七恵さんの当番回・・・なんですが第6話に次いで2回目?
パイロットではありませんが、優遇されてますね、双子なんかまだ1回もないのに。(^_^;
故郷がちゃんと描かれたのも、音羽、可憐に続いて3人目ですから、待遇いいです。
とはいっても、ほとんど民宿感覚で展開する島でのささやかな生活、七恵の恋物語と、島の人たちの生活が少しだけ織り込まれてて、良いエピソードに仕上がってました。
特に、七恵の弟とガキむきだしで餌の奪い合いをするエリーゼが、一転して七恵の恋の相槌を理解してやるおとなっぽさと、その両面を見せてくれたところなんか、エリーゼの個性のふくらみが感じられたところでした。
箸にまだなじみがなくて、肉じゃががうまくつかめなくて、七恵の弟にとられてしまい、本気で怒るエリーゼ。(笑)

ドイツ人はリンゴも好きですが、じゃがいもも好きですからなぁ。
もっとも、調理方法とか味付けが全然違うので、日本の肉じゃがの味つけに対して喜ぶかどうかまでは知りませんが。
七恵の弟妹達にしてみても、金髪碧眼のエリーゼが一番目立つでしようし、ちょっかいだしたくてわざと、だったのかもしれませんし。
そのエリーゼが一転して七恵の恋の現場では気を利かせるおとなの対応。
攻龍に乗っていることを隠したい七恵が目配せで合図を送り、それを瞬時に察したエリーゼが「そうそう、学校の友達なんです」と口裏あわせてくれてました。
鈍な音羽は気づかずじまい。(笑)
おとなの対応、っていうより、感が鋭くて頭がいい、っていう側面だったのでしょう、このガキに対する態度と、七恵の目配せに的確に反応している態度とのギャップが大きかっただけにおもしろかったです。
各人物の個性に対する配慮って言うのは、よく目が届いていると思います。
七恵の目配せには反応できなかった音羽にしても、その後、ヒロくんに正体がばれてしまったときに言ったことば。
「隠していた七恵さんの気持ち、ちょっとだけわかってあげてください」・・・これもよかったですね、音羽が単なるボケ役ではなく、情を知ったらちゃんとその情を返せる機転がある、ということを示してくれたわけですから。
そしてこれは出撃前でしたけど、皆で仲良く温泉へ。

七恵のデカさは、それだけで1つのエピソード(第6話)になってしまったほどでしたけど、瑛花さんもリーダーだけあってなかなかのもんです。
瑛花さんの場合、ナノスキンでいつもボディラインをさらしてくれてますから、ありがたみ、という点では七恵さんの方になるんでしょうけどね。
その瑛花さん、ラストでエリーゼに「恋の虚勢」を張ってました。またこれが可愛いかったですな。
「恋愛経験くらいあるわよ」
「聞かせて聞かせて」
「ノーコメント」
「やっぱりないんだー」・・・エリーゼがわかった上でつっこみ入れてる、っていうのもよろしかったですな。
音羽や可憐ですと遠慮があるからここまでいえませんし、瑛花へのつっこみ役はエリーゼでなくっちゃ、ですよね。
というわけで、プライベート編にも近かったですけど、個性をしっかりと描いてくれてましたし、面白いエピソードでした。
次回はハプニング系・・・かな?
なんか公式のライナー読んでますと、かなり最初から計画されていたエピソードっぽいので、楽しみです。