やはり人物枠を拡大して、しかも個々の戦闘を並列で処理してしまっているせいか、なかなか1話内で全部の展望ができなくなってますね。前回はティアナ、今回はフェイトとヴィータ、キャロ、エリオ、ルーテシア。
バトル構成の中でそれぞれ見せ場は用意されてるみたいですから、通しで見ている分にはさほど問題ないですけどね。
メンバー中、ほぼ無傷に近かったなのはさんからですが、ディエチの待ち伏せ攻撃は難なく突破。
ディエチ「こいつ、本当に人間か?」・・・おもわず 脳内で「めい★おーっ」の効果音が流れてしまったことは内緒です。(笑)
第8話のときにもうすうす感じてはいましたけど、ニコニコMADをかなり意識した発言に聞こえますなぁ。
そして到達した玉座には、ヴィヴィオと幻惑の使い手さん。
何かのプログラムが作動したような形になって、ヴィヴィオ、発現。
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なんか髪型がなのはさんと同じになってるんですが・・・これってなにかの含みなんでしょうか。
そしてお約束の巨乳化。
ほんとに巨乳が好きですなぁ、ここのスタッフは。
戦闘機人のあのコスチュームといい、設定が10年後になっている件といい、巨乳描写のため、としか思えなくなってくる潔さです。(^_^;
クアットロが邪悪モード全開だったのも、前からのひきつぎでしたけど、
「その悪魔じみた正義感」・・・ここもなんかキてるところがある良い発言でした。
この「人間か?」とか「悪魔」とか今後なにかの伏線かもしれませんけど、単体で取り出してみても、なのはの力と、クアットロの邪悪さが浮き彫りになってていた、すばらしい発言だったと思います。
すくなくとも、見ている側としては「おおー」となったところでしたし。
「やっぱりなぁ」・・・ていうのも少しありましたが。(^_^;
「さぁ、陛下、陛下のママをさらっていったこわーい悪魔が目の前にいますよ」・・・クアットロ本性全開モードみたいです。
今回、躊躇するディエチとか、ティアナを取り囲む3人の、名前覚えにくいーズとか、いろいろ個性を見せてくれてましたけど、ナンバーズとしてはクアットロの存在感、群を抜いてますなぁ。
ラストの結末、この戦闘機人たち、いったいどうなるんでしょうね。
一応常識的には、全員OSかDBかなんかを書き換えて、良い子になって仲間になる、みたいなのが予想されますが、そういうときに一番効果を発揮しそうなのが、このクアットロでしょう。
しかし、もう第4期、なんて話がチラホラ聞こえてきますけど、仮に4期になったら、すさまじい人数なんでしょうなぁ。
まぁ、今期も、アレフとかがほとんど出番なかったように、濃度の差でカバーできるとは思いますけど。
ティアナ戦が今回一番見れたところで、絶望的状況から、自身の持っている力を最大限に使い、地の利を利用し、そして破れた結界のスキといった条件を使って、形勢を挽回する姿。
まぁ、お約束っちゃあお約束なんでしょうが、こういうのが並列戦闘の醍醐味でもありますし、ここは素直に楽しめた、としておきたいところ。
スバル対ギンガ。
マッハキャリバーが暴走して形勢挽回。
ドラマとしては面白かったし、操作主の不足の事態に対するオペレーションともとれなくもなかったんですが、システムとしてどうよ、っていう気がかなり・・・。(^_^;
まぁ理系のセンスでないことは確かですかな。
ドリルとドリルが顔面のシールドを通して対峙する、っていうのは、なかなか熱いシーンですな、古典的ですけど。
キャラクター群像としては、レジアスの元に乗り込んだゼストと、そこへ向かうシグナムに通せんぼするアギトが良かったところ。
まずレジアス側。
ゼストを見てハッとするオーリス。「ゼストさん・・・?」
ゼスト殺害の事件当時ねその事件の近くにいたこと、ゼストとも知り合いであったことが一言で判明する良いシーンでした。
そして外では、シグナムとリインを行かせまいとするアギト。

ええ娘やねぇ。感動しちまっただよ。
ジンガイスキーとしては、ヴィータやリィンもいいんですが、この一連のゼストを思う行動で、アギト株、脳内急上昇です。
ドラマをつめこみすぎ、の感はかなりあるのですが、逆に詰め込むことによって、どこかで見所にはなっている、っていう効果もでてますね。
ただ、アギトの中の人、最終話収録の記事で「ゼストが死ぬ」ってネタバレしてたでしょ。
これってちょっとどうなんかなぁ、見ていてもうすうすそういう感じはわかってましたけど、それでもはっきりネタバレしてしまうのとは、ちょっと違うと思うだけに、そういうのは自粛してほしかったところです。
まぁ、このあたりですか。
ナカジマ姉妹の回想シーンは、作画がもちっとがんばってくれてたら、もっとよかったんですが。
その作監、3人のうちの一人とは言え、青嶋さんが参加してるんですよねぇ、なのにこのデキって、ちょっと納得いかないんですけど、やっぱり時間的にハードだったのかな・・・。
次回、今回省かれたフェイト関連へとフォーカスするもよう。
テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック