前世代のお話が、補完的にいろいろと語られましたけど・・・春香がほとんどなんの改造も特訓も受けずにあっさりとインベルに乗ってしまってた出だしから考えると、どうもよくわかりませんな。
いや、わからないこともないんですが、整合性といいますか、つながりが希薄な感じがしてるんですが・・・なんとかなるんですかね?
ともかく、前の世代としての、あずさ、千早が、iDOL用の人間パーツとして育成されてた、っていうことが語られた今回でした。
けっこうな情報量だったんですが、つながりがかなり不明瞭でしたので、それについてはもう少し進んでからにして、今回のお気に入り。
まずなんといっても、あずさと義父の不倫的交情。
一応血のつながりはないみたいなので、そっち系のヤバさはないものの、不倫系です、しかも博士殺されちゃいました、殺した奥さんニンマリです、みたいな状況が追加されて、ド゜ロドロの性的関係を連想させてくれました。
ロボットアニメだと思ってみたいる人にとってはきついんじゃないかなぁ、と思わなくもなかったり。
わたしゃ、不純百合系として認識してますので、こういう男汁が混ざってきても、むしろ「ウッシッシッ」だったりする方ではあるんですが。(^_^;
望むらくは、課長さんか朔さんが、亜美真美のどっちかか、あるいは整備のおねーちゃんとの年齢差超越の不倫に走ってくれるともっと嬉しいんですが、さすがにそれはないでしょうね。すみません。(^_^;
忠犬になってとっても幸せ・・・の雪歩。
こっちも倒錯趣味丸出しでよろしゅうございました。
そうかそうかー、縛られ、首輪をつけられ、飼いならされ、さげすまれるような目で命令されるのが大好きなのかー、雪歩、ええキャラじゃのう、と妄想丸出しで見入ってしまった冒頭でございました。
考えてみれば、MKJ基地にいるめとき、いつも眠たそうにしてたのは、命令し、拘束してくれる人がいなかったからなのですね。
ここまで徹底して、かつ自覚のあるM少女って、かなーり珍しい上に久しぶりなんじゃないでしょうか。うん、正直、ちょっと感動してます。(^_^)
この2人の「越えちゃった一線」に比べると、少し弱いのがヒッキー化春香と、無機物倒錯の千早さん。
ただ、千早の場合、「ここまで想い焦がれてようやく再会したのにっ」・・・インベルのメモリにはしっかり春香の記録が残ってて、千早に見つかったと知れるや、シッと消してしまうところなんか、古女房に、若い彼女との写メが見つかって動揺している中年オヤジみたいで、良かったですな。(笑)
メカまで若い女の方がいいのかー、ってので、最初の女房、しかも人生の大半をその男にささげてきたのがっ!・・・みたいな悲哀もあって、たまりません。
まぁ、こっちは変態的倒錯的というより、演歌的なただれた面白さ、なんでしょうなぁ。
春香のヒッキー化・・・とても主人公とは思えぬ行動がなかなかすばらしくて、あの鏡を裏返しにしてしまうところ、リアルすぎて、もうちびってしまいそうでした。(^_^;
前回ラストの思い込みの激しさ見ても、春香もけっこう体の中に、深い魔を飼っているようなところがありますね。
さて、次回はまだまだ迷妄の霧の中、みたいです。
でもこういう展開、大好き。(^_^)
本作は、ロボットアニメとしてではなく、ただれた人間関係の面白さを期待しているところです。