あー、なんか今回、けっこう穴があったような・・・。
もちろん全体水準としては依然として高いところにはあると思うんですが、ちょっと絵、話、両方にひっかかる点がいくつか。
まず、絵。
アオリとかディフォルメとかに妙な癖っ気があったので、「あれ・・・?」と思ってたら、作監が沼田さん。(笑)
まぁ、これはこれでありかなぁ、一応基本デザインの線は守ってくれてましたし、第1期ひぐらしや、ゾイドほど個性を押し出してたわけではありませんから。
ただ、かなり画風が違うので、けっこう目はひいてしまいますね。
基本的に、動きよりも、静止した情景で見せることが多い作品ですので、少しあってない気もしたところです。
話なんですが・・・。
確かにドイツにいると、普通に英語が通じますし、少なくとも留学にやってこよう、っていう人間なら、英語がほぼ母国語並みに堪能なことが多いですけど、ドイツ人にとっても英語は(日本人ほどではないにせよ)外国語だ、っていうのをもう少し理解してほしいですね。
「ホワイ?」「ジャパニーズ」「フード」・・・ここまで出しておいて、「ダンケ」は不自然でしょう。
「Warum?」「Japanisch(e)」「Speise」くらいは出してほしいものでした。文じゃなく、単語だったんですから。
それがダメなら無理にドイツ人にせずに、英国人で良かったんじゃないか、と思いますし。
つうことで、やや不満のある内容ではありましたけど、気に入ったところもいくつかありましたので、そこらへんをピックアップ。
まず、初恋、ということについて。
まさか千波美のことじゃないだろう、と思ってたら、ラストのあの動揺・・・千波美のことだったんですか?
「理系純愛学園コメディ」なんて銘打ってるくらいですから、理系少年がモテモテになる、っていうのはわからなくもないんですが、やっぱり光太郎には園美が似合ってると思うんですけどねぇ。。。
由真が前面に出てきてくれて、たいへん嬉しいのですが、その反面、圭子ちゃんがすっかり背景になってしまっているのは、ちょびっとさびしいです。
並びの位置から見ると、背が低くてアクティブな園美、天然メガネの千波美、黒髪ポニテの長身由真、という配列がかなりいいバランスですので、この3人メインでいってくれるのはたいへん嬉しいところではあるんですが、ときどきでいいので、圭子ちゃんも前に出してあげてほしいものです。
発電メカニズムについては、まださわりだけみたいでしたので、つっこみませんけど、空気伝導してる、っていうのはどう考えてるのかなぁ、とちょっと気にはなりました。
次回が色仕掛けで、次がお見合い。(^_^;