うっひゃー、すごい密度の濃い回でしたな。
前半がナイトメアを主体としたメカ機動戦。後半が、c.c.の特殊能力がスザクとルルーシュに見せたイマージュ、そしてルルシュとc.c.のラブニラブバカップルふり。
もう失禁してしまいそうなくらい、しびれっぱなしでございました。(^_^)

まず前半、ナイトメア同士の機動戦闘。
動きが速かったので、ちょっと目で追いきれないところがあったくらいですが、それくらい今回の動画はすごかったですな。
まず敵を寸断した後、混乱に乗じてタマをとりにいくルルーシュ一味。親衛隊との交戦はちょっと押し戻されそうになりましたが、うまいタイミングで日本解放戦線がやってきて、それを利用。
かくして、コーネリアのグロースターvs紅蓮弐式。
今までのナイトメアが紅蓮弐式の輻射波動を食らってそのままオダブツだったのに対して、「ただのブライ改ではないな?」と直感して、接触武器につかまると見るや、腕ごとリリースして振動波及の回避。さすがは親玉、見事な危機管理能力です。
この辺も足場が平らではないことの描写も適宜入れてたりして凄かったんですが、グロースターがほぼ戦闘能力を喪失したところへ現れたランスロットとの戦いがこれまたしびれるデキ。
動画が速すぎてちょっと目で追いきれなかったんですが、たぶん今の若い人ならこれくらいは平気なんでしよう。
それくらい動画が立体的に動いておりました。しかも決して見にくいわけでもなく、こけおどしのクローズアップを多用していたわけでもありませんでしたしね。
とにかく、最近はやりの無重力ロボットアニメと違って、所有する兵器の数は少なく使い方もいたってシンプル、にもかかわらずその組み合わせの妙味たるや、舌をまかされっぱなしでした。
一方のギルフォードと藤堂揮下のナイトメア戦もそこそこ面白かったんですが、日本開放戦線の「四聖剣」とか「斬撃包囲陣」とか「旋風活殺自在陣」とか、厨坊丸出しのネーミングに爆笑。
藤堂もそうですが、こいつら見てると戦争には負けるよなぁ、と思ってしまったのでありました。(笑)
だいたい、スタイルにこだわった軍隊が戦争に勝ったためしはほとんどありません。少なくとも20世紀以降は。
こんな連中は、せっせとコマにしてこき使ってやってほしいものだ、と思ってしまった次第。まぁ、スタイルにこだわる連中っていうのは、かなり扱いやすいと思うんですが、ルルーシュもそれに輪をかけてプライド高いし、ナルちゃんだからなぁ、ちょっとしんどいかな?(^_^;
四聖剣に女性がいるっぽいのが、ちょっとポイントでしたが。
それに対して、やっぱりステキなロイドたん。
「その矛盾がいつかキミを殺すよ」・・・出撃直前のパイロットにホントのことをズケズケ言っちゃう神経に乾杯です。
根っからのエンジニアなんだろうなぁ。
そんなロイドにつっこみを入れるコミカルなセシルさん。わかってあげなくちゃダメですよ、こういう人が一番真理に近いんだから。(^_^)
さて、そんな鉄と鉄がぶつかる火花の戦闘の中にあってひきたつ、コクピットの中のカレン。
相変わらずエロい肢体で、こっちの方でも大満足でありました。(^_^;
ヘソが見えたり背中が見えたり。
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デカい胸は上衣のベルトにはおさまりきらず。

しかもボディラインを強調するかのごとき描写で、なかなかの満足度でございました。
戦ってるときの修羅の形相と、戦い終わってゼロを心配するときの表情のように、メリハリもついてましたしね。
あとはユフィかな。
どうにもならないけど、撤退もダメ-、と、錯乱しちゃうとことか、スザクの唇の動きで、ハッとして出撃を認めちゃうところとか、こんなのが指揮官の一翼で大丈夫かい、とかっていうつっこみは、この可愛いらしさの前に、全て許しちゃうのでありますよ。

さて、後半の萌え萌えな、ルルーシュとc.c.たん。
まずランスロットに追い詰められて、どピンチのルルーシュ。
そこへc.c.がフラリと現れて手品のようなイマージュ攻撃をしかけてましたけど、あの中の映像って、過去であると同時に、今後の見取り図のようなところがありました。

枢木神社とか、スザクの父(ということは元総理?)らしき人物との会話とか、人の群れとか。あの白地の人の群れって、なんとなく原爆のイメージでしたね。
そして、c.c.の根幹にまつわる名前のこととか、c.c.と同じ紋章を額にもつ、ハニワ幻人みたいな少女たちとか。
今回はイメージだけでしたので、今後出てくるであろう話の上への投影として意識しておきたいところです。
そして洞窟のお話、といってもプラトンではありませんが。
「一度しかいわないぞ、ありがとう」という男ツンデレのルルーシュに、「始めて感謝された」といって涙を流すc.c.のベッタベタな展開。
しかもさらに、
「では、お礼を返してもらおうか」
「もう一度呼べ、先ほどのように」
「一度だけだ・・・大切に、優しく心を込めてな」
と真の名前を呼ぶことを強要するあたり、なんかもうゾクゾクきてしまったでございますよ、いやはやなんとも。(^_^)
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カレンにしっかりとその姿を見られてましたけど・・・案外あっさりと姿をさらしましたね、今後学校生活に入ってからの接触に対する前フリなんでしょうか。
ゼロに「仲間だ」と紹介されてムッとした顔になるカレンもなかなかよかったですな。
素顔も知らないゼロなので嫉妬しているとかではなく、「こんなに心配してやってたのに、てめーは女といちゃついてたのかよ」ってところでしょうか。(^_^;
最後に2つ、c.c.のイメージ攻撃で暴走状態になってしまったスザクと、しつこく生きてたオレンジ君。
なんか片目がつぶれてるっぽかったですが、気になるのは、彼を見つけたトラックの方。
あれ、第1話でc.c.を運搬していた研究所のものに酷似していたんですが、関係あるのかなぁ。
ジェレミア卿がc.c.の研究所で、c.c.並みの特殊能力を携えて現場復帰・・・とかっていうのは、ちょっと妄想がすぎますかね?
次回、キョウトからの使者。
東都で戦いがあって、京都の特殊技術メーカーが新兵器をもたらす、っていう展開だと、プラレス3四郎を連想してしまいますが、はたして。
テーマ:コードギアス 反逆のルルーシュ - ジャンル:アニメ・コミック