ああ、リディア、可愛いなぁ、もうたまりません。
今回、いろいろと不安になったり、怯えたり、すねたり、頬を染めたりといろいろな表情を見せてくれてましたけど、特に不安気なところとかが、ものすごく良かったです。
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特に、盗み聞きをしていたところをレイヴンに見つかってつめよられるところ、すばらしかったですな。
あの怯え顔は、ちょっとそそられるといいますか、なんかこうドキドキくるものがございました。(^_^)

話のスタイルは、リディア側から見ると「巻き込まれ型」の亜流ともとれなくもないのですが、リディア自身に特殊な能力があって、それが最初から物語の柱として認識されていること、彼女自身の自由度がけっこうあることなどから、特異なファンタジー世界をかもし出していてくれるのに、それほどの強引さがないのもいいですね。
今回の妖精さんは、前半のブラウニー、後半の・・・黒妖犬?
リディアという見える人と、エドガー(および一般人)という見えない人との対比を入れているので、このあたりも無理なく物語りとして楽しめます。
それだけに、ハスクリー一派とのアクション活劇とかは、ちょっといらんかな、という気がしなくもないですが。(^_^;
見えない人の視点がしっかり入っているので、「見えないものがそこにいる」という感覚もよく伝わってきます。
エドガーとレイヴンの擬似契約関係みたいなのも、いい感じ。
異能の者をその心で支配下におく、というのはファンタジーものの醍醐味の一つですからね。
もっとも、レイヴンにはかなりひかれるところはあるものの、エドガーにはそれほど・・・だったりしますが。(^_^;
公式サイトには、既にレイヴンの姉・アーミンが載ってまして、この姿もなかなかよろしいですな、男装・黒髪短髪の乙女。
登場が待たれるところです。
エドガーくん、カールトン教授に「娘さんをボクにください」。
いかんなぁ、こういうことを言われて動揺するリディアを見ているのが、すごく楽しいです。
「本当の嘘と、そうでない嘘があるだけ」というエドガー側の事情にもそのうち入っていってくれるんでしょうけど、現時点では、リディアの表情とレイヴン姉弟の方に興味があります。
ともかく、怯えるリディアはものすごく可愛いので、次回もこういったピンチにあってほしいなぁ、とよこしまな感想を抱いてしまうのでありました。(^_^;