ジョミーと養父母の出会い・・・なんか絵がむごくて全然わかんなかったんですが・・・。(^_^;
たぶん上に書いたようなことだと思うので、想像で補完しておきます。
トォニィと仲間たちとのESP訓練が、あまりに狭い空間でやってたのに、ちょっと萎え。
今回、この養父母とか、訓練のシーンとか、ちょっと画面構成に難を感じるところが多かったんですが・・・。
ブルーやジョミーの広域にわたる感知能力とか、メギドの火さえとめてしまう力を見ていて、あんな狭い空間で練習しても意味ないんですけどね。
むしろ狭い空間なら、微細な感知を磨く方がいい、と思うのですが。
映像効果、ってのもあるんでしょうけど、ちょっとしょぼすぎでした。
トォニィのジョミーへの執着も、ちょっとわかりにくくなってきました。
こういう一方的な想いがもたらす切なさ、みたいなのって、竹宮作品のおハコみたいなところでしたので、もう少し丁寧に描写してほしてかったところです。今回のエピソードではなかったですけど。
スウェナの娘にしても、たしか今後重要な役をするはずですので、もう少し印象を強めてほしかったところではありました。
総体的に今回は「つなぎ」っぽくて、やや不満。
培養槽にプカプカ浮いてるプロトタイプも、Strikersの方がはるかに効果的に見せてますしね。
幼年期のフィシスが、良かったのでなんとかたえられたました。(^_^;
次回、決戦前夜。
次はまともかな。
一応、ダブル妊娠エンド、みたいなハッピーエンド(と言っていいかどうかですけど)もあったと思うのですが、今のところノコギリエンド、もしくは飛び降りエンドに向かってまっしぐら、って感じですなぁ。(^_^;
あの狂気と鮮血のラストへと向かっているのだとしたら、この憂鬱な進行、誠の優柔不断さ、肝心なところで踏み出せない世界、そして感情が一方的に流れる言葉、といったそれぞれに食い違ってくるキャラクター設定も、劇のすぐれたピースとして納得できるところです。
ただ、よそさまの感想とかもときどき拝見させていただくことがあるのですが、誠の評判が悪いですね、まぁ、当然といえば当然なんでしょうけど。
ゲームですと、主人公はプレイヤー自身となりますので、設定とかで特殊な例外を除いて、自分がそこに融合していく、あるいは感情移入して入っていく、って言うのが当然ですし、そうあるべきだとは思いますけど、アニメやマンガの劇作品としてですと、プロットのための人物っていうのも十分にありえますから、こういうおそらく鑑賞者から共感を得られないであろう人物を物語の主軸に据えて展開していく、っていうのは当然ありだと思います。
ブレヒトの「叙事的演劇」とか「異化効果」とかまで出してくるのはちょっとやりすぎではあるでしょうけど、そういう見方もあるでしょうしね。
一応、上に書きましたあの悲劇へ向かっている、という前提で書きますと、今までのところ、この誠の気持ち、行動はよくできてると思います。
加えて、誠っていうのはかなり平均値に近いところにいるようにも見えます。
つまり、主人公っていうのは短所とかはかかえていてもなにがしかの突出した長所があって、トータルで見ると平均以上の男子が作られているのが普通で、それゆえにこそ、そういった優位にある男子像に自分を重ねてみたりするんでしょうけど、誠の場合、それが平均値前後まで落ちているんですね。
従って、そこに自分を投影してみたり、感情を滑り込ませたり、なんてのが困難になるわけです。
しかも物語はかなり痛い悲劇へと向かうわけですから、このバカのせいで・・・という気持ちになるのはわかりますけど、私としては、物語として楽しみたい、またそういう欲求を満たしてくれる作品だと思ってますので、誠の欠点というか、人倫に劣る行為につきましては、それほど不快感はないんですよね。
彼の行動とか情緒とかに賛同するわけでは決してありませんが。(笑)
今回、フェティッシュなシーンがいつもに比べてやや少なかったので、ちょっと誠の受け止め方についても書いてみました。
少ないといいましても、他作品に比べれば格段に多いんですけどね。(^_^;
ゲームでは分岐がやたらあったので、今回のところ、言葉が乙女に対して「誠くんの彼女ですから」といってしまう下り、そして屋上での情事を見てしまう下りまで一気にきましたので、やけにテンポが速い印象でした。
ここから凄惨ないぢめのシーン、へと向かうわけですが、どういう描写になるのか、また、澤永がそそのかされて、っていうのを入れるのかどうか、も興味あるところです。
黒田光については、今までの扱いを見てますと、あまり悲劇にまきこまれないような終わり方も可能なんですが、はたしてどうなりますか。
ということで、気に入ったシーンを回顧しておきます。
まず、本作のオアシス、心ちゃん。

心ちゃんが出てきたときは、やはり筋には関わってこなくても追跡しておく、これは正しいヲタの姿勢だと思います。(笑)
そして刹那。
世界に「伊藤は桂と別れたんでしょ?」と問い質し、肯定とうけとめられる返事を聞いて少し微笑みました。
いい表情でしたね。
この時点では悲劇へまっしぐら、なんてことは考えてないでしょうから、友人想いの良い表情になっていたと思います。
その刹那がクラス委員として進める学園祭の出し物。
ペケになってましたが、妹喫茶って。(笑)
澤永がピンク色の妄想で暴走して、刹那が「却下」、黒田が「あちゃー」という顔で頭を抱えてたりと、こっちのクラスは和気藹々。
そういや私、ゲームの方は刹那エンドやってないんですよね。
一線を越えてしまった世界は、誠と盛りまくり。(^_^;

ところかまわずキスしまくってました。
もちろん、誠の側からの積極的というか動物的というか、執拗な攻撃によるものでしたけど、もう世界の方もカラダの反応を止められない、って感じでしたなぁ。
平静を装っていても、一線を越えた、っていうのは刹那に感づかれてしまってたんでしょう。
しかしそれにしても、学校の屋上でもまぐわいあう、つうのはいったいいかがなもんなんでしょうか。

最近の若いモンは・・・羨ましいぞ。(笑)
おさえられんかった、っていうのがアリアリでしたね、今回。机の下から太腿さわりに来てたりもしましたし。
この動物的なところかまわずの求愛行動見てますと、2人とも経験の浅さ、っていうのが感じられますね。
誠はとにかくいつでもしたい、つながっていたい、もうそれだけ。(笑)
でも、破局とかの経験がないから、世界が「桂さんに言おう」といってもしり込みしてしまって、先延ばしに。
後にのばせばより傷口が広がる・・・そんなことには思いも及ばないのでしょう、若さと経験のなさを考えたらわかりますけどね。
一方の世界も完全に袋小路。
屋上での情事ででも、自分から好きだ、ってはっきり言っちゃってますし、こっちも自分の気持ちに対して、正面からむきあうのに時間がかかってしまった、ってことなんでしょう。
でも、それがもたらすことに対しての漠然とした不安、みたいなものは、誠よりはしっかり持ってるわけでして、ここらへんは女性っぽい、ってところですかね。
さて、学校の顔役とも言える、加藤に対して宣戦布告してしまった形になる言葉。
当然加藤がいっせいに包囲網を敷き始めますが、言葉がおいつめられていく原因のひとつでもありますから、痛々しい憂鬱展開にはなるでしょうけど、しっかり描いてほしいところです。
加藤の仲間から携帯で連絡が走り、刹那陣営からも、クラブが同じ七海へ、そして刹那へと。
さてさてどういう描写を見せてくれますか。
ともかく、最初の衝撃、言葉が世界と誠の情事を見てしまうところまで進行しました。
フェティ描写が、今までと比べるとやや少なかったので、次回はそっちもがんばってほしいところです。
「ルーカスとスカール」の店・・・原語ではどういう綴りになってるのか興味ありますが、ともかく今回はネタの仕込み。
あのひそひそ声の相手は・・・が今後の問題点でしよう。
今回の本命、復活のジャスミン。
しかもお嬢様衣装でかなり萌え・・・といいたいところだったんですが、ちょっとラインが変だったような気も少し。
「野育ち」スタイルも野性味がいっぱいつまってますし、なにより大腿部から脚部の魅力が半端じゃないので、すばらしいデザインにただただ感謝、だったんですが、こういう衣装を召しての登場というのもいいもんですな。
ただまぁ、髪の色をしっかりと今まで印象づけてきてくれてましたので、ここで顔だけ見せてくれても、すぐに判別できるのが強みですね。
もっとも、この作品は、多種多様な職業、年齢が出てきますので、似た顔、表情が少ないから、顔だけでも判別がつくようにはなっているみたいではありますが。
ジャスミンに接近するデインを見ているリーフの表情が「ちょっとおもしろくないぞ」って感じで、こういうのも良かったですね。
あまりジャスミンに対しての恋情的なベタベタした描写はかったですから、こういうちょっとした表情に、変化の兆しを感じなくもなかったところ。
第2クール以降、幼年むけ路線にはっきりと切り替えてますので、あまり色恋の話にはもっていかないと思いますけど、それでも時折そういったことを想起させてくれるような描写があるのは嬉しいですね。
次回「リーフ、危機一髪」・・・なんですが、予告映像見てる限りですと、ジャスミンがオルにつかまってつるし上げられ、「ジャスミン危機一髪」みたいで、激しく萌え。(笑)
久しぶりにジャスミンのピンチが見られるのでしょうか、かなりワクワクです。(^_^)