前回までのシリアスで暗い、しかし「水晶の夜」のように怜悧なお話からうってかわって、テンポが小気味よい、裏社会のブラックコメディ。
いやぁ、ジェインもエッダも最高です。(^_^)
おまけに、第1シーズンラストで大活躍のシェンホアねーさんも出てくねるわ、謎の解体屋の女も出てくるわで、暗黒世界・百花繚乱、て感じです。(^_^;
クーラーがブッこわれた、酷暑の東南アジアでイラついてるところに流れこんでくる、やっかいごと。
ブチ切れエッダとレヴィが、よろしいですなぁ。
教会の扉を境にしての銃撃戦もさることながら、ジェインを追い返す際の、エッダの神様休業発言も笑わせていただきました。
そして、助かったはずの、インド系技術者ジェインのとうとうと話す、ニセ札つくりのペダントリー。
あー、冒頭のオペレイター君、手を打たれただけだったんですね、もう射殺かと思ってました。(^_^;
正直、あのペダントリ、もう少し聞いていたかったんですが、インクと紙質まではやってたんですが、ホノグラムと、偏光エッジについて語られる前に終ってしまいました、ちょっと残念。(笑)
10年くらい前までは、ラジオライフなんかで、ごく普通に、ニセ札印刷の記事が載ってたことを思いますと、この10年で、紙幣の印刷技術は格段に向上しました。
最近は、コインを偽造する方が簡単、なんて話も聞きますが・・・。
まぁ、そんなインド系ねーちゃんのペダントリ、それにますますイラつく、エッダとレヴィ、ここいらも漫画チックで面白かったですな。
このインド系、教会に来たときも、いきなりぱんつ丸出しでひっくりかえってくれましたし、ルックスは可愛いしで、なかなか良い感じでした。

顔、映ってませんが・・・。(^_^;
さて、エッダのたくらみ、それにフロリダマフィアが雇いこんだ、裏家業のプロたちが交錯する後半。
シェンホアが再登場で、例の「アル、アル」しゃべりを披露しながら、仲間を仕切ってましたけど、同業者の間でもよく顔の知られていなかった、人間解体屋の「葬儀屋・ソーヤー」の、もう殺人快楽者にしか見えない、異様な目、とか、この街の異様な裏家業がおがめて、なかなか見事な場面でした。
キャラ描出の個性が冴え渡りますなぁ。
作画、3文字シフトでしたけど、マッドハウスは他のスタジオと違って、かなり早い段階から、半島、大陸のスタジオを調教してきたということもありまして、崩れとかはほとんど感じませんでした。
この話をここにもってきた、ってことは、日本の組長さん達の抗争話は、ラスト、もしくはラスト近くかな?
テーマ:BLACK LAGOON - ジャンル:アニメ・コミック