いやぁ、魅せますなぁ、今回は。
第7話以来・・・かな、これくらいリキ入ってたのって。
後半はほとんどランカの劇場版ミンメイステージやのう、と思いながら見ていたらEDに「愛、おぼえていますか」がかかってひっくり返りました。
ただねぇ、リアルタイムで飯島真理を聞いていた世代としては・・・やっぱヘタやね、ランカの中の人。(笑)
つうか、いまさらながら飯島真理のすごさを再確認させてくれた、て方が正確かな。
まぁ、飯島真理も、セリフの方ははてしなく棒ではありましたが。(^_^;
もちろん、そういったことも含めて、計算の中には入っていたんだろうなぁ、と思わせてくれたのが、ラストの、予告で言うところの「第1世代マクロス艦」。
一部では「あれ、メガロード1か?」とかっていう推測も流れているようですが、ああいう仕掛け、たしかにむちゃくちゃうまいですね。
かつての栄光を残骸シルエットの形で示す、というのは、すでにダグラムの頃から手法としてはありましたけど、こうやって世代を重ねてきたシリーズだと、いっそう効果的に映ります。
使われた歌は、挿入歌として、「星間飛行」「アイモ~鳥の人」・・・ここまでが反乱戦闘の中に入っていったランカが歌っていたもの。
歌っているときに、ランカの口唇から牙がのぞくんですが・・・ああいうキャラって、80年代前半によくはやりましたなぁ。(笑)
ちなみに、泰西では、ああいう八重歯は吸血鬼を連想させるので、醜女ちゃんの要素でした。いまは日本のヲタ文化がかなり入ってるからそうでもないでしょうけど。
そしてアルトとのランデブーで「ねこ日記」。
この直後に計器異常がおこって荒野に不時着、そしてマクロス発見となって次回へ、という流れでした。
EDに「愛、おぼえていますか」
いい曲ですなぁ、懐旧の情によるところもかなりありますが。
ということで、今回は筋よりも、後半の初代型・懐旧作戦に、もうメロメロのクラクラでした、てのが一番でした。
ほんとは飯島真理で聞きたかったですが。(笑)
筋の方は、どん底シェリルが、ランカの歌を聴いてシーツをギュッと握りしめてるところがけっこうツボ。
ここからシェリルの「女」の戦いが始まるのでしょうか、ちょっとドキドキしますね。(^_^)
シューズに画鋲を入れたり、黒板に相合傘のラクガキをしたり、っていう低次元のいびりではなく、壮大なヤツを期待してます。あ、別にいびりでなくてもいいんですけど。(^_^;
あとは、ナナセと、ゼントラーディの副官さんかなぁ。
まず、ナナセ。
お弁当にしっかりランカの顔をデザインしてきたり、ランカが休日をもらって帰ってきたら、脊髄反射で抱きついたりと、ええキャラになってます。
顔がかなり「殺し屋ゲキガー」してましたけど、キャラ立てとしては、クランクランの次に好きです。
ゼントラーディの副官さん。
オゴタイ「あれは誰だ?」
副官「ご存じないのですか? 彼女こそ代役からチャンスをつかみ、スターの座を駆け上がっている・・・超時空シンデレラ、ランカちゃんです!」
吹きました。
これは、『ペルソナ』で、諒の電話相手だった時代の真田さんが、現代のアイドルの名前を次々と言い出していったのに匹敵する面白さ。
オゴタイが知らなかったわけですから、ゼントラーディにまで浸透していた、というのではなく、単純にこの副官が芸能マニアだった、ということなんでしょう。
冒頭、「わたしも気持ちの高ぶりがおさえられません」みたいなこと言っましたから、まぁ、そうなんてじょうなぁ。
それにしても、ゼントラーディの名前、隊長がオゴタイで、反乱リーダーがテムジンらしいので、今回はモンゴルネタですか?
ということで、見所満載の今回でした。(^_^)
第7話の次に第8話が来たみたいな、次に反動がこないことを願ってます。