吸血鬼側の事情がどんどん個別に進展していき、同時に優姫の側の事情も、まるではがれおちるように判明。
しかし、「ほんとの兄妹だったら」みたいなことを枢がい言ってましたので、兄妹というのがどういう意味を持っているのか、まだまだ予断を許しません。
そもそも人の言う「兄妹」がどの程度あてはまるか、ですしね。
支葵千里がオッドアイになって、様子がすっかり違っていたこと、それがかつてのまり亜のように禍の種として持ち込まれつつある展開でしたけど、このラストの兄妹云々の方が格段に良かったですな。
とりあえず綺麗どころは活躍してくれそうな雰囲気になってきましたので、そこから回顧。
まず、異常に気づいた莉磨ちんと、

寝込みを襲われる瑠佳ちんのポイントは高かったです。(^_^)
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支葵くんてば、莉磨と一緒のことが多かったので、反応しあうなら莉磨と、だったんでしょうけど、中に入ってしまった別人格は、瑠佳みたいなアダルトでバインバインなのが好きでした、ってことなんかな。
いや、好きとかっていう単純な思惑じゃなくて、対・枢、という思惑の方が強かったんだろうとは思いますが・・・。
とめに入った一条が、李土よりもランクが下、ということもはっきりわかりましたし、玖蘭姓でしたので、純血種としての高位さ、ということなんでしょう、たぶん。
それにしても、瑠佳ちん、ここに来て、やっと美女キャラっぽくなってきました。
第1期では、なんでこれが学園一の美女設定なの?・・・と思えるくらいの背景っぷりでしたので。(^_^;
一応自由に動けるみたいな莉磨が、支葵の身を案じて動き回ってくれると嬉しいのですが、はてさてどうなりますか。
そしてその頃、零と騎上位を楽しんでいた優姫。(違)

発作がでてきた感じでしたけど、こっちも相当にエロかったですな。(^_^)
そしてメインイベント、枢との血の交換。
移血術、というのは、18~19世紀のドイツ吸血鬼小説や、魔術小説なんかによくでてくる手法で、翻訳がほとんどないが残念ですが、単に他人を結びつけるものから、運命を共有してしまうものだったり、血族になったり、血盟結社になったりと、いろいろと面白いモティーフがあります。
アルニムの『王冠守護者』なんか、その代表なんですが・・・これも和訳はされてませんな。ワタクシはレクラムで読みましたが。
ともかくそれゆえ、この吸血シーンは移血術みたいで、面白かったです。
しかも絵が、まるで性的に結合していくかのような暗示シーンで、そういう目で見ても楽しめる、というすばらしさでした。
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ここで目撃していた零に「妹だ」と宣言したところで終わりましたので、次からどうなるか、けっこうワクワクです。
先行地域はもう済んでますが、一応地元の時間軸にそって鑑賞していく予定ですので。(^_^)