脚本:三重野瞳、ということで、とりあえず見ました。(笑)
犬を溺愛するこのみおいという女の空気の読めなさっぷりがなかなか秀逸。
全体のドラマとしては、いつも同様、後味の悪いものでしたけど、この主婦とか、おばはんとかの描写はけっこう面白かったです。
最後、はめられて屋上から落ちて、奇跡的に助かるんですが、そのときに地獄人形の赤い糸が「偶然」みたいに解けたり、そんな目にあっても「病院に犬を連れてこられない」と愚痴ってたり、ダメ女っぷりを発揮。
今回の地獄コンテは、脚本家の趣向もあったのか、ロボットアニメ風。
冒頭の提供絵の段階で変なのが映ってたので、たぶん地獄コントなんだろうなぁ、とは思ってましたが、こんなことをしてくれるとは。
やっぱりこの地獄コントだけは、毎回、本編をとばしてでも見る価値がありますな。
それだけになかったときは、視聴意欲どころか、視聴そのものを打ち切りたくなりますが。(^_^;
しかも乗ってるロボットが、半島のパクリ玩具みたいな薄手の安っぽいつくりで、昭和50年代のサーカス団がロボットチームだったり、ロボットが騎馬戦をやって戦ったり、毎回武器の射出口が変わってる空爆ロボだったり、というテイストが充満してました。(笑)
それにしても三重野さんかぁ、脚本もうまくこなしてくれますね。
どうしてもファーストインプレッションというか、『リューナイト』のOPやEDを歌ってた頃のイメージがあるんですが、こっち方面でも才能発揮で、隔世の感がありますな。
ということで、地獄コントが面白かったときだけ、感想を残していきます。