音の怪異の輪。
こういう音楽怪談はなかなか絵にしづらいんですが、アニメのいいとこですね、音楽もつけられますから。
授業をさぼっていかがわしいバイトをして・・・という問題児らしい少女と、共有する怪異の音。
「見える」静流と違って、古関は芸術気質から得意な冷霊媒体質になってしまう、という展開でしたけど、人の中におこる感覚の変化を取り扱っていただけに、きわめて幻想味、神秘性の強いものに仕上がってまして、なかなかひきこまれる画面でした。
静流の変化が好奇心から、徐々に音楽への興味に移り、それを演奏してみたい、共有してみたい、と変わっていくくだりは、そのまま進んでいくとけっこう怖いものになりそうだったにもかかわらず、古関との接点がまるで学校の中にある異空間で奏でられる夢のような世界になっていたこともあって、実に不思議な世界を展開してくれていました。
そして最後には、その音楽の中で、身近な人、瑞希や級友たち、家族、そういったもの達を幻視し、とけこんでいくかのような一体感になっていきまして、あっち側とこっち側の境目が取り払われてしまいました。
なんとかおじいちゃんのシグナルで自分を取り戻しましたけど、この終った後も淡々と描かれてましたし、すこぶる面白かったです。
静流の目に映っていた家族はもちろん幻想だったのですけど、古関の姿はどこまでが現実で、どこまでが幻想だったのか、幽冥境との境を、音楽でボカしていく展開は、秀逸でした。
例によって、具体的な怪異はそれほどはっきりと示されたわけではないのですが、そういうなにかの「もの」が聞こえてくる、という人と人との話にもっていっていた、という点で、出色の仕上がりだったと思います。
やっぱり一番面白いのは、そういった怪異にかかわっている人間、とらわれていたり、感覚していたりする人間の方ですからね。そういった意味でも今回の話は、最初のころの、極力妖怪を見せず、それをどう感じるか、という点に絞っていた最初のころの雰囲気だったといえるでしょう。
・・・いや、もっとブラッシュアップされてたかな。
舞台こそ田舎の学校でしたけど、すこぶる洗練された幻想譚だったのではないでしようか。
うん、今回の話はすこぶるよかったです。
ああ、作画がかなり変。(涙)
モブが崩れてる、っていうのは今までもときどきありましたけど、今回、アップ以外がそこそこ悲惨なことに・・・。
うう、今までがよかっただけに、残念です。
話も、珠姫が卑怯な手段で監禁されちゃうところですし、しかもこの後、もっと陰湿なことをされますし、少しテンションの下がる展開ですから、ダメージけっこうあったかな。(^_^;
つうことで、今回は、気に入ったところだけ拾っていくにとどめます。
・おまえ、どんだけキリノが好きなんだよ。
コジロー先生がサヤに言った言葉。
キリノの欠席を心配するサヤの気持ちを皮肉って言ったのですが、そのコジロー先生をはじめ、みんなの頭の中で浮かび上がるキリノのがんばりやさんのイメージ。
うん、今回のハイライトかな。
かなり空回りのところもあったんですが、サヤなりにしっかりと見ているキリノ。
いい友情でした。
・店に立つキリノ。
あー、たぶんキリノが店に立つほうが売り上げが上がると思います、っつうか、ふだん自炊しているワタクシですが、キリノみたいな娘が売り子してたら、毎日のおかずはここで買っちゃうぞ。(笑)
でもキリノの明るさ、がんばり屋さんなところ、家がこういったお店をしている、っていうのも、かなり関係しているんでしょうね。
・キリノ・ママン。
過労でダウンって・・・てっきり悲惨なことを考えてしまってましたが・・・あれなら半分自業自得?(^_^;
・ブラックミヤミヤ。
私だけ勝ててない・・・黒いものがたちこめるミヤミヤ。
この後、ダンくんに慰められてましたが、ダンくん、成績いいだけあって、心とか空気とか読むのうまいですねぇ。
・ドジっ娘さとりん。
さとりんはたぶん次回、とんでもないシーンを見せてくれそうなので、期待しておきます。(笑)
こんなとこかな。
あえて東条高の小西はスルーしておきます。(^_^;
京戸九段・・・たぶん名前だけだと思うのですが、故・京須八段から名前を取ったんでしょうねえ。
京須行男八段は、昭和35年に47歳でなくなられた、非常に温厚篤実な棋士だったそうですが、ご本人よりも、そのお孫さんの方がたぶん有名でしょうね。
昨年度、名人戦を防衛して、第18世・永世名人となられた森内名人のおじいさんにあたる方です。
もっとも、森内名人が生まれた頃にはこの世を去ってますが、A級はもとより、タイトル戦にも登場することのなかった京須八段(現役時は七段)、そのお孫さんが永世名人となり、羽生、佐藤(康)とともに、現在3強の一角を占めるにいたってますから、オールドファンには懐かしいものがあるのかなぁ、と思ったり思わなかったり。
ですから、あんなおじいさんの棋士だったことはないはずですし、「あんた、名人と寝たのかね?」なんて過激なことは言いそうにはないんですが、その後の、名人の一手の重みを伝えるシーンとか、プロとしての矜持を示すところとかは、昔の篤実だったと伝えられる棋士の面影を感じさせてくれるところです。
そしてその後の沙織のPCでの検討画面。
「疑問手」とされる一手だったにもかかわらず、本番でそういう手順で踏み込める名人の一手。
このあたりも、けっこうゾクゾクします。
プロ棋士がDB以外でどうやってPCでの研究をしているのか、というのは、詳しくは知りませんけど、けっこうそれっぽく感じたところです。
悪手でも妙手となることがある、というところですかねぇ。
あと、強い紫音の前向きな瞳。
勝ったはずの悟が苛立ちを感じてしまうくらいの強い心。
まぁ、実際には、安岡八段のように、若いころ低迷していた棋士が、一線に出てこれることはきわめて少ない世界なんですけどね、プロ棋界。
アニメ的には、主筋はこの紫音の前向きな姿、過去の忌まわしい事件の陰、そのあたりなんでしょうけど、棋士の姿、ありようをかなりのリアリティで描いてくれている、というのが面白いですね。
もっとも、劇中、女流棋士でもトッププロと互角以上に渡り合える・・・みたいなことが語られてましたけど・・・現在、過去ひっくるめと、それを感じさせてくれたのって、この原作者、林葉さんだけですけどね。(笑)
前も書きましたけど、女流のトップでも、いいとこB2くらいだと思います。
さて、物語は、歩くんの正体が沙織にバレちゃったー、てとこまででしたけど、考えてみれば、この歩の女装、かなり無理は感じますね。イマサラですが。
やっぱり家族ぐるみで口裏を合わせないと、露見しちゃう、ってとこでしょう、マスコミもかかわってきますし。
ということで、次回、その沙織がどう動くか、というあたりからですね。
先行地域の感想とか見てますと、ブーイングの嵐だったみたいなんで、どんなにひどいかと思ってたら・・・それほどでもなかったような。(^_^;
しかし、ある程度「今週はダメだったらしい」という先入観があったので、幾分緩和されたからかなぁ、とも思わなくもなかったり。
何の前情報もなく見てたら、やはり否定的な感情にはなっていたかもしれません。
ただ新キャラ云々については、確かにボツ個性で、設定が生きただけであまり話にからんでこなかったこともあって、それほどは気になりませんでした。多少、不快感はありましたが。(^_^;
むしろ、春香が千秋にまでけっこう冷たい態度をとってたことの違和感、こっちのが大きいかったですかね。
夏奈に冷たく出るのはいいんですよ、それで夏奈が調子に乗って暴走、っていうのは、ある意味本作の醍醐味でもあったわけですから。
ただ千秋にまで、ご飯抜きだの、理由も聞かず一緒になって遊んでるだの、っていうのは、けっこう痛いかなぁ。。。
そして、まだなじめない黒モブ。
モブに徹しているんならともかく、そこそこ重要なことしゃべってますからねぇ、あの黒モブはかなりマイナスだと思うんですが・・・。
つうところですか。
別段裸はなくてもいいんですが、画面に花はないといけないと思うんですよ。
その花が今回あまりに少なかった、ていうのも辛かったところ。
まぁ、マコちゃんの衣装発見談や、ベンチで浮浪者みたいに横になってる夏奈、と、それなりに妄想を刺激してくれるシーンがないわけでもなかったですが。(^_^;
策がについては、花もなく、格別優秀と言うわけでもなかったですが、破綻とかってほどでもなかったと思います。
でもまぁ、今までで一番低かったかな。(^_^;
これが底だとしたら、むしろ安心できるところではありますけどね。
あと、フユキの九州弁?・・・ぽいのは、必要でしたかねぇ、ちょっとズレてたように思うんですが。
いままでがよかったので、ややかげりを感じてしまった今回ですが、次回は回復してくれていることを期待しています。
テーマ:みなみけ~おかわり~ - ジャンル:アニメ・コミック
火事のシーンとか、テニス部の合宿に顧問とか大人の影がないこととか、今回もけっこう穴だらけでしたけど、前2話ほどひどいこともなく、普通程度の話には仕上がってたかな。
それに加えて、フミカの同業者、チアキとかっていう配達人も出てきて、こっちのやりとりはなかなか面白く鑑賞できました。
人間生活の人物造形とか、心理描写があまりにダメダメなんで、こっちに特化してくれんかなぁ、とか思ってしまったり。(^_^;
つうことで、批判的なことはあんまり書きたくないので、気に入ったところだけ拾っておきます。
・フミカの過去。
すぐにこの話に入るかと思ったら、全然違う話。
一応、野島刑事宅での父子の会話で、今後の伏線っぽく語られてましたので、もう少し進んでからやるんでしょう、たぶん。
しかし、あの父刑事の「そんなバカな・・・」という言い方とか、チアキが後で「死んだ人しか配達人になれない」みたいなこと言ってたりしましたから、美川フミカは野島父子双方に面識があって、既に死んでいるんだけど、その事実は父の方しか知らない、という流れかな。
・担当地域。
配達人には、かなり狭い担当地域が分け与えられていて、それぞれに担当者とその杖がいるもよう。
地域が違っても、別にケンカとかにはならないようです。
・チアキとマトマ。
蘭達が強化合宿に来た、かもめ市外・某市の担当らしい配達人。
配達人は死んだときのまま成長しない、といってたから、おそらく若くして死んだと思われます。
もっとも、「それなのにフミカは成長している」みたいなことを言ってましたから・・・何か別設定とかがあるのかな、なんかそんな気がしなくもなかったですが。
チアキの冷酷そうな視線とか、表情とかっていうのは、けっこうゾクゾクきますね。(^_^)
あと、マトマは男性人格っぽいので、女性、もしくは女性人格だけがこの仕事に就くわけでもなさそう。
・蘭と七恵の交情。
いままでやたらすぐ人が死ぬ展開でしたので、どちらかがあっさり死んじゃうのかな、と思ってしまったんですが、そういうこともなく、また、男嫌いの蘭の心の隙に忍び込んでゆりんゆりんな展開に持ち込むのかとも思ったのですがそんなこともなく、普通に良いお友達でした、で終わってしまった2人でした。
つまり、そっち系の人たちに対する、単なる釣りでした、ってことかな?(笑)
デザインがもっと萌え系だったら、つられてもよかったんですけどねぇ。
黒星紅白さんのせっかくの元デザインがかなり損なわれているような気がしなくもなかったです。(^_^;
・カナカの話芸。
松岡さん、良すぎ。(^_^)
これくらい松岡さんの存在感が強烈に迫ってくるのって・・・アベノ橋以来かなぁ。
かめも市外に出ることになりワクワクしてるところをフミカにつっこまれて「好きな料理でも毎日だとあきちゃう」と返すところとか、マトマと漫才口論になって「なんだとコラー」と返すところとか、もう最高。(^_^)
・豪華CV陣。
今まで主役2人の至芸に酔うだけでしたけど、今回のこの布陣はなかなかすごかった、というか、けっこう好きな人がワラワラ出てきてくれたので、感激でした。
立石尚子・・・田中敦子さん。
とっても情緒的な演技で、少しやりすぎか?・・・と思わなくもなかったほどでした。でもさすがですねぇ、ああいう語りをしっかりとしてくれるあたりは。
チアキ・・・浅野真澄さん。
ますみん、相変わらず達者なところを見せてくれました。一応、可愛い系というより、ツンツン系っぽく作ってくれとりました。
四ツ木七恵・・・新井里美さん。
けっこうおさえてしゃべってくれてましたけど、少女の艶みたいなものはうまく出してくれてました。
八広蘭・・・喜多村英梨さん。
んー、キタエリは割りと普通でした。「いぢわるね」とかもう少しあだっぽくても良かったと思うんですが。(^_^;
・死後文の内容。
んー、なんか行動と書いてる情緒との間に矛盾を感じるんですが、まぁ、とりあえず、シーンとしてはよくできてたかな。
もっとも、敦子さんの語りに因ってた、というのはかなり感じましたけど。(^_^;
カナカと、ゲストCV陣が良かったので、今回は脚本の粗の部分がかなり小さく感じてしまいました。
次は・・・まだフミカの過去話にはならない・・・かな。
第3話・吸血木。
マガジン版で「のびあがり」の話のときに出てくるヤツなんですが、のびあがり本体よりも、この吸血木の方が怖かった記憶があります。
もっとも、今回のラストでも見せてくれたように、赤い実となって、そこで再生が行われるプロセスというのは、恐ろしい中にも幻想味がふんだんに立ち込めていて、読み終わったときに周囲の空気の色が変わってしまっていたような感覚になったものでした。
しかし、のびあがりのときは、鬼太郎が吸血木の餌食となってしまったんですが、今回の話は一介の市井の人なんで、ちょっと食いたらないところはありますね。
幽霊族とか妖怪とかではなく、普通の人間が戻ってきてしまう、というのは・・・やや物足りません。
舞台が昭和都市の裏町へと戻ってきてたんですが、薄暗い照明の中で繰り広げられる、トランプの歌謡ショウ、大衆酒場、裏町の寂れた下宿屋・・・。
色相がアンニュイでいい感じです。
トランプの歌だか歌謡ショウだかの題名も「有楽町で溶けましょう」ですから、昭和30年代くらいが背景かな。
フランク永井の「有楽町で逢いましょう」は昭和32年のヒット曲ですが、昔の歌はかなり息が長かったですから、1960年代になっても歌われていたと思います。
水木先生が『ロケットマン』でデビューされたのもこの頃だと思いますが、貸本漫画時代はどのあたりをもってデビューというか難しいので、先生自身は漫画で食っていけるようになった『テレビくん』あたりをデビューと考えておられたようでした。
さて、今回のもう一つの柱、寝子。
ゲゲゲ第5期の猫娘ほどではないのにしても、かなりモダンな美少女に仕上げられていて驚きましたが、貸本時代の水木漫画って、けっこう銀幕のスターのような美女が出てくるんですよね。
そういう意味で、センスはかなり違いましたけど、らしくてよかったです。
ただ、鬼太郎が懸想する・・・というのはちょっとなじめませんでしたが、まぁ、これは趣味の問題かな。(^_^;
このモティーフは次回以降へと続きますので、そのときを期待して待つとしましょう。
ところで、全11話らしいので、あまり多くの話は入りそうになさそうで、少し残念です。
OPに出てきてますから、チベットの高僧チンポ師が出てくるブリガドーン現象の話はやってくれると思うのですが、『おかしなヤツ』とか『ゼウクロドン』の話はかなり微妙かなぁ・・・。
アバンでいきなり葉狐登場。

くるくる回転しながら変な登場でしたけど、いきなりマルの○ンコをふんずけてました。
美女に汚物をふませるなんて、ひでー番組ですね。(笑)
そして、この人も巨乳です。
どうやら彩というのは、胸がふくよかでないとなれないもよう。
単に、彩吊り師の趣味、ってことだけかもしれませんが。(笑)
謎のお調子者は、学院の理事長で、晴嵐の兄だったようですが、最初名乗ったとき「シナノシエン」が「支那の支援」に聞こえてしまい、ちょっと欝になってしまいました。(^_^;
今回はこの紫炎と葉孤の紹介、というだけで、けっこう軽い話でしたけど、戸丸警部と、紫炎の軽快なやりとりは面白かったですね。
「ピシ・・・ピシピシピシ」
「シワのふえる音」
こんな中学生みたいなネタにひっかかる警部も相当だと思いましたが・・・気になる年なんですかね?
あとは銅像の伝説と、形状記憶合金の話で、恋するヤエちとゃんが可愛いくて良ろしゅうございました。
・・・ま、こんなとこですかね。
次回、もうひとつの彩・・・ということで、この葉孤が、初美やさなえとからんでくることが予想されますので、楽しみです。
彩になると、肌が露出してラインがくっきりと浮き上がる、実に嬉しいスタイルになるわけなんですが、葉孤に関しては、平装時のタイトスカートもなかなかラインが丸くてステキでしたわん。
次はもっと出番が増えてることを期待しておきます。(^_^)
うわーーーーー、アキラがぁぁぁぁ。

ラストに至るまで、とってつけたような温泉とか、聖痕とか、ガーネットの変容とか、なんかいきなり出てきた設定で話を進められて、おいおい、また行き当たりばったりの展開かよ、といささか覚めてしまったんですが、このラストにはちょっと衝撃を受けました。
サブタイ「慟哭」・・・トアかジンの慟哭、かと思ってたら、マキナの慟哭だったんですね。
リンドヴルム隊では、ジークリンデよりもアキラの方が好きだっただけに、ちょっとダメージでかいです。
激しく気落ちしてしまいましたので、簡単に感想だけ書いて終えておきます。
聖痕・・・ギオの傷の痛みを移行させてるのかと思いました。
一応この辺が、18話以降の伏線かな。
かなり唐突感がありましたけど。(^_^;
ガーネットの左目。
はっきりと描写されたわけではなかったですが、ガーネットもドラゴンだった、ということですな。
第3のドラゴンでunknownになってましたから。
これも唐突感は相当あったんですが、だとすると、十何年前でも超乳だった、というのは納得できますね。
あんまり嬉しくない設定ですが。(^_^;
戦うガーネット。
以前も思ったんですが、なんか胸にリュックしょってるみたいなんで、見づらいし、戦いにくそうですなぁ。(^_^;
やっぱりエネルギータンクなんかな?
とってつけたような温泉。
もうあざとらしすぎて、どうつっこんでいいのか。(笑)
ただ、温泉と言う割には、全然サーヴィスショットがなかったので、これなら無理に温泉ネタにもってかんでも、とは思いました。
まぁ、こんなとこですかね。
アキラちゃん絶命がショックで、見返す気力がなくなってしまいましたので、間違いとかあったらごめん、です。
テーマ:ドラゴノーツ-ザ・レゾナンス- - ジャンル:アニメ・コミック
前回の幽霊娘まなみたんのターンが終わって、むさいおっさんのターンかい、と思って、割と消極的に視聴を始めたんですが、今回もまなみたんのターンは続いていたもよう。(笑)
つうことで、今回は、麗しの幽霊娘、黒羽まなみたん回顧展でいいですね?
メイド姿が嬉しいまなみたん、ムッハァーーー。
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いつきくんにハーブティーをお届けするまなみたん。ムッハァーーーー
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悪い魔女がいつきくんを餌でたらしこみに現れたぞ!戦えまなみたん、ムッハァーーーー
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ま、だいたいこんな話でしたかね。(違ゥ)
「今日はどうしてメイド服なの?」
「・・・変かな?」
何を無粋なこと聞いてんねん、いつき、・・・だったんですが、答えになってないまなみたんも激しく萌へ。
いいよいいよー、まなみたんならどんなファッションだってオッケーさ。
幽霊なんだから、どんなファッションでも思うがまま、ですね。(^_^)
というわけで、今回は一応進行上は、OPでも出てきた真言系僧侶・隻連の顔見せ話みたいなところでしたけど、視聴的には、メイド姿が嬉しいまなみたんナイトでした。
あとは・・・2人の足が相変わらずよかった、てことくらいですかね。
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第1話の頃は、魔法の箒になって穂波の太腿にはさまれたい!・・・とか思ってましたけど、今回は、ポッドになってまなみの胸に押し付けられたい!・・・でしたかね。
それと、いつきくんから見て、まなみのスカートの中身が見えてたんじゃないかなぁ、とかそんな嬉しい連想をさせていただきました。
次回は魔神がどうたらこうたら、みたいですので、アディがらみかな?
爆笑。なんか久々に面白かったですわ。
Aパート、ちょっと作画に難があるかなぁ、と思いつつ見てたんですが(いや、長すぎる首がやたら気になったもんで)、エンドテロップ見ると、アールの中澤さんが、ひとりで張り切ってくれてたみたいなので、まぁ、メーターの個性の発露として承認できるところかな。
なにより、千里ちゃんの、エロい女体が巨大化爆裂だったので、美少女の恥ずかしい姿が大好きな者といたしましては、少々糸色先生の首がろくろ首みたいに長くても、桶桶だったりするところ。
その千里ちゃんの勇姿。
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なんかどっかで見たようなのと戦ってますが、うちは検証サイトではないので、ぎゃはははは、量産型やんけー、という程度にとどめておきます。(^_^;
しかし、爆裂!ゴッドフィンガー・・・のところとか見てると、きっちりちゃんの顔じゃないよなぁ、すでに。

まぁ、エロカワだったので、良しとしておきます。
そして、皆が気になった、P漫ぱんつ。

しかし、ワタクシは、ぱんつからのびた、麗しく肉付いた大腿部の方に感動してしまったのでございますよ。
側面のテカリが、いかにもむちむちぷるぷるの美少女肉がつまっているようで、しば感激の時間でございました。(笑)
そしてもう一つ、毎回おなじみの、下品な方の尻と腿。

いつものアイキャッチ感覚でしたが、こっちはいかにも頭が悪そうにショットでたまりませんな。(笑)
千里ちゃんのぱんつ~尻~太腿・・・というのは、言ってみれば松阪牛とか三田牛とかの高級霜降り肉で、カエラのパンチーラ~尻~腿・・・は、スーパーで売っているミンチ肉みたいなもの。それも閉店間際で半額表示されてるようなの。
でも、庶民はそういう安くておいしい、いつでも食べられる肉も大好きなのですよ。(笑)
Bパートの久藤くんは・・・原作通り?
手元にコミックスがないので確認できませんが、たぶんそうかな。
みなさんの号泣顔がなかなか良かったですね。
中でも、芽留のが、ちょびっと好みでした。(^_^)
さてさて、今回のメインディッシュ、Cパート。
全然脇筋なんかではありません。激しく良かったです。
もう霧ちゃんのフェロモン広域散布、これにつきますね。
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スローネ・ドライも真っ青な、フェロモン広域高濃度散布でもうメロメロです。
第1シリーズでの智恵先生との百合盛りといい、今回の交くんたぶらかしといい、なにげにエロース炸裂キャラですなぁ、霧ちゃん。
あ、そういやどっちも相手の中の人、矢島さんなんですね。(^_^;
入ってきた交くんに見られてしまったしどけない姿・・・だったんですが・・・。

股間・・・ここまで描き込みしちゃっていいんかなぁ。
スパッツというより、ほとんどプレイ用のラバーショーツみたいです。(^_^;
引きこもっていても、しっかりと健康に成長してしまった、ということなんでしょう、すばらしいです。
胸の発育もさることながら、下半身の女性的成熟途上には目を見張るものがありまして、これまた感動でございました。
まだ肉がつききっていない大腿部とのアンバランスさにも、なんちゅーか、そそられるものがございますなぁ。(笑)
それにしても、このパーツへのこだわり。
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手足の適度な細さが、かなり魅力的ですね。決してガリ細の細さではなく、これから成長していくだろう、という細さ。
ムッシュメラメラでございます。
ということで、今回は、Cパート、ほとんど永久保存版ではないか、というくらいのすばらしいデキでした。
そしてラスト、なんか毎回えらく面白い迷作劇場。
今回は「弔問の多い料理店」・・・アニメで見ると感動もひとしおです。
もひとつメモ。
サブタイに京極堂が入ってて少し驚きました。
純文学メインだと思ってたんですが、そういうわけでもないんですね。(^_^;
それでは、霧ちゃんの艶姿で、〆ておきます。(^_^)
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テーマ:俗・さよなら絶望先生 - ジャンル:アニメ・コミック
メインエピソード自体は可もなく不可もなく・・・かな。
かなり恵まれた環境にいて、テレビにも出ちゃうわ、そこそこのギャラもとってるであろう少年の夢の頓挫、と言われても、あんまり共感できないし、どうでもいいかなぁ、とけっこうさめた目で見てしまってました。
一応、冒頭に歌唄が出てきて、いい表情してたから、それで今回のノルマはほぼ終了って感じかな。(^_^;
ところが、シリーズ全体の流れで見てみると、二階堂の正体が割れだしてきて、そういう意味ではかなり重要な回でした。
あむの目撃報告→ガーディアンの仲間に相談→唯世の推理で疑念増幅・・・と、なんかあまりに進展が早かったんですが、先生(おとな)と生徒(こども)っていう対立軸があるから、すんなりいかず、もう少しこじれるかな?
かなり嫌なおとなを演出してまして、それなりに良いキャラに仕上がってますな。
こどもが 嫌い、といいつつ、人気者になるべく装っていたり、ホンシンとの切り替えがシャープだったり。
ということで、今回はこのくらいで。
あっさり書いてしまったのは、ストーリィがつまらなかった、とかそういうのではなくて、TVOの地震テロップにちょっと腹が立ったりしていたからです。
・・・顔にかぶせるなよ。(涙)
今回の変身は、なんか久しぶりの感があるアミュレット・スペード。
ボーイッシュで可愛いかったですだ。
新ED、エロくて良いです。(笑)
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たぶんDVD発売時に、この字幕とかがとれてるヴァージョンも入っているんでしょうけど、一応、肝心なところのアップ。(笑)

これは大事なことだよね!(笑)
なんか回を追うごとに月音くんモテモテのバカさ加減、月音くんに迫る3人の悦痴姿態描写が、なまめかしく、かつあざとくなってきますなぁ。
こういうエロバカアニメも大好き。(笑)
今回に関しても、モテるからねたまれました、でも女の子たちの献身的な愛情と戦いで簡単にクリアできました、っていう、もうほとんど何も考えてないような筋でしたので、さくっとスルーして、嬉しかった点なんかを回顧しておきます。
まず、前回のエピソードでハーレムに加わった紫ちゃん。(^_^)
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魔女っ娘モードと、ラーメンちゅるちゅる。
ところで、確か、紫は前回嫌われている、っていう話をあれだけ入念にやっておいて、ちゃんとファンがついてる、っていうのは、激しく疑問のような気がしなくもなかったんですが、本作は考えたらダメだと思うので、スルーしておきます。(^_^;
そして、弾む肉弾、エロ妖怪の胡夢たん。
朝の挨拶は、すりつけるところから始まるようです。(^_^;
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いいねぇ、胡夢たん。
なんか原作ではヒロイン以上に人気があったらしいとかも聞いてますけど、この一途さと、このエロさ、よくわかります。(^_^)
のっぺらぼうというか、ぬっぺふほうというか、気色悪いデブの腹に手をつっこんだら、白濁粘液がぬるっとついてきたシーンは・・・・さすがにキモい方が先に立ったので、パスしておきます。
そしてヒロインの勇姿。

ま、まぁ、今回は、シリアスモードでの早とちりテレテレの図とかもあったり、子安コウモリが言ってたようにバトル時間がちょっと長かったこともあって、この戦うシリアス萌香の方がよろしかったですな。

あと、モブでブルマも大量に出てきたんですが・・・猫目先生、国語だけじゃなくて、女子体育もやってんですか?
・・・いや、考えちゃダメだ。(笑)
次回はスクール水着だぁ・・・なんですが、もうあざとすぎて、どうつっこんだらいいやら。
いかんいかん、考えたらダメなんがああぁぁぁ。(^_^)
もちろん、激しく期待しております。
テーマ:ロザリオとバンパイア - ジャンル:アニメ・コミック
瑛理子「人はなぜ恋愛するのか」
瑛理子「人はなぜ人を好きになるのか」
明日夏「人の気持ちをもて遊ぶなんて最低だわ」
瑛理子「そうね、あなたの言うとおりだわ」
・・・今回のハイライト、明日夏VS瑛理子。いやぁ、良かった。(^_^)
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最初、気持ちの変化、みたいなことを言っていた瑛理子の実験が、「恋愛」とか「人を好きになる気持ち」とかに切り替わっていっているこのセリフ。
そしてそれに対して、もっと根源的な気持ちで反論する明日夏。
明日夏の方には、はっきりとした気持ちの変化があります。
今まで幼馴染のような、恋愛よりも友情のような感覚でいた、一輝。
その一輝が、自分とはまったく違う女の子に夢中になっているように(明日夏には)見える一輝を見て、痛む心、気づいた自分の気持ち。
でも、以前と同じように接してくる一輝に対して、自分の気持ちを打ち明けられない。
そこで、せめて一輝がよい方向にいってほしい、という、屈折した感情に囚われかけていたのに、その意中の少女は、何を考えているかさっぱりわからないもどかしさ。
この明日夏の気持ちの変化は、思春期に入って、異性としての意識が芽生えてくる時期の揺らぎを見せてくれてますし、同時に、純粋で一直線。
好きということが、身も心も一体となって反応していく、原始的な、あるいは性的な感情。
対して、瑛理子の方の変化は、考えを組み立てていった先にあるものと、身のうちに起こってくる感情とのギャップに気づいてしまったこと。
最初は純粋に思考実験だったはずが、一緒にいることで「楽しい」「快適」というものを感じてしまう。この段階で、恋とは自覚してなかったかもしれません。
ところが、相手の一輝が心許す相手として、別の少女と接しているのを見て、知ってしまった、自分が知ってはいても感じることのできない世界。
「人が人を好きになる」・・・皮肉なことにも、それはその相手が違う人を見つめていることで知ってしまった気持ち。
そしてその当の相手から、その瑛理子の気持ちが相手をもてあそんでいる、と指摘されてしまう。
瑛理子が認めたのは、食い違ってしまった自分の感情と、考え。
それゆえ、瑛理子は実験の終止を一輝に伝えるわけでしたが・・・。
問題は瑛理子がそれに耐えられるのか、食い違ってしまった心をそれで収めることができるのか、そういう問題。
いやぁ、面白いです。
心の変化、しかもポリシーを変えたわけでなく、自分の個性の延長の結果としての変化。
そして恋と気づくのが、相手が離れていってしまいそうになって、という展開。
よくある話とはいえ、丁寧に描いてくれているので、けっこう胸に迫るものがありますね。
今回はこの2人の対決、そして対決を通して、自身の心を知る瑛理子の姿が印象的でした。
もう一組の摩央。
摩央個人としての気持ちの変化、というのはわかるんですが、現時点で、うまくいっている光一と結美、そして甲斐くんとの交際。
こういうのを見ていますと、けっこうやっかいな想いを引きずっているなぁ、という気が相当します。
作品が始まった当初、甲斐くんの個性がまだわからず、かつ、光一と結美が引っ付くかどうかもわからなかった頃ですと、摩央は光一と引っ付いた方がいいんじゃないか、という気も幾分かはありましたけど、ここまで状況が進んでしまうと・・・横恋慕、という感じがします。
何より、選択肢のある摩央に比べて、選択肢がほとんどない結美ちゃんが、ちょっとかわいそうです。
どう決着をつけるんでしょうか。
甲斐くんが実にいいヤツ、っていうのが最近かなりはっきりしてきましたので、最初の頃考えてた破局プラン、つまり、
甲斐くんがレイプ、もしくは強引に迫る→摩央がショックを受けて別れる→慰めてくれる光一の元へ・・・という方向はかなりうすまってきたとは思いますが、いいヤツすぎるので、摩央のためを思って自ら身を引く、とかっていう展開もあるかなぁ、とか思いだしている昨今。(^_^;
少女達のゆれる気持ち、心の変化の描写が丁寧に描かれてますので、なかなか好感持てるんですが、今回、摩央、瑛理子、明日夏以外が完全に背景になっていたのが、ちょっと気になったかなぁ。(^_^;
特に、うどん娘と相原妹が、すっかりノイズ扱いなのが、痛々しいところではありました。(笑)
どのキャラクターが好きか、というよりも、一輝くんを巡る恋愛もようが面白いので、そっちがどういう方向で決着をつけてくれるのか、楽しみです。
ゲーム原作なのに、ここまで細やかな描写が可能になってる、というのは、原作に縛られない自由度が、ここに来てけっこ良い方向に働いているからだと思います。
そういう点では『true tears』と同じかなぁ、作品の方向性とかはまったく違いますけど。
次回は摩央の気持ちがメイン・・・かな。
絵が全然趣味に合わない上に、お話があさっての方向に語りかけてる感じでしたので、もう感想書くのやめよう、と思ってたんですが、今回の3兄弟、特に末弟・旬の中の人がすごすぎでしたのと、今回の話が兄弟という、その1点に集約されてましてけっこう面白かったので、一応記録しておきます。
一応主人公・・・とまではいえないかもしれませんが、物語を見ている目の働きの、次男・慎くん。
その目を通して映る旬だったんですが、みゆきちの演技がすごすぎて、弟なんだか妹なんだかもうわからなくなってしまいました。
第1話のときの鏡芝居も相当すごかったんですが、あれは意識的に別人格を表現していたのに対して、今回のは、弟の中に死んだ妹が浮かび上がってくる状況でしたので、姿が旬のときにユキの声に、ユキのときに旬の声になりと、もううまいんだかヘタなんだかわかんなくなってしまうすごさ、いやまぁ、うまいからこそ、なんですけどね。
まだアトリエの中で慎の恥ずかしい過去を暴くところとかは、「こんな可愛い子が女の子なわけないだろ」的な少年像だったんですが、港の突堤を歩いていて、ユキの像が重なってくるあたりの語りといったらもう・・・。
このみゆきちの「神郷旬」というキャラクターの挙動が、少々話があさっての方向をむいていようとも、絵柄が激しく趣味からはずれていても、見続けていかなくてはならんなぁ、と思わせてくれます。
CVがすごいので、話が多少パーでも追いかけていく気になれる、という点では、『シゴフミ』と似てるかな。
ともかく、今回は旬くんの独壇場でした。
話については、結局刑事さんの依頼を拒絶してしまう慎くん、というところで幕でしたけど、ぼんやりと兄・諒の気持ちに気づきはじめている、ということかな。
いや、たぶん気づいてはいるんだろうけど、直接言葉として認めたくない、というところかな。
諒が、大事なファイルを格納している場所のパスワーに自分たちの誕生日を使っていた、と知って、そのことの持つ意味から、密告はできなくなってしまった慎。
そして他人である瑛子でさえわかってしまう、諒の厳しい肉親の情。
「私もそう言われたかった」という瑛子の言葉は、少なくとも視聴者レベルでは、諒の気持ちをしっかりと伝えてくれてました。
ただ、旬の出したユキの映像だかスタンドだかわかんないものに対しては、まだちょっとついていけないところもあるんですけどね。
でもそれでみゆきちの出番が増えるなら、不明瞭な話でも別にいいかな、という気も少し・・・。
ということで、感想を続けるかどうかは、そのときの話次第、ということにしておきますが、視聴事態はしっかりと続けていくつもり。
なんか『赤庭』のときと、感じが似てきたなぁ。(^_^;
テーマ:PERSONA -trinity soul - ジャンル:アニメ・コミック
キターーーー、釘宮ガンダムついに登場。
これですよ、これ。平成ガンダムに欠けていたもの。
もうね、釘宮ガンダムが出てくるというだけで、お話とか総集編とか浪川キャラにぱちもんフラグがばんばん立ってたとか、そんなのはどうでもいいといいますか、気分はほとんどテム・レイの「総集編はもういい、くぎみゅーだ、釘宮ガンダムを映すんだ」の心境でございますよ、まったく。
まず第1声は「生きてる?」でした。
この段階ではまだメットは影だったんですが、アバンがあけて本編が始まるといきなりの登場でございました。
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ルックスは雑誌発表で見ていたのよりは、かなり落ちてる印象でしたけど、1話通して見終わると、かなり総集編的な色合いも強かったですし、作画水準自体はそれほど高いわけでもなかったですから(むしろガンダムとしては低い方?)、そこそこがんばってた部類ですかね。
ともかく、話は謎のガンダムが助け出しました、双方どちらもまったく情報を持ってませんでした、というくらいでしたから、ここに注力してくれるのは、まぁ、当然かな。
ただし、マスクとして見れたのは前半だけで、後半は総集編ということもあってか、かなりダメ。
とはいえ、くぎみゅがメットを取ってくれてたので、簡単に見ておきますと・・・。

でかっ・・・!(^_^;
妹キャラがこんなに巨乳でいいんですか、って雑誌発表の段階で既にいろいろと言われてましたけど、こうやってストーリィの中で見ますと、そのデカさがクローズアップされますなぁ。
釘宮で、妹キャラで、巨乳で、と言うと・・・『うたわれるもの』以来かなぁ?
ただまぁ、キャラ絵としてみた場合『うたわれ』の方がまだ格段に良かったですね。
一応、簡単にメモ程度に整理しておきますと、長兄が、ヨハン・トリニティ、長距離砲撃型ガンダム(という言い方でいいのかどうかわかりませんが)。
次兄、ミハエル・トリニティ、ファンネル放射型ガンダム。
末妹、ニーナ・トリニティ、GN粒子広域散布機能。
てとこかな。
ところで、ヨハンの機体、スローネ・アイン、といってましたけど、数字の1なら「Eins」です。「Ein」なら不定冠詞なんで、なんか妙な感じです。
ついでに言うと、ミヒャエルがミハエルになってる、というのも相当変なんですが、まぁ、これは釘声の「ミハ兄」で聞けたので良しとしておきます。(笑)
変な制服なんですが、乳のヴォリュームがはっきりわかるので、これはこれでよし、としておきますか。(笑)

たぶん、今日から、ガンダム同人誌の主役はおっぱいチャイナ・リューミンから、この釘宮ガンダム巨乳妹になると思います、というか、もう原稿描いてる人は確実にいそうですなぁ。(^_^;
ところで、このチョキを出す仕草、クセなんですかね、かなり可愛いですな。

それと、3兄妹の一人ということだったので、露出は少なくとも最初のうちは多くないだろう、と思ってたんですが、最初からバンバン前面に出てきてますね。嬉しいです。
今回、ルイスはほんとに顔だしだけだったんですが、作画がグダグダでしたので、今回に関してはあんなもんでいいです。
おっぱいチャイナにスメラギさんやオペ子ズも、かなりイマイチ・・・だったかな。(^_^;
貧乏姫に至っては、総集編にしか出てきませんでしたし。(笑)
セリフもなかなか心惹かれるものがありまして、
「大丈夫してる? エクシアのパイロットくん」
「それ、どんなバカ?」
「私、煮え切らない男、きらーい」
ええ声です。禿萌。(笑)
もう広域散布のあたりから、なんか別のガンダムが始まったみたいで、とってもよろしゅうございました。
ネーナのハロが「しゃーねーな、しゃーねーな」とか言ってたのも、かなりツボでした。(^_^)
ということで、今回は釘宮ガンダムお披露目の回、という位置づけでいいようです。
次回、いろいろと動いてくれそうで期待したいんですが・・・。

作画的にはかなり不安です。(^_^;
エンドクレジットの「次回お楽しみに」

このカット出してくるって、よくわかってるなぁ。
とにかく、作画的にはメロメロでしたし、半分総集編でしたので、シリーズ構成的にはあんまり褒められたものでもなかったんでしょうけど、釘宮ガンダムの投入で、ワタクシの脳内順位は急上昇でございます。(笑)
テーマ:機動戦士ガンダムOO - ジャンル:アニメ・コミック
作画・・・やや落ち。
なんですが、ジャスミンのくるくる変わる表情がかなり満喫できたので、結果オーライかな。(笑)
これだけ豊かな表情が描かれていて、しかも、その表情のところはしっかりと描かれてましたから、全体としては不満はないです。
お話は・・・まぁ、つなぎの話ですね、たぶん次回も含めて。
ということで特によかったジャスミンを簡単に回顧しておきます。
・「フィリを返しなさい!」・・・ゲキドるジャスミン。

・GRRRR・・・・猛獣ジャスミン。

・ペット品評会に連れて行かれたらしい、と知って、リーフに「大丈夫だ、フィリは無事だ」といわれて「ほへ?」顔のジャスミン。

ムダに可愛いな、ここ。(笑)
・ブライトリに昔の偽名で呼ばれて「わ・・・私のこと?」と、一瞬あせるジャスミン。

ここなんか、かなり元デザインからズレてるように思うのですが、可愛いは正義なので、すべて桶。(^_^;
いやぁ、デザインがかなりイマイチだったのに、これだけツボをおさえてくれますと、ジャスミンさえ可愛いければすべて桶、というのをいまさらながらに実感してしまうところでありますなぁ。(^_^;
特に今回、あんまり見たくないブライトリのアップ顔がかなりあっただけに、このジャスミンの萌えたぎるキュートさに、心洗われる想いでございました。
次回も低年齢むけっぽいんですが、幼女が出るらしいので、そこだけはとりあえず期待。(笑)
うわーい、ラゼルの入浴だー、おっぱいもおっきいぞー、と思ったのですが、悲しいかな、KBSのゴースト画像につき、キャプチャできません。しくしく。
総じて今回、かなり作画良かったんじゃないか、と思います。・・・ゴーストだらけの中での鑑賞でしたが。(^_^;
入浴シーンもそうでしたけど、洞窟の中でのラゼルの瞳に力みなぎる表情とか、視線の方向によって変わるおでこの輝き(笑)とか、かなりキュートに仕上がってたようでした。
一応SUNでもバックアップはとる予定、と言いますか、SUNの方を保存用にしていますので、そっちでたっぷりと確認してみようと思います。
話の方は・・・なんともゆるい展開でしたな。
ラストのお宝、「ここまで試練を乗り越えてきた2人の友情が宝じゃ」とか「ここまで難関を乗り越えてきた知恵と勇気が宝じゃ」みたいなオチかと思ったんですが、さらにどうでもいいオチでした。(笑)
まぁ、プロセスを楽しんでください、ってことですかね。(^_^;
あとは、女性向けっぽいので、仕方ないとは言え、ヤロー2人が相当ウザイ展開が続きます。
特にパロックヒート、なんとかならんのか。(笑)
妹の方も、実はこっちが悪いヤツで姉を亡き者に、とかっていう陰謀かなぁ、とか邪推してたんですが、そういうこともなく淡々と。
大嫌いな相手との間に生まれてくる友情とか信頼関係とかの描写も、かなりゆるかったですし・・・。
まぁ、ストーリィよりも絵を見てください、ってことなんかなぁ、絵は実際、かなり良いですし。
ということで、作画面は大満足の今回でした。
で、今回のラゼルの髪型、基本はツインテだったんですが、右側の額をむき出すようなヘアスタイル・・・名称があるとは思いますが、知りません。すみません。
ともかく、今回も活動的なスタイルによく似合ったキュートさでなかなかよろしゅうございました。・・・けっこうおデコあるのね、ラゼル。(^_^)
次回はどんな髪型かな?・・・というのも、本作の魅力の一つになってますので、楽しみにしておきます。(^_^)
なんか知り合いのスタジオから同作者の『まりあほりっく』アニメ化の噂を聞いたんですが・・・実現するのかなぁ。
本作よりはよっぽど好みなので、実現してくれたら嬉しいです。
『まりあほりっく』は本作とは違って、高慢女装少年とその冷血メイド、それにヒロイン・ガチ百合少女が織り成す、女学園寄宿舎ストーリィ・・・でいいいのかな。(^_^;
第1巻第3幕。
若干削られた部分はありましたが、概ね原作通り。
したがって、筋に関しては、削られた箇所、蜂蜜パンを買うくだりのやりとりが、ちょっと残念だった、というのにとどめておきます。
「両替詐欺はするなよ」というホロのセリフ、聞きたかったんですけどね。(^_^;
さて、いよいよ本作の醍醐味、ホロとロレンスの心の探りあいとともにもう一つの大きな柱、商売の話。
第1巻は銀貨がメインですが、それに入る前に、買取のあれこれ。
この匂いが移ってどうとか、っていうのは、原作でも少し無理があるなぁ、と感じてたんですが、おそらく果実も扱っているであろうと思われる一流の商会があれでひっかかるかなぁ、とは思いました。
ただ、それはあるにしても、ロレンスの商売がどういうものか、というのを画面的に示すにはいいエピソードで、冒頭の港町の描写ともども、この話の世界観の構築にはずいぶん寄与していたと思うところ。
町に入ってきた、ということもあって、先の2話で漂わせてくれていたホロの哀愁、ロレンスの孤愁、そういったものはかなり影をひそめてました。
それは例えば、2人でやりとりする銀貨の解説の場であったり、両替商ワイズがホロをくどきにかかってロレンスがやきもきするところであったり、そういった描写でしたけど、こういうメリハリの付け方に、時代を生きている、と強く感じさせてくれました。
作画は・・・原画陣がほとんど半島シフトだったせいか、かなり落ちてますね。
ホロの魅力とか、世界を覆う刹那的な憂愁感とかはそれほど関係しない回でしたから、それほど目にはつきませんでしたが、第3話でこれ、というのは、正直辛いです。
まぁ、酔った頭でロレンスの説明を聞くホロが可愛いかったので、回顧はこれくらいにしておきます。(^_^;

それにしても、主人公が25歳、ヒロインが見かけはともかくジンガイということで、くつろぎの場所、あるいは商談の場所でおおっぴらにぶどう酒をグイグイ飲める、っていうのは良いですね。
大人の世界を描くときに欠かせない酒・・・なんですが、アニメのターゲット上、中心人物が十代になってしまうのは普通のことですので、このアルコホルの処置、というのがけっこう面倒なときがあります。
したがって、あきらかに酒類の描写になってるのに「これはジュースです」とか、「ジュースで酔ってる」とかっていう苦肉の策がとられる、というのもしばしば見てきましたけど、本作に関してはその心配はまったくの無用、というのは、リアリティを付与するメリットになっていると思います。
ということで、その他、今回の気になった点、あれこれ。
・リンゴ。
ホロがリンゴを食べる下り・・・EDでも取り上げられてたので、けっこう濃密にしつこくやってくれるのかな、という気もしてたんですが、わりとあっさり目でした。
原作にあった、狼が甘いものを食べるのか、という、やや説明っぽいくだりもカット。
まぁ、実体としての狼ではないですから、別にいいかな。
ホロのリンゴ好き、ってけっこういろいろでてきてますよね。(^_^)
・銀貨の仕組み。
前回に引き続き、取引の内容を口頭でやっているのは、本作の数少ないマイナス点の一つだと思います。
コミックス版ではしっかり図解してかなりわかりやすくなっているだけに、なぜあのスタイルを入れてくれなかったのか、残念です。

動画の節約にもなると思うんですけどねえ。(^_^;
・両替商ワイズ。
これ・・・かなりイメージしてたのに近かったです。(^_^)
あの軽さ、そしてそれにシナを作って見せるホロにやきもきするロレンス、いい感じでした。
・美術。
河港市パッツィオ・・・ああやって図示されるとイメージがつかみやすくていいですね。
ロレンスが馬車で入っていくくだりも、原作ではややゴテゴテ描写されてますけど、けっこうあっさりと、でも要点はぼかさずにやってくれてますから、わかりやすかったです。
ただあの木造建築様式は・・・かなり内陸っぽかったんですが。(^_^;
さていよいよ、この商談に秘められた謎の一部が開陳され、ミローネ商会とロレンスの大勝負、特に、人一人の身よりも利益をとる、という商売の苛烈な一面、そしてホロとロレンスの孤独が描かれる第4幕。
このあたりから少しずつ緊迫感が出てきますので、作画が回復していることを期待したいですね。
TVN組。それにしても、奈良テレビのローカルCM比率の高さはなんか涙を誘いますなぁ。(^_^;
サブタイ「はまじ」でしたけど、どっちかっていうと、ゆきじ、でしたかね。(^_^;
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初めて落ち着いて視聴することができました。
今回は今までのBの暗示がほとんどなかったので、普通の田園学園もの、に仕上がってたかな。
ただ、女装男子、っていうのは、いまや学園ラブコメには欠かせなくなってきつつありますけど、かなり都会のセンスなんですよね、田舎ですと、仮にああいう方向に進むと、かなり骨がゴツゴツこすれあうような、えぐい体育会系ガチホモ・ワールドになりますから。(笑)
したがって、かなりファンタジーとしての田園生活、田舎生活、と見たほうがいいんでしょう。
さて、今回のメインディッシシュ、ゆきじ。(笑)
とにかく表情が豊かで、くるくるかわるそのマスクを見てますと、なんかこちらまで楽しくなってきてしまいます。(^_^)
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そのいたずらの巻き添えをくったかっこうになったのが、ゆい。
ご苦労様でした。(^_^;
まぁ、あれだ、ふだんはやみをいじめているからその天罰、という見方もできるのかも知れませんが、B問題がかなり濃厚に暗示されているので、ワタクシ的にはそれほどゆいが悪いヤツには見えないのですよ。
したがって、ここは威張り散らすお嬢さまの受難、としての面白さ、かな。
そういえば、いつもの取り巻きはいませんね。(^_^;
で、やってきました「夏だ、海だ」なんですが、列島全体を強烈な寒波が襲っているときに、これはないやろ、と思わなくもなかったんですが、まぁ、制作自体は数ヶ月前でしょうから、仕方ないかな。

さて、大活躍のゆきじちゃん以外では、その発育過剰の爆乳ぶりを存分に見せ付けていたひなたちゃんですかね。
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ビキニで勝負に来た、ということは自分のセールスポイントをちゃんと心得ている、ということでもありますなぁ。実際琢磨くんは相当動揺してましたし。
キスのときもそうでしたが、このひなたという少女、かなり奥が深そうです。
今回のSDワールドは、かなり普通、かな。
珍しく本編が面白かったと言いますか、息抜き回でしたので、SD絵の方に他期待しなくてもよかった、ということかも知れません。(視聴者サイドとしてね)
ただ、次回の予告編・・・。
「まーちゃんみたいに可愛い子が女の子のわけないじゃない。」
「常識的に考えて。」

すてーん。ひっくり返りました。(笑)
ここでこんなセリフが聞けるとは。
確かに、このセリフ、美形女装少年が出てくると、もうネットでは定番のように言われてますけど、作品の側で言ってくれるのって・・・。
おとボクや、少年陰陽師のときにはもう使い倒してたから、ルーツはもっと大昔なんでしょうなぁ、出典はどのあたりなんだろ?
女装少年自体は、鉄腕アトムの昔からありますが・・・。
ともかく最後でまたしてもしかけてくれました。
この作品、こういうあたりが侮れないんですよねぇ、本編より。(笑)
次回、「神楽」・・・といっても、あずまんが大王ではないので、また、暗いBの暗示に戻るのかなぁ。
この流れだと、Bの暗示をかなりうすめていってますから、単に貧乏、ってあたりに帰結させていってくれそうではありますが、はてさてどうなりますやら。
すごかった・・・この1語ですね。

次々と暴かれる陰謀、思惑、それに呼応する戦い、バル・マスケの参入と、息をもつかせぬ展開。
しかもその中にあって、悠二へのシャナの想い、成就しかかるフィレスとヨーハンの邂逅、惜別の念を如何ともできないヴィルヘルミナ、あちら側の戦いを傍観するしかできない吉田一美、自在法の中で停止する緒方の姿に、再び怯える田中と、人間模様、心の揺れ、そういったものを徹底的に詰め込んで輝かせてくれました。
すごすぎ・・・ちょっと言葉もないですねぇ、しかも謎は解明せず、というのに、むしろ引き込まれてしまう面白さ。
というわけで、どの切り口で見ても、感嘆の言葉しか出てこないのですが、すべてをチェックするのは短時間では不可能ですので、残りは分析サイトの方へもっていくとして、気に入ったところだけをあげていくにとどめます。
・フィレスの想い。
かつての友をたばかってまで手に入れようとしたヨーハンとの邂逅。
前半は主にこのフィレスの呼び出したものについてでしたが・・・あの腕は・・・。
乱入してきたヘカテーとフェコルーにより、望んでいた形とは違う形ではあったものの、悠二のカラダを使っての邂逅。
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本来なら、こっちがメインストリームになるところだったんですが、この機に割って入ってきたヘカテーとフェコローの戦いがすごすぎで、もう息をもつかせぬ展開でした。
フィレスは結局、わずかな邂逅の刹那に交わしたヨーハンとの約束を語って去っていきましたけど、一美との間にはまだいろいろあるんですよね、たぶん。
そのフィレスを見るヴィルヘルミナ。

フィレス側からは、ヴィルヘルミナへの友情は語られませんでした。
悲しいですねぇ、報われない一方通行の想い。
ヴィルヘルミナのように、自らに強い、超然としたキャラクターに、ふりむいてもらえない悲しみをふる面白さ。
そして、ボロボロにされた悠二を求めて必死に戦うシャナだったんですが、今回はかなり話の外に押し出されてしまったかっこうでした。

とはいえ、ラスト近くで、落下していく悠二を必死で捕まえようと叫びながら落下していくところの悲しさ、切なさ、健気さ。
悠二の中に眠るものの正体がわかったときの痛々しさが今から予見できるようで、胸の締め付けられるシーンでした。
一美は、むこう側へ行けないもどかしさを感じていたようでしたけど、むこう側にいてもなお、手が届かなくなりそうなシャナの悲しい戦い。
どっちが辛いんでしょうねぇ。。。
その正体、というか役割を示す近藤史菜と、ヘカテー。
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結果的に史菜はヘカテー自身ではなかったものの、入れ子であり鏡であり偽りの器であり、ということでしたから、フィレスがやったような情報端末でした、という風にも見えたところ。
この融合するまでのプロセスがまたすごくて、史菜がヘカテーの杖を出してきて情報を母体へと転送。
その後の恍惚とした表情がなんともエロかったんですが、その思い出がヘカテーの中へ吸い込まれていってましたから、ヘカテーとも記憶を共有することになってしまうのでしょう。
これはラストへの布石になりそうで、どういう処理をしてくれるのか、楽しみです。
それとは無関係に、今回の史菜、足がエロすぎ。(笑)

まだキャプチャしおえてないんですが、あの階段を上るところとか、空中での太腿アクションとか、違う意味でよすぎでした。
階段での足、おいしそうでしたよねぇ。(^_^)
そしてこの暗色の戦いの外側にいた人々。
停止する緒方を見つめることしかできない、田中。
その視線の先で、微笑んだまま停止する緒方真竹。

こっちのミニスカの足もまたエロくて、悦痴なことをしてみたくなるところですが、田中くんは純情少年だったようです。(^_^;
終わってからの、オガちゃんの屈託のない笑顔がまぶしすぎて、自在法の中の暗さが一層ひきたつ仕組みにもなってました。
そして吉田一美。

むこう側へいけない彼女の苦悩は、ある意味今回一番わかりやすい感情でした。
人知の力を超えたところで繰り広げられる、超常の戦い。
見ていることしかできない苦悩ですけど、同時に、その中にあってさえ結び目を解くことのできないシャナのまったく先の見えない戦いもあるわけで、どちらも辛い戦い、悲しい傍観です。
この他にも、嵐蹄の放つマグネシアとの戦いとか、本殿奥深く見つめるベルペオルとか、奥行きの深い、ゾクゾクするような伝奇的世界が繰り広げられてました。
この凝集力、しびれますね。
作画だけなら、今期『true tears』『おかわり』という優れた作品がありますけど、総合的には本作が頭一つか二つ、抜けている感じです。
どこまでやってくれるのかわかりませんが、もう次が楽しみで仕方ない、という久々の作品かな。
陰火・・・ミノムシとかミノビとかいう、山陰ではウシオニ・・・とか言ってましたけど、ホタルビじゃダメなんですかね?
うちの母方の田舎(中国山地の東端)ですと、ああいうのはホタルビとか言ってますが・・・。
まぁ、それはともかく、今回は久しぶりに、筋らしい筋はなく、「見えてしまう」静流のもやもやとした悩み、そしてそれを分かち合えるものの不在と、瑞生の存在の大きさ、というあたりでした。
瑞生の言う「だっておねーちゃん、話ヘタなんだもん」というのが、なぜか救われるような感じになりますね。
遠慮なく言いたいことが言いあえる家族、血族のよさ、そういう情緒が心地よかったです。
今回に関しては、おじいちゃんもいつもほど厳しい教えを諭すことなく、説明役に回ってくれてましたし、そういった家族の情愛もいい描写でした。
ただまぁ、庭の白い影は、妖怪というより、幽霊でしたな。(^_^;
ということで、先行地域より激しく遅れてますので、簡単ですがこの辺で。
サブタイ「シミュラクラ」・・・一瞬、ディックの小説でもなぞるのかと思ってしまいました。(^_^;
それはともかく、ついに殺し合いの幕開けです。・・・といっても、死者が発見されただけで、誰も死にませんでしたが。
毎回書いてるような気がしますが、第1期の存在を考慮に入れなければ、よくできていると思います。
特に今回は、トリエラの心の動きをちゃんと描いてくれてましたので、このあたり原作者さんが入って良い方に動いているかな、という気も少し。
まぁ、原作者さんが入ってきて流れがブチ壊し、という例も過去に経験してますので、原作者さんが入ることが必ずプラスになる、と思えるほど楽天家でもないですが。(^_^;
ともかく、今回は、義体少女の中でも色濃く自我の残るトリエラの心の動きと、絶体絶命のアウローラが可憐でした、ということでいいですね。(笑)
まず、トリエラたん。

「こんなかっこうでは目立ちませんか?」
「ばかやろー、おれの趣味だ」
「ぽっ」・・・一部セリフ改変。(^_^;

ヒルシャーに厳命されて、「だったらもっと条件づけを厳しくすればいい」とちょっとすねてみせたりするものの、「オレは最後までおまえの味方だ」といわれて赤面してしまったりと、ヒルシャーに対する感情は、けっこう細やかなものがあっていいですね。
絶対従属になってしまう他の義体少女に比べて、人間味、というより、思春期ぽい感情かな、そういったものが見え隠れするのがトリエラの魅力でしよう。
コーエンのホテルで見つけた、ピノキオの童話。
「青い髪の仙女の助けを借りて、ピノキオは人間に生まれ変わりました」
「ふざけた話だ・・・」とつぶやくトリエラの心にあったのは、やはり、人間には戻れない自分の身の上だったのでしょうか。
深くは語られませんでしたけど、今回の戦いを暗示するヒトコマといえましたね。
利用しようとした少女が危機に陥ってしまって、ヒルシャーの突入命令。
そして突入して単身3人を相手にしますが、地の利を生かしたピノッキオの反撃の前に敗北。
ピノッキオのふんぎれない弱さ(優しさ)のために、九死に一生をえたトリエラでしたが、自分の敗北が意味するところを知って、悔恨。
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とどめをさされなかったことより、義体の自分が素手の相手に負けた、という屈辱、重み。
いろんな感情が交錯する、良い話でした。
物語としては外枠だったんですが、アウローラの可愛いさもなかなかでしたので、簡単に回顧。

美幼女緊縛・・・なんですが、プレイ用緊縛ではなく、実務的緊縛でしたので、それほど萌えませんでしたが、とにかくピンチになっての表情のいろいろは可愛いかったです。

まぁ、無事静観できたからいえることかもしれませんが。(^_^;
トリエラ対ピノッキオ、第1ラウンドはピノッキオの圧勝で、次の局面へ。
おもちゃを売るための戦争ごっこと違いますから、対決そのものはとても短く進行していきます。
私はこういう緊張感を一瞬に昇華させていくスタイルも好きですので、今後の切れ味を楽しませてもらおうかと思っていまかす。
なにより作画が優秀ですから、安心して画面に酔えますしね。
それ以外も簡単に回顧しておきますと、冒頭、前回同様顔出しだけでしたが、クラエス。

かわええです。(^_^)
そして、アニメ版でグラマー美女っぷりがかなりアップしているフランカ。

次回、アンジェリカ復帰。うひゃー。(^_^)
テーマ:GUNSLINGER GIRL - ジャンル:アニメ・コミック
前半と後半で、マスクのデザインがちょっと変わったみたいでしたけど、どっちかっていうと後半の方が好みです。
前回、顔出しだけはすんでいた、清水愛声のパムが本格的に戦線投入。
そのすばやい動きに、エイム大苦戦。
結局2人とも囚われてしまいますが、その場で語られる、アヤカシとその代償。
エイムは左目の光を失い、このまま続けると失明してしまう、とのこと。
でも、悠の代償は性格が好戦的になる、ってことですか?・・・あんまり代償には思えないのですが、まだまだこれからその重みがわかる、ということかな。
ともかく現時点では、悠くんの代償はまだそれほどはっきりとはしていない、。という風に感じました。
パムや真田の背後にある組織とかが少しずつ出てきましたが、現時点でははっきりとはしません。
まぁ、一気に出演してきて混乱させてくれるわけでもなさそうですから、少しずつ話の流れにのっかっていこうかな、と思います。
少なくとも、『ペルソナ』よりはついていきやすいですし。(笑)
今回の見所は、後半の戦闘時におけるエイムのキュートな姿。
たぶん元デザインとはずれているんだけと思いますけど、どっちかっていうと、こっちの方が好みかなぁ。
元デザインの方はややフィーリングとはあいませんので。(^_^;
殺しのシーンを画面に出さず、それを見つめる殺人者の側の表情で代理してくれてましたけど、スプラッタが苦手な者としては、ありがたいです。
ただ、かなり不自然なコンテになってましたので、もう少し工夫していただけたらなぁ、という気はしました。
DVDとかでその殺戮シーンは補填されるんでしょうかね。まったく見たくないですが。(^_^;
あと、パムなんですが、戦線参加、早かったですね、他にもいろいろいそうでしたので、もう少し後かと思ってました。
ラストのところで出てきた、でっかいアヤカシさん・・・エイムが出したんですか。
なんか無意識のうちに主人公が出したように見えてしまいました。
悠くんのアヤカシは、『スクライド』のシェルブリッドみたいなヤツですが、あれの変化形かな、と思ってしまいました。
パムは可愛いですね。声がデザインに勝ってしまっているように感じましたが。(^_^;
準ヒロイン格だと思いますので、再登場が待たれるところです。
日常点描の3週目・・・ということで、今回は職人が心をこめて作ったもの、というテーマ。
静かな淡々とした描写で、相変わらず感想を残しにくいのですが、今回もハートウォーミグなできばえでした。
・・・とここで終わってもいいんですが、あまりに短いので、もう少し補足。
職人を大切にし、尊敬する気持ち、これってアジア圏では日本独特の考え方ですよね。
欧州とかにいくと、職人に対する尊敬はもちろんあるんですが、日本とはだいぶ違う感覚です。
本作は、当然のことながら、日本的感情ですね、欧州的な権利意識、ギルドやツンフトといった中にある職人敬慕とはちょっと違う、もっと個人的なものに思えました。
私室で靴を脱いでいたり、食事に箸を使っていたりと、いたるところにそういうのは見えるんですが、かといって、日本べったりでもなく、ホスピタリティっていうのはかなり洋風ですし、適度な折衷感もいいアクセントになってるかな。
ただ、日常描写が続きますと、社会システムの中における善意の前提が、ウソくさく見えてくることもありますので、第2期でしばしば見せてくれた、幻想的な異世界構築をまた見たいなぁ、と思っていたりもしたところ。
とはいっても、あんまりそういうことを辛気臭く考える作品でもありませんから、紅茶でも飲みながらゆっくりとくつろぎながら鑑賞、というスタイルとしては、今回もしっかりつながっていたと思います。
作画面は普通・・・でしたけど、寝台に寝っ転がっている灯里ちゃんは、かなり良かったですな。(^_^)
次回・・・いろいろと新しい人がでてきてくれるようです。
テーマ:ARIA(コミックス・アニメーション) - ジャンル:アニメ・コミック
安藤再び!・・・待ってましたぁ、ということで、合同合宿、だったんですが・・・。
筋らしい筋はあまりなく、各キャラの個性を細かく浮き彫りにしてくれた好篇でした。
ということで、気に入ったあたりを羅列的にピックアップ。
・タマちゃん。
父の心配もものかわ、合宿へと出発しますが、でがけのひとこと。
「留守中、私のDVDレコーダーには障らないでください」。
凛とした瞳で念押しします。「絶対に!」

もうヲタクの鏡みたいな言動で、しびれますなぁ。
予約録画してあるにも関わらず、しっかりと朝目覚めると、超剣戦隊ブレードブレイバー見てますし、さすがです。
瞳の中に炎燃えてるしなぁ。
その眠りこけてる顔も、可愛いかったですのう。(^_^)

そして最近、なぜか存在感をムラムラ浮き上がらせている吉河先生、今回も少しだけ見学で参加。
段くん「コジロー先生と吉河先生デキてんのかな」
ゆーじ「そんなわけないでしょ」
段くん「おまえはまだ女心をわかっていない。」
・・・段くんがいうと説得力ありますなぁ、見た目は全然ないんですけど。(笑)
室江高剣道部の一員としてしっかりと参加しているさとりん。
ホースをふんづけたり、モップで滑ったりと、ドジっ娘ぶりを発揮してましたけど、水にぬれてジャージがすけるところ、良かったですね。(笑)

絵としては全然描いてくれてませんでしたけど、夏服に水がかかって、下の肌の色合いがすける、っていうのは、なんとも感動を誘います。(^_^;
剣道の腕はピカイチなのに、ミヤミヤにつっこまれるパシリ役、というのはすっかり定着してしまったようで、銭湯にいくとき「セントウ開始ですね」と寒いキャグをとばした後、ミヤミヤに「おまえ帰れよ」と冷たくつっこまれてました。
ミヤミヤも適度に冷たい黒さがあふれてて良かったんですが、安藤との打ち込み稽古のときに、両者黒いものを立ち上らせてまして、これもまたよろしゅうございました。
ミヤミヤ、安藤、そして小田島礼美と、本作は黒いキャラが実に魅力的に描かれているので、侮れません。
その安藤、なんと予告に登場で、わかってくれてるなぁ、スタッフ。(^_^)

でも、中の人がおみまゆなんで、声だけ聞いてたら、とんでもなく可愛い系なんですよね。
ミヤミヤとか礼美とかの中の人が「演技」としての黒さを出してくれているのに対して、このおみまゆ版安藤は、このきゃわいいヴォイスのギャップ効果みたいなので、黒さを立ち込めさせてくれていると思います。
その町戸高・女子剣道部。
なんかDVDでちゃんとしたOPがつけられているんですが、そっちの方では実にかっこよく映ってました。
あと、DVDOPでは、サヤの乳、さとりんの太腿、ミヤミヤの襟足あたりが見所でしたかね。(笑)
で、その町戸高なんですが、浅川の中の人、あれ、わざとコギャルっぽくやってんですかね?
だとしてもそんなに成功してるとは思えないので、ちゃんと発声してほしかったところです。
今回のほとんど唯一の欠点かな。
ランニング中、進路についていろいろと話しあう、キリノと原田。

今回、剣道の練習風景とかがかなり具体的に映ってましたし、竹刀の組み立て競争とか、剣道についてあまり詳しく知らなかった私みたいな人間には、実に目新しいシーンがいくつかあったんですが、この進路問題なんかも、その延長上にある、といえるのかもしれません。
最後にきて、キリノの家庭で起こった事件を示して幕。
ストーリィとしては驚くほど進展しなかったんですが、人物の彫り込みの深さ、剣道部というものの描写、こまごまとした学校生活のディテール等、いろんなものが情景としてしっかり描かれていたので、充足感は相当高かったです。
先日友人とチャットしてたときのヒトコマ。
「おかわり・・・アニメ的には格段に水準上がってるんだけど、このチームをこの作品に使っている、っていうのは、すごくもったいない気がする」・・・という意見をもらいました。
うんうん、それよーくわかります。
作画よりの人間としては、「おかわり」の方が第1期よりも格段に面白いですし、優れていると思うのですが、第1期のドタバタのイメージがすりこまれてしまっているせいか、その力量、結果の割に、あまり注目されない、という悲しい結果になっている、と感じています。
実際、画面的な仕掛けとか、凝ったところなんかすごく面白いんですけどねぇ。。。。
ということで、今回もそのあたりを簡単に記録しておきます。
まず、夏奈なんですが、成績的にはバカ設定みたいですが、人間ができてますなぁ。
妹に殴られたり、ぬいぐるみぶつけられても、ツッコミの一環として理解しているのか、そんなに激しいケンカになってませんよね。
思うに、このスキンシップが夏奈の愛情なんでしょう、千秋には全然通じてないみたいですが。(笑)
おとなしくしてたら、絶世の美少女なんですけどねえ。(^_^;

来訪してきた妹のお友達、女子小学生にボディチェックするオヤヂすぴりっつを発揮してたり、もう家の中ですと、ブレーキが効かないすばらしさ。
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冬馬、貞操の危機。(笑)
それにしても、小学生をつかまえて、ちちくらべ、というのは・・・。
だいたい発育がいつからか、ってのは、比較しても、とは思いますけどね。
早い方がデカくなりやすい、という気もしなくもないですが、そこらへんあんまり詳しくないので、データとしてだけ見ておきます。千秋はまだ平板、と。
もっとも、長姉がとてつもなくふくよかで、次姉の二の腕に巨乳の未来を感じますので、千秋も発育が始まったら、とんでもないプロポーションになりそうな気はしますよん。
だから今の時期でめげることはないですぞ。(^_^)
夏奈、鍋奉行もやろうとしてましたが、たぶん口先だけだったでしょうから、遠慮なくドサドサ入れてしまってた千秋は正しい判断だった、ということなんでしょうな。
さて、お泊まりのハプニング、いろいろ。
勘違い娘(笑)と、ゆであがり娘。
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ほんとうに作画、優秀ですなぁ、ちゃんとポイントわかってやってくれてますし。
ただ、3週風呂が続くと、さすがにちょっと、という気もしますので、もう少し違うヴァリエーションも見せてほしいところです。
で、エンドタイトル見てたら、作監、本橋さんで、ひっくり返りました。
すみません、1回目の視聴では気づかなかったです。(^_^;
そのつもりで見れば、ああ、なるほどね、と思うところもいくつかあったんですが・・・。
つうことで、次回、お隣に引っ越してきたフユキくんのお話になるもよう。
テーマ:みなみけ~おかわり~ - ジャンル:アニメ・コミック
先行地域は既に次の第16話の放映を終了していますが、作画が好きなので、遅れても一応記録しておきます。
とはいっても、今回はきれいどころがほとんど出なかったので、簡単に。(^_^;
まず、マユキの手紙を見て、大慌てでとんでくる初美さん、階段で豪快にすっころんでくれました。
ええキャラやねぇ、あいかわらず。
ただ、残念なことに、今回の出番はここだけ。(^_^;
次いで、回想シーンのマユキ・ママ。
どう見ても十代前半なんですが、一応ママさんです。
中の人は、最近おねーちゃんからおかーちゃんが増えてきた、喜久子さん。
なんか前と顔違うんですけど・・・。(^_^;
総じて、マスクのデッサンが安定してなかったように思います。
今回ほとんど唯一といっていいきれいどころ、白蟲さんでさえ、カットごとに顔が変わってたみたいでしたし。
もう少し、クールビューティだと思うんですけどね、白蟲さん。
なんか今回、ただの怖いおねーさんでした。
一応、筋としては、セイジュに対しての忠誠が認められてないんじゃないか、という疑念とか、嫉妬とか、そういった感情がうまく描かれていたのに、作画のセンスにやや問題があったので、効果としては、かなり残念なことに・・・。
ただ、マスクはイマイチだったんですが、今回の白蟲さん、お尻が3割増しデカくなってまして、この量感あふれる臀部が、今回の魅力になってました。

マユキを襲って失敗してたところですけど、戻ってからセイジュに責められるところの、尻もなかなかよろしゅうございました。(^_^)
ということで、今回はここまで。
次回は紫炎さんが出てくるようですが、その彩、葉孤さんも登場らしいので、次回はワクワクできそです。(^_^)
恋愛感情の進め方、描写方法に、かなり趣味と違うものがあるんですが、スタイルとして一環しているようですので、これもまあアリかな。
作画は第1話の水準にかなり戻ってきましたし、CGAについてはハメコミのところがやや粗いようには思うものの、概ね綺麗ですし、全体としてはほぼ問題なし、ですね。
まず、前回、別の男と親しげだった乃絵から。
前回のエンドテロップで同姓でしたから、たぶん兄妹・・・というのはあたってしまいました。
こういうのって、やっぱりある程度隠していた方がよかったんじゃないかなぁ、という気がかなり。エンドテロップの方ですけどね。
ともかく兄妹だったちゅうのに、ベタベタしまくりでしたけど・・・。年が近いのに、こんなにベタベタするのは、返って不自然な気もしなくもなかったり、ですけどね。
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これだけベタベタしてると、逆に家庭環境とかが不幸なのかなぁ、という気もしてしまいますが、はてさて。
乃絵についてはまだ家庭事情とかが語られてませんから、今後の環境描写が注目されるとこですね。
さて、想いの方向がいろいろと語られてましたが、まず、愛子。

手料理の小芋で、男子を手なずけ中・・・でしたが、てっきり野伏くんとはステディかと思ってたんですが、そうでもないのかな、なんか意味深な会話でしたね。
好きな人の近くにいる人に近づきたくなる・・・比呂美のことを語りつつ、実は自分の気持ちを語って、という風にとるのが普通でしょうから、野伏くんの存在がなければ、あー、あいちゃんも主人公にメロメロかぁ、と受け取れるんですけど、どうなるのかなぁ。
野伏くんの方から一方的に想いが語られているだけですから、あいちゃんの気持ちってまだ明示はされてませんでした。それだけにいろいろと考えてしまうところですな。
一方の比呂美。
「好きな人の近くにいたいから、その近くの人と接したくなる」・・・まぁ、一応あたってたわけですね。(^_^;
眞一郎くんの方は、それが彼と乃絵のことだと勘違いしてて、比呂美の方は、石動くんとその妹でした、ということだったわけで、ある意味、つながってますから。
ただ、あれが比呂美の真意だったのかな、という疑いはけっこう残るわけでして。
過去の思い出をしっかり覚えていて、練習のとき(前回)もその回想があるのに、ああ言ってしまう・・・。
もちろん、過去に好きだったけど、その想いに決着をつけて、今の想いを大切にしよう、という意識、ともとれますけど・・・視聴している側からしますと、ちょっとまだ確定まではいってなそさうで、このどちらとも解釈できるデリケートな見せ方、というのはなかなか面白いですね。
ただまぁ、流れとしては、あれは真意だろうなぁ、ととったほうがスムーズだとは思います。
それとは関係なく、幼・比呂美のうなじのクローズアップショットに、ちょっとクラクラきてしまったのは、内緒です。(笑)

この過程ではさまれる、仲上家の家庭事情。
夜道のお使いに比呂美を出そうとする母と、「比呂美はもう家族だ」と言い切る父との対比。
下衆な見方ですと、父が比呂美とデキていて、とかっていうことも考えてしまいますし、それゆえに眞一郎との想いを決着させねばならない、という方向も考えてしまうんですけど・・・本作のムードを考えますと、さすがにそういう方向にはいかない、と思います。
そして母の語ることば。
「あの子は私の子じゃありません」
これも重い言葉ですなぁ。
こういう母の実子への愛情っていうのは、若い頃にはかなり煙たく感じるものですが、愛情から出ているのは間違いないでしょう。
今のところ、本作での悪役の役割をかなりの比重で担ってるようですから、案外愛情ではなく・・・という展開があるかも知れませんけど、感情の流れとしては、なんかすごくよく理解できますねえ。(^_^;
誰を想い、誰に心開いて、という流れが実に細やかにできていて、話の方も面白い展開になってきました。
感情表現の進め方が、かなりセリフによりすぎている、というのが、若干私の趣味ではないのですが、行き当たりばったりでしているわけではなく、虚実の見せ方、という点で徹底しているので、スタイルとしては感心しながら見ていたりします、つうか、こういう手法も別に嫌いってほどでもありませんし。
心理の襞が実にデリケートに描かれているので、その流れを追っていく楽しみもありますね、本作。
さて、眞一郎くんに聞かれてしまった、という意識があったのかどうか、ともかく、朋与に語った直後に眞一郎と出会ってしまって、というところで、次回。
うん、作画も優秀ですし、お話もけっこう面白くなってきたので、期待が高まりますなあ。
ヒロインのクローズアップを忘れてたので、最後にこれを回顧しておきます。(^_^)

あのおんぶは、ちょっとドキドキしてしまいました。(笑)
テーマ:ture tears - ジャンル:アニメ・コミック
いやぁ、あいかわず面白かったですなぁ。
ということで、先行地域から最大で2話遅れているようですが、好きな作品ですので、気にせず記録しておきます。(^_^;
まず、盤外戦術。
最近の棋士はずいぶんお行儀が良くなってしまって、テレビ将棋はもとより、一般棋戦ででも、盤外戦術なんてのはとんと聞かなくなってしまいましたけど、大山全盛時代から、中原時代の最初の頃くらいまでは、もうそんなエピソードがテンコ盛りでした。
古いところでは、木村-升田のゴミハエ論争。
大山-山田の名人戦での「暗いまぶしい」論争。
中原-森の名人戦での、森、剃髪事件。
中原-米長のミカン競争。
盤側でのカラうちとか、タバコの煙とか、マナーに反するといわれているものもけっこうありますけど、名人戦なんかでの大きな舞台ですと、時代のエピソードになってることも多いですからねぇ。
おおっぴらにされても困りますが、ないとないでさびしい、というのは、なかなかわがままなファン心理かもしれません。(^_^;
悟さんのベラベラ話しかけてくるのって、あれはどうなんでしょうねぇ、ちょっと微妙なんですが、やっぱり盤外戦術でしょう。
紫音が看破した「この人は将棋でウソをつける人だ」・・・重い言葉ですなあ。
相手を騙す、策略をうまくやる、とかではなく、将棋に対してウソをつける人。
「将棋が好き」というとらえ方にはいろいろありますけど、かなりその上にある言葉だと思います。
そして、自陣角。
怖いよねぇ、ある意味、自陣飛車より怖いです。
しかも受けるため、でしたから。
アマの大会では、自陣飛車はそんなに珍しくないですが、攻めあいに入っての自陣角は、たしかにはっとさせられることが多いですし。
たいてい自陣角はうった方が悪くなる印象なんですがね。
沙織-名人は、沙織の・・・ヒネリ飛車?
沙織さん、名人相手に大胆な。(笑)
画面上のバリエーションとして、っていうのもありますけど、こういう手は歩の方が似合ってるんですけどねぇ。
沙織さんでしたら、名人相手には、あいがかり、中座飛車、中原玉に空中戦・・・みたいなことをしてほしかったような気がかなり。
歩の方は穴熊狙いで、割とそれらしかったんですが・・・。
3者3様の敗勢がなかなかドラマチックでしたな。
研究会に誘われてた歩、感激、でしたけど・・・神園と安岡の関係はいったいどうだったんかなぁ、と少し気になったところ。
事件の方もなんか進展していたようでしたけど、そっちはどうでもいいかなぁ。
毎回こんな対局譜をしっかり見せてほしいものです。
個人的には、個人名のついた現代戦法、藤井システムとか丸山ワクチンとか、そういうのが見てみたいです。
うーん、なんつうか、CV目当ての視聴になりそうかなぁ。
パート、パートの話はごく普通にできてるんだけど、それらをつなぐものとか、その背景にある心理とかの描写がへたくそすぎるので、正直オイオイ、という感じ。
第1話がすごく面白く感じたのは、あの第2話へのつなぎの面白さであって、物語それ自体ではなかった、ということがはっきりしたので、このラストでも、ちょっと凝った終わり方というか、つなぎを見せてくれたものの、単に切り方のうまさ、に見えてしまうので、どうもイマイチ・・・感が。
少なくとも、第1話のときのような期待感はかなり薄いです。
息子が自殺してオヤジが教室に乗り込んできてたてこもったり、未成年があんなにいるところでSATがあんな武器使ったり、おろした胎児の手形がはっきり分化してたりと、つっこんでくとキリがないのですが、あまり否定的な材料を書くのは本意ではないので(本当につまらなかったら書きません)気に入ったところだけ簡単にピックアップ。
CV、といっても、主役の2人だけですが、この2人は相変わらず絶好調。
松岡さんなんか絶好調すぎて、かなり浮いてるようにも聞こえるんですが、浮きまくってくれてけっこうなので、この調子でいってください。(笑)
特に、今回、フミカの行動だけでなく、周囲に対してもつっこみを入れてしゃべりまくってたり、フミカの過去を聞かされて「ええぇぇ?」って驚いてたり、このあたりの表現力の面白さはさすがです。
一応杖がしゃべったことになってるんですが、さながら、小さな妖精でもそばにいて、耳元でつっこみを入れているんじゃないか、と思える秀逸ぶり。
いやぁ、本作、松岡さんのおかげで、かなり持ち直していると思います。
植田さんもかなり自分を殺して演技してくれてますが、美川キラメキの時代をたぶんやってくれるでしょうから、そのときの変化がどうなるか楽しみにしておきます。
たぶん、あれ、仕込みだと思いますので。(笑)
冒頭のホームにとびこみかかるシーン、ヒカルオンの冒頭みたいやのう、と思ってしまいましたが・・・こうして見ると、ヒカルオンは面白かったんだなぁと回顧してしまいましたとさ。(^_^;
教室の暗がりとか、校舎の俯瞰とかは、郊外の砂っぽい乾いた感じがよく出ていたと思います。
これくらいかなぁ、2、3話と続けて脚本がダメダメだったので、もう物語には期待することなく、メイン2人の芸を楽しませてもらおうと思います。
人物のバックボーンみたいなものが作れてないまま、話をつないでる感じなので、かなり見ていて辛いんですが、まぁ、この程度なら許容範囲かな。(^_^;