修羅場、来ました。(^_^)
美少女ものの三角関係(ハーレム系は除く)っていうと、ここをうまく魅力的に見せられるかどうか、なんですよね、まぁ、それが難しいわけですが。
一番無難なのは「良いお友達でいましょう」で強引にまとめてしまうことですが、これだと各キャラのファンからは大きな批判は起こらないし、なんとなく表面上はきれいにまとめることができます。
ただ、それっていかにも古いですし、ご都合主義があまりにロコツなので、恋愛ものの疑似体験感が希薄になる、っていう欠点はあります。
恋愛もの三角関係で男性的視点による解決方法、っていうのは、大なり小なりご都合主義になるのは仕方ないんですが、それも程度問題で、誰も傷つきませんでした式ってのはさすがにもう受け入れられなくなってるんじゃないか、と思います。
そうすると、ギャグ落ちとかは除くと、やはりこの修羅場のシーンをどう描くか、によってくると思うんですよね。
そうなると、修羅場の描写って、まだそれほど確定した処方があるわけではないので、賛否両論になるわけなんですが、そこは鑑賞者の好みで言ってしまっていいと思います。
私の好みで言うと、去年のShuffle!に代表されるように、恋心が暴走してしまうようなものの方が、それだけ真剣さが伝わってくるので好きだったりします。
ということで、前置きが長くなりましたけど、今回のBパートの、霧乃と莉子のやりとりはけっこう好みでした。
莉子、帰宅→霧乃に春彦とデキちゃったことを知らせる。
霧乃→一度は祝福する。でも心の奥底では諦められない。
莉子→ギフトを使ったことを春彦に告げる。(既出)
春彦→霧乃に莉子が昔ギフトを使ったことを伝える。→霧乃ショック。
そしてここで語られる、霧乃と莉子の昔の約束。
それを踏みにじった形になった莉子。しかも結果として、霧乃の心をも裏切った形になる。
莉子→黒い情熱に襲われ、退出。
莉子→別れ際に捨てゼリフ。「私にはまだギフトが残っている」
・・・ドロドロしている面もあるんですが、この両者の立場、心理があますところなく描写されてて、すこぶる面白かったです。
いままでけっこうブーたれてて、どっちかっていうと文句の方が多かったですけど、今回のこの3角関係へとつなかっていっていることを思うと、見直した!・・・というところです。
まぁ、去年のシャッフルのカラ鍋カラカラの凄まじさには届きませんが情念の黒さがうすい分、プロットとしての整合性は勝っていると思います。
そんなわけで、とっても楽しめた、この第9話でした。
とはいっても、青少年むけアニメでしょうから、やはりどこか都合のいい落としどころでハッピーエンドにはなると思いますが、こういう緊迫感を間にはさんでいれば、作品としては、かなり良いものになっていく、とは思います。
まぁ、それすらも、D.C.からの引継ぎ、と見れなくもないですけどね。(^_^;
さて、莉子は使ってしまい、霧乃には残されているギフト、これが今後のポイントですね。
ギフトの能力でどこまでできるのかわかりませんが、あのラストの捨てゼリフはなかなか良かったです。
ただ、常識的には、攻撃したり奪ったりしたりではなく、祝福するために使っておしまい、ってことになりそうですけどね。














