虎は虎連れ:美術の時間、ペアを組んでデッサンをすることになり、歩巳は虎子とペアを組む。ところが一人余って独楽が参加してきて、思わぬモデルポーズをとられ。写真におさめられてしまう。]
前半、学食ネタ。
しかし女の子だということを考慮にいれても、十代半ばで、麺の大盛りが食えないって、どんだけ小食ですか。
ダイエットしてるから、ではなく、ほんとに食べられなさそうでしたし。
歩巳は体格が小さいのでまだしも、虎子の体格、行動力であの小食というのは・・・。
この前半で面白かったのが、
龍姫「わたしのこと、友達だと思っていらっしゃる?」に対して、虎子が「今頃何言ってんの?コイツ」って顔している、というところで、原作より絵がていねいに仕上げられてたので、いいインバクトでした。
あと、脂肪がつきすぎて悩む歩巳に対して、違う箇所の脂肪を妄想してしまう虎子と雀の下り。
十代のうちは脂肪がついた方がいいですよ。(^_^)
で、歩巳は同性から見ても女の子らしい、と。
でも虎子って、かなりおっさんビジョンだから、案外そういう視点で歩巳を見ているのかもしれませんが。(^_^;
後半、モデルポーズネタ。
写真に収められてしまう絵のあたりはさすがに良くて、虎子の「女の子的体格」が楽しめるところだったんですが、それ以外が崩れまくりというか、明らかに「崩したのではなく崩れた」という感じで、ちょっといただけませんでした。
せっかく独楽と子々が禁断の百合園ワールドを演出しかけてくれてたというのに。(^_^;
でもまぁ、子々のルパンダイブは面白かったですが。
「少年よ、大志を抱け」
「少女はなにを抱くの?」
「少女が抱くのは・・・いたいけな妄想?」
つうことはあれですか、「少女よ、妄想を抱け!」ですか?・・・それはそれでいいかも。(笑)
虎子の神をおろした姿に、ちょっとあこがれてしまう歩巳、というシメもいい感じでした。
ああいう憧れが、百合の目覚めになったりするんですよね。
おかしばっかり食べたり、足をボリボリかいたり、口内炎になったり、ナギさまは人間くさいのう。(^_^)

足とミニスカの魅力もさることながら、この人間くさいところも魅力ですな。
妹神・ざんげちゃんは、同じ神樹から別れた姉妹神だったそうですが・・・。

むこうは切り倒されていないため、まだまだ呪力が強く残っているとのこと。
そして依り代として人間を選んだらしい、ということで、ナギさま、ざんげちゃんの捜索に。
なんと仁たちと同じ学校でした、という展開。

しかしメディアにあれだけ堂々と顔をさらしてて問題にならんのですかね。(^_^;
体育用具質で展開される、姉妹げんか、というか呪力を余すざんげちゃんの一方的な姉いぢめ・・・。
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後ろでに縛り上げたり、足で頭をげしげし踏みつけたりと、もうやりたい放題。
なかなか悪魔ちっくで良かったんですが・・・。

直後にしっかりと仁が見てしまい、仁、ショック。
なんか落ち着いたコミカルさですね、このあたり。
変にギャーギャーわめきたてるような展開にならず、静かにコメディが進展していってるようで、個性的です。(^_^)
足蹴にされてボコボコのナギさまも、そのわりには妙に落ち着いて対応してましたし。
ともかく、ざんげちゃんの依り代は、「エロガッパ」で「おっぱい星人」の仁くんのストライクゾーンだったようです。(^_^;
ということで、いろいろと抗争はあったというのに、なぜかそれほどの深刻さを感じないのは、この淡々とした描写と、ナギの細かい仕草によるところがあるんでしょうね。
ナギさまのざんげちゃんに対する憎まれ口と、ざんげちゃんのえげつない行動にも関わらず、それほどの憎しみが漂ってはきませんでした。
そしてもう一人のヒロイン、ぽっちゃり系おさななじみ。(^_^)
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おさななじみの冷蔵庫チェックは定番ですね。
それにしても、パンにしょうゆですか・・・。
学生時代、ティッシュにしょうゆをしみこませて軽くあぶると飢えがしのげる、という都市伝説がありましたけど、感覚としてはあんなもんかな。
うまい棒をパンにくるんで、というのは普通だと思いますが。(^_^;
そしてざんげちゃんが家に来てしまうところまで。
細かい人物の仕草がなかなか効いてて、普通のホームコメディになりそうなところにうまく細やかな感情を乗せてまして、姉妹神さまの特異性とうまく溶け合っているようです。
次回もかなりコメディ色の強そうな展開ですので、そういった演技の細やかさを楽しみたいと思います。
TVO組。
第1期ではほとんどモブみたいだった枢以外のナイトクラスがかなり個性的に動き出してきてくれて、少し奥行きというか、幅がでてきた感じです。
今回、藍堂英、支葵千里の過去、事情にスポットがあたってきて、ようやくヴァンシパイア側の背景が、具体的に描写されだしました。
もちろん第1期でもそれなりに具体性のある描写はあるにはあったんですが、個々のメンバーの想い、というのはそれほど前面に出てきませんでしたので。
とりあえず、英は、閑殺しを疑いつつも、枢くんにひかれている、ということでよろしいですね?
さりげなく、ヴァンパイア社会の歴史とか、構成とか、純血種の圧倒的優位とかをレクチャーさせていただきました。(^_^;
もう一人、支葵くんの方は、なにやら病んだ母上がいるもよう。
いつも遠矢莉磨とセットでいることが多かったのに、ここでの単独行動は、今後の展開に含みをもたしてくれているようで、人物配置が立体的になってきました。
さて、作画、というか、キャラ絵。
今回、妙にディフォルメの効きがコロコロしてて、可愛いらしかったです。
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シリアスモードがとんでもなく暗くて深いので、その息抜きとしてかディフォルメパートはけっこう頻繁にでてくるんですが、今回は特に可愛いらしかったです。
ナイトクラスでは、美女設定の早園瑠佳より、遠矢莉磨の方がクール・キューティでいいですね。
どちらも吸血鬼の割には熱い情熱を持っていそうですが。
ところで、幼年期の思い出で出てきたこの美幼女なんですが・・・。

髪の色から察するに、瑠佳なんですよね?
一瞬、莉磨かと思ってしまったんですが、瑠佳ならば、この頃の方が好み。(^_^)
プライベートではけっこうな薄着で室内をウロウロしていた優姫、後半は我らがヒロイン優姫ちゃんの薄い衣装が嬉しかったところです。
とりわけ、あのミニスカ。(^_^)

本作、あんまり肉付きのよさが強調されるシーンは少ないのですが、今回の優姫のミニスカと太腿はたいへん良かったですな。
後半のメインイベントは、このミニスカでウロウロする優姫ちゃんが、今回は手から血を吸われて、というかかじられてしまうところ。
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またしても吸血エクスタシーです。エロいです、優姫ちゃん。
『黒塚』や『ヘルシング』みたいな暴力装置的、男性的な吸血シーンもそれなりにひきつけられますけど、個人的な嗜好としては、こういうエクスタシーをともなう女性的吸血情景の方が格段に好みですね。
ところで、首筋から吸血する場合は新鮮な動脈血を啜っているようで、なかなかおいしそうなのですが、今回みたいに手とかですと、静脈血なんでおいしくないんじゃないかなぁ、とか思ってしまったり。
まぁ、手首にも見えなくはなかったので、最初の指先は、優姫に血のことを思い出させるきっかけで、実際は手首の動脈を噛み裂いていたのかもしれませんが・・・。
しかしそれでも手よりは、首筋にかみついてほしいかなぁ、吸血鬼ならば。(^_^;