B:「葬られた宴」おかみさんが風邪で寝込んでしまい、花見は美輝、大田、めぐみの3人ですることとなった。ところがまたもや美輝は酔ってしまって・・・。]
最終回。
残念なことに、関西は先行放映地域からかなり遅れての放映でしたので、どうも書く意欲があまり湧かなくて、ほとんど感想は残せませんでしたが、毎回しっかりと録画視聴していました。
原作付きアニメ作品としては、けっこうい好きな部類でしたし、毎回楽しめました。
つうか、チャンピオン作品がアニメ化される、ってこと自体、あんまりないですからね、舞-HiMEやスクライドみたいなタイアップ作品は別として。
(スポンサーがチャンピオン自身だ、というのは不問(笑))
個人的には、4大週刊誌ではチャンピオンが一番好きです。たぶん発行部数では最下位だとは思いますが。
実験作品が多いし、なにより腐女子に尻尾をふってない男らしさが好きです。
本作もアニメ化と聞いたとき、かなり意外な感じがしたのですが、これができるのなら、カオシックルーンとか、シューマッハをテレビ作品で見たかったなぁ、というのを少し思ってしまいました。
まぁ、そんないろんな思いを抱きつつ、最終回。
今回もしっかり笑わせていただきました。
酔うと、オトメチック・モードになってしまう美輝。
この素材自体はけっこうあると思うのですが、普段の傍若無人な暴れっぷりが凄まじいだけに、新鮮でした。
「親としては、死んだ娘に別の霊魂が乗り移ったみたいな」というおかみさんのコトバ。
「はたで聞いていてもド肝抜かれる」
「もうお嫁にいけなーい」「嫁・・・って言ってますよ」
この辺のたたみかけるセリフが秀逸。大田さんもいい突っ込みです。
そして、後半、花見の席で酔ってしまった美輝に対して、これまた悪逆非道にめぐみの反撃。
どういう形で元の美輝に戻るのか、と思ってたら、大田言うところの「最終回でヒロインがゲロを吐いた」で、復活。
すごい展開でした。(笑)・・・「無敵看板娘」っぽくて良かったですけど。
最後まで楽しませてもらいました。
経済的に余裕があれば、DVDを買っておこうかな、と思案しているところだったりします。(^_^;
さすがに、第2部はないでしょうなぁ。。。
はぴねすが、第2話でずっこけたので、かなり不安はありましたが、護くんと、このおとボクだけは第2話になっても激しい凋落はなく、ちょっと一安心。
ほんとはこんな心配せずに鑑賞したいんですけどねぇ。。。
本編。いよいよ麗しの紫苑さま登場。
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ああ、紫苑さま、なぜにそんなにお美しいのでしょうか。
ご病気のため、留年されてしまわれたとのことでしたが、やはりこの世代での年齢差、というものが、如実に表れているのかもしれませんが・・・、本質的に持って生まれたものが違うのでございましょう。
対するも今期最強の美少年キャラ(?)瑞穂クン。
シモの用の足し方も、麗しき乙女の風情が漂ってきているようでした。・・・なんか裾が濡れそうな気もするんですが。(^_^;

まるでドレスのような制服ですから、用を足すときも、淑女のたしなみが要求されるようでございます。
でも、あっさり見破られちゃうんですよねぇ、紫苑さまに。
でも、なんとか秘密を守っていただけるようでしけれど、そこにかけつけたまりやとともに、瑞穂をいたぶることに。
「ああ、嫌がる私を無理やりに・・・あられもない写真をとっておどされてしまったのです」
・・・なに、このハゲワラな妄想。(^_^;

これで、学内で秘密を知っているのが、2人の教師に、まりや、そして紫苑。
普通、これだけ漏れたら、バレます。(爆)
まぁ、前回も書いたように、これは学園ファンタジーなので、大丈夫なのでしよう。幽霊さんもそのうち出てくるようですし。(^_^;
さて、体育の授業、その前に、嬉し恥ずかしの更衣室、なんですが、偽乳とわかってはいても、瑞穂が装着している、ということで、盛り上がって揉みたおしてしまう、まりやと紫苑。
特に紫苑さま、自分が揉みしだいているのに、恍惚となっておられます。

すばらしいです、紫苑さま。
今回のアイキャッチも紫苑さまでしたし、もうたまりまへんなぁ。(^_^;

ところが体育の授業で、ついはりきってしまった瑞穂クン、だったのですが、逆に一躍スーパーヒロインになってしまいました。うーむ。
可愛いふたりのお世話係りの妹も、食事どきでも誇らしくて仕方ない感じでしたね。
このメロメロの表情。

もっとも、まりやの妹役・由佳里ちゃんだけは、未だに何を食べてもバナナを食べてるように見えてしまいます。(笑)

本当は大好物のハンバーグだったんですけどね。
DCSSのすりこみは、まことにもって執拗なようです。(^_^;
そして、学院を代表するお姉さまの中のお姉さま、エルダーの話題に。
つまりはおとボク版・エトワールさま、ってことですかね。
アニメではストパニが先でしたけど、原作レベルではどっちが先だったのかな?・・・まぁ、別にどっちでもいいんですけど。
そのエルダーを巡って、怪しい雰囲気。
瑞穂を監視していたデコメガネ・菅原君枝と、そのボス、生徒会長・厳島貴子。
「ちょっとあなた、なにさまのつもり?」ビシィッ!

しかし、瑞穂の後ろには、これまた強力な真性攻撃型重爆撃機・御門まりやが控えています。
ものすごい口撃で反撃してました。会長の思惑までお見通しです。
「もし、エルダーの立候補がなかったら、会長がその座に座るのよね、お見通しよッ!」

麗しき乙女の園で火花を散らす、可憐な竜虎の激突です。
こういうとき、男の方がオロオロしちゃうんですよね、そうでなくても瑞穂クン、受け属性だし。(笑)
壮絶なガンのとばしあいでした。

今回、実に充実してました。
しっかり話も進んでるし、見るべきところも多かったしで、言うことございません。(^_^)
次回、エルダー選。
幽霊さんは、その次かな。
テーマ:乙女はお姉さまに恋してる - ジャンル:アニメ・コミック
あんまり細かく調べてないんですが、開始前からやってたいろいろなプレイベントとか見てますと、そこそこ金はかかってるようですね。
関西ですと、このよみうりテレビとMBSがアニメ製作にはけっこう力を入れてて、割と本格指向のものを製作してきます。
ただ、MBSに比べて、やや商売っ気が出すぎっていう感はあるんですけどね。
サンデーものなので、あんまり深入りはしたくないので、あくまで、アニメとして気づいた点だけを記録していきたいと思います。
本当は、ケンイチなんかと同様、いろいろと絵をつけて感想残したいんですけどね。
まず、開始5分ほどでうんざりしてしまったのが、字幕。
そういや犬夜叉でもかなりやってたし、前回のストーリィのおさらいなんかもくどいくらいやってましたが、あのスタイルを踏襲するみたいです。
たぶん、ターゲットは小学生、っていうのをはっきりと絞りこんだ製作姿勢、だと思うのですが、プレイベント見てると、ヲタ層にもアピールしたがってるみたいでしたし、その辺の軸がちょっとはっきりしません。
ここらへんが、変に商売っ気の出るよみうりらしいところかな。(笑)
一応、主人公は中学生、なんですが、同級生が憧れの上級生を「雪村時音」って、さん、も、先輩、もつけずに、何度も呼び捨てにしていたりで、少なくとも、中学生の目線ではなさそうですから、もう少し下がターゲットなんでしょう。
そう考えると、くどい字幕説明と、2話連続で放映してるにも関わらず、第2話冒頭で第1話のアラスジをいれてるところとかも理解できそうです。まぁ、こっちはローカル局に出すとき用、かもしれませんが。
デザインに癖があるので、ヲタ的には、時音とかにはちょっと萌えられませんが、作画そのものはすごく丁寧で、よくできたものでした。
エンドタイトル見てみたら、新号靖、土器手司、中島里恵、そして作監の戸部敦夫諸氏と、キャラデクラスが4人も原画参加してましたし、それ以外にも作監クラスがゴロゴロいましたから、この2話見る限り、かなりゴージャスでした。
戸部氏は高谷さんと一緒にキャラデではありますが。(デザインは、どっちかって言うと高谷色が強いような感じでしたが)
この体性が続くのなら、必見、てとこですね。
萌えこそないけど、作画は大当たり、なのに対して、お話の方は・・・。
妖もの、ていうと、先行で妖逆門、今期深夜で少年陰陽師、とやってますけど、正直、この2作品の方が面白いです。
現代の学校生活が舞台だから、処理の仕方によっちゃ、今後面白くなる可能性はかなり秘めているとは思いますが、ターゲットのことを考えると、お色気とかはあんまり期待できそうにないし、難しい筋はつめこまなさそうだしで、ちょっとどうかなぁ、って感じです。
まぁ、普通に作画を堪能させていただきますか。(^_^)
亜紀+ロンドンとの合流、でしたけど、最後は別の世界にとばされてましたし、ロンドンは冒頭の対撃のお相手、ってだけでしたから、実質亜紀のエピソードでした。
最近、強気系美少女のキャラクターがツンデレ一色に染まってしまった感がなくもなかったので、今回の亜紀のように、その強さの背景に、自分の足で立って戦わなくちゃいけない、っていう意識をしっかり持ってて、でも心の中には熱いものがあって、っていうキャラは久しぶりみたいな気がしてしまいます。
もっとも、最近はツンデレ(そろそろ下火かもしれませんが)っていうコトバも概念の拡大に入ってますから、今回の亜紀も、広義のツンデレに入れられてしまうのかもしれませんが。
今までは、キリッとした美少女顔が圧倒的に多かったのですが、今回、崩れた表情が多くて、なかなかよかったです。
なによー、の図。

「世の中、お金が全てなのよ」の図。

小さい頃から、目つきは悪かったようで・・・。(^_^;
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それが今でもときどき出てくるようです。(笑)

でも、本質はとっても可愛いので、ピンチになると、美少女顔の復活。

本編の方は、亜紀の「たいせつのもの」を見つける旅、そして母親との絆でしたけど、母親そっくりなめきらの宝玉の精、めきらさま。
強い力があるわけではないけれど、皆を統率できる優しい力がある、っていうのは、この獰猛な金の世界を統べる女王として、うまくマッチしてる感じですね。
あと、個人的に、かなり萌えた、亜紀の走る後姿。

まさに、スパッツの魅力爆裂です。
こういう描写をしっかりやってくれるのは嬉しい限り。
もう一人の戦う乙女が和装だから、下半身の萌えは、亜紀ちゃんがしっかりやってくれないといけませんです。(笑)
あと、影で見ているウタとかも、なにげにポイント高かったような。
神秘的な美女、って感じでよろしいですなぁ。

美少女成分の回があると、次は少年バトルモードかシリアスストーリィ、ってことが多かったのですが、次回も綺麗どころが登場するみたいです。
まぁ、私の趣味としては、座敷童子っぽい丸顔の女の子よりも、鳥妖が映ってたことの方が嬉しかったりします。(^_^)
あのアングルだと、1シーンだけみたいですが、それでも出てくれるだけで嬉しいかな。
大筋は普通の話だったんですが、それ以外のところに痛い箇所が散見され、見ていて辛い、初期・地獄少女の雰囲気でした。
駅前でビラを配る家族。
ルックスが際立つ若い娘、そこに言い寄る男。
「ね、ここの連絡先、きみの家?」・・・信じられないくらい兇悪な男ですなぁ。
なれないビラ配りをしていて、そこで体験する嫌なことのひとつ、程度の描写だったのかもしれませんが、いやすぎです。
つくづく若い娘に、まじめなビラ配りさせちゃいけませんなぁ、と思うのですが、若い娘がいると、集客効果も期待できるし、で難しいところだったりします。
さて、地獄流し自体は、犯人の素性がはっきりしなかった、という点を除けば、典型的な悪いヤツで、第1話のときのような、凝った含みはありませんでした。
従って、その周辺事情の方がポイントと言えましたかね。
弥生のもとに来るイマージュも、前のシリーズではよくあったものですし、とりたてて言うこともありませんし。
周辺事情としては、一目連の、弥生に対する入れ込みよう。
特に、他のメンバーやあいに対してのアクションがあったわけでもありませんが、前のシリーズでも、ときどきこういった情みたいなものをかませてました。
あと、骨女の足・・・かな。(笑)
シリーズが長くなると、こういったサポートする3人の方の描写がいろいろと附加されてくるのは当然でしょう。
この3人についてのなにがしかの因縁話も用意されてるのかもしれませんし。
ただ、個人的な好みとしては、視点を周囲にズラすのではなく、閻魔あい個人の戦い、葛藤にしぼりこんでほしい気はするんですけどね。