最終回。
あらかじめ、先行地域の「gdgdだった」というのを聞いていたので、すごく楽しめました。(笑)
近来珍しい投げっぱなしぶりでしたね。
過去をさかのぼれば、もっと伏線を回収しなかったアニメとか、打ち切りでもないのに中途半端に終わった作品、というのもあるにはありましたけど、21世紀になってからは、1クール、2クールといった短い周期の作品が主流になって、ソフトのセールス路線の事前確定、起承転結、もしくは原作連載ものとかですとどこらへんまで、というのがあらかじめ決まってたりしますので、まとめ方のうまいヘタはあっても、投げっぱなし、というのは昔に比べると少なくなってきてましたので、ある意味斬新でした。
某匿名掲示板にあった書きこみなんですが、それを借りながら、つらつら感想を残しておきます。
以下、引用。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
神楽のメモ→特に意味はなかったぜ!
箱の人の不審死→特に意味はなかったぜ!
ネルヴァル→最後の最後でギャグ顔だぜ!
宇宙人→特に意味はなかったぜ!
第三勢力→凍りついたままだぜ!
第三勢力に捕まった人→同じく凍りついたままだぜ!誰も心配してないぜ!
生徒会→いなくても問題なかったぜ!
同級生二人→映りもしなかったぜ!
ナミ→ふてくされたままだぜ!
いつきの親→箱の素材になったとあきらめたぜ!
宇宙をかける少女→向いてないかもだぜ!
神楽→ごめんね☆
結論→意味わかんないぜ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・
うん、だいたいこんな感じでしたかね。(笑)
一番ひっかかるのが、ナミの扱いで、なんかもう全然みんなフォローしてないんですよね。
作品の組み立てから言っても、ナミを勧誘した神楽が、一応アレイダとしての行動だった、ということはあったのにしても「ごめんね☆」ですましている上に、出撃前、
「私のせいだからなんとかしてあげなくちゃ」とか言ってたのに、相手の武器を折って無力化した後は勝手にしなさい、だし、つつじが助けた後も姉妹誰も来ないし心配もしてないし、助けたつつじにしても、内心はともかく全然フォロー入れてないし。
そもそもナミがああいう立場になったのも、彼女自身の考え方があったにせよ、姉妹の無言の軋轢もあったのですから、なんらかのフォローが入るのは、別段流れに逆らうわけでもないですしね。
結局つつじに助けられても、まだ世をすねた表情のままでしたし、この件に関しては、もっと深い溝を作っただけ、みたいな感じさえします。

ドラマCDとか聴いてますと、桜がフォローに入ってくれても良かったんですが・・・。
やっぱりこのスタッフでは、百合っぽいのはできない、もしくは感性としてわからない、ってことなんでしょうね。
『舞HiME』でもそうでしたけど、肉体は女の子なのに、中身はヤローでしたし、ある意味精神的BLでしたからなぁ、静流さんとか。
あそこまで極端ではないにしても、やりようによっては、もっとうまくゆりんゆりんなSFにできたのに、とかなり残念です。
もっとも、男性視点の百合の方がセールスはいいので、そっちを目論んだけど、収拾がつかなくなった、みたいなところもあったのかも・・・。
ただ、誤解のないように書いておきますと、じゃあナミとか神楽とかが嫌いだったか、というと、そんなことはまったくなく、もうナミも神楽も大好きです。(笑)
男性視点の百合に関しても、たしかにときどきイラッとくることはありますが、嫌いではないですし、なによりエロ主体になりますから、どちらかといえば好きですしね。(^_^;
おさめ方としては、理解できない、ということもないんですが、技術的にもう少しなんとかならんかったのかなぁ、といったところです。
ということで、今回のお気に入り。
やっぱり「ゴメンね☆」と、躊躇せずに撃つレオパルドに白化するネルヴァルかなぁ。(笑)

この辺、良いギャグになってました。
ちゃんと本筋がまともにしめてくれてたら、かなり生きたギャグになってたと思うのですが。(^_^;
つうことで、簡単に総括。
前半はすごく面白かったです。
とはいっても、『Rideback』には負けてたように思いますが、それでも1月期の作品としては、かなり面白い部類で、レオパルドの繊細なんだかあつかましいんだかわかんないキャラクターと、秋葉のボケボケっぷりはすごく楽しかったです。
バトルとか入れずに、あのままガールズSFとして処理してくれてたら、屈指の名作になってたんじゃないかなぁ、とか思ったりするくらいです。
ナミが連れ去られて、ハコちゃんがでてきたあたりから色合いが変わってきて、ちょっと「あれ?」な感じ。
そして最終回で大爆笑・・・なんで、トータルとしては面白かった部類です。
作画は言うことはないですね、さすがはサンライズ。
問題はデザインセンスがあうかどうか、だけでしたけど、これならバッチリです。
乳も尻もエロくてたいへん良かったんですが、個人的には本作は、美尻アニメでした。(笑)
秋葉もいつきもほのかもナミも、みんな尻が丸くてきれいで、悦痴で、たいへん良かったです。

CVもかなり良い線そろってたんですが、ワタクシが聞きほれていたのは、風音のゆかりん、ナミの南里さん、神楽の中原麻衣さん、クサンチッペの田中理恵さん、レオバルドの福山さん、てあたりかなぁ、もちろんそれ以外にもすきな人がたくさん出てくれてましたが。
とりわけ、後半のクサンチッペはたいへん好み。(^_^)
あのキンキンした感じ、理恵さんの芸をしっかり聞かせていただきました。ありがとうございました。
こんなとこかなぁ・・・、何の予備知識もなく最終回を見てたら、違う感想になってたかもしれませんが、あらかじめきいてたので、むしろ楽しかったです。
なんか最終回が投げっぱなしで、全然伏線を回収しなかったみたいですから、あんまり筋について書いていくのもなんなので、気に入った場面だけ回顧して終わります。
まず、ナミ。

最後まで破綻っぷりが半端じゃなくて、この作品、結局総合失調症の少女を観測する作品だったのかい?・・・と思わせてしまったのですが、まぁ、それなりに笑えたので、よしとしておきますか。
「姉貴を一人ずつぶっ殺していくの」というナミに、
「あんたなんかにかまってるヒマなんてないの!イモちゃんを助けにいかなくちゃ」という秋葉。すると
「それが家族に言うこと?」
このあたりの矛盾しっぱなしはまあまあ良かったです。
で、プリマヴェーラでドカスカ秋葉にぶっぱなしておいて、秋葉が黄金銃で反撃すると、
「妹を本当に撃つなんて!」
ギャグじゃないとしたら、もう既に修復不可能なくらいに壊れてるんですが、このあたりも回収しなかったのかなぁ、最終回。
遅行地域なんで、どれくらいの投げっぱなしっぷりになっているか、楽しみです。(笑)
まだナミはそのプロセスがよくわかるのでいいんですが、神楽さんにいたっては、
「ナミがアンチQTぶっぱなしてくれたから、もとに戻っちゃった☆てへ!」
・・・だし、なんかもうこのあたりからまとめる気はない、ということになってきつつあるんでしょう。
「ソラヲカケルショージョぶらっく!」
・・・とか言い出したあたりは、最終回でナミになにか救いがあれば実にうまく生きるラスなんですが・・・ないみたいだし。(爆)
つつじ。
何度も出たり入ったりの繰り返しでしたけど、結局どうでもよくなってしまいました。
これならまだ劇的にに死んでた方がドラマ的には良かったのかな・・・。
ということで、解決しないそうなんで、このくらいにしておきます。
絵はきれいでしたから、そういう目で見れば、そんなに悪い作品でもなかったですけどね。
『黒神』に比べれば、まだまだ許容範囲です。
もっとも、『黒神』ほど作画がいいわけでもないんですけどね。(^_^;
主人公秋葉がすっかりお隠れ状態になって、着々と進行する物語。
なんかほんとに外野展開になってきつつある、というか、部品になってきつつありますなぁ、秋葉。
一応、それまで徹底して「不思議ちゃん」だったほのかが、秋葉に対して心を寄せ始めていたり、秋葉の存在理由に近かったレオパルドがなんか変になってしまったりと、いろいろ秋葉がらみでもネタは進行してましたけど・・・すっかりヒロインはナミとつつじになってます。(笑)
まず、つつじさん。

ベンケイがネルヴァルに取り込まれかけると、飛び出してきてネルヴァルに説教。
「人間はもっと狡猾で悪意に満ちた存在」
・・・こういうステージになると、水を得た魚状態です、つつじさん。
ただ悲しいかな、そういった卓見、理想を実現するだけの力がない、ということなんでしょう。
年齢を考えたら当然なんですが、言ってることのカッコよさのわりに、いつもはずしてる感が漂うのも、その辺のギャップなんでしょうなぁ。
お尻突き出してノックダウンしてましたけど、さすがに死にましたか?

ヒロインの一人なんで(笑)、最終回前に退場してほしくないです。(^_^)
もう一人のヒロイン、すっかり退役軍人になってしまったナミ、なんですが、こっちも自分の意見はつつじ同様、最初から徹底してて、世界の破壊。

しかしそれも、簡単にネルヴァルに見破られてました、ということで、放逐状態に。
消されなかっただけ、まだましなのかも知れませんが、そのあたり、ネルヴァルになんとなく優しさみたいなのも感じてしまったところでもあります。
「人間は理解できない」
・・・人間同士でさえそうなんですから、というのは、割と後天的な知識であって、条件づけがうまく成立してたら、人工知能でも理解はできると思いますけどね。
ともかく、つつじやナミの言わんとすることを理解したときのネルヴァルの行動の早さ、目的原理の徹底性、みたいなのは垣間見れたところではあります。
思考修正、自分の勘違い、もしくは前提の失敗に対しての軌道変更、ということに関して、あまりてらいもなければ、変な自尊心もない、というあたりにも、ネルヴァルの人工知能性は少し感じられたところでした。
一方、レオパルド側。
突然別人格がやってきて、今までのレオパルドと切り替わる・・・状況から考えて、あの刀、もしくは冠の設置で稼動したんでしょうけど、アニメとしてはともかく、SFとしてはどうなんかなぁ、という気が少ししたところではあります。
レオパルドの変節が次ぎあたりのテーマかも知れないので、どうなるんでしょ、くらいにとどめておきます。
私としては、いじけ虫でプライドが高くてお茶目なレオパルドの方が好きですが。(^_^;
あとは高嶺おねーちゃん、さっそうと登場、ドライバー役で、ということくらいかなぁ。
なんかすっかり脇キャラ扱いになってるのが悲しい、高嶺おねーちゃんでした。
生徒会とか、高嶺おねーちゃんとか、エリカ・リリーコンビ、ネネコとフリオなんかの消化の不十分さを見てますと、2クールで消化できる陣容じゃなかった、ということなんでしょうかねぇ。
かといって、仮に第2期をやるとしても、こういう流れである以上、そっちに描写はさけないでしょうし。
あと2話、どうまとめていただけますか。
獅子堂5姉妹の働きが確認されましたけど、「見渡す目」が風音、「戦う力」が高嶺、「頭脳」が桜、まぁここまではわかるとして、ナミがアンチQT、秋葉が「願い」ということらしいですが・・・、なんかまだ具体的にははっきりしませんね。
イメーージみたいなところもあるから、それはそれでいいんでしょうけど。
ただ描写量にけっこう差があったので、あんまり明確なおとしどころ、といった風には感じなかったのがつらいところ。
モティーフとしてはすごく良かったですし、わかりやすくていいんですけどね。(^_^;
話がとたんに収束しだしたんですが、あと3話あるんですよね。。。
フォン博士がQTローズをもってきてイグジステンズを退治したり、ネネコちゃんが胎内願望の箱に操られたり、いろいろといままでのモティーフを取り込んで円環状にまとめには入ってるみたいなんですが、いかにも生煮え感なのが残念で、この人数、このモティーフなら、2クールだとやっぱりきついよなぁ、と思ってしまった次第。
ともかく、ルックスでは一番好みの高嶺おねーちゃんが復活したのは嬉しかったです。
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あんまり姉妹として接触していることが少なかったので、てっきりヒューマノイドかなんかだと思ってました。
敵方についていたことを悔やんでましたから、洗脳されてただけ、といったところですね。
それにしても、その過去の失態に対して「え、また前線に出てもいいの?」といささか躊躇気味の高嶺に対して
「いいのいいの、敵の内情もわかったし」なんてスルーしてしまう風邪音の、事後処理能力の高さには舌をまかされました。
こうなってくると、妹達も、カークウッドも、軍までもが風音の手駒状態なんですが、それだけの能力があるのに、なんでナミをうまくつかまえられなかったんでしょうね。
あの突き放したときの対応だけが、風音としては少し浮いてる印象です。
落ち込む秋葉が、箱人間に囲まれて、もういいや、と思いかけたときに、とっさに救いの手を差し伸べて、ぐいぐいひっぱっていってくれたいつき。

「私はあなたのことが好きなんです、そんなことを言わないでください」
・・・たぶんいつきの「好き」は秋葉の「好き」、そしてたぶん視聴者の「好き」とも全然違う方にむいてるんだろうなぁ、と思ってしまいましたが、ともかく、この一言で目が覚めたようでした。
個人的に、秋葉のわきのしたが嬉しかったですな。
あと、レオパルドのイモちゃんの死の報告に対する態度・・・ちょっとどうなんかなぁ、なんか別の落とし方があったように思うのですが。
これも、今までレオパルドのセンスとは微妙に食い違ってるような気もしたところ。
もっとも、オチを言う前に非常事態になってしまった、というのはあったでしょうが。(笑)
ほのかも久しぶりに大活躍で、登場する人型が妙に美形だったんですが・・・。
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「私もイモが好きだった」
たぶん、ほのかの「好き」も全然違うんだろうなぁ、とか思ってしまったり。(^_^;
クサンチッペが捕虜になって、予告ではいいかげんな裁判を受けさせられていたところとかは面白かったです。
アレ、陪審員制度の批判とかにもなってんでしょうねぇ。。。
あとは、またまたビビりまくりの理事長さん。
横の警備の人の視線が妙に冷たいです。(^_^;

タイトスカート+ふくらはぎの魅力、健在でした。
こんなとこかな、あと、ナミと秋葉の一勝負が残っているのかも。
次回はイモちゃんオンステージ・・・かな?
高嶺おねーちゃんが復帰したんですが、ナミに比べて扱いが軽いですなぁ。(^_^;
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五人姉妹の中で、一番扱い悪いですよね。
キャラはもかく、ルックス限定なら一番好きなんだけどなぁ。(^_^;
ストーリィは展開を重視して進めた、という感じ。
主人公たる秋葉は、イモちゃんの一件を知らされて愕然として落ち込んでいるだけ。(描写量もそれほど多くない)
好敵手的な位置としてのナミはほとんど出番なし。
本作の変なセンスを代弁していたレオパルドとつつじも、出番は少なく、しかもそれほど際立ったこともなし。
というわけで、何が進んだかと言いますと、箱人間の説明と回収、獅子堂元老院の合流、ウーレ軍という第3勢力みたいな位置づけだった連中があっさりとネルヴァルによって氷づけにされたこと、そしてほのかによるフォン博士の回収、といったあたりで、物語線としてはそれほど明確につながっていなかったので、ラストにむけてのネタ回収みたいな感じでした。
つうことで、気になった点だけを簡単に回顧しておきます。
・風音にチェスでやりこめられるレオパルド。
いったいどんな人工知能なんや。(笑)
将棋に関しては、「駒の再利用ルール」のおかげで、まだまだ名人級に勝つには時間がかかりそうですが、チェスに関しては、この21世紀でそろそろメドがつきかけている、というのに。
将棋でも、Bonanzaなんか、もうかなりの水準ですし、一般レベルではそろそろ勝てない領域に入りつつありますから、120回やって一度も勝てない、というのは、人工知能の側に問題もあるし、メモリ容量にも限界があるんじゃないかなぁ・・・。
こういったあたり、もう少ししっかりと練ってほしかったです。
・ベンケイの動揺、クサンチッペのヒステリー。
こっちは「繊細で神経質」なブレインコロニーの持ち味がかなり出ていたと思います。
・イモちゃんに同情的なクサンチッペと、人類に擁護的なネルヴァル
どうも前回くらいから少し風向きが変わってきたみたいで、ネルヴァル・サイドが必ずしも最終的な敵ではないみたいな印象になりつつあります。
もっとも、今回のウーレ軍の掃討が、あれで終わりだとすると、ちゃんとした対抗勢力は獅子堂財団しかないみたいなので、最後はネルヴァルと戦って決着がつきそうではありますが。
・ほのかに回収されるフォン博士。
ほのかの寿命云々がまだはっきりと描かれていませんけど、これはなんとなく、でラストまでいくんかなぁ・・・。
簡単な語りで説明終了、になっちゃうかも知れませんが。今回のハコちゃんみたいにね。
久しぶりに「なして?」が聞けたので、ほのかのアンダーウェアを回顧しておきます。

軽装になると可愛いんですけどね。(^_^;
・つつじ復帰。

隠れていた経緯は不明。
しかし、つつじがいないと何も自分で判断できないくらいにまで堕ちてしまっていたベンケイの動揺が面白かったですな。(^_^;
・予告の会長さん。
えーと、時雨はいつきに懸想中、ということでいいんですかね。
それにしては描写が軽かったんですが、ラブコメじゃないので、こんなもんですかね。
あああ、イモちゃんがー、というところで次回。
今回、あのイモちゃんのラストにしても、ほのかの最後にしても、あるいはつつじが消失したかのように見えたところにして、限りなくネタふりっぽかったので、次回とセット、といったところですかね。
某掲示板に、「これからバタバタ死んでいきます。でも最終回には皆ケロッとして生き返ります」なんて予想も載ってたのですが、仮にそうだとしても、そこは、
あああ、イモちゃんがー
ほのか、がんばれー、
つ、つつじはどないなったんやー、
・・・と言った視点で眺めるのが楽しい鑑賞方法だと思います。(笑)
まぁ、ワタクシも、ぼんやりとそんな感じかなぁ、という気はしてるんてすが。(^_^;
ということで、個人的に好きだったあたりを中心に回顧しておきます。
・まず、つつじさん。
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「神を試しにいきましょう、ベンケイ」
いいなぁ、つつじさんの誇大妄想。
前半、暗い顔と表情でビンビンひきつけてくれたナミが、ネルヴァル陣営に入ってから、いまひとつ魅力がなくなってきたのに対して、それと入れ替わるような形でつつじさんの魅力が爆裂です。
やっぱり虎縞ビキニをアイデンティティにしてからが、冴え渡ってますね。
「おまえの言ってることはさっぱりわからん!」というベンケイのまじめっぷりが、これまた前半のレオパルドのイカレ具合といい対象になってて、こっちもいい感じになってきてます。
つうか、この点に関しては、レオパルド、もっとがんばれ。
ベンケイはもとより、クサンチッペにも食われてる気がしますぞ。
今回なんか、風音に叱咤されて、しゅんとなっちゃうし。まぁ、ああいうところも含めてレオパルドらしいんですけどね。
・箱の中の秋葉。
胎内回帰願望をそのまま見せてくれたんですが、脱出のキーはもう少し劇的であってほしかったかなぁ・・・。
それに、復帰コマンドも、「レオパルドのバカ」の方が個人的には良かったんですが・・・。(^_^;
ただ、箱の中にい続けることによって、イモちゃんの決意と行動、そして最後を見せない、という効果を引き出していましたので、ある程度は仕方ないかな、と。
・ナポリタンを作るネルヴァル。
えーと、調理なんかせずに、分子レベルから有機合成とかできないんですか?
それにあの調理器具・・・。あれ、たぶん笑うところじゃないんですよね?
アレイダも粉チーズみたいなのをワサワサふりかけてましたけど・・・それで味が劇的にかわるって・・・。
予告のネルヴァルも含めて、意図的にギャグっぽくしてたんでしょうけど、最大の問題点は、見た目、あんまりおいしそうじゃなかった、ということかなぁ。(笑)
・エロスーツ要員になってしまったナミ。
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ネルヴァルの戸ところに来るまでの、劣等感で押しつぶされそうになってた卑屈ヒキコモリ少女のときはあんなに魅力的だったのに、どうも戦闘時に、目をひんむいて激怒したり動揺したりするシーンが、かなり美しさを損なってしまってて、前半ほどには魅力を感じなくなってしまっているのが、すこぶる残念です。
その分、つつじと桜が渇きを癒してくれてますので、作品としてはバランスがとれてますが。(^_^;
・神凪いつきです。
「あーすおーふぇん」・・・地球孤児、ということらしいですけど、物語にどの程度反映するのかなぁ・・・。
・ほのか散華?
イモちゃん以上にほのかが消えたらまずいと思うのですが・・・。
・高嶺、復帰か?

これももう少し劇的にやってほしかったんですが、いかにも脇役っぽかったのが、涙をさそいます。
いや、こういう演出、嫌いじゃないですけどね。
5姉妹の中じゃ、ことルックスに関しては一番好みなんで、敵でも味方でもいいから、もっと露出を増やしてほしいです。
次回、つつじさん、あっさりと復活の予定。(笑)
ここにきて話がグッと動いてきました。
現場復帰するや、手駒の人員をたくみにさばき、利用して事態の打開を謀る、長女・風音の毒々しい腹黒さがたいへんすばらしく見ごたえがございました。
上の粗筋にも書きましたが、風音の策士っぷりがあまりにすばらしかったので、そのあたりから。

・つつじとベンケイを手玉にとる。
キーになりそうな「冠」。
それが木星近辺にあるらしい、と知って、つつじをたぶらかしてとりに行かせるのですが、このプロセスが非道。(笑)
まず、相手の立場を確認し、その建前を一瞬で見抜くや、プライドをくすぐりつつ、多額の報酬をちらつかせ、必要経費の奥深さを示して、翻弄。
そりゃあ実務経験のない、もしくはきわめて希薄なつつじさんですから、いいように鼻面をつかんでふりまわされてましたな。
・つつじとベンケイは囮。
秋葉がいなくなって、ソウルシャウツが撃てないレオパルドに「ぐずぐすしてるとクサンチッペが来るわよ」といって動揺を引き出し、もうひとつの目的物を取りに生かせます。
ところが、武器がないので、見つからないようにステルスで隠密先行。
先のベンケイのハイパージャンプはそのための囮もかねてました、という秀逸さ。
鬼畜だわ、この長女。(笑)
・秋葉の心配よりも、ソウルシャウツの心配。
どうやら、高嶺、秋葉、ナミの妹3人が敵の手に落ちたことはしっかり認識しているようですが、それを戦略価値に置き換えて、秋葉がいない=ソウルシャウツが使えない、という現状認識で、レオパルドを動かします。
頭が切れる、というより、鬼畜の策士、といった感じですなぁ。
しかも、引くところは引いて、やわらかくお願いするところも見せてますし。
・カークウッドに生徒会派遣。
当初、面倒なことをもってくんなよ、とばかりけんもほろろ、だったのが、いつきがあそこに秋葉がとらわれているかもしれない=あそこにソウルシャウツの撃ち手がいるかもしれない、と知るや、豹変していつきたちとともに生徒会を派遣する切り替えの早さ。
最近のキャラではもうかなり久しぶりの、という感のある智謀策謀っぷりで、しびれますな。(^_^)
非道とか鬼畜とか書きましたけど、こういうキャラ、大好きなのは言うまでもありません。(笑)
ということで、今回は風音おねーさまが出色でしたので、他がかなりかすんでしまいましたが、いくつか落穂拾い。
・バスタブ担当つつじさん。
意味もなくフロに入ったり、しかも報酬の一部がニューバスタブだったり、とにかくフロに入ってろ、というキャラなのは間違いないようですな。
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策士を気取っていても、風音にはなすすべもなく手玉にとられ、しかもその真意にさえ気づいていないという可哀想な役どころ。
風音とは違う意味で、いい感じ。(笑)
・箱に入ってただけの主人公、秋葉。
箱に入ったからといって、即、あやつり人形、もしくは平準化、というわけではなさそう、というのは、ハコちゃんのときにあらかたわかってましたけど、ここからどうやって平準化にもっていくのか、それとも脱出できるのか。
今回はテキスト交信ができる、ということだけだったみたいですから、詳細は次回以降・・・にあるといいなぁ。(^_^;
・五女・桜の図面。
風音にとっては、桜もコマのひとつなんでしょうなぁ・・・。(^_^;
・生徒会。
前半に描写が薄かったので、思わせっぷりにでてきたわりには、全然活躍しない、あ、いたっけ?状態なんですが、1回くらいは活躍の場面が・・・あるといいなぁ、これも。(笑)
つつじが以前のこの中にいた、なんてもう忘却のかなたです。(^_^;
・とことんダメなエル・スール。

「苦情が・・・苦情が・・・」
プレッシャーに弱い、ダメ大人の典型を見せてくれますな。
戯画的で面白いですし、適度に色気もあるので、良し、としておきます。
民衆から見えるところで、胸の谷間に風を送りながら、うめいて寝っころがってる、というのは、なんと申しましょうか。
嬉しいのでどんどんやってください。
・悪の魔法少女ナミちゃん。
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冒頭、ネルヴァルの幹部がやってきたときに
「わかってるって、汚れ仕事してるってことは」みたいなことを言ってましたけど、キャラそのものも、汚れキャラになってきたみたいで、なかなか嬉しいです。
こういう、美人なのに、ゲスい、精一杯生きているのに思慮が浅い、というタイプ、傍で見ている分にはタイヘン面白いです。
観賞価値としてみた場合、これまた好きなキャラだったり。
そして、暗殺ドロイドを追いかけて、魔法のスティックにまたがって、魔法のに乗りこなすように空中追跡。
黒い魔法少女っぽくて、とっても良かったです。
しかし、ラストで反撃くって、刺されてしまいました。
ネルヴァルも刺されてましたけど、こっちはボディをとりかえるだけで事なきえましたが、生身のナミははたしてどうなることやら。
しかし、出血していたみたいですので、風邪音以外はみんなヒューマノイド、とかっていうことはなさそうですね、高嶺には依然として疑惑が少し残りますが。(^_^;
・影の薄い高嶺。

ラストでナミ、アレイダとともに暗殺ドロイドをおっかけていって、そのうちの一機を首チョンパしてましたけど、5人姉妹の中で一番影が薄いんでないかい?(^_^;
ルックスは一番好みなんで、もう少し活躍させてあげてください。
つうか、ナミと立ち位置が近いので、構成要因としても希薄になってるのが悲しいなぁ。
次回、ちょっと映ってたので、そこそこには出番があるのかしらん?
ブーミンコンビの温泉でのドタバタとか、つつじのバスタブとか、ニーナ-エル-風音の過去とか、いろいろギャグ的なひねりは多かったですが、個人的にはつつじのストーリィとはほとんど関係のなさそうなバスタブが一番良かったです。
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ストーリィ上も無意味なら、バスタブひっくり帰されて、不気味にメガネを光らせているつつじさんも、まったくの無意味。
こういうバカな無意味さって大好きです。(笑)
このつつじのバカさ加減に比べると、いつきとブーミンの入浴はあんまりありがたみがなかったです。
局部が見えるかどうか、みたいな中学生的なことはどうでもいいんですが、ほぼ肩口たけ、という演出がどうもね。
ブーミンは基本ギャグキャラなんであの扱いでも、とは思いますが。
しかし、肌に密着する、強力静電気バスタオルで走り回るいつき君はなかなか良かったです。
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局部は見えなくてもいいので、ボディラインをもう少しちゃんと見せてほしいです。
もっとも、ふだんからQTアームズで散々見せてくれてはいますが。
それとタコの触手。
これはまったくもって個人の趣味の領域ですが、触手で責めるとき、ワタクシは細くて強靭な触手の法が好みなので、こういう太くて肉厚な触手だと、ややイマイチです。
細い触手ですと、くびりあげられて、お肌のこぼれが楽しめますからね。
ぬめってれば、なおいいけど。(笑)
あとは気になったあたりを整理。
・エルとニーナ、風音の学生時代。
たぶんこれ以上はつっこまないとは思いますが、コメディ処理されるとは思いませんでした。
ニーナを見たときの態度で、エルとはなんかあったんだろうな、とは思いましたが。
しかし3人並ぶと、ニーナだけ世代が違うんじゃないか、ってくらい老けて見えますな。(^_^;
・エルのパニック。
前回、ダメな大人を地で見せてくれてましたけど、今回の、さらに徹底した描写を見てますと、これがデフォというか基本なんですね。
ただ単にダメダメっていうのではなく、平時においてはちゃんとこなせる、といったところでもあったのでしょう。
・・・あんまり尊敬されない上司タイプですが。(^_^;
・風音の復帰。
たしかまだナミや高嶺のことは気づいてなかったはずなんですが・・・。
秋葉よりも、実質自分が敵陣営に追い込んでしまったナミの方を心配するのが筋だと思うのですが・・・。
高嶺が全然心配されていない、っていうあたり、ひょっとして高嶺って、風音のロボットというか、メイド人とかなんかなぁ・・・。
・クサンチッペのいかれた唄。
予告で「私の唄を聞けぇぇぇ」とか言わせてましたので、たぶんそうういうキャラなんでしょう。
理恵さん、はまりすぎというか、普通に聞いてて面白いので、すごいですね。
「人間にあわせてわざとヘタに歌った」・・・この言い訳も厨弐病っぽいし、ブレインコロニーのガキっぽさが、ここでもよくでてますな。
・そらかけガールの謎。
ネルヴァルが、ナミと秋葉の対応を変えているところを見ると、本人が言ような「白と黒の関係」という対立項的には見えないのですが、このあたり、ブレインコロニーとそらかけガールとの関係ってどうなんでしょうね。
OP見る限り、秋葉がレオパルドとつながっているように、ナミもクサンチッペとつながりそうなんですが、現時点でその気配はかなり希薄だしなぁ・・・。
そもそも秋葉がレオパルドにとっての重要な鍵たりうる理由って、まだ明示されてませんよね?
なんとなく物語の進行で、理由もなく「そういうもんなんだ」という感じで見てしまってはいますが。
・さらに裏切りそうなナミ。
ネルヴァルとの会話で見せてた邪悪な笑みが気になるところで、さらに裏切りそうですが、ネルヴァルもそれを見越しているのかも。
・箱に閉じ込められる秋葉。

ここで〆め、だったんですが、物語の方向としては、ブレインコロニーを満たす居住者、そしてそれを平準化する箱人間、といった方へ進んでいきそうなんですが、そんなことより、秋葉やナミとブレインコロニーの関係、みたいなものの方をしっかり見せてほしいです。
まさか秋葉までさらわれちゃうとは、という急転直下の引きで、かなり驚かされましたけど、久しぶりにレオパルドの気持ちが、多くの人たちの思惑の上で非常に重要なことになる、という展開で、最初の頃の感じに戻ってきました。
理事長先生が権力をカサにきたような「大人」のいやらしい面をいろいろ見せてくれたり、いつきとニーナ課長が深刻な相談をしている背景で、ブーミンコンビが大食らいしていたりと、キャラ・ネタなんかはいろいろ面白かったんですが・・・つながるんですかね、この人間関係みたいなの。
なんかすごく散漫になってきているように感じるんですが。
マンガとかですと、キャラづけがうまく成功すると、物語の本筋よりも、キャラを動かしている方が面白くなる、というのはよくあることで、長期シリーズで成功している作品なんかは、どこかでこういうのが入ってこないと、みたいなところはあったりするんですが、期限が決まってて、しかも全体作業のウェイトが高いアニメでこういうことをやって、キャラとしてまとまるのかなぁ、という不安はかなりあります。
これがたぶんマンガとかでしたら、普通に「面白い」ですむんでしょうけどね。
というわけで、その辺を適当にピックアップだけしておきます。
・理事長、エル・スール。
秋葉との再開を喜んだのも束の間、コロニーへの移住を要請して、レオパルドが接続できない、と聞くと「あんたがなんとかしなさい」と命令。
そしてやってみたけどうまくいかなかった、という秋葉に、さらに「もっとおとなになれ」だの「みんなもタイヘンなんだから」となんかもういじめているかのような後押しが追加されてて、このときの画面が、いかにも逆ギレしたみたいでしたので、あれはたぶん意図的な描写だったんでしょう。
秋葉がさらわれてしまって、このときのことをネガティブに回想する伏線とかなのかなぁ。
ともかくここにきて、スール家長女のなさけなさがかなり前面に出てきてしまいました。
・ブーゲンビリアとミンタオ。
怪奇課としてのQTアームズ出動ですが、なんちゃらタイガー、とか言ってましたので、あれがOPで出てきた姿、ということなんでしょう。
ただ、「これで互角だ」のあたりのギャグはかなりすべっていたように思います。
なんていうか「ああ、ここは笑うところ」・・・という意図が丸見えなのがちょっと。(^_^;
・ブーゲンビリアとミンタオ~食事編。

いつきとニーナの怪奇課の相談の後ろでがっついてたのが、やたら動きが大きかったので、ちょっと会談の方に集中できませんでした。
それにしても、よく食うなぁ・・・。
・裏切りのつつじとベンケイ。
お話的にはどうでもよかったんですが、つつじのいかれた虎縞ビキニが見られないのはかなりさびしいです。
・クサンチッペの大熱演。
今回一番面白かったのは、この理恵さんのクサンチッペかなぁ・・・。
復活したレオパルドのソウルシャウツをくらって、キャーキャー叫びながら逃げていったあたり、すばらしかったですわん。
・レオパルド。
初期の頃ほどの破壊的な面白さではなかったですが、イグジステンズにビビってヒッキー状態になったり、自分で「本気でいじけてるんだぞ」といってみたり、コロニー移住民のライト文字で感動してしまったりと、らしくてよかったてず。
しかしあの、「オカエリレオパルド」
できればどこかで1文字間違えるかひっくりかえるかして、『トップをねらえ』してほしかったところですな。
・高嶺とナミ。
洗脳されているからとは言え、高嶺の方がはるかに頼りになりそうなんですが・・・。
その辺「ソラヲカケルショージョ」というのが、現実の能力としてではなく、遺伝子的ななにか、とかっていうのが関係すしてるんでしょうか。
秋葉にしても、高嶺や風音、桜ほど秀でているわけでもなさそうですし。
ただ、このナミの極端な感情漏出としいうのは、なんか意味があるのかな、とは勘繰ってしまうところではありますが。
作画は原画に新号さんとかがいたりして、いつも通りすごくきれいに仕上がってたんですが、その割りにひかれるところは少なかったので、パーツとして面白かったところだけを簡単に回顧してしめておきます。
まず、秋葉の尻と、ミンタオの太腿。
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秋葉ってば、尻キャラだよね、基本は。
ミンタオの変身シーンでは、ブーゲンビリアの方が『ゴッドマーズ』みたいなことをしてたのもちょっと良かったです。(^_^;
レオパルドにフライングキックな秋葉。

らしくてとってもよろしい。
しかし秋葉、なにげに利用されとる感じですのう。
次回は・・・温泉回ですか?
ストーリィは、窮地なのが全然窮地に見えない、という作りこみの甘さを感じてしまい、どうにもこうにも、なんですが、キャラの魅力で見せる作品、と解釈すれば、それなりに楽しくあります、というか、基本、キャラアニメだよねぇ、本作。
今回の見所は、
・帽子をとった桜
・つつじの「敦盛」
・逆上のナミ
・・・の3本立てかなぁ、ということで、簡単に記録。
・桜とゆぴたん。

ゆぴたんよりも、帽子をとった状態の桜の方がうれしいので、そっちを回顧。〈笑〉
あの帽子がマニュピレーターみたいに独自の動きをしてたので、脳波感知型の機械かなにか、と思ってたら、異星人でした、ということでしたけど・・・それだと返ってあの帽子が義手みたいに動いてた説明にはならないんじゃないかなぁ。だって、寝ちゃったし。
今回、やや筋に穴が散見されたんですが、これもそのひとつ。
人口太陽を7つ、近接に配置して、というのも、穴ではないでしょうが、ちょっと理解に苦しむところで、あの辺、理論的裏づけというか、SF裏設定みたいなのは用意されてんでしょうか。
物理的に見て、相当変なんですが。
太陽は通称で、単なるエネルギー球ってことなんでしょうけどねぇ。。。
・つつじの「敦盛」
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今回のメインイベント。〈笑〉
突然扇を出して「人生わずか50年」とか言い出したときには、乱心あそばされてたか、それとも手の込んだギャグか、と思われたんですが、どうやら本人は大真面目だったようです。
普通にバカ、ということでいいんでしょう、考えるバカ・・・なんか新しいタイプかな。〈笑〉
ついでに、「敦盛」は「人間(じんかん)五十年」・・・ですので、「敦盛」を舞った、というより、聞きかじりの信長を模倣してみた、という程度なんでしょう。
ベンケイのひとこと。
「理解できん」
心配しなくても良いです。ほとんどの人がそう思ったはずですから。(^_^;
つつじが登場してきてから、ここでの息抜きが、既に息抜きではなくなってきて、本論であるかのような展開になっているのも、またステキですな。
虎縞ビキニで舞う「敦盛」というシュールさもあって、バカ笑いさせていただきました。
しかしつつじが、裏ヒロインになるとは思わなかったでごぜーますよ。(^_^;
・逆切れのナミちゃん。
圧倒的に優位な武装に身を固めて、うれしそうに人狩をしていたら、そこに宿敵マドカを目撃して、思いっきり上から目線で、嘲笑しよう、としたところ、マドカに正論で反撃されて、あっという間に逆上。
ほんとに打たれ弱いね、この四女。
まぁ、こういうもろさがナミの魅力かな。
ただ逆切れのマスクがいかにもダメ絵でしたので、邪悪スピリットが乗り移って反撃するマドカの方を回顧しておきます。

しかし、マドカ・・・なんでナミの所業を知ってたんでしょ?
この段階でナミの変遷を知ってたのって、秋葉ら、ごく少数のはずだったのに。
単に情報摂取のプロセスを省略しただけ、ともとれるんですが、怪奇課がその写真を見て驚いたりしてたので、この時点でマドカが知ってるのは、かなり奇異に映るんですけどねぇ、これも今回の穴、かな。
しかもブレインコロニーのことは、カークウッドでは内緒、だったんじゃ・・・。
こんなとこかなぁ、ナミの上にレオパルドがワープしてくるところまで。
予告では「さよならジュピター」とか、「なして」とかいろいろ出てきましたが、素材だけを投げ込んでる感じなんで、ちょっと反応しにくいです。(^_^;
まぁ、キャラアニメだし、つつじが変なことをして、秋葉のエロいQT尻が描かれてて、ナミが錯乱して、風音が谷間を強調して、みたいなところで十分かな。
つつじと秋葉が、ノーマルでエロくなってきているので、最低限の楽しみは常にある、といったところです。