『解』になってから、なんか書き忘れてましたけど、原作未読・未プレイ組です。
第2シリーズに入って、作画は見やすくなったものの、厄醒まし編では全然解になってないじゃん、つまんねーなー、って書きちらしてましたけど、この皆殺し編では、少しは解決に向かっているように見えるので、けっこうよくなってきた印象です。
ただまぁ「皆殺し編」ですから、解決の糸口はあっても、悲劇で終わるであろうことは予想つきますけどね。
奇しくも、羽入が言っていたように「希望が大きいほど、踏みにじられたときのショックは大きい」・・・てことになりそうではありますが。
もっとも第1シリーズから1話もかかさず見ている側からしますと、別に運命が回避できなくて悲惨な末路になってもかまわないから、投げ込まれた謎だけでも、暗示ではなくしっかりとした描写で解決なり締結をしてほしい、と思ってますので、結末の悲劇性自体はそれほど重視していません。
ということで、圭一だけでなく、メンバーの何人かに少しずつ今までの多次元世界の記憶が、断片ではありますが戻ってきた、ということでした。
この記憶が戻るっていうのがどういう意味か、そしてそのことによって、違う局面が可能なのか、それに加えて、そもそもこの世界観と殺人事件との整合性はどうなのか、そういうあたりまで踏み込んでくれると嬉しいですね。
今回は、鷹野さんの「にぱー」な崩れ顔があって、いい息抜きになってました。
そういや鷹野さんの顛末って、前シリーズでもほとんど語られてませんでしたよね、死体が見えないので、死んでるのかどうかすらもわからないぼかしようでしたし。
大石と魅音のちんちろりん勝負。
コクタンで作ったサイコロ・・・一瞬黒炭かと思ったんですが、黒檀でしょうね、たぶん。
立場の違いから犬猿の仲の2人・・・なんですが、今年はこういう組み合わせを見てますと、「社会の仕組みを教えてあげよーか」のお巡りさんと、「手入れじゃー、ガサ入れじゃー」の極道人魚娘を連想できますので、いいクッションになっておりました。(^_^)
こういう展開になってしまっているせいか、表情こそほとんど変わりませんでしたけど、なんとなく梨花の警護のにーちゃんたちも、人間として描かれていてたような感覚になりました。
とはいっても、ああいう引きですから、結局は違う方向に流れた運命のもと、惨劇は回避されずに・・・だと思いますが、最初にも書きましたように、解決の糸口というか、姿勢は見せてほしいものです。
テーマ:ひぐらしのなく頃に解 - ジャンル:アニメ・コミック