けっこう面白かった、特に後半。
シャフトものはあたりはずれが大きいのですが、これはあたり。
正直設定とかデザインとか見ていた段階では、「この絵じゃちょっとなぁ」と思ってたのですが、いい感じに抜けていて、それが効果的にお話に絡んできて、独特のゆるゆる感、にも関わらず、会話によって作り出される良いテンポと、ふつうに「テレビまんが」として楽しめるつくりになってました。
そんなわけで、気づいたところをちまちまと。
・OP
いきなり「ひょうきん族」のエンディングが流れてきて吃驚。
「ひょうきん族」の時はEPOさんでしたけど、本作では真綾さんが歌ってました。
曲自体は、さらにその前の曲ですけどね。
この曲が流れると、「ああ1週間が終わったなぁ」という感覚になったものでしたけど、不思議なことに本作でもこの曲を聞いていると、そんな気分が少ししてきますね、刷り込み効果でしょうか。(^_^;
・メイド喫茶で宿題の写しっこをする、小見川メイドと、高校生の客。
移したのがバレた理由が、1とIを間違えて、1=0にしてしまった、とのこと。
このメイドが小見川だったんですが・・・なんか味のある棒になってきましたなぁ。
マカ・アルバーンのときから、棒なのに、なぜか快感、という不思議なCVさんでしたけど、ここにきて、技術が向上する方向ではなく、その味が深まっていった感じ。
棒から出発してこういう変化をとげる人って、かなり珍しいですよね。
普通は高橋美佳子さんとか、花澤さんみたいな進化をするもんですけど。
・数学の担任教師、森秋夏彦。
理詰めの人間をコミカルに描いてくれました。
間違えてコーラをもってきた、とドシを演出しようとした歩鳥を詰問していたちところとか、良い味です。
・辰野俊子。
ヲタですか?(^_^;
少ない人物構成にもかかわらず、テレビまんかの良さ、が描かれていて、なかなか好印象。
これなら次回らも、落ち着いて鑑賞できそうです。
テーマ:それでも町は廻っている - ジャンル:アニメ・コミック
・図書室で大声で騒いで顰蹙を買い、
・水泳部ではのぞきでつかまって部長につるし上げられ、
・その詰問の場で、女子の肉体について高説をたれ、
・友人のおっぱいサイズに関する猥談を延々聞かされ、
・興味のない特撮変身ベルトを強引に装着させられ、
・あまつさえポーズまでとらされ、ばんつまで見られる。
・・・どう見ても、心底嫌われるパターンなんですが、七咲さんは、ときめいてしまったようです。
さっぱりわけがわかりません。(笑)
しかしまぁ、話としてはニヤニヤできたので、それはそれで良し、ということにしておきます。
・高橋先生に、卑猥な視線をむける。
なんかマンガの内容について力説してましたが、ここでの強引な理屈といい、水泳部でのむちゃくちゃな自己弁護といい、なんか数学が得意なような気がしてきますな。
ただ、いくら男子高校生とはいえ、説教中、女教師に性的な視線を向ける、というのは・・・。
たいてい女性側は気づいているもんですけどね、こういうの。
・続いて、おっぱい談義。

前妻の胸をガン見しただけでなく、自分と比べられる・・・。
この場面では少し機嫌を損ねたようでしたが・・・これって、美也の信頼まで崩れるんじゃないかなぁ。。。
・水泳部ののぞき。
あやまりに行ったはずなのに、なぜかのぞきになってて、弁解しようとするのではなく、自説を抗弁する、という暴挙に出る純一。
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女子水泳部の前で正座させられてるんですが、今までの流れを見ますと、これって純一君にとっては、なんかのご褒美じゃないか、とさえ思われますな。
響部長が先輩として全員を代表して詰問していたのに、いつのまにか攻守逆転。
女子部員達、変態の理屈にひきまくり。(笑)
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七咲が赤面しているのは・・・いろいろと想像できて面白いんですが、純一の行動は、ふつうに考えると、停学ものです。
だいたいこういうのを許してしまうって、響先輩が、部員の信頼を失ってしまいそうですな。(^_^;
ただまぁ、1フレームの中に、可愛い水泳部女子がたくさん映っている、というスケベなシチュを生み出してくださいましたので、場面進行としては、たいへん嬉しかったところではございますが。(笑)
・イナゴマスクの変身ベルト。

純一の表情を見てますと、画面には映ってませんでしたが、しっかりとスカートの中が見えていたもよう。
スカートをはいたまま、アクションをやらせる変態上級生・・・。
なんで七咲が純一にひかれていくのか、まったくもって謎です。
一応今までの3人は、いささか強引なところはあっても、理由だけは感覚的にわかったんですけどね。
ある意味、不思議ちゃんなのかなぁ。。。
シャワーをあびて、高校生らしい胸が映ってました。

うん、このてのひらサイズ感はたいへん良かったです。
というわけで、七咲ヒロイン展開のはずが、純一の変態っぷりの方が目についてしまう展開でした。
面白いからいっこうにかまわないんですけどね。(^_^;
あと、冒頭に「可愛いと評判の図書委員」、文学少女(CV:花澤)が出てきて、笑わせていただきました。
タイアップとかしてんですかね?

というわけで、理屈はよくわかりませんでしたが、七咲逢が少しずつ純一にひかれていくエピソードだったらしいです。
たぶんヒロインはこの十兵衛で、対抗格として釘声の幸村、最高美姫の千、あたりなんでしょうけど、弱い方の後藤さんが、なんか健気に頑張ってるみたいで、音声一体として視聴していますと、服部半蔵にクラクラです。

十兵衛が半蔵を圧倒したことで、十兵衛の強さがわかる、というくらい強さの基準になってましたし、宗朗に「あの半蔵さんが・・」と言わしめてるくらいですから、相当強い設定なんですが、負けたときの弱弱しさが、キュンキュンきてしまいます。
やっぱりCVの魅力なんかなぁ・・・、沙緒里さん、良すぎ。
予告で、千にお仕置きされかかる宗朗を見て、「いいなぁ、宗朗さん」というところとかも、百合系、被虐系なもう一つの面をしっかり見せてくれてますし、強いけ責められたときが一番魅力的、という、良い個性にを演出してくれてます。
作画に関しては、暗くて見づらいですし、今回はかなり半島シフトが入ってたみたいで、とりたてて言うこともないのですが、半蔵の被虐性がけっこう心を揺さぶってくれるので、それはそれで、といったところですかね。
千「そのメガネを新調しておきなさい!」
千はちゃんと扱いを知っているようですね。
それ以外を簡単に。
・十兵衛ちゃんおにゃのこモード。
半蔵のスカウターによると、剣姫時五百万、通常時弐拾、という戦闘力。
又兵衛をベー太、幸村をユッキー、おデコチビさん、サナダ虫。
言われた幸村、子供のときから言われたことを・・・と、良いリアクションしてました。
・千のツンデレ。
あまりにストレートでしたので、まぁそういう属性らしい、ということで。
・かまゆでを喜ぶ又兵衛。
これは・・どっちなのかなぁ、単に風呂好きか、拷問され好きなのか。
あ、露出狂という線もありますか。
・ニア。
外人も出てるのか、と思ったら、これが公式サイトにあった、ダルタニアンらしいです。
小清水さんらしいので、期待しています。
ドジっ娘十兵衛ちゃん。

ヒロインでも容赦なく、ばんばんひんむいてくれるようです。
墨汁はまだしも、画面が暗いのをなんとかしてほしいんですが、もうこのままいきそうですな。
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