キッズ組。
関テレからキッズに変えて録画視聴なもんで、既に大半の地域で第13話が放映されてしまってますが、まぁ、好きな作品ですので、少々遅れても記録しておきます。
いよいよ祭の日。
和装で、唇に紅をさして登場の比呂美。

綺麗な化粧ですね、アニメ効果として、ですけど。
だいたい十代の少女が和装で化粧すると、年長者のいいなりになって、つまり年長者の基準で紅やら白粉やらをさされてしまいますので、えてしてケバい、安っぽい容貌になり、本来の容色が半減されてしまうことが多いのですが、この比呂美の化粧は、自分の意思なり感覚なりがかなり反映したからなのか、きれいに仕上がってました。
だいたい20歳前ってのは、特になにか細工をしなくても、少なくとも肌の輝きは十分にあるりますからね。
そういう意味では、和装の化粧って、30代以上くらい向きなんだよなぁ、とか思いながら見ておりました。
さて、愛子が、乃絵を彼女だと勘違いしてしまってそれに対して「私が彼女!」と主張する比呂美。
現時点で最終回はまだ見てないんですが、こういう屈折した感情を見てますと、眞一郎とは結ばれないのかなぁ、という気も少し。
最終回は、関テレが火曜夜なので、見れたらこっちで見て、録画保存の方をアニマックスでしようかなぁ、と思ってたりします。
今回いろいろとタメが多かったので、気になって仕方ないですよ。
一方の乃絵。
兄から、男女として好きだった、みたいな衝撃的なことを聞かされてましたけど・・・。
純君が暴走しなかったから良かったですね、つうか、純君、へたすりゃ軽蔑されかねない告白でしたから、ある意味勇気があった、とも癒言えるのかな。なんか違うような気もしますが。
大切に思う気持ちが過剰である、というなら、それはそれでいいと思います。
思われるほうは迷惑を感じてしまうことの方が多いかも知れませんけど。
しかし、性愛の対象として見られている、とすれば・・・どうなんかなぁ、やっぱり異常さ、身の恐怖、みたいなものは感じるんじゃないかなぁ。
ただ、最初は、肉親が近くにいなくて、兄妹で支えあっていたのが、いつしか・・・という流れなら、古来いろいろとテーマにはされてる素材ですから、ありそうな気もするんですが。
いろんな意味で傷心の乃絵。
眞一郎との恋に対しては、自覚したときに敗北があって、信頼していた兄には、違う目で見られていた、という流れ。
こうなると、劇中でも眞一郎自身が行ってましたけど「逃げまわってばかりだった」ということが、この悲恋を演出してしまっている、という感はすごくしますね。
踊りを見つめる、2人の少女。

さてさて、どうなりますか、筋の方でも幾分楽しみになってきました。
動画表現の方はもうすばらしすぎて、言葉もないのですが、それでもときどき外注が入ってて、平均値という点では、第1話を見たときほどのハイレベル、という印象はややうすまってます。
それでも今期放映作品中では、『シャナ2』とともにトップランクの水準だったとは思うのですが、昨年の『ef』あたりと比べると少し落ちるかな、という気はしています。
反面、最初の頃ほとんど期待してなかったお話の方がそこそこの水準になってきましたので、マイナス材料、という感覚はそれほどないですけどね。
総括は現時点ででもこんなところ。
凸凹してたのが、ほとんど唯一の欠点といってもいいと思います。
ということで、最終回はリキ入れて見るとしましょう。
テーマ:ture tears - ジャンル:アニメ・コミック
アニマックス組・第6夜。
アニマックスは日曜夜の放映なんで、もう少し早く書きたい・・・と思ってたら、先行地域は、第13話の最終回が既に放映されたみたいなんで、まぁ、こっちはのんびりいきますか。(^_^)
第6話は夢のお話。
シナリオがゲーム版の原作者の一人で、コンテがナベシン。
爆笑させていただきました。(^_^)
冒頭、いきなりヤンデレものみたいな形相で、妄想ノートをしたためる夢のアバンから始まって、前半が夢の妄想、後半が解決作。
なんつっても、夢の妄想がすごかったですな。
夢の魔法少女変身もなかなかだったんですが、2人の姉のパロディーがバカ丸出しで、笑わせてもらいました。
いやぁ、『きみある』のパロディはわかりやすくて、ホント楽しいですなぁ。(^_^)
まず森羅さま。
変身魔法少女で、ヴァルキリー・ブーツ。
えーと・・・やっぱり中の人つながりなんですかね、御前→リナリー・リーっていう。
D-Gray、そういや全然感想書いてませんけど、作画グレードがアジア編になってから尋常じゃないくらいあがってきてますから、また気がむいたら、というか、リナリーがピンチになったら再開しようかなぁ、と思ってみたり。(^_^;
ともかく、このリナリーばりの脚部アクションには笑わせていただきました。
次が未有。こっちも中の人がらみ。
後藤邑子→芙蓉楓、ということで、『Shuffle!』の例のカッターナイフを落とす名シーンと言いますか、世に「ヤンデレ」なるものを広く認知させたあの名エピソードが展開されてました。
『ハヤテ』や『俗』みたいに、凝ったパロディーが最近増えてきましたので、こういうストレートというか、直球のパロディは、頭をカラッポにしてゲラゲラ笑えるので、いい癒しになります。
CMまでしっかり入ってる夢の個性強調妄想ノート・・・そういやこれもドリムノートに似てましたな。(^_^;
後半が、夢の個性啓発計画。
ロリ役ですら、姉の未有が、そして影の薄いキャラまでもが千春の担当、ということで、つけいるスキのない夢。
ブルマキャラさえ森羅のテリトリーって、いったいどんだけ自己主張が強いんだ、森羅さま。
ということで、今回もゲラゲラ笑いながら楽しませてもらいました。
ひょっとしたら、この1月期で一番秀逸なコメディ作品だったのかなぁ、と思いはじめているところ。
後半は、揚羽がいろいろとややこしいからみをしてくれるみたいですので、また楽しみにしておきます。
なぎひこ登場、というか・・・早かったような遅かったような、かなり微妙な感じ。
第3クールへのつなぎ、という点ではいいタイミング、だったとは思うのですが。
ガーディアン・新メンバーの話にもからんでくるから、クールの切れ目、という点ではいいんでしょう。
ただ、なでしこ=なぎひこ、っていうのは、放映当初からの言っちゃいけないお約束、みたいなところがありましたので(・・・て、たしか書いてしまったような気もしますが(^_^;)やや長かったかな、という気もしていました。
さて、そのなぎひこ君。

ヤローは貼りたくないんですが、この場合はヤローとも言い切れないので、一応、設定は女の子、というのを重視しておきます。
この時点でも設定で男の子ですが。(^_^;
女装少年、というのに萌える要因として、秘密性と、女の子以上の美しさ、もしくは可愛いらしさ、みたいなのが絶対必須条件だと思うのですが(幽白の桑原みたいなのが女装しても誰も喜ばない)、学齢っていうのもけっこう重要な要素ですね。
『おとボク』なんかは、この手の作品でもっとも成功したものの一つでしょうけど、やっぱりネックとして、ハイティーン、というのがあるわけで、準にゃんなんかもこれに近いかな。
その点、なぎひこは、一応小学生ですから(全然そうは見えなかったですが)学齢、という問題はかなりクリアしています。
「美」という点でなぎひこほどではないのに『みなみけ』のマコちゃんがそこそこの成功感を得られるのは、その学齢が大きく作用していると思います。
それと秘密性。
事情はともかく、その秘密がなにか重大な破局に関している、というのが、禁断の情を想起させてくれるんですが、なぎひこの場合、この要素は希薄でしたね、結果として秘密は保持されてましたけど。
この、素のままで愛されたい、愛したいと思うのに、それが許されない、しかもそれは性別という一点を除いて美の化身のごとき姿である、というのは、ジンガイのスピリッツに近いところもあって、秘密性が高ければ高いほど、萌えます。
だから、皆に知られてしまっている女装美少年、ていうのは、ワンランク落ちるんですよね、ワタクシの頭の中では。(笑)・・・どの作品のどのキャラとは言いませんが。
秘密保持の動機としては、やや弱かったんですが、それでも秘密がある程度まで守られた、という点で、ワタクシはなぎひこも(なでしことして、という以上に)守備範囲かなぁ、と思ってしまうわけなのです。
ショタ風味がかなり薄いのが、個人的には残念でしたけど。(^_^;
そして、舞踊娘に変身する姿。
ここではおにゃのことして立っているので、脳内変換で、美少女・なでしことしてインプットしておきます。(笑)

純正美女代表として、藤咲ママンも、なかなか美しい容貌(かんばせ)で出てきてくれてましたので、そっちもついでに回顧しておきます。

ということで、新たな局面に入る『しゅごキャラ!』
新メンバーのキャストとかも楽しみなんですが、とりあえず、次回は空海がらみ、かな。
終った直後に「第2期決定」とデカデカと出ましたので、最終回といっていいのかどうかアレですが、一応劇中で、クラウスが「最終回」って言ってましたから、最終回でいいんでしょう、たぶん。(^_^;
つうことで、S学館ものは、取り上げるといろいろと面倒そうなのですが、最終回ということですので、簡単に感想を残して終ります。
やっぱり『ビューティフル・ドリーマー』のパロディでした、ってことでいいのかなぁ、そのわりにはパロってる箇所が少なかったので、パロはパロなんでしょうけど、引用したおした、っていう感じはそれほどなかったような。(^_^;
元ネタ云々については、詳しいところにおまかせして、気になった点をいくつか。
マフィアがエセ外国語で、銃撃してくるんですが、その中のひとつ。
「イッヒ・リーベ・ディッヒ」→「追うぞ」のところ。
おそらく、 Ich liebe dich. (I love you.)のつもりだったんでしょうけど、舌が、半巻き状態でしたので、
Ich riebe dich. に聞こえてしまいました。
riebe、ですと、reibenの接続法第2式になって、「おまえをこすりつけたい」みたいな意味になってしまいます。
ある意味、倒錯的なアイ・ラヴ・ユーかも知れませんが。(^_^;
なんといっても今回の目玉、幼・ナギ。
普段のナギからして、相当に幼女フィルターが入ってるんですが、さらにもう一段階、幼形化してしまってて、もう、釘宮さん、やりすぎです。(笑)
こころもち、『ぽてまよ』のねね、みたいでもありましたが、釘声には、幼女段階がいくつも存在することが判明して、けっこう嬉しかったです。
こんなとこかなぁ、ギリシァは今では綺麗になってんでしょうかね。
スモッグとか公害で一時えらいことになってましたが。
カッパドキアに旅行に行く女子高生、というのも、なにげにすごかったですが。(^_^;
次回から『絶対可憐チルドレン』・・・なんですが・・・。
予告絵見てると、限りなく不安なんですが、大丈夫なんかなぁ。。。
最終回。
前半は、いままでの長所だった、おバカなお色気のりが少なくて、やけにシリアスというか、暗い展開で、ちょっとどうかなぁ、な気分だったんですが、後半からラストにかけてのご都合主義的なシメ方は、本作の持ち味に戻ったようで、よろしゅうございました。(^_^)
ということで、麗しの妖怪姫の方々を回顧しつつ、まとめておきます。
まず、戦う紫ちゃんと、キョンシーだった女側近。
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女側近、後藤沙緒里さんが中の人だったので、もうちょっと見せ場があるかと思ってたのですが・・。
前回の方が良かったですね、この女側近。(^_^;
紫ちゃんは、メンバー中唯一のロリメンバーでしたので、希少価値から目だってました。
でも、ロリ、っていうより、こども、っていう方が近い感じでしたが。
復活の瑠妃と、慟哭の胡夢。
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原作でも一番人気らしい、と聞いていたのですが、この胡夢、たしかに一番情のこもった描写になってますね。
ある意味、一番物語主人公らしい要素も散見されました。
瑠妃に関しては、1クール作品の悲しさ、ってとこなんでしょうね、終わり際にチョロっと出ておしまい、でした。
ただ、当番回が前後編でしたので、それなりに目だっていたような気も。(^_^)
戦うみぞれと、合体魔法の瑠妃と紫。
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アニメ見てる限りでは、単体の強さは、萌香の次がこのみぞれだったようにも見えました。
そして、なにげにカッコよかった、合体魔法の魔女2人。
簡単に封印をはずしにかかる九曜に対して「まだまだ」という瑠妃はちょっとステキでしたね。
事件解決、九曜もやっつけて、月音の誤解も強引に解けて、あとはハーレムルートです。(笑)
まずは包帯姿の萌香。

チューしかかるんですが、そこへ乱入する、胡夢、紫、みぞれ、瑠妃。
「ずるーい、わたしにもしてー」の定番ハーレムエンド。
それに対して、「だめー、月音は私のー」と涙目の萌香。これも定番でした。(笑)
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まじめな雰囲気になってしまい、どうなるのかと思いましたが、ラストはいつものおバカお色気路線に戻ってくれて一安心でした。(^_^)
ふり返ってみると、あの平田さんが担当された第10話が、異常なくらいすばらしいデキでしたけど、それを別格にすると、第1話、第5話、第8話といったあたりが、「バカなことを一生懸命やる」というすばらしさが出ていたと思います。
こういう方向性は、最近では万人向けではなくなってきつつありますので、見る人を選ぶとは思うのですが、ワタクシ的にはたいへん満足でした。
キャラで言うと、月並みですが、胡夢ちゃんが良かったですね。
一人健気に女の子してる雰囲気にけっこう情みたいなものを感じさせてくれましたし。
あの豊満ボディをあからさまに武器にしている、という点で、好みを分けてしまうかも知れませんが。(^_^;
あとは・・・裏萌香とみぞれかなぁ、これも月並みですが。
ということで、裏萌香をお姫さまだっこしている珍しい構図を回顧して終ります。
楽しい作品でした。

テーマ:ロザリオとバンパイア - ジャンル:アニメ・コミック
サブタイ「朱に染まる雪原」ということで、誰が倒れるのか、と思っていたら、諒でした。
諒に関しては、少し早いかな、と思った程度で、前回あたりからかなり死の影を漂わせてましたので、劇的な進行ではありましたが、想定の範囲内でしたが、瑛子までとは予想外でした。
もっとも、今回の中で、伊藤に「ありゃ本気でほれてるな」と言わせたり、盗聴器をしかけたりするくだりあたりがかなり直接的でしたので、瑛子の身の上にもなんかあるかな、とは思わせてくれましたが・・・。
諒の人間性の描写が、あの映画のあたりから淡々と続いてきましたので、けっこう効果的でした。
今回も、瑛子の行動もそうですけど、かなり年長で、初老に近い副署長さんとの話なんかも、かなりいい味付けになってましたな。
「この寒さはこたえる」
「南国育ちなものでね」
「腹違いの姉がいて・・・独り者同士、兄弟のありがたみを・・・」という流れ。
副署長さんの人生をアウトラインだけですが、サラッと見せて、その実、諒の心の底も描いているという、なかかハートウォーミングなシーン。
そして部屋を立ち去るときに、諒、一礼。
全て、あのラストへの心情的な伏線だった、とも言えるわけで、静かではありますが、なかなか良いドラマになってました。
諒は・・・はっきりと死ぬところまで描写されてませんでしたけど・・・死んでるんでしょうねぅぇ、胸の真ん中を貫かれてましたから。
瑛子の目をあけたままの死もなかなか強烈でした。誰が撃ったのか、わかりにくかったんですが・・・。
今回の洵くんは、参観日に諒が来ると聞いて喜んだり、皆に冷やかされたり、次々と年上の友達が来て、そして最後に慎が来て、みんなにクスクス笑われてしまう、そのときの表情。
赤面しつつも、うれしい、そんな描写が良かったですな、あんまりしゃべってくれませんでしたけど。
両親と末の妹の墓前で、後事を慎に託す諒。
慎は諒の死の決意を悟らなかったんでしょうか、この時点では洵の約束が反故にされた、ということの方が気にかかってた、ということだったのかもしれませんが・・・。
ということで、俄然ドラマとしての面白さが出てきたように思うのですが、次回は4月12日までおあずけ・・・。たまらんなぁ。(^_^;
一応、2話連続にはなるようですが。
テーマ:PERSONA -trinity soul - ジャンル:アニメ・コミック
漏出シナリオ通りの、アレハンドロ散華。
ついでに言うと、2期漏出分の草稿も見てしまってるんですが、例によって、ネタバレは書かない方針ですので、「死んだ」ように見えるキャラは、一応「死んだ」「退場した」と表記しておきます。
機体サイズと同じ幅の粒子ビームを打ち合う宇宙戦闘にちょっと興ざめしましたけど、各人物のまとめ方はまあまあかな。
一応形式的には最終回ですけど、第2期は告知されているので、最終回とは考えずに、総括もせず、見ていきたいと思います。
宇宙戦闘は動きがハデですので、シナリオ流出があっても楽しめるところで、修理・補給の効きにくい連戦を戦うアレルヤと刹那、というのは、また消耗戦の様相も呈してくるわけで、カラダを削り取られるようにしてぶった斬りあい、という展開は、なかなか見ていて面白かったです。
アレハンドロとせっちゃんの戦いは、わりと力押しっぽかったんですが、ハレルヤとソーマ・セルゲイ組との戦いは、動きが有機的だ見ごたえがありました。
「マリー、なんでキミが」
人格分裂なのに、ワタクシの脳内では、なぜかポジションが低かったアレルヤ君ですが、最後に来て謎なセリフを吐いてくれました。
しかし、戦闘人形ソーマには、あんまりそういうのが似合わないんだよなぁ・・・と思ってしまうのですが。
色恋のざれごとからは超越していてほしい、それゆえの貧乳設定、とか、かってに思いこんでたんですが、アニメの現場にいる連中って、妙齢の少女は、なんらかの恋愛ごとにからませないと気がすまない、みたいなところがあるので、素材として使った、という感がありありとします。
とはいえ、狂い系キャラは大好きなんで、最後に来てなかなかのシーンを演出してくれました。
「完全な超兵だ」というソーマに対して、その本質を語るハレルヤ。
ニュータイプ系パイロット戦闘の醍醐味でしたな。
欠損部分の大きすぎるキュリオスの動力とか駆動系統とかどないなってんねん、とかっていうつっこみもできるんですが、まぁ、オトナの対応で不問にしておきます。
逆にワタクシの脳内では、かなり上位にきているティエリアくん。
「これであなたの元へいける・・・ロックオン」えーと・・・・。(汗)
なんか終わり際にきて、とってつけたようなロックオン慕情なんですが、フェルトと恋のバトルですか?どっちでもいいけど。
ラストの4年後、というところに、いろいろとつっこみどころ満載な絵が連続で出てきてたんですが、その中でこれ。

ティエリアくんとルイスに見えるんですが、なんか字幕放送で見ていた人によると、ここで「リジェネ」という名前になっているようです。ポイントですね。(笑)
横にいるのは誰やねん、ということなんですが、これもルイスに見えますね、とりあえずは。(^_^;
それとわれらが釘ーナなんですが、留美の超兵みたいになってました。
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うーん、アバズレ要素がかなり減じているみたいに見えるんですけど、どうかなぁ。。。
あと、グラハムの「愛」宣言には笑わせていただきました。
そういう役どころでしたね、最初から。
で、4年後には仮面の男に。ま、いいけど。
こういうキャラ群像は見てる分には面白いですね。
あとは刹那からの手紙で泣いてる貧乏姫。
いじめてくれる、Sなシーリンにも去られて真っ青なところとか、苦難はいつまでも続くもよう。

つうか、4年後っていったいいくつになってんですか。
公式見ますと、貧乏姫が24で、S秘書が27と。
4年後ということは・・・。(笑)
楽しみだなぁ、第2期。(^_^)
ということで、現時点で好きなキャラを意味もなく列挙しておきます。
中華おっぱい>釘ーナ>ティエリア>フェルト>貧乏姫>ルイス>せっちゃん>絹江ねーちゃん>S秘書>イオリア・シュヘンベルク>クリス>スメラギ>ソーマ>その他の方々
テーマ:機動戦士ガンダムOO - ジャンル:アニメ・コミック
もう画面の前でニヤニヤしっぱなし。(^_^)
ジャスミン・・・可愛いすぎるぞ、こいつめこいつめ。
皆がうすうす感ずいてはいるのに、あえてそういうことは言わなかったのに、いきなりやってきたプリンが
「だってリーフが好きなのはジャスミンでしょ? ジャスミンもリーフが好きなんだし」とストレートにイってしまうくだり。
もう、頬の筋肉がゆるみっぱなしでした。
「なによそれー」と赤面しながら動揺するジャスミン・・・なんちゅう萌へシーンでございますか、まったく。(^_^)
ということで、この最終回では、ジャスミンの気持ちがかぎりなくラブラブの方向へかたむいていくのをニヤニヤしながら見ていられるという、最高のしめくくりになりました。
いやー、1年以上毎朝欠かさず見てきてよかったですよ、入院で録画三昧だったこともありましたが。(^_^)
ということで、そのジャスミンを回顧していきます。
まず、忙しくなったリーフにあえなくて、おかんむりの図。
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ここでジョーカーが来て、ジャスミンに式での役割を伝えるシーンになるんですが、ここで地震テロップが。(涙)
なんで大阪局の放送で、岩手の震度3をテロップで流すでありますか、プンプン。
でもそのおかげか、一瞬、ジャスミンのわきの下が映ってるシーンから時報が消える、というすばらしいアクシデントがあったので、まぁ、良しとしておきます。(笑)
ジャスミン・・・まな板胸と、太腿にその魅力がつまっているわけですが、この二の腕からわきの下に流れる曲線も、脳が沸騰しそうなくらいすばらしいですなぁ、感激の極みですよ。
四肢のふくよかなやわらかさ、ジャスミンてば1年間、存分にその魅力を楽しませてくれました。
ありがとうでございました。
そして地下通路でのリーフ探し。
リーフのお妃の話題になり、グロッグの
「旅の途中で知り合ったっていうんならともかく」というセリフに、みんないっせいにジャスミンを見ます。
「なんで皆こっちを見るのよ」

このあたりから、見ていてにやけまくり。
ファーディープがこの期におよんでクイズかよ、とか思ったんですが、こういう演出のためだったんですね、うんうん、この展開なら納得できます。
みんななんとなくわかってはいるんですが、そこはオトナの対応で、素知らぬ風を装っていたところに、プリンが来て、前述のセリフ。
赤面してしどろもどろのジャスミン、可愛いすぎ。(笑)
「なによ、それー」

すみません、テレビの前で転がってしまいました。(^_^;
かわええなぁ、ジャスミン、たまらんちゃー。
しかも、リーフが抜け出したのは、贈り物のネックレスを作っていたからでした、と傍目にはどう見てもラブラブとしか見えない展開。

とどめの一撃。グラソンが、
「ぼくのお妃になってください、と言っちゃいな」と背中を押しました。
結局、対象層のこともあって、これ以上つっこみませんでしたけど、もうにやけまくりのジャスミン祭りでございました。
途中で、ジャスミンが、リーフに女の影と聞いて、「ネリダね!」と妄想する絵もなかなかすごかったですな。(笑)

これ、OPあけの提供絵にも使われてまして、見たとたん、ひっくりかえりました。
リーフがスケベオヤジの顔になってますし。(^_^;
可愛い女の子を見てデレデレして、と怒ってる、ということ自体がジェラシーだったんですが、いやあ、もうわかりやすすぎ。
こういうところは低年齢むけでも良いところですな。
あとは即位式でおしまい。なんつーか、あっさりしすぎでしたが。
この場面前後では、グラソンが、ドレスを手して喜んでいるシーンがなかなか秀逸でした。
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前回の予告でも使われてたところでしたけど、この第5クールでは、ほとんど準ヒロインと言っていいくらいに活躍してました。
あのでっかいガマガエル倒したときには、こんなに重要な役になるとは思ってもいませんでした。
グラソンは、ドレスもよく映えたんですが、ジャスミンは、野生のままの方がいいなぁ、と思えた、ドレスアップ。

ジャスミンはニーソックスの絶対領域を出しながら、走り回っている方が良い、と再確認させてくれたシーンでした。(^_^)
ジャスミンとの関係については、深くつっこまず、あまりにあっさりと終ってしまいましたけど・・・、まぁ、地下通路とネックレスのことで、一応決着はついてるのかな。
別段くどくやらなくても、その後結ばれて、というのはかなり暗示されてましたし、これはこれでよかったんでしょう。
ということで、5クールにわたって展開してきたこの物語も終幕。
第5クールがかなりつけたしっぽかったですけど、概ね満足しています。
本郷監督、西村さん以下の作画陣、ご苦労さまでした。
次の本郷監督、西村さんのデザイン等の仕事を期待しています。
西村さん、なにげにラノベのイストの仕事でもちょくちょく拝見しますので、そっち方面も期待しているところです。
ほぼ原作どおりでしたので、あらすじは簡単に。
原作第2巻・第6幕後半と終幕。
前回、若僧の狼神とむかいあう場面があったので、ひょっとしたら・・・という気持ちもあったのですが、あれ以上はふみこみませんでした。
尺の関係、ということもあるんでしようけど、原作でも分量の関係かな、と、チラッと思ったところでした。
正直なところ、第2巻は第1巻ほどには面白くはなかったんですが、絵になる威力ですねぇ、全然遜色なく楽しめました。
キレイな尻尾、というより、きれいな肌だったシーンだけ簡単に回顧しておきます。(笑)

エネクが最後までクローズアップされなかったのが、やや不満でしたけど、ノーラはキレイだったし、狼変身にも動画を使ってくれてたし、そのあたりはまあまあかな。
ロレンスの思惑と、ホロの思慮とが微妙に食い違う面白さ、たとえば、なんとかノーラを助けてやってほしい、というロレンスの願いに対して、できるけれど、やっかいなことになりかねない、というホロ。
ノーラが羊飼いなので、狼の自分の姿をみて、リーベルトを守る方向にいくかも知れない、と指摘するところなんか、全体を見ているロレンスと、その意味を見ているホロとの違いなんかが出て面白かったところですな。
本作は、こういう思慮と思慮がぶつかりあう面白さがかなりありますので、そういうシーンがでてきますと、ニヤッとしてしまうところだったりします。
反面、ちゃんと生かしてくれてないところなんかもけっこうあったんですけどね、エネクのこととか、ホロの身の上話とか。
最後だからといって、それほど作画があがったようにも見えませんでしたが、低下したわけでもなかったので、そういう意味でもまあまあかな。(^_^;
で、簡単に総括。
とにかく黒田デザインのよさ、それでもって忠実に原作を起こしてくれていったすばらしさ、このあたりでしょうか。
ホロとノーラは、ヴィジュアル面では原作以上でしたし、クロエも、完全オリジナルではなく、劇中の脇人物にうまいぐあいに色を添えてくれる描写でしたから、それほど違和感はありませんでした。
むしろ、第6話での良い余韻になってたかな。
不満点としては、商売の仕組み、とりわけ差額のもうけとか、先物とか、為替とか、そういうのを全部セリフでやってしまったので、かなりわかりにくくなってました。
原作読んでたので全然問題なかったですけど、原作読んでない人だと仕組みがよくわからなかったんじゃないかなぁ、とか思ったり。
コミックス版が、うまく図示しながら仕組みを解説していてくれただけに、そこへ踏み込んでくれなかったのには少々残念でした。
やろうと思えば枚数使わずにできただけにね。
原作は、第4巻あたりから違った面白さ、ホロとロレンスのかけひきの妙・・・みたいなところに入ってくるので、できればそういうあたりまでやってほしかったんですが、まぁ、第2巻までにしたことで、ぐっと密度があがりましたし、そういう意味では良かったかな。
原作の面白さ、奥深さは半端じゃないので、これだけで終ってしまうのはたいへん残念なんですが、こればっかりは、ソフトの売れ行き、という経済原則に従うでしょあうから・・・仕方ないかな。(^_^;
アニメパートに関しては、怪物王女のときほどひどくはなかったけど、やはり外注時の作画の低下はいかんともしがたかったので、全体としてはよくできてたと思いますが、けっこうデコボコしてた印象。
ともかく、時に不満も書きましたけど、この傑作を映像化してくれたこと、しかも少なくともキャラクターだけはクリンナップされてたことなんかは、感謝したいところです。
続編を期待しつつ、スタッフの皆様、ご苦労さまでした。(^_^)
たまたま何人かの感想を読んだんですが、なんか評判悪いですね、ワタクシが見た範囲だけかも知れませんが。
神がかったデキだったあの第1期と比べると、たしかに「アニメとして」のデキはやや落ちるとは思いますが、原作準拠だったこと、テーマ性がはっきりしてたこと等思うと、本作もかなり面白かったんですけどね、ワタクシは。
第1期がわりと状況の面白さを見せていたのに対して、この第2期は、物語としての面白さがよくでていたと思います。
さて、最終回。
フランカが自分の目的をおいてでも守ってやりたかった、ビノッキオ。
死ぬことでしか人になれなかったピノッキオ。
その戦いの中で、自分と同じ「もの」を見てしまったトリエラ。
重傷も癒えたその直後に「またオレのために働いてもらうぞ」といわれて嬉しそうにほほえむリコの悲しさ。

感情の側に入っていかず、あくまで淡々と話を語る展開だっただけに、その冷たい詩情のようなものがヒタヒタと胸をうつ、なかなか良いしめくくりでした。
今シリーズは、トリエラメインでした。
ピノッキオとの交戦も、戦いというより、殺し合い。
拳銃をはたきおとされて、剣とナイフでの切り刻みあい・・・しかしあたらない。
トリエラ「この化け物め」
ピノ「どっちがばけものだよ」
ここ、最高にしびれました。
常人ではないことはちゃんと理解している、その上で、それによって得た力で戦うトリエラ、でも生身の人間がそれ以上の動きを見せて自分を翻弄する、その姿を見て、思わず口をつくことば。
対するピノはあきらかに相手の義体を見て語るわけで、ここいらに、似ているけど、決定的に違うなにかも見え隠れしていて、瞬間瞬間の殺し合いの中で、そういう想いが交錯としていくシーン、なかなか面白かったです。
止め絵を交えながらの赤い効果なんかも、批判の方が多いみたいですが、私は2人の命の色を賭しての戦い、という意味で、いい演出だと思いました。
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トリエラから奪った拳銃でトリエラを撃つピノ、それを見て、怒りを燃え立たせるトリエラ。
重傷を負いながらもなんとか倒しますが・・・。

この目の負傷はかなりハッとさせられましたが、別段何事もなかったように、後で自力で包帯をとってました。
一方のフランカ。
最後に力が出なくなったのは、飲酒運転だったからかなぁ、とか思ってしまいましたが、一応生死不明のまま保留。

どう見たって状況は死んでるんですけどね。(^_^;
ミッションを終え、それぞれのフラテッロ達の担当官へ態度が対照的でした。
重傷を負ったリコ。
治療の後、回復し、ジャンのもとへと報告、そしてジャンのことば。
「またオレのために働いてもらうぞ」
・・・冷たいことばなのに、それに嬉しそうにうなずくリコ。
ジャンの方もサディスティックな意味で言っているのではなく、距離をとることの大切さを認識しているんでしょう、でもこのリコの反応は悲しいですよね・・・。
最後でフランカ達を阻止できなかったアンジェリカは、マルコーに、ごめんなさい。
マルコー「おまえはいつも謝ってばかりだな」
「おまえはよくやった」
優しくすることが負荷を増やしてしまっているかのごとき対応。
これも痛いですね。
もっとはっきりと意識的に自分の境遇を見せていたのがトリエラ。
「勝ちましたよ、ほめてください」
背景に、暗い自暴自棄の影も少し見えるだけに、この言い回しも苦いものを含んでいます。
抱きしめられても、どの程度空虚感が癒されているのでしょうか。
治療室で見せた、夢と涙。

彼女達の痛みを一番体言してくれているトリエラの、命と闘い、そして心。
この突き放した描写が、本作の魅力だったと思います。
第3期があるのかどうかわかりませんが(現状ではなさそうですが)、ガンスリの冷たい詩情みたいなものは堪能させていただきました。
私個人としては、佳作だったと思っています。
テーマ:GUNSLINGER GIRL - ジャンル:アニメ・コミック
最終回・・・というか、一段落ですね。

この展開はかなり第3期を意識してますので、正式の発表はまだですけど、そっちにつながるのでしょう、たぶん。
逆に言うと、この終り方で、第3期がなかったら、かなりショックかな。(笑)
しかし、最終回なのでこういう感想になりますが、普通にサイキックバトルとしては面白かったです。
サブラクのときほどではありませんでしたけど、それでも、前戦に出てきてシャナと矛を交えるヘカテーのシーンは多かったしきれいでしたし、で、かなり堪能させていただきました。
今回のバトルモードでは、シャナ&ヴィルヘルミナvsヘカテー&シュドナイの、2on2の戦闘だったんですが、短い展開の中で有機的に動いていまして、最初がシャナ対ヘカテー、ヴィルヘルミナ対シュドナイ、という自身の武器を使ってのどつきあいと言いますか、打ち合いといいますか、それで動きを見せ、その後団体戦、時計塔を背後にしての戦いで、シャナ達があることに気づく、という流れ。
このときのシャナ対ヘカテーの流れるような戦いが鮮やかで実にきれい。
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特にヘカテーのこの動き。
シャナと交錯するところがストップモーションになったり、画面の前後を使って宝具をうちあったりと、実にきれいな絵でした。
外見は幼さが残る、でもうちに秘めた力は世界さえ滅ぼしかねない強さを秘めた、2人の少女。
これが早い動きと、鮮やかなアングルで空中戦をやってくれたわけですから、そりゃときめかないわけにはいきません。しかもこの間、ヘカテーはほとんど無言でしたし。
対する主人公、シャナ。
トリニティの2人と対するに、血まみれになりつつの、大苦戦。
しかもバル・マスケ打倒が目的ではなく、零時迷子と悠二の奪還こそが目的であるため、決めてもないまま苛立ってきますが、ようやく内部へ侵入開始。
戦いと潜入を瞬時に切り替えるその勇姿・・・。
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トレードマークのミニスカぱんつで、縦横無尽、これまた別の意味で美しかったです。(笑)
悠二くんもがんばってたんですが、戦線に出てきているんだか、たんなる解説かひやかしかよくわからなかった、探耽求究・ダンタリオンとドミノの明るい狂い系コンビが面白かったですな。(^_^)
特にドミノ、第1シリーズでも終局になって、教授へのつっこみは忘れず、しかも雑魚程度の戦力にはなるところも見せてくれたりと、意外と活躍してます。
つうか、中の人、プリンセス・チュチュなんですが、可愛いくてすっとぼけて味のある声、演技がなかか好感もてますね。
今回もドミノ、悠二君を見つけてしっかり追い詰めてました。
しかし悠二君程度にも勝てなくなってる、というのも、ドミノらしくて良かったですな。(^_^)
ベルペオルの側ではフェコルーとともに戦況を眺めるだけで、今回は直接戦闘には入ってこず。
さて、ヴィルヘルミナ。こっちも血みどろのボロボロです。

サブラク戦といい、このシュドナイ戦といい、タイトな戦いを強いられてますなぁ。
外では、一美ちゃんが「今がそのときかも?」・・・とけっこうあぶんないことを考えだしますけど、思いとどまりました。

しかし容赦なく肥大する影響だったわけですが、そこで復活のマージョリー・ドー。はやっ。(^_^;

なんか抱え方が悦痴で、ちょっと嬉しかったところ。
こういうところにも、一美ちゃんの「やわらかそう」なところがうまく出てました。
悠二君が零時迷子を奪還した後は一気になだれるように終りましたが・・・、最終回、という点を除けば、見ごたえのある場面の数々でした。
サブラク戦のような絶対絶命の戦いもワクワクしますが、ヘカテーが舞い、シャナがぱんつな戦いをする、というのも、ドキドキしてステキな展開すのお。(^_^)
ヘカテーの涙・・・たぶん継承した史菜のデータが流させたものなんでしょうけど、このシリーズの、あまり人気がなかったみたいな前半をうまく取り込んでくれてました。

さて、第3期・・・制作期間うんぬんという以前に、ストーリィストックの問題とか、「祭礼の蛇」をどうとりこむのか、あるいはどう決着つけるのか、という問題もありますので、そんなに早くは始動しないと思いますが、・・・やっぱりそれでも早く見たいです。
ということで、第3期があることを期待して、しめたいと思います。
最後に、パァッと、花がさいたようなシャナの笑顔で。

ラストにこの絵をもってきてくれた、というのは、いろいろ暗示的でしたね。
エンドイラスト・・・最後なんで、ちょっと期待してたんですが、いつも通りでした。(^_^)
最終回。
結末だけ見れば、オロチに食われた人は返ってこない、エイムは深い傷をうけ、おそらく失明しているみたいだし、舞台となった町は被害が色濃く残り、と、丸くおさまるようなエンディングではなかったんですが、それでも1クールの枠の中でそこそこのサイキックバトルをやる分にはうまくまとめたかな、というのが実感です。
始まった頃は、あまり説明もなかったので、原作をやってない人間には不親切極まりない展開でしたけど、それでもそんなに手を広げず、"彼"という人物の病んだ野心、というか、呼び出した力の大きさに食われてしまった悲劇というか、そういったものをことさら大げさに、たとえば世界全体とかにまで広げることなく、都市レベルのパニックで描いてくれてたのが、テーマをしぼりやすくして良かったとかな、と思うところ。
正直、前半は、絵柄もそんなに好みじゃないし、日常描写にやけに陰湿というか、神経かき乱すようなところもあったので、切ろうかな、と思ってたんですが、後半の盛り返し、特にエイムがすばらしく色っぽくなってくれたこともありまして、後半に関してはかなり満足しています。(^_^)
ラストを安直なハッピーエンドにしてない、というのも、そういう狂った野心の被害、というモティーフをうまく余韻にしていて、私的には満足しています。
まぁ、梶原とか、前川とかは、別段戻ってこなくてもよかったんですけどね。(^_^;
パムは戻ってきましたけど、オリエ・・・。
やっと目を出してくれたというのに・・・。
エイムもボロボロで、最後の描写は、開眼シーンこそありましたけど、アヤカシの使いすぎで、光を失ってる、てことなんでしょうか。
痛々しいんですけど、悠に支えられてるところとか、妙に色っぽくて、後半のエイムの艶、みたいなものは、結局最後まで衰えることなく十分発揮していただけました。
ラストの杖ついてるところも良かったんですが、アキノとともに救援に来たシーンも良かったです。
なんつうか、思わず肩を抱いてやりたくなるようなキャラでした。
前半あんなにうるさかったヒメが、後半ほとんど空気だったのは、やっぱり進行上必要なかった、ってことなんでしょうかねぇ。
実際、和泉をうまく使ってれば、役割としてはそれほど重要ではなかったような気もしますし。
ヒメ、中の人は大好きなんですけどねぇ・・・。(^_^;
つうことで、地上波放送、ようやく最終回でした。
不満もありましたけど(特に前半)、後半のエイムがアクティブに動きだしてからは面白い部類でした。
次回からこの枠・・・『双恋』・・・・新作じゃないよねえ。(^_^;
最終回、連動してるんですかね、連載と。
なんかそんな感じを抱かせる展開、ラストシーンでしたけど・・・。
灯里単体にスポットがあたったのって、なんか久しぶりでしたので、灯里の天然的可愛いらしさが堪能できました。
ただ、藍華の昇格試験は、1本ちゃんととってほしかったかなぁ、という気がしないでもなかったです。
前回と、今回の晃と一緒に2人で泣き出してしまうところとかがそれにあたりますから、不足している、とかっていうのではまったくありませんが。
ただ2話に割れると、アニメの場合、絵のタッチが変わるんですよね、そういう点もあって、1話でしてほしかったかな、と。
その藍華。
単にプリマ昇格だけでなく、姫屋の後継者としての血筋、そして昇格と同時に新支店を任されるという重責。
飛び級昇格のアリスともども、なかなか波乱万丈の人生を送る2人。
それに対してのんびりムードだった灯里も、いよいよ昇格試験の日。
皆に伝えてしまって、そして暁さんがあの恥ずかしい応援をする、というあたり、なんとも少女マンガ的でしたが、ああいうこそばいような恥ずかしさもまた魅力、みたいなところもありますので、本作に関してはいい効果になってたかな。
試験の公平性とか、そういう点で考えたらどうなんかなぁ、という気がしなくもなかったですが。
そして予定調和のように、プリマ昇格。
そしてもたらされる、アリシアからの話、というところで幕、だったわけですが、あのアリシアさんの唇がアップになった描写で、やっぱり寿引退でしめるのかなぁ、という気がかなり・・・。
うのうすいピンクの唇は、いろんな示唆がこもっていそうでした。
次回、最終回。
どういう処理になるのかなぁ、かなり楽しみです。
テーマ:ARIA(コミックス・アニメーション) - ジャンル:アニメ・コミック
ええ話やねぇ、ちょっとウルウルきてしまっただよ。
週刊誌連載のスポ根マンガだと、どうしても読者人気投票みたいな側面があるので、試合を続けていかなくてはいけなかったりするわけですが、2クールくらいの枠が決まっているアニメですと、よっぽどまずいことをしない限り打ち切りとかはないので、こうやってじっくりと、学生の部活動、という側面が描写できますね。
今回のこの部員のまとまりによってもたらされるカタルシス効果も、単にタマちやんの敗北だけでなく、それまであまりにうまくいきすぎていたことに対していっぺんに暗雲が部長であるキリノの双肩にのしかかってきたり、練習しても勝てないということで自暴自棄になってしまうミヤミヤとか、敗北の意味にとまどってしまうタマちやんとか、前回までの暗い雰囲気が実に効果的に効いてるわけで、それがあらばこそ、なんですけどね。
展開としては、4つ。
1. タマちゃんが知る敗北の重み。
2. 休部の決断を一任され、さらにタマちやんの退部届けまで見せられるキリノと、サヤの友情。
3. さとりんとミヤミヤの対決。
4. 外山と岩佐の来訪。
これだけを1話の中で処理してくれてたのにも関わらず、興味は分散しませんでしたし、終結点にむかって流れていきましたから、素晴らしいシナリオだったと思います。
さすがにこういうのをやらせるとうまいですね、倉田さん。
その中から、気に入った点をいくつか回顧してまとめておきます。
キリノとサヤの友情。
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すいません、百合描写にしか見えなかったんですが。(笑)
2人のボディラインのやわらかさなんかも、とってもエロティックで、なかなか秀逸でしたな、このシーン。
サヤが巨乳設定なのはまぁいいとしまして、キリノもこの胸の柔らかさといいますか、丸みといいますか豊かさといいますか、ある種の感動をさそいます。
私室でのくつろいだ私服、ということもあるんでしょうけど、ふだんの制服や胴着姿では、少なくともサヤほどには強調されてなかったのが、「私服ですよー」というシグナル効果も手伝って、うまくでていたと思います。
一応、「悩みを一人でしょいこむなよ、共有しよう、友達だろ」というシーンだったんですが、アングルとかが限りなくゆりんゆりんでしたので、とっても嬉しかったところです。(^_^)
そして、ミヤミヤを説得するさとりん。

さとりんの剣道好きの情熱が、普段以上に強いことばになって出てきた、というところなんですが、ここでのポイントはむしろミヤミヤ。
「あーん?おまえ誰にむかって言ってんだ?」ていう感じで、ねめつけながらしゃべるミヤミヤの怖さ、爆裂。
つうか、中の人の迫力かなぁ、桑島さん、まじで怖かったです。(笑)
外山くんのエピソードはなんかいい人すぎて、違和感がなくもなかったんですが・・・ひょっとしてキリノが好きだったのかなぁ、だとしたらあれも納得できるなぁ、とか思ったり思わなかったり。
直接会えないから、ああいうことをして、テレ隠し・・・ともとれますしね。
タマちゃんのエピソードは本筋なんですが、心の中をうまく交通整理してやってた勇次くんの思慮深さもひきたつシーン。
いいやつやねぇ、勇次くん。全然報われてないけど。(^_^;
つうことで次回。
公式サイトの剣道講座の方でネタばれ状態ですが、まぁ、楽しみに見させてもらいます。(^_^)
フユキ退場、ということで、まあまあ良い話だったですね。
この退場の空虚感のためにでてきた、という感がなくもなかったですが、いままでの陰な雰囲気が、作品の方向性と違ってたので、どうでもよい空気が漂いまくりでしたが、なにかいいだけにしていた男の子が、いつのまにかいなくなる、そのムードはとてもよく出ていたと思います。
フユキ視点ではなく、千秋視点・・・という意味でね、あたりまえですが。
それにしても今回、いつもにもまして、千秋の春香に対する声や言葉使いが、夏奈やその他の連中に対してと激しく違っていたのは笑わせていだたきました。
たぶん、ラストの交換留学生の話にからめてくるのだと思いますが、それにしても、今回はいつも以上にはっきりしてました。
うん、可愛いくて良かったです。
冬馬が、呼ばれ方で感覚が変わってしまうのと、サボリたがるところなんかも可愛いかったですし、曇天の情景のわりには、小学生っぽい、元気の空回りがいたるところに見えて、良い感じ。
特訓したのに皆転んじゃうところとかね。
それにしても、春香と一緒に走る千秋の嬉しそうな顔・・・、母性をそのまま見ているんでしょうねぇ。
切なくなるくらい可愛いかったですわ。
それとは全然関係ない、保険の熊田先生も回顧しておきます。

「たまたま今なら彼氏いないです」宣言・・・小学生に伝言って。(^_^;
その直後のプラセボ効果も、なかなかウィットにとんでおりました。
個人的に好きだったシーンとして、仮装大会のマコちゃん。

うん、登場人物中、かなり上位に来ますな、よきかなよきかな。
次回、その交換留学生の話・・・かな?
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最後までテーマのしぼりにくい作品でした。
ラストのフミとミカが泣き出して解決してしまうところとか、母親が母を放棄しまっているところとか、パートごとに見ていくと、すごく面白いシーンなんですが、悲しいかな、テーマとしてつながっていない、というのが第1印象。
前回も書きましたように、作品性ではなく、萌キャラ作品として鑑賞するのが正しい方向゛たと思いますので、そっち方向で感想を残しておきます。
・最後までやかましかったカナカ。
「人間になりたい」というモティーフがいったいどうなってしまったのか、さっぱりだったんですが、カナカとチアキだけは、最後までキャラが崩れてなかったように思います。
かなり中の人の力によるところが大きかったのですが、デバイス・キャラとしては、上位に来るんじゃないかなぁ、とか思ってしまったり。(^_^;
パートナー変えられて、失敗続きで放り出されたり、いろんな面も見せてくれましたしね。
・夏香。
文歌に銃声のことを尋ね、そこからある推測をたてたり、要くんが好きなのは、今いる文歌=フミではなく、配達人になってしまったミカの方だ、と看破したり、なかなか回るところを示してくれまして、個人的には、カナカについで好きなキャラでした。
表情が大きくて、行動がストレートなのもよかったです。
なんとなく、ですが、『キミキス』の明日夏に近いものを感じてしまった次第。
・チアキ。
いったいあの相談にいった人物はいったい何だったのか、全然説明も進展もありませんでしたけど、友情をバリバリ示してくれたチアキ。
第9話があまりに素晴らしかったのですが、あの話以上に、いつもフミカのことを案じてやっている優しさとかが良かったです。
・文歌の母。
はっきり言いますなぁ。
なんかひでー母親、という描写になってましたけど「ちゃんと養育費を入れる」と言ってましたから、受ける印象ほどにはひどいわけではないかな、と思います。
世間には、それをしない人間の方が多いですからね、ああいう環境になると。
もちろん、金を出せばそれでいいのか、ということではありますが、それさえできない現実の方が世間には多いですし。
・文歌・・・フミとミカ。
結局この人格の分裂と、人格の死が、かなりあいまいだったので、物理的な死と心の死がちゃんと描き分けられていませんでした。
ここにも、文芸の甘さ、みたいなものを感じます。
まぁ、でも、結局は友達がほしかった、という解決は、いい解決だった、といってもいかな。
例としてでてくるのが、かなり保守的というか、古色蒼然でしたけど。(^_^;
・文伽。
あれだけ思わせぶりで、結局登場はラストのシーンだけ。
これは補填するからメディアミックスの方で買え、ってことですかね?
なんか新たな「あのね商法」みたいな気がしなくもなかったのですが・・・。
こんなとこですかね。
いろいろ不満をごちゃごちゃ書きましたけど、好きCVさんがたくさん出てらしたので、楽しめた方です。
再三書いてますが、本当に否定的な感想しかなかったら、視聴録画していても書きません。
そういう意味では、好きだった部分もけっこうあったんですが・・・あんまり書けなかったことには反省しています。
しかし、一番好きなキャラが、カナカだっていうのは、自分でも、どこか変だな、と激しく思うところ・・・かなぁ。
物語の中とはいえ、ついに現役名人を殺人犯人にしてしまいました。いいのかなぁ。(^_^;
最後に来て「犯人はおまえだ」とやる探偵もの、推理ものではないので、徐々に状況が語られ、外堀が埋められていく展開でしたので、今回だけ見てますと、さほど意外性はないのですが、全体を通してみると、現役名人を殺人犯にしちゃったのって重いよなぁ、とか思ったり思わなかったり。
ただ実際の殺人、という行為にしてしまうと、「ちょっとやりすぎなんじゃね?」・・・と思わなくもないのですが、将棋や麻雀、囲碁の中に潜む狂気、みたいなものの描写、と解釈すれば、納得できるものではあります。とりわけ将棋って狂気がひそみやすいですからね。
棋譜場面・・・今回は、どう見ても紫音が負ける方向だったんですが・・・。
だいたい決戦に来て、大駒にカナ気をあてられて逃げるだけの一手ですと、たいてい負けます。(笑)
名人の側は、金とりを横によけるのではなく浮いてましたし、局面がどう展開させるのかで変わるでしようけど、あのあたりがプロの手ですね。
ドラマとしては、こういう対局中に心で語り合う、というのは面白いんですが、実際の対局ですと、とにかく意図や失着を隠す必要があるので、極力感情は出さないんですけどね。
まぁ、ワタクシどもの住んでいる田舎の対局とかですと、けっこう皆ベラベラしゃべりますが。(^_^;
しかしそれにしても、タイトル戦の前夜に人を殺してそこで一局指し、さらに打ち上げ後また人を間接的に殺しにいく・・・。
物理的には可能でしょうけど、実際のタイトル戦とかの報道を読む限り、かぎりなく不可能っぽいんですけどね。
ともあれ、これで真犯人が確定みたいで、紫音も動揺してましたけど、駒をうつときにローアングルだったり、正座時のミニスカからこぼれる絶対領域の太腿がすばらしくまぶしかったりと、違うところでリキの入りまくった作画には、感嘆いたしました。
ラストにむけて、あさっての方向でがんばりまくるこの作画陣には、感謝でいっぱいです。(^_^)
女子中学生とは思えないあの太腿の肉付きようと、十代とは思えない沙織さんの風俗くささは、本作に強烈なフェロモンをまき続けてくれた、と思います。
どうでもいいことなんですが、紫音の「あなただったんですね!」の、感嘆符「!」が妙におかしかったです。
なにげに余裕ぶっこいてるみたいで。(^_^;
さて、次回、この決着はどうなるのか、楽しみにしておきます。
先行地域はもう最終回にを放映してしまったようですが、こちらはようやく第24話。
ということで、簡単に・・・。
晴嵐対セイジュ。
強化した肉体の猛威でセイジュを追い詰めるものの、なんか変な能力を出してきて、いつのまにか優勢も怪しくなってきた晴嵐。
お前が戦うんじゃなくても彩たちを戦わせてちょーだいよ、もう。
この調子だと最後まで彩達の、ひっぺがしあいバトルはなさそうですなぁ、せっかくいいコスチューム、いい設定だったのに。
謎の屋敷での、マユキの発見と、蒼花と夕緋。
白蟲の平装が見られましたが、これも大きなアクションがなかったし、どうも主戦力が戦いに投下されていないもどかしさがここにもありました。
ということで、前回が前フリで、今回がバトルメイン、と思ったんですが・・・。
あ、まぁ、一応、晴嵐のバトルはあったんですが・・・正直あんまりうれしくなかったです。(^_^;
あ、行かず後家状態の戸丸警部の赤面つっこみは、ちょびっと可愛いかったですかな。
ということで、次週、最終回。
最終回。
一通り全員に見せ場を作って、しめ。
芝さんのキャラクターデザインのきれいな作品でした、これにつきますな。
時間軸をシャッフルしてしまったために、全体の流れがすこぶるつかみにくくなってしまい、しかもそれによってもたらされた効果もそれほどめだって大きくなかった、という、お話としてはあまり残りにくい進行でしたので、文芸的な意味では、失敗かなぁ、という気はしています。
原作も、途中までしか読んでないこともあって、このスタイルが原作のスピリットを継承しているのかどうか、言えないのがもどかしいところですが、既読部分だけの判断ですと、あまり原作の魅力をひきだしていたとはいいにくい進行だったと思います。
にもかかわらず、本作はワタクシの脳内では、ギリギリ名作の範疇に入ります。
そういった欠点を補ってあまりある芝デザインの魅力が、充溢してましたからね。
作画として万全でした、とはいえませんでしたが。(^_^;
そんなわけで、本作は、このきれいなデザイン、好きなキャラに対して、あれこれ妄想したり、好み語りをしたりするのが正しい鑑賞方法かなぁ、という気がします。
というわけで、総括というほどでもないですが、キャラ群像について、妄言を記録しておきます。
好きだった順で書きますね。(笑)
1. 黒羽まなみ。
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幽霊さんであって、幽霊族・・・とかじゃないですよね?(^_^;
霊のはずが、途中からとんでもない攻撃的な能力を発揮してました。
さすがは幽霊課の社員さん。
中の人は、伊藤静さん。なにげにこういう役もうまいんですよねぇ。
いつき君と2人っきりで、タイムスリップしちゃう話とかがよかったです
今回も、意外に激しい技で竜を食い止めてましたし。
2. アディリシア・レン・メイザース。
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ロングの金髪なとことかが、どうも『風のスティグマ』のキャサリン・マクドナルドとイメージがかぶって仕方ありませんでした。どっちも真性のツンデレでしたし。(^_^;
こういタイプはヴィジュアル的にとっても好きなので、2番目にしておきます。
今回も事実上の実戦部隊でした。
それにしてもいつき君、ゲーティアの首領さんをつかまえて
「(アストラルの)社長命令だ!」っていうのは、とりようによってはプロポーズととられかねないと思うんですけどね。(笑)
3. 葛城みかん。
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ラストでちょびっとだけ出番がありました。
釘声の魅力・・・はもちろんなんですが、その幼さ、健気さがむしろ引き立った感じ。
以前もどこかで書きましたけど、釘宮さんの魅力はツンデレ役よりも、幼女役にその本質があると思ってます。ワタクシの釘声代表作は、いまでも『りぜる』ですしね。
ともかく、その幼さが実に良い味付けになってまして、その上、巫女。すばらしすぎです。
残念なのは髪の色かなぁ、巫女髪は黒かそれに近い色であってほしい、と思ってましたので。
4. 穂波・高瀬・アンブラー。
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メインヒロインなのに4番目、すまん。(笑)
CVさんはヒロイン声出してたんですけどねぇ、やっぱし標準語でしてほしかったかなぁ、というのが・・・。
私にメガネっ娘属性がそんなに強くないから、っていうのもあったかも、です。
ただし、お話の上では、まさにヒロインの活躍で、物語中心軸としての働きはしっかり務めてくれたと思います。
ミニスカで箒にまたがって・・・ていうあたりはとっても良かったので、第1話の時点ではすごく期待してたんですが、その後あんまりしてくれませんでしたし。
ラストにいつき君とラブ・フライトしてくれてましたので、記念にもう一枚。

ヤローはどうでもいいかなぁ、あえて言えば、
ユーダイクス>猫屋敷>フィン>いつき>隻連・・・・かな。
ダフネさんとかゲストキャラは割愛しましたが、脇キャラもデザインの立った作品だったと思います。
芝さんの次の仕事に期待しつつ・・・、でもできればBL系ではなく、美少女系で参加していただけることを望んでいます。
ジークリンデとオペ子が話してると、なんか妙な感じですね、素人とプロの役者さんがしゃべってるみたいで。(笑)
それはともかく、問題の中心点はタナトス一本に絞られてきた・・・のかな。
相変わらず、カズキ君の友情ごっこが、分裂症っぽく見えてしまうのですが、それ以外はいいこと言ってました。
とくに、「ひとつにならないか」とギオに言われて「うほっ」とか言うのではなく、「個性っちゅうもんをわかっとるんかい」と反論するジン君のセリフはなかか良かったですな。
「3人でいて、楽しかっただろ? それは3人が別のものだからだ」というのは、個性のすばらしさを実にわかりやすく表現してくれていたようでした。
本作、シーンだけ取り出してみれば、けっこうこういういいシーンは多かったんですが、全体の流れというか、人物の軌跡があまりにむちゃくちゃなんで、どうも素直に「良いシーンだなぁ」と思えなかったりすることが多すぎました。
でも今回のジン君のセリフは、筋がちゃんと通ってたので、納得できたところ。
ジークリンデがもうヒロインでいいんじゃね?・・・とか思ったでだしでしたけど、ラストが近いこともあって、徐々にトアにふれてきたもよう。
でもトアって、第2クール、つかまったり、隔離されたりで、実に影が薄かったですなぁ。
お姫さまポジションならそれでも十分だったんでしょうけど、一応ドラゴンになって、戦いもできれば一緒にアクションを押すこともできただけに、いっそうそういう気がしてしまいます。
前半はルックス的にはアキラちゃんが一番好みでしたけど、第2クールはもうジークリンデしかおらんなぁ、という感じ、かな。(^_^;
というわけで、今回も強気で頭のいいジークリンデが見られたので、まずまず満足の部類かな。
ワタクシの脳内では、カズキが『おかわり』のフユキ状態になってきつつあるのは内緒ですが。(笑)
さて、次回、最終回。
作画の奮起を期待しています。
テーマ:ドラゴノーツ-ザ・レゾナンス- - ジャンル:アニメ・コミック
アニマックス組、第5話。加えて原作未プレイ組。
ベニーの過去話だったようですが、そのせいもあってか、露出の高かった朱子。
ほとんど縛られてばっかりで、すばらしいサーヴィスでございました。

しかも微妙にいろいろとアングルとか変えてたし。
今回はこのベニーの縛りというか、縊りだしというか、これにつきますな。
冒頭、バニースタイルでの全身の凹凸をなめるように描いてくれてたのもなかなか感動しましたが。
先行地域の放映内容がどうなってるのかさっぱりこんですが(原作もしてないので)ここまで見る限り、見せ色気要員が森羅と美鳩、ハプニング色気要員が南斗星にベニー、ということなんですかね?
ともかく、目つきがきついわりに、声が氷青さんですし、エロシチュがいろいろとからんでくるしで、かなり楽しめるラインナップで、ちょっとばかし脳内順位が上がっているところ。
救出劇では、久遠寺家一同が、『必殺』やってましたが、美鳩ねーちゃんの超人ぶりはもうなんと言いますか。
ほとんど大佐とタメはれそうですね。
もっとも一番気に入ったのは、未有のクールなスタイル。

この後、ちっぱいを錬に触らせるというハプニングなんだかサーヴィスなんだかわかんないのもありまして、後半のエロース要員になってくれることをひそかに期待。
ただこの海辺のシーン、引き続きあったのは嬉しかったんですが・・・ベニー緊縛に比べて、作画がやや落ちてました。それが少しばかし残念かな。
ベニーの過去についで、ナトセの過去の暗示もありましたので、これもそのうちでてくるのかな、という期待をこめつつ、終ります。
ナトセのピンチはベニー以上に盛り上がりそうですし。
今回のバニーも、ベニーよりナトセの方がエロかったですしね。
次くらいから、夢の学校関連かな?
B:或る女 役・他人の物語にまきこまれる話。
C:波に乗ってくるポロロッカ・パチンコに見る逆流現象。]
またまた字幕が増えて、ちょっと追いかけられません。
まぁ、これが本来の味付けんなんでしょうけど。
でも、録画しつつ、止めて見ることを前提にして、というのは、あれだけの情報量を流されると正直きついです。
まぁ、検証サイトもあるから、それを使いながらの視聴かな。
ということで、字幕にはもう面倒なんで触れません。簡単に感想だけ。
今回に限ったことではないけど、後半、望先生の背景に出たり隠れたりのまといちやんが、すこぶる可愛いです。
可符香や霧、あびるちゃんなんかもそうですが、妙に性的なシグナルを送ってるときがあって、そこらへんが、なんというか黒い愛らしさ、みたいなものがホワホワ漂っていて、禁断の萌へを堪能させてくれています。
カエラとかぱんつ見せまくってるわりにそういう意味でのエロスはないですし、マ太郎も境遇だけ見てますと、そっち方面のモティーフはあるものの、キャラとしてはそっちには触れていないような気がします。
ちなみにその性的シグナル、ワタクシのの脳内ではだいたいこんな順番。
霧>知恵先生>まとい>大草>可符香>倫>あびる>加賀愛・・・。
藤吉さんと普通さんが、ときどきあったりなかったり。
もちろん、好きな順位とか、魅力の順位とかではありません、念のため。
あと、パチンコネタ。
キャラ導入で、一番最初に用もないのにパチンコ屋にいったのは、○ーティペアでした。(笑)
しかしもう最近は食傷気味で、『逮捕』を最後に見に行ってませんが・・・アクエリオンは話のネタ程度には見といた方がいいのかなぁ、と思いつつ、ズルズルすぎてしまいました。(^_^;
むしろオリジナルでときどき登場する、アニメ絵系のヲタスロの方に興味があるんですが、パチンコ類に、まったくの興味がないので、どうしても行く気にはなれません。
家庭用ゲーム機に移植してくれんかなぁ・・・。
あと、薄井くんの「足から入る」
・・・太腿スキーとしては、大いに賛同したいところなんですが、その異端的的展開には泣きました。
作品的に言うと
「脚フェチが白眼視される現代の風潮に絶望した」というところでしょうか。(笑)
アニメのタイトルがピー音なしで放送されてたのも・・・・いいのか、あれは?(^_^;
ピー音入らなかったからこっちも伏せずに書いときますが、『ムシキング』『聖闘士星矢』『ホイッスル』『エヴァ』。。。それから「ククルス・ドアンの島」は富野が失敗作だ、と嫌って、海外版ではなかったことにされてしまったアレですな。
しかし、『ムシキング』から入ったらパムで、それから「ラムちゃんがいっぱい」を回顧するのが正しいヲタの姿だと思うのですが。(^_^;
次回、最終回。
テーマ:俗・さよなら絶望先生 - ジャンル:アニメ・コミック
前後編のつくり。肝心なのは次回かな。
ということで、かなり書きにくいので、短めにして、シーンの回顧だけにしておきます。
まず冒頭のいつものじゃれあい。
「みぞれちゃん」と呼ばれて「・・・良い」と感激するみぞれ。

釘声の魅力、っていうのも相当ありましたけど、こういうみぞれ、欲情しているみたいで、可愛いですだ。(^_^)
いつもの「かぷっ、ちゅー」になりかけて、止めに入るサッキュバス娘。エンドカードの絵から。

ペコちゃんみたいな萌香のカットもありましたし、前半、こういうのがわりと効いてたようです。
後半がかなりシビアでしたからね。
ファンクラブ連合の、とってもステキなフィギアの数々。

凄腕のモデラーがいるようです、つうか、普通に欲しいぞ、おっぱい強調胡夢とか、ミニスカ疾走裏萌香とか、寝そべり萌香とか。(笑)
公安委員会では、後藤沙緒里さんの側近が気になったんですが・・・。
当然最終回で、アクションがあることを期待しています。
そして審問会。
なんといっても、萌香さんの水滴拷問につきますなぁ、なんというスケベな審問。(笑)
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そっかー、バンパイア美少女の審問は、谷間に水滴をたらすのかぁ、と、新しい技を見せてくれたようで、とっても良いシーンだったと思います。
月音が人間だと知って、しかもそれを萌香だけが知っていたことにショックを受ける胡夢とみぞれ。
特に胡夢は
「月音も萌香も・・・みんなバカだ」と言ってました。
うーむ、裏切られて、さらに恋情が燃え上がってきているようで、良かったところです。
性愛の妖魔ということもあって、胡夢ちゃんが一番、女の子性が強いようで、見ていてひきつけられますね。
いや、今回に関しては、水滴責めの萌香さんだったんですが。(^_^;
猫目先生が理事長に呼び出されるところで幕。

猫目先生のえろっぱいもクローズアップしてほしいなぁ、と思ってしまうカットでした。(^_^)
次回、後編、そして最終回。
半分総集編、ということで、とばそうかと思ったんですが、遅れて書けなかった22話の歌唄のカットとかがあったので、それに便乗してついでに記録。(^_^)
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でてこなかったのもありますが、とにかく歌唄ちゃんの記録を逃すと、とんでもなく後悔するので。(^_^;
最近の総集編スタイルは全てバンクでつくるってことは少なくて、枚数を減らすことに主眼が置かれているようなところがありますが(・・・そうしないとソフトの売り上げに影響するからかな?)、今回もいくつか新しいカットはありました。
ほとんどアクションがなかったので、まぁ、つないだだけ、ともいえましたが。
二階堂先生が、何事もなかったかのごとく戻ってきてたのが、一番の情報かな、今回に関しては。
「教員免許持ってるもんねー」と言ってましたけど、おとなは生活していかなきゃならんもんねー、物語の中で結末がついたからといって、そうそう簡単に枠の外に出てしまうこともできない・・・からかな。
あとは、バンクでしたけど、こういうときに、しっかりと変身シーンを3本とも見せてくれたのは嬉しかったですな。
次回、いよいよなでしこの秘密が・・・。
ああ、これはワクワクですなぁ、ついにアレをやっちゃうのかぁ。。。(^_^)
「ぼくは摩央ねーちゃんが好きなんだ」
光一、サイテー。(^_^;
第2クールに入って、第1クールのときとは見違えるばかりの、若い男女の心の機微、全身を使って表現される、時に本人さえも気づいていないいろんな所作、そういった心の襞が実に繊細に描かれてまして、恋心の切なさ、悲しさ、不安、喜び、ときめき等、すばらしい演出で見せてくれてたと思ってましたが・・・ラストに来てあれはなぁ。。。
結局、結美一人が泣いて、皆、幸せになりました、みたいにも見えなくなかっただけに、かなり残酷なラストでもあったと思います。
「もう摩央ねーちゃんを傷つけたくないんだ」
それで、結美ちゃんを思いっきり傷つけたわけですか・・・なんだかなぁ。
その一点以外は、今回もいいデキだったんですけどねぇ・・・。
そんなわけで、まずその光一の裏切り行為から。(笑)
摩央とであった結美、摩央から、
「おねーちゃん卒業」
「バトンタッチ」と言われ、握手して、しっかりと抱きしめられます。
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これで、儀式が終了・・・だと思ったんですが・・・。
肝心の光一が、摩央の方にいってしまうという、裏切り行為。(笑)
ここで決着をつけて、光一も摩央も、幼年期から新しい道へと踏み出していく、そういう歩みを示してくれてもよかったのになぁ。。。。
子供の頃のピュアな気持ちを大切にしよう、というメッセージも理解できなくはないのですが、同時に人は成長もするわけで、そこでこの摩央の「おねーちゃん卒業」というセリフがしっかりと生きてくる、と思ったんですけどね。
もっとも、この段階ではあの結末になるとは知らなかったので、
「ああ、摩央ねーちゃんは実は光一ではなく、結美ちゃんを狙ってたのかー」とか能天気なことを考えてたりしてたのは内緒です。(^_^;
キャンプファイヤーで、摩央の姿を見つけて突然立ち上がる光一。
それを見てすべてを悟ってしまう結美。

そして呼び出して告白。
「ごめん、やっぱり摩央ねーちゃんの方が好き」・・・なんかひどすぎるなぁ、ここまでひきずってきて。
仮にここで結美に行ってしまったことによってできる摩央の心の傷より、ここで生まれた結美ちゃんの心の傷の方がよっぽど大きいと思います。
でも、健気な結美ちゃん、バトンタッチ、と、摩央から渡されて手で、光一に握手を求めました。
摩央に返す、という意味だったのでしょう。
・・・・こんなときにまで、そんないい子にならなくてもいいのにね、結美ちゃん。泣いてもいい場面だったと思うよ。
光一と付き合い始める以前の、雑務を押しつけられてたりしてた弱さを思うと、結美のこの失恋は、今後の人生の上でも尾をひきそうに感じさせるだけに、傷ではすまないくらいに、悲しく痛々しいものがあったりします。
まぁ、ことさら全部丸くおさまるハッピーエンドにしてくれなくてもいいんですが、その割には、結美にとって悲劇だ、というのが、きれいきれいに隠されすぎ、みたいなのが、気に入りません。
その結美を捨てて、自分の前にやってきた光一を見て、摩央・・・。

ここで叱らない、ということが、光一に対しての気持ちが本当だったこと、身のうちにある女の気持ちが、結美ちゃんへの不実よりもまさってしまっていたことを露見させてしまいましたけど・・・。
まぁ、摩央はまだいいかな、光一ほどにはひどくないと思います。一応自分の中で清算はするつもりでしたからね。

光一の行動にイマイチ納得できないのが、摩央の告白を受けてから大きく気持ちが変わってきてしまってたことで、あの辺に自主性のなさ、みたいなのも感じてしまうからなんですが・・・、まぁ、とにかく、結美ちゃん、可哀想、でございました。
あんな思いやりのねーヤツなんかスパッと切って、新しい恋を見つけてほしい・・・とは思うのですが、明日夏にはいいエールになるでしょうけど、結美ちゃんの性格考えたら、・・・やっぱりかわいそうです。
勇気をもらった、といって、いい思い出にはしようとしてましたけど。
とまぁ、この一点に不満はありましたが、それ以外はなかなか良いエンディングでした。まずは、もうひとつの柱、一輝の恋から。
突然約束を破ってしまい、逃げてしまう、瑛理子。
明日夏の気持ちを知ってしまい、自分が同じ人を好きになってしまう恐怖・・・。
好きになる、というその気持ち自体への不安、そしてその好きな人に自分がどう投影されているのか、という思い。
そういったもろもろすべてのことが
「こわい」・・・の一言で表されていました。
うん、瑛理子の触れるだけで壊れてしまいそうなくらい、繊細な、切ない恋心・・・けっこうグッときたところ。
ブランコに乗っていたところを明日夏に見つかってしまうのですが・・・。
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このときの、膝から脛にかけての肌の柔らかさが、とっても感動的でございました。
瑛理子は、胸のヴォリュームでは明日夏に完敗ですけど、その繊細な心とよくまわる頭、そしてこの脚部の魅力は、明日夏以上ですね。
明日夏の方は、しっかりと友人として一輝を見れるようになっていたようで、こっちの3人は、しっかりと成長していますね。
というわけで、光一ルートがかなり納得できないものになってたこともありまして、こっちの一輝ルートの方はうまくまとまったように思います。
ようやく屋上に瑛理子を発見した一輝は、
「逃げても逃げても追いかけるから」と、ステディ関係になってなかったら、かなりあぶないストーカー発言ではありましたが、瑛理子に足りない、関係を力でひっぱっていってくれる行動力、それがしっかりと見える発言でもありました。
好きあっていれば、この発言も、想いの深さですから、かえって頼もしく、逞しく感じているのではないかなぁ、男性視点かも知れませんが。
そんなわけで、こっちのキスシーンは、良かったなぁ、と思いつつ見てました。(^_^)
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というわけで、ワタクシの脳内ヒロインは最後にきて、瑛理子さんに決まりました。
一輝くん、大事にしてやろうね。
強い物言いとは裏腹に、その内部にはとってもデリケートな感受性をたたえてるんですから。
さて、それ以外の気に入ったシーンなんかを落穂拾い的に拾ってあきますと、まず一輝・妹、菜々。

大好きなおにいちゃんが、どうやら真剣に瑛理子とつきあっているらしい、と察知して、この表情。(笑)
えーと、本当に兄に恋していたんですかね、この娘は。(^_^;
まぁ、スポーツマンだしなぁ、それに近い目で見ちゃうのは仕方ないかなぁ、原画のささやか暴走みたいに見えなくもなかったですけど。
祇条深月お嬢さま。

可愛い化け猫になって耳をピコピコ動かしてましたけど・・・全然怖ないやん、これやったら。
むしろ抱きつかれてしまうんじゃないかなぁ、なんて思ってしまったり。
どうでもいいですけど、ホラーハウスに訪ねにいくシーン・・・横にいた半魚人みたいなのって、ダゴンですか?(^_^;
前回、突然のフラグ立ちを見せてくれた恵と柊・・・まさかこうなるとは思いませんでした。(笑)
もう絵に描いたようなツンデレ発動でした、栗生恵嬢。
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規律規律といってますけど、この娘も、情は深そうな感じです。
木津千里さんというより、銭形巡に近いのかな、とか思ってしまったり。
さて、ラストを飾るのは、もちろん、メイドな川田先生。

まさか今回もやってくれているとは思わなかったので、感動いたしました。(^_^)
それにしても、高校2年生の教え子の前でくるくるっと回って見せたり、完全に勘違いしているようです、この先生。
うれしいのでもっとやれ、といいたいところですが、最終回なんですよねぇ、残念なことに。
とはいえ、ラスト2話でとんでもないプレゼントを用意していただけましたので、嬉しゅうございました。(^_^)
ということで、簡単に総括。
ラストの光一ルートで若干の不満はありましたけど、第2クールに入ってからの、心の機微を些細にすくいとってみせる、芝居の数々、コンテ、演出のデリケートな見せ方、そのあたりには大いに満足しています。
学園モノなので、それほど派手な展開はなかったですけど、心の動きを人物の動作でどう表現するか、という点では、おそらく今期放映作品中、最高のものだったと思います。
残念なことに、作画がついていってないことが多かったので、トータルで見て一番、とはいえませんが、佳作だったのは間違いないと思います。
ということで、学園モノの正統派に近い感覚で楽しませていただきました。
おお、なんか話がグッとすすんだ感じで、俄然面白くなってまいりました。
あいかわらず、見分けのつきにくいデザインなもんで、マレビトの会合とかになると、識別性でちょっと難があったしますが、諒の側の事情、マレビト側の構成員、ペルソナの年齢要因に、慎の特A潜在、洵に内在する2つの人格、そして限界がきつつある諒の能力・・・、いろんなものを顕現させてくれてました。
SFとして、そしてサイキックバトルとしての素材が一気にあふれてきたみたいで、なかなかの緊迫度です。
マレビトが小松原の下に集まってあれやこれや言ってましたので、まだまだ続くんですね、2クールはやってくれそうですから、今後、彼らと慎の対決・・・になるかな、そういった接触が楽しみです。
しかもそのうちの一人、まゆりは、既に友達に近い位置で認識されてますし、うまい構成、キャラ配置ですね。
まず、ペルソナの年齢要因と、諒の限界。
今までの影抜き事件のメンバーやら、諒の年齢やら考えると、だいたい20歳前半くらいが限界、なのかな。
年齢とともにペルソナ能力の低下、鎮静、無効化みたいなことがおこる、薬物で無理やりそれを継続させてペルソナ犯罪に抗してきた諒はそろそろ限界であること、その薬物の製造元が今回の犯罪になにか関わっているらしいこと、そして次回に、その限界に関してなにかありそうなこと。
事件の中心にいる諒の周囲で、なにかが壊れ始めている、そんな感じですね。
これを周囲にもらすことのできない諒。
したがってそれを調べる伊藤刑事たちと、彼らに接触してきた瑛子・・・。
瑛子の背後関係にもなにかあるんでしょうか、一気にいろいろ動きだしてきたようです。
マレビト側には、戦闘に参加できるメンバーが既出者も含めて5人、うち一人が、まゆり。
残り4人が男なんですが・・・ガタイのいいの以外の3人、ちょっと見分けにくいんですが、たぶん今後その特性を見せてくれるのでしょう、限りなくスタンドだとは思いますが。
小松原と諒の関係も、かなり唐突に出てきた印象でしたので、不鮮明でしたけど、小松原自身もなにかの薬物に犯されているような描写がありましたし、小松原本人だとすると、洵の手術とも関わっているわけですから、今後かなりのキーパーソンになってきそうですね。
諒が話してた相手が、まだよくわからんのですが、以前のアイドルに詳しい男ですよね?
こっちもなにかの組織なのでしょうか、まだはっきりしませんが・・・。
ということで、予想外に話が面白くなってきたので、ちょっと注目しなおしているところ。
キャラクターデザインがアレなんで、期待、とまではいきませんが。(^_^;
今回のポイントは話以外にもう一つありまして、ひさしぶりの、みゆきち鏡芝居。(^_^)
「慎にーちゃん、なんだかおかしいね」
「慎にーちゃん、諒にーちゃんと瑛子ねーちゃん、両方にやきもちやいてるね」
うん、ここ、ゾクゾクするほど良かったですな。
脳をひっつけた、というのが、あまりに乱暴な展開でしたけど、それがもたらす効果がかなり絶大ですので、このさい、それはなんとか目をつむれそうです。
ということで、みゆきちがもっともっと前面に出てきてくれることを切望しつつ、次回を待ちたいと思います。
あの予告とサブタイ見てますと、なんか諒、絶命しちゃいそうなんですが、どうなんかなぁ。。。
テーマ:PERSONA -trinity soul - ジャンル:アニメ・コミック
漏出シナリオ通り・・・だったんですが、戦闘演出の見せ方がうまかったのと、さすがに人がバタバタ退場していくシーンがあったため、前回ほどの退屈感はなく、そこそこ楽しめてところ。
しかし、漏出シナリオ、漏出コンテ、放映前に見てしまった弊害ばかりを書いてきましたけど、今回のこの退場劇を見てますと、ここでの効果のために用意されていたんだな、ということがはっきりわかりますので、そういう点については、シリーズ全体の構成がわかるメリットにもなっていたかな、と思ってます。
まぁ、死んだわけではないキャラもいますが、第2期も含めてネタバレは極力書かない方針ですので、一応死んだように見える人物は「死んだ」「退場した」と表記していきます。
(ネタバレについては過去にやったこともありますが、それは既に原作等で一般にも公開されているものの場合で、まだ一般の人は見ていない今回の状況とでは意味あいが違いますので。)
戦闘に入る前に、王留美登場。

「どっちが勝つんでしょうね」みたいにシレッとい言ってましたけど、トリニティに対しても窮地に陥ったときの消極的な姿勢とか、出資者、スポンサーの冷酷な立ち位置が垣間見えてなかなかよかったところ。
国際財閥というものは、どちらかに肩入れはしないものです。
まぁ、これくらいCB側に入れ込んでいたので、肩入れしていない、ということもないでしょうけど。
20世紀以降の国際財閥というのは、常に多極化を念頭に動いていますから、未来の経済エリートも当然入れ込みというより経済原則が優先してくるんでしょうけど・・・そのわりに留美の周辺に経済ブレーンがいないのが、描写としてやや気になるところです。
紅龍はあくまで武闘的な意味での側近でしょうしね。
さて、戦闘再開。
ただ、攻撃対象がトレミーという艦艇1隻だったため、過去のガンダムものでよく見られた艦隊戦の派手さはイマイチなかったですな。
その分、人物描写にしっかりと注力してくれていたようで、バタバタ死んでいく中、一番印象的というか、画面構成としてよかったのが、クリスとリヒティか直撃くらうところ。・・・あ、「直撃」ってわけではないですか。(^_^;
モニター前面に敵MSが現れて、照準をこちらにむける。
画面から音と色が消える。
それに気づいたリヒティが直撃コース上にあるように見えたクリスをかばうように身を挺する。
命中。コクピット大破。
漏出シナリオ、コンテで見てはいましたけど、実際のシーンとしての完成度がすこぶる高かったので、思わず見入ってしまいました。
直前に離艦していたスメラギ達がクリスとリヒティの名を呼び続ける。
呼応するクリスの声、一瞬無事だと思ったのもつかの間、ともにほとんど瀕死の重傷。
ここでリヒティが自らの身がサイボーグであったこと、「生きているんだか死んでいるんだかわからない」被災後の人生を口にする。
この前に、オペレータークルー達が、CBに来た経緯を語ってて、それがここでうまく活きたようです。
クリスの言っていた「いい男」云々というのも、以前の休暇でのプールサイドでの一幕なんかを想定しているでしょうし、これもうまく仕込みが利いていました。
リヒティの軽さが、実は既に以前の戦争災害でほとんど死んだような人生になってしまっていたことの暗示、つまり、活きていることへの感覚の希薄さ、なんかが暗示されてましたし、こういう点でもうまく回収しているように感じたところ。
加えて、ここでこの2人が散華という状況。
オペレーターの男女構成、属性特性なんかから考えると、設定段階からの用意が十分に想像のつくところで、人物構成のうまさはさすがですね。
はっきりと死ぬシーンまでが描かれたわけではありませんでしたが、リヒティに続きクリスも血を吐き、ダメージを受けていたことが判明。

その虫の息で、フェルトへの伝言。
ここでも、その直前に嘘をいってフェルトを退避させていたこと、フェルトの人生に自分の後事を託したような暗示があったこと等、うまい構成でした、若干教科書的すぎるきらいがなくもなかったですが。
フェルトがまるで遺書のような、ロックオンへの手紙を書いていたことも、いいつながりになってました。
結果として、クリスがフェルトに遺言を残すような形になってましたし。
ともかく、悲劇的なシーンをベタベタ引っ張りすぎるでもなく、しかも見せるところはしっかり見せてくれてましたので、かなり満足度の高いシーンだったと言えます。
しかし公式設定見てますと、クリスの方がリヒティより年上設定なんですね。
一方、残されたフェルト。
ロックオンの散華に続き、クリス、リヒティと、まず彼女の身近なところからバタバタ死んでいく感じですね。
かつて『イデオン』で、あるコクピットに座ると必ず死ぬ、という呪いの場所がありましたが、なんかそれを連想してしまいましたが、とにかく、残された者の涙も良かったですな。

コラ沢とかはどうでもよかったんですが、「うぉっ、まぶし」な感じだったのは、ちょっと面白かったですかな。
新型MAの登場、駆るは監視者だったはずのアレハンドロってことで、なんか急展開だったんですが、まぁ、それはともかく、あの太いビーム攻撃を見てますと、なんかかつてのソーラ・レイを思わせてくれるところがありました。
あの機体質量であんなことができるのかどうか、というのはひとまず置きまして、こいつが出てきた経緯がちょっとわかりにくいですな。なんかイキナリ感バリバリで。
むしろ戦闘の主役は、セルゲイ、ソーマ、そして今回登場しなかったけど、グラハム、ってあたりでないと・・・という気がかなりしているのも確かです。
だって、軍人さんじゃなかったんでしょ?この人。
セルゲイとソーマは、ラストに来てすっかり戦闘の主力。
最初から戦闘特化みたいな役どころでしたし、このあたりは良かったです。
ということで、次回、第1期の最終回。
予告「散る、散る」のオンパレード。
あれはネタバレにはならないんですかい?(笑)
テーマ:機動戦士ガンダムOO - ジャンル:アニメ・コミック
作監・西村さんで、原画には川元まり子さんが入ってたりして、とんでもない布陣。
西村さんのときは、鼻筋とか顎とかに、線の濃淡がはっきりと見て取れるので、立体的な線になって、とってもやわらかく感じます。
オルを追ってきて、エネルギー通路みたいなものを見つけて、それを封じて、一応オルはこれで退治終了・・・と、やや強引な感じもしましたけど、一応これで敵対する勢力の一掃ということで、冒険物語としては、今回で事実上最後かな。
今回のお話としては、そのオル掃討戦なんですが、グラソンが信じられんくらいにキレイに仕上がってたので、そこいらへんから。
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7部族のキャラクター達、造形としては、グロッグとゼアンが非常によくできてると思うのですが、きれいさ、キュートさ、という点ではこのグラソンもなかなかのものです。
今回は、名推理を披露してくれましたし、頭の回りのよさでは、ファーディープやゼアン以上、という風でした。
実際、こういう謎ときですと、ファーディープあたりが効果的な解決策を提示しそうなんですけどね、一番最初に対策を出してきたのは彼でしたし。
ただ、それを判断するリーフも実はオルでした、というオチでしたので、秘密検証ではうまくいかなかったようですが。
それでも、しっかりとグラソンは見抜いていたわけで、さすがでした。
たしかに、あのジャスミンの肩をそっと抱いているところとか、後になってみれば不自然きわまりなかった、ということではあるんですけどね。
ただ、アニメを見ている途中では、「お、今日はサーヴィス回か?」・・・などと、下衆な方向に思索がいってしまったりしたわけなんですが。(^_^;
本物のリーフ達が現れて、オル達が正体を見せるのですが、実は館全体もオルでした、と、サイボーグ0012みたいなヤツが出てきましたけど、そこにわれらがジャスミンがとりこまれてしまい、大ピンチ。
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まわりが肉襞みたいで、ちょっぴり悦痴な敵ではあったんですが、ヒロインがピンチになると萌へます。(笑)
樹間を飛び回る身軽なジャスミンも魅力的なんですが、囚われの身になってピンチに陥るジャスミンもステキでした。
最後まで名推理をはたらかせてくれた、グラソン。
「リーフとジャスミンはあんなにべたべたしない。」

よく見てます、レギュラーじゃないのに。
ジャスミンが可愛いのは当然なので、今回はこのグラソンが光ってました。
それにしてもバルダ。
「そういう関係になったら教えてくれ」って・・・・なんてストレートな。(笑)
でも、そういう関係になったジャスミンも見てみたいかなぁ、と。
次回、お妃決定!・・・・え?(^_^;
ドレスをもってくるくるまわってたグラソン、可愛いかったですな。
いよいよ最終回ですが、グラソン、準ヒロイン格にまで来るのでしょうか。楽しみです。(^_^)
前回、今回と怒涛の展開。
いや、もうなんていっていいやら。(笑)
音羽が言っていた異世界、あるいは平行世界みたいなもので、実ははやみが琢磨の母で、であっていること自体がタイムパラドックスになっている、みたいな展開ではなく、単なる琢磨の心の病、ということでしたが・・・。
まさかはやみがあの場面で退場してしまうとは思いませんでした。
ただ、後日談まで描いて見せてくれた感じですと、音羽に続いて、はやみも時の音の精霊になった、ということなんでしょうかね。
あまりの展開、目がくらみそうになるテンポで、明確なドラマ説明にはなってませんでしたが。
面白いことは抜群に面白かったんですが、筋の整合性、という点では、破綻した、ともいえますね、この展開は。
今回も、あの踏切で、琢磨が自分を取り戻すところなんかは明瞭なシーンだったんですけど、それ以前とつながってないんですよね、あの見えていたのが夢だったのか、実在だったのか、とかと。
ということで、強引な解釈ができなくもないんですが、あまりにも脳内完結に終始してしまった進行でしたので、面白いけど、まったく感動はしない、という稀有な作品になってしまいそうです。
ということで、その後のシーンから、好きだったキャラとか回顧して終っておきます。
まず、マジカルファーマーゆいちゃん。

立派な農婦になっているようです。
前半では報道陣に取り囲まれるほたるを救ってやったりと、友達思いという面では、実に良いキャラクターでした。
後半に入って、ほとんどワタクシ的には脳内ヒロインでした。(^_^)
祖父の後をついで女村長さんになってしまったらしいほたる。

胸のデカさは健在です。(笑)
それにしても、最後に水利ネタまで出してくれるとは思いませんでした。
こういうところとかは、すごく好きです。(^_^)
まきちゃんが子供を産んでましたけど・・・はまじと結婚した、ってことですかね?
どう見ても百合カップルが出産したみたいにしか・・・・。(笑)
時の音の精霊さん。音羽とはやみ。
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音羽、さらに幼くなってるような気がするんですが・・・・。(^_^;
ということで、かなり投げっぱなし、未整理な面も多かったですが、破綻が破綻に感じられない面白さ、みたいなものがありましたので、結果から言うと、尺が足りなくて未消化なところもあったけど、一応計算のうち、ってことなのかなぁ。
まぁ、あまり作品性としてはありませんでしたけど、面白い、という点では、かなり上位に入ってくる作品だったと思います。
第2巻・第5幕後半と、第6幕を少し。

思ったより進みませんでしたね。
次回が最終回、ってことを考えると、ホロと再開するところまでやると思ってたんですが、あそこで切る、というのは演出でしょう。
実際、最初見たときは「あれ?・・・次で終わりなのに遅いな」と思ったんですが、もう一度見てみると、あそこで切った方が次回のカタルシス効果は大きいですし、リーベルトの人物造形も深まるような気がします。
今回だけですと、リーベルトも単なるチンピラみたいですけど、たぶん次回、ノーラへのあの発言があると思いますので、それを楽しみにしておきます。
さて、若僧の魔狼が出てくるまでは、淡々とした旅路、その中で展開される、ノーラとリーベルトの人となり。
そのあたりでしたけど、ノーラの輝く金髪はすばらしく美しいですね、登場するたびに書いてるような気がしますが。
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2度目、ということもあって、ホロとも言葉を交わすようになりますが、エネクがらみの会話がかなりカットされてるのが残念でした。
1回目の出会いのときでもそうでしたけど、エネクにはあまりスポットをあてないようですね。
しゃべれないエネクの代わりに、ホロがエネクの目を通じて語る、あのシーン・・・あれはちょっとカットしてほしくなかったところではありましたが。(^_^;
まぁ、その直後の、狼と兎のたとえ話は効果的に入れてくれてましたから、全部が不満、てわけでもなかったですけど。
第2巻は、第1巻、第3,4巻に比べて、こういった男女のかけひきみたいな会話が少ないので、ノーラを間にはさむことで、けっこうウィットにとんだ表現になってますね。
さて、帰り道で遭遇した、羊ではなく、ホロが目当ての巨大な魔狼。
まずホロの一喝。「下がれ!」
そしてロレンスに状況を示し
「安い意地、粗末な誇り、どれも若僧が大事にするものじゃ」
ここで取り囲む敵が、羊ではなく、賢狼ホロが目当てであること、その巨大な力に対して、自分の力を誇示しようとしていたこと・・・。
原作では、この窮地、ほとんどロレンス視点なんで、ホロが直面する若僧との対決はほとんどないんですが、このアニメ版では描いてくれてました。
身震いするほどかっこいいホロの勇姿。
雨の中、狼たちの群れの中に分け入り、ほくそえむ姿・・・。
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賢狼ホロが見せるその本性の一端。
大いなる力を秘めたジンガイの美少女が、その本来の力をにじませるところ・・・こういう追加は実にうれしい限りで、こういうのを見てますと、ああ、アニメになってよかったなぁ、と思ってしまったところでした。
たぶん、若僧を退かせるところまではさすがに付け加えてくれないと思いますが、この追加があっただけで、満足です。
今回は、この、ホロが牙をむきかかるところ、これにつきるかなぁ。
パッツィオ編での巨狼への変身もすごかったんですが、あれをしっかりと力をいれて描写してくれていたおかげで、ここでのホロの威嚇がこちらにまでビンビン伝わってくるところ。
アクションシーン自体はそれほど多くない本作ですが、場面の緊迫感には事欠きませんので、すばらしい演出だったと思います。
作画面では、やや不満がありましたが。(^_^;
さて、次回、一応の最終回みたいなんですが・・・。
残念だなぁ、黒田さんのデザインで、第3巻の魔女や、第4巻のエルサなんかも見たかったんですが・・・。
ともかく、有終の美を期待しています。