キッズ組。大きく話が動きました。

拓巳の妄想、連動する事件、剣が見える人見えない人・・・いろいろと種明かしの段階に入ってきたみたいで、少し残念。(^_^;
物語をまとめる以上、こういう風にSF方向にもっていくか、オカルトにするか、狂気心理にするか、いずれにせよ、ある動機づけ、理由説明は必須なので仕方ないんですが、今までの五里霧中っぷり、現実と妄想の境目が混沌としていたこと、あたりの描写があまりに見事で、しかもそういった客観性の曖昧さがありながらも、筋の振進行自体はすこぶるわかりやすい、という演出の妙もあって、この不鮮明なドラマが不鮮明で曖昧であるがゆえに面白い、といった側面が、少し現実よりに引き戻されてしまった感があったからです。
とはいっても、梢があんな風にアクティブに物語にからんできてたり、それまで登場はしていたけど、かなり外枠に近かったセナとともに拓巳とパーティになったりと、キャラの見せ方のうまさもあって、面白くなくなったとかってことはまったくなかったんですけどね。
あえていうと、まったく違う局面、相を見せてくれた、という感じ。
ただどちらかというと、第6話までの、曖昧模糊とした、不確かな闇の中を進んで行くような、擬似的狂気幻想の方が好きでした、ということくらい。
ということで、簡単にまとめていくと、群集心理を自在に操って、政治をコントロールし、巨富を得ようと目論むNOZOMIという経済団体がいること。
そこで開発されたノアツーという技術が、ある条件内で、不特定多数の5感に対して働きかけることを可能にしているということ。
それに気づいたのが、セナ。
ディソードというのは、そのコントロールを打ち破るなにかで、そのディソードが見える人、操れる人が「ギガロマニアックス」という存在であること。
セナや梢と同様、拓巳もギガロマニアックスであるということ。
という展開で、ここにNOZOMI対ギガロマニアックスという対立概念が生まれました。
こちらの局面でもそこそこ面白そうなんですが、いままでの拓巳のヘタレっぷり、腑抜けっぷりがけっこう強烈でしたので、対立局面が急に現れると、やや違和感もないではないかな。(^_^;
もっとも作画はいつも同様たいへんきれいで、しかもワタクシのモロ好みですので、急展開とは関係なく、回顧しておきます。(^_^)
今回、外枠扱いだった2人。妹・七海と梨深。
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七海もかなり事件にまきこまれそうな側面があるので、ちょびっと期待。
現時点では、完全に外枠ですが・・。
一方の梨深たんは、これからどんどんかかわってくるみたいですね。
中の人のインタヴュー記事があったので読ませてもらったんですが、一応全体としては梨深がヒロイン格らしいです。
たぶん彼女もギガロマニアックスなんでしよう。
花壇に眠るあやせ。

投身自殺の下りがいかにも唐突だったんですが・・・・主観と客観の境界がボケてるので、これでも十分ではありましたが。
花壇は拓巳が出したもので、これがクッションになって・・・たぶん実際には無理っぽいですけど。(^_^;
それにしても、黒板でからかわれて針のむしろ状態でしたのに、意外と拓巳くん、打たれ強いですね、現実感がないから、ということなんかも知れませんけど。
それを見ていたセナとの今回最初の接触。
この時点では全然心許せる相手ではない、という感じでしたが・・・・。

貴重な黒髪美少女なんですが、現時点では梨深・七海・梢のちょー可愛いトリオの方が際立ってますね。
まぁ、こういうシリアス派の代表なんでしょう、あやせとともに。
その教室で、チンピラに襲われた時に助けてくれた少女の前で聞こえる「こずぴー」の声。

こずえが直接脳内に語りかけてきていたことが判明。
そして、セナとも仲間でした、仲間と居ると、全然違うキャラクターになってしまいます、という梢。
明るく前向き、ちょっと頭は弱いけど、むちゃくちゃ可愛い、という、典型的な後輩美少女タイプですが・・・・一応同級生です。(^_^;

美少女2人のツーショット。(^_^)
今回はこの梢ちゃんがひたすら可愛いかったので、特に気に入ったあたりを回顧しておきます。
とにかくくるくる変わる表情が良いですね。
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そしてディソードを出して大奮戦なんですが、ここもなかなかキュート。
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小さな女の子が、おっきな武器を振り回す魅力、みたいなのがうまく体現されているからなんでしょう、とにかく可愛い戦闘スタイルでした。(^_^)
そしてNOZOMIの端末部隊を蹴散らした後は、仲良く記念撮影、だったんですが、このあたりの街の美術、ディテールがなかなか秀逸。
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星来タンのプリクラで、パシャッ。
ギガロマニアックス結成記念。

こずぴー、ええのう。(^_^)
辻あゆみさんの長所も、いかんなくでてますし、すばらしいキャラ絵でした。
こと作画に関しては、今期1、2を争う好きなタイプの絵なんで、その点に関しては、まったく問題なかったです。
次回・・・あやせが合流するのかな、とにかく楽しみにしています。
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