原作未読のせいか、すげー面白いです。
いったいどーなるんでしょう。
前回、危惧したように、趣味に激しく反する画風でしたので、物語が相当面白くても、あの絵を見続けるのはかなり苦痛かなぁ、と思ってたんですが、今回、良い方向でアクが抜けてたので、苦痛、ってほどではありませんでした。
それと、なんとかキャラの識別がついてきたところ。(笑)
一応、4人の中で、中心的な視点としてケイトが想定されてるようです、っていうか、ケイト視点で見ているとわかりやすいですな。
さて、ルーラによって渡された赤い石、そこから発芽する謎の華。
回復する記憶、そしてリィズの死と、連れ去られたその死体。
ルーラとその背後にある、組織の影、と、材料がふんだんにまかれました。
ちゃんと原作がありますので、回収はされるでしょうから、この謎の高まりには、戦慄的興味を覚えてしまいます。
あの発芽とか、少女たちに宿ったかもしれない力、そして命の蘇生、という題材ですから、SF仕立てにはなるんでしょうけど、日常描写と現実描写が実に巧みに挿入されてますので、そういう感覚があんまりわきませんね。
今後この生活が少しずつ浸蝕され、破壊されることが予想されるんですが、そこでどういう風に、このSF素材をからめていくのか、興味がひかれるところです。
判明したリィズの死・・・4人はそこに居合わせて殺されたわけですから、特別に選ばれた、ってことではないようですね。
夜になると動悸が激しくなって寝られなくなる、っていうのも、彼女達の特質がそうさせているのか、単に緊張でそうなってしまったのか、たぶん前者だと思いますが、どういう風に変成しているんでしょう。
ここら辺も、鑑賞にはつらい画風ではありますが、楽しみなところですね。
趣味的には、秘密結社をしっかりと絵外ほしいです。
ルーラの背後にあるのが結社だとして、ですけど。
今回、ラストの歌が消えてましたけど、毎回やるわけじゃなかったんですね。
まぁ、ラストを歌で占める、ってことになると、語る上でいろいろと制約が出てくるでしょうから、仕方ないとは思いますが。
一方、スクリーミング・クイーンの方は順調に継続中で、この作品の魅力と言いますか、見所(聞きどころ?)の一つとして考えていいようになってきてますなぁ。
こんなに毎回毎回、キャーキャーヒィーヒィー若い女の声で叫びまくってくれるのは、ある意味嬉しかったり。(笑)
ということで、話はまだネタの仕込みが延々と続いてる感じですが、飽きさせない見せ方ですので、次回に興味が繋がります。
今回みたいに、適度に絵のアクを抜いてくれると嬉しいんですけどねぇ。(^_^;
http://d.hatena.ne.jp/Nachbar/20061023
テーマ:RED GARDEN - ジャンル:アニメ・コミック