土曜日はいろいろと忙しいのでビデオで見ました。
そのせいか、視聴前に、次作品のダブルオーのことを知ってしまって、ちょっと集中できませんでした。(^_^;
まぁ、その件については後に書くとして、本編。
シロエの成長とそれを阻害するドラマ・・・でしたが、やっぱり今回も、今日のSF視点で見ると怪しい部分がかなりあったのですが、それはともかく、あそこまで攻撃的な態度を取られてもなお、シロエをかばおうとするキースが優しいというか可愛いというか可哀想というか・・・。
まぁ、ゼオライマー風に言うと、ファジーシステムによる擬似感情と、後天的好奇心プログラム、ってことかもしれませんが。(^_^;
洗脳システムについては、オウム事件のはるか昔なんで、暴力的な洗脳システムについてはまだあまり知られてなかったと思いますが、50年代から60年代にかけて主に英米で量産されてた破滅SFなんかでの洗脳、意識の共有等はもう知識としてあったはずですから、あの成人検査は、当時としてもちょっと古かったような記憶があります。
ただ、そういった最新のSF状況を追尾するのではなく、今回終幕間際何描かれていた、「おとなへのステップ」「幼年期への郷愁」あるいはもっとつっこんだ青春時代そのものの大切さ、そういったものを表現するためだったと思いますので、あえてやや古臭い手法で臨んだのでしよう。
けっこう生き急がされてるような時代でしたからね、70年代後半って。
そんなわけで、今の視点での批判はあまりしたくはありません。指摘とかはしておきたいですが。(^_^;
次回予告のところで、竹宮さんのイラストがチラッと移ってましたけど・・・女性なのに画風がそれほど変化しませんねぇ、昔のままのタッチをかなり維持してくれていて、個人的には嬉しいです。・・・応募とかはしませんが。(笑)
女性作家の画風って、劣化の方向で変化することが多いので、こういうセンスをヴィヴィッドに保ってくれている、っていうのは、それだけで嬉しくなってしまうところです。
さて、7月10日から始まるらしい次回作品がCMで流れて、HPも立ち上がったようですが。。。
正直、またガンダムか、とかなり食傷気分ですが、高河ゆんキャラデなら、それ目当てに見るかなぁ、っていう気はかなりしているところ。
『BLOOD+』からこっち、ヲタ向けというよりカルト向けの作品が続いてましたので、そろそろ金になりそうな作品を、ってことなんでしょうかね、ハガレンの水島監督、黒田脚本、高河キャラデと、かなりの意思表示を感じてしまったところ。(^_^;
まぁ、たとえ釣りでも自分の趣味にあってたら、あえて釣られてみよう、とは思ってるところです。(笑)