これも入院中の分をズラーッと見たんですが、この第8話より、前回の第7話が抜群に良かったです。
つうか、テーガンのキャスティングが藤田淑子さんで、もうびっくりするやら感動するやら。(^_^;
遊星仮面のピーター少年やらどろろの主題歌やらのあたりから始まって、まさにテレビアニメ黎明期の頃から途切れることなく第一線で活躍されてまして、どの作品を取り上げるかで、その世代をも反映してくれそうなんですが、こ10年くらいですと主役ではありませんでしたけど『アウトロースター』のヒルダ役の印象が強烈でして、藤田さんのヒルダのおかげてこの作品のグレードがかなり上がったとさえ思ってしまうほどでした。
第7話のテーガンも、まさに「魔女」そのものとしか思えない低く、ブキミで、それでいてどこか艶を隠し秘めているような声と演技で、もうビリビリに痺れてしまったでございますよ。
『アウトロースター』で共演の川澄さんがその後第1戦の道を進んでいかれたように、高垣さんも今後メジャーになってほしいところですね。
テーガンは前回のラストで復活してましたし、今後も出てきていただけることを期待しています。
それと、触れとかくてはならない、第6話のジャスミンのおフロ。(笑)
ジャスミンのぺったんこの胸に代表されるように、本作ではそういうお色気のシーンには極力踏み込まない方針のようですので、ほんとに一瞬だけでしたけど、肩から二の腕にかけての肌の盛り上がりといいますか、若さにはちきれんばかりの肉付きといいますか、そういったものはちゃんと描いてくれてたようですので、この作品としていはよくがんばってくれたのではないでしょうか。(^_^)
つうことで、記念ハリコ。(笑)
今回の第8話では、ここまでのものはなかったですなぁ。
相変わらず、キャラ絵のパートはすばらしく良かったんですけどね。(^_^)
ストーリィがらみとしても、トムの如くひと癖ふた癖ありそうなキャラの表情とか、マジックアイテムの仕入れやら、作画陣はけっこうがんばってくれていて、鑑賞効果はすこぶる高いと思います。
ただ、以前のなぞなぞ巨人の話とか、今回の割り算の話とか、妙に教育臭が鼻につくのが少しひっかかるところでもありますね。
まぁ、そういうところが、過剰なまでに潔癖症な法展開をやっている豪州っぽいところではありますけども。
あと、ナレーションの絶対量がふえてきているのも気になるところで、もう少しドラマでストーリィを語ってほしいところです。せっかく優秀な作画陣なんですから。
というわけで、テーガン以降のつなぎの話と言いますか、第3の宝石探求の序章みたいなところがあって、次回への布石の意味のほうが強かったので、今回はこの辺で。