陽光の中での処刑劇でしたので、前回のときのような、青い鬼火がちらつき、その中で牙をむくアンチタンクトルーパー、というシーンとしての美しさとはちょっと程遠かったですが、作画は高位安定だし、隊長の正義感やら、攻めるのは好きでも攻められたときがもろい子爵とか、アリスに銃をむけざるをえないメイドたちの苦悩とか、人物象はうまく描けてました。
どっちの迫力をとるか、ってことですが、ミリヲタじゃないので、人物にスポットがあたってくれるほうが嬉しいですね。
その燃ゆる正義のアリス少尉。

子爵、許すまじ!
ただ今回、隊長さんの出自、というか、自らも「青い血」の出身だったということが語られてました。
その高貴な血筋がなぜ士官学校へと身を投じたか、は、次回以降で語られるとして、今回は、その出自ゆえに、なみなみならぬ怒りを燃やすシーンでした。
いいねぇ、影を抱えつつ、しかし希望を見失うことなく前をむいて生きていこうてする姿。
アニメになってものすごくクリンナップされてしまった、ステッキン曹長の方が人気が出そうな気がしなくもないんですが、私としては、こういう闇を背負った人物の方に強くひかれます。
まぁ、タンク戦は、前回ほどではなかったのですが、このしぶしぶ子爵の命に従う、メイドさん達が良い味出してました。

銃を持たせてもらってます、ってことの方がちょっとした驚きだったんですが(だって、徴用した使用人なんかに武器をもたせたら、主人の身の上の方が危険なはずですから)まぁ、そこは作者自ら「軍事考証無用」といってくれてますので、エンタメとして楽しみたいと思います。つまりこうした状況なんだ、ってことで桶です。
そこで語られる、アリスの出自。
「え、あなたもお姫さま?」のびっくりメイド。

可愛いのも入れば、ちょっと老けたのやら、平凡なのもいて、いかにも徴用されました、って感じが漂っているのも、いい味付けです。(^_^)
最後は無事解放されて、故郷へと帰っていきました。
激しい不況の風が吹いてるそうですから、必ずしもハッピーエンドとは言いかねるんでしょうけど、自分の意志で生きていける、っていうことは大事なことです。
「遠くを見るな。前を見ろ。そこにはある、戦う意味が。」
アリス隊長のオーランドへのことば。
重くてしかも希望がある。いいですねぇ。
つうことで、菅沼栄治作監のなかなか渋くて、しかもはずさずにしっかりとした絵が楽しめた第2話だったんですが、次の第3話、予告見る限り、かなり不安なんですが、大丈夫なんでしょうか。。。
テーマ:パンプキン・シザーズ - ジャンル:アニメ・コミック
第1話の絵がとても可愛いくて、期待してみたんですが、かなりダウンしてました。
個々に良い絵、良いシーンもあったので、いわゆる丸投げの弊害、とは思いたくないのですが、かなり落ちてました。
次回、第3話も、予告を見ている限りは、あまり回復しているように見えなかったので、第1話だけがんばりました、っていうパターンなのかなぁ、ちょっと残念です。
お話自体は、フィーナの学校生活、機環境にうちとけるまで、でもそれにも関わらずついてまわる公務・・・といったところが、過不足なく描かれてましただけに、画質の低下が悔やまれるところ。
もちろん全体としてみたら、ということですので、良い絵、良いシーンもいっぱいありました。従って、破綻とかではないんですけどね。
その良かった絵、と言っても、写真の絵ですが。

これが今回の限界っぽかったような・・・。(^_^;
一応、駐在武官・カレンさまの、見目麗しいマスクもあったんですけどね。
サブタイにもなってる優等生、っていう部分の描写は割とあっさりと終って、その中に秘められた、立場ゆえの悩みや、理解してくれる人のありがたさとか、そっちの方にシフトしていってました。
まぁ、見てる方としては、その方が理解しやすいですし、良かったですね。
次回、かなり不安になる絵が映っていた予告では、お料理対決。
とにかく、第1話の水準に早く戻って、話が展開していくことを希望する次第です。
テーマ:夜明け前より瑠璃色な - ジャンル:アニメ・コミック
衛星初日を勘違いしてて、失敗。続いて京都放送もミスってしまい、ようやくSUNで補完。
そのせいで、2話続けて見ることになったのですが、第1話はすごくいい作画でしたのに、第2話が・・・。(涙)
第1話は良かったので、いちおう分けて書きます。
体裁は一応SF、ですか。内実は限りなく学園ギャルゲーですが。
まぁ、中心人物がしっかりと定まっているので、たくさん可愛い娘は出てきますが、いわゆるハーレム志向でもなさそうなので、軸さえブレなければ楽しめそうです。
さて、プリンセスのフィーナ。
![]() | ![]() |
月明かりの中で紹介されて、ご挨拶。
美貌だけでなく、立ち居振舞いもプリンセスです。ドジ属性も少しありましたが。(^_^;
いきなり達哉クンに信頼の「鼻つまみ」をやられて、家族が真っ青になってましたけど、冒頭でそれっぽい仕草がありましたし、過去において既に対面ずみ、なんですね、達哉くんは忘れてるようですが。
ラストの歓迎会のところで、変な映像作家親父がスカートの中にひそんでましたけど、あのときの、スカートの描写が、丸みがあって、たいへんエロくて、おいしかったです。

お姫さまと一緒についてきた、幼メイド・ミア・クレメンティス。

今回、このギト汗の描写がやたら多かったですが、作画がいいと、漫画的効果がうまく出てるんですが、崩れはじめると・・・。
姿だけは、シャーリーのコスモメイド版、て感じです。
「姉」といってる割には姓が違うので、既婚者かと思ってしまった、従姉のさやかさん。

そこらへん、もちっとちゃんと説明いれてほしかったところです。
さて地球側・美少女はまず、妹・麻衣。

定番の妹キャラ。SDになったときも可愛いので、いい感じ。
それに対して、一応Aパートでは、なんとなくヒロイン格だったのに、後半、お姫さまに食われてしまった、菜月。

これまた定番の胸が強調されたエロいウェイトレスの制服でバイト中です。
もっとも、家族ぐるみのようですから、バイトというよりは、見入りのある家事手伝いみたいな感じですかね。
麻衣ともとも同じ学校ですので、立ち位置が第1話からして、少し不安定なのが気がかりでしたが、まぁ、こちらもむしゃぶりつきたくなる愛らしさ。
すぐ眠りこける無用心さも、キュートでポイント高いです。(笑)
ラストにチラッとだけ顔だししてたリースリットまでで、だいたいキャラ紹介終了、という感じでした。

でもこのリースリットの登場シーン、おねティのまほを思い出してしまいました。
この第1話は十分な出だしでした。
キャラも可愛いし、たくさんいる美女、美少女達も、かなり整理されてた感じでしたし。
これが続いてくれると良かったんですけどねぇ。(^_^;
テーマ:夜明け前より瑠璃色な - ジャンル:アニメ・コミック
ものすごいペースで進んでるなァ、と思ったら、2クールですか・・・。
ギャグ部分と、進行とがかなり乖離してたりするので、やはり構成の不安は的中しそうかなぁ、と思ってしまいます。
まぁ、とりあえず、本編。
今回も斗貴子さんは男らしくかカッチョよかったです。(笑)
「脳まで達するにはまだ少し時間がかかる」・・・淡々と恐いこと言ってますなぁ。
バトルモード自体は・・・バルキリースカートが封じられると、ちょっとつまらんです。アニメですと、太腿装着のシーンがけっこう映えるだけに。。。
つうことで、バルキリースカートのシーンがそれほどなかったので、今回のベストショットは、ぶち切れ直前顔かなぁ。

こういうノワールな笑みって大好きなので、ときどきやってくれると嬉しいです。(^_^)
バルキリースカートの出番がないときは、斗貴子さん百面相で十分渇きが癒せそうです。
もう一方のきれいどころ、妹まひろちゃん。

今回のキモは妄想シーンでした。
タッパがけっこうあって、長髪、長頭、ってこともあって、あんまり妹というか、年下キャラの感じがしないので、姉か妹か、っていうのは、いいとこついてると思います。

SDキャラも可愛いですなぁ。
ヤローの寒いギャグシーンがけっこう空回りしてますので、きれいどころのSDはがんばってほしいところ。
パピヨンマスクとか鷲尾については、アングルの中でうまいぐあいに映えてました、ってとこですか。
次回予告、「臓物をぶちまけろ」は定型文のようで、かなり安心です。(^_^)
小学生体形の少女が、男子高校生に子作りをせがみ、路上であろうと河原であろうと、すぐに布団を敷いて、契りを求めるアニメ。・・・間違ってないよね?(^_^;
まぁ、掲載誌、ヤンガンだし、そういう観点なんでしよう、たぶん。
一応、格闘武術マンガの体裁をとってはいますが、たぶんそこには誰も期待していないはずなので、もも子といろはのラブバトルを楽しみたいと思います。
なんか不良にからまれたとき、もも子の背景で、早苗っぽいのが映ってましたから、ウマ仮面が先、かな。
原作の方は、話はかなり面白いし、ブッとび具合もステキなんですが、絵がかなり粗かったため、そこいらへんどうなんだろう、と思って見てたんですが、アニメ化の効果ですねぇ、かなりクリンナップされてて、見やすい絵柄になってます。(いえ、原作が見づらい、とかってんじゃないですが)
やたら子作りを迫るももこ、ヒワイオーラが漂っていて、すてきです。
次回、同じ学校に来るはずなんで、たぶん同世代のはずなんですが、あのフラットな体形は、限りなく年少組で、かなりヤバげ。
あと、「わ・・・わたしとセッ○○してください」に代表される、卑猥語も原作の魅力ではあるんですが、さすがに地上波では不可能だと思われますので、せめて「子作り強要モード」だけは原作以上に出してほしかったりします。(笑)
「ただならぬ関係」・・・くらいは言ってくれるんですよね?
一方の孝士くん。
第1話見る限り、強いんだか弱いんだかよくわからない見せ方でした。
ビビってるところが、なんか別の理由があるような描写だったのが一因でしょうか。
まぁ、超人もも子の対角線的な価値しかないので、どうでもいいんですが、子作りを拒みつづけて、もも子の更なるエスカレートを引き出して下さい。
しかし、検事ですか。
司法試験のメカニズムが変わっちゃったので、昔ほどのインパクトはなくなってるかな。どうでもいいことですが。
次回、超人体育授業。
テーマ:すもももももも~地上最強のヨメ~ - ジャンル:アニメ・コミック
99話・・・すごい長期シリーズになってきましたなぁ。
加えて、このオリジナル・バウント編が62話からだったんで、全体の2/5がオリジナル、ってことになってきました。
OPの感じだと、次で原作に戻りそうなんですが、そうするとまだ来年の年末くらいまでは続きそうな勢いです。(^_^;
バウントとの対決が二番隊に移ったようで、本格的なバトルは次回持ち越しのようですが、一応次は砕蜂がメインに動く・・・のかな。なんか馬橋と出くわす前に、不意打ちくらっちゃいましたが。(^_^;
あの夜一とのすさまじい高速決戦を見ていただけに、あっさりというか、あっけなくリズをうちこまれちゃって、ちょっと不満です。
次回であっけなく好転・・・てわけでもなさそうですなぁ、公式サイトの次回告知見てますと。
白哉と狩矢のとき以上に、隊長格のつよさが 減じているような気がして、ちょっと・・・、て感はあります。
新しい敵が出てきて、それまだ最強格だった者の力量が相対的に落ちて見える、っていうこと自体は、長期シリーズの宿命みたいなもんだから、別に構わない、と思うのですよ。
ただ、そうなってしまうからには、その前、まさに最強戦士であったかのごとき戦いをしていたとき以上の中身の濃いバトルを見たいわけなんですよね、白哉、剣八だったら一護戦、シロちゃんだったらギン戦、みたいに。
砕蜂も、対夜一戦みたいな高速戦か、それに近い戦いで・・・という演出を見たかったです。ないものねだりかもしれませんが。
そんなわけで砕蜂と馬橋の戦いになるであろう次回はかなり不安。
隊長会議でのあれこれ見てても、数が減ったせいか、ちょっと見劣りしますね。剣八はまだ戻ってないみたいだし、浮竹は病欠みたいでしたし。
バトルモード、白哉→日番谷、剣八から、砕蜂がメインになりそうですが、この中枢でのもめごとに関しては、マユリが中心に座ってきそうな展開になってきました。
バトルモードの不満に大して、こっちの人間関係の方は面白いです。
狩矢の目的が技術開発部にあるのに、自ら出陣、ということになってますから、ここらでなにか混戦が予想されるところ。
ネムとの交戦になるかも・・・なんですが、大前田あたりが瞬殺されてましたから、勝負にならずに、一発でやられそうです。(^_^;
隊長格の強さがやや減じている感があるのが残念なんですが、マユリはその変態性が個性なんで、この人だけはいまのところ代わらない感じですね。責任転嫁も良い味付けになってましたし。
バトルモードに入ると、かなりひどい扱いを受けそうな感じがしなくもないですが。(^_^;
とりあえず、次回、砕蜂がメインになりそうなんで、ちょっと期待したいんですが、・・・今回の幕切れ見てると少し難しいかなぁ。