰色がかった、地味な画面になってましたけど、人物の出し入れ、からみつく想い、過去のしがらみが適度なバランスで混ぜられていて、実に面白い、芸の深い構成になっていました。
一応、ホアン・サイドの話でしょうから、そっちから拾っていきますと、なんか元警官か刑事だった、ってことですね。
つうことは、桐原の父親あたりとからむ話とかも出てくるのかな、とか思ってしまいました。
女には縁がない、と自分でも悟っていた彼が出会った女、志保子。
不慮の事故を見舞い続けるうちに、芽生えた気持ち。

ところが彼の同僚が、なんらかの事件に巻き込まれて、路上、面前で志保子に殺されます。
様変わりしてましたから、誰かに操られていたのか、つまりアルマの影武者の一人、あるいはアルマ本人が化けていたのか、ともかく、少し異常な様相でした。
ここらへんの仕組みはたぶん次回でしよう。
やろうと思えば相当入り組んだ仕掛けにできそうですが、どう処理してくれるのか、楽しみに待ちたいですね。
磯崎夫人の記憶が抜け落ちていて、それは事故のショックのせいだ、と思う夫人と、その経緯をしっかり知っていて、それを演出する側に回ってしまったホアン。
生きることの苦悩がまざまざと描かれ、その後、志保子に対する想いがあとをひいてしまいます。
銀色の夜・・・あたりから、妙に人間くさくなってきましたが、こういう過去を引きずっていた、ってことでした。
奥行きのあるいい含みになってますなぁ。
容貌醜怪、生きていくことの辛さをよく知った人物、そしてふとよぎる心の魔。
決して主人公にはなれぬキャラクターですけど、人生の映し鏡のようなその存在感は、強烈に光りますね。
その失敗、志保子を気にするあまり、インを使って飛ばしてしまった観測霊、その一瞬のスキを見られて志保子はその正体を暴かれてしまいました。
3年かかって築き上げて信頼が一瞬で消え去るとき。
そこに居合わせたヘイと、アンバーと一緒にいたEPRの男。
ここでこの新興宗教がつながる仕組みでした。
さて、教祖アルマ。
途中で出てきた婆さんの写真、たぶん、あれがアルマの素顔なんじゃないか、と思わせてくれたのですが、ヘイに踏み込まれて、死を望むかのような言動、こっちもなにやら生きてきたことの重みにもう耐えられない、といった風情でした。
今回は美男美女が活躍する話ではありませんでしたが、プロットの面白さ、という点では今までで出色の1本になりそうな気がしてしまいます。まぁ、後編次第ではあるんですけどね。
一応美人だ、という設定だったようなので、磯崎夫人だけ、記念パピコ。

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うーん、なんからしくない人情話になってしまってますけど・・・こういうのはそれほど期待してなかったので、やや複雑な気分です。
お話としてはよくできてたと思うんですけどね。
加えて、だんだんと変化を見せ始めるドールの表情。
今回の物語も単体としてはよくできてますし、最後に表情を取り戻したかのようにほほえむドールとか、いいシーンではあったと思うのですが、ドールの回復について、あまり説明らしい説明がされていないので、設定としてこれでいいのかなぁ、っていう気もかなりしているところです。
「まさか・・・ドールが自分の意思で?」っていうセリフがインの話以降頻繁に出てきますので、このドールの回復もなんらかの折込済み、さらにそういった説明というか、設定の追加がある可能性も感じますが、現時点ではドールの設定を崩しながら進展している流れですので、やや不安感が出てくるのも確かですね。
それに、設定追加というか、説明とかっていうのがあるのかなぁ、っていう気もしはじめているところで、残り話数を考えると、ゲートのこととか、ドール、EPRのこと、ヘイの妹のこと、そもそもこの異常な事態の経緯、発端、現象の解説等、全部を説明して、っていうのは無理なような気もしているところ。
シムーンの例もありますので、なにも必ずしもすべて解説されなくても演出の手法によってはいい帰結感を得られることもありますけど、本作は異世界ファンタジーではないので、ちょっと、いや、かなり心配です。
ということで、追加解説が入ってくる可能性もありますが、ドールが意思を取り戻している、っていうのは、洗脳された人間が長期のリハビリで自分を取り戻すこともある、とという感じで、今のところ見ておきたいと思います。
脳の中をすっかり洗浄してしまうのは不可能で、比重のかけかたが違ってきた、それを元に戻してやる、そういう風に捕らえておきます。
さて、シリーズの中での話の位置としては、そんなわけでかなりの不安感を残すデキでしたけど、シーンとしてはすごく良いシーンが連発で、そういうシーンを出すために作られた話だったのかなぁ、っていう気もしてくるところです。
順番に追っていきますと、まず冒頭、一橋の兄貴の回想に出てきた女性。

「あんたには命をはって守りたいものがあるか」とヘイに尋ね、
「オレにはねーんだ・・・昔はあったんだけどな」という後半でのセリフと見事にリンクしてました。
つまりこの女のために、渡世の道に入ってしまった、しかし肝心のその女性は死んだか別の男のモノになってしまったかで、もういない。
・・・そういうことをしっかりと示してくれまして、この兄貴の人物像をグッと深めてくれてました。
そして休日、前回の電話でのあとを受けて、ショッピングに来た未咲と香那美。

香那美はいいんだけど、未咲のこのファッションセンス・・・。
あ、一応警察関係だから、アイドルなんかのお忍びみたいな隠れスタイルにもっていこう、って腹だったのかなぁ、それにしちゃ浮きまくりなことこの上ないんですが。(^_^;
「BK201!」と気配を察しながら、「リーさん」と言ってしまうあたり・・・なんだかなぁ。(^_^;
スカルマンで、無駄に勘の良い刑事を見てるだけに(多少見当はずれのときもありますが)警察の人、っていうことを考えると、勘が鈍すぎです、未咲。
でも、香那美が「気になってる?」という意識をビンビンはってたのが気になるところで、引っ付くとかって言う結末はちょっと感じられないのですが、未咲とヘイとの間のドラマがなにか用意されているんでしょう。
ヘイの方にはたぶんそんな意識はなでしょうけど(これはもっている情報量の差って側面もありますが)未咲の方には無意識下に、そこそこ意識している、ってとこですね、恋とか異性感覚までは現時点では来てないと思いますが。
そこで買い物をして、ドールを変身させて、逃走準備完了。

いろいろあって、なんとか列車に乗れて、ドールにっこり、の図。

今回単発の話としてみればとってもいいシーンでした。
一応心が通った描写になってるのかな。
ただ、ここまでの流れからいろいろ感じたことを記録しておきますと、状況から見て健児の「ほれた」ってルックスだけ、ってことみたいですね。
一目ぼれも立派な恋愛の1形態なんで、ルックスだけでほれた、っていうこと自体を否定する気はないですけど、なんか男のエゴが少しちらついてて、ちょっと嫌でした。
恋愛経験が少ないと、こういうお人形さん的少女にまいってしまう、っていうのもわかるんですけどね。実際ドールですし。(^_^;
ちゃんとした衣装を着せて、カツラがとれると、エウレカに見えてしまいました、ってのも付記しておきましょう。(笑)
そのドールに衣装を着せて、健児の逃避行をヘイとともに手伝ったイン。
ヘイに腕をひかれての駅ビル逃走・・・なんかこっちが本命に見えてしまったのは内緒です。

そして敵をひきつけての反撃、だったんですが、ここでのインの表情、しぐさはかなりクラクラきました。(^_^)
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あああ、イン、可愛いなぁ。。。
「どこにいった」と聞かれて、上を指さすしぐさ。
感情が希薄なので、こういうしぐさになるのは、物理的帰結としてはわかるんですが、なんか恋人と逃走して、窮地に陥っても恋人の活躍を全面的に信頼している少女のようで、たまりません。
こちらもお人形さんなんですが、ドールの飛ばした観測霊を示したり、その意思を代弁したりと、数少ないことばながら、けっこうな活躍でした。
第2クールに入っての、インの萌え指数が急上昇。
兄貴が殺されたり、ピーナのねーちゃんの出勤風景があったり、他にもありましたけど、BK201の観測報告を聞いて、まだリーくんがヘイだという勘が働かない未咲がちょいと面白かったかな。(^_^;
あ、報告にきた天文台の娘、たしか前にも出てたと思いますが、相変わらず可愛いかったですね。
さて、次回、・・・ホアンですか、一通りレギュラー陣についてはあるんですな。
ただ、これでいよいよ本筋の詳細な解説ストーリィはなさそうですね。
テーマ:DARKER THAN BLACK -黒の契約者- - ジャンル:アニメ・コミック
サブタイ「掃きだめでラブソングを歌う・・・」予告の絵から、てっきりあの4人の外国人のことだと思ってたんですが、どうもあのチンピラ健児の方みたいでした。
・・・ちょっと自信ないですけど。(^_^;
今までに、探偵とキコたんとか、中華屋の娘・女子高生王理花とか、ヘイの側の筋にかかわってこなかった、背景のような人物もいましたので(今後からむのかもしれませんけど)、同様の背景になるのかもしれませんが、だとしても相変わらず設定が細かいですね。
特に、フィリピーナのねーちゃん、リアリティありすぎ。(笑)
まぁ実際は「タレント扱い」で入国してることが多いので、ああいう髪型はまずないとは思うのですが、ひところそういうお色気パブとかに連れて行かれると、たいていいましたからなぁ。
・・・最近はけっこう規制が入ったので昔ほどは見ませんけど。
そのピーナのねーちゃんと健児。

イスラエルのにーちゃんが、背中に「おたく」と入ったシャツを着て「アニメの勉強に来ましたー」つうのは、ちょっとリアリティあるのかどうか、判断に苦しんだところで、メリケンのイスラエル系には日本アニメ人気あるみたいですけど、イスラエル本国でもそうなんでしょうかね?
なんか紛争が多いので、それどころじゃないような気もするんですが。(^_^;
健児が託されたドール。名前はまだ不詳。

どうも聞いてますとセックスドールとして消費されるようでしたけど、こいつらも子供は産めるんでしょうね。魂がなくなっただけ、っていうことは肉体の機能はまだ喪失していないっ、てことでしょうから。
なんかこういう性的なモティーフがでてくると、妊娠可能かどうか、っていうのが少し気になってしまうところです。
もっとも、そういうことはたぶん筋にはからんでこないだろうとは思いますが。(^_^;
で、このドールに健児が恋心を抱いて、兄貴たちの言う「変なこと」になっていくんでしょう。・・・ちょっと痛い話かもなぁ、と思ってしまいましたが、はたして。
このドールを探していたヘイたち。
ところが、組内部の内紛までは予想がつかず、偶然であったはずだったヘイと健児との出会いが、偶然ではなくなってくる展開。
予告の絵を見ている限り、かなりドロドロした展開になりそうです。・・・ちょっと苦手かも。(^_^;
今回は説明役だった、未咲さん。
MI6の面々が、アンバーを自分達と同じコードネームである「フェブラリ」と読んでいた理由、つまり彼女も元MI6所属だったこととかが語られてました。
今回の話はわりと 独立したエピソードっぽいですが、このフェブラリがもとMI6でノーベンバー11のたぶん同僚であったこととか、ヘイのチーム、という言い方をされていたので、南米におけるヘイの位置づけとかがぼんやり暗示されていたこと、そしてヘイとは「裏切り」という形で決別していたこと当が、確認されてました。
この辺でしょうかね、シリーズ全体に関係してきそうだったのは。
さて、その未咲。
自宅で石崎香那美と電話してましたけど、髪おろすと、すげー色っぺーですな。
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香那美に切り返されて、「ほへ?」となってるとこの顔とかは、年齢にも関わらず可愛い、と感じてしまったところです。
対する石崎香那美。
夜勤あけだったのを寝床で起こされました、って感じですが、それでも親友の頼みとあって、しっかりつつきあってやっているところなんか、人間ができてますなぁ。

まぁ、女子高生時代から達観したようなところはありましたけど。
ともかく、今回はこの2人、どこまでからめるかはわかりませんが、こういう生活部分に近いところが描写されているのは、嬉しい限り。
次回、ちょっと見るのが欝になりそうなんですが、がんばって視聴録画していこうと思います。
ポイントが多すぎて、上のあらすじではちょっと絞り込めなかったのですが、ぎっしりとつまってて、すごく面白かったです。
まず、マキ。
アンバーに忠実に使え、身も心もささげた状態。それゆえ、ヘイに対して投げかけられた敵意。
「知ってる、これって嫉妬って言うんだ」
その前にことばを覚えることをアンバーに指示されていて、その練習シーンが映されていたのとリンクして、実に有効に生きてました。
デザイン的には、オッドアイの色調がちょっと強すぎるので、マンカチックなマスクになってましたけど、今回で消えるには惜しいキャラでした。
ただ、こういう風に人物を消化していける、っていうのが本作の強みであり、面白みでもありますね。
前回のノーベンバー11との戦いでは、爆殺したように見えなくもなかったのですが、一種の間隙をついて作った氷の壁で衝撃を緩和、しかしある程度のダメージは食らって捕縛された形になってましたけど、今回を含めた2度の戦いは、往年の横山忍者漫画を見ているようで、場面転換の巧みさ、2人の術の応用と、舞台を十分に意識した、面白いものでした。
マキの能力は、水が必須、なのではなく、あらかじめつけておいて手形によるもの、という種明かしもありまして、その2度目の戦い、この時点でお互い相手の力は知っているわけで、それを警戒しつつトラップをしかけたり見破ったりの応酬。
最終的に、接近場所を臨機応変に変えていったノーベンバー11の方に凱歌があがりましたが、今回のこの2人の超能力戦は今までの中でもかなり上位に位置する面白さでした。
ストーリィとしての見せ方、曇天の都市という舞台配置、そういったものの生かし方がかなりよかった、と感じていたところです。
ついでMI6の面々。
ジュライが見ようによってはドールではなく、人格を取り戻したように見えなくもなかったのですが、事後のことを考えたノーベンバー11の後催眠効果、みたいなものだと考えれば、そうとも言い切れません。
ただ、それを言いつけられて(しかけられて)忠実に実行し、未咲を連れてくるジュライ少年の無表情な中にある可愛いらしさには、ちょっと心ひかれるところ。
未咲も「ジュライ君にね!」といって、彼の功績を評価しているような表情でノーベンバー11に語ってましたから、ある意味3人の中では一番信頼されてるのかな?
・・・ドールに信頼、っていうのも変な話ですが。(^_^;
最後に合流した、傷癒えたエイプリル。
マキの亡骸のそばでノーベンバー11に「敵討ちのつもり?」
たぶん違いますね、エイプリルが急を告げたときに対応できていなかった自責の念・・・だと思います。
でも、そうとってもらってもかまわない、ようにも見えなくもなかったし、彼のこのチームの結束への意思を見せてくれたような感じでした。
露出時間としては少なかったですが、ホアンとヘイ。
最近協力的な感がでてきたホアンでしたけど・・・やっぱり組織の命にはさからえず、ってとこでしたが、かえって暗い影がさしてきているようでもあります。
アンバーとヘイ。
先のホアンの言葉から、南米でチームを組んでたとのことでしたので、前回の少し年長に見えるアンバーは間違いなく本人だったのでしよう。
ところが、妹パイの存在をめぐってヘイをからかうとそれが通じず、戦いになりそうになり・・・。
そこで発現するアンバーの能力。
アンバー=琥珀=エレクトロン、なんで、てっきりヘイと同じ電気に関する能力だと思ってました。(^_^;
時を止めたわけですが・・・これって、アンバーが若返っているのと関係しているのかもしれません。
雨霧が「使いどころを間違えるな」みたいなことを言ってましたから、使用によって寿命が若返っていき、最後には赤子になって消える・・・そんな危険性を孕んでいるのかも・・・と思ってしまったところ。
若返りの恐怖は、大手塚の名作『火の鳥・宇宙編』でも描かれてましたけど、能力の発現としてああいう副作用が起こるのなら、なかなかの恐怖かもしれません。
アンバーらの属する組織、イブニングプライムローズ。
待宵草・・・という意味ですが、なにか寓意はあるのかな?
何人かメンバーのシルエットは映ってましたし、そこそこのキャストがあてられたましたから、けっこう重要な役どころになりそうなんですが・・・ちゃんと消化してくださいね。たぶん大丈夫だとは思いますけど。
そして、イン。
ヘイを止めようとしてましたが、あれは自我の表れ?
インに関しては、前話でたっぷりと、その不安定さ、ドールとしての不確かさが描かれてましたので、かなり重要な布石になっているのかも、と思えたところ。
そういう目で前回からの新EDを見てますと、なんとなくネタバレが混ざってるような気がしなくもないですね。
星見さまの一件といい、ドールの喪失した魂と自我の問題は、案外重要な要素を含んでいるのかも、っていう気になります。
ひょっとしてパイもすでにドールになってるんでしょうかね?
次回はそのドールがクローズアップされるみたいですが・・・。
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