関テレ組。激しく遅れてますが、面白いので、記録します。
ストーカーっつうより、ほとんどレイプされかかってた紫音ちゃん。

もう表情が濃すぎ。萌えます。(笑)
エロい表情の小学生です。こんなにエロい表情なら、過去の因縁とかなくても、普通にストーキングされちゃいそうですね。
加えて、OPからしつこく映る、絶対領域の太腿がクラクラくるくらいにまぶしく照り輝いてまして、もうたまりません。
将棋界ネタも面白いのですが、沼田デザインによるこの濃い絵も魅力満点ですばらしいですなぁ。一般にどこまで受けるのか、わかりませんけど。(^_^;
ともかく、全勝昇級で晴れて女流棋士となった紫音ちゃん。
将棋専門棋士は4段からプロですが、女流プロは2級からですね。
昨年度、関西期待の女流、里見香奈初段(当時1級)が、14歳でレディースオープントーナメントに出場し、初戦を勝ってあわや、というところまでいきかけたのが記憶に新しいところです。
そんなことを思いながら見てましたけど、4段と2級、というゴール地点が違うせいか、女流は中学でプロ、というのはけっこういたようです。
奨励会突破の将棋4段では、現在までのところ、中学生でプロになったのは、「神武以来」の加藤一二三、光速の寄せ・谷川浩治、初代七冠王・羽生善治、そして現竜王の渡辺明の4人だけ。
もっとも現在奨励会に、こういった記録を塗り替えそうな天才が東西に一人ずついますので、近い将来、5人目、6人目が誕生するかもしれません。
今回の見所。「優しい将棋」
「形づくり」を許すのが優しい将棋、と言ってましたけど・・・けっこう厳しいコトバですね。
TV棋戦でも一般棋戦でも、形づくりはけっこうあります。
それは棋譜の美学、みたいな点もあるので、必ずしも優しい将棋、というのではないと思うのですが、こう言い放つ歩の冷たさ、それを受けてしまう沙織の世間知らず、さらにそれを「やっと気づいたか」というような顔で認める羽仁名人、ちょっとらしくなかったですね。
やっぱりこういうのって、現行将棋界から離れてしまってるから言えるのかなぁ、という気もします。
ファンの立場からすると、やはり形づくりはしてほしいです。
対局というのは1人でするのではなくて、2人でしますし、当然のことながら相手の棋士にもファンはいるわけですから、大差がついたときにする形づくりは決して優しさとか弱さの象徴ではない、と思うんですけどね。
もちろん、斬るか斬られるかのギリギリの勝負になれば、そんなことは関係なくなりますが、それはそれで迫力のある棋譜になりますし。
あと、安岡八段が角落ちで勝てなくなったまので次は平手で、みたいなことを言ってました。
これときどき聞くんですけど、わたしゃまだプロの先生に角落ちで教えてもらえるレベルではないのでよくわからんのですが、香落ちをとばして一気に平手、っていうのはどうしてなんでしょうかね、それだけの力を認めてくれてる、ってことなんかな、とちょっと関係ないところで考えたりもしてしまいました。
歩の設定とか、紫音の過去とかがかなり突飛なので、異常な世界に見えてしまいますけど、けっこう昔の将棋名人物語なんか読むと、血で血を洗う戦い、っていうのはあったようなので、講談のような本作の展開は、それはそれでけっこうワクワクしているところだったりしているところです。
個人的に、実力名人制以降で心ひかれたのが、
・木村-神田の命を賭した戦中の名人戦。
・木村-升田のゴミ・ハエ論争。
・高野山の決戦
・名人位の箱根超え。大山時代の幕開け。
・升田の3冠、一敗地にまみれる大山。
・大山の復活。病に倒れる升田。
・天才・加藤一二三の挑戦。
・山田道美の集団研究。
・升田式石田流。
・若き太陽・中原の登場。
・・・この他、病に倒れる山田八段とか、詰め将棋の奥薗とか、もうドラマがつまってますからなぁ、将棋史は。
あ、なんかまた横道にそれましたけど、まいっか。どうせ遅れてますし。(^_^;
あと、失礼な記者が変な質問してましたけど、あれって原作者さんの怨念かなぁ。(笑)
みんな可愛いのに目がギラギラしてるところとか、とってもいいので、わたしゃこのアニメ版の方の絵にひかれています。
つうことで、次回もしっかり見ますよん。(^_^)