いつもは日曜の深夜に見て感想上げてるんですが、京都放送が突如変調をきたしたため、SUNにて視聴。
まぁ、SUNの方が画質がいいんですが、水曜深夜で、モロかしまし、喝!(最初のとこだけですが)とかちあってたので、いろいろ遅れてしまいました。
先行地域はたぶんもう次のイリヤの回だろうけど、とりあえず。
ライダー戦。

コンテが柳沢さん、ということで、見やすい良い構図でした。
やや古典的なんで、賛否あるかもしれませんが、画面を深くとっていたりしたので、私は綺麗な情景になっていたと思います。
ビルの壁面を駆け上る、クモ女仕様のライダーさんも良かったですし。
しかし、「弱い」「弱い」をあれだけ連呼せんでも。(^_^;
ペガサスファンタジーしちゃったライダーさん、空間機動力を手にして、そんなに弱い印象にはなってなかったです。

むしろセイバーがピンチの連続でしたが、兵法で言うところの「地の利」を活かしたライダーさんの知略なんでしょう。
セイバーさんも、空間砲撃(・・・違うけどネ)で反撃して撃退で、非常に見ごたえのあるすばらしい攻防だったんですが、間にひっそりと戦いをうかがう、バーサーカーの姿とかもあって、なかなか見れる演出でした。
ただ、バトルモードはこんなによかったのに、セイバーのマスクが今回ちょっと落ちてました。それが少し悲しい。。。
「エクスカリバー!」と大音声してしまったことで、セイバーの正体、まるわかり。(笑)
しかし、エクスカリバー、って、誤植だったんですけどねぇ。
実際は名前は伝わってませんし、剣のエピソードも後世に付け加えられたっていうのが大勢ですから。
まぁ、奈須ウンチクの欠点って、今に始まったことじゃないので、あげつらってもあんまり意味ないんですけどね。
ただ欧州じゃ、もうほとんどエクスカリバー伝説はなくなってしまってて(ていうかその虚偽性が知られてしまってて)、映画等で流布した米国と日本が一番信用されてる、っていうのも、妙な話です。
屋上に来たことで、お互い誰にも見られず自分の技を出すことができる(でも実は見ている者がいた)ということで選ばれた戦場。
さながら空中庭園で舞うごとく戦う二人。
前半のRPGの名残をひく町中探索がちょっとダレてたこともあって、神秘的で綺麗な絵にも仕上がっていました。
美術は総じていいですもんね、この作品。
加えて中の人の抑えた演技も最高です。
浅川さんは、バブクリTOKYOで体験がありますし、川澄さんもアウトロ以下、経験は豊富ですから、当然といえば当然なんですが。
あと、ライダーさんのアイパッチが外れたのがポイントかなぁ。
もう半分来てしまいましたけど、これだけライダー戦で時間をとってしまったので、これでおしまい、じゃないですよね、ちょっと心配ではあるんですが。
セイバーのマスクが今回イマイチでしたので、美術とコンテの優秀さのわりに手放しでは喜べませんでしたけど、冒頭のコレは、けっこうハートをわしづかみ。(笑)

いや、それ以外にも、凛の立ち居振舞いとか、けっこう見所もあったんですが、どれかキャラ絵を1枚、ってんなら、今回はこれかなぁ。
藤ねぇ、よすぎ。
ということで、今回は簡単に。
次回、イリヤなんで、しっかりと座して見なくては。(^_^)
テーマ:Fate/stay night - ジャンル:アニメ・コミック
いや、やれました。見事です。
前回で実質最終回だった意味がよーくわかりました。
こういう仕掛けだったんですね。(^_^)
正直後日談だと思ってたんですよ。総集編ぽいのを混ぜながら。
でも実際は、今までのキャラを総動員した単発の話。
まぁ、声がついてる人とついてない人がありましたけど、これは忙しさの反映か、事務所の力関係か、そこらへんはわかりませんが、そこそこの数のゲストキャラに声がついてました。
とにかく、普通に楽しく見れましたし、あまりにうまくまとまっていたので、今まで12話かけて序曲をやってくれてたのかな?・・・と思ってしまったほどです。

お話も簡単にふりかえっておきますが、物語の中に入っていく、するとそこにはアリスの世界が、だったんですが、アリスほったらかしにして、実妹といちゃいちゃしてるのはいったいどうよ、と思わなくもなかったです。(^_^;

ゲストキャラさん達もいろいろ出てきましたけど、こういう出し方してると、エンディングの誰にあたるのかはっきりわかっていいですね。
単発での出し方ですと、エンディングの方がイラスト仕様になってたので、「はて、今回のこれは誰?」ってときもあったりしたのですが、今回のははっきりとわかります。
いちいち対照しようとは思わなかったですが。(^_^;
そんな中にあって、髪がペラペラの人(名前忘れた)は2回出てきたし、けっこう露出は多かったようです。

ゲストキャラの中でもけっこう好きでしたので、これは嬉しかったです。
まぁ、不満が出そうな点としては、ラストの集団バトルがいかにもイチコロだった点ですけど、本来バトルアニメじゃないですから、これはこれでいいと思います。
・・・子安がノリノリだったのも、まぁ許容範囲です、つうか、普通にあそこは面白かったですが。(^_^;
というわけで、DVDのサーヴィス編を1本見せてもらったような充足感があって、ほぼ無条件に楽しめました。
こんなさわやかなエンディングが待ってたと思ってなかったので嬉しい誤算でした。
最終話だけ未放映にして、DVDで売ろうとしているあざとい某作品とかは、反省してほしいと思います、ということで、これでおしまい。
12話まで、そこそこ不満もありましたけど、そういったものも、きれいに霧消してくれる最終話だったと思います。
テーマ:鍵姫物語永久アリス輪舞曲 - ジャンル:アニメ・コミック
最終回。
いやぁ、良い作品でした。
落語協会がどうこうとかってんで最初話題になってましたけど、あんまりそういうことは考えず、普通の和風異世界ものとして楽しめたと思います。
とにかく大島デザインが秀逸で、ほとんどそれに負うところが大きかったとはいえ、そのキャラデの優秀さが最後まで崩れませんでした。
ちょっと原画さんや作監さんのクセが出てることもありましたけど、それもだいたい許容範囲で、いい絵を毎回見せていただきました。

今回の話についても、情緒のある閉め方でよかったと思います。
バトル系のアニメって、最後までラスボスとの対決をひきずって、事後処理をかなり駆け足でやることが多いと思うのですが、むしろ、クライマックスは前回と今回の頭で処理して、あとは江戸情緒を描くことに主眼がおかれてました。
ただ、ちょっとシナリオがそこらへんの意図をあまりよく理解してなかったような感も、なきにしもあらず、でしたが。
(いや、むしろコンテの方かな・・・。)
花見っていうのは、江戸捕物帖とか、時代劇なんかで非常に重要なファクターになっていて、ある意味殺陣より重要なときがあるんですが、上野、向島界隈の固有名詞こそ出てきましたけど、あんまり理解されてるような絵でなかったのが、ちょっと残念です。
・・・おゆいちゃんの落語もちょっと寒かったし。(笑)
(これは私が関西人だ、ってこともあるかもしれませんけど)
雅ちゃん。

江戸へ飛んでからは、ちょっと影が薄かったですけど、唯との友情、デフォルメになったときのヴァリエーションの豊かさ等、ところどころに個性を発揮してくれてたと思います。
鈴ちゃん。

デザインも良かったんですが、声、良すぎ。(^_^)
唯や妙より幼いのに、先に恋を知っちゃうようになるとは思いませんでした。
可愛い部門担当。(笑)
晶さん。

お色気担当・・・だと思うんですけど、デザインが洗練されてたこともあって、下品な色情タイプにならなかったのがいいですね。
茶目っけもあったし、適度にしっとり感もあったしで、いいお姉さん役でした。
意外と可愛い一面も見せてくれましたし。
涼ちゃん。

う・・・設定デザインとちょっと違う。(^_^;
一番好きでした。武闘派担当のわりに、あんまりそういった場面がなかったですけど、1クールだから仕方ないかな。
意外と天然ぽいとこもありました。そういうところも含めて好きです。
中の人は、そろそろ出てくる素材だと思います。
妙ちゃん。

ラストクライマックスのサブヒロイン。
前半ほとんど出番らしいところもなかったので、最後においしい役どころがまわってきました。
内向的なガネッコ特性でしたけど、髪の美しさも群を抜いてましたね。
最後は生徒会長になって、引っ込み思案なところも解消されて、一番のめでたしめでたし、だったんじゃないでしょうか。
12話の短い枠の中で、うまく素材をまわして、きれいに作ってくれたと思います。
大島さんの次の仕事はなにかなぁ、これからも楽しみにしています。
なんか人物関係のつながりはすごくいいんですけど、政治問題とか、バトルシップの出動とかが、ブツ切りのことが多いので、そこいらへんの把握にちょっと時間がかかることが多いです。
やっぱり、1クールの時間枠、っていうことの把握不足なんでしょうかねぇ。
あらためて『よみがえる空』の優秀さが実感できる今日この頃です。・・・萌えキャラ皆無なんで、感想とかは全然残してませんけど。(^_^;
つうわけで、超兵器を持った国相手に、人権という大義名分だけを頼りに、またまた出動となったパスカルメイジ。
保険とか法規の問題とかは、書いても空しいのでやめますが、最初の方に映った、東ルースの地図、語感から、なんとなく東ティモールあたりがモデルかな、と思ってたんですけど、どうもパプアニューギニアみたいな印象でした。
島の形とかは全然違いますけど。
もっとも、ニューギニア島は東がイリアンジャヤで独立国ではないんですが(ティモール島もそうでしたけどね)、まぁ、どっちにせよ、スンダ列島からニューギニアに至る多島海のような地図でした。
地図が変わってしまってる、ということなんで、どれに比定してもあんまり意味ないんですけどね。(^_^;
いよいよラスト近いんですが、依然としてエンディング少女、幽霊状態です。
いいんでしょうか。なんかある種、伝説になりそうな要素もそろそろ感じ始めています。むむむ。
人物描写も、艦内はもう一段落しちゃった、ってことなんでしょうか、さんごちゃんも、お花こそ添えてましたけど、普通に軍務復帰状態でしたし。
今後は、マーキュリーズの最後の一人とあいま見えて、ってことなんでしょうけど、前半の伏線はまったく回収する気はないみたいですね。
正直言いまして、ほとんど話はもうおいかけてなかったりもしてるんですが。(^_^;
というわけですので、作画だけがんばってください。
その点は唯一評価しているところですので。
・・・やっぱり七姉がいいなぁ。
何・・・このラスト。(^_^;
その直前で、はずむとやす菜、そして実はあゆきはとまりのことも見ていたんだよ、っていうラストとかがあって、おー、各キャラのファン諸氏にとっては、細かいところで不満があるかもしれんけど、まあまあうまくまとめたなー、って思ってたんですが・・・。
DVDで続きをやるから買ってね(けっこうありそう(^_^;)とか、コミックスで続きをやるよーとか、第2期やりたいから投書とかしてほしいなーとか、そういうおとなの事情的即物主義でないとしたら(いや、そのうちのどれかのような気はかなりするんだけど)けっこうまぬけなエンディングに見えるんですけどね。
あ、あれですよ、結末は書かないからみんなの心で補完してほしい、とか言うのはナシね。・・・それはプロの仕事じゃないから。
ただ、作品以外のところで真意を語られるのってあんまり好きじゃないので、この範囲でいろいろと妄想しますと、
1.や「病気治っちゃったから男の子とラブラブになるの、だからはずむクンもいい恋みつけてね、バイバーイ」
は「とまりちゃーん、やす菜ちゃんにふられちゃったから、またより戻そうよ、えへっ☆」
と「・・・」
2.や「ごめーん、病気の話、全部嘘なの。楽しかったわー」
は「とまりちゃーん、やす菜ちゃんの病気ってギャグなんだって、だからもいちどキスしようよ」
と「・・・」
3.や「私引っ越すの。もう大丈夫よ、バイバイ、元気でね、はずむ君」
は「とまりちゃーん、やす菜ちゃん引越しちゃったから、またお嫁さんになってくれる?」
と「・・・」
・・・このくらいしか思いつかないなぁ。
でも、サブタイが「やがて恋がはじまる」だし、普通に考えて男女間のことがこれから、っていうニュアンスだから、やす菜が治ったんで、もうこの関係必要ないわ・・・って取れてしまうんですけどねぇ。
・・・それでいいのかな?
だとしたら、やす菜がとんでもない悪役で、はずむがどうしようもないバカになってしまうんですが。(^_^;
うーむ、けっこう肩透かしくらったようなラストでした。
とはいえ、このラスト直前までは、けっこう良いシーンがテンコ盛りで、あ○ほ○さ○るとは思えない最終回や・・・(シナリオは花田ですが)と思いながら見てました。
特に、河原でとまりがはずむに、「未来のとまりのはずむの夫や子供や孫達に、自分の気持ちを語ってやる」と涙を抑えながら言うところとか、行きかけたはずむに、「いやだ、やっぱり行くな」・・・と本心をもらしてしまうところとか、かなり涙腺が刺激されたシーンで、ラストであんなことさえなければ、今期最終回作品の中では、突出したデキになってたろうと思います。
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ここに至るまでの流れ、山道を行きながら昔を回顧するはずむ、決意を告げたあとの、自転車の二人乗り、夕陽の中で、刻々とすぎていく一日。
いい雰囲気でした。
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ここまで、とまりの描写が多すぎでしたので、どうなるのかな、と思ってたんですが、振り返ってみると、やはりヒロインはとまりでした、ってことなんでしょうか。
思い出の中の、快活幼女のとまり、そして想いを胸に秘めて自転車をこぐとまり、もう切なさ炸裂で見てられなかったです、このあたり。
しかもちゃんと、えちぃシーンもちゃんと用意されてましたし。

そんなわけで、ラストにとんでもないひっかかりを残してしまいましたけど、そこまでの流れがよかったので良しとします。
・・・かなりの消化不良感があるのは確かですが。(^_^;
百合ものというより、青春群像みたいな描写がけっこう心地よかったです。
SF仕立てがやや余計だったかな、という気もしないではないですが、ジャン・プゥがすごくよかったので、それはそれで、ってことですかね。
振り返ってみると、物語もそうですが、岩佐さんのデザインも良い収穫だったかな、と思います。
次回から、こっちでは、.hack//ROOTSですか。
まぁ、作画面は大丈夫なんでしょうなぁ、たぶん。
(03/31・追記)
やっぱり第13話がDVDで発売されるもよう。
つうことで、上でいろいろ書いたうち、一番最初の「DVDで~」が正解だったようです。
ところで何の関係もないですが、とまりとのデート中にチャーハンの特盛りが出てきましたが、あれを見てるとポン橋の「あさちゃん」を思い出してしまったことも追記しておきます。
テーマ:かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ - ジャンル:アニメ・コミック
第74話:狩矢の屋敷に次々と集ってきたバウントたち。その中には、かつて護廷十一番隊にいた死神・一之瀬の姿もあった。その頃、芳野に救われた石田は芳野の口から、彼らバウントの過去について聞くのだった。]
スペシャルの2話連続はいいんですが、どうも切れ目がわからないので、一緒に書きます。
・・・たぶん狩矢の屋敷にバウントが集まってきたところが、切れ目のようにも思いますが・・・。
次回もこんな感じですかねぇ。。。
最近のちょっとしたランキング結果を受けたわけでもないんでしょうけど、どうもBL臭さが花についてしまうんですが、今回もそういうムードが充溢してて、少しついていけないところが出てきつつある、昨今のBLEACHです。
今回は2話かけて、敵方の顔見せでしたが、一応立場の違いをいくつか用意していたのは、なかなかよろしかったです。
ただ、その顔ぶれが、あまりに魅力から程遠かったのが欠点で、こういうあたりに、どういう客層を向いているか、みたいなところが手にとれてしまうわけですな。
普通、種族からセレクトするのなら、男女比は、限りなく1対1に近づけるべきだと思いますよ。
はっきり言って、ゾイドジェネシスのジーン討伐軍より比率が低いと思います。(笑)
あのネタふり見てますと、たぶん、剣ちゃんのもとから逃げてきた死神さんが、敵方の方のポイントになるんでしょう、そしてそのことが、新たな死神が現世に来る口実にもなるのかな、たぶん、十一番隊の何人かが。
まぁ、この辺は、演出待ちですから、そのお手並みを拝見させていただくとしましょう。
原作があったときは良かったのにオリジナルになって・・・と言われることのないように願いたいです。
で、今回のバトルモード、水のドール戦。
登場時から、水の特性をちゃんと使ってねーなー、と思ってたんですが、ようやく今回、体内に入り込む、という芸当を見せてくれました、うん、ちょっと見直した。
そして双子ちゃん、意外とあっさり退場でした。
たぶん第6クールくらいまででしょうから、それほどバウントでの使いまわしもなさそうですね、この分だと。
やっぱり気になるのが、十一番隊の誰がおりてくるのか、ってことですが・・・。
情報だけで誰も来ないって線もありますかね。(^_^;
浩樹がエリスを選ぶか霧を選ぶか、ってことより、ラスト1分のものすごい展開にド肝を抜かれてしまいました。
朋子死す!・・・浩樹、女子高生(しかも16歳前後)と裸でラブラブ。
いやぁ、ものすごいエンディングでした。
・・・朋子は死んではいなかったようですが、あの「岡、エースをねらえ!」みたいな、機中での眠りには、ひたすらびっくりしました。

あれ、どういう演出の意図だったんでしょうか。
本当は、朋子はもう帰らぬ人となる予定だったので、急遽直前で変更になった、ってことなんかなぁ。。。
前回も「来年はいるかどうかわからない」っていう描写があったし、本編中でも、来年のチケットなんかもらったって・・・っていうシーンがありましたから、たぶん、当初の計画ではやっぱり朋子を殺すつもりだったんでしょうかねぇ。
もっとも、あのエンディングにしても、朋子が目をあけただけなんで、はっきり手術が成功したのかどうかまでわかりませんし、ひょっとしたら天国かも・・・なんて連想もできますから、かなり不確定要素なんですけども。
それにしても、衝撃的でした。
エンディングテーマが、明るく、希望をもった感じでかぶさってきましたので、「うわ・・・これで朋子死亡エンドなら、近来稀に見るものすごいオチだな」と思ってしまいましたよ。まぁ、落ち着いて考えてみれば、手術の失敗以外で朋子落命、っていうのも、かなり不自然ではあったんですけどね。
ラスト数話で、エリスの心を前向きにした原動力であっただけに、なにがしかの救いはありそうにも見えましたけど、それにしても、衝撃的な機中でのシーンでした。
そしてエリス・エンド。
霧がおとなだから良かったけど、普通なら修羅場です。(笑)
まぁ、エロゲー原作だし、限りなく男の都合視点になっちゃうのは仕方ないかな。
でも、それはあるんでしょうけど、話の作りと言いますか構成としては、あの霧の「幼なじみに戻った」宣言は、今までの霧の描写の延長としては、かなり自然な感じはしました。
霧に関しては、美容院で気合を入れるところとか、すごく可愛いかったのに、もったいない、っていう気持ちもかなりありますね、視聴者サイドとしては。

エリスを選んだ、というのは一つの答えとして、納得はできるんですが、霧の人物像があまりに魅力的に描かれていたこともあって(単に長所だけでなく前々回の「いやな私」みたいな弱さも含めて)「可哀想」っていう気持ちがかなり現れてしまいます。
それにしても、今回の霧は、可愛いだけじゃなくて、艶気も匂いたってまして、すさまじくエロカワイイかったですなぁ。
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それ以外の、浩樹の代役が柳くんになっちゃうところとか、エンディングでババーッとやっちゃったような印象もややありましたけど、あれは時間がなかったというより、早い段回で見せてしまうと、オチがわかちゃう、ということからの詰め込みだと思いますので、まぁ、それは良かったです。
エリスという結論。
どっちに転んでも納得できる、というより、かなりエリス・エンディングにかたむいてた前回を受けて、だったんですが、冒頭の、浩樹の服を抱きしめながら裸で眠るエリスの絵を見て、違う方の期待も高まってしまいました。(笑)

エリス側、浩樹側、からのそれぞれの心理描写は、21話くらいから、このラストに向けて、いい緊張感をもって繋がってきてましたから、個々としては、まぁ納得できるし、良いエンディングだったと思います。
特に、いったんは諦めたはずなのに、タクシーヘの車中から携帯で「大好き」って言って涙がとまらなくなってしまうところとか、今までの流れ、あきらめたいのにあきらめきれない、素直な真情が出ててちょっとグッときました。
あれでエリスルートは確定になったと思えたところですが、心だけでなく、肉体まで繋がってしまうとは思いませんでした。(笑)

あきらかに事後です。この嬉しそうな表情。(笑)
時間軸をはっきりさせてなかったんですけど、どう遠くに見ても、エリス帰国後、ですよね、留学じゃなくて、下見の後の。
とすると、やっぱり高校1年生と・・・ってことになりますなぁ。
でも、それって淫行条例ってやつにひっかかるんじゃないですか?・・・バレなきゃ別にいいのか。(^_^;
もっとも第2話で、霧のひとりえっちを見せてくれてましたから、こういうラストは、作品性という点でも整合性があったのかな、と少し思ったりもしましたが・・・。
とにかく良い作品だったと思います。
最初の頃の感想を読み直してみると、開始直後は全然期待してなかったのがはっきりわかるんですが(笑)、どんどん面白くなってきてひきこまれていきました。
ラストも良いシメだったと思います。
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作画については、途中、けっこう半島丸投げに近い回もあって、やや波もありましたけど、要所要所はかなりうまく(現場的には綱渡り的、かな?)まとめてくれたと思いますし、かなりの満足度です。
キャラデの好みも、現行作品としては、かりん、パピヨン、シャナとトップ4でしたので、かなり楽しめました。
物語も、やや男の都合視点が強くは感じましたけど、いい恋愛模様を見せてくれたのではないでしょうか。
朋子や菫の青春群像、みたいなものも楽しめましたしね。
作品の性質上、パート2とかはないと思いますけど、このスタッフさん達の作品とはまた出会いたいものです。
半年間、良い作品をありがとう。
テーマ:Canvas2 ~虹色のスケッチ~ - ジャンル:アニメ・コミック
最終回。
なんか激しく遅れてしまいましたが、半年間楽しませていただいた作品ですので、どんなに遅れても記録は残しておきます。

まず、オリジナル展開がとんでもない方向に行ってしまうことをかなり懸念していたのですが、あれなら許容範囲です。
実は、バル・マスケを滅ぼしてエンド、とかそんなことも予想してましたので。
劇場版が決まりましたから、スタオペのときのような無茶はする必要はなかった、っていうのもあるでしょうけど、それでも、フレイムヘイズ対紅世の徒、という図式をしっかり残して終えてくれたことには感謝したいです。
星黎殿の奥深く突っ込んでいったシャナ、なんですが、これでもか、っていうくらいのパンチラアクション。

もう終りだからここらでドバッとやっとけ、と言わんばかりのパンツカットでしたが、どっちかといいますと、破けたニーソの方がそそられましたね、わたしゃ。
どうも最近の絶対領域ってやつは「はいてない」+ニーソになってきつつあるみたいなんですが、飛んだり跳ねたりのサイキックアクションでそれは無理でしょうから、せめて戦いの傷が見える形であらわれる、こういう絶対領域戦闘形態もなかなかにいいもんです。
そのシャナの救出を待つとらわれの王子様(・・・アレ?)悠ニくんなんですが、「器をあわせた」状態でヘカテーに取り込まれ中、そして、中に入ってきた想いに「あ、あ、あ、あ・・・」のヘカテーちゃん。
狙いすぎっちゅうか、エロすぎっちゅうか、いや、たいへんすぱらしい演出でした、ととりあえず言っておきませう。(^_^)

これってアレだね、亭主の帰りが遅いってんで、必死になって探してたら、自分よりも若い女といちゃついてるのを見つけた、新婚間もない若妻の図、みたいな感じですなぁ。(笑)
まぁ、明らかに悠ニクンが
もっとも、もう少し声が少女っぽい声だったら、ヘカテーの姿態とあっててよかったんですけどね。
一方外で対決中の2組のうち、ヴィルヘルミナとベルペオルの戦いはなかなか良かったです。
「もう少しつきあってもらうのであります」

ヴィルヘルミナ、最高。
命をかけて、シャナに目的を遂行させようとする姿・・・ちょっと感動です。
この後、無事に生還したシャナを見て「失礼するであります」といって抱きしめるシーンがありましたけど、こっちの、必死にベルペオルを行かせまいとする姿の方に感動してしまったでございますよ。
その2つの名シーン以外にも、シャナのもとへ急ぐ途中で、アラストール顕現を知って呆然としてしまう姿とか、シャナに対する愛情がいたるところにあふれてて、ヴィルヘルミナにとっても、すごくいい最終回でした、といえると思います。
悠ニを救出した後、ヘカテーが暴走して、バル・マスケはそれぞれに退散していきましたけど、最初見たときは、別に無理に顕現を入れなくてもこの余韻で終って良かったのになぁ、なんてボンヤリ思ってたのですが、それだとシャナの裸が演出できないわけなんですな。
スタッフ、よくわかってます。
うん、そのためだったら、ああいう蛇足っぽいイベントをつけるのも十分うなづけるところです。

後日譚っぽいのも、少々駆け足ではありましたが、この作品らしくてよかったです。
おっぱいアタックのマージョリーさん、恋愛少女になっちゃったオガちゃん、スタッフにすっかり忘れさられてた池くん、そして二回戦宣言の一美ちゃんと、いい味だしてました。
考えてみれば、シリーズ内でのできふできの差は多少あったものの、作画に関しては一貫して高画質でしたし、原作のテイストを原作以上に引き出してくれていたと思いますし(こう言っちゃなんですけど、原作は物語としては面白いんですが、文章はけっこう疲れる文体ですから)かなりの良作の部類だと思いました。
劇場版がどうなるのかわかりませんけど、この作画スタッフを中心にやってくれることを熱望しておきます。
うわ・・・、作画、むごっ。
動画も中抜きがひどくてカクカクしてるし、ちょっと見られる絵があったらほとんどバンクだしで、なんかもうメタメタな回でした。
エンドテロップ見ると、丸投げかぁ。。。
作画が命の作品なのに、これはないざましょ。
というわけで、衛星組・第3夜、なんですが、遅れてしまったのは、ほとんどいいとこなかったからなんですが、まぁ、記録と言う意味もあるので、書き残しておきます。
キャラデザと色設定がうまいので、そこそこ見られるとこまでは来てるんですが、作画が落ちると、作品のアラがいっぺんに噴出する感じですね。
それと、男声陣・・・長くしゃべると、アラなんてもんじゃないですね、飛田さんと子安さんはまだしも。
(このお二人もそんなに良いってほどでもなかったですけど)
加えて、予告で言ってた大阪って、影も形もなかったし、たぶん来週の名古屋もそうなんだろうなぁ。。。
ひょっとして、スタッフの食い歩き日記をしてるだけ?
予告なのに新しい絵もなかったし。。。
それでも静止画かはまだなんとか・・・、かな。
特に今回、前半一度敗北してますから、そのときのやられ顔と言いますか、カラダといいますか、そのあたりがそこそこ良かったので、そこくらいでしょうか。
それにしても、今回、10枚くらいしかキャプらなかったなぁ。。。
DVDは買う気マンマンだったんですが、今回のこの第3話見てると・・・。
修正はあるんでしょうか、その報告待ちかもしれません。
もっとも、そんなに買って比べる人もいなさそうなので、人柱にならんといかんのかなぁ、なんて気もちょっぴりしてはいるんですが・・・。
2話まではかなり見れたのに、と思うと残念です。
4話から復活するのか、それともしばらく続くのか。
6話か7話だったと思うので、続けられると、ヒジョーに辛いです。
お話は・・・、もともとお話を見るアニメじゃないので、こういうこと言っても仕方ないんですが、平日の昼間からメイドカフェにたむろってる連中は、お掃除された方が国のため、って思わなくもなかったり。
手旗信号で目を回すのも、無理がありすぎというか、ギャグになってないというか。
作画が良かったら、こんなとこ、全然気にならないんですけどねぇ。。。
とにかく、キャラデはめっちゃ好みなんで、がんばってほしいものです。
第12話:一族の掟に従って、本家に戻り修業するマモル。その間タスケはマモルに化けて、マモルとしてゆうなに接近していた。ところが、陽守家にはある野望があり、本家を裏切って秘伝の巻物を手に入れようとしていた。本家から戻ったマモルは、ようやく気づいたゆうなと自分の心を抱えて、タスケに挑むのだった。]
2話連続で最終回。
ああ、前枠と違って充実してました。
2話構成っていうのもうまく生かせてましたし、作画もすごく安定。
11話のすごくシリアスで、切ないゆうなの告白、12話でのものすごいオチ。(笑)
まずラブレター・コンテスト。
「変しい変しい」・・・これ、初出は「青い山脈」でしたっけ?
定番なんですが、それ除くと、けっこういい内容だったんではないでしょうか。
高校生が書いた、っていうより、小学生が書いたみたいでしたけど、気持ちの純粋さ、と言いますか、そういう恥ずかしいけどピュアな気持ちがあふれていましたよ、ゆうな、文章力さえあれば、きみはラノベ作家になれる!(笑)
そしてその後の突然の告白。

マモルの受け答えと、天然のくせに、妙に空気を読むのがうまいゆうな。
やけにリキの入った作画で、ちょっとウルウルしてしまうところです。
いつもの天然ばなな娘なゆうからはちょっと想像できない一面なんですが、シリーズ後半に入った頃から、マモルを意識するようなエピソードがいくつかはさみこまれてたのが、ここにきて効いてきたような感じです。
ただ、椿、山芽、蛍、といった面々がやけに物分りがよかったので、そっちの方が少し違和感を感じたくらいです。
それにしても、今回のゆうな、めっちゃ可愛い・・・。
さて、そこで問題にタスケ君の登場となるわけですが、必殺のコピー忍法、こだまの術。
ヤローの忍法はあんまり見たくないんですが、あの強かったマモルが手もなくひねられてしまったこととか、「もう1日待ってくれ」っていうマモルに対して、しっかり1日マッテルところとか、陰謀があったとはいえ、余裕の態度。
陰マモなのに、ギャグがほとんどない、にもかかわらずかなり見られる。
これって、今まで10話かけて、丁寧にキャラを描いてきたからなんでしょう。
あ、ギャグってほどでもなかったけど、桜子ママンのえびふりゃー、は、ちょっと食べたいなぁ、とか思ったりはしました。
さて、12話、最終回。
その桜子ママンの、悲しい表情。

これもゆうなとは別の意味で切ないよね。
山芽たちにせめられて可哀想・・・と思ってたら、まっぷたつさん。
キミはやっぱりええ娘や。。。
マモル・サイドの感覚なら、主君がゆうなで、本妻・椿、側室が山芽と蛍、って感じかなぁ。。。
ゆうなと契ってしまうのなら、本妻がゆうなで、側室が椿、山芽と蛍は囲い・・・?
愛里? さわがしは不倫相手のような。(笑)
かくして陽守一族の陰謀発覚で、牙をむくタスケ君の前にまったく歯がたたない山芽たち。
なんかあの黒羽を使った変わり身、普通にすごいんですが。(^_^;
こだまの術が敗れたにしても、あの変わり身だけでも五分に戦えそうな気がします。
ところで、コピーしたマモルの術なんですけど、なんで「飯綱おとし」じゃないのー?
あれ、飯綱おとしでしょ。持ち方はちょっと違うけど。
破るには、自らのカラダを使ったカゲリの術で・・・。
以上、カムイ外伝より「月影」「ムササビ」でした。(^_^;1
まぁ、それはともかく、ようするに根性でなんとか勝ってめでたしめでたし、・・・だと思ったら、あのバナナのオチは最高でした。
最後の最後で、陰マモらしい、すばらしい落とし方。
都合の悪いトコだけ全部忘れちゃって、また明日からいつものドタバタな毎日、というご都合主義さえ逆手にとってしまったかのような、すばらしいラストでした。
いやぁ、1クールなのがホントにもったいない。
前枠とえらい違いです。
決して作画体制は恵まれていた方じゃなかったのに、ここまで笑いあり、ドラマあり、の展開を見せてくれて、やっぱり文芸がしっかりしてると少々のハンデはひっくりかえせるんだなぁ、と思った次第。
できればもう少し、作画スタッフ強化しての続編が見たいところなんですが・・・。
ラノベ原作だと難しいかなぁ、やっぱ。
今回、やけに可愛いかった、愛里と、私のお気に入り、まっぷたつさんを貼って終ります。
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沼田さん、がんばりすぎ。(笑)
第2クールくらいまでの坂井デザインの絵を思い出すと、この個性的なクネクネ動画は、インパクト強すぎです。
通して見終わって、いろいろ収穫の多かったアニメでしたけど、一番はこの沼田さんの動画と出会えたことかなぁ、なんて気がしています。
無敵団とフェルミの登場あたりから、動画の質が変わってきたように思いました。
まぁ、雑さ、粗さ、みたいな感じもしないではなかったんですが、「動く絵」の面白さ、っていうアニメ本来の楽しさはいたるところに充溢していたと思います。
もちろんその背景には、CGA陣の優秀なCGAがあったればこそ、でしたけどね。
今回の最終回にしても、コトナやミィのこれでもか、っていうくらいマニアックなアングルと動きも、ゾイドの群衆戦闘が実になめらかがあったればこそ、とも見えました。
さて、お話の方は、ラ・カンの復活と、フェルミの退場がインパクトとしては大きかったですね。
まずラ・カン。
前回の「行方不明」っていうことから、復活なり再登場なりはほぼ確実だと思われてましたけど、あまりにも復活があっさりしてたように思います。
まぁ、登場してきたシーンはけっこう劇的ではあったんですけどね。
ただまぁ普通に考えますと、全軍の指揮官たるもの、生きていたらまず第一にそれを報告するべきだと思うので、それができない事情としては、あの説明じゃかなり弱いんじゃないかなぁ。
次にフェルミ。
ほとんど全ての伏線は回収したのに、あのラストはないでしょう。
フェルミがやったことを思えば、死の結末も仕方ないかなぁ、とも思いますが、もう少し見せ場にしてほしかったです。
それに、ソウタを助けに来る、っていうのも、ちょっとキャラが変わりすぎてしまってますよ。
ソウタ行方不明のときの「おもちゃ」発言とかがありましたし、しかも本気っぽかったですからね。
まぁ、ラ・カン同様、どこかで生きていて、っていうのも考えらりなくもなかったですけど・・・。でもたぶん後日談とかは出ないんでしょうなぁ。
それと、コクピットがフッとぶとき、前の方からレッケルが顔面にドバッとかぶってきて爆発してましたけど、あのレッケルがなんとなく血に見える演出も、ちょっとどうかなぁ、って気はしました。
動画としてはすごく面白かったし、良くできてたんですけどね。
沼田動画のすさまじさは、コトナとミィで炸裂してましたけど、コトナの胸とミィの悶絶は特にすごかったですね。
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フェルミやガボールもそこそこ良かったんですが、ラストに来て、コト姉の巨乳パワー全開。(笑)

・・・なんか違うキャラになってるような気もするんですが、まぁ、不問ということにしときましょう。
エロいは正義ですから。
ミィの方も、ランスタッグがやられたときに、フラッシュバック回想があったりして、もう完全に悲劇のヒロインだったんですが、なんとか生き残ったようでした。

あと、ザイリンが鬼気迫る表情で戦ってたり、涙を空中に射出する、ショタ属性全開のソウタ君とか、男性陣も見所が大かったです。
特にソウタ、あれ、腐女子向けというより、男性むけショタキャラでしたね。
どこがどう?・・・とか聞かれても、ちょっと答えに困ってしまいますが。(^_^;
ザイリンのバイオ粒子砲の打ち合いも、見ごたえ有りました。
予想した通り、ガンダムでのソーラ・レイでの打ち合いを連想させるものでした。
ジーンがバイオ粒子砲をけっこうドカスカ撃ってたので、エネルギーとかはどうしてるんだ、とか、思わなくもなかったですが。(^_^;
まぁ、そんなわけで、後日談とか、あと1~2話ほしかったところでもありますし、フェルミの扱いに若干の不満がなくもなかったですが、概ね満足できたシリーズ。
中盤のそこそこシリアスなSF展開も良かったですしね。
05年度下半期のSFとしては、ムシキング、ノエインとともにトップ3だったと思います。
次週からの新番組、絵が全然好みじゃないので、正直、かなり悩みますね・・・。
まぁ、第1話はしっかりと見るつもりですが。
大臣まで助けてしまって、見事にほぼ全ての伏線を回収して終了。
1年続いたシリーズとしては、実にうまくしめてくれたと思います。
ちゃんと王道を踏んでるし、対照層の学齢児童に対する姿勢も第1話からラストまで一貫しててブレがなかったし、キャラ配置や役割分担、世界描写も徹底してたし、思想面でも誰か個人を悪者に仕立てあげる、ってこともなかったですし、実によくできてたと想います。
反面、あまりに対照層に対しての姿勢がしっかりしてたので、ヲタ層にはやや不親切な作りもありましたけど(たとえば、ヲタ層に人気の高かったミルロをそれほど持ち上げなかったこととか)まぁ、それはそれでいいかな、とも思います。
各キャラの魅力も、そういった対照層に対する姿勢がしっかりしているところから出てきたことだと想いますし。
通して見て、私の好きなキャラ・・・プーモかな、ころみさんだったし。(笑)
中の人こみですと、プーモとともに、バニラさんがやってらした頃のティオ。
ちょっと平均的なヲタ層とは違うけど、まぁ、これはこれで。(^_^)
一応、最終回のお話。
グレイスストーンがそろわないまま強制発動、押し返すが、すぐにまたピンチ、そしてプーモの自己犠牲と、パールちゃんのストーン発見で、再びブラッククリスタルを押し返して勝利。
プーモもプリンセスグレイスに助けてもらって大団円。
プーモが自らのからだを賭して二人にエネルギーを供給するところは、この作品の性質を考えたらなんらかの形で助かるだろうとは思ってましたけど、ちょっとジワッとくる内容でした。
プーモが消えたことに最初は気づかず、嬉しそうにする二人、でも気づいてからの回想に入るところとかは、普通といえば普通なんですが、見せ場の一つだったと思います。
大臣まで助けちゃったのはいいんですが、あの後大臣はどうなるんでしょうね。
まぁ、ふしぎ星感覚だと「もうあんなことしちゃダメですよ、メッ」で終りそうではありますが。(^_^;
皆でパーティ、ダンスでめでたしめでたし。
ファインが色気より食い気で、ごちそうを食べまわっているときに、貝の中からパールちゃんが戻ってきてましたけど、一蹴、ファインに食べられてしまうのか、と思ってしまったことは内緒です。(^_^;
家族全員のダンスで幕、ってのもこのシリーズらしくてよかったです。
次回からの新シリーズ、予告絵を見てましたら、プリンセス達は全員引き継ぐみたいですね。
そして学園モノ。
やっぱし、今シリーズが5~7歳くらい、次シリーズがその一つ上、って感じですかね。
これもたぶん視聴し続けるでしょう。
テーマ:ふしぎ星の☆ふたご姫 - ジャンル:アニメ・コミック
ディーヴァ、リクの矢島さんでしたねぇ。
さすがに何をさせてもソツなくこなしてくれますし、適役だと思います。リクとディーヴァ、という組み合わせを見ますと、登場の時間軸こそ重なってませんが、『犬夜叉』で妖怪・逆髪の由羅をされたあと、琥珀少年をやってらしたのが思い出されます。
さて、そのディーヴァと対面して、また少し記憶を戻した後、戦いになるわけですが、この圧倒的な力の差。
一応、小夜は食事をしてないから、ということでしたけど、それにしても力の差がありすぎです。
エネルギーの補給差、ということを考慮に入れても、例えば石壁を軽々とブチ抜いてしまうディーヴァの力と、剣をシュヴァリエの一人にさえ突き立てられない小夜との差には、ちょっと首をかしげてしまうところですね。
また後で何か追加説明が入る可能性が大きいのですが、現時点での情報で考えてみると、「同じ血をわけた」というのが、同一の実験環境から生まれた、ということか、あるいは共通の原初の血から分かれ、そこから近いほど力が強い(濃い)のか、ということが考えられるのですが、力の差があまりに歴然としているので、前者のような気がします。
ただ、それだと「血を分けた姉妹」っていうのが、ちょっとピンと来ないんですよね、仮に基礎となった肉体が同一の母体から生まれているにせよ。
基礎としての肉体以外に、なにか実験的、あるいは後天的な要因、のような考えもできますけど、それですと、発生した時代が古すぎますしね。
従って後者の要因かな、っていう気も強くするんですが、それですと、シュヴァリエ同士の力の差が(まだはっきりとは描かれてはいませんが、たぶんあるみたいですし)説明しにくいし、ちょっといろいろと考えてしまうところですね。
そんなわけで追加説明と言いますか、追加情報が出てくるとは思いますが、シュヴァリエに関しては、誕生してからの戦士としての熟練度もあるのかな、ということに一応しておきます。
リクの結果によっちゃ、来週にもひっくりかえってるかもしれませんが。(^_^;
前回のを見てますと、ソロモンとハジの間にも圧倒的な差があるように感じてたんですが、どうも今回のを見てると、そうでもないみたいでしたね、前回のは演出でしたか?
ちょっとソロモン君が余裕持ちすぎ、って感じでもありましたけどね。
でも、後でアンシェルに詰問されて、とりようによっては裏切りともとれない行動に出ていたわけですから、仮に余裕ブッこいてたとすると、見かけによらず、ちょっとおバカさんなのかなぁ、と思ってしまったり・・・。
これもどう切り抜けるのか、次回以降を見てからですね。
さて、ある意味今回一番のポイントだった、リクへの血の提供。
まだちゃんと蘇生の結果は出てませんでしたけど、リクがシュヴァリエか、それに近い存在になってしまうのでしょう。
すぐにハジと同じく小夜の剣となるのか、それとも検査にまわされるみたいなこと言ってましたから、赤い盾の中に幽閉されて実験体にされてしまうのか、はたまたなかなか意識が戻らず、発作の続く状態が続くのか、次回の見所の一つでしょうね。
直接にはまったく関係ないんですが、名作『ポーの一族』で、主人公エドガー少年が大老(キング)ポーの血を受けるときに、仲間の吸血鬼たちが「羨ましいことだ、キング・ポーの濃い血を受けることができるのだから」と言っていたようなことをぼんやりと思い出してしまいました。
上で、原初の血、と書いたのには、このイメージが少し残っていたからでして、原初から遠ざかるに従って、能力は弱くなるけど、原初に近い小夜とディーヴァには強力な力が秘められている、こんな幻想が頭の中でチラチラ輝いていたりするんですね。・・・かなり願望も入ってますけど。
とにかく、この物語の中核とも言うべき、小夜とディーヴァがいよいよ同じ舞台、同じ時間軸の上に登場してきたことで、ドラマの方向性がはっきりと定まって進んでいくように思えます。
爆笑。
第2話以来、ぬるい話が続いていて、「結局面白かったのは最初の2話だけで、近来稀に見る尻すぼみアニメじゃのぅ」と思っていたら、ラスト近くなって最初の頃のエネルギーが戻ってきたみたいです。
まず、大物が登場するまで、なんですが、イチローの狂言強盗のシーン、キャッシングダンサーズが踊り狂う中を銃をぶっ放して黙らせての銀行強盗、なかなか面白かったです。
今、銀行がサラ金と結んでるのって問題になってましたからね。
そういや、今回、最初から「借りちゃいなマネー」と登場してきても「そんな気分じゃないんだ」と一蹴してましたし、ちょっといつも違う雰囲気が漂っていました。
そしてバッジネタから、ライオンソーリの登場。
やってくれました。こういうのがないといけません。
大泉チルドレンに、解任ビーム。
制作時期が間に合ってたら、あの偽メールとか、耐震偽装ネタなんかもつめこめたんでしょうが(ひょっとして来週のには入ってるかな?)「練馬の民営化」は十分ブッとんでました。(^_^)
「練馬区の民営化」なら、区役所の民営化とか、公務員の民営化とかいろいろと連想もできるんですが、練馬の民営化、って。
こっちでたとえてみると、「難波の民営化」とか「ポン橋の民営化」みたいなもんですか?・・・ポン橋はもう十分民営化かもしれませんけど。(^_^;
空とぶ国会議事堂とかも含めて、ひさしぶりにリキが入ってた好編でした。
ずーっとこんな感じだったらなぁ、と思わざるをえませんが。
とにかく、面白くラストをしめくくってくれそうです。
テーマ:おろしたてミュージカル練馬大根ブラザーズ - ジャンル:アニメ・コミック
えーと、普通、自動車では助手席が一番死亡率が高いんですが。(^_^;
それと、本職の刑事さんが、民間人の銃での勝負で先に傷つく、っていうのもちょっとなぁ。。。
瑣末な点ですが、物語がそこそこ盛り上がってきてたところだけに、ちょっと興がうすれてしまったでございますよ。
とはいえ、全体の流れはまあまあ良かったと思います。
特に、カラスがシャングリラの飛行艇に立ち向かうところの動画が、あのカラス・フクロウ戦のときのような、ラフ画調のすごい作画になってて、面白かったです。
「おお、またあの動画やー」と思わずこぼしてしまいました。
作監、結城さんでしたよね、あの動画部分にも関わってたのでしょうか。らしいと言えばらしい動画で、ちょっと嬉しかったです。(^_^)
ハルカの時空転移が、もうかなり意思の力でできるようになってきたので、解決の方法についてトロトロやってるのを見てると、ちょっとイライラしますね。
もちろん、ハルカの言われたことをそのまま信じてしまう年齢とか、11歳前後の年で理解できる以上の情報量が与えられてるので対策が打ちにくい、ってこともあるんでしょうけど、見てる側としては、やや拙速の感ありですね。
ラーゼフォンのときのような、グロいCGAの飛行艇が次々と現れて、変態して中から別の姿が出てくる。
あんまり食事どきに見たい絵ではありませんでしたが、適度な異常さがあってなかなか良かったと思います。
創造性はあんまり感じませんでしたが。(^_^;
シャングリラのユウ、ノエインの姿が老人だった、っていうのもなかなか趣がありますな。
少年のユウ、青年のカラス、そして老人(中年かもしれませんが)のノエイン。
それぞれに回顧する、しかしハルカから見れば未来における、ハルカの消失。
人柱のハルカと、交通事故で17歳で死んだハルカ。
ただ、これって並列関係だと思うのですが、どこかで一本化するのでしょうか。
一本化してしまうと、現実世界でのハルカの将来の早すぎる死、というのが不可避になってくるような気もしてしまいますが。
これまでさんざんネタとしてはふられてきた、マジックサークルによる量子臨界の跳躍。
いまだに「危険だ」という描写しか残してないように見えるんですが、シャングリラ-ラクリマ両世界とどうリンクするのか、そこらへんが見ものですかね。
テーマ:ノエイン もうひとりの君へ - ジャンル:アニメ・コミック
いやー、すごい展開でした。
一気に物語りの核心へと突入ですね。
作画もたぶん今までで一番良いと思います。
全26話らしいですから、今回から3話連続で、「閻魔あい」の縁起話、そしてそれに連なる柴田親子との因縁、が描かれるのでしょう。
まず冒頭、つぐみが交通事故にあって、ですが、このあたりの開始を見てますと、前回の「うらむ側」「うらまれる側」の善悪判断についての引継ぎかかな、と思ってたんですが、地獄少女の幻視が来て、「仙太郎」という名前が問いかけられたあたりから、物語は急転、一気に地獄少女の謎に迫っていきました。
間に、ちょっと嬉しい、つぐみちゃんの温泉入浴シーン。
そっかー、7歳くらいだったら、おとうさんと一緒に入っても全然問題ないですよね。
でも、あれ、混浴じゃなかったとしたら、つぐみちゃん、男湯の方に入ってた、ってことなんでしょうかね。
まぁ、シーズンオフで人が全然来ない、っていう描写がその前にあったから、仮に女湯でも、まぁ、いいかな、と思わなくもないんですが・・・、やっぱり無理があるかな。(笑)
特に、あの無防備に立ち上がったシーンとそのちょっと前の顔のアップ・・・、全然原画違うじゃないですかい。(笑)
リキ入ってんなー、異常にここだけ。(^_^)
髪をおろしたつぐみちやんのマスクも最高で、ちょっと萌え転がってしまったでございますですよ。
さて、今回最大の、そしてこのシリーズたぶん最大のサーヴィスシーンの後、お寺に行って、黒飴づくりの柴田家の話。
そっかー、あいと幼なじみで、つぐみの先祖・・・無理のない、わりと納得しやすいネタあかしでした。
意外性はそれほどなかったですけど、整合性はかなりある、ということはたぶんよく練られたシナリオだった、ということんでしょう。
正直、この段階では、意外性云々より、ドラマの雄渾な流れの中にグイグイひきこまれていました。
作画も、温泉のときとは別の意味でがんばってましたしね。
あいの表情がどんどん変わっていくところとか。
思い直せば、あいがこんなに表情を表に出して、ドス黒い感情を爆発させたのって始めて、しかも、その理由にはかなり納得できるものがあって、ということで、みごとに結実してきた感があります。
まぁ、部分的に、輪入道達が妙に人間くさかったり、アラクネのおばばがあんまり前面に出てこなかったりとか、400年の間に血筋の者による類似の事件がなかったのかとか、細かな点でもう少し練ってほしい、っていうところがなくもないですが、これだけすごい展開を見せてくれれば、瑣末な気がします。
あいが放出する念が、真っ黒に描かれてたのも、なかなか良かったと思います。
あれって、あいの心の色でもありますよね。
あと、7歳で埋められた、ってことは、あいの姿も7歳のときのものを投影しているんでしょうか?
つぐみはともかく、あいが7歳、って言うのは、ちょっと見た目では無理があるように思うのですが・・・。
次回、サブタイ見てると、なんか最終回みたいなんですが、あと2話なんですよね? ・・・違ったかな。
個人的には、ドロドロの濃い結末を期待しているところです。(^_^;
奈良テレビ組・第11夜、ラス前です。
前回の予告で、及び冒頭で思わせぶりたっぷりだったので、このユーレイ博士が今回のメインになるかと思いきや、あっさり退場。
話の筋としては、追い詰められた一希ちゃんと、その嫉妬、ってことで、この第2シリーズ冒頭にあったテーマになんとなく戻ってきた、ってことなんでしょうか。
・・・いや、テーマは一希の嫉妬と陰謀というより、陽たち他の尼僧の能力開眼、の方に力点が入ってたような感じでしたけどねぇ。。。
もちろん、視聴者側の視点としては、少女尼僧たちのゆれてこぼれるチラリズム、だったわけですが。(笑)
まぁ、それはともかく一希です。
「煩悩にまみれた彼が好きなのに」「ケモノのような彼が好きなのに」ってすごいことばでしたね。
とても15歳の少女の言葉とは思えません。(^_^;

前回で見られた、一希が逸剛が好き、っていう気持ちも、どっちかっていうと、策略の方便みたいに感じてたところもあったのですが、これ見てますと、そうでもなかったようですね。
屈折してるだけで、本当に逸剛くんが好き、だったみたいで、ちょっと意外です。
ただ、一希のキャラの濃さを考えますと、こういう屈折した感情で好きになってて、陰謀と、自信の気持ちをリンクさせてる、っていうのは、らしくていいですね。
逸剛も割と流されやすいので、千歳みたいな正統派ツンデレ少女でも、陽みたいなフシギちゃん系ロリロリでも、あるいは一希みたいな変則派でも、なんだった対応できそうですし。(^_^;
千歳の方も、けっこう流されやすいと言いますか、今回ツンデレ成分が充溢してましたけど、本来は、田舎の気の強い少女、っていう側面が強かったので、一希がその恋情の方の本性をちらつかせ始めたら面白くないわけで、恋のバトルもそろそろ本題に来たようです。
・・・もっとも、作品の性質から、決着は着けずに終ると思いますけどね。
今回もいろいろとチラリズムサーヴィスはあったのですが、ほとんど話の方にからんできたものではなかったということもありまして、どっちかっていうと、修業中のスケスケとか、肩だけ入浴の方が好みでした。

まぁ、なんてエロカワイイんでございましょ。
下に下着をつけてる、っていうのが、かなりマイナスではあるんですけどね。
あれって、修業にならないんではないだろうか、とちょっとプンプンでした。(笑)
次回、最終回。
正直、第3シリーズも期待したいんですけど、さすがに無理かなぁ。。。
あらすじ、とにかく戦いがあっただけなんだけど、ポイントとしては、セランの復活の力と、パムの歌だった、っていうことです。
終幕が近づいてきたこともあってか、作画がすごくきれいで有終でした。
特にセランの美しさと異能ぶりには舌をまきますねぇ。

生命を司る、森の巫女のような位置になってしまっています。
最初、新生児のような姿で生まれたとき、このような姿を予想できたでしょうか。
幼体時においてもとてつもない能力と、異常な知覚を示してましたが、変態後のそれは、この作品のテーマに近いところで輝いています。
ポポが「行動」を通して森の命の守護者たらんとすれば、セランはその能力でもって、森の命の巫女となっているようです。
加えて、ジンガイであるパムの「人の姿」とはまた違う姿態に変態していながら、星の船の側ではなく、土に生きる森の民の側にいる、っていうのも、素晴らしい配置になっていると思います。
あくまで物語りはポポの目と行動によって描かれていきますが、命の代表者は、実はセランではなかったか、っていう気さえしてきます。
また、皆口さんの色っぽい声がたまらなくそそられますね。
パムとバビが、色気とは縁遠い声を出してくれてますので(バビの荘さんは意識的に、だと思いますが)セランの声の艶が引き立ちます。
変態してからの「ソーマ様」っていうあたりなんか、情が濃すぎて、ちょっとあぶない世界へいってしまいそうです。(^_^;
今回のもう一方の柱、パムの歌。
なんか、「デ・・・デカルチャー!」みたいな歌わせ方でしたけど、あれって船の起動キーなんですよね。

なんとなく、アダーが旅立ってくれた方がめでたしめでたしで終わりそうな気もするんですが、命を強制的にもっていく(光に変えて動力にする)みたいなことを言ってましたので、そういうわけにもいかないんでしょう、たぶん。
しかし、最初の頃は、このパムの太腿だけを楽しみに見てたんだよなぁ、最初から含みはあったけど、こんなに重要な役どころになるとは、ですね。
回想シーンで、雪娘の回がチラッとだけ出てきて、少しうれしかったです。
最後に秘密兵器みたいなヘルクレスリッキーブルーが出てきて幕。
次回、この調子だと普通に大団円になりそうです。
ただ、アダーは倒されるのか、それとも何か違ってエンディテングが用意されてるのか、物語的な興味はそのへんかもしれません。
ああ、混浴が・・・。
小学館ものなんで、ハリコはできませんが、けっこう良い絵が続いてますねぇ、この作品。
まぁ、混浴自体は遠景だったし、それほどでもなかったですけど。(^_^;
つうことで、衛星組・第七夜。
気まずい関係になってた二人でしたけど、赤っていま流行りのツンデレとは違いますね、ちょっとそんな雰囲気がなかったわけでもないですけど。
普通に笑って、普通に怒って、普通に仲直りして・・・、ただ職業と夢が人とはちょっと違うだけで、感情のペースとしては、けっこう穏やかな感じさえします。
それだけに行動の割に劇的なところが少ないですけど、生々しさというか、感情としてのリアルさ、みたいなものはけっこう伝わってくると思います。
今回の話にしても、学園ラブコメとかでしたら、畑田にあたる人物がもう少し邪魔をしたり、微妙なすれ違いをもって演出すると思うんですが、「仲直りしたい」っていう二人の気持ちが割とストレートに出てきて、あたりまえの様におさまってしまった、そんな感があります。
ただ、作画も含めて、そういった機微はできるだけすくいとろうとしている、という姿勢は感じ取れるので、穏やかではあるけど、凡庸には陥っていない、まあまあおとなのドラマに近い線で仕上がっていたと思います。
「おとなのドラマ」と言い切っちゃうと、ちょっとぬるいところもそこそこあったりしますが。(^_^;
もうちょっと性格がひねてたり、屈折してたりすると、松丸君の「帰ってこいよ」とか「帰ってきたら録音でもいいだろ」みたいな言い回しでもカチンと来て「何様のつもり?」ってなったりもしそうですもんね。
それと、吉岡マネージャー、いい味出してますね。
タレント沢山抱えてるはずなのに、赤一人のために、一泊つきあっていいのか、とかはちょっと思ったりもしましたけど。(^_^;
加えて、私生活もマネージメント、なんてヘタすりゃ訴訟問題になりかねないところですけど、たぶん、相手を見てやってるんでしょう。そんなに嫌味な感じはしませんでしたもんね。
ところで『戦争と平和』ですけど、これに関してはヘップバーンのナターシャより、リュドミラ・サベリエーワのナターシャの方が格段に良かったです。
ヘップバーンの方は、いかにも娯楽作品、だったのが、サベリエーワの方は7時間の大作でしたし、あの線が細くて可憐ではかなげなんだけど、芯は実にしっかりしてる、そんなところが好みでした。
さて、次回はマイ・フェア・レディ、ピグマリオンですか。
たぶんセリフの引用があるだけだと思いますが、どういう処理になるのか、今回のまとめ方がうまかったので、楽しみになってきました。
どうやらMBSではこのRECの方はやってくれないみたいですので、びんちょうタンが追いついても、衛星では引き続き、ってことになりそうです。
テーマ:REC レックなんてどうでしょう? - ジャンル:アニメ・コミック
衛星組・第7夜。
あろえ、登場。
うーむ、「普通の人で、明日も普通の一日で、良くも悪くも普通ですか・・・。」なんか悲しい占いでしたなぁ。(^_^)
髪がゴムプールをぶちぬいたり、頭から水分や酒精を吸収してしまうあたり、植物の精みたいでした。
・・・まぁ、あろえだし。(笑)
これで、一応メインは全て登場ですか。
もっとも、今回も、視線はれんタンを追ってしまってました。
ツリ眼なんで、ちょっと印象派きつめですけど、静溢で、景品をみんなに配る優しさと言うか、欲の無さもあるし、もう、かわいくてたまりません。
前回に続き、抜群の強運、セイバーも顔負けです。
出店の場所取りで、ちゃっかり一番いいとことるし、景品はあたりすぎて、皆に配っちゃうし、もう強運が日常化してるんですなぁ。
あの木魚占いなんか、恐怖を感じるくらいあたりそうですね。(笑)
そして仕事で遅れてきたびんちょうタンを交えての、花火見物。
なんやかんやで、びんちょうタンが一番悲惨な境遇ですなぁ。
・・・あ、まだ合流していなくぬぎタンもある意味かわいそうですが。
ところで、夏祭りで花火ですか、規模がでかいですね。
うちは田舎なんで、祭自体は多いんですが、こんな規模のでかいのはありません。
・・・出店もあんまりでないしなぁ。。。
盆踊りでかかっていた「びんちょう音頭」・・・うきー、衛星ではEDやってないんじゃー、ということで、MBSさん、早く追いついて下さい。
尻尾ふって乗り換えますから。(^_^)
キャットファイトあり、修羅場あり、第三者の乱入あり、謎のSF病ありと、もうどろどろに濃いものがいっぱい詰った、素晴らしい回でした。
百合ものとかなんとか、そんなことよりも、少女ドラマ人間ドラマとして最高のできばえだったのではないでしょうか。
リアルタイムで見ていたもんで、ちょっとまだ興奮がおさまりません。(^_^;
まずは修羅場とキャットファイト。
前回の続きから、キスを見てしまったやす菜が、駅のプラットフォームの向こう側からタタタと走ってきてパシーンとビンタ。

こうなると黙っちゃいない、体育会系とまりさん、負けじとパシーン。
いや、すごかったです。
やす菜の性格から、見てみないふりをして戻るのかな、っていうのも、少し頭の中にあったのですが、この強烈な行動力、プラットフォームの向こう側から走ってきてのビンタ、逆に言えばそれだけはずむ君に想いを寄せていた、っていうことなんでしょう、もちろんとまりに「友達」として裏切られた、っていうのもあるでしょうけど。
それにしても「おんな」が前面に出てたシーンでした。冒頭から感動です。
やす菜の認知障害の進行は、このとまりに反撃されたことじゃなく、とまりに誤解されてたこと、にあったように見えました。
ここでもやす菜の「おんな」の部分が出てました。
はずむと抱きついていたことはとまりの誤解だ、と言えばいいのに、っていうのは、散文的な頭のすることですね。
あれはやす菜の大切な時間、大切なシーンだった、そのことに対して誤解されてしまった絶望、虚無、嫌悪、こんなのが一遍に噴出して説明できなくなってしまったんだと思います。
もっとも、とまりが見えなくなったとき、一瞬「え?とまりちゃん、男になっちゃったのか?」なんて見当違いのことを考えてしまったのは内緒ですが。(笑)
それからしばらく一段落。

病院とかいろいろありましたが、やす菜の瞳から焦点が消えてましたけど、あれって、物理的な暗示を与えてしまいますが、写真の人間が見えなくなっている、っていうのは、物理的病理的な疾病というより、まったく精神障害のひとつのように見えましたから、ちょっと違うわけですね。
そのシーン、写真が見えない→描いた絵が見えない・・・っていうシーンは鬼気迫ると言いますか、ものすごいシーンでした。
なんていうか、記憶がなくなっていくというか、今までの自分の存在そのものが消えていく、これって精神の死に等しいわけで、よく発狂してしまわないものだ、とさえ思ってしまいました。
そして、とまりサイドの描写もありまして、こっちは普通の反応。
はずむの元へ言って、再度告白→はずむに拒絶され、涙→そこに登場したあゆきに「肩かせぇ」と言って涙。

おっとこらしいですなぁ。
とまりの感情は、市井のそれに近いので、とってもわかりやすい。
従って、とまり視点はある意味、視聴者視点でもあったわけなんですが、心の傷の深さはやす菜の方が断然上なんで、ちょっとゾクゾクするものを感じてしまいします。
もっとも、とまりが不眠のため保健室でひっくり返ってるところは、Aパートの展開があまりに濃かったので、ひょっとしてとまりもなんかすごい病気になってしまったか、あるいは精神を病んでしまったのか、と一瞬思ってしまいしまた。

あゆきがはずむに説教たれにいってましたけど、あそこも、実はあゆきの「おんな」が垣間見えててちょっと興味深かったところです。
あゆきは、はずむに「おとこのこ」の位置を求めてるんですね。。。
と、ここまでものすごい展開の連続だったのですが、最後にあ○ほ○さ○るが顔を出してきて、ちょっと戻ってきてしまいました。(^_^;
宇宙人病出してきちゃいかんでしょ。たとえ説明のためだったとはいえ。
もっとも、文明の進化が、個人の深化を産み、他者が識別できなくなる、っていう設定は、なかなか良いとは思うんですけどね。
これでちょっとさめてしまったんですが、それでも最後の、やす菜がとまりを呼び出して病気の説明をするところで、またこの濃い世界に戻ってきてくれましたので、ちょっと安心。
(いや、一瞬刺す気かな、とも思ったんですけどね)

それにしても、強烈な回でした。
やっぱりねぇ、女の子の三角関係なんだから、こういう突き抜けた修羅場みたいなのは必要と思うわけなのですよ。
で、次回、最終回。
なんかどっちか選んでエンド、っていうのは、ちょっとひくんですけどねぇ、なにか良い理屈でも用意してあるんでしょうか。
異性同士なら、重婚とか不倫とかいろいろまずい関係が出てきますけど、同性なら3人のままでもいいと思うんですけどねぇ。
まぁ、ここまですばらしいシナリオで進めてきてくれましたから、最終回のお手並み、ぜひ楽しみに待ちたいと思います。
テーマ:かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ - ジャンル:アニメ・コミック
なんかものすごい方向へ話がとんでいきましたが、えらく深いテーマを出してきましたねえ。。。
「お話をしてくれないのではなく、できなくなってしまった」
「タキオンの才能は枯渇してしまった」
「2冊のアリスの物語を書いて、そこで才能を使いつぶしてしまった」
・・・むちゃくちゃ恐かったです。(^_^;
お話を作れなくなった詩人が、用済みになってポイされてしまう・・・、この作品て、こんなにダークでディープだったんですか?
てっきり、女の子同士がバトルを通じてハートとハートで語り合い、見せ合う、ちょめちょめなアニメだと思ってたんですが。
まぁ、たしかに、きらはは心の物語を奪われたら、素肌もさらしてしまってはいましたが。(^_^;

しかし、胸はそんなになかったですね。
やっぱり変身したときと、衣装にパットが入ってたんでしょう。
もっとも、設定年齢(13歳)ってことを考えると、十分デカいといいますか、発育過剰ではあるんですが、設定年齢は、妄想年齢でもあるので、やはりあのひんむいてすっぽんぽんシーンからは、「まだ発育途上なんだなぁ」と感慨にふけるのが正しい鑑賞方法ではないか、と思ったり思わなかったり。
でも、今まで物語を奪っても、すっぽんぽんにはならなかったですよね。。。
やっぱり設定ミスかー、とか思ってしまったのですが、あんまりそればっかし考えてると今回のポイントが見えなくなるので、このくらいにしておきます。
創造、物語を作る、というときに、その力が枯渇してしまう、っていうこと、そしてそのことによって廃棄処分されてしまう、っていうのは、同人やってると恐いことでもあるんですが、それと平行して語られた、有人クンのもう一つの脳内世界。
「ありすちゃんとはいつでもあえるから」・・・っていう、まるで死んでしまったインド系少女を電波妄想する宇宙世紀のヒッキー少年みたいなこと言ってましたけど、これって同時に、作り手のエゴイズムは、作り手の世界の中でならほぼ完全に許される、っていうことも暗示してるみたいで、なかなかえげつないなぁ、とかも思ってしまいました。
いや、もちろんそのこと自体はまったくその通りなんで、異論はないんですが、今までありすちゃんを一個の人格と認めてきたのに、自分の生み出したものとわかるや、自分の世界に閉じ込めてしまおう、っていうのも、なかなかものすごいことだなぁ、と感心したりもしておりました次第。
つうわけで、もう少し時間を置いて、また見直してみようかとも思っていますが、テーマが突然「Creation」という方向に潜ってしまって、驚かされてしまった第12話でした。
で、物語としては、すっかり完結したように見えるんですけど、来週は何をやるんでしょうか。
予告見てたら総集編みたいに見えたんですが・・・。
テーマ:鍵姫物語永久アリス輪舞曲 - ジャンル:アニメ・コミック
さて、ほとんど霧ルートで確定か、と思われていた「画学生のちょっとぴり切ない恋物語」・・・最終回までしっかり見ないとわからないつくりになってきました。
エリスか霧か・・・可奈だったら、神級のエンディングなんですが、さすがにそれはないかな。(笑)
ようやく最後になって、竹内部長のライダースーツが拝めました。

竹内部長の話、もっと見たかったんですが・・・、まぁ、それ言い出すと、田丸さんとかも見たかったし、きりがないですか。
それにしても、良い先輩像でしたね。菫にも言えますけど。
その菫・・・「二人が嘘をついているように見える」
鋭いですね。

恵まれたものとして、エリスのフランス行きを聞いている菫。
同じく優れた才能をもちながらも、クリスマスコンサートの独唱でさえ緊張してしまう、菫。
そういった不安を乗り越えてしまい、美術に対する気持ちと浩樹に対する気持ちのリンケージを読み取ってしまう菫。
自身の不安のことを考えますと、鋭いと同時に、優しいことばだったと思います。
「あなたは自分の本当の望みを、別の望みで置き換えてしまおうとしているけど、本当にそれでいいの?」・・・これが菫の問いかけだったのではないでしょうか。
今回、竹内部長、菫、朋子、可奈と、エリスと浩樹にかかわりあいながら、自分の心の中にある優しい感情をたっぷり見せてくれたように思います。
クリスマスの日に、一緒に空港へ行こう、という朋子とエリス。
「来年はここにいるかな」・・・なんて不吉なことを言わないで下さい、朋子。
キミを失うのは日本の損失だと思います。(^_^;

自分の境遇を超えて、エリスの目を見つめる朋子。
前回の「生きていれば・・・」という感動的なセリフが甦ってくるようでした。
才能という点では、菫やエリス同様に恵まれている可奈でしたが、こっちの感情は浩樹の方を向いていて、決して報われない思い、それは自分でもわかっているけど、言ってしまわざるをえない感情のあふれ。

こっちは明るくいってましたけど、デリケートな切なさに包まれていたと思います。
今回、作画面ではかなりひどい箇所もあったんですが、要所は抑えてくれてて、概ね満足できました。
なんといっても、アイキャッチなんですが、これ、脳が沸騰しそうになりました。(笑)
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走召木亥火暴・萌えです。強烈です。
いろいろといぢって壁紙にしてしまいました。たまりません。
これだけいろいろあったのに、ラストのクリスマスパーティは聖歌隊のコンサートを軸にして、さらにもうワンプッシュ。
可奈の告白の背後で、メイド部長の可憐な姿もあり、もう、最高級の素材でしたね。

そして、トリ。
聖歌隊の独唱で歌う菫の歌で幕。
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菫の歌で、みんなの心が清められていく、そんな印象を与えるすばらしいラスト。
もうここで終ってもいいんじゃないか、って思えるくらいの素晴らしいエンディングでした。
少女の歌が、それまでの万感の思いの上にあって歌われ、そしてそれが名場面になる、っていうのは、カードキャプターさくらで知世がさくらのために歌ったあの名シーンがありましたけど、今回のラストのこの歌は、それに匹敵するくらいの良いシーンだったと思います。
普通に、感動しました。(^_^)
さて、最終回、どうなりますか。
最後までハラハラしそうですね。
テーマ:Canvas2 ~虹色のスケッチ~ - ジャンル:アニメ・コミック
全12話・・・ということらしいですので、ラストへむけての収束です。
ラスボスとしての左京が対決を申し出て話としてはわかりやすくなりました。
まぁ、あの魂の蝋燭が本当か幻術なのか、よくわからないところもありますが、いい方向でまとまっていきそうです。
もっとも、今回、妙にフェティッシュな作画が多くて、そっちの方に気をとられてしまいました。
なんちょゅうか、みんな足がエロくて可愛いくて悦痴で、よろしゅうございましたですよ。
まず鈴ちゃん。

見えそで見えないところも良いのですが、よどみなくスラリと伸びたアンヨが幼さを強調していてなかなかけっこうな逸品でございました。
続いて、今回の主役、おゆいちゃん。
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今回、唯の作画がすごく良かったと思うのですが、それだけに、こういった崩れたポーズがすばらしかったですなぁ。
特に左足の膝から大腿部へと抜ける肌とシャドゥの魅力といいますか、
すばらしくおいしそうなアンヨで、もうムッシュメラメラでございました。
その他、唯の魅力のひとつでもある、くるくる変わるディフォルメ顔も随所に出てきましたし、馬上で突然幼くなったり、雅とフレンチなチューに入ったりと、いたるところで良い描写があって、久しぶりに主人公の面目躍如、といったところだったと思います。
まぁ、個人的には、ラスト付近で、左京に胸タッチされながら宝玉を抜き取られるあたりとか、かなり萌えたんですが、抜き取られた後の光のなくなった廃人目はかなーりツボだったりしました。(^_^;
まぁ、来週の予告見てたら、すっかり復活してましたけどね。

前回の妙もそうでしたけど、デザインと作画が秀逸なんで、捕まったり、術をかけられたりしたり、っていうあたりが、ものすごく悦痴で嬉しいです。
次週で最終回かー。。。こういう作品こそ2クールやってほしいんですけどねぇ。
ばーっくあっぷ・ちゃちゃちゃっ。
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けっこう深刻な話だったし、いろいろとみどころはあったんですが、一番印象に残ってるのは、これかなぁ。
いいマスコット使ってますねぇ、七波。
ハァハァしながら休んでた絵もありましたけど、あれはたぶん、フリーズ、とまではいかないけど、転送速度が落ちたり、タスクがとまったりしてくるときに出てくるんでしょうなぁ。
・・・けっこう優秀なマスコットのようです。(^_^;
かつてのAICのOVAみたいに、商品がそこそこ売れて、ファンディスクとかが制作されたらこういうのも商品化するのかも知れませんけど・・・今の段階では無理ですね、残念。
時間があれば、マスコット部分だけなら自力で作れないこともないですが(えんいー、みたいにして、個人専用なら、そんなに難しくなさそうだし)その時間がまるでとれないからダメですね。むむむ。
さて、いらんところに感心がいってしまいましたが、敗戦の事後についての描写でした。
経済面の追及がまったくされてなかったのは、少々不満ではありましたけど、危険な職業モノ、もしくは擬似戦争モノとしては、いいインターミッションだったと思います。
水雷戦とか哨戒戦、そしてこういった戦後の描写なんかよくがんばってると思うのですが、萌え部分とがまったく融合しなかった、っていうのが、この作品の魅力をかなり減じた結果になってますね。
一応、あとまだ2話あるようですけど、もうたぶんこのまま行くでしょう。
魅力ある素材と資料を集めながら、このギクシャク感、いろんなところで言われているようですが、やはり、文芸、構成を含めたシナリオの責任なんでしょうねぇ。
作画はテレビ作品ということを考えれば健闘していた方だったと思います。
デザインとしてはけっこう好きでしたし。
今回にしても、個々の素材はすごく良いものを用意していたと思うわけなんですよ、上のマスコットにしても。
ところが、全体を通してみると、ちょっと・・・になっちゃうんですね。
例えば、さんごちゃんが最初陽気に買物していたのに、突然さくらのことを思い出して泣き崩れてしまうところ。
あれは制作側としては「気丈にふるまってみせてはいるけど、実は悲しみがあふれる一歩寸前なのでした」みたいな心理描写にしたかったと思うのですが、何の含みもなく、陽気な買物→花を見て思い出す→泣き崩れる、という展開でしたので、さんごの陽気なところが、薄情な娘に見えてしまったわけで、あそこで何かワンクッションあれば、「こらえていた」という心理が描けたと思います。それができていない。
ラストのところにしても、翼からの引きが長いのと、間延びしてしまってたので、七波と漂介がラブシーンに入りかけたところで、「ああ、翼に見られるんだな・・・ああ、やっぱり」みたいに簡単に読めてしまう結果になっています。
いや、読めてもいいんですが(月並ですけどね)、あまりにありきたりに見えてしまうのは、翼が凪宮クンの所在を聞いてからの流れが間延びしてしまったからではないでしょうかねぇ。
あと、皆気になってるあの幽霊少女。
なんかまじで、マクロスの花束少女みたいになってしまいそうですなぁ。
予告編で、今度こそなんかあるんじゃないか、みたいな動画が上がってましたけど・・・。
テロル姉妹も退場したままだし、伏線はかなり回収されずに終ってしまいそうですね。
・・・むしろ本気で回収しようとしたら、かなりいびつなラストになりそうですし。
絵もキャストも素材も資料もかなりよさげだっただけに残念です。
フェルミが出てこなかっただけで、話はかなりシンプルに収束していきます。
いかにしてジーンを倒すか?・・・この一点ですね。
一応ザイリンも負傷して治療を受けてましたけど、たぶんおいしいところでの登場が期待されるところです。
さて、意外だったのが、壮烈な戦死、と思えたラ・カンなんですが、単に消息不明なだけ、ってことでした。
これって再登場がありえるんでしょうかねぇ。
友人とチャットで話してたんですが、
「ゲオルグと同じように、サイボーグ化とかして復活かなぁ」
「意識だけゾイドに移し変えられてたりしてね」
「いいね、それで、『ルージ君ではなくコトナ君に乗ってもらいたい』とか言うんだよ」
「それでコトナが乗ったら、座席がバイブレートするわけですな。」
「挙句に、座席が変形!」
「シートから拳大の突起がせり出してくるわけですよ」
「搭乗員の健康状態をチェックするために、両足でしっかりはさみこませるわけですな」
「ラ・カンゾイド、大喜び」
「真っ赤になってよがるコトナを見てフェルミが『ちょっと変わりなさい』とかって言うわけ」
・・・というバカ話で盛り上がってしまいました。(^_^;
まぁ、それはともかく、ラ・カンがなんらかの形での復活、という含みをたぶんに持たせた感じでした。
話の方は、バイオ粒子砲がルージ君に向けられたところで幕。
フェルミをのぞいてほぼ伏線も回収し終わってますので、あとはルージきゅんの劇的な活躍を待つばかりですね。
「エヴォルトに秘密がある」なんて言ってましたし、最後に、ザイリンの救助とか、ライガーに語りかける等の演出も期待されるところですか。
・・・もう一段階変形があるのかな?
ムシキング、ノエインともども、良質なSFを提供していただきました。
有終の美を期待しています。
衛星組・第2夜。
どうも先行の第3夜に送れてしまいますなぁ。。。
ま、先行地域に住んでいないので、仕方ない、ということで・・・。

前回も書きましたけど、このキャラデ、最高ですね。
飛田シンジの偽HPの絵とか、ウテナっぽい同人版のOPの絵ももちろんよかったんですが、今回のデザインのクリンナップは、もろツボです。
それにしても、ローゼって乳デカかったんですね。
巨乳担当はリリィだと漠然と思ってましたので・・・。

まぁ、でも基本設定で、B90とかでしたから、デカくとも当然ですか。
リリィのB105が異常すぎるのでしょう、たぶん。(笑)
で、今回、二人の記憶が戻るまで、単身敵と戦うローゼ、なんですが、新潟出身の元巨人軍投手で某プロレスラーをモデルにしたジーババ(G馬場をそのまま読んだだけ?)の前にケチョンケチョンにやられてしまうのですが、可愛い顔した巨乳戦士が、肌もあらわな衣装でやられゃうのって、なんか嬉しいですね。
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このあと登場したリリィとマーガレットもピンチになるんですが、やっぱりヒロインだけあって、ローゼのピンチが一番Hで、燃えますね。
思わず拳を握り締めてしまいました。(笑)
さて、新戦士2人。一人目は、不倫大好きおねーさま、パピヨンリリィ。

碧玉の戦士で、設定では、B105、W60、H91。
たぶん設定が一番変わった、パピヨンマーガレット。

黄金の蝶の戦士で、B80、W56、H87。
たしか元設定では、アダルト小説が大好きな文学少女、っていう設定だったのが、大学浪人中の19歳、になってしまってますね。
受験生にしてしまったせいか、一番地味になってしまいました。
ジーババが河童っていうのは、ちょっと元ネタがわからなかったんですが、まぁ、あんまり気にしなくてもいいんでしょう。
見てるこっちもバカになって、ゲラゲラ笑いながら、パピヨン戦士の可愛いHに萌え転がり、燃え上がるのが正しい鑑賞姿勢だと思います。
次回は大阪かぁ、わくわく。
テーマ:パピヨンローゼ New Season - ジャンル:アニメ・コミック
いつもと同じようにバカさたっぷりのギャグアニメ全開、だったんですが・・・。
まっぷたつさん、エロすぎです。(笑)

「思わず長湯をしてしまった・・・。」
ううむ、なんちゅうか湯に入ってるとき並に色っぽいといいますか艶っぽいといいますか・・・。
突如現れたマモルを切り付けて、動揺するところとか、もう最高です。

いやぁ、絵だけですと、いったい誰やねん状態なんですが、まぎれもなく、天然剣客少女、まっぷたつ椿さんでございます。
せっかくマモルが忍んできてくれたのかと思いきや、単純に埋蔵金の話を聞きに来ただけと知って「切ないのぉ」・・・これもまたよかった。
もう前面に「忍ぶ女」がたちこめるようでして、色っぺーわ、艶っぽいわ、可憐だわ、まるで見ているこちらにまで、人肌の切なさが漂ってくるようでごぜーましたよ、いやホンマ。
さて、もう一人、桜子ママンのマモル嫁候補で抜け駆けされてしまった少女忍者の山芽ちゃん。
こっちもせっかく大好きなマモルにーちゃんが尋ねてきてくれたのに、用件は耳の介の貸し出しで、役にたたないとわかるとさっさと退散。
「切ないなぁ」

セリフは同じなんですが、こっちは乙女心の純情炸裂で、ハートがキュンキュンいってるさまが伝わってくるようです。
山芽ちゃんもええですのお。
こんな「女の鑑」と「乙女の純情」に恋焦がされて、マモルくん、ちょーうらやましいでげす。
一方同行することとなったのは、これまたマモルにほの字の蛍。

こっちは行動をともにして抜け駆けできた上に、大好きなマモルさまと、甲賀忍法「むにゅっ」で大成功。
セクシーくのいちの肉弾攻撃、これもまたうらやましい限りで、もうお宝だの迷路だのどうでもよくなってるといいますかなんといいますか。
一応、オチは天然ゆうなの、うっかりギャグでみごとにオチてくれましたが、今回は、この異能の美少女3人の「せつない」恋心忍法炸裂で、見ごたえばっちりでした。
今回、この3人にしぼりすぎたせいか、ゆうなの作画がちょっと悲惨なことになっていて、それが辛かったですが、まぁ、力のいれどころはしっかり入れててくれたので、良しとしておきます。
もっとも、愛里だけは、作画落ちないんですよね、原画陣に好かれているんでしょうか。
ギャグも聞いてるし、バカさ加減も群を抜いてるし、これで次回の連続2話で終了なんて、かえずがえすも残念です。
続編・・・やってほしいんですけどねぇ。
ライダーvsセイバー。
ライダーも災難ですなぁ、こんな戦い方を知らないダメなマスターに召還されちゃって。

性格がねじけていても、知略というか、もう少し頭があったらいい悪役だったんですが、どう見てもチンピラでした。
・・・とにかく、ぼくらの藤ねえに、あの所業、全国1000万(推定)のタイガーファンの心を踏みにじる暴虐無人ぶりは、万死に値するところです。プンプン。
というわけで、ライダーは好きだけど、慎二はボコられてほしい、という、屈折した感情でバトルを見ていたダメな私でございました。
ライダー、はやくアイマスクとっちゃえよー、とか思いながら。(笑)
バトルモードそのものは、廊下という限定条件での戦い、を絵としてうまく見せてくれてたので、けっこう楽しめました。
もっとも、あの限定条件は、ライダーの方に不利だと思うんですが、マスターがバカなので仕方ないですね。
ただ、ライダー戦をねっとり描いてくれたのは嬉しかったんですが、こんなに時間割いて大丈夫なんでしょうか。
・・・たぶん、現時点で1/3くらいだよね? うーむ。
メインはライダー対セイバーの剣戟戦で、往年の時代劇映画、忍者対剣豪を思わせる戦いだったのですが、それ以外のウェットな部分もなかなか面白くて、凛をローアングルで見る士郎とか

士郎の力に関して解説方々語り合うセイバーと凛とか、召還に応じてかっこよく出現するセイバーとか、見所はけっこうありました。
・・・イリヤは冒頭の回想でしか出てこなかったけど。(^_^;
総じて今回は、セイバーが可愛いくて綺麗でカッコよかったです、ってことでしょうなぁ。
最後の「士郎が似合っているといってくれましたから」みたいなのも、あまりにあざとすぎる感もあったのですが、なかなか良い場面で、戦闘とのさじ加減がないい具合で調製されていたのではないでしょうか。

作品の方向性としては、最後までクールなセイバーでいてほしい、っていうのはあるんですが、まぁ、女の側面がチラチラ見える、っていうのは、けっこう良いもんです。
もちろん、生身の女である凛が、女の顔になるねっていうのは、全然問題ありません。オールオッケーです。
「べ・・・別にあんたのためじゃないんだからねっ」(・・・と言ったわけではないですが)

次回は、宝蔵院流がまた出てくるのかな・・・。
テーマ:Fate/stay night - ジャンル:アニメ・コミック
デューイが決起してからの流れが、どうも先祖帰りを起こしてるみたいだったので、感想書くのやめようかと思ってたんですが、まぁ、一応SFネタだったので、記録しておきます。
姉・ダイアンによって語られるスカブコーラルと地球の過去。
いろいろ世界をさまよってたら、そこが未来の地球でした、っていうのは、猿の惑星以来、何度となく出てきた手法なんで、そこはちょっと変えてありましたけど、惑星生命、及びそれに類するものも、けっこうあるんですよね。
そのあたりも、地球それ自体が単体の生命になった、とかではなく、飛来した異生命によって、地表に融合が繰り返され、その結果人類が地球を捨てた、しかし、再び星に戻ってきたら・・・、という変化を与えてました。
ただ、その融合、っていうことに、ちょっとアラがあって見ていてつらいです。
コミュニケートするために融合していく、っていうことは、その時点で融合していく相手の意識とか知識、知覚なんかも吸収していくわけですよね。
ということは、内部にコスモスを作るわけだから、それで「孤独」っていうのは自己矛盾があるように思うんですが。
百歩譲って、そこが並列化現象だとしても、並列化って意識の共産化と一緒だから、内部に取り込んだコミュニティこそが他者であって、外部に対しては全て敵になるので、外にコミュニティを求める、っていうのは、これまた自己矛盾。
しかも、個々別にスカブが覚醒している描写もあるので(エウレカもアネモネも記憶を引き継いでいるわけではないので)並列化というのも、個々の端末が並列化しただけで、内面までは並列化せずに取り込まれているわけだから、この辺、理屈としては、ちょっと首をかしげざるをえません。
もちろん現時点では、片方からだけのアナウンスなんで、まだ追加説明なり逆転なりがあるかもしれませんが、残り話数と、レントン達の納得の仕方を見てると、これが最終理論のような気がして、少し不安です。
宇宙が割ける、っていうのも、比喩ではないとしたら、惑星生命との関係で飛躍しすぎている気もしますしね。
惑星規模のSFだと、ムシキングがすごく良質なSFを提供してくれているだけに、この理論のスカスカ感は、ちょっと痛いですね。
並列化が、Winnyみたいなもんか、と捉えれば、ある程度納得もできるんですけどね。(笑)
従って、個人的には、アネモネがブチ切れながら活躍してくれたら、もうそれでいいかな、とちょっとぴり思ったりもしましたよ。
あと、玉川さん、宝魔ハンターの頃から好きでしたので(コール・ミー・トゥナイトは黒歴史ですか?)久しぶりに聞けて嬉しかったです。
テーマ:交響詩篇 エウレカセブン - ジャンル:アニメ・コミック