うわー、なんかすごいことになってますよ、電脳コイル。
コイルス社の発見した回路についての説明がひとくさりあり、電脳空間と人間との関係が語られた後展開する、イサコと猫目の戦い。すごすぎ。
ダイチじゃないけど、見ててちびりそうな展開でした。目が釘付けです。
12月から再放送があるみたいなので、細かいところはまたそこで補完するとして、とりあえず、わかったこと、つながったことなんかを記録しておきます。
・メガネの開発と、古い空間。
人の精神が電脳の影響を受けてどっかにいっちゃう、もしくは生死に関わることになる、っていうのは、比喩的、もしくは御伽噺的な設定かと思ってたら、ここにきて、微弱電波の応用と、脳波の探知、ということでつながってきました。
これがあるので、メガネをつけたまま〜→帰ってこられなくなる、という流れがあったんですね。
しかもこの技術が、原因はわからないけど応用とかコピーはできる、ということでブラックボックス化・・・なにげにすごいですな。
コイルス社からメガマスへ受けつがれる過程で、猫目とかの人材がポロポロこぼれおちてきた、ってことなんかなぁ。
・その猫目。
文脈から考えて、猫目の言う先生、っていうのは、デンスケに資料を隠したヤサコ祖父・・・でいいのかな。
そうすると、小此木家と猫目という人物が、もう少し広い関係でつながってきそうにも思えますし・・・・うーむ。
・イサコの兄、ノブヒコ。
現世的な意味で死んだ、というのは確定でいいんでしょうか。
あっちの世界に生きている、ということが、比喩、もしくは肉体消滅後の個人データとかだとして、死んでいるんだろう、とは思うのですが、実際に死そのものには対面していないので、イサコの中で「兄の死」というのがかなり抽象的なメージになってきているようにも見えます。
でも、イサコの叔母さんがイサコにとっていた態度からすると、やっぱりノブヒコの死は確定でいいんでしょうなぁ。
・ダイチ大活躍。
今回、ほとんど唯一と言っていい息のぬけるところでした。
つってもそれなりに緊迫感のある重要な場面でしたけどね。
前回排便中を呼び出されたかと思ったら、今回「しょんべんチビリそー」って言わされるし、しかも好きなフミエの前でだしで、カッコいいんだが、災難なんだかわかんない混沌さ。
なんかいいヤツ度が急上昇してますなぁ、ダイチ君。
・デンスケの鍵。
デンスケの首輪を解放したことで得られる情報、そして開かれる通路。
このあたり、まだまだ追加情報とか出てくるかな、なくても一応感覚的にはつながりますが。
・古い空間と新しい空間。
ここらへん説明の語りをそのまま聞いてただけでしたけど、公開できない資料があって、それを封印するべくあっちの世界へ隠す、という流れ。
つまり、現行電脳空間は、その古い空間を隠蔽するために作られた、っていうしかけ?
ずいぶん大掛かりですなぁ。
当初の予想、重層的に言語空間が組み立てられていって、その低級、高級が新旧の差になった、っていうのは、あえなくつぶれてしまいましたけど、こっちの方が空間の存在に意味が見出せそうなので、面白いし適切かな。
・イサコの「手で触れられるものだけを信じるんだ」
次回の予告とかとかつなげてみると、本作のテーマのようにも感じられるセリフでした。
「メガネで見られるものなんてまやかしだ」
「手で触れられるものだけを信じるんだ」
「サヨナラ」
・・・イサコの遺言のようにも聞こえましたが・・・。
・イサコの名セリフ。
上の「手で触れられるものだけを信じるんだ」とともに、今回イサコのセリフにぞくぞくくるのがいっぱいありましたっ。
その中の一つ、友達について。
「正直友達なんてわからない」
「いや、友達になれたのかどうかもわからない」
「でも、こんなに近くまで来てくれた他人はおまえが始めてだ。」
出遭った頃の、イサコのヤサコに対するとげとげしさ、しかもそれはかなりの時間保持されてましたし、イサコがこの事件の中を進んでいく行動原理であり、動力炉でもあった気の強さが、しっかりと刻印されていただけに、このセリフは感動的ですらありました。
昔は、こういうセリフは少年同士のセリフだったんですけどね。(笑)
・イサコの自爆、そして古い空間の消滅。
No Data・・・と表示された「イサコだったもの」
イサコを取り戻すのがラストのクライマックス・・・だと思うのですが、正直予想が立ちません。
この終局に来て、いい意味で次々と予想を裏切ってくれてますから、はたしてどうなりますか。
イサコをあっちの世界へ呼び込もうとしている勢力、あるいは、隠蔽された技術をほしがる勢力。
猫目の背後にまだなにかいそうではあるんですが、依然として見えてきません。猫目がラスボス、って感じではないようなんですが・・・。
メガマスとかコイルスとか企業の影が色濃く投影されているので、そういったおとなの思惑もあるのかも知れませんが・・・そうだすると、実に巧妙に話の中に隠されているんでしょうね。
いままで漠然とそういうものがあるかな、という気はしていましたけど、実際どのあたりがそれに該当するのか、ちょっと見えませんし。
ともかく、面白いです。
ドラマ線の面白さ、巧妙さ、仕掛けのすごさ、トリッキーなところ、どれをとっても一級の物語作品ですね。
さて、どういう展開にもっていってくれるのか、楽しみに待ちたいと思います。
予告も、かなり暗示的でした。














