つばき虜囚の回じゃあ、と、不埒な妄想でいっぱいになりながら見ていましたら、とんでもない超展開に吃驚しました。
つばきのシーンはほんの数カットでしたけど、アイキャッチにもしっかり使われてましたし、今回の作画陣のリキの入りようが半端じゃなかったので、色気分はかなり薄かったにも関わらず、熱い血のたぎりを感じてしまいました。
ロボットアニメ、ってこうあるべきですよね、と強く実感した次第。
運動性能っていう観点から言っても、背中にゴテゴテ武器を背負ってるのに、体操選手みたいな動きしてるロボットものって、多すぎますからなぁ、まぁ、作品名はトゲがあるのでかきませんが。(^_^;
ビッグシューターが使えなくなって、ほとんど単身に近い状態で乗り込むジーグ、しかし心を通わせた破瑠覇と驚異の合体。
パーツを取り替えて合体する、っていう本作の魅力がついにここまで進化してきた感じで、割とデザイン的には月並だったんですが、見ていて爽快感の溢れるシーン。
加えて、戦闘モードに入ったときの剣児の悪魔的な顔貌、凄惨な迫力も出てましたし、もう最初からバリバリ引きずりこまれていきました。
それと、魔獣神・バルバ、破瑠覇って書くんですね、公式サイトを久しぶりに見て、やっと気づきました。(^_^;
巨大化する鏡と、語られる太古の神秘。
宇宙船ラングーンて・・・ビルマの前首都の旧名ですか?(笑)
太古の女性・ミヤヅ(宮津?)が実は剣児の母でした、ってことは、鏡は剣児の叔父さん、てことになりますね。
古代のスピリットを継承しているだけなのかも知れないので、血統的に、っていう意味ではないのかもしれませんが・・・。
現世人類の故郷が日本でした、っていう、どこかのファビョーン民族が聞いたら頭から湯気出して放火しまくりそうな展開でしたが、異星人オチにもっていってるわりに、そんなに奇異な感じがしなかったのは、ラングーンを始め、衣装デザイン等、古代風味を生かしたものになってるからなんでしょうね。
一応つばきは救出できたみたいでしたけど、妃魅禍のヤマタノオロチによって、、ビルドベースの首がとばされてしまいました。
なんか爺婆ともにおシャカになっちゃったようなラストでしたけど・・・、2人とも退場ですかい。ううむ、そうでないことを祈ってますが、あのシーン見る限り、退場ですよね。
司馬宙の方はついに回収したようでしたし、ラストあたりで新旧ジーグの共同戦闘とかって流れかな、もっとハデなことが用意されてるような気もしますが。
ともかく、1クールなのがたいへんもったいない、すばらしい凝集度の高い作品です。どういうシメを用意してくれているのか、ワクワクしながら待ってます。
ところで、つばきは今回寝たままでしたけど、あと1回くらいは色っぺー展開にしてくれること、これも切望する次第。(笑)