「殺せ」が「Töten Sie」ですか・・・。
外国の軍隊用語って、日本の漫画、アニメでだと、圧倒的にドイツ語が使われるみたいですね、ちょっと複雑な気分です。
近代軍事科学におけるドイツの果たした役割、とりわけ20世紀前半の技術の進展を考えると、ある程度仕方ないとは思うのですが、ゲルマニストのはしくれとしては、なんか嫌な感じです。(ゲルマニストっつっても、理博だけどね(笑))
まぁ、そういう点で、やや個人的にひっかかりを感じはするものの、今回も概ね良い話。作画もほぼ戻ったみたいですし、いよいよ、アンチタンクトルーパー(これは英語由来なんだけどなぁ)の話へと進むみたいです。
装甲がどうとか、絶対ゼロ距離射撃とか、13ミリ隊戦車拳銃がどうとか、いろいろでてきたみたいですが、作者さまの「軍事考証無用」の考えを尊重して、深くは考えないことにします。
たぶん、上のドイツ語とか英語の件も、作者さまの「歴史考証無用」に抵触するので、あんまり言うべきではないんでしようけど。(^_^;
つうわけで、単純に物語の面白さにだけ感想の記録を残していきます。
戦争の悪夢から、ちゃんとしたところで寝られなくなっているオーランド伍長の、神経を病んだ様子が淡々と描写されてまして、痛々しさが伝わってくるところですなぁ。
でも、肉食動物の猫は血のにおいがすると、返って近寄ってきそうな気がするんですが、これはどうなんでしょ。うちにも猫を室内飼いしてますが、人の血で反応を見たことがないので、なんとも・・・ですが。
今回、アリス少尉の出番がかなり少なく、メインはオーランド・・・というより、今回に関しては、マーチス准尉かな。
コルツ博士のもとで聞いた「実用化されなかった」対戦車兵器。
そしてハンクス大尉のもとで聞いた、「存在しない」9で始まる部隊。
「Invisible 9」・・・第1話のサブタイでしたけど、ここで改めて出てきました。
いろいろ背後で、黒い影の暗躍がありそうです。
冒頭で言っていた、「実験の続きだ、901の坊や」・・・これ、たぶん伍長のことなんでしょう。
・・・で、言っているのは?
けっこううまいタイミングで謎を仕込んできているみたいですので、次回以降が楽しみです。
ところで、夢に出てくるくらいですから、伍長はもうアリス少尉にメロメロなんですね?
戦時下ではないわけですから、こっちの方も発展して欲しいのですが。(^_^;
テーマ:パンプキン・シザーズ - ジャンル:アニメ・コミック