シェイクスピアの名作史劇『リチャード三世』の世界です。
かなり強引に題材にからめてきた感はあったものの、演劇マニアにとってはこたえられん話でしたな。
おしむらくは、びっこでせむしのグロスター公をなんらかの形でからめてほしかったところですが・・・。1話の枠の中では、さすがに無理でしたかね。
史劇ではグロスター公リチャード(後のリチャード三世)によって謀殺される幼き少年王エドワードと、その弟リチャードの物語。
作中、その後、少年の遺骨が発見された、というのがありましたけど、あのあたりの史実のからめ方もなかなかうまかったですね。
史実では、ロンドン塔で暗殺されたエドワード5世が12歳、在位わずか1ヶ月あまりだったと伝えられます。
その弟、ヨーク公リチャードが10歳、ということでしたから、だいたいあんな映像的イメージでしょう。
もっとも、かなりの部分、あの『オフィーリア』の絵で有名なジョン・エヴァレット・ミレーの絵画『塔の中の王子たち』のイメージから拝借されているようなところがありましたけどね。
シェイクスピアの劇は伝統的に、喜劇、悲劇、史劇の3つに分類されますが、その中で史劇の最高傑作であり、シェイクスピア初期の名作として知られる『リチャード三世』は、シェイクスピアが描いた悪役としては出色のキャラクターで、マクベスほどの強烈な哲学性、人間性はないものの、深い人間的苦悩、悪者としての自意識等、非常に魅力的なキャラクターです。
ワタクシも吾人の例にもれず、史劇の中では本作が一番好き。
そんなわけで、その『リチャード三世』のサイドストーリィみたいなエドワードと、幼いヨーク公を19世紀ロンドンにからめてきてくれたのには、興味津々で見入ってましまったました。(^_^;
その可愛いリチャード、笹本優子さんで、これまたうまく演じてくれてまして、けっこうゾクゾクするものすらございました。
さすがはベテランの芸、といったところで、かなりの満足感。
最近ですと、『コゼット』のエポニーヌ、『メジャー』の清水薫で、われわれの耳に至福を与えてくれております。(^_^)
お話に関しては・・・舞台設定が良すぎて、あんまり頭に残りませんでしたが(笑)、チェスのコマを勝手に変えて、うそをつかない、っていうのは、少し無理があったんじゃないかなぁ、といったところですかね。
本編よりも、予告で、令の見合い話を片付けてしまった荒業に唖然としてしまいました。(笑)
たしかにあの辺、引き伸ばし臭が漂ってまして、あんまり面白くなかったですし、別に良いんですが、あの駆け足ぶりは、単にこの頃の物語が水増しされていたから、というだけではなく、ラストまでいくつもりなのかなぁ、という気にさせてくれますね。
ラスト近辺は読んでないので、良い補完になるかな、と思ってます。(^_^;
さて、前半が茶話会で、後半が、予告同様ブッとばし気味の剣道の試合。
まず前半から。
内藤笙子ですけど、最初、番外編のような短編で中学生として登場してきて、その後、高等部に進学して山百合会に興味を持ち始めたあたりから、主に男性読者層から、祐巳の妹願望が強烈に巻き起こったキャラでした。
本来のターゲットであったはずの女性読者としては、子役モデルをやってて、美少女設定が前面に出てきて、ストーリィの外延部にいた笙子が祐巳にからんでくる、というのは違和感があったろうとは思うのですが、男性読者側から言うと、この段階で候補に挙がってた、可南子と瞳子に、オス的な意味でのセックスアピール、あるいは恋人像をあんまり重ねられなかったからじゃないか、という気がします。
でも、これ、女学院ものなんですよね。
そういう男性視点で見た、萌要素、恋人像、なんてのはあまり重視されない、むしろ不浄なものに見えてしまうわけで、その意味では山百合会という中心部には一瞬近づいたけど、また外延部に戻ってしまった、というのは、筋としてはしっかり通っているかな、という気にはなってます。
ただ、それはそれでいいとして、もう少し描写量がほしかったところではありますけどね。
その後の蔦子さんとの話・・・なんかも、このペースですと、カットされそうですし。
後半の剣道試合。
有馬菜々を物語の中に引っ張り出しただけで、駆け足感は相当なものでした。
菜々が有馬姓であっても、令の高校剣道の宿敵の妹である、というのは、もう少し含みをもたせて描写してくれないと、今後の菜々由乃のエピソードが薄っぺらになっちゃうんじゃないかなぁ、という気がします。
それでなくても、令の見合い話云々をあんな形で消化してしまってましたから。
令の見合い話はともかく、菜々と由乃の冒険はカットしない方がいいんじゃないかなぁ、という気が幾分するんですが・・・。
菜々が由乃ではなく、令の方を最初見ていた、そしてそれに気づく由乃の気持ち、なんかも、ゆったりと描いてほしいなぁ、と思ってますだけに。
ただそれだと1クールしかないとすれば、ラストまでいかないんでしょうね、苦しいところかなぁ。
ということで、次回、由乃と菜々の冒険が描かれるのかどうか、まだわかりませんが(たぶんないと思います)、祐巳と祥子の遊園地デートはしっかりやるみたいです。
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一応原作未読組としておきます。
旧作の方は読んでたんですが、なにぶんにも大昔で記憶が不鮮明なのと、オリジナルがいくつか入っているとはいっても、本作は新作の方を原作としていますので。
さて、いよいよ追う者と追われる者とが互いに情報をもちあってくるようになった展開。
脱走犯がリアンシェル、アグラズーメと殺されて、残り4人+ヴァリックの5人。
追う側が連邦捜査官(バーディー)と、ナタル。
ただし、追われる側は、まだナタルの存在まではつかんでいない感じかな。
そして両者の中間にいたアルタ人のダスク、その過去。
ダスクがかつて反政府組織イズダルタというテログループいて、それが原因でセントラメタワーの悲劇が起こったこと、その悲劇でバーディーも故郷を失ったらしいこと、そしてその息子がナタルであったこと。(これは前回までに既出)
そしてダスクがガトールに殺され、それを受けてナタルがこっそりと残り4人のうちの一人、脱走犯・双子の片割れフファロイドを殺すこと。
この消去のして生き方が、どちらも実に冷たく、淡々としているところが良いですね。SFっぽくて好きですよん。(^_^)
約半数が消された形になって、脱走犯組が、そこそこの戦闘力を持つガトールとモス、そして双子の片割れ、科学者のタセラの3人。そして地球側で手引きしているアルタ人のヴァリック。
単に脱走犯であるだけでなく、リュンカの製造、拡散とも関係しているわけで、この辺でもいろいろとやっかいごとが展開されそうで、けっこう分厚いSFになってます。
というところで、夜の冷たい乾いた雰囲気が農耕に漂う佳作になってるわけですが、それ以外で気になったところをいくつかピックアップ。
・全開!ギルギルナイト。
「ギルナイ」って略してましたから、「ギルガメッシュ・ナイト」のパロだと思いますが、問題は有田しおんのからだの中から、つとむ君が見ている、ってことかなぁ。(笑)
からだの感覚はバーディーにもっていかれてますので不都合はないんですが、神経まで共有していたら、水着美女とかポロリとかを見て、つとむ君の男性部分が反応してしまうんじゃないか、とか下衆なことを考えていたのは内緒です。(笑)
・またしてもバーディの災厄に巻き込まれる、893のにーちゃんたち。
執拗に出てきますね、あの893。(笑)
コメディ部分を担ってるんでしょうけど、むしろ町のスナップとして機能しているようなところもあるかなー、とか思ってしまったり。(^_^;
・アルタ人の玩具、キュルク。
あれからナタルの足が割れるのかな?
・タセラの回顧。
ファロイドが消滅したことを認識したタセラがもらした一言。
「12番目の卵から生まれた兄さんだったのに」
卵生ですが、近親感覚は残っているみたいで、この辺も、進化の別系統の頂上に花開く文明を暗示させてくれますな。
一般に卵生ですと、授乳を受けないので近親感覚はかなり希薄になるといわれてますが、それとは違う進化形態なのでしよう。
さりげない一言でしたけど、物語の色彩を強めてくれる良いセリフだったと思います。
・室戸とダスクのかかわり。
古書屋を通じて知己だった室戸が、通夜に来てました。
そこで目撃した有田しおん。
室戸がどの程度かかわってくるのか、という点で重要なところかも、ですね。
こんなとこですかね。
前回は、あの報道部のあり方にちょっとカチンと来てしまいましたけど、また濃いSFに戻ってくれましたので、また冷静に楽しめそうです。
次回は・・・イルマの危機?
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作画、今までで最悪。(涙)
スタッフロールから推測するに、外注に丸投げ状態だったのが、戻ってきてびっくり、それを原画筆頭にあった小関さんが、できる範囲で修正した、ってことなんかなぁ・・・。
前回のカレン回があまりにすばらしかったので、反動感がいっそう強烈にありますね。
もっとも、冒頭すぐの姫さまタイム以外はストーリィ的にも美術的にも、インターミッションの色合いが強かったので、時間つなぎにするのなら、かなりましなところでした、ということかな。
ただそれにしても、正直じいさん号でのパースの狂いは、今までああいうところがしっかり描けてただけに、落胆感も大きかったところ。
つうことで、姫さまタイムだけ簡単に回顧しておきます。

姫さまタイムの作画さえ落ちなかったら、ワタクシ的には別にいいです。(笑)
具体的な作戦は次回ですが、敵方として、賄賂まみれのバレンティ長官、辺境の星にしては切れ者っぽい副官のカイル大尉、といったあたりが描かれてました。
次回「高すぎた身代金」
原作相当回はコンスタントにほぼ遺漏なく消化しているんですが、やけに追加項目が増えてきた感じで、その追加項目が、非常に面白くて、なかなかよろしいですな。
今回で言いますと、「茉莉花日誌」
スタッフが本作をレズコメとしてとらえているのがわかる、なかなか潔い演出でした。(笑)
個人的に良かったのをピックアップしておきます。
・浦安の方にある名前を出せない遊園地。
え? たしかあそこの隠語は「ネズミーランド」て良かったんじゃ?
・瓶詰めの地獄。
無人島に流されて、で、なにげなく久作の『瓶詰めの地獄』がでてきたのには笑わせてもらいました。
このスタッフ、好きだろうからなぁ、久作ものは。(^_^;
・百合小説の朗読。
想いを寄せている可愛い女の子に、自分の好きなタイプの小説とか詩を朗読させる、というのは、19世紀欧州、とりわけ巴里、維納の春本なんかによくでてくる貴族趣味的エロ風味なんですが、かなこ君の場合は、百合小説だったようです。
ううむ、何を朗読させるつもりだったのかなぁ・・・。
かなこ脳にストックされている百合小説の一覧にはすごく興味があります。(笑)
本編は、ギャグに徹している箇所が多かったので、今回に関して言うと、萌絵的な見どころは少なかったですかね。
やたら鼻血のシーンが出てくるのは、OP曲名からしてわかるんですが、どうも感覚的にちょっとつらいものがあるのも確かだったり。
つうことで、今回の本編見所は、桐さんと穂佳さんだったわけですが、絵面としてはギミックが効きすぎてたように感じました。。
いや、作画自体はいつも同様、良かったんですけどね。
そんなわけで、シャフト好みのステンドグラスの中でかなこさんと対談する、ミステリアスな桐さんだけ回顧しておきます。

先生に頼まれた上は、たとえ自分の上に火の粉がふりかかってきても、動じることなく貫き通す、桐さんの心意気。
しかし桐さんも、穂佳さんも、この後、登場回数が減るので、もう少しきれいな出番を用意しといてほしかったかなぁ、という気も少し・・・。
あと、海産物ネタ、どこまでひっぱるですかね。(^_^;
エンドイラストは氷川へきるさんでした。

新OP・・・曲は前の方が好み、かな。
画面構成としては、今回のもそう悪くはないんですが・・・。
ただ、OP更新回だということを思うと、美術とかがやや粗かったかようです。
帰り道の、あのスラローム・急滑降みたいな坂道は、ちょっとどうにかならなかったのでしょうか。(笑)
ということで、気に入った箇所のみ列挙。
・最近気になるインコちゃん。
中の人効果だと思うのですが、インコちゃんがしゃべりだすと、作画の不満とかいっぺんにふっとんでしまいますな。(笑)
いやぁ、後藤(弱)さん、新境地開発なんかなぁ、良い味出してる、という点、そして本作の新発見という点では随一のような気がします。
最近、後藤(弱)さん、ということを意識して聞いてしまっているせいか、妙に色気を感じてしまったりで、脳がおかしな方向にインスパイアされそうで困っています。
・「おつとめ、ご苦労さんでございました」
大河の停学あけ。
何によらず、停学を食らった生徒、というのは注目されるものですが、大河の場合はすごい目立ちっぷりでしたからね。
・昼の学校放送と失恋大明神。
高校昼の学校放送ってのは、放送部なんかに変なのがいるととたんにカオスになってしまうんですが、この大橋高校ってのは、そういう「起こりうるかもしれない」範囲内での暴走っぷりが、変なのにリアリティがあって、なかなかよろしいですな。
こういうところに、学校生活での描写のリアリティを感じるんですが、一方、失恋大明神といううわさがたってしまあう、というあたり、女性原作者の少女マンガ的感覚がややこそばゆかったりもするんですが、まぁ、そういう「起こりうるかもしれない」範囲内での両極端が、センシビリティとしての本作の持ち味であり、個性である、ということにしておきます。
こういう少し恥ずかしくなるようなこそばゆさ、みたいなのも、学園ものには必要ですしね。
・木原摩耶、参戦。
登場自体は第1話から出てましたので、亜美よりも早かったですし、その後、春田や能登と一緒にクラスの声を代弁する形でポツポツは出てたんですが、いよいよ本格的に参戦してくるもよう。
第1話で、野中さんのビンビン通る「可符香」声が響いていたときから、このときを楽しみにしてました。
インコちゃんとは別の意味で、中の人での期待値です。(^_^)
・春田のエロ夢。(笑)
これは、回顧するのが義務のような気がしたので。(笑)
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亜美ちゃんは自分がオカズにされてることに対して、プロのモデルとしてどういう意識なんかなぁ・・・。
・クリスマスパーティ。
詳細は以下次号、ですね。
冬馬の男子化による秩序の崩壊、春香の頂点確認と、雨の日のヒトミとナツキのエピソードが柱でしたけど・・・、いつものように、小ネタの集まりなんで、個人的に気に入ったところだけ回顧しておきます。
・ナツキがトウマに渡すゲーム機。
「99in1」って書かれてたんですが・・・台湾とか支那とかの違法コピーゲーム機ですか?
何をデザイン元にしてたのかわからなかったのですが・・・かなりグレーですよね。
・春香のアイアンクロー。
こういう黒い春香、大好きなんですが、ネットではあんまり評判よろしくないですな。(^_^;
もっとも、妹たちへのしつけなんで、黒い、ってとこまでは言ってないですかね。
・舌足らず声のヒトミ。
今回、視聴前にネットでの評判とかを見てしまってました。
それで「棒読み・ヒトミ」とかってのを見てたので、どんなにひどいんや、と思いつつ視聴したのですが・・・これなら許容範囲です。
単に技術が低いだけで、棒読みとまではいえないでしょう。
本物の棒読みと、引き出しの少ないCVとの区別はつけるべきだと思います。
声質なんかはけっこう幼げで良いと思いますよ。ただ女子高生役にあってるかどうか、と言われると、「うーん」だったりしますが。(笑)
好きな人の心は読めるのに、空気は読めないヒトミちゃん、傍目で見ている分には可愛いですよん。
・犬の3姉妹。
さすがにあのデザインは勘弁してほしいです。(笑)
・幼・冬馬。
1カットだけでしたけど、なかなか良かったですな。
つうか、幼女時代からショートカットだったんですな。
次回、ひさしぶりに、マコちゃん。(^_^)
じわじわとSFパートというか、GGPとかいう国家問題が背後に迫ってきてて、これがどうなるか、かなり気になるところなんですが、第1話から続いていた「ライドバック」によるレースの面白さがビンビン伝わってきて、ぐんぐんひきつけられますね。
今回で言うと、新人・ド素人の琳が、持ち前の運動神経と度胸で初レースに挑むわけですが、トップでは日本チャンプの珠代先輩と、宿敵といっていい卑劣なコブラ兄弟との戦いがあって、そこにじわじわ迫ってくる、という展開が、なんともしびれます。
結局、琳の能力の高さにマシンの方が耐えられませんでした、という結末で、このレースの勝者は珠代先輩で、連覇達成。
類まれなる才能を持つ琳・・・なんですが、そんなにギラギラしてないところがまた良いですね。
バレリーナとしての夢が一度絶たれている、そして母の背中に追いつくことができなかった、という、心の重荷、でも心の傷というほどでもなく、一度敗れた夢に、放心してしまっていたような状態、そこで出会ったフェーゴというマシン。
長い髪とシンプルなワンピ(宣伝動画では「白衣」をワンピと読ませてますね)、という、美少女ではあるけれども、わりと地味めで、おとなしい印象さえ与えるルックス。
そして、極端な闘争意識で参加しているわけではなく、マシンとの一体感や爽快感で参加している、そういったモティベーション。
このあたりのキャラクターつくりが実に良い味出していると思います。
対するに、いかにも競技者です、といったギラギラした感じを前面に出す珠代先輩というのがいて、菱田のような大学生っぽいエンジニアとか、いかにもわけありかな岡倉とか、イマドキ感が漂うしょう子とか、キャラ配置も絶妙ですね。
珠代の父、兄が、政府の要人であったり、ライドバックの政治利用に関係していそうだったり、岡倉にかつて戦争に近い経験がありそうだったりと、競技スポーツではない、政治的な外側がどんどんふくらんできてますので、本作の評価は、そういう外側のキナ臭い状況がどううまく処理されるのか、あるいは失敗するのか、にかかっていると思いますけど、このレース競技を通して伝わってくる、ライドバック・マシンの面白さ、それに情熱をかける珠代、琳、菱田、といった人物模様がよく描写できてますので、今後、そういった外側の世界情勢にうまくつながっていってくれることを期待しています。
ほんと、不安て、そこだけなんですよね。
そして作画。
原作未読組なんですが、書店で原作の絵柄だけパラパラと見てきました。
アニメになってよかったねー、といった感じで、あの原作絵を忠実に再現されてたら、ここまで引き込まれることはなかったと思います。
もちろん、原作の筋立ての優秀さがあったればこそ、だろうとは思いますが、絵柄に関しては原作絵ではかなりワタクシの趣味からはずれますな。(^_^;
琳と珠代先輩が、アニメ絵によってすごく可愛いく、美しく、そして情熱的にクリンナップされてますので、好みのド真ん中とまではいきませんが、設定デザイン見てた頃よりは、格段にひきこまれています。2人も「良い女」感がかなり漂ってますしね。
今のところ準ヒロイン格みたいな、珠代先輩。
デカいぞおっぱい、エロいぞスーツ。
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うーむ、普通に美人じゃのう。
負けず嫌いで行動的で、ショートカットで強気の性格。
しかもまだそういう描写にはなってませんけど、お兄ちゃん子の妹キャラなんですよね、兄とはどういう感情でむきあうのか、そんな描写も楽しみです。
そのライダースーツ。乳袋の部分が飛び出るみたいにデカいです。(^_^)
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一方、可憐なヒロイン、われらが琳ちゃん。こっちは高校生の弟がいるお姉ちゃんキャラ。でも後輩。
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ライダースーツのふくらみが、シーンによってデカかったり普通だったりするんですが、まだ珠代先輩のを借りて使ってるんでしょうか。
だとすると、珠代ほど巨乳ではないけど、スーツは巨乳設定で、というニュアンスが出ているのかもしれません。
まぁ、どの程度まで可変なのかはわかりませんが。
結局エンジンが火を噴いてリタイアでしたけど、直前で4位まできてました。
岡倉と再び会って、初めて載ったときのことを聞かれて、そして月夜にフェーゴとジャンプ。

この飛翔するイメージ、第1話のシメでもありましたけど、これが琳のライドバックに対する気持ちを表しているんでしょうね。
外側にキナ臭い話が迫ってきてますので、今後、この琳の気持ちがどう影響を受けるのか・・・・。
次回は「しょう子、危機一髪」で、テロの話になるみたいですから、その外側の部分がぼちぼちでてくるころかな。
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アニマックス組。
おお、なんかじわじわ良くなってきてますね。
第1話の段階ではB級色が強すぎて、第2話になっても人物があまりうまく描写できてない印象でしたけど、前回くらいから、ドラマ的な描写がなんとか形になりつつあるように思います。
今回で言えば、途中まではノーマの人情話みたいなのと、誘拐犯らのグレードマンに対する気持ちとか、いかにも定型っぽい卑劣犯罪とそれに立ち向かう側、という図式だったんですが、ラスト、救出した最愛の我が子は、幼いときに里子にでてしまっていたので、母の顔もわからなかった、というくだりが、ちょっと良い感じです。
ノーマにとって、人生をかけるだけの意味、そしてなにがあっても金に執着する生き方、そういったすべてが我が子の方向に向かっている。
単に養育資金の援助、というだけでなく、その後の人生も幸福になれるように、国籍を買い、養い手を捜し、自分には一切報われることもなく、親子の愛情さえもわかちあうこともなく、それでも自分のすべてをかけて生きていくその姿。
たぶんあの養育親、実の母とかは知らされてないんでしょうね、現在の西側先進国の養子制度の多くがそうであるように。
こういう一見すると報われない、それでもそこに人生をかけていく、そういうドラマが、なんというか寂しいけれども暖かい、そういった余韻をもたらしてくれたように思います。
結局救出した娘は、母の顔を知らない。
でもそれでもノーマには安堵感、また命をかける意味、目的がわいてきていたことでしょう。
こういう無償の愛は、感動させてくれますね。
いくつか、穴がないわけでもなくて、たとえば、マリーがグレードマンの一人の実の娘で、その養育先ではなくノーマの方に脅迫状がくる、という流れは、説明はされてましたけど、やや不足感がありましたし、誘拐犯の盗難車にティッカー・ボムがついていた、というのが不自然さがありましたし、そのティッカー・ボムの説明も口頭でサラサラってやっておしまいでしたし、ヒューマンなドラマ箇所以外はぬるいところも多かったのですが、最初の頃に比べると、かなりドラマになってきていると思います。
ということで、少し楽しみになってきましたので、感想記録は続けようかな、と思っているところ。
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どうも第1話で時間軸をいじって別の場所のエピソードをまぜてしまったせいか、学園都市以外の場所が出てくると、どの時間軸かはっきりしなくて、物語の軸が不安定になりますね。
こういう原作を読んでいることを前提にした物語構成というのは、脚本家としてどうなんかなぁ、という気がかなりします。
視点が定まるまでは視軸を分散させない、って、シナリオの基本なんですけどねぇ・・・。
せっかくの天剣がらみの話もかなりうすい印象になってしまいも残念です。
ということで、なんかかなり原作と別物っぽくなってますので、作画限定で回顧しておきます。
・リーリンとアルシェイラ。もみもみ。
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リーリンてば、もみしだかれて感じていました。
やっぱり女の子同士の方が、感じるツボがわかりやすい、ってことなんでしょうかねぇ。
単にアルシェイラが極度の「攻め」だから、というのもありますが。(笑)
しかし手を上につかみあげているところなんか、なかなかのテダレ感がするところで、シノーラ、攻めなれてますね。
リーリンの本格的なからみはまだ先かな。
・ニーナ。シャワーだったり、回想のロリニーナだったり、胸チラだったり。
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シャワールームが男女共用って・・・。(^_^;
文化水準を示す描写だから、というのはあるにしても、なんかすごいですな。
・電子妖精ツェルニ。
えーと、可愛い、でいいのかな。(^_^;
老化版というか、劣化版はあんまり見たくなかったり。
・メイシェン。なんかすれ違い担当っぽくなってまいりました。

ある意味、本作で一番「女の子」してる感じかなぁ、リーリンがまだ本格的にからんできてないだけに。
・天剣の女王さま。
冒頭の乳もみ魔さん。
ここも説明しませんなぁ・・・。ほんっとに原作既読組しか相手にしてない、というのがビンビン伝わってきます。
読んでるからいいですけど、それじゃ資金回収できないような気がするんですが・・・。(^_^;
来週は別の人のシナリオみたいなので、多少は変わるのかな。
つっても、なんかメイドやるみたいだし。(笑)
まぁ、ワタクシとしてはイチオシのフェリが可愛いく映ってたらもうそれだけでいいかな。

なんでシャワーあびてくれなかったんだ、シャーニッドのバカチタレ、と思ってしまったのでありました。
次回はメイドかぁ・・・。
ABC組。
第2話に入っても作画はすばらしくきれいですね。
西村デザインの魅力が充満していて、それさえあれば、原作がチョンだろうが、モティーフに厨二病が蔓延していようが、それほど気にならなくなりますな。
加えて、CVさんも、下屋さん、大原さん、ゆかりんという、好きな人が担当ですので、あまり筋とかは考えずに、キャラだけを追っていくのが正しい鑑賞法のような気がしています。(^_^;
今回は、前回いきなり死んでしまったまゆ、理沙が回想でしか登場せず、ほとんどクロと茜さんだけででしたので、そのあたりを回顧しておきます。
ヒロイン・クロ。腹ペコキャラ。
勝手に慶太の冷蔵庫をあけて、キャベツを貪り食ってました。(笑)

しつこく餌付けされるシーンがでてくるので、この腹ペコ、というのはある種の特性なんでしょうな。

しかし餌付けキャラですと、今期はインデックスという強烈なのがいますので、同じ土俵で戦うのはやや不利な気もしますが。
しかも、腹ペコキャラによくある、相手の都合を考えない幼児性、傲慢さ、みたいなものもなくて、勝手に食い荒らしているくせに妙にききわけがいいとか、ややリアリティにかける気もしますな。(笑)
この御、ドッペルライナーについての解説が入りましたけど・・・こういう原作なんですか?
やっぱり基本設定は厨二病全開なんで、ついていくのはかなりしんどいです。
今後あまり触れたくないので、どのあたりでそう感じたか、というのだけ記録しておきます。
・魂の3分割。
・地球エネルギー。
・共存均衡を維持するための存在。
・主人公と美少女の唐突な契約。
戦うクロ。この豹変ぶりも、キャラとしての一貫性をあまり感じないのですが、下屋さんがせつなげにあえいでくれてたりするので、良しとしておきます。
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前回のひたすらなぐりあうだけの粗野な戦いから、今度は糸みたいなのを使う目つきの悪いおっさんがあいてで、けっこう苦戦してました、てたぶん苦戦は毎回しそうですが。

触手攻めもなかなかもりあがるんですが、こういう糸攻めもよいですな、ボディラインが明瞭に出ますので。
もっとも、衣装がボディラインをかなり隠してしまってましたので、そのあたりがややマイナス。
とにかく毎回クロのピンチトは見れそうなので、そのあたりが楽しみです。
OPの感じから、準ヒロイン格みたいな茜さん。

今回も、存在それ自体が豊満な感じで、なかなかよろしいですな。
メガネのにーちゃんになんか目をつけられてましたが・・・・まさかこの人もあっさり死んだりしてしまうのかなぁ。
準ヒロインっぽいので、そんなことはないと思いたいのですが。
そして新登場のゆかりんキャラ。(萌)
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ミステリアスなムードが良いのですが、公式の表情集を見ていると、けっこう表情も豊かな感じですので、今後、期待です。
あと、ルート理沙とルートまゆも、早く復帰させてほしいところです。
異月の過去とその戦いを通じてオーリに人と屍姫の違いを諭す、みたいな内容でしたので、てっきり異月がとんでもないバケモノにヘンゲするのかと思ってしまいましたけど、あれですと、ダークヒロイン程度の変化ですね。(^_^;
当事者にしてみれば、それでも「女の子じゃない」と認識させるには十分だったようですが。

ただシルエットで、巨大化して触手みたいなのがワラワラでてくるような絵になってましたけど、ひょっとしたあれが嵩柾に見えていたという「バケモノ異月」だったのかな。
暗所での戦いが多くて、絵がぼやけるため、どうもはっきりしませんが。
今回は、冒頭に眞姫那が再び浄房に戻されることと、ラストに景世が眞姫那の前に現れた意外はほとんど異月のエピソードでしたので、異月をメインに感想記録しておきます。

去年の第1クールではセリフが少なかったので、棒読み姫としてはまだ聞ける水準かな、とか思ってたんですが・・・こうやってセリフの量が増えると、眞姫那と大差ないですね。オーリ君ほどひどくはないですが。(^_^;
屍姫の中で、一人、外国人設定であるフレッシュだけがまともにしゃべってて、他の日本人設定の屍姫が日本語をしゃべれていない、という、キカイな現象を呈しておりますな。
嵩柾の友人、「キシベ トモハル」
「岸辺友晴」みたいな漢字かな、と思ったら、「季四辺鞆春」でした。こんな姓、日本にあるのかね?
そのトモハル君が「死んだ人のことなんて」と整然型と語ってましたけど、あそこでプロのCVさんなら、しかるべきリアクションを音として入れることができたと思うのですが・・・これも仕方ないことなんでしょうかね、あのシーンは心理的圧迫のひとつになりうるはずだったので、やや残念です。
とはいえ、アニメパートは今回も良かったです。
「目の前の女の子は人じゃない、屍姫だ」
可憐な少女としての異月と、戦いのさなか、傷つき、異形へと変化していく異月、どちらも効果的でしたし、後部座席で嵩柾の話を聞いている姿とかも「音」で演技ができない分をかなり補ってくれてましたし。
ただ、トモハルを前にしての語りの場は、やや間延びしたかな、とは思いましたが。
死んだはずの景世が、移送途中の眞姫那の前に現れたところまで。
次回「性と未練」ということですので、いよいよ七星・美少年との戦いになるのかな?
キッドの疑念がマカに移って、マカ、大いに悩むの回。
今回マスクが童顔に近かったせいか、椿ちゃんとか、ブレアとかが可愛いかったですな。
特にブレア。
「猫の手も借りたい」というBJのことばを真に受けた死神様から助っ人として呼ばれることになりましたが・・・なんか筋にからんできてくれそうで、ちょびっとうれしいです。
最初に魔女と間違えられた話で少し本筋にからんできてからは、ずっと顔出しだけ状態でしたからね。
本格的にからんでくれなくてもいいので、今回みたいにちょろっとポイントポイントで出てくれるだけでうれしいです。
それにしても、英美里さん、こういう腋キャラでもすばらしく光りますなぁ。
声質がすごく可愛いので、聞いててワクワクする感じです。(^_^)
で、一緒にいた猫・・・リサとアリサ、でしたけど、これもからんでくるんですかい?
マカの悩みがメインでしたので、暗くなるところを緩和する効果、みたいでしたけど、こういうのは大好きなんで、もっとからめてほしい、と思いました。(笑)
マカを心配する椿ちゃんも可愛いかったですね、今回も。
可愛い、というより、母性的な豊かさ、みたいなのがにじみ出てますので、悩むマカとはいい対照になってます。
なにげにマカって神経が先鋭なところ、ありますからね。
あとは久しぶりの梓せんせー、かな、この人も戦力の分散に不満タラタラ。
死神さま、人望ないのね。(^_^;
前衛では戦いが始まりましたが、まずは、ジャスティンvsギリコの再戦から。
しかしギリコ、アラクノフォビアの戦力の中枢を担ってますなぁ。モスキートとミフネがかなり単独で動きまわるので、ゴーレムを使う彼の量的貢献ははかりしれんものがございますな。
次回は特命を帯びたキッドくんの活躍になるみたいです。
テーマ:SOUL EATER -ソウルイーター- - ジャンル:アニメ・コミック
激しく遅れてますが、関西でもようやくスタートとなりました。SUN-TV組。
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参加されるアニメーターさんの名前とか、事前に聞いてましたので、相当すごい作品になるただろう、とは思ってましたが、予想以上で、大いに満足。
キャラものとしては、今期、最高傑作かな、と思います。
大和田さん、豊増さん、以下の腕利きが第1話から入ってましたので、当然といえば当然なんですが、キュートで可憐なキャラの数々、いや、堪能させていただきました。
CV陣も、4姉妹が、長女いぶき・佐藤利奈さん、次女あやめ・戸松遥さん、三女ちはや・田村ゆかりさん、末妹かごめ・花澤香菜さんと、実に手堅い布陣で、もうこれ以上は望めないくらいの「転がれる」作品でした。
男子のマスクも嫌味がないですし、第1話の段階では、今期スタート作品のトップランナーだと思います。
問題は破綻することなく最後まで完走してほしい、の一点ですね。
ということで、放映そのものが3週程度遅れることになりますけど、アニメスキーとして本作を見落とすのは末代までの悔恨となりますので、毎回の感想としては鮮度がかなり下がるでしょうけど、少量でも記録しておきたい、と思っているところです。
第1回ですので、麗しき若草の4人姉妹を回顧しておきます。
まず、長女・いぶき。斑鳩道場師範代にして、妹たちのお母さん役。
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末妹・かごめによると、特徴は「おっぱいが大きいこと」・・・なるほど。(^_^;
それにしても外見の特徴を聞かれて、「おっぱいが大きい」って・・・。
スカートはいてるとか、髪が長いとか、そういうところにいきそうなもんですが、特徴としてインプットされてるくらいですから、よっぽどデカいんでしょう。
データ・・・T:160cm B:90 W:59 H:85。
17歳で90-59、というのは確かにデカいですな。
師範代とか、強いとかっていうのが会話の中にさりげなくでてきているのに、そういった描写はまったくなく、おっぱい注目から始まっているあたり、本作の方向性をきっぱりと示してくれてますね。
こういう潔さは、大好きです。(笑)
CV:佐藤利奈さん。みなみけ長女に引き続き、本作でも姉妹のお姉さん役。
四女・かごめ。小4。
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かごめは今回最初からいろいろと見所がありまして、いぶきお姉ちゃんの特徴を「おっぱいが大きい」といってみたり、待ち合わせ場所で「おしっこ」といってみたり。
なかなかのマニア・キャラなのでしょうか。(違ウ)
中の人は花澤香菜さん。
こっちは『狂乱家族日記』優歌に近いものを感じますね、あれほどしっかりした印象でもないですけど。
貴重な幼女成分なのですが、小4のくせに胸がデカい、という設定なので、この辺、幼女スキーの紳士達にとってどう感じられるか、と言う側面もありますな。
そして次女・あやめ。
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中の人は戸松遥さん。
彼女も『狂乱』で、花澤さんの姉役でしたね。(^_^;
ツンデレ担当で、主人公与一のひとつ年下。
今回の第1話を見ている限り、デレの部分はまだまったくないので、単に気の強い、ボーイッシュな少女、といったところでしたけど、さっそくとんでもないトラブルにまきこまれてました。
更衣室で試着していたところ、与一君が飛び込んでて、いきなり口をふさがれ、胸をわしづかみ。
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おかしいなぁ、姉妹唯一の貧乳担当で、つかめるほどの胸はなかったはかずなんですが。(笑)
データは、T:157cm B:78 W:57 H:83。
典型的貧乳かなぁ、あるにはあるけど、服を着るとラインが消える、しかし板乳ってほどではない、かぎりなく凡乳に近い感じですな。
2人の妹がそこそこあって、姉がホルスタイン級なので、一人コンプレックスに悩む次女、うんうん、期待してますよ。(笑)
三女・ちはや。中3で、すでに漫画家としてデビューずみ。
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この娘もおっぱいデカいです。
データは、T:149cm B:86 W:53 H:81。
身長とウェストとの差を考えると、いぶき以上の乳量感かな、という気もします。
メガネっ娘のボクっ娘なんですが、中の人が田村ゆかりさん、ということで、萌要素のテンコ盛り状態ですな。
先行地域の情報によると、第4話くらいで当番回があるらしいので、楽しみにしておきます。
今回は、さっそく画材店で与一にぶつかってしまい、ひっくりかえったはずみで、しっかりと股間を凝視されてました。
しかしそれにしても、このちはやと、かごめ、アホ毛の長さが半端ないですね。
ほとんど触覚状態です。
と、こういうラインナップ。
とにかくキャラの魅力、作画の魅力が充満してますので、今期最本命の1本です。
次回はツンデレ・ネタらしいので、あやめメインかな?
出るか出るかと思ってた『マイティ・ハーキュリー』ネタはまったく出ず、ラストに来て、お笑い担当・ブシドーのギャグセリフしか出てきませんでした。
もっとも、今回のブジドーのギャグ・セリフはかなり多くて楽しめたので、別に中年組が変な芸をしてみせてくれなくても十分面白かったですけどね。
今回は人物描写もほとんどなかったので、そのあたりから回顧しておきます。
・「切り捨て御免!」
日本のアニメが海外で人気、というのを過大評価している気がするこのセリフ。
こういうセリフを言わせると、海外で話題になる、みたいな計算があるのかどうか知りませんが、そういう背景を見せてくれるみたいで、けっこうゆがんだ笑いになってしまいますな。
・「ええい水入りか!」
とはいっても、これくらいになってくると、どんな訳語がつくのかなぁ、という気はけっこうしてきます。
単に「ドロー」ってあたりで落ち着くのかも知れませんが・・・。
・「あえて言うぞ少年! 覚えておくがいい!」
いや、ブシドーの面白さは勘違いキャラにあるのだから、こんなチンピラ・捨てゼリフはどうかと思うのですが、あたまに「あえて言うぞ」とついているので、そんなに軽い感じもしませんな。
ここらへんが、コラ沢くんと違うところかなぁ。
あと気になった点をいくつか回顧しておきます。
・ブシドーの吐血。
これはギャグじゃないので、ここに。
ガンダムマイスター達がGN粒子浴びようがトランザムで戦おうがほとんど影響を受けてないのに、なんでブシドーが吐血してんのか?
これ最初は、たぶんマイスターたちは特殊な訓練を受けてるからか、あるいはそういう遺伝子配列なのか、とか考えたんですが、以前、そういったことには何の関係もない一般人の沙慈くんがオーライザーに乗ったとき、ピンピンしてたことを思い出したので、搭乗者の体質とか訓練とか、そういうことではないと、と思い当たりました。
すると・・・あとはなんでしょ。
真性・太陽炉か擬似・太陽炉かの違いか、ビリーが欠陥品を与えたか、かなぁ・・・。
あれだけ思わせっぷりに血を吐いてたので、たぶんなにかの伏線になっていると思いますので、注意しておこうと思います。
・スミルノフの過去。
息子とかハーキュリーとかがでてきても、まさか人生回顧までするとは思ってなかったので、今回の過去話は少し意外でした。内容が、ではなく、そこまで描写があった、ということについて。
で、こうなると気になるのが、ホリィの死因なんですが、たしかまだやってなかったですよね?
息子の方でもなんかそれっぽいことを言ってましたので、またそのうちこのネタが出てくる・・・のかなぁ、残り尺を考えると、かなり厳しい気もしますが。
・テロリズムの正義と、情報統制。
この流れはちょっと面白かったところで、大儀と理想を掲げるハーキュリーと、その目論見を情報操作と捏造で空振りにさせようとするアロウズ側、そしてこれを放送しているのが、捏造・偏向報道のオーソリティ、TBS系列だ、ということを考えると、いろいろと面白いものがありますな。
まぁ制作のMBSはTBSの子会社ではなく、対等局なんで、これをTBS系列と言ってしまうのは無理があったりはしますが。(^_^;
ともかく、この情報操作、そしてその後に来るであろう、メメントモリ2号基による市民の口封じ、という手法、いろいろと暗示にも満ちていて、面白かったところです。
もっとも、いつもの「ひき」にも見えたので、はたしてそうなるかどうか・・・。
テーマ:機動戦士ガンダムOO - ジャンル:アニメ・コミック
一応UFO少女・那由他のエピソードで、夢を信じることと他人の評価とは関係ない、というテーマでしたけど、メインはかなりルルに傾斜してました。
いままでだったらそれほどなかった、あむちゃんがゲストに対してやる説教について、いろいろと感じてしまったようで、このあたりに、そろそろルルがメインの大きな話がもう一発来そうな感じですね。
それと関係して、今回、ルルのマスクが非常に可愛いかったのも特徴的で、ほとんどヒロインといってもいい扱い。
自分の願望に迷いが生じてきていること、母親との考えのギャップ、こういうのがかなり明瞭に示されてきつつあります。
逆に言うと、こういうしっとりとした情景をはさんでいることで、かなりルル・エピソードの結末も見えてきそうになっていて、その辺の意外性の削除がどう影響するか、みたいな気もします。
とはいっても、これだけの長期シリーズなのに、作画の乱れがほとんどんないこととか見てますと、そんなに大きな失敗はないだろう、とも思えますけどね。
「自分の夢にはひっこみじあん」という、ルルの心が開かれるとき、そのエピソードも楽しみになってきました。
もうひとつ、今回みどころだったのが、那由他のフライングソーサーとアミュレットハートの空中戦。
最近、なぞたまが出てきたらそれでもうすぐに解決、という方向になってましたけど、今回はわりとしっかり戦いを見せてくれていて、動きが楽しめたところ。
あのスカートの「フライングソーサー仕様」というのも、この手の定番とはいえ、面白かったですしね。
とちゅうでミキがランに
「ラン、ぼくとチェンジ!」というあたりもテンポが良くてよかったです。
那由他の中の人は下屋則子さんで、メインはルルに食われてましたけど、こっちもなかなか可愛い少女を演じてくれとりました。
しかし「ベントラー、ベントラー、スペースピーブル」って今でもこの呪文なんですかね?
四半世紀以上前からあるようなに気がするんですが。
なにげに「グレイ」「キャトルミューテーション」「インプラント」「コンタクティー」とか、そっち系の専門用語というか、名称もふんだんにでてきてました。一部は解説まであったし。(^_^;
そのわりに、UFOは未確認飛行物体だから、信じるも何も、確認できなかったらすべて該当するものだ、とか、そういうつっこみが入ってなかったのは、ちょっと片手落ちかな、という気もしましたが。
今回は絵がきれいでしたから、それでもいいですけどね。(笑)
次回、序盤ではかなり露出していたのに、最近かなり影がうすくなっていた山吹沙綾のお話。
予告で映ってた、目つきのきつい変身が気になりますな。(笑)
試合の間のインターミッション、といういつもの流れでしたが、予想通り、帝国の大敗。
しかもこの間、鬼道が大事を取って出場しなかったため、鬼道は戦わずして敗退。
一度敗れたチームは、新たな敵のかませ犬になる、というトーナメント・スポーツ漫画の典型を地でいく展開でしたけど、世宇子中が、とんでもない技を次々と出す、ということでしたので、世宇子中との戦いがなかなか楽しみです。
それにしても、あの抉られたグラウンド・・・いったい何が起こったんでしょうなぁ、CMで一部ネタバレっぽいのが映ってましたけど、楽しみにしておきます。
そしてラストで、鬼道が雷門チームに加わるという、すごい展開。
でも原作のゲームは、どうやらこうやって仲間を増やしていくものみたいですから、ある意味忠実なのかな、未プレイ組なんで、想像の域を出ませんけど。
さて、雷門の次なる必殺技は、土門がアメリカから持ち帰った「トライペガサス」
3人必要らしいので、豪炎寺、土門、鬼道の3人かな?
一応土門はDFだし、鬼道もゲームメイクだから限りなくMFっぽいので、普通に考えたら染岡がからむはずなんだけど・・・。
対する千羽山中。
あの田舎くさいユニフォームのもようから思うに、「せんばやま」というのは、
「あんたがたどこさ」のあのせんばやまですかね?
ディフェンス特化型のチーム、というの初めて見ますね、果たしてどういう戦いになるのか。
ここ数話、完全にヒロイン格になった春奈。

帝国敗退のニュースを聞いたときの、このメガネの逆光がなんかすごかったですな。
負のショックとしてのこの逆光表現、ないわけでもないのですが、かなり珍しかったですね。
あと面白かったのが、鬼道に説教する直前の豪炎寺。
鬼道が妹・春奈と会っているのを見て、「おにいちゃんキャラ」としてのプライドがむくむくでてきてまして、あれはなかなか面白かったです。
豪炎寺が鬼道を励ましていた、という図式だったんですが、「おにぃちゃんキャラはオレだ!」・・・みたいにもとれましたので、少しくすぐりが入ってましたね、あそこ。
ということで、次回、千羽山中戦。
風邪でのどが痛いので、今回はこのへんで。
風邪でのどが痛いので、簡単に。
・アバン。
サヤカ「私だけネットダイブできない・・・でも皆はテレビから離れてみてね」
この強引さ、なかなかよろしいですな。(^_^;
タッチシステムだと入れるけど、サヤカみたいにネットゴーストの介在しないネットダイブはまだできない、ってことなんかな。
・アイキャッチ。
一瞬誰や・・・と思ったんですが、エロママンの会社の部下ですな。
こうやって出てくるところを見ると、またなにか重要な役でもあるのか、単にもうキャラが足りなくなっているのか。(^_^;
・哀れ、平目社長。
この大不況のご時世、なんかすごくあわれ。
考えてみれば、人間の小ささから時に傲慢で不快な行動を取ることも多かった平目社長ですが、彼自身は風間やディバイン、DF社の悪行には関係しておらず、単に利用されただけなので、可哀想な側面もありますな。
典型的な前時代の会社人間で、こういう人たちが歯車となって高度経済成長を支えてきたんでしょうけど、今の時代だと、無能な追従屋になってしまう、というのも哀れさを感じてしまいます。
・正体を明かす相澤。
正体を明かしたのに信用されていない、これも計算の上で明かしたのかな、という気もするのですが、たぶんもう秘密にしておく必要もなくなった、ということなんでしょう。
あとはもうディバインとのガチンコ勝負だけ、みたいなところもありますが、情報管理局サイドとしては、むしろ勇太達の後始末役みたいにも見えます。
・ディバインの中にいる守。
『夜桜四重奏』のギンみたいな感じでしたが、守の意識、というのは、どの程度自分を保っているのか・・・。
ラストで何もなかったかのように勇太と話をしてましたけど、ディバインの中に出たきた意識が本物の守だとすると、電話していた守は、依然として別人、なんでしょう。
・オリハルコン。
ラストにむけて、キーとなるもの。
「オリハルコン」という名前自体の出典は古典期ギリシアですが、アニヲタ的にはなんといっても『海のトリトン』のインパクトが強いですね、いまだに。
これのかけらを集めると、なにかなるみたいなんで、その辺も今後のポイントかも。
小6というのをすっかり忘れていましたが、これで卒業し、中学校へ、という冬の日のお話。
子供たちにとっては、最初に経験する卒業式、ということで、いろいろな計画を立てていたのに、空気を読めないバシンが単独行動。
そんなバシンの無神経っぷりと、メガネコのやさしさが光る今回でしたが、むしろ重要だったのは、メガネコが落としていったメモでしょうね。
ストライカーは「小説みたいだ」と笑ってましたけど、ナゾオトナの文字や、「ナンバーフォウ」なんて記載がありましたので、意外とこのメモの記憶から、カードセンセの素性があばかれていくのかな、と気になったところ。
暴くとしたら、メガネコか、このメモをバシンと一緒に見ていたスイレンでしょうね、なんかストライカーとバシンはバカすぎるので、そっち関係はたぶん無理な気がします。(笑)
今回のエピソードは今回で完結せず、次回持ち越しになりましたけど、メガネコとカードセンセの接触がどう発展するのか。
まさかバシンがカードセンセに嫉妬する、みたいな流れにはならないと思いますが、今今後のメガネコの役割を占う意味で、けっこう重要かも。
あと、たぶんモブキャラだと思うのですが、ストライカーの担任の先生が美人でしたので、回顧しておきます。
小学校で美人の先生、っていうのは、長い人生で後々忘れられなくなることもありますので、ストライカーがうらやましかったところですな。(^_^)

風邪がつらいので、今回はこの辺で。
テーマ:バトルスピリッツ 少年突破バシン - ジャンル:アニメ・コミック
東方正教とか五本山とか異端とかっていう、初期教父・協会関連のネタは大好きで、非常に興味があるんですが、先日からひどい風邪で、のどが痛く、ひーひー言ってる状況なので、そっち方面にはあまり深入りせず、とってもステキだった、神裂火織の艶姿をメインに回顧しておきます。
いやぁ、神裂ねーさん、ほんとに良かった。(笑)
まず、不十分だった結界のために、土御門が男性アイドル「ひとついはじめ」に、神裂ねーさんが、ステイルに見えてしまう、ということで、当麻の家族の前で、イライラしてしまうあたりから。

相変わらずお美しいです。
その美しい容貌がイライラで上気していくさまも、なかなかにみどころであったのですが、なんといってもその後の男湯での入浴がすばらしかったですな。
当麻、土御門以外にはステイルに見えているので、女湯に入るわけにはいかない、といって、赤面しながら、当麻に見張りを依頼。

このほてった表情もなかかよろしいものがございましたが、いよいよご入浴となった後の豊満な姿、ただただ眼福でございました。
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デカい!ひたすらデカい!
そしてデカいだけではなく、肌のハリも艶やかで、まさに若さにはちきれんばかりの魅力がつまった、愛と夢の乳塊でございました。
形もぽよんぽよんでバインバインの球形がたいそう美しく、まさに一服の芸術を見る想い。
つまり、エロいおっぱい、えーおっぱい、ということです。(笑)
しかしこういう挿話になれば覗かれてしまう、というのはほとんどお約束みたいなもので、強引に上条刀夜が入ろうとして、それへ遮りきれなかった当麻ともども脱衣場へ。
神裂ねーさん、思わず、どっきりです。
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ふくれあがった見事な乳量感もすばらしいものがございましたが、それとともに目を引く、豊かな二の腕、美しい腋。最高ですね。
一般に、二の腕のハリと肉付きが胸乳の豊かさと連動する、と言われますので、まさに真性、天然の美・巨乳、ということになるのでしょう、いやぁ、まことにすばらしい、神裂ねーさんの艶姿でございました。
それにしても、服の上からでもその美しいボディラインは拝めていたものの、こうして素肌の輝きを見ていますと、かなり着やせするタイプなんですね、神裂ねーさん。
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前回が御坂美琴のすばらしい「ふくらみかけ」、今回はこの神裂ねーさんの豊満な美乳と、すばらしいエピソードの連続で、とってもありがたかったところです。
筋については、ミーシャと刀夜の実態を次回しっかりと見てから回顧したいと思います。
あ、姫神のトラック運ちゃんも回顧しとかないと後悔しそうなので、記念に。(笑)

ミーシャのちゃんとした素顔は次回、かな。
テーマ:とある魔術の禁書目録 - ジャンル:アニメ・コミック
エールがさっそうと登場して、スポーツ系っぽいところを見せてくれたものの、なじみに捨てられたと思い込んでしょげてしまったりで、見かけほどアクティブな印象ではありませんでした。

公式サイト見てますと、ガーリッシュはメロン、ぶど子、エールの3人だけなんですかね?
人造美少女がオーナーとともに戦いあう、という設定から、『セキレイ』見たいなのを想像してたんですが、どうもそういう流れではないようす。
『セキレイ』の場合は尺に対して人数が多すぎた感じでしたけど、本作の場合は、この3人でまわすのでしたら、やや少ない感じ、かなぁ・・・。
たぶん、バトル、という点にはそれほどの重きはない、ということなんだろうとは思いますが。
風邪でつらいので、気に入ったところだけを簡単に回顧してしめておきます。
・エール対メロン。
「中身は少ないのに、料金は一緒、人、これをぼったくりといいます」
「人、それを○○と言う」というのは、ご存知ロム兄さんのキメゼリフだったりするわけですが、こういう状況で聞いても良いものですな、ギャグになってるとはいえ。
・夕張バリア。
その戦いの中で、メロンの放った、というか、名乗った、破綻自治体名称をもつバリア。
メロンといえば夕張ですな、実際はどの程度のシェアなのか知りませんが、イメージとしてはそういうのがありますだけに。
関係ないけど、地域コミケ、夕張だったら良かったのにね、活性化の意味でも。
・「デートして、してくんなきゃ吐いちゃうぞ」
ヒロインのセリフとは思えない強烈なひとこと。
しかし炭酸酔いしたときの、なじみのいかれた目つきはなかなかステキですな。(笑)

アヘ顔に通じる魅力がありますな。(笑)
・「エレクトとは勃起のことだ」(かける)
すげーなぁ、衛星とはいえ、堂々と「勃起」と言ってました。
メロンにも「勃起」と言わせてましたし・・・うーむ。(^_^;
個人的には桶、というか好ましいシーンだったんですが、変な圧力がかからないことを祈るばかりです。(笑)
・ぶど子と美咲。
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ぶど子は、前回ほど強烈な棒読みではありませんでした。
やっぱり、某オンドゥル姫軍団に比べると、声質がいいんでしょうね、棒読みには違いないんですが、少なくともオンドゥル姫のような不快感はあまり感じませんから。
そして美咲は、普通に可愛いかったです。よかったよかった。(^_^)
登場回の原画の品質によるところが大きいと思いますが、現時点でルックス面では、美咲とエールが一番良いですね。
本来もう少し、メロンのもっているウェットな感性が、画面にでてきてくれるといいんですが。
次回、いよいよ処女秘書・木崎が活躍する話らしいです。ワクワク。
風邪でヘロヘロのため、少し短めに。
ティアが瘴気に犯されつつも、必死のがんばりで次々とパッセージリングを開放、その合間に迫るヴァンと六神将との戦い。
だいたいこんな流れでしたけど、六神将といっても、
アッシュ→裏切り。
シンク→死亡。
ディスト→ジェイドにボコられる・・・ということで、実質リグレット、ラルゴ、アリエッタの3人。
結局、キムラスカに捕獲されててたアリエッタがどうして脱出したのか、というエピソードはまったくなしのまま、進行するみたいですが・・・アリエッタ可愛いから、まいっか。(^_^;
ここ数話、豊満なティアがメインでかなりうれしいです。(笑)

流線型のストライプのおかげで、ボディラインがくっきり強調されて御衣裳が、あいかわらずとっても美しいティア。
今回も、たぷんたぷん感がたっぷりと楽しめました。
ラブラブがメインの作品ではないので、ティアとルークが心を通じ合わせるようになる過程がかなり薄かったのもやや不満ではあるんですが、ルークのエピソード、ティアのエピソード、ともに同じ程度量的にさかれているので、人物描写としては、そこそこ満足しています。
瘴気に蝕まれていくいティア、疲れるティアに、そっと肩掛けをかけるノエル。
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このあたりも好きなシーンでした。
ノエル、ええ娘やのう。(^_^)
一方、冒頭、改心したスピノザを迎える中で、一人不信感をぬぐえないアニス。

この腹黒さ、不信感、意地汚さがアニスの魅力ですなぁ。
それでも、イオンに対する忠誠心は本物っぽいですし、不信感も思慮深さ、ととれなくもないですから、見方、でしょうけどね。
基本的にこういうキャラはけっこう好きです。(^_^)
さて、ケテルブルクに舞台を移して、ジェイドがディストをボコってました。
アッシュと同様、ディストも友人枠で六神将をはずれるのでしょうか、なんか初登場の頃に比べて、えらく軽いキャラになってしまいましたな。
矢尾さんの大げさな演技が光るので、存在感はまだかなりありますが。(^_^;
そしてロニール雪山、待ち受ける、リグレット、アリエッタ、ラルゴ。
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アリエッタの相手がアニス、というのは魔術特性から考えてもそうでしょうけど、リグレットにはナタリア、ガイとそこそこのヴァリエーションはあったようです。
しかし近接戦闘も含めるのでしたら、銃のデザイン、片方はもう少し銃身が長くても良かったんじゃないですかね。
ジェイドが雪崩を起こして、ティアが最後のパッセージリングを操って、でしたが、ヴァンの仕掛けによってうまくいかず、次のステージへ。
次回で、ヴァンとの戦いは一段落するみたいですが、予告にあった、ティア・ピンチの表情が気になる、というか、楽しみです。

やっぱりヒロインはピンチにならないとね。
それで退場されたらいやですけど、たぶん本作に限ってはそういうことはないと信じています。
テーマ:テイルズ オブ ジ アビス - ジャンル:アニメ・コミック
前半がラブコメ、後半がいつものスポ根もの、でしたので、前半を中心に。(笑)
ステディみたいな関係になったというのに、ぜんぜん交際できない清水薫と、吾郎。
薫の方から吾郎にアタックし、温水プールでのトレーニングにつきあうことに。ということで、別に、レジャーとしての水着デート、ということではなかったようです。ちぇっ。(^_^;
まず、朝の寝起き。
弟相手にのろける清水が可愛いかったですな。

こんな姉を見て、大河くん、どう思ったことやら。(笑)
温水プールでのひとまく。セパレートの水着だというのに、なんて健康的な。まぁ、NHKだし仕方ないですかね。

ちなみに下は、ショートパンツでした。(^_^;
トシくんに紹介されてましたけど・・・そういや、リトルのときしか接点なかったでしたっけ?
2人ともずっと出ずっぱりでしたので、あらためてああいう紹介がされてると、少し意外な感じですね。
吾郎くんも多少は相手のことを考えてやる余裕がでてきたのか、
「イブだし、どっかいくか?」というデートのお誘い。
最初「へ?」てな感じだったのが、「デートだ!」と思って大喜びの清水薫。
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ところが、デートはバッティングセンター。
「イブにここは違うよ、本田ぁ」
可愛いですのぅ、清水は。(^_^)
さて男くさい後半。
キョーシローってのは、イチローのことですかね、なんか悪役っぽく描かれてまして、イチロー好きなもんですから、ちょっといやんな感じ。(笑)
しかし、「茂野」というのが「野茂」をモデルにしていたこととかを思うと、月日の経つのは早いもんですなぁ。
ということで、男汁ムンムンの展開になりますので、またしばらく感想は休みます。(^_^)
BS日テレ組。
SUN-TVの第2話から、録画してあったのを続けて見たせいで、マスクデッサンの違いにびっくり。
なんか1話ごと個性的ですねぇ、今回も。
「今回のラストは雪崩オチです」
・・・この文言自体がひとつの仕掛けというか、ネタになってましたね。
脚本は、第1期でも、ギャグ担当回だった伊藤イツキさんでしたので、ギャグとして楽しめばいいんだろう、と思います。実際そこそこ面白かったですし。
でもどっちかというと今回のオチは、ローパーの地底行進と、カイの救出でしたけどね。
さて、本編。クーパの劣化が激しくて、涙目です。(笑)

こんなのクーパじゃないやい、という気がかなりしたのですが、ファティナ同様、次から元の姿に戻ってくれることを切望してやみません。
中身は以前とまったく同じで「○○なのでございます」とかの言い回しが健在でしたから、ルックスだけですね、問題は。
そして今回の見所、ファティナの「らめぇぇぇぇ」(笑)
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メルトの館で働かされているローパーの触手を見たジルが連想したシーンだったのですが、もう何の脈絡もなく出てきたのがすばらしいですね!
「ひぎぃぃぃ」の次が「らめぇぇぇ」でしたので・・・次回もなんかあるのかな。(^_^;
かなりCM素材として作っているような感がなきにしもあらずでしたが。
正装になっているファティナの普段の表情は凛々しくて、第1期のときの美貌がかなり戻ってきておりました。

第3話では、鼻筋がきれいに通ってますので、第2話の団子鼻とは別人みたいです。(笑)
ほとんどギャグ三昧で、メルトとクーパが合流する、という点だけがポイントでしたので、その他、気に入った点だけ列挙しておきます。
・スナネズミ講。
典型的な「ネズミ講」(笑)・・・これがメルト、大もうけの秘密のひとつでした。
しかし深夜とはいえ、こういうのを堂々とやるのは、いったいいかがなもんざましょ。
面白かったから、ワタクシ的には桶なんですが。
・負債総額37億5720万。
「妙にリアルな数字でございます」
・・・えーと、確か、キシクの赤字額が37億5720万円だったような気が。
すごいですな、このカラダをはったギャグ。(笑)
・次々増える英雄の人数。
どっかの宗教団体さんのトップに、次々と博士号が、それも発展途上国っぽいところからばっかり贈与されているのを思い出してしまいましたとさ。(笑)
・とらわれのカイ。

あ、いや、可愛いかったので。(^_^;
・そしてパーティ結集。

ケルブも出撃するみたいでしたけど、合流するのかな?
・見送るエタナ。

ケルブの後を継いだ現親衛隊長。
いまだケルブへの思いは伝わっていないようでした。
・さらに見つめる謎の女。

公式サイトのキャラ表によると、グレミカという暗殺者らしいです。
はたしてどういう形でからんでくるのか。
次回、なんかもういきなり最上階みたいです。(笑)
SUN組。理由不明の休止により、1週遅れました。
よって、次回からBS日テレに視聴を切り替える予定。
今回、最大の見所。「ひぎぃぃぃぃ」(笑)
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ジルの登頂計画に頑なに反対するファティナを見て、カイがスプーンで、ファティナの肛門を攻めてました。
こういうのを見てると、ファティナのイロモノ的な要素も楽しめて、とっても良かったです。
決してお笑い担当ではないはずなんですが、マメさの中にときおり現れるこういうシーン、がなかなかおいしいキャラに仕上げてくれていますね。
もちろん、ヒロイン格、悪くても準ヒロイン格なのに、こういうのを堂々とからめてくれる構成には、感謝の一語です。
ギャグといえば、ウトゥがケルブの元を訪ねてくるシーンも面白かったですな。
のぞき窓かにら、ウトゥの素顔を見たケルブ、「誰だ、おまえは」
やれやれ、という表情で、次に鉄仮面をかぶってあらわれると「ウトゥじゃないか」
笑わせてもらいました。(^_^)
あの流れですと、ケルブも同行しそうだったんですが、一応メンバーはジル、ウトゥ、カイの3人。
それに、後でファティナ、そして巻き込まれるような形でケルブの店の常連、ヘナロ。
ヘナロはこの第2話の段階では、ボクっ子でしたので、少年か少女かはっきりしなかったのですが、第3話でボディラインが見えてましたので、たぶん女の子でしょう。
それにしても、この第2期は、あたまから女子の登場比率が高いですね。
ケルブの店のお手伝いというか、部下みたいだったこの2人の魔法使いも、なにげに印象的でしたし。

てっきりこの2人も同行してくれるのかと思ってしまいました。(^_^;
さて、本筋に戻って、ファティナ。
最初は拒絶するものの、その頭の中にはもやもやがいっぱい。

ジルの誘い「ファティナがいないと困るな」
ファティナの答え「便利なバカ女がいると都合がいい」
この答に、ファティナの心が負ったニーバの傷の深さがうかがえますね。
でも最後はジルの窮地を見捨てておけなくて、身を躍らせて助けにいってしまう。
そういうファティナの強さやら優しさやらが、この心のゆれの中できれいに描かれていました。
黄金騎士団・ウラーゴン、今回の追っ手担当はこの男みたいですが、かなりまぬけっぽいので、狂言まわし的な立ち位置でしょうね。
そのウラーゴンの騎士団に街中を追い掛け回されて、とうとう追い詰められてしまったジル達の頭上から、颯爽とメイジの正装で現れ、飛び降りるファティナ、だきとめるジル。
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登頂同行の条件は「私を守ること」
いいですねぇ、この流れ。(^_^)
ファティナの参戦をもって状況が変わり、ジルたちはなんとか脱出、いざ、氷の国へ。

今回は、このファティナの「女」の部分の描写がとっても良かったです。(^_^)
ただ、キャラ絵としては、やけに今回、団子鼻というか、鼻がデカかったので、デザインとしてどうなんかなぁ、というのが少しマイナスでしたけど。
ともあれ、真メンバー、ヘナロを交えての、出発となりました。
ギルガメス王のそばに侍る側近たちの真意、もくろみがまだまったく見えませんが、その追っ手、さらにサキュバスとカーヤの狙い、そういったものも、冒険の途中で描いていってくれることを期待しています。(^_^)
ゴールデンオーブが球状で、装着しそこなって、レオパルド、
「痛い!絶望的に痛い!」
・・・お下劣ですなぁ。(笑)
つまりゴールデンオーブはレオパルドのきん○まだった、と。
そしておにゃのこな秋葉にはその痛みがわからなかった、と。
ここまで直線的な下劣ギャグですと、なんか笑いもかなり乾いたものになってきてしまいます。
・・・いや、好きではあるんですけどね。(^_^;
「煮っころがし」といわれて切れたイモちゃんが、レオパルドにまくしたてての大反撃。
「あんたなんかフンコロガシにフン転がされてるフンみたいなもんですよ!」
レオちゃん、たじたじ。このあたりは普通にニヤニヤしながら見入ってました。
そして秋葉のいる学校へ、自身の存在を死んだことにしてしまう演出を経て、転校してくるイツキ。
そして起こるドタバタ、勘違い。
こういうところを見てますと、典型的な「男視点による女の子主人公アニメ」になってまして、心情的なリアリティがかなり欠落してくるのが痛いところかなぁ。
作画が飛びぬけて優秀なんで、それほどの欠陥にまではなってませんが。
まず、記録必須のお風呂シーン。
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しかし本作は、ピッチリスーツとエロいミニスカの方がうれしいですけどね。
それにしても、イモちゃん、けっこう頻繁にメイドスーツの中に入ってますね。
第1話のあれで終わりかと思ったんですが、これはうれしい誤算でした。
狂言まわしっぽい、ICP中央公安部から派遣された2人。
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予告にも映ってましたから、ほぼ準レギュラー格かな。
ツインポニーの方がブーゲンビリアで、頭にタワー作ってる方がミンタオ。
そして転校生、下山むつみ。EDに映ってた3番目のヒロイン。
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言い回しが軍隊調になるあたり、『フルメタ』の宗介を思わせますね。
アングルによっては、その豊満な胸元が強調されるのが、けっこう嬉しい・・・と思ってたら、さっそく脱ぎだして、胸おさえはブラではなく、サラシであることを見せてくれてました。
中身は当然、神凪いつき。

結局3番目のヒロインもアクション系でしたので、ゆとり系アニヲタが好きな、おしとやか系は皆無、ということのようです。(笑)
まぁ、SFにおしとやか系とかあんまり必要でもないですけどね。(^_^;
ともかく、ほのかに見破られて、交戦となりましたが、ことのきのほのかの目・・・。

ヒロインの目じゃないよね。(笑)
いや、こういうのも好きですけど。
そしてなにやら事情に通じていそうな生徒会。
こっちはあんまりまだ覚えてませんが・・・男子率が高そうなんで、どうでもいいかなぁ、という気がかなり。(^_^;
かなりの数のキャラがからんできそうですが、公式サイトでの紹介が細かいので、そんなに困らないかな。
もっとも、作品以外のところで補完しよう、という姿勢はあんまりほめられたもんじゃないとは思いますけどね。
つうことで、そろそろ細かな粗も見えてはきましたけど、作画品質の高さが半端じゃないので、それすらも個性のうち、と感じられる程度ではあります。
次回、わりとシリアスな展開で、その次にエロコメディになりそうですな。(笑)
学生が避難所報道に来ているシーン・・・。
「ちゃらちゃらビデオとりやがって。他人の不幸は面白いだろうな」と避難民にののしられてました。
それに対して、「一生懸命やってるんだから」みたいなフォローを入れてましたけど、阪神大震災で身内が死んだ者にとっては、あの避難民のセリフの方に大きく共感してしまうところです。
まじめにやってるからいい、というフォローに対しては、やっぱりしょせん他人事なんだよなぁ、と思ってしまうところで、ワタクシのように叔母、従弟があの震災で死んだ者としては、早宮側の視点で正当化されていたのには、かなりの不快感を感じてしまったところ。
実際、震災直後、関東の学生が報道ごっこみたいにやってきてたのをいくつか見てましたし、どういう神経でああいう情景を作ってるのか、と思ってしまうところでした。
そんなわけで、今回のエピソードは、一言でいって「不愉快」
まぁ、直接震災被害のルポ作品ではないので、単に類似している、という程度でしたけど、やっぱり身内に被災者がいる身としては、そう冷静には見られなかったところめです。
・・・だけですと、いかにもなんで、もう少し追加。
たぶんゲストキャラだと思うのですが、避難所で精一杯生きる、まりなとたくみ。
第2次性徴までは女子の方が発育が早いので、女の子が男の子をかばう、というのはよく見られる光景。
そんな中で培われていく友情、そしてここではまだ描かれてませんが、いつしか逆転する体力関係。
でもそんな先のことはわからない。
今の2人の関係が、とっても大事なたくみとまりなは、離れるのがいやで、危険な場所に逃亡てしまう。
『小さな恋のメロディ』以来、何度も語りつくされてきたテーマでしたけど、いい感じで仕上がってました。
戦争じゃないですから、「おとなになったらいつか会える」というナタルの言葉は優しい響きにあふれてました。
でもそのナタルは背後で復讐の殺人を続けている、という矛盾というか、悲劇。
この2人の関係の上に重ねられた情念が、優しくも激しい、悲しいものを予見させてくれます。
次回は、再び本筋に戻るようです。
蓮のブレない気持ちと、その方針に気づくキョーコの話。
本作としては珍しく、劇的なシノプシスの変化ではなく、キョーコの目を通してみた蓮、という、わりとウェットな描写でしたので、淡々と進んでいったようでした。
たまにはこういうのもいいですね、特に前回みたいな劇的な筋の後には。
視点が女の子側からなので、男子視点としてはやや不鮮明に感じるところでもありますが、自分の中に1本、筋の通った信念があって、それにしたがって行動する、あるいは感情決定をする、という蓮の姿勢はよくわかるところですね。
ただ、なかなかこういうことって、頭でわかってても、なかなか実行できる人はいないでしょう。たがらこそ、第一線で活躍できている、ということにもつながりそう。
で、風邪。
なんかワタクシも現在38度ちょいで、ひーひーいってますので、やけにリアリティあってつらかったところ。(笑)
たしかに、プロとしては、体調管理っていうのは大切ですね、と自戒をこめて思います。
ただ、どうなんでしょうねぇ、あの状況ですと、タレントという商品を預かるマネージャーが風邪で倒れてしまった、ということの方が問題なような気もしますが。
結果的にうつしているわけですからね。
とはいえ、蓮くんの「ごめん」は、男子視点からでも可愛いかったので、まぁ、よしとしておきますか。(^_^;
食事の不規則さ、ということについては、キャラ表現の中に、つまりそういうことは重視しない、もしくは頓着しなくてもやっていける体育会系的なたくましさ、みたいなのも織り込まれているかもしれません。
次回、もう少しこのネタはひっぱるようです。
KBS組。原作未プレイ組。
そんなに受信状態は悪くなかったものの、こういうときに限って、それほどキャプりたい場面もなく・・・(^_^;
状況をボカしたがる進行で、わかりにくいってことはないのですが、故意に筋立てを隠されているような、なんともモヤモヤした感覚になります。
今回でいうと、マネージャーを解雇されていきさつとか、由綺といちゃついていたことが誰の怒りを買ったのか、とか。
あんまり芸能界ものが好きってわけでもないので、こんな面倒な連中はやめて、はるかか、美咲にしちゃえよ、とかなり思ってしまうのでした。
緒方理奈って、ゲームがヒットしてた頃の2次創作で見てた印象から、もっと魅力的なキャラだと思ってたんですけどねぇ・・・。
やっぱり2次創作っていうのは、極度に美化されちゃうのかな。(^_^;
個人的には、なついてくれているはるかとくっついたらいいのに、と思ってしまうのでありました。
もうしばらくしたら、戸松さんのツインテ女子高生キャラが出てくるみたいなんで、それも楽しみにしておきます。
結局、由綺か理奈かのどっちかとデキてしまうんだろうなぁ、とは思いますが。
あと、某巨大掲示板で見たんですが、時代設定になっている1986年時点では、あんなにカード式電話は普及してなかった、というのがあったのですが・・・言われてみればそうだったですかね。
今のところ大学とか、放送局みたいな、カード式公衆電話がかなり早く設置されていたような場所がメインなんで、そんなに違和感もないんですが、逆に、自動車なんかに積みこむでっかい携帯電話ならもうあったんじゃないかなぁ、という気も少し。
たしかカバン型の携帯電話は80年代には既にあって、放送局とかタレント事務所なんかでは導入しているところもあったような記憶なんですが・・・。
まぁ、あれは携帯電話といっても、ほとんど「カバン」でしたので、今の携帯電話とはまっく別物ですけどね。(笑)
文字で心の内側、特に「言いたいけど言えない」という表現は、第3話目にしてようやく慣れてきた感じで、そういうものだとわかって見れば、そこそこ面白いし、内心の表現として有効かな、という気もしてきました。
ただ、依然として、背景に対して「読みにくい」というのはありますが。(^_^;
単なる内心の声というだけではなく、「言いたいのに・・・」という感情に支配されて出てくるときが多いので、手法の限定、という点では、『ef』とは違う道を歩み始めているようなところはありますね。
したがって、あとは背景色に解けないようにさえしてくれれば、作品構成の一部として楽しめそうです。
テーマ:WHITE ALBUM - ジャンル:アニメ・コミック
忠実に原作を消化していってますので、「ああ、そうそう、そんな話だったなぁ」という感覚で見ておりました。
このころからでしょうかね、ちっとも進展しない妹問題に痺れがきれてきて、ズルズル引き伸ばされているような感覚になっていったのは。(^_^;
そんなわけで、かなりはしょられているのに、あまりそういう感じがしない、というのも、演出のうまさ、ポイント抽出のうまさ、というのももちろんあるんでしょうけど、やっぱり原作がこの頃水増し状態だったからかなぁ、という気がかなり。
とはいっても、乃梨子が瞳子のことを思ってハラハラと涙を流すシーンはとてもよかったです。
レズビアンではない、純正・百合の涙を見る想いで、心ときめくものがございますなぁ。

ということで、今回は、内藤笙子の存在がクローズアップされたこととか、陰口の中、凛とした表情で敢然と戦っている強い瞳子のまなざしとか、いろいろ見所はあったんですが、ワタクシ的にはあの乃梨子の涙が一番良かったです。
それ以外だと、笙子のアピール欄、
「どちらの妹でもいいので、してください」みたいなノリに対して、由乃が
「ケンカ売ってんのか?」
・・・といきりたつというか、すごむところとかが面白かったです。
なんかみんな軽くスルーしてましたけど、けっこう怖いシーンなんじゃないですかね。(笑)
作画としては、陰口の中、きつい表情で、キッと前を見つめている瞳子が凛々しくてなかなかステキでした。
今シリーズ、強い美貌、という点では、瞳子が郡を抜いている感じですね。
一応、決着を見た、祐巳と可南子。
双子のエピソードが出されていましたけど、
「憧れの人は火星で生きている」のくだり。
「火星はマリアさまの星」なんていってましたけど・・・火星は軍神マルスの星、戦争の星だと思うのですが。(笑)
マリア様にたとえるならむしろ金星だよなぁ、と思ってしまったのでありました。ちゃんちゃん。
原作通りみたいですので、次も筋はだいたいわかってますから、たぶんいろいろな表情を見せてくれるであろう由乃さんが楽しませてれるのではないかな、と期待して待っておきます。
テーマ:マリア様がみてる 4thシーズン - ジャンル:アニメ・コミック