今回は物語の骨格部分の進展だったんですが、再三書いてますように、メカ描写やバトルが古いので、こういうバトル主体の展開になると、どうも退屈でした。
というわけで、人物にスポットをあてたいところなんですが、描写量が少ないので、今回は簡単に。
ほとんど主人公の伊織ちゃん。
こういう熱血系が主人公にならなくなって久しいわけですが、春香がほとんど映ってなかったこともありまして、今回に関しては唯一ヒロインぽかったところ。
そういやしゃべり方がアレですけど、課長さんタイプも昔は伊織ちゃんタイプとともに主人公第1のバックアップでヘンコなドクター、っていう役どころだったんですが、なすすべない中間管理職、っていう色彩がありありと。
それにしても、モンデンキント本部、っつうのがますます謎な組織になってきてますなぁ。
日本支部とこれだけ思惑が違うのに、これだけ強力な火器兵器の権限を与えてた、っていうのもねぇ。
雪歩・・・もう少し進展があるかと思ったんですが。
亜美の「春香さんと友達じゃなかったのー?」という問いかけに対して、
「私はいつだって千早さんのためだけに」でおしまい。
バトルに時間を割いたため、っていうのはわかるんですが、もう少し葛藤を見せてほしかったかなぁ。
4つの胸。(笑)
いや、なんか今回、千早、雪歩、真の搭乗シーンでの胸の強調、かけつけるあずさの胸と、なんかやたら巨乳描写になってたんですが。(^_^;
雪歩はいいです。水着回のことを思うとそういうアニメ設定でしょうから。
しかし他の3人、特に真があんなにデカくていいんですかね、っていうか、本来のアニメ設定はこうだったかなぁ・・・。
この中では斜め上からのアングルで、胸のふくらみを見せてくれる千早さんが一番良かったところではありましたが。(^_^)
今回行動で主人公っぽかったのが伊織なら、シーンとして主役っぽかったのが亜美とテンペスターズ。
亜美はただ見ているだけではありましたけど、テンペスターズの召還、そして身を挺しての空からの攻撃からの防御と、けっこういいシーン。
もっとも、幼女誘拐犯でしたけどね、テンペ。(笑)
「見ているしかないのですか」の中間管理職、課長さんと、飛び出していった動機があんまりはっきりしないあずささん。
これは次回に生かされるのかな・・・今までの流れですと、そんなこともなさそうですが。
元来隕石掃討目的だったのに、軍隊が動いていることとか、つっこめばいろいろと面白そうなことをやってました。
次回予告は、真のカニ講座。
食べる分にはおいしいからいいんですが、鑑賞価値としてはどうあかなぁ、あれ、節足動物ですよ。(^_^;
なんかネタの出し方、仕掛け方から、一部で「悪ふざけがすぎる」とか「京アニの踏み絵だ」とか、賛否両論いろんな意見が出ているようで、なかなか周囲がにぎやかになってますけど、普通に「サーヴィス精神の旺盛な面白い番組」ではいけないんですかね。(^_^;
確かに、EDが実写になってから、かなり辛いところがあるのは事実ですけど、長いことこういう趣味をやってますと、嫌なものは視界に知れずに画面を見つめることができるようになります。(笑)
本作ですと、今回のようにクラスメートがたくさん出てきて、そこそこの役割を担ってたりすると、エンドタイトルでキャスティングとか原画の人とかを確認したくなるのは人情ですよね。
そのときでも、キャスティングや原画家の名前だけ見て、実写と思しき男女は視界からワイプアウトしています。
文字列の方にセンサーが働いていたので「かおりん」という文字だけは目に入ってしまいしまたが。(^_^;
ということで、あのエンディングが「不快だ」「悪ふざけだ」という人の気持ちもわからんでもないですけど、もう少し技術を磨くと、もっと幸せに視聴できるようになると思います。(笑)
さて本編。
今回も身近なネタをいろいろありがとう、なんですが、これについても「ピンポイントだから、的中する人には親和性がすごく高くなるけどそうでない人はおいてきぼり」・・・みたいな意見も見ました。・・・めんどいのでいちいちリンクは貼りませんけど。
これもある程度見慣れてくると、そういった体験がなくても、その語られている対象と思しき実体験感覚が身のうちに起こすこともできるようになります。
アニヲタはかなりの確立で、鉄ちゃん(地理ヲタ)、ゲーヲタ、PCギークだったりしますからね。そこで得た知識で、脳内に埼玉県に住み、アキバに日参し、ポイントをためる高校生という仮想人格が住み着くのなんて普通のことだと思います。
つうことで、今回のつっこみ。
まず、近眼のみゆきさん。
0.1以下ってことは、検眼の際、全然見えなくて前によっていくタイプですな。
目にいいのはブルーベリー、っていうのは情報が少し古くて、最近はむしろカシス(クロスグリ)の方が注目されてたりしますね。
・・・しかしアントシアニンよりも、亜鉛の方がより摂取したい、と思ってしまう今日この頃。(爆)
乙女ロードなんですが・・・・。
年4回、サンシャインへ行きますので、その前を通るんですが、ポン橋のヲタロードのような禍々しさはないですなぁ、決してさわやか、あでやか、っていうものでもないですけど。
あと、食玩目当ての・・・ってくだり。
オトナ買い、って実はもうあんまりおとなはやらなくて、問屋買いになってると思うのですが、ひょっとして大阪だけかなぁ。
店頭用に詰められる前のものを購入していくっていうアレですね。
さすがに高校生だと厳しいかな。
聖地巡礼ねぇ・・・。
3大、なんていうから、てっきり岡山県太老神社、長野県木崎湖、広島県三次市かと思ってしまいましたよ。(^_^;
個人的には、北海道小樽市に行くと、16歳の可憐な金髪ロシア少女がガラス職人の修行に励んでいるシーンに出くわすんじゃないか、っつう妄想に、いまでもときどきとらわれます。(笑)
あとは、「くさったおなごと書いて腐女子」とか、
「こんな腐った目で友達を見てはいけない」という田村ひよりの腐女子地獄まっしぐらな姿勢に感動してしまいました。
原作未プレイ組。
予言していたごとく、綿流しの日の後、命を落とす梨花。
結局あの一人語りの相手がわからぬまま、命を落としてしまったかっこうになりました。
そして、魅音、詩音、圭一と、やけにあっさり死んでしまいました。
話の骨格が沙都子と梨花だったから、っていうのはありますけど、どうもあっさりしすぎてますね。
第2シリーズは第1シリーズで免疫ができていたせいか、そんなにわかりにくい、ってこともありませんし、むしろ筋立てだけなら単調でさえあると思いますし、なにより残虐描写が減ってキャラ絵がきれいになってるため、画面としては見やすくなってるんですけど、こういう話が面白いか、といわれると、少しつまってしまうところだったりもします。
原作を知らないと楽しめない、っていうのは、アニメとしてはあんまり感心できたもんじゃない、というのが私の基本姿勢ですので、ちょっと筋についてあれこれとは考えたくなくなっているところです。
決してわかりにくい、ってことはないので、その点は及第点なんですけどね。
従って、もう話については深入りせずに、作画面で気に入った点をいくつか。
沙都子にせよ、梨花にせよ、小学生年齢だったと思うのですが、その未発達の四肢の描写が今シリーズではすごくうまくなってるように感じています。
今回で言うと、河に落ちて、びっこをひきながら戻ってくるところ。
足を怪我して、引きずるように歩く、っていう描写事態はごく普通にありますし、とりたてて珍しいものでもないのですけど、沙都子のまだ未発達の下肢が棒切れのように傷ついて、そして関節と骨が浮き上がってくるような脚部、脛の様子でした。
あの辺の痛々しさ、っていうのは、第1シリーズではあまりなかったですので、目をひいたところ。
四肢の細さ、未発達さについては、梨花や、名もなき級友達の描写でもあったんですが、沙都子の場合、それがわりと徹底しているようです。
その沙都子も、美人だけど目つきの怪しい看護婦さんに殺されてしまいましたし、これで残ってる、というか生死のわからないのはレナだけになってしまいましたが・・・。
厄醒まし編・・・いったいどうしめるのでしょうか。
あと、山間部のようなところでガスが発生しても、全世帯が被害にあう、なんてのはちょっと考えにくいんですけど、そういうのはつっこんじゃダメなんでしょうね。(^_^;
テーマ:ひぐらしのなく頃に解 - ジャンル:アニメ・コミック