えと・・・「自分の国を知るために、このあたりにも来たことがあるんだ」と言ってるシェイドが「方言だ」といわれてなんで気づかないのでしょう。
この1点が気になりましたが、それ以外は概ね良い脚本だったと思います。
まず、悪の天才で、けっこう悪辣なことをキャンディにやらせるブウモ、なんですが、かつての大臣のような、いかにも悪そうなオトナに言わせるのではなく、コミカルなブウモに言わせてるところとか、誰からも信用されなくなったブライトを、この前の招待で誰も来なかったことを使って言ってみたり、簡単にグレイスストーンを渡してしまうファイン達に「正直で純粋」であることが美点であるかのように描いていることとか、視聴層の年齢を考えると、よくできたシナリオだったと思います。
・・・腹の中がすっかり黒くなってる、おっきなお友達的にはかなり物足りないかもしれませんけどね。(^_^;
前回から少しずつブライトの描写に変化が出てきたことも、注目でした。
今後の展開はかなり読めますけど、物語の主眼が、幼年層ということをしっかりと見据えているので、派手な展開や、ギミックの多い絵にならなくても、心穏やかに楽しめそうです。
ただ、そうはいっても、おっきなお友達的にはけっこうドキドキワクワクのムーンマリア様に、早く元気になってもらって、あの艶っぽい瞳と唇で微笑んでほしいものです、とかも考えてはいましたが。(^_^;
次回、オメンドーですか?
ブライトの闇の力の暴走が、今後ラストに向けてのキーになりそうなので、ここいらへんにも注目しておきたいですね。
テーマ:ふしぎ星の☆ふたご姫 - ジャンル:アニメ・コミック
ネイサンが「姉さん」に聞こえて仕方がないです。
カマっぽいところとか、中の人が藤原さんだとか、このネーミングとか、スタッフ、狙ってやってることはわかるんですが、それでも紛らわしいので別の名前にしてほしかったですゾ。(^_^;
さて、そのシュヴァリエ。
カールを除いた面々が一堂に会して、今後の対応策を協議、だったのですが、なんかカッチョいい雰囲気でしたねえ。
アンシェルが出てきたあたりから、十傑衆みたいや・・・、と思ってしまいました。
ソロモンが一人になったところを襲撃してきたシフが、さしずめ、エキスパート、といったところでしょうか。
銀玲っぽいのもいましたし。(今回は出てませんでしたが)
さて、このシュヴァリエ達。
兄弟ということですが、誰かさんの血を受けた結果だと思いますので、人種とかキャラクターとかがバラバラなあたりも面白いです。
見た感じ、ですが、東洋系のカール、南欧もしくは南米系のアンシェル、米国系黒人のジェイムズ、コーカソイドのネイサン(名前からしてアングロサクソン系?)、そしてユダヤ的もしくはスラブ的なソロモンと、けっこうバラバラなのがよろしいですな。
人種的に言うと、あと、ポリネシア等の太平洋系かアラブ系(セム系)がいれば、だいたい網羅してる感じですね。(インド、イラン系はコーカソイドに混ぜるとして)
今後どうするのか、という点についても、既に小夜に会っているアンシェル、カール、ソロモンで微妙に感覚が違うし、まだ会っていないネイサンとジェームズも、ただアンシェルに盲従する、というわけでもなさそうですし(ジェームズは今回見た限りでは盲従するのかもしれませんが)それぞれに温度差があって面白いところ。
これで、バトルモードが面白くなりそうです。
やっぱり、ただ単に怪物をブッタ切るだけじゃなくて、背後になにか思惑がある、思想がある相手と戦う方が面白いですもんね。
これによって敵の構成が割と見えてきた感じで、なんとなくこのシュヴァリエ達が中ボス的な気がします。
ラスボスがディーバかな?・・・まぁ、最後までそういう流れかどうかはわかりませんが、第3クールまではこの構成かな。
まぁ、チーム戦闘ものでも、敵が組織的なものでも、構成員が続々と集結してくるところ、っていうのは一番面白いところでありますので、今回のあのシュヴァリエ会議は面白かったです。
そんなわけでしたので、シフ達と小夜&ハジは顔見世しただけ。
カイとデヴィッドは足止め食ってただけの説明、という感じでしたが、あの赤い盾のナンバー2さん。
なんか含みがあるような表情でしたね。
デヴィッドは組織からも切り離されてしまうのでしょうか。
それと、メディカルチェックを受ける、ということは、リクのからだになにかあることが判明するのでしょうか。
ここいらへんも興味深いところです。
それにしても、話がシリアスになればなるほど、カイの「お邪魔虫度」が上がってきますね。
どう処理するんでしょ。
次回はいよいよお嬢様と新聞記者だー。
小夜とシフも接触するみたいですし。
シュヴァリエがある程度まとまって出てきたことで、物語の複合性がわかりやすく示されてきたようで、今後が楽しみ。(^_^)