冒頭の殺戮シーン・・・好きなんですが、ちょっとどうかなぁ、この作品には。(^_^;
舞-HiME路線なら十分納得はできますけどね。
今回のテーマは信用、もしくは信頼ですか?
朔のだんなが、雪歩がなんらかの敵対行動をとっている、っていうことをほとんど確証に近いレベルでつかんでおきながら、所員にその情報を与えてなかったために、雪歩の進入を許し、iDOLをもっていかれる結果に。
今まで垣間見えてた、朔のだんなの、なんか敵じゃねーのか?・・・みたいな不審な挙動っていうのは、要するに全然MKJを信用してなかった、ってことなのかなぁ、とか思ってしまうシーンでした。
本部との交信シーンから見て、まだまだMKJの敵になる可能性はあるものの、一応組織の人間として動いている、ってところは見せてくれるんですが・・・正直、見ため以上に間抜け、って感じかなぁ。
間抜けといえば、メインフレームのセキュリティ。
なんかいろんなところで書かれてますけど、すでに一度進入を許しているのに、またまた進入を許す間抜けぶり。
メモリの中にバックドア型ウィルスが仕込まれていて、次のときのステップとしてのなにか条件づけの裏口・・・てあたりでしょうけど・・・その程度は見抜きましょう、朔のだんな。(笑)
つうか、一度汚染されたシステムをそのまま使ってた、ってことですか? うーむ・・・。
このネットワーク管理の甘さを見るに、この人技術畑とかの人ではなくて、人事とか開発とか、そういうところの出身なんでしょうかね。営業でもなさそうですし・・・。
で、そこへ進入してくる雪歩の度胸。
千早からの追加指示があって、と考えるのが妥当なんでしょうけど、ばれていない可能性をもってた、ってことなんですか。
確かに前回からのつなぎですと、約束を一回すっぽかしただけ、ってことなんでしょうけど、捜査の手が伸びてることを知らないわけでもないでしょうから、時間差でまだ大丈夫、とふんだのかな。
それとも、朔のだんながこっそり調べているつもりで、実は朔のだんな以上にこの男の性質を見切ってた、ってことかもね。
こういうことをいろいろと考えさせてくれる本作、人物の描写は含みもこめて奥が深いです。
千早の忠犬ぶりがムンムン漂っていた今回のラストも印象的。
でもたぶん千早の方は使い捨てのコマとしてしか見てないんだろうなぁ、っていうのも、妙にSMチックで心ひかれるところだったりします。(笑)
もちろん、千早が雪歩とただれた関係になってしまっても、もちろんそれはそれとして桶なのは言うまでもないことですが。
もうひとつ、ひっそりと進行している、インベルと春香の同調問題。
じょじょにインベルが春香から心離れていく・・・てことなんでしょう。
アイを千早に奪われてしまいましたけど、これは普通にインベルが千早を認めてしまう、っていうことへの伏線なんでしょうか。
あっさりと千早の言うことに従ってしまい、動揺する春香、ってあたりが期待できそうですので、こっちも注目しているところです。
「インベルの気持ちを代弁するなんて、なんて傲慢な」
千早のことば、意外と重くのしかかってきそうですなぁ。
真と伊織の因縁の対決・・・はあっさりと決着がつきました。
もってる情報量の差を考えたら当然の帰結かな。
伊織とネーブラの関係も、注目ポイントかも、です。
しばらくは破局の展開が続きそうなんで目が離せません。
テーマ:アイドルマスター XENOGLOSSIA - ジャンル:アニメ・コミック