留衣と翠が推理を働かせて、事件に切り込んでいくあたりは、やっと原作での留衣君の持ち味がでてきたかな、と思ったんですが、浜野の方からのこのこ出てきて、蘭と翠の超能力が突然に増幅してしまったりとか、省略がかなり中途半端だったので、良いところと、そうでないところのギャップが激しかったと思います。・・・毎度のことですが。
とはいえ、留衣と翠が推理をしていく過程は、やっと本作の「少年少女によるオカルト探偵もの」の雰囲気がよく出てたので、不満はありますが、そこそこには面白かった、としておきます。
あの直後何もわかっていない、凛、蘭の兄妹が「聞いとけばよかった」と明るく言ってる様が、良い対称になってまして、本来、留衣くんのこういう頭の良さ、回転の速さがあって、蘭の明るさ、芯の強さ、なんかが生きていたのです。
それが最初、極端に留衣の描写が削られていたので、結局翠しか見るところがない、という現在に至っているわけですから、今回の留衣くんの描写は、かなり肯定的にとらえておきたいと思います。(^_^)
由美や由梨ももう少しじっくり見たかったですね。
絵は普通かな、よくもなく悪くもなく、平均的。
次回「時を越えるSOS」・・・あれ、するんですか。(笑)
強欲王の話はいったん置いておいて、地下帝国シャングリラの関係者がでてくるお話・・・でいいのかなぁ。(^_^;
一応進んではいるんですが、予告どおり「また新キャラ」「しかもメス」・・・・につきますかね。(^_^;

地下帝国シャングリラ旅芸人の娘、キューピー・ドゥ。
すばらしく扇情的なかっこうでした。
下なんか、ふんどしが尻肉というか谷間に食い込んでますよ。(笑)
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清楚な美少女や、光り輝く美幼女もいいですが、こういう南洋色あふれるわがままボディの肉弾美少女も良いものですな。(^_^)
褐色の魅力を、とってもよく現してくれています。
中の人は矢作さんでした。うん、あってる。(笑)
もう一人、傍若無人のふるまいをする雷蝶に命令できる立場の新キャラさんも登場。
なんでもスポンサー財閥のトップとかで、不解宮ミリオンお嬢さま。
でもマスクは拝めませんでした、残念。
そのかわり、ミリオンの登場でいろいろ焦る雷蝶さんがおがめたので、それはそれでよし、というところ。

中の人が邑子さんなんで、こういう風にいぢられてるときって、いい味が出ます。
凶華の過去話なんですが、強欲王とからんで月香の話にもなってるのがポイントみたいで、これでしめるのでしょう。
なごやか家族作戦、OPの歌詞に入ってるので、毎回聞いてるような気がしてましたけど、テーマとして本格的にむきあうのはひさしぶりかな。
ともかく、そのご尊顔が美しい月香が、終盤近くに来てフル出場というのは嬉しい限り。
ついでに、TVOはEDも月香でしたので、いい相乗効果でした。
ED絵はまだ回顧してなかったので、十二単はそちらで回顧しておきます。
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つうことで、次回は水着らしいです。
知花がまたエロいことになってるようで、楽しみですな!(^_^)
前回に引き続き、俯瞰を多用した美術を背景に、すばらしい映像でしめくくってくれました、鮮やかな最終回。
加えて、バーディやリュンカの細やかなアニメーションと、ダイナミックなアングル、丁寧な中割と、見ていて感心することしきり。
テレビアニメでもここまでできるんですね、ちょっと感動。
本作も、今回最終回を迎える他作品と同様、かなり余韻のある幕切れ、作ろうと思えば第2期とか続編とか十分可能な幕切れでしたけど、本作に限っていえば、このスタッフでできるかどうか、が重要ですな。
第1話から、美術と一体となった構成には感心させられてましたが、パニックとなった画面全体が動き出したこのラスト2話は、まことにもって素晴らしい、まさに「アニメーション」という作品だったと思います。
最終話について少し感想を残しておきますと、前回シャマラン以下の主要人物が、まるで瀬戸物が床に落ちて壊れるみたいに、即物的な最後をむかえていた後だけに、小夜香もつとむも無事助かってハッピーエンドでした、というしめくくりに、暖かいもの、情緒としての無理のなさを感じるところです。
アラスジだけ抜き出すと、なんじやこりゃ、みたいなエンディングだったかも知れませんが、1話ごとの鑑賞、という視点に立てば、いいラストだったと思います。
既に、「死」ということが、「肉体の損傷」として置き換えられる、という展開を前半でたっぷりと見せてましたので、それほど突飛な復活劇でもなかったですし、そのことによって、つとむがバーディの新しいバディになった、という未来を感じさせるエンディングにもつながってましたし、まぁ、言うことないです。たいへん満足いたしました。(^_^)
ただ小夜香の記憶がとんだ、というプロセスは、もう少しそれらしい理屈をつけてほしかったですが。
美術と一体となった俯瞰構図、どこを切り出してもすごかったんですが、特に良かったのは、
・船内で囚われた小夜香との再会。
・室戸が見る、東京湾海上での光の柱。
・バーディがトラクタービームでリュンカを海上へとひっぱっていくところ。
・桟橋でのリュンカとバーディの戦い。
・図書館での木漏れ日。(これは今までにも同様のものがありましたが)
とりわけ、桟橋でのバーディとリュンカの戦いは、吹き飛ばされるバーディのボディラインの滑らかな動きと相俟って、実に見ごたえのある場面でした。
前回と今回の2話、見終って、「こりゃあ、DVD買ってきて大きな画面でじっくりともう一回見たいなぁ」と思わせてくれるに十分。
まぁ、ここでは個別に分析はしませんが、『スト魔女』『二十面相の娘』とともに、今期、じっくりと作画分析してみたい、と思わせるに足る作品でした。
というわけで、終わりよければ全て良し、ということで、満足度はとても高かった作品、これにつきますな。
テーマ:鉄腕バーディーDECODE - ジャンル:アニメ・コミック
白銀が生きていた、というのは、昶くんへの耳打ちで、芝居っぽかったからまぁいいとして、洸の復活は説明としてはちょっと弱かったですかね。(^_^;
まぁ、ともかく戦闘員があらかたそろって敵の本陣へなだれこみ、中心人物との決着をつけにきました。
この流れだとルル、やられちゃうのかなぁ、なんかそっちの方が気になります。(^_^;
牛さんの仮面が、実は悠でした・・・って、この牛さん、かなり前から画面上に出てましたけど、悠がいた場所とかなり放れてたような印象があったので、正直驚きましした。
まぁ、老人が出てきてラスボスでした、とかって言うのよりか、画面的にははるかに見られますけどね。
敵の本体が少年でした、というのは、サイキックものとかですとけっこうゾクゾクする展開なんですが、
1. アニメオリジナルであること。
2. ラスボスではないこと。
3. それほど冷血、かつデモーニッシュな思想ではなかったこと。
この3点から、そんなにしびれる、っていう展開にはなりませんでした。
やっぱり美少年の悪役、っていうのは、子供の残虐さを前面に押し出してくれた方が盛り上がります。
逆に言うと、情緒的な描写があったので、悠くんは味方になってしまう、という布石なのかも知れませんが。
ラスボスはたぶん、あの焔緋さまですかね?
今回、過去映像として、素顔が出てきてましたけど。
話の流れとしてはこのあたりで、いよいよクライマックス、なんですが、視点としては、
1. 麻由の暴走車。
2. ルルの大活躍。
3. 切れるゴリラ女っ、てあたりが、ワタクシ的にはみどころでしたる(^_^)
1. 麻由の暴走車・・・麻由、よく免許とれましたなぁ。
二十代前半だと思うので、免許取ってからそんなに時間は経ってないと思うのですが、「ブレーキとアクセル間違えちゃったー」は、麻由っぽくてとっても良かったです。
ある意味、ヒロインの一人でした。
2. ルルの大活躍。
ルックスも秀逸なんですが、なんつっても、ゆかりんヴォイスの魅力ですね。
突き抜ける明るさ、可愛いさで、毒舌をぶっ放してくれますので、ルルがでてくれるだけど、もう画面に釘付け。
同性は罵倒するし、嘘は平気でつくし、媚びることを恥とは思ってないし、立ち位置を常に変えているし、で典型的な悪魔少女っぷりなんですが、そういったところが、このルックスと声で実にうまく出てました。
かなり悲惨な最期なんだろうなぁ、という気はしますが、一番好きなキャラでもありました。(笑)
3. 切れるゴリラ女。
ヒロインとは思えないひどい扱いの続く綾ですが、こちもそれなりに良かったです。
ヒロインなのに色気が微塵もない、というのも面白かったところで、まぁ、お色気部門は麻由が補完してくれてたからいいのかな。
次回、最終回。
Animax組。
気象分子と、メタルへの影響。
これがラストの骨子になってくるとはあまり考えていなかったので(独立した話の連続かと思ってましたので)気象分子のでだしのあたりをやや失念してしまってますが、とにかく、評議会内で対立が発生しつつある、といった展開になってきました。
しかし今回のポイントは、そういった主筋よりも、ホロンを選んだソウタの決断ですかね。(^_^;
タカナミが言ってたように、人形であるアンドロイドを選んだソウタ。
生身の肉体でなく、人形を選んだ、というあたり、なんかすごく共感してしまうんですが(笑)、ホロンがタカナミをモデルにして作られた、ということを思うと、今後ソウタの思慮の浅さ、みたいなのがでてくるのかなぁ、という気がしなくもなかったり、です。
それにしてもタカナミさん、20年前の初代プリンセスということですが、そうすると今は若く見積もっても30代ですよね。(^_^;
未来は、老化、加齢から解放されるのでしょうか。
ミドルティーンの少女達がもうお肌の心配をしてまして、ミナモのお肌がプニプニなことがかたられて ましたけど・・・それはユキノの役じゃないの?(笑)
今回もでっかいパフェをもりもり食べてましたし。
あと、「久島あってのぼくです」と言う波留さんは、妙にカッコよかったです。(^_^)
奈良テレビ組。
最終回・・・なんですが、まだまだ続きそうです。
少なくとも茜の正体、鬼里久の目的なんかについては顛末が語られてませんので、全てがすっきり終った、とはちょっといいかねるラストでした。
ただまぁ、柊の一件は終了、今期のヒロイン麻織の物語は一応の顛末を見ましたし、区切りはついた、かな。
第3期があるとしたら、EXの方の由真さんの話かな?
赤松教授の名前と、由真の「気になる年下の男の子」も最後にチラッと出てきてましたしね。
さて、その最終回。
自宅で、おそらく付き合っているのであろう、男から、「クリスマスを一緒に過ごせない」おわびのメールを見ながらふくれている小松菜さんからスタート。
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最後の最後まで、「タイプE」の物語の埒外にいたようでしたけど、第1期でも、執拗に「千波美の能力については知らない」っていうのが強調されてました。
なんか途中で、「あれが海老原さん?」・・・とかって気づきかけてるシーンもあって、ようやくここにきて、と思ってたら、最後のキャスト映像で、まんまと騙されてましたし、徹頭徹尾、普通の人、っていう立ち位置だったんですね。
アイキャッチになってたから、ひょっとして後半、タイプEとしての目覚めがあるのかな、と思ってしまいました。(^_^;
タイプEの発現は、むしろ鬼里久の方だった感じでしたね。
茜さんの意味深な「あの実験」ということばに反応してました。
うーん、こういうの見てると、第3期の予定自体はあるんでしょうなぁ、実際に制作にかかれるかどうか、っていうのは、オトナの事情とかいろいろあるんでしょうけど。
さて、ラスト、ということもあってか、リフレイドレスの大量展開。いやぁ、よかったよかった。(笑)
順番に追いかけていきますと、まず、第2期のヒロイン、麻織。
麻織のドレスだけ、いつも胸の強調されてるような気がしてたんですが、今回最後だと言うことで、その辺をいつも以上にしっかりとアピールしてくれてました。
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最年少の女子高生が、一番お乳のヴォリュームがあったわけですなー。(^_^;
実際は千波美の方がデカそうではあるんですが、見せ方が、乳量感を引き立ててくれてます。
最後はアドル君とも一緒の病室、そして今度は心が通い合ったような入院生活で、とっても嬉しそうに笑顔でしめてくれました。

前半、性格が暗そうな描写が多かったですけど、ラストにこういう笑顔でしめてくれますと、そのギャップがいい効果になってますね、暗雲が晴れて太陽がのぞいてきたような。
第1期のヒロインにして、今期も準ヒロインだった千波美ちゃん。
こっちは臀部とか後姿がとっても嬉しいシーンが多くて、良かったです。
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ボディラインの丸みが、一番よく出ていたキャラだったように思います。
丸くて、よくくびれていた、というのが嬉しかったですね。(^_^)
ふだんのぽわわーんとした雰囲気とはうって変わった敏捷さ、強さを発揮してくれるのですが、やっぱりこういうピッチリスーツを着た美女エージェントは、ピンチになったときが一番映えますね。(笑)
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でっかいタチコマみたいな軍事兵器に、銃弾をドカドカ浴びせられてましたけど、リフレイドレスでカバーできるもんなんですかね?
電磁シールドかなんかで、ショックを軽減している、っていう理屈なんでしょうけど・・・。
由真をかばって身を投げ出す、っていうあたり、顔が見えてなくても千波美ちゃんらしかったところですね。
今回一番エロかったやられドレス、斉橋由真さん。(笑)

暗色系、っていうのも、なんか秘められたエロティシズムがあってよいですな。
ポニテに横座り、というシーンが多かったので、胸の麻織ちゃん、臀部の千波美ちゃんに対して、腿と髪型の由真さん、てところでしたかね。(^_^;
さて、前回も、園美ちゃんの口から、ちょろっと漏れてた、年下の男の子。
その写真を見てにんまりしている由真さんでしたが、一段落ついて麻織ちゃんたちと同じ病院に入院していると当人がやってきてまっかっかになってました。
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普段がクールビューティなんで、すっごく良かったです。(^_^)
今回、一番おいしいところもってったかなぁ、という気さえしてしまいますな。(^_^)
この3人の活躍につきるんですが、最後ですので、それ以外も簡単に回顧しておきます。
謎を残したままのエンディング、茜さん。

ファウンデーションの人間だったのは間違いなさそうなんですが、組織側、という割には動きが自由すぎたので、二重スパイとか、潜入捜査官とか、いろいろと想像できるところです。
それと、鬼里久。タイプEだったわけですが・・・「あの実験」かぁ・・・赤松がらみで、こっちもいろいろと傷を負ってるわけですな。
園美と光太郎。

第1期でカップル寸前までいった人。(^_^;
そういや園美ちゃんのの御亭主さんも全然出てきませんでしたけど・・・これもなにか含みがあるのかな。
第1話のOL・美晴さん。その後、OZに再就職。
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4番目のエージェント、というところまでは描かれてませんでした。バックアップ担当で定着・・・じゃないですよね?
バックアップは光太郎がいるんですし、ぜひ(第3期があるのなら)リフレイドレスで前線に出てきてほしいものです。(^_^)
総括としては、第1期同様、SFとしてはやや難があるところも見受けられたんですが、あまりにも魅力的なキャラクターデザインのおかげで、あんまり気になりませんでした。
ただ、美女、美少女の描写、動き、デザインなんかは素晴らしかったんですが、反面男キャラがあまりにぞんざいなことが多くてそこいらへんはもう少しがんばってほしかったです。男キャラが別に見たいとかいうのではありませんが・・・。
第1期ではそのそのがあまりに魅力的だったんですが、この第2期ではラストになってようやく麻織ちゃんの魅力が中心で輝いてくれるようになりました。
それと、物語の外にいるにも関わらず、第1期同様、光っていた小松菜さんの存在感はすごかったですね。(^_^)
個人的には第3期をやってほしいですけど、はてさて、どうなりますか。
ずいぶんとびましたが、最終回。
第1期、第2期のときも、もうこれで次はないだろう、と思っていたのに続きましたので、はたして続編がまた作られるのかどうかはまだ知りませんが、一応この『Great Guardians』としては最終回。
原作の枠から離れて、もっとぽわぽわした学園爆乳百合コメディにしてくれるのかと思ってたら後半、急転直下。いつもの一騎当千になっていたようです。(笑)
まぁ、もともと爆乳・美少女アクション、ていうのが売り文句でもありましたので、方向性としては間違ってないんですが、出だしと極端に違ってたので・・・。
で、その最終回。
とにかく左慈が可愛い。(^_^)
ルックスもさることながら、中の人、松岡さんが、もうこれ以上ない、っていうくらい、「悩める美少女中学生」をブリブリでしてくれてまして、もう脳が沸騰しそうでした。
体内に取り込んだ竜の力が暴走し、
「痛い・・・痛い・・・」
「竜が・・・竜の力が・・・」と悶絶するあたり、すばらしかったですね。(笑)
というわけで、お話的には、呂布の復活と消失がサイキックファンタジーになってたり、孫権は実は小喬でした、でも皆は相変わらず仲謀と呼んでいますとかで、いろいろとつっこみどころはあったんですが、松岡由貴さん演じるところの、この左慈があまりに良かったので、そんな粗はどうでもよくなってしまいました。
うん、やっぱり松岡由貴さん、良いです。後半3話はそれにつきるかなぁ。
で、簡単に総括。
前半の関羽、後半の左慈、ですかね。
まず関羽。
第2期での、成都の大看板、まさに存在するだけで圧倒する美丈夫、長い黒髪、露出過剰のわがままボディをきらめかせながら戦っていたあの関羽が、開始早々、劉備との百合妄想と、嫉妬パワーでギラギラ・ネトネトしているでだしで、思わず「ひゃっほーい」と叫んでしまいましたが、最後はいつものバトルアクションでした。
それにしても関羽のエロさは出色でしたな。(^_^)
そして孫権、呂布のエピソードをはさみつつ、後半は幻術使い・左慈が主役となってました。
左慈っつったら、『三国志・正史』よりも『范曄・後漢書』の印象の方が強いんですが、『演義』の方では、その魔術師的な方士としての姿が描かれてますから、『演義』からのネタ、という点ではそう間違ってもいないかな。
まぁ、松岡さんをキャスティングしてくれただけで、勝利は確信できたようなものでしたが、ってなんの勝利や。(笑)
第2期に続いて、りんしんデザインの魅力が充溢した本作でしたが、第2期同様半島シフトが濃かったので、けっこうデコボコしてた感じですかね。半島比率は、第2期よりは少し改善はされてましたが。
というわけで、第3期のポイントは、欲情した関羽と、苦悶する左慈、ということに価値があった、ワタクシの視聴方針でした。(笑)
あとは、上にも少し書きましたが、孫策の前に現れた妹と名乗る少女、実は孫策の妹ではなく、周瑜公瑾の嫁候補でした、っていうあたり、ひっくりかえってしまいました。
中の人が掘江由衣さんだったんですが、最終回に、竜の触手みたいなのに捕まって「あれぇ」なことになってたんですが、あれ聞いてますと、『ドルアーガの塔』DVD・CMを思いだしてしまいますな。
「DVD買ってくんなきゃ、らめえ」って言う、アレ。(笑)
そして、孫権が小喬でした、っていうのなら、大喬っていうのもどこかにいるんですか?
大喬は孫策の嫁ですから、大喬がでてきて孫策とゆりんゆりんな関係になる、という方が見たかったかなぁ、という気もかなり。(笑)
ということで、とりあえず第3期終了。
りんしん絵は、やっぱりええのう、ということでまとめておきます。(^_^)
KBS組。
ここんところ受信は絶好調でしたのに、今回は最悪。
ゴーストでまくりで、かろうじて筋とキャラがわかる程度でした。
最終回。
劉備はニセモノ、もしくは、三国時代の魂を持っていたわけではなかった、ということですね、一騎当千式にいいますと。
とにかくヤローがからまなくて良かった、良かった、ということですな。
盗み見していた馬超によると、すんでのところで唇さえも許さなかったようですから。
でも、むき出しの肩にそっと手を置かれるシーンなんかは、適度にエロティックで、あそこで寸止めしてくれるのなら、男が映ってても、まぁ、いいかな。
その劉備の仮面がはがされ、関羽、張飛、孔明、馬超、趙雲、黄忠といぢうに解して山賊をやっつけるところで幕となりました。
10、11話と、この作品としては割りとシリアス寄りに展開してたので、どうなるかと心配してましたけど、うまくまとめてくれたと思います。
あと、曹操をめぐっての夏侯惇の、なんか切なげな表情も、最後に来てちょっと良かったです。
曹操軍の百合の戦いも、いろいろと妄想を刺激してくれる素晴らしさがございました。(^_^)
三国志演義ファンの方からは不満とかもいろいろとあったようですが、アニメ作品としてはかなり優秀な部類だったと思います。
簡単に総括しておきますと、
1. 大島美和キャラ。
とにかく本作の長所はこの1点が大きかったです、少なくともワタクシにとりましては。
しかもこの大島キャラの魅力は最後まで崩れませんでしたし、よく半島系の動画なんかで見られる、いかにも手を抜いた結果のチビキャラではなく、本作ではかなり大島キャラの面影を残したチビキャラで処理されていたりと、キャラの魅力は群を抜いてました。
2. キャラの個性。
まぁ、女体化、というのはひとまず置きまして、アニメ作品としては、その魅力的な大島キャラの上に、わかりやすい個性を付与してくれてまして、立ち位置の違いが個性の上にうまく投影されてました。
ルックスも含めて、好きだったのは、孔明、そしてヒロインの関羽。それに張飛、璃々、馬超あたり。
関羽と馬超は、ポニテ属性があったので、そっちの方からでも、萌へ転がれました。
3. 歴史ネタの混ぜ方。
この歴史ネタの混ぜ方がすこぶる面白かったところで、第1話の「桃園の誓い」に始まり、「感度の戦い」に至るまで、人物配置と、歴史上をうまくオーバーラップさせた秀逸なギャグになっていたと思います。
しかもそういったことを全然知らなくても、個々のシーンとしてのアニメ手法を堪能できるつくりになってまして、いや、すばらしかったですな。(^_^)
4. EDと提供絵。
EDのほわわーん、については、書いてませんでしたけど、毎回見るのが楽しみ、のEDでした。
宴席を張る関羽達の背後を次々とキャラが通り過ぎていき、1つずつコントをやっていき、最後にアホ毛を揺らして「ほわわーん」・・・もうたまりません。(^_^)
提供絵も各人持ち回りで、最後に関羽に戻ってくるスタイルとか、とにかく心憎いの一語ですな。
ということで、ゴーストがひどかったので、キャプチャできませんでしたけど、DVDはしっかりと購入させていただく予定ですし、ムックみたいなのが出たらしっかりと追跡していこうかと思ってます。
あ、もちろん、アニメ版のファンなので、あくまでアニメ版の、ということですが。別にゲーム版が嫌ってわけじゃないですが、未プレイ組だし、なにより大島キャラにひかれて見てましたから。(^_^;
というわけで、大島さんが関わる次の作品はなにかなぁ、という想いを抱きつつ、しめたいと思います。
放映前から、内々に「続きは劇場版になるらしい」と聞いてたので、どんなめちゃくちゃな投げっぷりになるんだろう、と、実はマイナスの方向で期待してたんですが、意外と言ってはアレですが、うまくまとめたようには見えましたね。
早口でパパーと、つじつま合わせたような感がなくもなかったですけど。(笑)
というわけで、最終回。
・アルトは生きてました。
まぁ、主人公だし、この展開では死なないだろう、とは思ってましたけど、その理由がわかりにくいというか、脆弱というか・・・。
・くじけそうになったシェリル、でも負けない!
ランカに勇気づけられたり、アルトを見て喜んだり。
しかしランカにびんたされたあたり、ギャグですか?・・・と思ってしまったのは内緒です。
なんか終わりの方で「私の彼はパイロット」歌ってましたね。(笑)
・ランカの変な衣装。
バスタオル巻いてるみたいでした。(^_^;
・レオン、駆け足でつかまる。(笑)
えーと、まぁ、そういうことです。
しかしキャシーの証言だけで、あんなにあっさり銃口をむけれられるなんてね。
マクロス世界でも、政治家は世襲するのかなぁ、とチラッと思ってしまいました。
・クラン可愛いよ、クラン。

この人が出てなかったら、たぶん切ってたと思います。(笑)
一番可愛いくて、一番健気で、一番人間味があって、一番ルックスが良くて・・・。
正直、ランカやシェリルなんかどうでもいいから、こっちの話を中心にやってくれ、と思ってました。
しかしなぁ、最終回も一応映りましたけど、出番、少なかったですね。(^_^;
・ナナセは最後まで寝たきり。
おきる兆候はありましたけどね。
しかし男とひっついてほしくないなぁ・・。
クランクランの次に好きだったキャラ。
・三角関係宣言、でもアルトは上の空。(笑)
ランカ「負けませんよ」
シェリル「受けてたつわ」
でもアルトは空を見ていたのでした。(笑)
まぁ、違う意味で面白かったですな。
こういうのをもう少しコミカルにやってくれてたら、とないものねだり。
こんなとこですか。
簡単に総括しておきますと、
・作画がダメすぎ。
いや、正確には、とっても良い回もあったんですが、4話程度。
半島作画のときだけじゃなく、国内作画のときでも妙に抜けてたのがかなりのマイナスでした。
平均すると、並の下、てあたりかな。
・それに対して、CGAはすこぶる優秀。
普通に「金かかってんなー」と思わせてくれるレベルでした。
もっとも、見せ方としては、ちょっとどうなの、それ?・・・みたいなところもありまして、技術では落ちる『Blassreiter』の方が、見せ方としては格段にうまかったと思います。
・なんといってもクランクラン。
クランクラン登場以後は、彼女しか興味がわきませんでした。
それだけにこのキャラの魅力は圧倒的。ナナセが事実上退場してしまってからは、彼女のためだけに視聴していた感じです。(笑)
・セールスの巧みさ。
なんかものすごく売れてるようなので、商売としては大成功だったんでしょう。そのこと自体は良かったです。
過去のマクロスシリーズには名曲が多いですからね。
カバーを変えてのCD化、というのは私は肯定的です。好き嫌いは別にして。
こんなところかな。
次回からこの枠『黒執事』だそうです。
『ロザ・バン2』とともに関西最速の1本だそうですが・・・あんまり嬉しくないなぁ。(笑)
いや、もちろん見ますけどね。(^_^;
2つの同時進行する列車で展開される、襲撃と陰謀。さらにそこにまといつく人生もよう。
けっこう複雑なプロットなんですが、視覚的にわかりやすく、うまく処理されてました。
こういったあたり、プロの仕事かな、と思うところです。作画とか、シナリオとか、筋の省き方とかにはいろいろと不満はありましたが・・・。(^_^;
コンパートメントがすっかり定着している欧米の列車を舞台にすると、こういう風に個々の人生や、いくつかの事件が平行して起こる、というのは、洋画なんかでなじみがあるとは言っても、やはり日本語で展開されるわけですので、そういった、わかりやすく見せる工夫、というのは随所にされてるところですね、たとえば、不要な客の排除とか、アリソンの現れ方とか。
ということで、そういった個々の素材についての感想を残しておきます。
・マティルダ王女の勇気。
任務に忠実であらんとする、少佐やアックスの姿勢に感銘を受けながらも、その非情さに対して、トレイズを助けにいかせるくだり、なかなかよくできた王女さまです。
・アックスの過去。
洞窟壁画発見のときの軍人さんの娘。
ラウリーと同様、過去の復活。
「傍に置いておけば復讐を止められると思ったからか?」と問うアックスに対して、
「止めはしない」とこともなげに言ってしまうトラヴァス。
娘の心配より、任務の遂行を選んでいることとか、非情というより厭世的な気分に包まれてますね。
アックスも職務中、ということで、大きくは発展しませんでしたが・・・。
・ヘタレのトレイズ。
依然として、何も切り出せないトレイズ君。
ダンスパーティという絶好のチャンスをむこうから提示してくれたというのにねえ。(^_^;
・リリアの危機。
トレイズとはまだ恋仲ではないが、トレイズが想っているから利用価値がある、ということでさらわれてしまいました。
こっちの方がよほど非情です。
高位の人には、想われるだけで危険になる、ということのようです。(^_^;
こういったあたりかな。
ドラマとして、後半のヒロイン・リリアよりも、トラヴァス、アリソン、といったオトナの事情の方が面白いですね。
もともとそっちが前半の中心人物でした、っていうのもありますが。
次回、最終回。
B:妥協無用のホステージ]
一部再放送なので、アラスジは省略。
順番にバラツキはありましたけど、とにかく全話・地上波での放映みたいです。めでたい。
ただDVDは購入していなかったので、再放送とは言っても、知らないエピソードもありますので、しっかりと全話録画視聴していく所存です。奈良TV組。
とはいっても、再放送なんで、毎回記録はしない、というかできないとは思いますが・・・。
今回の、第1回・「南から来た男」
これは視聴済みでしたけど、あいかわらず面白いです。
特に、少し時間が経って、第1シリーズの凄惨なバトルの印象が薄れてくると、非常に秀逸な学園ラブコメとして楽しめますな。
思えば、ヒロインの雪野さん。
犬夜叉で好きになって、本作で決定的になったかなぁ、と思ってます。(^_^)
宗介の非常識な暴走に、鉄建制裁でつっこみを入れるかなめ、という図式が実にうまく機能してます。
第1シリーズでもありましたけど、かなめの秘密とかも背景にありましたので、妙にせつない、虚勢を張ったようなラブコメでもありましたから、、この『ふもっふ』でのつきぬけたラブコメっぷりは、心底笑わせてもらっています。
それにしても、ラブレターをゲタ箱ごと吹き飛ばされたり、待ち合わせの場所でスナイパーみたいに狙撃されなかかったり、佐伯恵那、たまりませんなぁ。
美少女設定でしたが、個人的にはかなめちゃんの方がよっぽど美少女です。(笑)
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ね!ね?ね!?・・・てわしはリカちゃんか。(笑)
まぁ、かなちゃんのばやい、くるくる動き回る表情が魅力的なんで、こういうすました顔だと、ちょっと魅力は伝わりにくいところではあるんですけどね。
あと、なにげに嬉しかった、恭子ちゃんのくびれの少ない脚!(笑)

やっぱり女子高生の魅力って、足だよねぇ。(^_^)
「妥協無用のホステージ」初見です。
いやぁ、テロリストに妥協しない相良宗介、最高ですな、存分に笑わせてもらいました。
パシリのあんちゃんを締め上げて、情報を取得、人質にとられたかなめを前に、いっさん妥協せず、逆にリーダーの弟を人質にする悪辣さ。
いいなぁ、こういうむちゃくちゃさ、すばらしいです。
武器を際限なく隠し持っていたり、ヒロインのピンチもまったく動ぜず、「テロリストは妥協しない」と言い放つ男気だか非常識だかよくわからない気風。
すばらしいですね。
こっちのエピソードも腹か変えて笑わせていただきました。
それにしても、「人質・手出厳禁」の、のし紙みたいなのをおでこに貼り付けられてたかなめの可愛いこと可愛いこと。(笑)

ただ残念なのが、せっかくの人質緊縛シーンだったのに、そこいら辺の描写をねちっこく見せてくれてなかったところ。
ここらへん、時代的制約かなぁ。ヒロインが捕まって縛られる、というのが最高の見せ場になる、というのは、やはりあの不朽の名作『陰陽大戦記』が登場してから一般的になりましたからね。

縄目とかも、あんまり工夫がなかったですし。(笑)
ただまぁ、膝小僧とこか、ちょびっと嬉しかったですが。
ということで、毎回の記録はしないと思いますが、次回も未見のエピソードがあるので、次回は記録したいと思っています。
最終回・・・なんですが、まだまだ続きそうな余韻でした。
なんか最近こんなのばっかり。(笑)
もちろん『ゼロの使い魔』シリーズは大好きなんで、また第4期へと続いてくれることを期待してはいますけどもね。
さて救出されたタバサがとたんに積極的になって「攻め」の姿勢にでてきて、ルイズ、おたおた。
都合の悪いことに魔法が使えなくなってしまい、もう大変。
タバサの本気度と、機転が、たぶん本人にもわからないであろうくらい混ざり合ってた、ていうのも良い見ごたえで、主軸であるルイズと才人の気持ち、その発展、それと平行して展開していくタバサの気持ち、次期への余韻というか期待をもたせつつ、恋の行方、という点に関しては、本・第3期としてはみごとなまとめだったと思います。
最後の気持ちの確認にいたるまでのプロセス、第1期から見ると微妙な変化というか、成長の痕跡が見られて、そういう意味では気持ちの変化がよく出ていたと思います。
今期、長谷川さんという、女性心理の巧みな書き手をメインにしていたこともあって、そのあたり、うまかったですね。
第1期が、2人の出会いと初々しい意識の仕方、嬉し恥ずかしのツンデレ模様、という展開。
第2期では、気持ちは理解するようになるものの、青春の衝動が暴走する、という、比較的男性原理のまさった展開。
そしてこの第3期では、ルイズの側からの発展、という細やかな感情の描出と、衝動から、相手を思いやる細やかな気持ち、でも若さゆえの強烈な嫉妬、甘え、と言ったものも含みつつ、気持ちの発展、昇華が感じられるのがいいシリーズだったと思います。
最終回、そのルイズの気持ちの変化を丁寧に追っていってたせいか、甘えにも似た表情がかなり幼げに描かれていたのも特徴的でした。
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もちろんサーヴィスカットも随所にあって、貧乳とともに、ルイズの魅力、カモシカのような足がうまくはさみこまれていたりと、そっち方面でも嬉しい収穫でした。

前回のいぢられ方はあまりにむごかったのですけど、今回のいぢられ方は、悦痴なところも含めてよくできていたのではないか、と。
あと、いくつか周辺を回顧しておきます。
まず、キュルケとタバサ。

キュルケとギーシュは最後に来て、少しだけ役に立ってました。(笑)
モンモランシーにも見せ場はほしかったかな、という気もかなりしましたが、そこそこには映ってたのでよしとしますか。
タバサがらみですと、2番目に重要なのはキュルケとイルククゥってことになりますしね。
そのイルククゥ、変身のシーンもあったんですが、エンディングでタバサに抱きついているカットはとってもよかったです。

・・・字幕が激しく邪魔ですが。(^_^;
姫さまの粋なはからい。

政治的な観点でみれば、あれでいいのかなぁ、という気がしなくもなかったですけど、本作の魅力は政治力学にあるわけではないので、これはこれでよし、としておきます。(^_^)
そしてタバサ。頬を染めてます。(^_^)

空戦でのキスは、才人の言うとおり機転、というのもあったでしょうけど、この時点ではかなりの本気モード、かな。
ガンダールヴの力でどんどん文字を覚ええていったり、それとなくその力を暗示したり。
どの程度までルイズのためで、どの程度までルイズへの対抗心か、そこらへん、いろいろと想像してみるのも楽しいですね。
ルイズにとって、同じ貧乳のタバサがライバル、っていうのは、ティファやキュルケなんかとは違う戦術が求められるので、そのあたりの対応の仕方とか、いろいろと想像がふくらみますな。
そして、ラスト。コメディとしてのまとめになっていた、「ぴと」(^_^)

ここでも字幕が激しくじゃまでしたけど・・・まぁ、ソフトを買ってね、ということなんでしょう。
こういう「あのね商法」なら、しっかりと釣られてあげますよ。(笑)
「大いなる槍」とか、ディスペルの砲弾とか、つっこもうと思えばつっこめる素材もかなり混ざってはいましたけど、本旨ではないと思うので、うまくしめてくれた、ということにしておきます。
総括。
第4期がある、という前提でなら、とても満足のいく作品でした。
なにより作画がキュートでセンスがあったし、長谷川さん、中瀬さんのシナリオの、女性的なやわらかさがとても心地よいエピソードが多かったです。
キャラアニメとしては、『スト魔女』とともに、今期トップランク、脚本の繊細さ、情緒という点では、少女マンガ原作群とも互角以上に張り合えそうなウェットさ。
逆に、男性原理的側面では不満がなくもなかったですけど、まぁ、看過できるレベルですね。
前半のティファ、中盤のイルククゥ、そしてラストのタバサと、脇キャラの華やかさ、愛らしさ、そしてそういったゲストキャラがはでに展開していても、一向にくすまないルイズの魅力。
とにかく良かったです。
ああいうひきをしてくれたんですから、第4期、期待してますよん。(^_^)
アルファベットで始まったからには、2クール必須、ということで、一応第1クールは終了ですが、変則2期ということでしばしのお休み、というか充電期間。
とりあえず決着がついたのは、魔獣ザッファーと、デュクリスの想い。
デュクリスに関しては、また最後近くのおいしいところで出ててきそうではありますが、とりあえず一つの節目はしっかりとつきました。
解決していない、もしくは、次に持ち越しになったのが、アサシン・ズーマの動向、ゼロスの目論見、オゼルの背後にいる人物、そしてレゾの壷、といったあたり。
まぁ、最後に来て一つ一つ検証するかのごとく、未解決部分の確認をしてくれてましたので、次への持ち越し、と考えていいんでしょう。
少しひっかかったのが、ワイザーさん。
あのゼロスとのやり取りを見てますと、彼の真の狙いはまだ終っていない、ってことかな?
立ち位置から考えて、ワイザーさんが悪者一味には見えないので、ゼロスとは関係はあるだろうけど、どちらかといえば、防ぎ手としての使命かな・・・。根拠のまったくない憶測ですが。(^_^;
つうことで、今回はバトルメインでしたので、普通にしめた、っていう感じでしたかね、作画はもちろん悪いってことはなかったんですが・・・。
個人的には、シルフィールの出番が少なかったのが、かなり不満です。(笑)
筋としては、やっきぱりリナの魔法詠唱は、なんかゾクゾクくるもんがありますな、第1シリーズからしっかり激情版まで見てきたものとしては。
今回はラグナ・ブレードと、ドラグ・スレイヴ。
詠唱文句が、けっこう決め台詞みたいなはたらきもあったので、ああいう風に、大一番ででてきてくれると、すげー嬉しいです。(^_^)
まだちゃんと終わってないので、総括というと少し変ですが、第1クール全体の感想としては、非常に良く出来た「おっさんホイホイ」でした。(笑)
昔のテイストをものすごく、といってもいいくらいに継承していて、しかも現在の技術水準をちゃんと反映している、という徹底ぶり。
いやぁ、普通、リバイバルとか、昔の設定とかで描きおこすと、忠実にやればやるほど、時代の波というか、古臭さが際立ってしまってギャグになっちゃうんですが、本作は、うまい具合にグレードアップしてるので、そういった面がなくはないにせよ、あまり目立たなかった、というのが強かったと思います。
というわけで、第2期、いつになるかわかりませんが、楽しみに待っておきますね。(^_^)
テーマ:スレイヤーズREVOLUTION - ジャンル:アニメ・コミック
今回の感想・・・ほぼ次の一文で終了かな
幼モルテ、かわいい。
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いや、ほとんどこれにつきるでしょ。(^_^)
迫害されてたり、弟がレジスタンスに入って死んだり、いろいろと部分的には既に描かれていた情報でしたけど、こうやってまとまって出てくると、けっこうモルテもつらく悲しい過去をしょってたんですなぁ。
しかしそういったつらく悲しい過去も、このモルテの幼い愛らしさの前にはかすんでしまいます。
筋としては、レーヴェとキリエの映像を見たワニ師が、両者になにかの関連性を見たことくらいでしたから、ここの部分は、モルテの美幼女っぷりを堪能する、という方針でもいいのでしょう、たぶん。(笑)
それにしても、ワニ師は何を見たんでしょうね。
キリエの記憶にレーヴェの記憶が出てきたこと、モルテ、トッピーのような故郷の回想がなかったことなんかから、レーヴェの転生かなにかのように見えたんですが・・・。
同一人物、とかではないですよね、声も違いますし。
あと、モルテの母が、久川綾さん。
なんか最近、よきお母さん、というのが定着してきた感じですなぁ。
それと、レーヴェって、ドイツ語で獅子のことですな。
レジスタンス組織名が「黄金の獅子」なんで、たぶん間違いないでしょう。
そこで気になるのが「キリエ」という名前なんですが、こっちはラテン語で「救世主」。
うーむ、レクイエムなんかで歌われる「キリエ・エレイソン、クリステ・エレイソン」という有名な歌詞があるので第1話時点からわかってはいましたけど、こうやって名前になにかの意味を持たせてるとしたら・・・なにか関係があるのかなぁ、とやや気になったところです。
まぁ、いろいろありましたけど、とにかく今回はリ・アも登場しませんでしたし、ただひたすら、可愛い可愛い幼モルテを鑑賞する、ということでいいですね。(笑)
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次回、たぶん最終回。
テーマ:ワールド・デストラクション ~世界撲滅の六人~ - ジャンル:アニメ・コミック
群集パニックは前回で終了かと思ってたら、前半まだ少し続いてまして、前回のバンク部分もありましたが、飛行船を追う群衆、教授の告知を恐れて逃げ出す人々、警官の制止、誘導、といったいろんなパニックが描かれてました。
そして飛行船。
チコをすくった飛行船ではありましたが、飛行船内部へと入るのではなく、フックにしがみついたまま空中遊泳。
そして巻き上げられてもらうものの、そこに香山の姿を見て入船を拒否したようなかっこうになり、フックにつかまったまま、塔へと向かうチコ。
高所のサスペンスが、全体の俯瞰図を多用することで遺憾なく見せてくれてまして、この飛行船上でバトルがあったわけではありませんが、ここでもかなりの緊迫感を演出してくれてました。
こういう映画的な手法、実にうまいですね。
今期作品で言うと、『ストライクウィッチーズ』『バーディ』『Blassreiter』『ソウルイーター』っていうあたりが、この美術と一体になった情景的手法で感嘆させてくれますが、本作はそこにノスタルジックな味わい、過去の世界のサスペンス、もっと言うと、50年代、60年代前半の怪獣映画、和製SFなんかのスタイルを再現してくれている点で個性的ですね。
前回から続く、この50年代くらいの東京を媒体にした構図、この若い大都会を背景にしたアクション、詩情みたいなものにけっこうひきつけられます。
それに対して、物語をひっぱる後半のバトルシーンは、とたんに現在のアニメ手法になってしまってますので、もちろんつまらない、なんてことはまったくないんですが、なんか普通になっちゃったような感覚になりますね。
さて、お話の方は、実は教授も強化人間でした、ということで、指先から銃弾をパンパン撃ってました。
ああいうのを見ると、やはり真っ先に「サイボーグ004」という単語が脳裏をよぎりますな。(笑)
義手義足に武器を仕込む、それも飛び道具や刃物を仕込む、というのは、横山光輝、白土三平の忍者マンガあたりで一般にはかなり広まったと思いますので、その延長上でしょう。如月文兵衛とか、赤目の大事とか・・・。
しかし本家二十面相も負けてなくて、掌から焔を噴出してました。
あれは、ルパン3世TV版第1作の魔術師パイカルあたりが連想されるところですな。(^_^)
前回も、チコが細い電線の上を歩くのを見て、空中に浮いてる、と群集が勘違いするシーンがありましたので、案外魔術師パイカルは元ネタのひとつだったのかも、という気が少ししたところです。
というところで、劣勢に立つ、本家二十面相チーム、というところまで。
今回も、前回に続いての映画的なサスペンスが心地よかったです。
雷光が死んで、服部が死んで、とバタバタ倒れていきまして、とうとう雪見も死んだのか、と思える描写でしたけど、こっちはんなんとか一命はとりとめたもよう。
刺されただけでしたから、みたいなところもありましたけど、「生存」が確認されると、みんな復活早いですね。(^_^;
BLチックなところは極力スルーしたいので、気に入ったところだけ簡単に。
・雷鳴さんが可愛い。
今回の雷鳴さんはあたりの回。(笑)
第17話のときみたいに、設定デザインを崩してしまった「可愛いさ」ではなくて、ちゃんと設定に則った可愛いさ。
雷光を失って、衝撃を心に抱えながらも、壬晴の心配をしていたり、なかなかよろしゅうございました。
しかしこんなに壬晴のことを案じているのに、この2人の間に恋が芽生えるような描写がまったくと言っていいほど、ありませんな。別にそれはそれでいいんですが。(^_^;
BL視点では、壬晴は雷鳴なんかとひっつくべきではない、というのがあるのかもしれませんし。
まぁ、一視聴者としては、可愛くて健気な雷鳴さんが見られるだけでも満足です。(^_^)
・十字、久しぶり。
場面としては2場面だけでしたけど、最初の場面で壬晴の看病を無言でするだけでしたので、もうしゃべらないのかな、と思ってたら、その後、少しだけしゃべってくれました。
しかし十字より雷鳴さんの方がキュートだったなぁ、今回は。
・時雨。
完全に脇キャラなんですが、まだ生き残っています。
敵だし、次で最終回ですから、もうそんなに描写はないでしょうけど、最後に来て、いい戦力補強でした。
おばさん組より、時雨の方が見てて楽しいですしね。
・小太郎のうざさ。
たぶん意図的なんでしょうけど、みごとにうざいキャラになってますね。
これで敵じゃない、っていうのがね。(笑)
・初めて動揺する、森羅万象。
雷鳴さんに比べて、こっちは動揺するときの表情が、ややブサイクになってたのが残念です。
ところで、あの巨人が森羅万象の真の姿なんですか?
・しじま。
実は雷鳴さんの次に可愛いかったのが、壬晴としじま。
単に動きがほとんどなかっただけなので、原画のよさがそのままでていただけかもしれまませんが。
・壬晴。
釘声と重なって、なんか少年とは思えない色気が出てました。
いわゆる「こんな可愛い子が女の子のわけない」というのともちょっと違った、ショタとも違う、少年愛的な色気とでもいいますか、なんか危険な感じのするフェロモンをいつも以上に撒き散らしてました。
ここ数年のアニメ・少年キャラの中では、『少年陰陽師』の昌浩くんが、個人的にはナンバーワンなんですが、その方向性とは違う、かなりダークサイドの色香をムンムン感じてしまったところ。
昌浩が正統派・少年像だとすると、今回の壬晴くんは、屈折派・少年像、かなぁ。
釘宮さんの声がまた、少年になってはいるんだけど、妙に押し殺したようなエロティシズムが漂っていて、最高でございました。
やっぱり釘宮さん、少年をやらしてもすばらしい技術がある、ってことなんでしようなぁ。
次回、最終回。
最終回・・・と言っていいんですかね、しっかりおわりに「to be continued」なんて出てますし、素直に最終回と書いていいものかどうか、ですが、とにかく一段落は・・・いや、これもしてないなぁ。(笑)
一応久能の脱出と、結の別人格がでてきたところまでを終りました、というところのようです。
第2期があるのかどうか知りませんが、一応最終回と見て、総括もかねてコメントしておきますと、
1. 奇乳デザイン。
原作は始まった時点では読んでなかったんですが、その後興味があって読みましたけど、原作はこんな奇乳じゃないんですね。
爆乳キャラって、よっぽどデザイナーにセンスがないと奇乳になってしまう、という見本のような作品でした。いや、本作よりもっとむごいデザインの作品は他にもありますけど。(^_^;
それをどの程度許容できるかどうかで、本作への視聴意欲が大きくかわってくるところだろうとは思います。
2.テーマの不徹底。
「ここには愛が満ち溢れています」と最後に唐突にでてきましたけど、これがテーマとは思えないんですよね、どうなんでしょ。
むしろサイキック・コメディみたいな要素の方を強く感じるんですが・・・。
・多彩なキャラクター群。
『スト魔女』みたいによっぽどうまくやらない限り、1クールで描ける個性は、5人くらいが限界だと思います。
当初から消化不良になる、もしくは説明不足になるキャラが相当出てくるだろうなぁ、と思ってましたし、実際そうなったわけですけど、まともに消化しようとすると、2クールでもたぶん足らないと思いますので、それは最初から折込済みだったのかな、という気もしているところ。
そういうことなら、この大量に出てきたキャラ群も、それなりには楽しめたと思いますし、原作への入門だ、と割り切れば、そこそこには機能していた方かな、とは思います。
特に、月海、松、草野、の3人の個性はうまく描けてたのではないでしょうか。
比重のもっていきかたとしては、それなりには考えられていたかな。
・SF設定の稚拙さ。
あれをSF設定と言っていいかどうか、ではありますが。(笑)
そもそも最後まで、その遺跡とか見つかった超科学とかが何だったのか、っていうのは説明してくれませんでしたしね。
バトル動機としても弱いかなぁ・・・。
と、こんなあたり。
まぁそうは言っても、、ワタクシ的妄想嗜好としてはそこそこ収穫もありましたので、気に入ったところをあげておきます。
・結、草野、月海、松の本妻騒動。
コメディ・パートの代表と言ってもいいこの部分、特に戦いになるとおどおどしている草野が、結や月海に対して「ムン」と胸を張って本妻バトルにやる気満々の姿勢を見せてくれるところは面白かったです。
今回の最終回でも、復活した結に対してそういうのがありましたし。(^_^)
・久能が可愛い。
キュート担当は草野だったと思うのですが、実際には草野は月海とおとなの女バトルで一歩もひきません、というギャップの面白さの方に流れてしまってましたから、むしろこの最弱セキレイ・久能のダメっぷりの面白さ、自覚している可愛いさ、みたいなのは心地よかったです。
今回の最終回でも、決死の想いで「祝詞」を出すわけなんですが、
1. 久能の祝詞はそれ自体戦力になるわけではなく、相手の力を弱めるもの。
2. 葦牙・ハルカにさえ「フニャフニャの歌」と命名されてしまうダウナーさ。
こういったあたりに、「弱い」ということが燦然と輝く素晴らしい個性になっていたと思います。(笑)
そういう意味で、前半の草野、後半の久能が好みかなぁ。(^_^)
さて、未消化に終った部分、といっても出雲荘関連以外はほとんどそうだったようですが、中でもあれくらい思わせぶりに出てきながら、結局物語の中に入ってこなかった、ユカリと椎菜が一番ひっかかるところ。
ということで、筋よりも個々の情景とかキャラコメディの部分を楽しむ作品でしたかね。
新局面・・・てことでいいのかな。
このちょっと前あたりから原作読んでないので、原作未読組としておきます。(^_^;
新キャラ登場、ということでしたけど、主眼目は、マカ達が日常に戻っていくあたり。
あの地下でのすごい戦いを見せてもらった後ですので、最初の頃にあった、こういう日常の描き方に対しても、けっこう観点が変わって感じられるところですな。
美術を含めた場面の描写、キッド達の個性の描き方、それを見るデスサイズとマリー、と言った図式が、なんとも切なくい感情に見えてくるから面白いものです。
ということで、以下、気になったあたりを簡単に。
・マカの日常。
クロナを気にしていましたが、そのクロナの新しい局面は次回たっぷり描かれるでしよう。
ポイントは、バスケのルールを知らなかったこと。
もっとも、「ゾーンで行くぞ」っていうのは戦法なんで、ルールとはちょっと違うかな。
ともかく、罰ゲームで強引にパパとのデートになってしまったようでした。
しかし、★のキャプテンの譲り方とか、あんまり勝つ気がなさそうだったこと、点差、ソウル以下暗黙の了承に見えたことから、デキレース?
ソウルか椿がマカの立ち位置、立場を読んでの配慮、なのかな、という気も少し・・・。
・スピリット。
いままで「デスサイズ」って表記してしまたけど、どうやら普通名詞っぽいので、以後スピリットにした方がいいのかな。
離婚して親権とられて、って言ってたわりに、会うことは禁止されてないので、まだましだと思いますが。
ともかく。マカからデートの申し出で相好を崩してました。
うん、マカって、恋人とかっていうより、娘ってタイプだから、あの気持ちはすごくよくわかるぞ。(^_^)
・8人のデスサイズ。
残りの4人も今後出てくるんでしょうね。とすると、けっこう長期放映かな、それはそれでもちろん嬉しいわけですが。
何度も書いてますが、キャラクター・デザインが趣味に合わないので、ハリコとかはあんまりしてませんが、アニメ表現、アニメ美術としては、すこぶる秀逸、現行作品ではトップグループなのは間違いないと思ってますので、長期化して続いていただけると、とっても嬉しいです。
その残り4人、言葉が通じないのと、拒否されたのと・・・ということなんで、そんなに死神さまの強制力がはたらくわけでもないようですね。
・マリー・ミョルニル。
既に金曜夜のレイトショーの方も見てしまったんですが、いいキャラですなぁ。(笑)
中の人は、マリーベルこと本多知恵子さん。もっとも、インパクトとしては、『プラレス3四郎』の幼妹・真知子の方が強烈だった人です。
たしか真知子ちゃんはアニメ・オリキャラだったのに、その姿のキュートさ、本多さんの声の魅力とかから、連載中の原作にも後付で出てしまった、というのは有名なエピソードですな。
ともかく、相変わらずキュートな声でおとなの女、寿退職したいのにままならない、妙齢をちょっと超えてしまいそうな、それでいてとっても可愛い女を好演してくれてます。(^_^)
「私、便器と結婚する!」
・・・面白かった、というより、なんかヤバい方面で、エロコラボ素材にされてしまいそうな危険発言でした。
ちなみに、シュタインが初恋の相手だったとか。
そのシュタインとのコンビを命じられて、シュタインのキャラクターにどういう影響がでてくるのか、なんてあたりも興味深いところですな。(^_^)
・シュタイン。
狂気発現と戦っている、というのが語られてましたけど・・・。
つうかそうなるとマカにもその目がある、ってことなんかなぁ。
シュタイン、マカ、ともにあの狂気にひたった戦い方は、すごく良かったので、ぜひまた見せてほしかったりするわけですが。(^_^)
ともかく、シュタインの狂気は、次のクールで重要なファクターになりそうですね
・キング・オブ・委員長、弓梓。
最初マリーとペアで出てきたので、職人と武器のコンビかと思ってしまいました。この人も武器らしいです。
マリーの後輩でもあるもよう、ということは、デスサイズの中では若手組ってことかな。
彼女とジャスティンは、現段階では、まだ顔見世レベルでしたかね。
中の人は、ゆかなさん。安心できる布陣ですな。
・クロナと魔剣。
死神さまいわく「進化していない」ということ。
よって死武専に入学、ということで、詳細は次回、でしょう。
・バスケの路地
相変わらず秀逸な美術です。
そんなに凝ったアニメートがあったわけではないのに、簡単な俯瞰で全体の位置だけでなく、雰囲気までも伝えてくれてました。
スピリットやマリーが来ても、何の違和感もなく展開されていた、遊びバスケ、というのも、子供とおとなの情景としてはすばらしかったですな。
このあたりかな。
次回、クロナが死武専に来ての騒動ねってことでいいんですかね、ともかく楽しみにしておきます。
終局目前。
そしてここに来てエレア復活。
システムを移ってどうとかこうとか言ってましたので、どうやら実体があるわけではないっぽかったですね。
3D仕様、もしくはホノグラム仕様の擬似人格・・・かな。
アマンダのこぼれるおっぱいと、エレアのキュートな姿が復活してくれて、そっちの方は嬉しかったんですが、ドラマの方も、ヘルマンに続きシドゥも戦死。
とはいえ、ヘルマンに比べたら、世捨て人っぽくなっていたシドゥの戦死はかなり折込済みみたいなところはあったので、そのこと自体は予定通りっぽかったんですが、その死にザマのすさまじいことすさまじいこと。
ゲルトやヘルマンとはまた違う、男の散り際を見せてくれたようでした。
映像的には、ああいう血がドバドバ出て、血だるまになって死んでいくところは見ててあんまり気持ちのいいものではないんですが、ドラマ演出としてはすばらしかったですね。
ただ、「ナガサキ、ノーモア、ヒロシマ」・・・っていう下りは、このシーンだけ見てる限りでは特にどうということもないんですが、以前の広島出身だからどうとか、っていうのとつなげると、ちょっと微妙なところもあるので、あんまりこっちに注目を集めるような演出は少しかんべんしてほしかったところではありますが。
マレクの「時間かせぎ」
・・・ザーギンが瞬殺しなかった、というのは、けっこういろいろと勘ぐってしまいますな。(^_^;
そしてこっちはジョセフとのラストバトルへ。
で、イシスって、強化薬みたいなもんだったのか・・・・てっきり、アンチナノマシンだから、ザーギンに打ち込んでやっつける毒みたいなもんかと思ってました。すみません読みが浅くて。(^_^;
そしてヴィクターの最後のあがき。
ここに来て、すっきりと一騎打ちでの決着、とはならないみたい゛て、最終回、どう締めてくれるのか楽しみですね。
テーマ:BLASSREITER -ブラスレイター- - ジャンル:アニメ・コミック
空戦バトルが延々と続いた今回。
第1期のときにも書きましたけど、このナイトメアによる空戦、ていうのが、ちょっと嫌なもんで(単純に好みの問題)クライマックスの大バトルなんでしょうけど、全然面白くなっかった、ということで、このあたりはスルー。
とは言え、人物もようなんかは見るべきところは多かったですけどね、c.c.とカレンの本妻愛人対決とかね。
それに対して、アバロン内部での人物もようは、妙に余裕ぶっこいた別れのことばがあるかと思えば、星刻の侵入から天子解放子までの流れが相変わらずのアラスジ進行で、とりあえずこうなりましたよ、というのを見せただけ、ていうのが少しひっかかるところ。
ということで、だいぶ遅れてしまったので、簡単に。
・ニーナの人格。

第1期後半から、第2期前半くらいにかけて、キャラの造形という点では、ロイドとともに好きな人物だったんですが、なんか普通の人格になってしまって、ちょっと寂しいです。(笑)
順番にキャラ変遷を追っていきますと、
1. 対人恐怖症。過去の経験から、群集が嫌い、ニッポン人が嫌い。・・・出だしはこのキャラだったはず。
2. ユフィとの出会い。ユフィに憧れ→恋情→欲情。この流れのあたりで、ニーナの異常性が開眼。
3. マッドサイエンティストへの道。もともと頭は良く、理系のセンスもありました。ここまでが第1期。
4. ユフィを殺したゼロに対して、顔をゆがめて激怒、殺意にあふれかえる激情ぶり。第2期はこんな激しい性格でスタート。
5. 復讐のためなら結果を省みない猪突猛進思考、でも知的水準は相変わらず高い。
6. 自分のしたことに対して恐怖し、とたんにヒューマニスト。
7. リヴァルと擬似デート状態になったり、ルルーシュの有能な一員となったり。人格者になりつつあります。(笑)
・・・という感じで、一応スタートは高校生でしたから、ミレイ同様,成長の結果、とも見えるんですけど、基本軸が変わりすぎてるのがちょっとなぁ・・・といったところ。
私が好きなのは、第1期の、狂気を孕みながら、想いが欲情へと変化していったあたりでした。(笑)
マッドサイエンティストが人格者、っていうのは、ちょっと趣味じゃないなぁ・・・。
ニーナには、ラクシャータやロイドとは違うタイプの狂った天才科学者になってほしかったんですけどね。(^_^;
・中華天子さま救出。

結局星刻の戦闘動機以上の役柄にはならなかったようです。
年齢とかを考えればこれは筋が通ってるし、仕方ないんですが、SF的には、なんかとんでもない超能力を持ってて、クワッと目の色が光るとダモクレスもアバロンも操縦不能、一瞬にしてナイトメアも機能しなくなる、とか、ロロのギアスみたいに時を止めたように見えてしまうとか、なんかそういうとんでもない特技を期待してたので、これまた残念。
でもこの天子さまと星刻は、いい同人素材だと思うので、そっちでの発展をすごく期待していたりもします。
人物としての魅力が、第1期ニーナだとしたら、萌どころの魅力としては、第1期ナナリーと、この第2期天子さまですね。
・一応、咲世子さんも。

芝居でああいうことを言ってたのか、パニックに対しての機転だったのか。
まぁ、別嬪さんなんで生き残ってください、ってことでいいですかね。(笑)
それにしても新井里美さん、私の耳の奥では、未だにあの『まほらば』の時の声が耳に残ってるんですが、すっかりメイド声優みたいな感じになっちゃいましたねぇ、といっても、トメさんと、この咲世子さんだけなんですが、インパクト、かなり大きかったでいすからな。
・コーネリア姫殿下の偽乳疑惑。

生きていたコーネリア姫殿下。
まぁ、最終回ですごい役どころが用意されてるはずですので、そう簡単に死んでもらっても困る、ということなんですが、つっこみどころの多いシーンでした。
で、大きなつっこみどころが2つ。
まず、この仰向けになってもつぶれない胸・・・下着のせいかも知れませんが、病床ということを思うと、限りなく偽乳疑惑。(笑)
まぁ、メディア時代の政治家は人前に出ることも増えますから、ルックスにも注意を払わなくてはならない、ということなのかなぁ、とか、どうでもいい妄想にふけってしまいました。(^_^;
そしてもう一つ、これまた生きていたギルフォード。
失明されたようでしたけど、このあんまさんスタイルはちょっと笑ってしまいました。
・がんばるアーニャ。

憑依がとけてお役ごめん、でなかったのが嬉しい限りですな。(^_^)
・本妻愛人対決。

第2期バトルモードになったときの、唇の歪むカレン顔がちょっと興ざめなんで、第2期限定だと、c.c.の方が格段にいいよなぁ、と思ってしまったり。
しかもことここに及んで、内助の功、みたいな役割になってきてますし。
問題は、c.c.に妊娠・出産能力があるか、ってことくらいかな。(笑)
まぁ、カレンを出産用愛人、と考えても別にいいんですけどね。
・シュナイゼルとルルーシュ。
将棋とかですと、戦法研究、棋譜研究とともに、相手の思考研究なんか普通にあるんですが、今までやってなかった、ってことなんですかね?
ルルーシュ逆転の理屈にかなり無理があるように思ったんですけどねぇ・・・。
ちなみに、将棋なんかで得手・不得手が入れ替わる一番大きな要因は、加齢による変化。
さすがにそれはここで応用できないから無理ではあるんでしょうけど。
あと、過去のシャルル、現在のシュナイゼル、未来のルルーシュ、というのは、理屈としての対比はきれいなんですが、どうもピースとしてうまくはまってないようにも感じるところ。
まぁ、これは見てる人によって、それぞれかな。
・ディートハルトの退場。
「おまえにはギアスをかける価値もない」
いいラストでした。
こういう虫ケラチックに殺されていく、っていうのは、ディートハルトらしくてすごくいいですね。(笑)
・開眼・ナナリー。
いつ来るかいつ来るかと待ち遠しかった、ナナリー開眼がついに登場。

・・・なんですが、目の位置が高かったので、ナナリーらしくない、といいますか、妹属性がかなり薄れてしまってたような・・・。
第1期ナナリーの幼げな様子が見事に消し飛んだ開眼だったので、そういう意図もあったんでしょうけど、ちょっとなぁ・・・、という気がかなり。
「自力でギアスを解いた」ということもかなり重要かな。
一応あの開眼の前に、けっこう苦労して瞼を上げる動画がはさまれているので、ここで初の開眼、ということでいいんでしょうね。
まさかあの鍵を探しているときに見えてた、というのはなかったと思いたいですが。
海外サイトで見たんですが、あの鍵を探しているときの絵に「Megane、Megane・・・」とキャプションをつけてるところがありまして、これは笑わせてもらいましたが。(^_^;
つうことでいよいよ次回最終回。
漏出シナリオで見て、だいたい知ってはいますけど、作画がどんな風にしめてくれているのか、その楽しみはありますからね。
テーマ:コードギアス 反逆のルルーシュ - ジャンル:アニメ・コミック
10月から第2シーズンで、第5クール、もしくは新シリーズ第1クール、というのが確定してるせいか、第4クール終了間近だというのに、えらくのんびりした展開。
今回はしゅごキャラ達の小さな冒険がメインで、一応エンプリオを求めて、という構図はできていたものの、キャラの確認に近かったようでした。イクトや空海もしっかり出てましたし。
海里君は物語の外に出てしまったので登場こそありませんでしたけど、資料を送りつけてきたりと、生真面目なところを見せてくれてましたし。
しかしあの資料・・・限りなく中二病チックで使えない資料でしたな。(笑)
ということで、特に変わったこともなく、淡々と進んだだけ、って感じでしたが・・・。
あー、しゅごキャラの中ではスウが可愛いかったかな。
のんびりやさん、っていうのが良いギャグになってて、中の人、豊崎さんもうまくキャラを作ってくれているようでしたし。
でっかいクモが、しゅごキャラ達の間違ったイメージの中だけでよかったです。
ほんとに出てきたら、ちょっとイヤンなところでしたので。
というわけで、次回・・・一応の区切りはつくのかな?
アバンでいきなりアクションシーンに突入したので、今回はOPなしか、と思ってしまいました。ちゃんとありましたけど。(^_^;
さてプー@セイレーン奪還作戦&風間の野望編もいよいよ大詰め。
セイレーンを奪還し、背後には公安の手が迫ってきて、ついに逮捕令状がおりました、というところまで。
各国のサーバーが落とされていくプロセス、なかなか面白かったんですが、今週は、『二十面相の娘』と『バーディ』でかなり質の高いパニックシーンを見せてもらいましたので、ちょっと見劣りするかな。(^_^;
まずはDF社のサーバーに侵入しようとするけど、ガードが硬くて正面からは無理。
それではと、DF社社員の勇太ママの携帯を利用して侵入しようとするも、それも不可。
つうか、ネットの外、リアル世界から入ったような言い回しでしたけど、どうしたんでしょ。(^_^;
ともかくそれもダメだったところに、相澤が残していったメモリスティックを見つけてそこから侵入・・・だったんですが、これもよく考えてみればちょっと変でしたね、どうやってあのメモリの中に入ったんでしょ。
とまぁ、いろいろつっこみどころはあったものの、パニックもののシナリオとしてはよくできていた方かな、とは思います。
そして出会ったネットビーナス。
実は今回の肝は、プー救出と同時に、ネットビーナスのこの回顧シーンではなかったかと思います。

「大切なものを助けたい」・・・の思いで交錯するネットビーナスの思い出。
ネット世界でのアバターは、リアル世界の姿をかなり反映してますから、ビーナスさんは娘の方じゃなく、母親の方なんでしょう。
やっぱり最初からのネットゴーストではなく、勇太と同じように人が入り込んでいるってことなのか、ともかく、謎解きの要素としては、かなり重要なてがかりが提供されたようでした。
なんか次回予告が最終回みたいな感じでしたけど、4クール51話予定のはずなので、DF社事件が次回で一応の幕、ネットビーナスさんの一件はその後、ということなんでしょう、たぶん。
というわけで、ほとんど救出しかかったけど、まだセイレーンをつないでいるケーブルははずせません、というところで次回。
相澤さんが、どういう顔で勇太達の前に戻ってくるのか、っていうのも興味ありますね。
エリ子先生とのフラグが残ってるので、これでさよなら・・・はないと思いたいのですが。
今回、ひかる、花梨、ともにほとんど出番がなかったので、次回の活躍を期待しておきます。(^_^)
えー、なんか激しく遅れてしまいましたが、第14話、鮪の妹、咲、登場。
つうか、なんで水産物の名前じゃないんですか?お姉さん、鮪なのに。
今回は本編、8分くらいあって、まあまあ。作画もいつもと同様高い水準で、咲たん、可愛いかったです。(^_^)
その頬城咲、中の人、ミルノ純さん・・・て誰?。。。と思ってWiki見てみたら、既にそこそこのキャリアはある人なんですね、どっちかっていうと、ゲーム畑の人っぽいですけど。
ヒロインが棒なんで、相対的に、ってことかも知れませんが、普通に可愛いく聞こえました。
あと、さくらビジョン。
「小柄」「大人しい」「無口」「ちょっと不思議」「メイド」「オタク」「妹」「百合」
・・・属性のテンコ盛り。(笑)
サブタイの「銀河萌萌伝説」っていうのは、この属性テンコ盛りのことだったのね。(^_^;
長門に似てるって米が多かったですけど・・・そうかなあ?
似てるといえば似てる、っていう程度ではないか、と思いますが。
似てるって人は、ヴァリエーション特性の認知が低いんじゃないかなぁ・・・。
とにかく、咲たん、13歳だそうで、良いです。たしかにテラ萌くらいはあるかな。(^_^;
それにしても、さくら、鯨やら鮪やらにボコボコに殴られて、すっかり暴走美少女変態キャラになってますなぁ。
血まみれになっても、直ぐに復活してくれるので、明るくグーでボコられるさくらも、またオツなものかと。(笑)
予告絵・・・明坂さんと、まじんちゃん。
なんかシャレになってない絵じゃのう。。。今声優でもうまい人増えてるし、逆に小林ゆう画伯のようなサイケ感覚の人もいるし・・・。
明坂さん好きだから、ま、いいけどさ。
次回、タイムトラベルしちゃうみたいです。(^_^)
23話から連ちゃんで、24話。
一応このあたりから〆の方向に入る模様。
御門先生の言う
「昨日のララさんの方が良かった? 春菜ちゃんみたいで、結城くんの好みにドンピシャ?」
というセリフは、本作の核心に近いところをついてますなぁ・・・。
リトは春菜ちゃんみたいなのが好きだけど、ララも気になって仕方がない、といったところなんだけど、本心としては、というのがこのあたりに揺れ動いているような感じかな。
これ見て思い出したのが、『うる星やつら』の平行世界のあたる。
平行世界のあたるは、ラムをとっても愛していて、紳士的で気遣ってくれて、まさに理想の恋人像だったわけですが、それは本物のあたるじゃない、と知って、完璧な恋人に向かって「バイバイ」と言っちゃうわけです。
リトがどれだけラムの心理に近いのかはわかりませんが、なんとなく共通するフィーリングみたいなのは感じてしまうところ。
「みんな結城くんのためにやってることでしょ」
この言葉とセットにして考えると、ララとリトの気持ちがなかなか暗示的でしたね。
5日目の地球制服軍団。、
第1軍団、リト。最後に気づきます。
第2軍団、春菜。いつでもリトの味方。ある意味母性的な存在ですな。
第3軍団、籾岡。
第4軍団、沢田。この2人はにぎやかし、カオスの演出家。面白ければなんでもいい派。
第5軍団、猿山。たぶん敵対勢力、と考えていいのかな。(笑)
そして自然治癒して、最終章へ。
オヤジさん、再登場というところで次回へ。
次回も2話連続。でも次回はもう10月です。(涙)
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今回、次回と、2話連続で、なんか強引に追いつかせる戦略みたいなMBS組。
TBSの方は、クラナド2期みたいだけど、MBSは後番組なにかな?・・・という話題がちらほらでてくるころかな。
ということで、遅れてる上に、かなりカオスな話、加えて、大奥シーンに変なテクスチャがバリバリ張られてたので、簡単に・・・。
・くのいち春菜。
これは元ネタについては言及されてませんでしたが・・・、定番ってところかな。

・水戸の御老公、天上院沙姫と、助さん、格さん。
直ぐに脱ぎだす助さんと格さん。
ネタとしてはいまひとつかなぁ・・・。
従者がついてるからこのネタなのは仕方ないとは思いますが・・・。
・遠山唯四郎。
古手川唯。1回目は、「規律を守る」キャラということでよかったんですが、2回目のモロ肌桜・・・。

えーと、ちょっとやりすぎだと思ったのは私だけではない、と思うのですが。(笑)
・銭形金色のヤミ次。
このあたりからカオス度が強くなってきました。
続いて、ヤミちゃんの忠臣蔵。
・リトのおいらん道中。
これはグッドだったですね。中の人、明乃さんだし。(^_^)
・みかん金太郎。
みかんは可愛いなぁ。それだけ。
・伝七捕物帳。
元ネタ自体はそれほどマニアックとも思いませんが、萌系マンガとの親和性は著しく低いと思われます。(^_^;
・ララ島太郎。
もうなんでもありやね。
ただ、戸松さんの声芸が楽しめたので、このあたりはよかったです。
・沢田の先導。
ルックス限定だとこれが春菜ちゃんとともに良かったです。

このあたりかな。
浦沢脚本にしては普通・・・てところかな。
原作あるのに、そうそう無茶なことはできませんしね。
続いて、連続して、第24話。
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人間のクズ街道をまっしぐらに進んでいる吉野屋先生。
今回も、出番こそ少ないものの、存分に堪能できました。
立ち入り禁止区域に、こっそり私物を運び込み、ゆのと鉢合わせ。
Girl meets Girl.・・・ゆのはgirlでしょうけど。(爆)
そして気絶したヒロさんを見て、キスしたら目をさますんじゃないの?・・・のシーン。
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いや、ここは激しく動揺している沙英さんの方が面白かったところではありましたが。(^_^;
ラスト、演劇部の衣装を見つけて、こっそり試着、ヒロと同じように、低い天井に頭を打って失神、そのままとじこめられて、しくしく→あらたな8不思議目の誕生。

いいなぁ、この人生なめきってます感、すばらしいですわ。
中の人も、もう水を得た魚状態。
いや、もう、美人のダメ教師って、本作と乃木坂のおかけで、松来さんしか考えられなくなってます。
本来はミコレイヤーで、伊澄な役が多かったのになぁ。(笑)
屋上で鳩にレイプされかかるゆのも良かったんですが、それ以上に今回はヒロさんのネタ。
宮子の「運ぶの大変だった」ということばに過剰に反応したり、必至で203号室のことを隠そうとしたりするとこ、すげー可愛いかったですな。
世間の男って、少なくとも20歳くらいまではぽっちゃり系が好き、って人の方が多数派なので、気にしなくてもいいと思いますぞ。
つうか、最近の十代、ダイエットのしすぎです。
その203号室、実は健康器具がおいてありました、大家の依頼でヒロがモニターしてました、でも効果は・・・ということで、知られるのがいやでした、ということだったようです。
運動でダイエット、というのならまだしも、食べるのを減らしてダイエット、というのは若いうちは感心しませんが・・・ヒロさんの、食べ物に対する言い訳を見てると、心配せんでもいいかな。(笑)
「豚肉の重ねカツうまかったー」という宮子に対して、
「生姜焼きくらいならセーフよね」とか言ってるあたり、食べるのを減らすダイエットは無理っぽいので、一応安心なんですけどね。

ゆのももちろん可愛いかったですな。
屋上で鳩に襲われたり、ハンモックに乗れなかったり。
最後、学校の声(吉野屋先生)が怖くて宮子と一緒におフロに入ってもらうところまで、こっちは子供っぽい可愛いらしさが充満してました。
なにげにゆのもぽっちゃり系なんですよね、ヒロほどじゃないにしても、
つうことで、関西は次回、第12話、「みちゃダメ」
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最近あさのあつこさんて、ファンタジーやオカルト関連の特集やアンソロジーで名前を見かけることが多いんですが、この蘭のシリーズなんか見てますと、そういう方面での嗜好はかなりバチバチ感じますね。
世間的には『バッテリー』の原作者、ローティーン少年もの、みたいなところが強いですし、そっちが表芸だとは思うのですが。
ただ、十代のハートを描く、ということに関しては、けっこうしっかりとした軸足というか、センスも年齢を考えると瑞々しいものを持ってますし、数少ないとはいえ、『ガールズ・ブルー』みたいなハイティーン・女子ものも書いてますし。
というわけて、そんなあさのあつこさんの裏芸になりつつあるオカルトムードが満タンの、今回の素材、原作では第6巻にあたる『人面瘡は夜笑う』。
発端の部分をしっかりやりすぎてたので、また次回後半に省略の嵐になることが予想されますが、前半までの「まきこまれ型」事件としては、まあまあ良いでだしかな。
ただ、設定というか、演出というか、翠の大食いをはさんだりしたせいで、なんか安っぽい横溝正史みたいになってるのが、かなり残念です。
もっとも、『テレパシー少女「蘭」事件ノート』のアニメ化を楽しむ、という視点ではなく、植田佳奈さんの翠を楽しむ、という視点で見れば、そこそこ良いエピソードだったとは思いますけどね。(^_^;
原作も好きなので、こういう視点になってしまうのは、やや寂しいことではあるんですが。
ということで、豚の大食い大会で優勝して賞金をせしめる翠、こういう顔も可愛いかったですな。
昨今のダイエットしまくり十代女子の風潮に対して、豪快なまでのアンチテーゼになってますし、黒髪ストレートの美少女が、裏では関西弁で大暗いで岩石面に惚れまくり、というギャップも楽しめますし、そこそこよかったんではないでしょうか。
鬼頭神家。
着いてみれば病人がいるらしく、欄たちと同年齢くらいの少女・由梨。中の人が阿澄佳奈さん。
そして現当主の老婆・由香の、少女時代の姉・由美が後藤沙緒里さん、ということで、またゲストにいい人材を連れてきてくれてます。
それにしても翠、帯の紋から、あの姉妹のイメージが現在の当主の若い頃であること、そして牢にいたのが、その姉であったことを看破する直観力もみごとでした。
原作の軽快な語りの中にある素材料理の面白さ、みたいなものはもうあきらめて、キャラものとして楽しむことにします。
たぶん次回、筋はひどいことになってそうですし。(笑)
月香、萌へ。(笑)

そういや、いつぞやの無人島の話で、正体だけは見せてましたけど、当番回と言えるほどのエピソードはまだでした。
しかも大好きな雹霞とからんでくれてましたし、言うことない展開です。
十二単モードの月香・・・すばらしすぎです。(^_^)
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今回は、前半の飲み屋のにゃんこ、後半の月香、この2人をひたすら鑑賞する、ということで十分ですね。(^_^)
月香、十二単モード発現の直後に、雹霞と少し接触があって、それから凶華、鳳火と接触。
そこで語られる強欲王との過去、でしたけど、一応もうこの姿は既知でしたので、驚きこそしませんでしたが、凶華とのやりとり。
「手塩にかけて育てた娘だ」
「そうかのう」
・・・というあたりなんか、ちょっと好き。(^_^)
そして、感覚器の違う雹霞が乱入してきて、空気も読めずに月香をいきなりボコりまくります。
「ごめんなさい、しろー」
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どうやら説明に行き違いがあったことを怒ってたんですが、雹霞にぶたれて、涙目になる月香も、またまた萌へ。
いやぁ、月香、よすぎ。(^_^)
強欲王とか、水のプリンセスとか、どうでもよくなっちゃうくらい、月香がすばらしいエピソードでした。(・・・ォィ)
予告・・・。帝架と優歌。
「姉上、また新キャラである。しかもまたメスである。」
「わーお」
・・・これもカオスな面白さでした。
しかも次回のメスは、褐色肌の良好発育系みたいなんで、期待がもてるところですな。
ジンガイっぽいところも、こちらのツボを刺激してくれるようです。(^_^)
提供絵・・・前半の見所、ニャンコちゃんでした。(^_^;

おお、パニックものやー。
先週の『二十面相の娘』第19話に続き、ここでもパニックもの。
『二十面相の娘』が、過去世界の映像で、ノスタルジックな光景、暴走する群集心理なんかを面白く描いてくれてたのに対して、こちらは現代都市でのパニック。
宇宙より飛来した未知の力、強大な災厄の発現によって展開する、絶対的な力。
なすすべもなくひたすら巻き込まれていくだけの無辜の市民、物体と化してしまう非情の力。
うん、すげー迫力あったです。
パニックものは、夜とか夕闇に限りますな。
ということで、ついに発現したリュンカの力。
操ろうとしたシャマランは一瞬にして石化、強大な力を持ち、この陰謀に加担していたカペラもなんとか災厄を免れて方法の態で逃げていくのがやっとのありさま。
実行者であるシャマランが一瞬のうちに粉砕されてしまっても、なお延々と流れる彼のビデオの怖さ、空虚な恐怖。
素晴らしく映画的な手法の連続に感嘆するばかりでございました。
みんなテレビのきついスケジュールにも関わらずがんばってますなぁ、なんか勇気をもらったような気になってしまいますよ。(^_^)
加えて、光源の見せ方の鮮やかさ。
光と色が、力がおおっていくところ、これから覆っていくところ、一瞬のうちに過ぎて言ってしまったところ、そういうのを次々に見せて言ってくれる映像センス、構成、いや、ただただ見入ってしまってました。
CGAくささみたいなのもあんまり感じませんでしたし、すげーがんばってくれてたと思います。
というわけで、アニメ表現としては、トップランクの見せ方をしてくれていた今回だったのですが、キャラ絵がかなり劇画よりになってたのが、いささか残念なところ。
正直、設定からすらもはずれていたようでしたから。
デザインというより、デッサン主体で流していったようなアングル(胸から浮遊していくバーディとか)線をしっかりととって、面が美術的に処理されていくプロセスとか、たしかに技術力は高いんでしょうけど、人物造形のセンシビリティとしては、ちょっとイマイチかなぁ、とは思ったところ。
こういうのって、書いてる人は、自分の画力におぼれているようなところがあるので、それが少し鼻についたかな・・・。
とはいえ、些細なことです。
全体を包む、パニック表現の素晴らしさは、とにかく良かった、という言葉くらいでしか表現できないもどかしさがあるくらいです。
これ以上やろうとすると、細かく画像分析とかをしていく必要があるでしょうから。何度も書いてますが、一応ここでは分析はしない方針ですので。
お話に関しては、カペラがあわてて逃げ出すくらいの力を発現してしまうリュンカの力、そしてその力が宿った宿主・小夜香の冷たい笑み、美しさ。
あれほど対立していたのに、バーディの懇願に、一時間だけ猶予をさくネーチュラの心理、奇妙な友情。
具体的にはわからないけど、独特の嗅覚で危機を察知する室戸のジャーナリズム本能。
このあたりが見所かな。
とにかく筋も良かったんですが、それ以上に画面表現が素晴らしくて、そっちの方に力点を置いて見てしまいました。
ラストまでこのクオリティで突っ走ってくれることを期待しておきます。(^_^)
最終回。
クライマックスの処理ということもあったので、コメディ色はいつもほどではありませんでしたけど、良いしめ方でした。
『ヴァンバイア騎士』『いたkiss』『しゅごキャラ』そして本作と、今年は少女マンガ原作のあたり年でしたな。まぁ、『しゅごキャラ』は少女マンガ原作と言っても、ターゲットはかなりおっきなおにぃちゃん対象でしたけど。(笑)
光の過去のプレゼントを思い出すアバンから始まって、私室での対決に、再びそれを想起させ、彗の心のありよう、変化、思いの方向性なんかを描写する。
普通こういう最終局面で過去想起なんかやると、「とってつけた」感がして破綻してしまうことが多いのですが、2人の思いの方向とぴったり合ってるので、むしろ良いエピソードになってたように思います。
このあたりも、筋と演出の妙味がうまく効いてるところかな。
5人の仲間を連れてきて、それぞれに見せ場を用意しつつ、目的の人物のところまで向かっていく、という、少年マンガ的な手法も交えて、最後まで動的にして繊細なフィーリングが心地良かったですわん。
コミカルなシーンの面白さも秀逸で、毎回楽しめたのは安定した作画と、そのセンスのいいコミカルなセリフだったんですが、それ以上に感心したのは、終盤に来ての光や芽の心の変化。
前にも少し書きましたけど、「好きになる気持ち」って、少年マンガ的手法ですと、なにかある物理的理由があって、それによって、という化学反応みたいな即物性がいつもあるんですが、本作では、内面の変化として、ギャグを交えながら描写されてたこと、にあると思います。
もちろん、表層だけ見れは、彗が勇気を出して言った(であろう)「それは恋愛対象として?」ということばをきっかけにして変化は起こっていきますが、そこにいたる流れ、それを契機としての変化が実に細やかだったと思うのです。
光はどの程度まで意識していたのか。
最初の頃は、好きだけど、その意識に気づいていない、というような描写でしたけど、回が進むにしたがって、ほんとに恋愛感情ではなく、友情の延長として感じている、みたいに変わってきて、そこからさらに本心では、という回転があったわけで、この細やかな流れが、見ていて実に楽しいというか、情緒の変遷を追っていける楽しみみたいなのがあったわけです。
少年マンガでも、あるいは男性作者でもたまにこういうのができる人がいますけど、かなり少数派なだけに(3大週刊誌には皆無だと思います)、こういう語り口は、良質の少女マンガっぽくて、たいへん良かったです。
一方今回の作画なんですが、作監の中原さんの色が強く出すぎてて、ちょっと抵抗があったかなぁ。一応キャラデの人ではあるんですが・・・。
決して悪いデキではなかったんですけどね。むしろ良かった部類だとは思いますが。
メイド姿とかも良かったんですが、今回一番は、彗の部屋での光のこの表情。
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中の人、むらこさんも良かったですわん。
正直なところ、朝日奈みくるの頃とかはそれほどでもなかったんですが、今回のこの光ちゃんの威勢のいいキメウチのようなしゃべり方、にもかかわらず、常にどこか子供っぽさ、幼さを残したまっすぐさ、みたいなのが実に心地良くて、相当好きな声質に感じてしまっているところだったりします。
始まる前は、芽の高垣さんの方を期待してたんですけどね。・・・全然しゃべってくれませんでしたからなぁ、こっちは。(笑)
最後の提供絵も良かったですね。

光が彗に渡したバースディプレゼントの人形、それが光の私室にある、というのは、なかなか気の利いたエンディングだったと思います。
筋の性質上、第2期とかはまずないでしょうけど、それだけに完結した2クール作品として、きわめて良質の作品だったと思います。
半年間、楽しませてくれて、ありがとう。
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