最終回・・・だったんですが、全然最終回っぽくなかったですね。
これも原作読者用の作品になっちゃった、てことなのかなぁ、ちょびっと残念。
ある場面を切り取ってきて、それだけを見せる・・・こういうスタイルでも良かった、とは思うものの、どうも第2クール分が駆け足すぎたかな、と。
トータルとしては、十分気に入る範疇に入るのですが、第2クールでの構成にかなりひっかかるので、作画メインの作品だった、ということにしておこうかと思います。
・フェリスになら・・・。

ライナの魔眼が暴走し、自身の過酷な過去が語られて、その押し殺した感情の底にあるものが現れ始めて、といったあたりで、幕。
いかにも尺が足りませんでした、という感じが、このフェリスの感情描出にも出ていたようです。
一方キャラ作画、デザインはすばらしかった、まぁ、フェリスに限ったことではありませんが、前半の「物語の伴走者」としてのクールな表情、後半の芽ばえだしてきた感情、そういった「絵の魅力」はかなり伝わってきました。
これだけ真正面から「美人」(美少女ではなく、美人)として描かれていて、ケバケバしくならなかった、というのも、デザインの勝利かな、とも思いますし。
・シオンの闇。
もう少し詳細まで描いてもらえるかと思ったんですが、ひょっとして原作でまだそこまでいってないのかしらん。
シオンの中に英雄の亡霊みたいなのが宿っている経緯、もう少しちゃんと見せてほしかったです。
これも、構図、美術を含めたキャラ絵としては、実にうまく、その「内面に宿るなにか」が描かれていただけに、残念でした。
・ライナのかーちゃん。
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ここまで後を引いてますので、前回描かれた以上の背景があったんだろうな、とは思うのですが・・・。
・ミルク・カラード。
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ミルクに関しては、ある程度背景の詳細はカットされてても、物語としてはつながる感じではありましたが・・・。
フェリスの感情の不足分を補う、という立ち位置では、ほぼ準ヒロインに匹敵する一まできてたかな、と。
・キファ・ノールズ。
本来だったら裏主人公だった、と思わせてくれましたけど、後半はノアとともに、単なるグラビア要員みたいになってしまったのが少し残念。
キファに関しては、1話ごとのつながりも弱かったように感じます。
こんなとこかなぁ・・・、キャラ絵がとにかくステキだったので、もったいないお話作りでした、というのがかなりあります。
島沢ノリコさんの、次の仕事に期待しておきます。
エンドイラスト。

まぁ、これだけの人物群像をさばくのでしたら、4クール以上はいりますわな。
メインヒロイン3人(フェリス、キファ、ミルク)以外ですと、巨乳ノアと、清純エスリナ、童女クク、といったあたりも、心惹かれるデザインでした。
エスリナのエピソードがもっとほしかったです。
ともかく、作画チームの方々、お疲れ様でした。
次週が最終回とは思えない、のんびりしたギャグ展開。
結局物語に一段落をつける、というより、大きな流れの中の一場面を切り取ってきた、という形にして終わるのかな。
そういったシリーズ全体の流れの中では、どうなるのかかなり不安なコメディ回ではありましたけど、この回単独で見るなら、けっこう良かった、というか、好みです、こういうの。
ライナとフェリスの凸凹夫婦漫才、シオンの仕事中毒は健在でしたし、ミルク隊長は健気が出可愛いかったし、クラウは陽気な武官に戻ってたし、ノアは巨乳だし、エスリナは可愛いし。
ミランがかなりクラウ達と打ち解けていたことくらいですかね、シリーズの流れの中での違和感としては。
それすらも、カタブツ・ネクラのミランと、勇気で豪腕なクラウ、といういい対照になってましたし。
そんなわけで、気に入ったところだけ、簡単に。
・フェリス。
「山をおりたら結婚しよう」

いつもの死亡フラグ的冗談でしたけど・・・フェリスってばその出生の割に、こういう演技のときの表情は実に豊富でしたので、最後はものすごいロマンスでしめてくれるのかなぁ、とか期待してたんですが・・・全然そんなそぶりはないですな、このラス前でも。
艶っぽいシーンがかなり少なくて、作画はすごく良いのにヒロインとしてかなり燃焼不足なところがあるんですが・・・。
もっとも、今回、団子屋の夢をバラされたときの、赤面する表情とかがすげー可愛いかったので、まあまあ良し、ということにしておきます。(^_^)
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うむ、らしくないほどかわええですだ。
・ミルク・カラード。かわいいかわいいミルク隊長。
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初期の頃のミルク隊長な感じで、なかなかよろしい。
もっとも、数多くの悲劇を見てきたがゆえの落ち着き、みたいなものも少し出てきましたかね。
こっちはお話の方でいくつか積み残し感がなくもないものの、キャラを描く、という点では、けっこう見せていただけました。
原作を読んでないので、あくまでこのアニメ版としては、ですが。
・クラウ、ノア、カルネ、エスリナ。
クラウとノアのカップルは納得ですけど、カルネとエスリナの関係が描写不足。
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会議とお祭りから。
やっぱりノアの胸が、過激に目立ちます。
・美幼女組。

ククがらみのエピソードをもう少し見たかったです。
そして最後だけシリアスに戻って、シオンとライナの斬り合いで、次回、最終回へ。
エンドイラストが、最後に来て暴走してくれてたのが、とっても良かったです。

こんなえっちっちーなフェリスをもっともっと見たかったです。(笑)
フェリスに向かってあっさりと「殺したよ」という公爵さん。
公式サイトを見ると父親らしいんですが・・・そして異空間でライナが出会った人は母親らしいんですが(こっちは言動から十分予想が付きましたが)幻想色がどんどん濃くなってまいりました。
唯一の不安は残った尺の中でちゃんと消化できるのか、ということくらいで、作品としては、相当面白くなってきております。
いろいろポイントがあったみたいですので、頭の中でまとめておきますと、
・ライナを刺したのは、父・リュートルー公爵。
もっともあとで蘇生してますので、あれは何かの儀式だったのかな・・・。
・駆けつけるフェリス。
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今までの無敵っぷりから、一転して赤子扱いのフェリス。
相手の位置が瞬間的に変異するので、仕方ないかな。
ここで「殺したよ」と聞かされて、激しく動揺。
それを見て「合格だ」という公爵。
ひょっとして、嫁認定ですか?
・・・凶暴な嫁になりそうです。(^_^;
ともかく当て身を食らって、のびてしまいました。
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目前でのライナの死の方が深く応えていたようでした・・・。
・異空間?・・・で、αという名の獣と対決するライナ。
ということで、やっぱり何かの儀式みたいなものだったようですが・・・。
ホロウみたいな「アルファ」に追われて、でしたけど、魔眼の名称「アルファ・スティグマ」となんか関係あるんでしょうね。
ここで遭遇した女性、公式サイトでは、ライナの母・イルナ・リュートルー、となってますが・・・。

公式サイト、壮大なネタばれやね。(笑)
母・イルナの件もそうですが、父・公爵の目的も、すっかり書かれます。(^_^;
視聴者の中には原作を読んでない人の方が多いはずなんで、そのへんの情報を出すタイミング、もう少し考えほしいかなぁ。ま、いいけど。
しかしこの母といい、父といい、ほとんど同年配かと思えるくらいに若いので、そのリューラの目的の際に、時がとまるとかなんかしたんですかね。
母の方は生け贄なので、既に故人で、現れたのがイメージ、ということっぽいですが。
・人体実験を知るミルク隊長。
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本作の良心、ミルク隊長。
秘密の内容、その残酷さもさることながら、主導していたのがシオンらしいこと、そしてその情報が忌み破り隊で自分にだけ伏せられていたこと等、ショックなことが多かったようです。
ミルク隊長・・・ほんとに可憐です。
不幸担当は他にもたくさんいるっぽいので、ミルク隊長にだけは、幸せになってもらいたい。
・目覚めるライナ、フェリス。
・・・なぜか同じ寝台で目覚めて、赤面のフェリス。
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はい、デレ期に入ったようです。(笑)
その境遇から、感情表現が殺されてしまっている、という描写がしっかり根付いてましたので、こういう変化が実に艶っぽいですね、フェリス。
前半は「凶暴なだけのヒロイン」で、ツン期にすらなってませんでしたが、あのライナの魔眼暴走に立ち会ったあたりから、いい具合に心の豊かさが出てくるようになりました。
すっかく同じ寝台で目覚めたのですから、すっぽんぽんだったらよかったのに、とか思っていたのは、内緒です。
後でライナが上半身裸になってましたけど、脱ぐのはそっちじゃないだろ。(笑)
・シオンの中の、なにか。
シオンの方にも重大な秘密があって、それがいよいよ牙をむき出している感じなんですが・・・。
こっちはまだ全貌が見えません。
ただ、ライナの中にある魔眼関連のなにかとともに、こちらの闇の深さが、本作のダーク・ファンタジーとしての色彩を深めてくれているようで、見ていて引き込まれるところでもあります。
ドッペルネタ、けっこう好きなんで。(^_^;
ただこっちも、ちゃんと説明、もしくは解決されうる尺が残っているのかどうか、そこがすこぶる心配ではありますな。
ともかく、公式サイトに、追加されているキャラシート、「堕ちた黒い勇者」と「寂しがりの悪魔」が、キーポイントっぽいです。
・ステキなCパート。(笑)
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つるされたキファが解放されたところなんでずか、こんな目にあわせておいて、一目惚れの辛さを言うレファル王の虫の良さに、あきれました。
いやぁ、それにしても、このお乳の魅力、脇の魅力、二の腕の魅力、たまりませんな。
後半の悦痴部門を一身に担ってくれていたキファですが、作品の性質上、後半にはそういうのはないだろう、と思ってましたので、実に嬉しい誤算でした。
残念なことに、今回で解放され、新たな使命の元、ローランドに向かうようですが。
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すてきな肢体の魅力を、ありがとう、と言っておきたいです。
次回のサブタイが「最後の日」・・・いかにもラスト直前っぽいです。
ストーリィは仄暗い「力の宿命」をじんわり描いていってたんですが、作画というか、画面の中に、たいへん悦痴いしかけが随所にあって、たいへん嬉しいエピソードになってました。
前回の予告で、キファとノア・エンの巨乳画面がありましたので、ある程度の予想というか、期待はあったものの、ここまでしていただけるとは思いませんでした。
やっぱり良い作品ですなぁ、本作。お話という点でも、作画という点でも。
まず予告にあった、キファ捕囚の図が冒頭に。

やはり、キファだったようで、その理由がスパイ容疑みたいだったんですが、レファル王の心酔っぷりを思うと、なんかやけにあっさり捕縛され、監禁されている、というのが、どうもつながりませんでしたが・・・レファル王に、なんかもっと深い、別の意図があるのかな。
それにしてもキファ・ノールズ、こんなにデカかったのか。(^_^;
原画の人の暴走のような気がしなくもなかったのですが・・・、まさか爆乳すぎるから別人、なんてオチじゃないだろうなぁ。(笑)
それと、胸もすごいんですが、脇から二の腕にかけての、女っぽい肉付きの良さもなかかなにすてがたいものがございますな。
紛れもなく、天然巨乳を思わせる、この脇から腕にかけてのムチムチっぷも、特筆に値するのではないか、と。
そしてもう一人、予告にあった、爆乳プリンセス、ノア・エン嬢。
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原作ではどうなってるのか知りませんが、ノア・エン嬢はアニメ的には最初から、超乳寸前の爆乳設定の姫君としての登場でしたので、原画の人が暴走したわけではないでしょうけど・・・アングルが暴走してます。(笑)
復活した腕で、愛しの姫君を抱きしめて・・・といったところなんでしょうけど、姫君を抱いている、というより、おっぱいを抱いているようです。(^_^;
それにしても、なんという豊満さ。
腕にだきとめられると、その乳圧っぷりが、半端じゃねーことが、ビンビン伝わってまいりますな。
それにしても、抱かれている方も、恍惚とした表情で、カルネがやってこなかったら、するとこまでしてしまったんじゃなかろうか、とさえ思ってしまいます。
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いや、してくれても良かったんですけどね、宗麟的な視聴者としては。
ズッ婚バッ婚なところまででなくても、せめて濃密な接吻くらいまでは。
この2人の場面は、エンドイラストでも回顧されてましたので、やはり今回一番の見どころ、という認識で良いと思われます。(笑)

これだけ豊穣の化身のごとき姿なのですから、プリンセスにはクラウ将軍の子供をたくさん産んでいただきたいものですな。
今回は、一応シオンの側の物語でしたのに、印象度としては、このキファ(1カットだけでしたのに)、ノア・エン嬢、それにミルク・カラードの三名の麗しき美姿、これが強烈でした。
前後しますが、Aパート最後に出てきたミルク・カラード隊長。
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ここも少しだけ前回の予告にあったんですが、髪を下ろしていたので、誰だか少し判別がつきにくかったです。
ミルク隊長だったんですね。
忌破り隊の面々の懐かしい顔、でも直感的に「なにかを隠している」と悟って、自らの足で確認すべく、カラード邸へ。
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さすがにミルク隊長は巨乳化してませんでしたが、寝衣姿、髪を下ろした姿等、いつもと違う少女っぽさが香ってきてて、これまたすばらしかったですね。
カラード邸に付いてみると、そこは廃墟の跡で、養父母も既に故人。
ルークが「養父母にあんな目にあわされていながら、あなたはその死を悼むのですか」と言ってまして、今までかなり暗示はありましたけど、暗い運命に対して、キファやシオン、フェリス、ライナとは違う、健気さ、可憐さがしっかりと印象づけられたところでした。

情愛の豊かさ、という点では、本作一かもしれません。
シオンについても、少しだけ感想として残しておきますが、ラスト付近に出てきた、もう一人の自分。
あれって比喩表現じゃなくて、ほんとに誰かいるのかなぁ・・・という気が。
ライナの力に対して、相矛盾する感情をもっているようなんですが、その背後に、なにか知っている、と思わせる節もありますしね。
ライナの魔眼については、暴走しても自滅しない、ということの異常さに何か意味があるらしい、というのはさんざん暗示されていますので、その件について、なにか関係があるのか、あるいは知っているのか。
キャラ配置という点でも、シオンがライナ、フェリスとともに、もう一つの核なのはアイキャッチやエンドテロップの並び順からはっきり明示されてますので、その深みをどう見せていただけるのか、ラストスパートに向けての楽しみの一つでもありますな。
ライナが誰かに刺されたところで、次回。
いよいよライナの中にある秘密、みたいなものに肉薄してくれるのかな。
前回登場したばかり、というのに、ラフラ、ブエカが悲惨なことに。

可愛い娘でも容赦しませんな、この作品。(^_^;
あれほど圧倒的に殲滅眼の力でローランド兵士を虐殺してまわっていたティーエが、リルの前にまったく歯が立たない、というのは、かなり驚きました。
リルの力量がすごい、ということもあるんでしょうけど、勇者の遺物が、魔眼保持者にとって、それほど大きな意味を持ってくる、といったところなんでしょうね。
ライナも、魔眼ではありませんがミランも、ルークの前にはまったく手が出さないようでしたから。
リルの後をつけてきたフェリスの参戦・・・を見ていますと、剣士としての力量はフェリスの方が上っぽいです。
ただ、そういった彼我の力量差をまったく無意味にしてしまうのが「勇者の遺物」っぽいので、戦いが有利になる、ということはありませんでしたが。
ともかく、フェリスだけは、ライナに対しての「無関係な他者」ではなく、心通わせる仲間、ということがうまく伝わってようでした。
「おまえがいなくなったら寂しいだろうが」
フェリスなりの精一杯の、「さしのべた手」なのでしょう。
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脳震盪で一瞬のびてましたが、もう少し衣装がきわどいことになってほしかったです。(笑)
バトル途中での長口舌というのはあまり好きではないんですが、効果としては通ってた印象ですかね。
ただ反面、シオンの方がなんか少しずつ壊れていきそうではありましたが。
リルの襲撃によって、ラフラ、ブエカを殺されて、ティーエが子供達をつれて這々の体で脱出。
再びライナはフェリスの元へ。
今回のブエカの暴走を見てまして、あらためてライナの魔眼が他の魔眼保持死者とかなり異質だ、ということが伝わって来ましたが、残りの尺で、解明までしてくれるのかな。
中にもう一人、人格っぽいものが宿っている、というのも少し異質ですしね。
さて、次回、なんかものすごく、えっちっちーな絵が出されてまして、すんげー期待しちゃいますでございますよ。
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つるされてるのはキファかなぁ・・・なんかものすごいかっこうというか、胸というか、腋というか。
さらにすごいのが、ノア・エンの乳抱き。強烈ですな。
こいつは次回が楽しみでごぜーますだ。(^_^)
今回の大きな流れとして、
・ティーアら魔眼か保持者が暮らす家にライナがつれてこられたこと。
・ガスターク側の動静。
この2点が語られ、いつもの主筋というか、シオン、フェリスサイドは、苦悩を見せてくれていた、という点に終始。
しかしまぁ、魔眼保持者対ガスタークのオルラ兄妹、という図式が、以前暗示されていたものからいっそう鮮明になってきて、どう展開していくのか、といったところ。
シリアスさが物語の上にしっかりと刻印されるようになってきて、ワクワク楽しめまな。
ストーリィの魅力、という点では、今期新作群にも負けてない、というか、第2クールに入っていよいよエンジンがかかっきた、といったところですか。
返す返すも使える尺の少なさが残念、といったところですが、その辺は本作のせいではないので、今回のエピソードについて、感想記録、名場面の回顧をしておきます。
・ガスタークの動静。
レファル王、キファと結婚する、とか言い出して、どうやら本気のようです。(^_^;
キファが動揺したり、服を隠されてドレス姿にさせられたりと、けっこう嬉しい場面が続出。
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妹を人質にとられた悲劇の孤児から、傭兵スタイルになって、それらしくはなったものの、傭兵衣装にちょっと艶っ気が不足していたので、とってもおいしい展開が来てくれました。
大浦さん、少年役での名演の印象が強いんですが、少女、おとなの女性、といったあたりもうまいっつうか、安定した水準で、実に良いですね。
今期はバトスピのダンくんと、このキファでかなりメロメロです。
キファにしてみれば、ライナに対する想いがありますし、この関係、どうなりますか。
ミルクとともに、ライナに対しての好意をしっかりと自覚している存在ですが、ミルクよりは深く思っている印象ですね。
まだ自覚のないフェリスとはどうなのか・・・。
ともかくどういう形であれ、キファには幸せになってもらいたい。(^_^)
・オルラ兄妹。
先の魔法戦闘で深手を負ったスィをかかえて、クウ登場。

「ローランドにいるライナ・リュートというアルファ・スティグマ保持者」と聞いて、ハッとするキファ、それに気づくレファル。
一転して緊迫感ある場面に転換し、ここまでのキファの軌跡が友好に働き始めてきたようです。
傭兵としての身の負傷、それに対するガスターク側近の反応、レファルの意識。
たぶん主筋ではないと思いますが、細かいところまでしっかりと作ってくれています。
スィ・・・なんか末期の場面みたいでしたけど、死ぬのかな?
ところで、公式サイトのキャラクター相関図を見てますと、スゥ→クゥ、リル→クゥの「兄妹」はいいとして、リル→スィにまで「兄妹」とされているのは、少しいかがなものか、と。(笑)
早急に「兄弟」に治していただきたいものですな。
・魔眼保持者たち。
ティーエにつれられて、魔眼保持者たちの元へやってきたライナ。
魔眼保持者たち・・・ずいぶん幼い子が多かったですが、これは、「暴走すると滅びる」ということや「迫害されてきた」といったことから、成人した者がはるかに少ないという解釈でいいのかしらん。
ワタクシ的には幼女が2人以上いたようでしたので、それで十分だったりしますが。(^_^;
ラフラとブエカ。
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そんな中で、同年配の、ラフラ(♂)とブエカ(♀)。
公式によると、ラフラが「夢置眼」でブエカが「複写眼」だそうな。
ティーエがライナの元に来たとき語っていた、情報の提供者は、このラフラの夢置眼だったようですな。
一方のブエカは顔出しだけでしたけど、アルファ・スティグマ保持者だとすると、ライナと同じ魔眼ですかね。
しかし暗がりで、どちらもポニテでしたので、なんか識別がつきにくいですね。
特にラフラ、最初出てきたとき、おにゃのこかと思ってしまったぞ、このトキメキを返せ。(笑)
魔眼保持者の口から、ガスタークの魔眼狩りのことが語られ、かつてオルラ兄妹が言っていたことと合致しましたので、当面ガスターク、もしくはオルラ兄妹を的として動くのかな。
魔眼vs勇者の遺物、という対立図式になるんでしょうかね。
・ライナの元へしのび来るリル・オルラとルーク・スタッカート。
ルークもかなり謎を秘めてますな。
ミランと互角以上に、というかほとんど翻弄していたので、相当の腕かと思われますが、ライナと戦うのかしらん。
リルの注視、というのも気になりますが、このへんの顛末は次回以降。
エンドイラスト、なんですが、ミルク隊長・・・。(^_^;

次回は本編でも出ていただけることを切望しておきます。
お話の方は初期のコミカルさがどんどん抜けてきて、重くシリアスな展開になってきて、ぐんぐんひきこまれます。
たぶん2クールだと思うので、どこまで描写が終えられるのか心配な面もあるものの、人物もよう、物語の動機、なんかが雄渾に動き、からまってきて、見ていてかなりワクワクします。
それに対して、今回の絵のショボさ・・・、エピソード内統一感はそこそこ程度にはあったので、描き手の個性の範囲、かもしれませんが、正直、しょぼい印象でした。
つうことで、今回はお話メインで。
・同胞を求めている、というティーエ。
魔眼サイドの描写が、今までほとんどライナ一人だったので(+アルア)、背後組織を暗示されても、ややイメージしづらかったのですが、これ自体は次回への布石になるようですので、額面通り受け取っておいていいんでしょう。
魔力に対する魔眼、ということで、シオンが魔術を使わずに、遠距離からの弓矢だけでことにあたる、というのは、こういった魔術戦闘ものではちょっと珍しい上に、けっこうティーエに効いていたので、面白かったところ。
・絶望のライナ。
ニヒリスティックになってましたが・・・、あそこでティーエと一緒に行ってしまう、というのは、少しばかり予想外。
シオンの弁明を聞くくらいの余裕はあるか、と思ってましたので。
・フェリスの心。
ルシルを毅然として問い詰める姿、カッコよかったです。(^_^)
男女としてかどうか、それはわかりませんが、少なくとも戦友として、友として、ライナのことをいろいろ考えている、というのがわかってきますね。
ルシルの真意が図れないだけに、けっこうブキミではありましたが。
それと次回から、コスチュームチェンジするみたいで、ラストでちょこっとだけお披露目されてました。

なんか太腿が強調されているみたいですので、これは全身を使ってのバトル、早く見たいです。
前のも悪くはなかったのですが、これは一段と軽装感が出ていいかも。
・シオンの立場。
目前で、友が誤解したまま立ち去る。
それでもそれを喜び、勝利を宣言しなくてはいけない、という英雄王の立場。
途中、ライナがつきつけた手紙の場面での動揺と対比が効いていて、けっこうドラマティックでした。
シオンも良いキャラになってきましたねぇ。
・ノア・エン、ちょこっとだけ登場。
せっかく出てくれたのに、ノアの場面、一段と絵がひどくて、かなり涙目。
準レギュラーなんで、次いつ出てくれるかわからないだけに、残念無念でした。(^_^;
次回、魔眼の里・・・ですか?
幼女がいっぱい出てくれると嬉しいなぁ。
エンドイラストも、「チェンジ!」っ言ってましたから、コスチュームが変わるのは確定でしょうね。

新たな魔眼の登場・・・なんですが、ここにきてまた物語展開が急行。
ポイントポイントでのキャラ描写とか超能力戦闘とかが、けっこううまく決まってますので、
「あらすじを延々と見せられている」
・・・という感覚にこそなりませんが、物語を追いかけていくのがかなり疲れますね。
自分用に簡単に整理。
・魔眼は全部で5つあるらしい。
複写眼(アルファ・スティグマ)がライナとアルア。
殲滅眼(イーノ・ドゥーエ)今回のティーア・ルミブル。
あと、夢置眼(エブラ・クリプト)、夢置眼(エブラ・クリプト)、怨嗟眼(ウィルノ・ヘイム)というのがあるらしい。
・ティーア・ルミブル。
黒髪、黒瞳、黒衣と、黒ずくめの男。見た目、ルルーシュみたい。
クラウと過去に因縁があったらしく、圧倒的強者の立場でありながら、弱者側である過去のクラウのことを覚えていたもよう。
殲滅眼のエネルギー補給なのか、人を分解して瞬時に吸収できるらしい。
殲滅眼の瞳に浮き上がる紋章は十字。

エンドイラストが、よく特徴を捉えてますな。
・ライナ失踪と、捜索部隊。
フェリスを軸にして、カルネ、エスリナを使う許可がおりたところ。
エスリナも前線に出るのかなぁ・・・。
カルネにしても内政担当らしいので、現場に出ずに情報等のバックアップなのかもしれません。
・クラウ、敗走。
右腕を奪われて、敗走。
ノアとの仲がどうなるのか、そっちの方が心配。(^_^;
・ルークとミラン。
ルーク方が強かったとは意外。
ローランド側ではミラン最強だと思ってましたので。
しかしこの2人がライナ抹殺に動きそうなので、どうなりますか。
次回以降への引きでございました。
・キファとレファル王。
キャラ的には今回唯一の見所。(笑)

好き好き関係でいうと、ライナ←キファ←レファル・・・てことになるのかな。
残り半クールくらいで処理できるのかどうかわかりませんが、キファのこれからも気になります。
次回、フェリスとティーアが出会うらしい。。。
ルシル、フェリスの恐るべき過去と、その両親の秘密。
「愛」を知らない妹フェリスと、「愛している」という兄ルシル。

ただ血の宿痾に従って兄妹を鍛える両親。
けっこうぞくぞくする展開でした。
それについて気になったところ、いくつか。
・両親は兄妹婚?
・・・比喩でいったのか、それとも違う事例を出したのか、一言だけだったので判断しかねますが、優れた血の継承、という点を考えるとけっこうありそう。
・ルシルの愛。
世間で言う「愛」とはかなり違うもののように見えますが、額面通り、今のところは見ておくべき、かな。
・イリスのギャップ。

上の2人に比べて、ギャップを強く感じるイリス。
これはイリスに才能がなかったので普通に育てられた、ということか、それとも血縁ではないのか・・・性格が、幼いということを考えてもかなり違うので、けっこうギャップを感じます。
・ルシルの制約。
ローランドから出られない理由があるのではないか、と見ていたライナですけど、たぶんあたってるんでしょう。
だとすると、この血の宿痾と関係があるのかどうか。
ともかく俄然物語に深みがでてきました。
ライナが老執事と思しき人物に、フェリスが何年苦しい訓練三昧の日々だったかを聞いていた、という勘の良さを見せてましたので、ルシルの制約についても、案外正鵠を射ているように見えますが・・・。
まるで調教師の母。

中の人は伊藤美紀さんでした。
その母の下で4年前まで続いていた、容赦のない訓練の日々。
「愛」を知らず「喜び」を知らず、罵倒され続け名から繰り返される修練の日々。
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しかし、この発育した肢体は、14歳前後のものとは思えませんな、上背も既に相当あったようですし。(^_^;
訓練というより、エロい調教というか、お仕置きというかの徴候で、見ている側としては、たいへん嬉しい練習風景でした。
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実際、胤を仕込もうとした描写がありましたので、悦痴な調教だったのは確かなんでしょう。
できれば母親の方ではなく、父親の方がやってほしかったですが。
父の方は子安さんでございました。
それにしても思い通りにならなかったら、「女」の機能の方を利用して、みたいな感じで、かなり鬼畜な親でしたな、この両親。
フェリスの無類の強さと、そこに到達するまでに見てしまった深い闇・・・。
後半のポイントになりそうで、楽しみ楽しみ。
一方、コメディパート。(笑)
フェリスとライナのじゃれあいを「ミルク・ヴィジョン」で見て興奮するミルク・カラード。
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こういった闇とコメディの部分のはめこみバランスがなかなか良いですよね、本作。
続いて幼女パート。
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ククとイリス・・・良い感じでおじゃる。
ククの出番はもうそれほど多くなさそうですが、こんな風にスポット的に使っていただけることを希望しておきます。
キファ、衣装を代えて、新たな出陣。
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ミルクと同じようにライナを見つめているキファ、同じように外からの手によって運命をもてあそばれているようなのに、この明るさの違い。
どういう局面で再会するのでしょうか。
短パンになってしまったのは、個人的にややマイナス。(^_^;
フェリスが既にスパッツぽいのを着用しているので、仕方なくのヴァリエーションかなぁ、まぁ、大腿部が遠慮なく鑑賞できる、というメリットの方をとっておきたいと思います。(^_^)
誕生会のパーティを伝えに来て喜びのミルク。
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しかしその背後で仕組まれたこと、このすぐ後で起こるであろう失意、そういった影が色濃く出てました。
こっちも、笑ってばかりではいられない、という局面になってくるんでしょうね。
いろいろと暗い影が降りてきて、好みの方向になって参りました。
コミカルな団子娘のかっこうを回顧しつつ。

はい、総集編でした。
総集編なんですが、イリスのカットがふんだんに用意されてましたので、一応そのあたりだけ簡単に回顧。
・野獣くん。
イリスによると、ライナは野獣くんだそうです。
フェリスの軽口をすっかり真に受けてしまいました、といったところかな。
「野獣くんとしゃべると、妊娠してしまいます」

「ここ、大事なことだから、2回言いました」
シオンにも復唱させてたんですが、最初はフェリスと同じように軽口で応対していたのが、途中からイリスがマジだとわかってきて、とめに入りかけてましたね。(^_^;
まぁだいたいこんな調子で進んでいったわけですが、忌破り隊の正式名称クイズとか、総集編にしては、かなり凝った見せ方でした。
尺が足りるのかどうか、という不安はありますが、こういう見せ方なら、1エピソードとしては、可、かな。
アイキャッチ、イリスちゃん特別ヴァージョン。

うむ、無条件でかわゆい。
つうか、これはどう見ても、壁紙用ですよね。(^_^)
エンドイラストは、RPG風でした。

次回、フェリスがなんか悦痴な目にあうのかしらん。
表情が落ち着いていたので、ギャグっぽくはありましたが・・・。
ギャグでも悦痴い場面になれば、と密かに心待ちしておきます。