キャラ作画がだいぶ第1期の線に近くなって、ちょっと安心しました。
それにしても回ごとにムラがありますね、この第2期。
話の焦点が貧乏姫にあたってきて、見ていて嬉しかったです。
第2期はいまのところ、貧乏姫視点かな。
その姫さま、祖国へ帰ると宣言、その後、刹那を誘ってました。
いまのところただ鬱陶しいだけの「ですぅ」女に「恋人なんですか?」と聞かれて「違います」と同時に声を発して否定していたあたり、まことにほほえましいものがあって、ちょっと悦痴な気分になってしまったのでありました。
姫さまは刹那が否定していたことをどういう感情で聞いていたんでしょうなぁ。
今のところ、一番成熟した「女」を感じるキャラです。
さらにシーリンとも再会。
なにげに、「運命に翻弄される薄幸の姫君」を地で行ってる感じなのがナイスです。
昭和40年代の少女マンガ、別マとか別フレとかでよくあった題材で、妙に懐かしかったところ。
で、この2人なんですが、シーリンて、一人で姫を思っているときの表情の柔らかさと、面と向かった時の事務的な顔とが区別されてる感じで、なかなか良いですな。
対する姫さまは、恋情対象が刹那にシーリンと両方無意識下で進行しているみたいなところもあり、シーリンとは恋の作法がかなり違っている、そんなところもそそられますな。(^_^)
でも、どちらも一人悦痴は激しそうです。(笑)
その他、適当にピックアップ。
・スメラギさんの復帰。
ちょっとキツくなった制服に頬を染ながらもしっかり着込んで「女」をアピールしてましたけど、30すぎてよーやるなぁ、とか言ってはいけないんでしようね、たぶん。(笑)
・ビリー・カタギリ。
今回のヤンデレキャラ?・・・デレてはいませんか。(^_^;
しかし第1期のキャラの薄さが禍してか、いまのところ、スメラギへの復讐心というか、逆恨みというかは、どうも軽く感じますな。
・ミスター・ブシドー。
指揮官がこう呼んでた、ということは本人は名乗っただけではなく認知させていた、ということですな。
この組織もあんまり賢くねーなー。(笑)
・アレルヤとマリー。
冒頭いきなり今回最大の萌へシーンでした。

これがソーマだとすると、第1期のソーマは劣化してたんだなぁ、と思ったり思わなかったり。
・海中戦。
戦術というより、状況分析が光った戦いで、前半がリント少佐のCB分析、後半がスメラギさんの敵戦法の分析が上回った描写で、こういう風に見せてくれると面白いですね。
ただでっかい砲撃兵器が力まかせに根性攻撃して粉砕する、ていうのは時代遅れもいいところなので、あの見せ方は良かったと思います。
・マメキンとリント。
マネキンのいやみがなかなか快感でしたね。(^_^)
・ロックオンとフェルト。
「いつまでも比べられたらかなわんぜ」とか言ってましたけど、それって単にベーゼの言い訳なんじゃないの?
こういう嬉しい言い訳は大歓迎ですので、今度は押し倒していただきたいものです。(笑)
ということで、作画がかなりセンスのあるやわらかさを取り戻してくれて、今回は大いに満足です。
次回も予告を見る限り良さそうですし、これなら腰をすえて楽しめそう。
当分は貧乏姫のステージみたいですし、そういった意味でも期待しています。(^_^)
テーマ:機動戦士ガンダムOO - ジャンル:アニメ・コミック