「11、私と一緒」と、11階のマンションへ戻ってくる雛子。
ところが誕生日だと言うのに、母親はおらず、翌日に帰ってくるから、という書置きがあるだけ。
佐菜が学生証を見て、そこに「10歳」と表示があったり、なかなか細かいことをしてました。
雛子の寂しさは、雛子自身の口からははっきりと言われませんでしたけど、この誕生日なのに母親すら仕事で戻ってこれなかった、というところにあったわけですね。
最後に「こんな楽しい誕生日は初めて」というコトバが、今までの孤独も含めて、すべて語ってくれているようでした。
ラストの佐菜への頬っぺへのチュ、も、印象としては好意というより感謝、みたいなシーンでした。
原作知らないから、実際はどうなのかわかりませんが。
・・・佐菜が驚いた、というより、なにか告白されたみたいな表情してましたので、ちょっと違うかも・・・ですけど。(^_^;
佐菜が喜ばせてあげよう、と連れ出した買い物ででも、さりげなく(・・・少なくとも佐菜はそのつつもりでしたが)修輔を呼び出してあげていたりと、けっこうな心使いを示してました。
つうか、修輔・・・そのホストみたいな格好はいったい。(笑)
でも、お子ちゃま雛子には、そういうホストっぽい修輔も「カッコいい」と映っていたようでした。
買い物へ行く途中の会話。
佐菜「女の子へのプレゼントを選んでほしいんだ」
雛子「菜々香さん? そんなわけてないよね、菜々香さんあんなに美人だし、あんたなんかに」
ズバズバ言ってくれます。痛快なくらいに。(^_^)

雛子「一見生意気な女の子ほど、中身はおコチャマなのよ」・・・自分のことを言われてるとも知らず、的確なアドバイス。(笑)
おこちゃまなところと、こういうよく頭の回るところとかが、実にうまく、かつコミカルに描写されてました。
「高2にもなってこんな問題もわからないの?これだからゆとり世代は・・・」
高校生が小学生に「これだからゆとり世代は」・・・なんていわれてましたし。容赦ねーなー。(^_^;
よく頭が回るがゆえに、子供扱いされたくない、っていうのがあるんでしょうけど、そういったところも含めて、雛子の「子供らしい」可愛いさが画面にあふれかえってたましたね。
デザイン的に「これで小学生?」・・・みたいなところもかなりあったんですが、演出とシナリオのおかげで、かなりその雰囲気は伝わってきてたと思います。
うっかり着替えをのぞいてしまたり、偶然押し倒してしまったり、勝手におフロに入ってしまったり、まずい手料理を作ってしまったりと、いろいろとイベントをこなしてくれましたけど、小学生なんだから、お風呂シーンはしっかり見せてくれてもいいと思うんですけどねえ。

日曜朝のCFなんか、幼女の乳首がしっかりと映ってるのやってますよ。逆に小学生ならいい、ってことにならないのかなぁ、ならないとは思いますが。(^_^;
完全に背景になってたいつもの面子でしたけど、背景になると、菜々香のイメージとしての暗さが引き立ちますね。
その中でも、大家さんとしての位置があったせいか、音声ドラッグ麻緒衣ちゃんの破壊力は、いつもほどではなかったですが、なかなか強烈に響いてました。
・・・なんか場面によっては、雛子より年下に見えてしまったりしましたが。(^_^;
やっぱり本作は、ここまで見ている限り、麻緒衣ちゃんと、雛子が突出していい感じ。
菜々香、前回の巫女舞で、ヒロインの地位に少し戻ったようでしたけど、また背景になってましたし。
前回というと、あのストーカーみたいなビデオを見つめてる人物はいったいどうなったんでしょうか、。
今後の伏線だろうとは思うのですが、けっこう嫌な幕切れでしたので、あまり伏線になってほしくないなぁ、という気も少ししているところだったり。
次回は、なんか幼年期の話をやるようで、2週続けての幼話になるもよう。
朱里の映像がめちゃくちゃ可愛いかったんですけど、期待していいのかなー。
朱里の当番回みたいでもありますので、楽しみにしています。
テーマ:Myself;yourself - ジャンル:アニメ・コミック