うひゃー、すげー面白くなってまいりました。釘ーナ・トリニティ、良すぎ。
・・・しかし、ちわちわルイスを不具にしてしまったからなぁ、俗受けは良くないだろうなぁ、と予想されるのですが、一点の曇りもない邪悪な殺人者、暴力の暴走者、ステキすぎます。
前回、釘ーナだけは助かるかも、と書いてしまいましたけど、この展開ですと、釘ーナもフルボッコされそうですが、それまでの間、この釘ーナ・ガンダムのすばらしさに酔わせていただきたいと思います。(^_^)
「アハハハハ、もうたまらなーい」
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下半身のローアングルで、なめるような描写、胸だけでなく下半身までしっかりと肉づいた肢体、可愛い釘声なのに女体のフェロモンも充溢したすばらしいキャラになってました。
加えて、天然殺人狂なんですから、言うことないです。
軍事施設を手加減なしでボッコボコにしてしまっている冒頭のアバンでしたけど、この段階では、まだ破壊衝動に酔いしれる悪魔の少女、くらいだったんですが、民間人の結婚式を見て、あったまくんなー、と完全にやっかみで大量殺戮に入るところなんか、ステキすぎ。(^_^)
「死んじゃえばいいのよ」
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「てへっ☆スイッチ押し間違えちゃった」
釘ーナ・トリニティの魅力爆裂。
こういう展開が待ってたんなら、あの退屈なガンダム・バトルも我慢して見れるってもんです。
思うに、この釘ーナのセリフ、かなり黒田の本心に近いところなんかも垣間見えてて、そういう意味でもゾクゾクします。
一応一般向け作品なので、このあとトリニティがボッボコにされて、カタルシス効果を得る、みたいな位置づけになるんだと思いますが、たとえそういう主人公の思想や苦悩を浮かび上がらせるためだけのアテ馬だったとしても、今回の「無邪気な殺人者」としての釘ーナ・トリニティの魅力は減じるところはないと思います。
顔は可愛いし、カラダもエロいし、ルックス面では言うことありません。加えて、釘声で殺戮を楽しんでいて、頭の中は天然素材・・・存在それ自体が悪魔的ですし、キャラの魅力としては今のところ、完全に主役級。
ただ、今後の描写で追加されるのかも知れませんけど、衝動それ自体はけっこう安っぽいので、そこらへんに薄っぺらさも感じてしまうところです。
まぁ、無邪気な殺人者、ていうのにそれほどの始動動機みたいなものも必要はないんですけどね。
物語に組みこまる上での、もう少し強い悪意の理由、みたいなのはほしかったかなぁ、と少しばかり。
それにしても、釘ーナ「間違えちゃった」の後の浪川ミハエルのセリフ。
「ここんとこ連戦で疲れてるからなー」と明るく流してしまうのも、またまたステキなところで、救いようのない破壊者、っていうのがくっきりと浮かび上がってきました。
さぞかし惨めな死に方になるんだろうなぁ、という気はしますが・・・。(^_^;
それにしてもヨハンにー、グラハムなんかに苦戦しちゃいかんと思うんだけどなー。(笑)
つうことで、釘宮ガンダム・釘ーナ・トリニティの美しさ、邪悪さばかりがひきたった今回でしたけど、それ以外も簡単に回顧。(^_^;
まず、ようやく本筋にからんできたルイス嬢。

さすがに不具のシーンはちょっと問題があるかも知れないのでカットしますが、前回の予告で、「生きている」ところは映ってましたけど、それは「生きている」ことの方がつらい、そんな状況のためでした、ということで、予告こみのストーリィのつくりに感心したところです。
両親、親戚を殺され、今また自身の身も重症を負い、左手の手首を失う、という悲惨な結末でしたけど・・・セリフとしては触れられてなかったですけど、シーツの盛り上がり方から見ると、両足も飛ばされたんですかね?
だとしたら、今後の映像、どーすんだろ、といらん心配もしてしまいますが、むしろここで重要なのは沙慈くんの怒り、それを通して絹江がどうからんでくるか、ってことになるのかな。
まさか沙慈くんがガンダムに乗って、っていう頭の悪い展開にはならない、と思いたいですが・・・。
フラッグ隊の方からも重要な情報があがってきつつあるようですが、
「その道理、私の無理でこじ開ける!」
・・・いや、こんなところで、パロ入れなくてもいいですから。(笑)
フラッグス隊、今のところ、男シュラク隊の道、まっしぐらですなぁ。
絹江さんと接触した、生き残り兵さん、あっさりパージ。(笑)
こうなってくると、絹絵さんも心配ですなぁ。

作り手サイドの所属とか考えると、メディア関係者がひどいことになる、というのはなさそうではあるんですが・・・わかりませんねえ。(^_^;
ともかく、絹江さんの身辺も、あわただしくなってくるかも。
そして今回、久し振りに活躍してくれそうだった、王留美。
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今回、大貫作監で、みんなラインがきれいで肉感もセンスよく施されてたんですが、留美のマスクが私的には一番好きでした。
アレハンドロさんと対談してましたけど、「いーや、おら知らね、おらも始めて見るだよー」と返されてました。
この監視者グループもかなりクサイんですが、予告に、思わせぶりたっぷりに、アムロ声の秘書さんが映ってたので、これについては、もう少し進展してからかな。
なんかうわさでは、内通者が各陣営にガンダム情報をもらす、という展開らしいですが、はてさて。
テーマ:機動戦士ガンダムOO - ジャンル:アニメ・コミック
そして今回はグラハムさんが主役(マテ)
ただカテジナさんはまだ一般人と言いますか、市井のお嬢さまだった時期の描写がありましたので、そのギャップから来る強烈さ、そしてラストでの狂気の結末、という情景、そういったことから人間性の深さ、業の強さ、みたいなものを感じさせてくれましたけど、釘ーナの方はひたすら破壊的ですので、狂気としても人としても描写は単調に思えます。バドにしてもまだ深みがあったような。(^_^;
言われるように、カテジナが青春期の理想が走りすぎた女の子、釘ーナは子供の残虐さ、みたいな対比は感じますね。