一応、放映終了。
結局テレビ視聴者には満足のいく解決だったとは言えない終わり方でした。
言いたかったことは、ソフトを買ってね・・・ということなんでしょうか。この作品についてはあまりよそさまの感想は読ませてもらってないので、ゲーム既プレイ済みの方々の反応がどのようなものかは知りませんが、テレビオンリー側の人間としては、あまり満足のいくデキだった、とは言いかねるものがありました。
たぶん、ゲームもソフトも購入することはないでしょう。
平行して同じ状況下で別の物語(犯罪)が進行している、っていうのは、同設定の上での物語のふくらみを作り出している、と勝手に解釈してましたが、どうもそうではなかったようですし、レナ・犯人編と言ってもいいこの「罪滅ぼし編」でも、レナの犯罪とその経緯による解決、とはちょっと思えないラストでした。
盗聴器での音声が、沙都子には聞こえてレナには聞こえてなかったり、屋上で金属打ち付け合って引火しないのか、とか、そのレナが逮捕されずにくつろいでいるラストだったり、梨花が憑依されたようなシチュで幕を引いたり、等々、今回だけでもつつこみどころが多すぎる気がしますが、なにか感想を書こうとすると、否定的なことばかりになってしまいますので(原則として、否定的なことは書かないようにしよう、と思ってますので)筋に関しては不問にしておきます。
従って、作画とキャストについて。
作画、ですが、どうもルックスの愛らしさが際立ってるわりに、手足の細さがちょっと異常で、俯瞰の中で人物が描かれると、ちょっと辛いものがありましたが、それ以外はまあまあうまく描き分けられていたように思います。
髪の色がちょっと毒々しかったですけどね。(^_^;
最終回は、それほど変ということもなく、屋上での対決も、普通に見れました。
発狂顔の中割を崩しまくってるのは、最近ギャグに見えてきてるんですが、そういう解釈でいいんでしょう、たぶん。
目明し編の雪野さんほどではなかったですが、この罪滅ぼし編の中原さんの狂気も迫力があってよかったです。
狂気を演じられる人、いいですね。
あとは、茶風林さんかなぁ。
今期、妖逆門のねいど、という個性のかたまりみたいなキャラを同時にやられてますので、その話芸のすごさをあらためて感じているところだったりします。
まぁ、茶風林さんくらいのキャリアでしたら、このくらいごく普通なんでしょうけど。
ある意味あまりにびっくりするお話でしたので、目明し編くらいまであまり触れませんでしたけど、キャスト陣には実力派が多くそろい、なおかつその技量を存分出してくれてましたので、声の演技、という点ではかなりの高水準にあった作品だと思います。
しかし、スプラッタは見ていて疲れます。
これが見終わって最大の感想ですかね。(^_^;