放映前から、内々に「続きは劇場版になるらしい」と聞いてたので、どんなめちゃくちゃな投げっぷりになるんだろう、と、実はマイナスの方向で期待してたんですが、意外と言ってはアレですが、うまくまとめたようには見えましたね。
早口でパパーと、つじつま合わせたような感がなくもなかったですけど。(笑)
というわけで、最終回。
・アルトは生きてました。
まぁ、主人公だし、この展開では死なないだろう、とは思ってましたけど、その理由がわかりにくいというか、脆弱というか・・・。
・くじけそうになったシェリル、でも負けない!
ランカに勇気づけられたり、アルトを見て喜んだり。
しかしランカにびんたされたあたり、ギャグですか?・・・と思ってしまったのは内緒です。
なんか終わりの方で「私の彼はパイロット」歌ってましたね。(笑)
・ランカの変な衣装。
バスタオル巻いてるみたいでした。(^_^;
・レオン、駆け足でつかまる。(笑)
えーと、まぁ、そういうことです。
しかしキャシーの証言だけで、あんなにあっさり銃口をむけれられるなんてね。
マクロス世界でも、政治家は世襲するのかなぁ、とチラッと思ってしまいました。
・クラン可愛いよ、クラン。

この人が出てなかったら、たぶん切ってたと思います。(笑)
一番可愛いくて、一番健気で、一番人間味があって、一番ルックスが良くて・・・。
正直、ランカやシェリルなんかどうでもいいから、こっちの話を中心にやってくれ、と思ってました。
しかしなぁ、最終回も一応映りましたけど、出番、少なかったですね。(^_^;
・ナナセは最後まで寝たきり。
おきる兆候はありましたけどね。
しかし男とひっついてほしくないなぁ・・。
クランクランの次に好きだったキャラ。
・三角関係宣言、でもアルトは上の空。(笑)
ランカ「負けませんよ」
シェリル「受けてたつわ」
でもアルトは空を見ていたのでした。(笑)
まぁ、違う意味で面白かったですな。
こういうのをもう少しコミカルにやってくれてたら、とないものねだり。
こんなとこですか。
簡単に総括しておきますと、
・作画がダメすぎ。
いや、正確には、とっても良い回もあったんですが、4話程度。
半島作画のときだけじゃなく、国内作画のときでも妙に抜けてたのがかなりのマイナスでした。
平均すると、並の下、てあたりかな。
・それに対して、CGAはすこぶる優秀。
普通に「金かかってんなー」と思わせてくれるレベルでした。
もっとも、見せ方としては、ちょっとどうなの、それ?・・・みたいなところもありまして、技術では落ちる『Blassreiter』の方が、見せ方としては格段にうまかったと思います。
・なんといってもクランクラン。
クランクラン登場以後は、彼女しか興味がわきませんでした。
それだけにこのキャラの魅力は圧倒的。ナナセが事実上退場してしまってからは、彼女のためだけに視聴していた感じです。(笑)
・セールスの巧みさ。
なんかものすごく売れてるようなので、商売としては大成功だったんでしょう。そのこと自体は良かったです。
過去のマクロスシリーズには名曲が多いですからね。
カバーを変えてのCD化、というのは私は肯定的です。好き嫌いは別にして。
こんなところかな。
次回からこの枠『黒執事』だそうです。
『ロザ・バン2』とともに関西最速の1本だそうですが・・・あんまり嬉しくないなぁ。(笑)
いや、もちろん見ますけどね。(^_^;
マクロスFの大統領にしろ、どうして一番エラくて影響力のある
人が宇宙に住んだり、外宇宙から異星人を迎える事を前提に
しているのでしょうね?
(^_^;)
一方、偉い人は奥の方で前に出てこない、というのはアジア的ですね、官僚機構的、ともいえますが。
そのあたりはちょっと難しくて、時代によっては偉い人が前面に出て行く、という文化感もなくはないと思います。
本作でそこまで考えていたとは思えませんが。(^_^;
映画版はマクロス・フロンティア「グラフィティ」とか
野望のルーツ、チョロQマクロス(笑)や
マクロス・フロンティアメモリー(笑)ってタイトルになって、
サブタイトルが、
「2011年の夏休み」とか「The prince of darkness」
なんですよ♪
ミシェルは実は生きていて、
(最期も変更、実は致命傷じゃなかった!!)
死んだ人たちも実はみんな生きていたとか、
グレイスさん、は操られていただけで、改心して謎を
全部話してくれる進行役になって、
Vウィルスの治療法も簡単に見つかるという実に爽やかな
ストーリーになると思います♪
まぁ、サンライズって、こういうの多いですが(^_^;)
それならまだ続きはOVAで、の方がましです。
・・・あのね商法を肯定するわけではありませんが。
さすがに最近は『うる星』や『カリ城』のときみたいに高感度カメラやフラッシュ持ち込むバカはいませんが、画面に集中させてくれない客って、今でもタイミングが悪いと遭遇しますからね・・・。
>チョロQマクロス(笑)
これなら激しく見たいです。(笑)
歌謡剣豪伝マクロスロード、みたいになってたら、ちょっと嬉しいかも。
うざいです(^_^;)
>正直、ランカやシェリルなんかどうでもいいから
白石様は2人を異性にとって(都合の)いい女、と
書かれましたが…。
それは同意です!!
気が強いように見えて行動が想定内なとことか。
ランカがバジュラの子を抱えてフロンティアを出奔して…
「で?」と思う事が多いとか、
まさに、そうですしね。
私はシェリルとランカは、(昔の作家みたいに)
『女性を描くのが上手くない作家が作った古いヒロイン像』
と思っていました。
私にとってシェリルは『こち亀』レベルのヒロイン像です。
Fは同棲とか、やってることがハンパに古くさいのです、
だから『こち亀』レベル(^_^;)
あと…ランカは『ギャルゲーの記号の集合体』
に見えます。
『妹キャラ』
『アルトとシェリルのキスを見て倒れる』
『ライバル宣言』などなど
シナリオを書いてる人のいやらしい計算が徹底的に
詰め込まれたキャラだと思います。
>しかしランカにびんたされたあたり、ギャグですか?
ギャグじゃないんですか?(^_^;)
『馬鹿!!』ではなくて『ぱぁかァ-!!』になってますよね?
(^_^;)
ああ、女の子を悪く書くのはやっぱり嫌だなぁ

ですが、ここまで感情移入できない♀キャラは初めてです(^_^;)
某恋愛モノを除いて。
♀キャラには無償の愛を捧げるのが信念なので
今後こういう事がないのを祈ります。
幸いありませんでした。
白石様、ありがとうございました。四面楚歌状態なのに
この思いを書く事ができて。
長々と書いてしまいましたが…白石様の記憶が大丈夫な
ように書かせていただきました。
いつも、コメントに返事や付き合ってくださって
ありがとうございます。
白石様は気楽にしてるそうで少し安心(^_^;)
自分にとって益をもたらさない情報はカットしていく、というのも、現代の生き方ではないか、と思います。
マクロスは、ガンダム以上に、対象というか、訴えかける層が上のように感じますので、あまり自我を主張する女性、というのは向いてないのでしょう。
自立し、自分の意見をもっているように見えても、どこかで異性に頼りたい、守られたいと思っている、そういう女性像でないと、出しにくい。
これって男性側の優越感を刺激してくれますよね、しかも女性にも、社会的に自立して生きているんだよ、というように見せかけることができる。
両者合意の上なら、それはそれでいいんでしょうけど、なんかいかにも嘘くさいんですよね。
ゲームとか萌えキャラとか、割り切っている分にはさほど気にならないんですが、「男というのは」とか「女ってのは」というふうに、大上段に語られてしまうと、それはちょっとなぁ・・・、と思ってしまったりするんですよね。(^_^;
女性が描けない、とは思いたくないのですが、一面しか見たがらない、みたいな感じは強くします。
保守的な恋人像、というのは描けても、孤独、狂気、百合、は、未来永劫理解できないんだろう、と思います。
私は異性の恋人像なんかよりも、こういったモティーフの方が好きなんで、ことさら脱力感があったりしたのです。