ロリネリアとロリフェミアの回想シーンで、クラクラ・・・。
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もういろんなところで祭状態になってましたんで、とりあげるとすごく逆に月並な感なきにしもあらず、だったんですが、これとりあげんでどうしますか、っていうことで、やっぱりイの一番の上げておきます。
いやぁ、コーネリアにもこんなかーいー時代があったんですなぁ。
ユーフェミアの方はそれなりにかーいく成長してるのに、コーネリアのあの冷たい成長ぶりはなんと申しましょうか。まぁ、そこがコーネリアの魅力だったりする、っていうのは間違いないんですけどね。
それにしてもこのユーフェミアの愛らしさ、あどけなさは、犯罪級ですなぁ、破壊力ありすぎ。
今回、シノプシスはいつもの同時進行ストーリィを採用してて、しかもそれがしっかりとこなせてる上に、物語の大筋と有機的にからんできてましたし、ルルーシュ、c.c.、カレン、レミイ、ニーナ、スザク、そしてユーフェミアと、各人各人の個性もしっかり描き出されてましたし、ルルーシュの「正義の味方だ」発言とか、日本解放戦線の日本軍を嘲弄したようなボケた面白さもあったりして、つっこみどころまでちゃんと用意してくれている気の利いた演出だったんですが、この姉妹の回想シーンがあまりに強烈でしたので、どこかへブッとんでしまいましたがな。いやー、まいったまいった。(笑)
まぁ、これにばかり感動していても仕方ないのでも、その他の部分も拾っていきます。
まずこれに関連して、対称的な幼年期。
ルルーシュとナナリーは幼くして母を亡くし、里子同然で出されてしまい、ナナリーは二重の不具を身におってしまいます。
一方コーネリアとユーフェミアの、美しい容姿、恐らく周囲の愛に包まれた、恵まれた幸福な幼年時代。
ルルーシュとナナリーが同母であったように、コーネリアとユーフェミアも、ルルーシュ達とは別腹の同母だったのでしょう。
恐らく年齢的にはほぼ同じ頃を反映していると思います。時間軸はずれてるかもしれませんが。
それぞれが2人ずつ、っていうのも、この対称を見事に示唆してくれていたようです。
となると、この2人の幸福そうで愛らしい思い出もそれなりに深い意味をもってきそうで、単なる視聴者サーヴィスという域は越えているでしょう。なかなかこういったところの仕掛けも心憎いところです。
全体のシノプシスとしては、テロリストの人質となったシャーリィ達と、身分を知られることなく人質の一人となってしまっていたユーフェミア。
その事実を把握しているコーネリアとその側近。
私兵を組織するべく暗躍の途中にこのニュースを知ったゼロ(ルルーシュ)とカレン達。
それぞれ思惑は違うものの、待機させられていたスザクとロイド。
今回はただニュースを見ているだけでしたが、胸に何か含むところのあったc.c.。。
さらに、それを別の観点から迫ろうとしているブリタニアの気骨ある報道マン。
この6つが同時に進行し、そしてある結果へと繋がっていく話は、1話でまとめてしまうには、ちょっと苦しいところもありましたけど、エンターテインメントとしてはわかりやすくできていたと思います。
一応、主筋であろう、ゼロの行動。
ベースとなるであろうキャビンカーの調達。ギアスの力、ってことなんでしよう。ここいらへん、便利な設定というか、うまくつかってますな。
その中で交わされるレジスタンスとの会話。
この連中を私兵にする、っていうのは、かなり無理があるように思うんですがねぇ、組織戦闘の訓練は受けていないし、先の包囲戦の失敗で、ゼロに対して不信感をもっている人間もいるでしょう。早晩破綻しそうです。
前回の組織戦闘での敗北から、ゼロと結ぶのはあのガサラキ西田さんチックなアナクロ軍人クラブだと思ってたんですが、連中もまだ動いていないところをみると、まだまだゼロと結ぶ可能性はありそうです。
つうか、そっちと組んだほうが物語的にも面白くなりそうなんですけどね。
それと、ルルーシュの「正義の味方だ」発言・・・、あれって笑うところだったんでしょうか。聞いた瞬間、噴いちゃったんですけどねえ。
ラストの恥ずかしいお披露目見てますと、必ずしもギャグでやったのではなさそうですし。よくわかりません。(^_^;
脇筋を何本も走らせたために、ゼロ対コーネリアの心理戦がちょっと強引だったのも少し残念だったところです。
人質さんチームでは、ニーナがイレヴンを異常に恐がって、事態を悪化させかけてました。
なにやらニーナ側にイレヴンを恐がるトラウマのようなものがありそうでしたけど、これは別段そういう設定をしなくても、とは思ったところ。
ごく普通の市井の人が、政府から与えられた普通の情報でイレヴンに対して恐怖心を持っていく、っていう方が、社会性というか、社会心理の描出になったと思うからです。
トラウマにしてしまうと、個人の経験で終ってしまいますからねぇ、こういう作品にはそういう社会心理の代弁者みたいな存在がほしかったところでしたので。
テロリストたる日本解放戦線。
アナクロ感と民族系の演出、っていうのはよーくわかるんですが、コマンドパネルに漢字がパラパラ出てくるのを見ると、サクラ大戦を思い出してしまって、困ります。(^_^;
これも視覚的効果、っていう意味では成功しているとは思うのですが、旧帝国軍人を暗示するような服装よりも、せめて自衛隊の制服をベースにしてほしかったなぁ、と思ってしまったところです。まぁ、それにはいろいろと別の問題が出てきそうだ、っていうのはあるんですけどね。
ニーナの危機に自ら名乗りをあげるユーフェミア。
そのせいで、ゼロと対面することになってしまいますが・・・、あれ勘付いた、ってとるべきですよね。
ルルーシュ、かなりナルちゃんなところがあって、うまく行くとペラペラしゃべりすぎ。(笑)
それとも、破滅願望みたいなのもあるのかしらん。
あとねー、時代設定が不定なんで推測の域は出ないんですが、あのホテルの構造、ちょっとおかしいんでないかい?
ああいう高層建築って、外壁へもかなり負荷が分散するように作られているはずで、真中が落ちて、建物の全体が沈下する、っていうのは、かなり無理があると思うんですが。まぁ、そういう構造だから、っていわれたらそれまでなんですが。
さて、テレビ観戦組、その第一はc.c.。
今回もまた誰かと話しているかのごとくブツブツとやってましたが・・・。
こうなると、別人格がいるんでしょうね、少なくともひとりごととかではなさそうです。
ナナリーはどうなんでしょう、生徒会メンバーがつかまっていたことは、シャーリィの父がテレビに映ってましたので知っているでしょうが、スザクが地下道をつっこんだこと、ゼロが兄だということ・・・普通に考えたら知る由もないんでしょうけど・・・。
そして最後にスザク&ロイド。
キャラの奥行きっていう点では、このロイドが一番興味わきますね。
今まで自身の製作能力にかなりの自信と、唯物論的な観察眼を有し、スザクをパーツのように見、しかもそれを隠そうともせず、その前提を相手に理解させた上で自分の研究を通そうとする、そういう一面が強く出てました。
今回、も最初、「囮になってこいってさ」と言ってスザクを送り出しながら、ランスロットが危機になるや「戻れ枢木准尉」なんて言ってしまうところとか、けっこう内面には「個」というものに対する情熱っぽいものも感じさせてくれました。
人物像としてみた場合、ルルーシュ、c.c.の次に奥行きを感じさせてくれます。
というわけで、強烈な萌えどころを一発かましながら、そこそこ面白いストーリィ展開を見せて頂きました。
次回・・・総集編。(^_^;
なんか現場、すさまじくヤバそうなんですが、やっぱり上の方の無能ぶりの悪影響がチラチラ出始めたってことかなぁ。。。
テーマ:コードギアス 反逆のルルーシュ - ジャンル:アニメ・コミック
今回初めてTBさせていただいたのでコメントにきました!
それからリンクも貼らせてもらいたいのでお願いいたしますv
どうぞ宜しくお願いいたします!
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こちらこそ今後ともよろしくです。