なんかえらく不自然なラストでしめくくりましたけど、バットエンドにする必要性、あったんですかね?
悲劇で終わらせることにはまったく抵抗とかない口なんですが、それなりにテーマ性とか、必然性とかっていうのが欲しい方なので、いかにも強引にとってつけたようなあのラストはどうしたもんですかね。
『Noir』のラストで、銃声が聞こえ、その後の2人がどうなったのかわからない、どっちともとれる、という含みのある演出、構成を見せてくれていたのと、似てはいるのにまったく違う、といった感覚なんですが、どうなんでしょ。
それにあそこで死んだら、キャルを殺してまで選んだ選択が、かなりむなしいものになりそうで、そういった意味からも、あんまり良い結末だったなぁ、とは言いかねますね。
悲劇なら、もう少し悲劇の意味性を見せてほしかった、というのが感想です。
ラスト以外は、物語としての最終回は実質前回だったので、作画回顧して、総括します。
殺し屋の顔から、人の意思を取り戻すところまで。
![]() | ![]() |
取り戻す、というのは記憶が戻ってないので適切ではないかもしれません。
しかし、人としての感じ方、意思、心、といったものが生まれ、それによる苦悩、といった側面はほんのりと見せてくれていたように感じました。
そして、蒙古の大地。
![]() | ![]() | ![]() |
しかしあの演出ですと、江漣は玲二が撃たれたことを知っていたのに、という風にも見えなくはなかったので、やや場面としては不安定でしたかね。
えー、総括としましては、ラストがあんなことになってしまいましたので、やや萎えましたが、全体としては好きな部類でした。
最初の頃に書きましたけど、ツヴァイを男にしちゃったのは失敗だなぁ、と思います。
アインが採用したとはいえ、サイス・マスターの嗜好性を考えると、女の子にするべきでした。
それやると、『Noir』と区別がつかんようになる・・・気がしなくもないんですが、まぁ、それはそれ、ということで。(^_^;
3部の構成、持たせる意味については、かなりうまく機能したと思います。
・・・ラストを除いては。(笑)
作品をひとつの意思で統括する、というのは難しいですね・・・。(^_^;
テーマ:Phantom(ファントム) - ジャンル:アニメ・コミック
キャル編の幕。
こうしてみると、吸血鬼の連環が強い力で解かれたような印象でした。
アインがツヴァイを生き血をすする殺人鬼に仕立て上げる。
そしてツヴァイがドライに殺人者の牙を残して立ち去る。
そして養女に出されたドライはツヴァイを恋慕して戻ってくるが、4人目、フィアを育てることなく、ツヴァイの手によって死ぬ。
アイン→ツヴァイが完全な吸血の牙の伝承だったのに対して、
ツヴァイ→ドライが完全な継承ではなく、牙を打ち込んだだけでほおり投げてしまった、それゆえ、ドライはツヴァイの生き血を求めて、完全になるために戻ってくる、よって次の4番目を作ることにはななかった。
とまぁ、そういった吸血鬼の伝承が、ここでとまった、そしてそれは、死体である吸血鬼、既に自らが命あるものではない、どこにもいない亡霊となったファントムの吸血鬼が、命に恋い焦がれたがゆえに、命の報いでもって滅んでいく・・・なんとなくそんな風に見えてしまいました。
ただこれをつきつめると、死体から人間になりつつある江漣と玲二も、破滅によって幕を閉じなければいけないわけなんで、あくまで、今回のキャルの最後を見ての連想、ですけどね。
さて、救出された美緒・・・だったんですが、パジャマになっても強烈なフェロモンです。
![]() | ![]() |
色気とか艶とかではなく、フェロモン、という感じ。
しかも適度に発せられるいぢめて光線とか縛って光線とかが股間と煩悩を直撃しますな。
母親似の美少女にして美妖女、といった側面をビリビリ感じてしまうのですが、母親も、今でこそトウが立ってる感じですが、若い頃はさぞかしとびぬけた美少女だったんだろうなぁ、という感を抱かせてくれます。

ほんのちょっとの会話だったのに、志賀とはなんという風格の違い。(^_^;
中の人の風格もダンチですけど。(笑)
あ、レモンエンジェル第1週第1話以来のファンですので。
決戦に赴く江漣、玲二、志賀、そしてキャル。

乳の発育ばかりが話題になりますが、臀部の発育も半端じゃござんせんな。
まっとうな人生だったら、その安産尻でたくさん子供を埋めたのになぁ・・・。
脳裏に去来する、死人の思い出、ジュディ、リズィ・・・。
もうすぐそっちへいくよ、という暗示というか予感だったのかもしれません、それくらいに破滅的でした。
玲二と対決するキャル、しかしその外では江漣が志賀率いる梧桐組と対決、もう鬼神のごとき強さを発揮してました。
![]() | ![]() |
完成品の江漣は、キャルと違い、恋を知ってもブレません。
懐中時計の対決となるキャルと玲二、その玲二の脳裏にも思い出がいくつか去来するのですが、思い出だけではなく、もしかしたらこうなっていたかもしれない、という恋人・キャルの姿が現れてました。

なるほどねぇ、こんな恋人になってたんですか。
「いいじゃないか、せめて夢の中でくらい・・・」
リリックなシーンなんですが、同時に完成品と未完成品の差が出るところでもありました。
そして現在のマスク。

決着は玲二が勝ったのか、キャルがはずしたのか。
キャルのセリフからすると、意図的にはずしたわけではなかったようですが・・・まぁ、いろいろととれそうですね、無意識下になにかはたらいたのかも、とか。
もったいないエロッパイの最後。
![]() | ![]() |
ああ、もったいない、もったいない。
もったいないオバケが出るぞ。(・・・古スギ)
さて、最終回は、サイスマスターの量産型との対決かな?
テーマ:Phantom(ファントム) - ジャンル:アニメ・コミック
玲二に捨てられたと勘違いして、リズィの元へ来た頃のキャルの姿が回想で回顧されてて、ちょっとグッときたでございますよ。(笑)

うむむ、こういうのを見てしまうと、現在のばいんばいんのキャルよりも、ロリ殺し屋のキャルが玲二と対決する方が見てみたかったなぁ、という気がかなりします。
成熟した女が冷酷な殺人鬼になっている、というのよりも、幼さを残す小柄な少女が銃を握って、という方が異常な感覚が出ますからね。
海外ですと、華奢な美少女がでっかい刀剣を振り回したり、重そうな銃器を持って走り回る、っていうのに、とんでもなく不自然さを感じるため、受け入れられる要素が少ないらしいですが、日本では、そういうアンバランスなものを組み合わせることに、独特の美や萌えを見出してきましたからね。
現状のストーリィ進行ですと、第1部、第2部のおっぱい担当だったクロウディアが退場してしまってるし、リズィは担当と言えるほどの美貌じゃないし、ということで、アイン-ツヴァイの対立軸として巨乳担当が必要だった、ということもあるんでしょうけど、この絵、この表情を見てしまうと、ロリキャラだったキャルが冷酷な復讐の殺人鬼になる、という方が見てみたかったなぁ・・・。
おっぱい担当は、美緒あたりにさせときゃよかったのに・・・という気持ちもありますしね。
原作では、キャル→ドライの流れのとき、に、キャルがこのアニメ版ほどロリロリじゃなかった、というのがあったからですけど、アニメ版のスタイルなら、むしろドライの側をいじってほしかったかなぁ、と。
そこへ行くと、アイン=江漣の方は変わってなくて良いですね。

むしろ、第1部時代の方が胸もあるし、年長な印象すらあります。
「ここは別行動をとるべきね」
・・・なかなか鋭いですね、玲二ではキャルを殺せない、という判断ですか?(^_^;
アインの全盛時はまだまだ続いている、という感じさえあります。
一方、見かけはまったく変わらなかったのに、年齢を感じさせてしまってたのが、リズィ。
最初の頃は、まだよく理解していない玲二視点だったとは言え、闇の世界に生きる姿をしっかり描いてくれてたのに、引金を引くことに躊躇するようになってしまう姿、そしてそれゆえに落命してしまう姿が悲しげに描かれてました。
わざと重い銃を選び、軽々しく撃たないことを戒めていた過去の姿。
しかし最後に来て、「私はあんたを撃ちたくない」という発言。
しかしそれとは対照的に、時が来て容赦なく撃つキャルに
「なんで撃てなくなってしまったのさ」といわれてしまう姿。
これ、いろんな見方ができますけど、わたしゃ、なんか年齢によって躊躇なく撃てた時代を過ぎてしまったのかなぁ、と思ってしまいました。
美緒に玲二の正体をしゃべるキャル。
そのついでに、「元弟子で、元恋人」なんていってましたが・・・玲二、やっぱりしてたんか、このロリホストめ、といらん方へ妄想がいってしまいました。(笑)
まぁ、肉体関係がなけりゃ、あそこまで執拗に追ってこないよね、殺したいとまで思って。
という感じで、いい調子で高まってきました。
次は江漣が立つ番ですね。
テーマ:Phantom(ファントム) - ジャンル:アニメ・コミック
破滅願望まっしぐらにに突っ走るかのようなドライ=キャルがなかなか魅力的。
サポートのはずのリズィにまで
「もうあの狂犬を止める自信がない」とまで言われてました。
サイスマスターが、ガンスリ少女達みたいに洗脳コントロールを行わなかった、というのが、ここにきて、自滅街道まっしぐらの自爆テロ的アサシンを生み出してしまったようで、実に良いキャラに仕上がってます。
礼拝堂で江漣と対決するキャルですが、江漣の方も頑として動じない、動じる理由がない、といったあたりの、冷たい対決、なかなかみごたえありました。
![]() | ![]() | ![]() |
なんかのはずみで、もう引鉄を引いてしまいそうな、ひいても全然不思議じゃない、というこの冷たい熱さがたまりませんわ。(^_^)
また、相変わらず、ところどころに映る、玲二と暮らしていた頃のキャルの姿が映るんですが、どう見ても別人だろ状態に。(笑)
前回までは、いくら白人でも2年でこんな発育成長はせんじゃろ、という感じでしたが、今回のフラッシュバックを同時に見てますと、「いや、そもそも別人じゃね?」・・・と思ってしまいますな。(^_^;
容姿としてはそんなところですが、心の変化、継承は、キャルの想いの深さが憧憬や恋情から外れると、とんでもなく鋭く深い憎悪に代わる、というのは、情の強さという面でうまくつながってるかなぁ、とは思うところ。
もっとも、メリケン時代のキャルはまだその表現方法が幼かったためか、鋭さに関しては片鱗程度しか見えてませんでしたが。
ともかく、復讐の狂気につき動かされながら、自爆の坂を転がっていくキャルの殺戮衝動には、ビンビン感じさせてくれるところがございますな。(^_^)
リズィ、梧桐組にとっての美緒、といった存在がでてきて、とりまく状況がふくらんできますと、その狂犬的な心理が鮮やかに浮き上がってきます。
江漣の表情がすべて演出にすぎなくなってしまうかのような、日常と平素のギャップも心の深い傷を見せてくれる個性として秀逸なんですが、それとは逆の熱さをもって迫ってくるキャルの狂気もなかなかにすばらしいものがございました。
さて、帰結点はいかに。
テーマ:Phantom(ファントム) - ジャンル:アニメ・コミック
チャイニーズマフィアを殲滅するドライに始まって、テ敵の存在を知るツヴァイとアイン、そしてサイスマスターとツヴァイの再会、そしてアイトとドライの教会での対決、というところまで一気に。
こういう展開を見てると、無理に高校を舞台にするより、大学とか市井の裏町とかの方が良かったんじゃねーか、という気がひしひしと。
もちろん、「高校が舞台」ということに意味があるのであって、どんなに不自然さが払拭されようとも、それ以外ではちょっと、という制作側の心理というか、スケベ心はわからなくもないんですが、あんまりうまく舞台を活かしている感じはありませんな。(^_^;
銃撃戦に関しては、これまでが、質(ファントム)と量(敵対組織)との対決だったのが、質と質の対決に転化していきそうで、それなりには面白くなりそうです。
たった2年でエロんエロんなボディになってしまったキャル=ドライ。
![]() | ![]() | ![]() |
お乳が成長するのはなんとかわかるんですが、顔がここまで変わってしまっている、というあたりに、かなりの無理を感じるんですけどねぇ・・・。
顔のアップとか見てると、どうもクロウとイメージかぶっちゃうんだよなぁ。

そういう意味では、成長したとかっていうより、劣化した、って感じでもあるかなぁ、とか、思ったり思わなかったり。(^_^;
いっぽう こっちは若返り変身の江漣=アイン。

東洋人と西洋人の差・・・というにはあまりのギャップですが、こっちも一応2年経ってんですけどね。(^_^;
しかしせっかく学園設定してるのに、あまりその舞台設定を生かせてない印象はかなりありますね。
だから、無理に高校年齢にしなくても、と思ってしまうわけなのですが・・・。
早苗や比呂乃とか、うまく生かしてくれるんでしょうか、このままだとなんとなく背景に埋没してしまいそうですが・・・。
あ、個人的には、早苗や美緒より比呂乃をオーダーしてテイクアウトしたいです。(笑)
教会で対峙するところまで。
![]() | ![]() | ![]() |
次回、ファントム同士の対決ですね。(^_^)
テーマ:Phantom(ファントム) - ジャンル:アニメ・コミック
2年の歳月・・・かなり強引な設定で、第3部のスタート、学園編。(笑)
年齢を詐称しているのかも知れませんが、高校生みたいなかっこうでしたから、額面通りに受け取るならアインとツヴァイが新大陸で暴れまわっていたのが十台半ば、ということになりますね、へたすりゃ中学生。
それにもましてびっくりなのが、2年の歳月で、キャルがばいんばいんになってしまったこと。ううむ。(笑)
でもまぁ、ギリギリありえるかなぁ・・・かなり強引な気もしますが、ありえることにしましょう、アニメですし、その方が盛り上がって劇的ですし。
ということで、第3部の始まり。
まず学友たち。早苗、美緒、比呂乃。
![]() | ![]() | ![]() |
メガネがお節介タイプ、いいんちょタイプの早苗、水橋かおり。
黒髪ロングが美緒、小清水亜美。既出。
ヘアバンドが比呂乃、豊口めぐみ。
記号性があまりに明確すぎて一発で覚えられますね、メインは美緒ですが。
女学生に化ける、亡霊一番、エレン。

制服の感じを見てたら、高校生どころか、中学生っぽいんですが。(^_^;
しかしまぁ、アインのセーラー服も良いものですな。(^_^)
ぜひともこれでガンアクションをやっていただきたいところです。
そて、美緒とデートしていた玲二の前に現れた、謎の金髪巨乳ライダー。
サイレンサーをぶっ放って警告、そしてその後素顔と、決め手になる玲二からのプレゼント時計を見せるんですが・・・。
玲二、よくキャルってわかりましたね。(笑)
![]() | ![]() | ![]() |
2年で、これでもか!・・・というぐらいの、ばいんばいんにふくらんだ、重たげなお乳に発育してしまったキャル・・・ううむ。
声が同じ、ってくらいしか共通項がない感じなんですが、さすがは殺し屋です。
こんなに変貌していても、見抜いてました。
・・・まさかおっぱいスーツとかじゃないでしょうなぁ。(笑)
ともかく、第3のファントム、ドライとしてキャルが玲二の前に現れたところまで。
学園生活は、名作『Noir』の第1話でも夕叢霧香の姿がありましたが、あれに比べるとリアリティは増してるんですが、ミステリアスな魅力はかなり消えてますね。
さて、OP、EDも切り替わったんですが、日常生活封のOPがなかなか良かったです。
特に、アインと兄妹名目で同棲しているエレンの日常っぽいところが気に入りました。(^_^)
![]() | ![]() |
次回、ドライvsツヴァイ・・・かな?
テーマ:Phantom(ファントム) - ジャンル:アニメ・コミック
キャルはレンタルビデオ店に行ってて、爆発には巻き込まれていませんでした。
ところが、ここで玲二とすれ違いになり、爆殺されたと勘違いした玲二とすれ違いになってしまって、現時点で生き別れ状態。
冒頭のジュディが射殺されるくだりと、このあたりが新しく入れられていたところですが、ほぼ総集編。
視点を変えての語りなおし、という形でしたので、映像こそ使いまわしでしたけど、まったくのリピート、というわけでもなかったので、デキとしてはまあまあかな。
ただ、『バスカッシュ』で、語り口と視点を変えて、物語の別の背景を見せる、ということをうまく見せてくれた直後でしたので、あれに比べると少し見劣りします。
もっとも『バスカッシュ』の方は過去映像の方が秀逸すぎたので、現行のダメさ加減が浮き彫りになってしまった、という、絵面でのマイナス効果がありましたが。
ということで、ほとんど書くこともないですね、2人がすれ違いになって、そこへサイスマスターがすりよるように接近してきて、というところまで。

結果的に玲二はエレンを取り戻したものの、キャルを奪われてしまったかっこうに。
ハーレムへの道は険しいのう。(笑)
次回、なんか女子高生制服モードになるみたいで、別の世界が開けてくるようです。(^_^)
![]() | ![]() |
テーマ:Phantom(ファントム) - ジャンル:アニメ・コミック
虚淵玄・・・良いホン書くなぁ、いまさらですが。
いや、ツヴァイにのしかかるアインと、ツヴァイとの会話のシーンなんですが、うまくお互いの心情がかみあって、しかもけっこう名セリフ調な語りになっていたこと。
たしかに、少し長かったし、アングルとしての工夫が今ひとつだった、というのはあるにせよ、サイス・マスターによって示された傷の意味と、アイン=エレンが感じていた傷の意味、そしてツヴァイ=玲二の前で語る生きる意味とのリンケージ。
あそこではああいう語りを入れて、お互いがお互いの存在を確認しあう必要がある、というのは、技術的には明確なんですが、いざそれをちゃんとしたセリフとして、しかも納得できる理屈をつけて語る、というのは、こういうアクションが静かに、かつ俊足に進む作品ですと、けっこう浮いてしまいがちになるものです。
にもかかわらず、それまでのナイフ戦が無にならないように、しかも傷の意味、刻まれた徴としてのロジックの展開をふまえて語っていく、なかなか良くできていたと思います。
ということで、最近すっかりメインヒロインになってしまっててたキャルの出番がほとんどなかったので、盛り上がりとしてはイマイチだったんですが(笑)、あのエレンと玲二の対決で、そういったものは十分に補えていた、といったところですね。
望むらくは、リズィの心理描写をもう少し視聴者よりにしてほしかったくらいですかね。
あそこは逆に、もう少しくどいからいに重いのたけを見せてくれても良かったんじゃないかなぁ、と少し感じたところです。
かなり遅れてしまったので、この辺で。
エピソードとしては面白かったです。
テーマ:Phantom(ファントム) - ジャンル:アニメ・コミック
美緒登場。

しかし、中の人が小清水とわかって、かなり脱力。(笑)
いや、声質はかなりあってると思うんですが、こういう技術力を要求される役どころははしてどうなんかなぁ、という気がかなり。
まぁ、あの技術皆無のおばさん声の人が出てくるんじゃないか、とかなりビクビクしてたので、あの人に比べれば、まだまだ全然オッケーなんですが。(笑)
マスクはいい感じですね、エレンやキャルとも方向性が違いますし。
立ち位置は見た感じ『ブラックラグーン』の鷲峰雪緒なんですが、あれと比べると少し落ちるかな。
ともかく美緒の登場で、こっちルートのエピソードも多少は入ってくれそうなんで、楽しみです。
復活のアイン=エレン。
![]() | ![]() |
マスクが心なしかアダルトになっています。
「江漣なんて呼ばないで」
「私はアイン」
「今も昔もただのアイン」
と、なにげにかっちょいいというか、吹っ切ろうとして吹っ切れない悲しさの漂うセリフをはいてくれました。
こういうこと言われると、男はグラグラしてしまうのよねー。(^_^;
それにしてもこの大人びた表情、やりまくった後みたいです。(笑)
住処がふっとばされて、生死不明となったキャル、なんですが、日常パートがめちゃくちゃ可愛いので、最近はもうキャル・ヒロイン化してますね。
小さな娘が機械いじりしてる姿、って、かなり好きだったりします。(^_^)

はっきりほれられている、というシチュも心とろけるものがございますが。
玲ニの実力上昇に伴って、リズィが段々弱くなっていく、といったあたりの変化のつけ方も良かったですね。
さてさて、クロウディアの真意やいずこに。
テーマ:Phantom(ファントム) - ジャンル:アニメ・コミック
なんかキャルとクロウディアとの描き方の間に差がありすぎるので、第1クールとはまるで別作品みたいな印象になりますな。
アインはまだ艶というか、女くささも幾分ありましたし、それを偽装しているときもあったんですが、キャルの場合はひたすら可愛いからなぁ・・・。
玲ニが迷ってしまうの無理からぬことですな。
つうことで、前回同様、今回もひたすら可愛い可愛いキャルを愛でるだけで十分でした。(笑)
「うきうき」「しょぼんぬ」「やったー」の3態とか。
![]() | ![]() | ![]() |
表情が豊かですね。
これだけ無垢な様子を見せてくれる、というのは、この後の展開、別にゲームをしていなくても容易に読めるとは思いますが、一応ネタバレはしない方針でいきたいと思います。
・・・そんなにメジャーな原作ではなかったですからね。(^_^;
「殺しはもういい」
「お払い箱ってこと?」
「そうだ、しばらくは飯炊きメイドだ」
「じゃあメイド服・・・」
「だめ」
そこで猫耳ですよ。(笑)

ここは額面通りに受け取って、この束の間のささやかな幸せを堪能させていただくといたしましょう。
ラストのキャルと玲ニの対話・・・CVさんの芸のすごさを堪能させていただきました。
「自分のことも嫌いだ」
「オレはもう壊れている。そんなオレのようになりたいのか」
バスルームで涙をおさえるキャル。
「人殺しが好きなの?・・・そうじゃないよね?」
「あそこに玲ニがいたら、ジュディも殺されなかった」
グッときますねぇ。。。
しかしバスルームは重要なので。(笑)
![]() | ![]() |
次回、いよいよクロウディアが牙をむき出すのか、玲ニはエレンと対峙するのか。
「私はエレンじゃない、今も、以前もずっとアインだ」
少しずつ暗闇が迫ってくるような進行、期待しています。