孤立ってサブタイでしたので、パーティが孤立してしまうのかと思ってたら、ルークの孤立だったんですね。
この少しずつはみ出していくルークの描写、実にその個性が際立ってました。
同時に、この孤立していく理由がわからない、ひょっとすると孤立しているという現実すらもわからないルークの姿を見ていますと、いろいろと思いつくことがあります。
ゲーム未プレイ組ですので、激しくはずしているかもしれませんが、ここまでアニメを見てきて、ルークつについて少し気になることを記録しておきます。
・幼児性。
Animxで4週遅れの放送が始まってまして、そっちも見ているんですが、第2話でティアがルークの行動にある疑念を抱いてました。
あのときは、王宮暮らしのルークの世間知らずみたいな感じでしたけど、今回のこのルークの独善的幼児性を見てますと、むしろ、ほんとに精神年齢が幼児、あるいは小児なのかな、と思えてしまったり。
これ、7年前だかの記憶喪失、ということとリンクさせてみると、7年前の記憶があったんじゃなくて、そこから始まってるのかなぁ、という気が少し・・・。
・鮮血のアッシュとの酷似。
ナタリア姫とガイが「実は双子だったりして」「そんな記録はありません」というやりとりをしてたのを見てますと、ルークとアッシュはクローンかなにか、ですかね?
そうすると、ルークの幼児性、ともつながってくるんですが、ルーク誘拐以前は嫌ってた指きりが平気になっていた、というナタリアの記憶、これとつないでみますと、アッシュが実はルークで、ルークはそのときにすりかえられたなにか、もしくはクローンだった、てことかな。主人公だし、それはないかな・・・。
もっとも、それだとすると、アッシュがルークを明らかに認知していて「このクズめ」と言っているのとつながってきませんので、この辺はもう少し進展してくれるのを待ちましょう。
・ルークの中の、拭い去りがたいヴァンの重み。
これは第1話からはっきり意識させてくれましたので、相当ヴァンにうさんくさいものが漂ってましたけどここまでルークが頼り切っているのを見ますと・・・このすりかえ、もしくはルークとアッシュの分裂を仕掛けたのはヴァンてことなんでしょうか。
まぁ、一部分は白状してしまってましたけど、なんかまだ奥がありそうです。
ということで、キャラクターの背景に潜まされている仕掛けが非常に興味深いです。
最近のRPGって、こんなにキャラ描写が深くなってんですね。どうもRPGというと、未だに感覚が『天外魔境II 卍MARU』あたりで止まってたりしますので。(^_^;
その他、気になった、というかひっかかったネタをいくつか。
・ルークに愛想をつかすアニス。

あれあれ、前回まではあんなに気に入っていたのに。(^_^;
もっとも、かなり腹に含むところはあったみたいですので、毒があるのは舌だけでなく、腹の内もそうだったようです。
ロリキャラなだけに、この腹黒さはすごくキュートですね。(^_^)
・シンクの出自。
今回だけではまだわかりませんが、導師だけが使える術を使っていたりと、イオンと浅からぬ関係がありそう。
こいつも顔を隠してますが、ひょっとしてイオンのそっくりさん?
・ラルゴとナタリアの因縁。
まぁ、今回はそれが暗示されただけ、という程度でしたけど、ルークやティア、シンクの設定なんか見ても、そうとう練られているみたいですので、どういう話になるか楽しみにしておきます。
常識的に考えたら、捨てた娘とかなんでしょうが、王女だし、親ははっきりしているみたいですから、それはないかな。
・弱いぞ、ナタリア。(笑)
そのナタリア、射手ということでしたが、今回に限っていうと、戦力にはまったくなっていません。
やがて戦力になるときが来るのでしょうか。まぁ、あのルークでも成長してるくらいですから・・・。
戦力という点では、アニスの方が格段に戦力になってますね。
・ティアとリグレット、美女対決。
![]() | ![]() |
きれいどころ、という点では、本作の花と言っていいお2人。ティアの過去映像も少しだけ出てました。
かつては師弟関係、そしてリグレットがヴァンの副官だった、ということを考えれば、ひょっとすると義理の姉妹になっていたかもしれないんですね、なんか萌へますな。(^_^)

現在のティア。美しい成長です。(笑)
・激怒のジェイド。
なんか公式見てますと、妹が出てくるみたいですので、楽しみにしておきます。
この感情の変化、けっこういいアクセントになってますね、適度にわざとらしいですし。
子安効果、かなり有効に働いていると思います。(^_^)
ま、こんなとこですかね。
予想外に面白いので、堪能してます。つうか、今期作品中、私の好みとしては、トップ5くらいには確実に入ってます。
テーマ:テイルズ オブ ジ アビス - ジャンル:アニメ・コミック
凛の超能力、冒頭のさわりの部分だけで、ほとんど関係ないような話で、単に凛を中心に組み立てられた日常の話、みたいな感じでした。
いつものように、凛に恋情する翠の暴走がひたすら楽しいエピソードでしたけど、今回は珍しく、蘭の「妹」としての姿が無性に可愛いかったので、そのあたりを記録しておきます。
冒頭、ベッドに座って凛の話を聞いていたんですが、あれって凛の部屋だったんですね。
兄貴の話をくつろいだ姿勢で聞いて、「そんなアホな」みたいな話もまじめに聞いて、心の中でバカヤローって念じていたり、非常に仲の良い兄妹描写があって、けっこう好きなシーン。
『あかね色』みたいな、インモラル兄妹も好きですが、こういう現実的というか、日常的な兄妹というのもいいものです。
家族的な感情、兄弟姉妹っていうのは、こういう性的なものがほとんど介在しない、それでもちゃんと心はつながっている、続いている、っていう感覚なんですよね、生活の延長として。
そういう雰囲気が、しかも適度に理想化されて描写されてまして、ちょっと可愛いなぁ、と思ってしまった情景でした。
まぁ、妹像が家族的な意味で可愛い、っていうのも、たいてい中学生くらいまでですけどね。(笑)
後半は、いつものように翠の独壇場。
柔道の試合、それも高校の武道場が会場の場所で、ポンポン出してきて応援したり、むくつけき柔道部員の前に出て行ったり、一芝居うってみたりと、もうやりたい放題。
蘭が部室に来てたのは凛の妹なんでまだわかりますが・・・。
しかしここでもメインは翠でしたけど、凛の妹として紹介され、しかも「可愛い」と評判になっている、というのも、良い妹像でした。まぁ、翠の方が評価は高かったみたいでしたが。(^_^;
それにしても、翠がラブレターを隠したこと、看破した凛は、その動機として翠が自分に気がある、というのは十分意識してる、ってことですよね。
それを思うと、もう少しやさしくしてやれよ、とも思わなくもなかったですが、まぁ、翠の方の熱の入れようは、若年期のはやり病みたいなもの、と達観してるのかな。
こんな可愛い女子中学生はしっかりキープしとかないと、長い人生、とんでもない損失になりかねませんぞ。
つうことで、今回、翠は面白かったし、蘭の妹としての姿が可愛いかったので、良いエピソードでした。
ライバル登場!・・・・でいいのかなぁ、一応位置づけはライバルっぽかったんですが、芸能界ネタなんで、人は次から次へと出てくるでしょうし。
とりあえず、ライバルっぽい、アイドルタレント・松内瑠璃子。

まぁ、主人公ではないので、当然かも知れませんが、なんちゅーか悪意というか、底意地の悪さというかが、腹の底から滲み出ているような美しさですな。(笑)
レンとあったときの態度のギャップとか、映画のロケを受けさせるために社長がついたウソとか、そういったことを考えますと・・・レンに気がある、ってことなんでしょうかね。
一応、女の子の根性もの、みたいな位置づけで見てますので、芸能界云々は正直どうでもいいんですが、ライバルは同性の方が盛り上がりますな、主人公が男であっても女であっても。
中の人が川澄さんでしたので、声だけ聞いてる分には、こっちがヒロインの先輩格に聞こえてしかたないですな。
つうか、川澄さんのヒロイン役で聞きたかった気も少し。
ラブミー部の設立主旨を改めて社長のローリーが言ってましたが・・・。
他人に奉仕し、愛される喜び・・・やっぱり「枕営業」にしか聞こえません。すみません。(^_^;
あとは、おとなげないショウくんのケンカをうってるところ。
衆人環視の前でこんなことするなんて・・・プロ意識が欠落してますね、このにーちゃんも。
しかし男性視点のカッコよさ、ではなかったと思いますが、まぁ、それは仕方ないかも。
ショウの小物っぷりがよく出てたと思います、っていう言い方はよくないかもしませんが・・・。
次回、けっこうコスプレ対決みたいなことになるらしいので、ひそかに期待しておきます。(^_^)
KBS組。ゴーストは・・・今回は普通かな。
温泉ネタ、というよりは、湊ネタ、といったところですか。
浴衣に着替えた女子軍団が現れても、準一の目は妹・湊に釘付け。
怒る優姫の「このインモラル兄妹!」に対して「もう、にいさんたら」
華恋「大丈夫、大丈夫、なにが大丈夫なのかわからないけど、大丈夫」
もうこの準一の湊への欲情視線、ネタとして進行していきそうですな。
・・ふみこんでほしかったんですが。(笑)
血がつながってるのかどうか激しく気になるところですが、もしちゃんとした設定があるのでしたら、つながっていてなお、という、虻乃丸博士な展開を期待したいです。そんな暗い方向へはいかないでしょうけど。
近親ものは、ノーマル、アブノーマル含めてどっちも好きですので。
今回のこの浴衣、入泉シーンが肩だけでしたので、むしろこっちの方があでやかでよかったですな。
DVD買ったらキャプって、カットをいくつか壁紙に転用しますべ。(^_^)
さて、秘湯に紛れ込んで、いちはやく熊の声を察知するサバイバル湊。
瞬時にクマの種類まで判別して「わかるんだ」・・・とあきれる一同。
さすがは二十面相の元で幼女時代から修行していただけのことは、って違うか。(^_^;
ともかく、ここ数話見てますと、優姫より、湊の方がよっぽどヒロインフラグ立ちまくりなんですが、どういうことなんでしょう。
いや、どっちも好きなんで、どっちになっても嬉しいですけど。
それ以外ですと、観月会長が、キャピキャピ動きまわっててなかなか可愛いかったです。
おフロがらみですと、断然つかさが有利かな、とか思ってたんですが、入浴シーンそのものがかなり限定的でしたので、会長の可愛いらしさの方が勝ってました。
めったに見ない副会長・亜矢(中の人・妖逆門のきみロリ)の登場シーンがそこそこあったこととか、いたのかいなかったのかはっきりとわからない、隠形滅身のなごみとか、いろいろ画面を見直す楽しみには満ち溢れてました。
それだけに、KBSのゴーストが恨めしいところですが・・・どうせDVD買うからいいもん。(涙)
次回、鋼色のフェスティバル・・・うう、展開が読めない。
テーマ:あかね色に染まる坂(アニメ) - ジャンル:アニメ・コミック
ケルピー&マリーゴールド登場。
水樹さん、緑川さん、というだけでもかなり狙ったキャスティングなのに、子安、釘宮、神谷(ポール)投入で、なんかすごいキャストになってきてますな。(^_^;
その釘宮妖精・マリーゴールド。
小妖精の姿と、幼女型と両方とれるみたいです。
![]() | ![]() |
しかしリディア嬢、「その姿の方が安全だから」と言ってましたので、エドガーにはそっち系の趣味はないのか・・・。(^_^;
ここでケルピーに奪われた指輪がいろいろと後で面倒なことになるようですが、ともかく、ティタニア女王の指輪をこの時点で紛失してしまった、とのこと。
釘声妖精の登場でかなりクラクラきてしまいましたが、リディアは今回もかわゆかったですな。
伯爵から、「おまえもパーティに招待しといたからな」といわれて「は?」

リディアは実に女の子女の子してるので、その表情一つ一つが毎回実にステキ。
特に今回はパーティ衣装でドレスアップしてくれたりしましたから、素晴らしい見せ場でした。
その前にダンス教師の指導があって、レイブンとえっちらおっちら指導を受けてたのですが・・・。
このダンス教師が刺客でした、って、この伯爵家のセキュリティはいったい・・・。(^_^;
ともかくパーティです。ドレスです、肩出してます。

モブにもいろいろ映ってたんですが、リディア、若さが肌の上にはじけてました。
もっともエドガーは浮気してましたが。

欧州貴族は愛人はもって当たり前、持たない方が異常者、みたいなところがありますからなぁ。
ともかく、リディアと愛について語るエドガー、それに反応するリディア、表情が艶っぽくていろいろと良かったです。
顔ばっかりベタベタ貼るのもちょっと芸がないのでやめますが・・・。
たとえ真意が他にあろうとも、そしてうわべだけだったとしても、エドガーに見つめられて「妬けるから」なんていわれて、思わずポーっとなるリディア、ステキでしたわん。
胸につけられたバラ、伯爵とだけ踊る、というシグナル・・・だったようですが、「これはオレのだ」みたいな感じが出てて、これまた良かったですな。
まぁ、欧州のリアル舞踏会はいろいろと決まりごとが多すぎるのであんまり好きじゃないですが、映画やアニメ、マンガでどこか別の世界の絵空事として見ている分にはすごく良いですね。(^_^)
そのエドガーとリディアのダンス。
![]() | ![]() |
昔リディアに言い寄ってきた水棲馬の妖精・ケルピーが黒髪青年の姿でやってきて、事実上の求婚。
それを阻止するレイブン。
美少女をものにするには、いろいろと障害も多い、ということですね。
ということで、ケルピーとかマリーゴールドとかの登場が、いかにもな妖精演出が効いてて、前回のメロウほどではなかったものの、本格的で堪能できます。
そして最後にもう1匹。

淡いデザインが、こういう妖精画のようなテイストに実にあってますね。
妖精女王の絵を描き、妖精にあこがれる青年画家ポール・ハーマンの指にはまってしまった月のリング。
はてさて、ポールがエドガーの身代わりになってしまうのか、次の展開も期待しています。