気が付くと、斗貴子さんちの宿。
エロ妄想にふけるカズキと、年上は好きか?・・・と軽くジャブを繰り出す斗貴子さん。よろしいですなぁ。
ちゃんと前回の「エロスはほどとほどに」と繋がってくる後半のネタともども、なかなか心ひかれるところでありますな。(^_^)
ここういうさりげない悦痴さも、本作の魅力です。
野良犬モードの斗貴子さん、激しく良かったです。(笑)

さて、蝶野攻爵の発見と、最後のホムンクルス鷲尾との対決。
連載終了後、「力及ばず」の弁を残した原作者さまでしたけど、その結果はともかく、意気込みだけは十分に伝わってくる本作で、このアニメ化でも原作部分からの汲み上げがストレートなときはその本来の面白さ、仕込みが現れてきているように思います。
死から逃れるために、もっと多くの死を引き寄せてしまう、病弱の青年との戦い。
けっこうシビアな戦いをつきつけてくれますけど、こういう逃げ場を失っている相手との戦いって、剣心のときもけっこうやってましたから、この人の持ち味なんでしょう。
良い方向に作用してますしね。
対鷲尾戦は次回持ち越しなので、この蝶野についてもう少し。
ところどころにギャグ顔が出てくるのは、原作を取り込んでのことなんでしょうけど、原作のセンスやテンポのよさは剣心のときと変わってないのに、アニメ作品としてみたらすごく差があるように感じてしまうのは、やはりアニメスタッフの差、なんでしょうなぁ。もちろん、2クールっていう時間的制限もあるんでしょうけど。
蝶野の絶望感、紙媒体だとよく出てたんですが、アニメだと、ときどきはさまれるギャグがけっこう足ひっぱってる感じがしてしまうので、そういったあたりも、ややギクシャクしてる印象です。
一筆入魂とか、変態よばわりとかは、面白かったんですけどねぇ。。。
次回、斗貴子さんのピンチはあるのかなぁ。ドキドキ。(^_^;